JPH0314411Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0314411Y2
JPH0314411Y2 JP17183084U JP17183084U JPH0314411Y2 JP H0314411 Y2 JPH0314411 Y2 JP H0314411Y2 JP 17183084 U JP17183084 U JP 17183084U JP 17183084 U JP17183084 U JP 17183084U JP H0314411 Y2 JPH0314411 Y2 JP H0314411Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
oil
control valve
hydraulic
case
hydraulic control
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP17183084U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6185521U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP17183084U priority Critical patent/JPH0314411Y2/ja
Publication of JPS6185521U publication Critical patent/JPS6185521U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0314411Y2 publication Critical patent/JPH0314411Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 (イ) 産業上の利用分野 本考案は、小型の農用トラクターにおける作業
機昇降用油圧コントロールバルブと、ドレーン油
の冷却装置に関するものである。
(ロ) 従来技術 従来から油圧装置の作動油の冷却装置として作
動油タンクをボンネツト内のラジエーター冷却風
通路に配置する技術は実開昭56−11177号の如く
公知であつたのである。
本考案は作動油の油温上昇を抑える為に、一時
的にドレーン油を溜めるオイルケースを設けて、
これをラジエーター冷却用の通路に配置したもの
である。
(ハ) 考案が解決しようとする問題点 本考案の目的は、油圧装置において作動油を繰
り返し用いると、作動油の高温化が進むので、こ
れを防ぐ為に作動油として循環中のドレーン油を
一時的にオイルケースに貯留して、ラジエーター
冷却風にて冷却するものである。
(ニ) 問題を解決するための手段 本考案の目的は以上の如くであり、該目的を達
成する為の構成を説明すると。
作業機用油圧シリンダー17の圧油を油圧コン
トロールバルブ3により切換制御する構成におい
て、該油圧コントロールバルブ3をドレーン油の
油溜まりを構成するオイルケース1の内部にバル
ブケース2を露出して一体的に構成し、該油圧コ
ントロールバルブとオイルケースの一体化された
ものAを、ダツシユボード12に配置したステア
リングハンドルの近傍下方で、ラジエーター7の
吸引口近辺に配置したものである。
(ホ) 実施例と作用 本考案の目的・構成は以上の如くであり、添付
の図面に示した実施例の構成と併せて考案の作用
を説明すると。
第1図は農用トラクターのボンネツト後部と作
業機昇降装置の側面図、第2図は同じく油圧装置
の構成を示す図面、第3図は第2図の平面図、第
4図は同じく前側図、第5図は油圧コントロール
バルブとオイルケースの後面断面図である。
第1図において27はボンネツトであり、該ボ
ンネツト27の最後部を示している。
従来の農用トラクターにおいては、ラジエータ
ー7はエンジンの前方でボンネツトの最前端に配
置しているものが多いが、本考案のラジエーター
7は、ボンネツト27の後端でエンジンの後部に
配置されている。そしてエンジンにて駆動される
ラジエーターフアン8がダツシユボード12の後
方の網目板から冷却風を吸引し、ラジエーター7
を通過させて、エンジン方向へ吹きつけるのであ
る。
9はラジエーターブラケツトであり、該ラジエ
ーターブラケツト9の下部に、本考案の要部であ
る油圧コントロールバルブとオイルケースの一体
化されたものAが配置されている。
ラジエーターブラケツト9の上部には後方へ突
面が設けられ、該部分に作業機昇降レバー10の
枢支体11が固設されている。作業機昇降レバー
10は、ダツシユボード12より上方へ突出され
ている。
作業機昇降レバー10の回動はアーム13、リ
ンク14、アーム4を介してロータリーバルブに
て構成された油圧コントロールバルブ3を回動す
る。
第5図において、油圧コントロールバルブ3は
バルブケース2内に嵌入され、蓋体5に枢支され
ている。そして該バルブケース2とリリーフバル
ブ6を覆う如くに、本考案の要部であるオイルケ
ース1が嵌装されている。そしてオイルケース1
内に、リリーフバルブ6から噴出したドレーン油
は、この中でラジエーター7の冷却風にて冷却さ
れた後に、パイピング29にてミツシヨンケース
34へ戻るのである。
又、第2図、第3図、第4図において、ミツシ
ヨンケース34のオイルフイルタ31から吸引さ
れた作動油は弾性継手35よりパイピング30を
介して、油圧ポンプ32に吸引され、圧油化され
た後にパイピング16を介して油圧コントロール
バルブ3を構成する蓋体5に入る。そしてバルブ
ケース2及び油圧コントロールバルブ3にて制御
され、パイピング15から油圧シリンダー17へ
送油されるのである。
油圧シリンダー17のピストン17aの伸縮に
より、第1図のアーム20とリンク19が作動さ
れリンク19は、リフトアーム18を回動され農
用トラクターの後面に装着された作業機の上下昇
降回動を行う。又アーム20よりリンク21、ア
ーム24を介してミツドリフトアーム23を回動
し、ロータリーモア等のミツドマウントモア等の
作業機の下限位置を設定するハンドルである。2
5はステツプ、26はメインフレームである。
(ヘ) 考案の効果 本考案は以上の如く構成したので次のような効
果を有するものである。
第1に、油圧装置の作動油は繰り返し使用され
ている間に油温の著しい上昇が見られるが、油圧
コントロールバルブとオイルケースの一体化され
たものAを設け、独立したオイルケース1により
作動油を特別に冷却することにより、作動油の冷
却効果を上げることができたのである。
第2に、ラジエーター7の冷却風の吸引口周辺
に油圧コントロールバルブとオイルケースの一体
化されたものAを配置することにより、ラジエー
ター7の冷却風を利用して冷却効果を上げること
が出来るのである。
第3に、ダツシユボードの近辺に油圧コントロ
ールバルブを設けることにより、ステアリングハ
ンドルの近辺に設けた作業機昇降レバーとの連結
が容易となつたものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は農用トラクターのボンネツト後部と作
業機昇降装置の側面図、第2図は同じく油圧装置
の構成を示す図面、第3図は第2図の平面図、第
4図は同じく前面図、第5図は油圧コントロール
バルブとオイルケースの後面断面図である。 1……オイルケース、2……バルブケース、3
……油圧コントロールバルブ、7……ラジエータ
ー、A……油圧コントロールバルブとオイルケー
スの一体化されたもの。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 作業機用油圧シリンダー17の圧油を油圧コン
    トロールバルブ3により切換制御する構成におい
    て、該油圧コントロールバルブ3をドレーン油の
    油溜まりを構成するオイルケース1の内部にバル
    ブケース2を露出して一体的に構成し、該油圧コ
    ントロールバルブとオイルケースの一体化された
    ものAを、ダツシユボード12に配置したステア
    リングハンドルの近傍下方で、ラジエーター7の
    吸引口近辺に配置したことを特徴とする農用トラ
    クターの油圧コントロールバルブ。
JP17183084U 1984-11-12 1984-11-12 Expired JPH0314411Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17183084U JPH0314411Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17183084U JPH0314411Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6185521U JPS6185521U (ja) 1986-06-05
JPH0314411Y2 true JPH0314411Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30729509

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17183084U Expired JPH0314411Y2 (ja) 1984-11-12 1984-11-12

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0314411Y2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304691A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kubota Corp トラクタにおける付設作業装置操作構造
US8205701B2 (en) 2005-04-28 2012-06-26 Kubota Corporation Operating system for tractor

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3146123B2 (ja) * 1995-03-30 2001-03-12 三菱農機株式会社 走行作業機の油圧装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006304691A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Kubota Corp トラクタにおける付設作業装置操作構造
JP4658672B2 (ja) * 2005-04-28 2011-03-23 株式会社クボタ トラクタにおける付設作業装置操作構造
US8205701B2 (en) 2005-04-28 2012-06-26 Kubota Corporation Operating system for tractor

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6185521U (ja) 1986-06-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0314411Y2 (ja)
US6182771B1 (en) Tractor
JPS6221468Y2 (ja)
JPS6231332Y2 (ja)
JPS626911Y2 (ja)
JPS5912406Y2 (ja) トラクタの油圧シリンダ構造
JPH0646246Y2 (ja) 農用トラクタにおける油圧取出装置
JPS62980Y2 (ja)
JPS6322811Y2 (ja)
JPS5828482Y2 (ja) トラクタ−
JPS5834966Y2 (ja) 乗用農機における液圧シリンダケ−スの構造
JP3508246B2 (ja) 液体タンク取付装置
JPS5830402Y2 (ja) トラクタのリフトア−ム
JPH0415586Y2 (ja)
JPH022162Y2 (ja)
JPS5932244Y2 (ja) 作業機の上昇速度制御装置
JPH0243811Y2 (ja)
JPH0441781Y2 (ja)
JPS6322809Y2 (ja)
JPH024Y2 (ja)
JPH0619653Y2 (ja) トラクタの油圧取出ブロック
JPH03132429A (ja) 前部作業機装着車両
JPH0543608Y2 (ja)
JPS6235339Y2 (ja)
JPS6238823Y2 (ja)