JPS5834966Y2 - 乗用農機における液圧シリンダケ−スの構造 - Google Patents
乗用農機における液圧シリンダケ−スの構造Info
- Publication number
- JPS5834966Y2 JPS5834966Y2 JP1977172914U JP17291477U JPS5834966Y2 JP S5834966 Y2 JPS5834966 Y2 JP S5834966Y2 JP 1977172914 U JP1977172914 U JP 1977172914U JP 17291477 U JP17291477 U JP 17291477U JP S5834966 Y2 JPS5834966 Y2 JP S5834966Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- hydraulic cylinder
- cylinder case
- hydraulic
- case
- control valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
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- Lifting Devices For Agricultural Implements (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案はトラクターの如き乗用農機における作業機昇
降のための液圧制御部に装着されている液圧シリンダの
ケース構造に関するものである。
降のための液圧制御部に装着されている液圧シリンダの
ケース構造に関するものである。
従来のこの種の液圧シリンダケースは液圧シリンダの上
部をこのケース上面から上方に突出せしめ、又、液圧シ
リンダへの圧力液を制御するための液圧コントロールバ
ルブなどを液圧シリンダの上記突出部分の側方に並列状
に設けた構造が知られている。
部をこのケース上面から上方に突出せしめ、又、液圧シ
リンダへの圧力液を制御するための液圧コントロールバ
ルブなどを液圧シリンダの上記突出部分の側方に並列状
に設けた構造が知られている。
しかしこの構造では、この突出部分と液圧コントロール
バルブの直上に設けられる運転座席の高さは、これらの
突出部分と液圧コントロールバルブの高さ分だけ、液圧
シリンダケースの上面からさらに高い位置となってしま
うため、体格の小さい運転操作員にとって、操作ペダル
や操作レバーなどが運転座席からさらに離れ過ぎてしま
うことになって操作し難いと云う問題がある。
バルブの直上に設けられる運転座席の高さは、これらの
突出部分と液圧コントロールバルブの高さ分だけ、液圧
シリンダケースの上面からさらに高い位置となってしま
うため、体格の小さい運転操作員にとって、操作ペダル
や操作レバーなどが運転座席からさらに離れ過ぎてしま
うことになって操作し難いと云う問題がある。
そこでこの考案は、液圧シリンダケースの前位側上面に
凹部を設けることにより、この凹部に液圧制御弁ユニッ
トを収納してこのシリンダケースの直上に装着されてい
る運転座席の高さを低く保つことにより、ミッションケ
ースからこの運転座席が離れ過ぎないように維持して、
各種の操作・・ンドル或いは足踏式のペダルの操作性を
向上せしめんとするものである。
凹部を設けることにより、この凹部に液圧制御弁ユニッ
トを収納してこのシリンダケースの直上に装着されてい
る運転座席の高さを低く保つことにより、ミッションケ
ースからこの運転座席が離れ過ぎないように維持して、
各種の操作・・ンドル或いは足踏式のペダルの操作性を
向上せしめんとするものである。
次に、この考案の構成を図示の１実施例にもとづいて説
明すれば、乗用農機の後部に連結される作業機を昇降さ
せるための液圧制御機構１は後部ミッションケース２の
上部に装着されており、作業機を吊架するリフトロッド
３は、後部ミッションケース２の上面に取付けた液圧シ
リンダケース４に軸支するリフトシャフト５に、その基
部を取付けたリフトアーム６の先端に枢着され、又、リ
フトシャフト５を回動させるための液圧シリンダ７は、
この乗用農機の機体の前後方向に沿いなから液圧シリン
ダケース４内に傾斜せしめてその大半部が収納されてい
て、上部７ａがわづかに液圧シリンダケース４の前部上
面から突出するように形成されている。
明すれば、乗用農機の後部に連結される作業機を昇降さ
せるための液圧制御機構１は後部ミッションケース２の
上部に装着されており、作業機を吊架するリフトロッド
３は、後部ミッションケース２の上面に取付けた液圧シ
リンダケース４に軸支するリフトシャフト５に、その基
部を取付けたリフトアーム６の先端に枢着され、又、リ
フトシャフト５を回動させるための液圧シリンダ７は、
この乗用農機の機体の前後方向に沿いなから液圧シリン
ダケース４内に傾斜せしめてその大半部が収納されてい
て、上部７ａがわづかに液圧シリンダケース４の前部上
面から突出するように形成されている。
そして液圧シリンダケース４の直上には運転座席８が取
付けられているが、との液圧シリンダケース４内には、
液圧シリンダＴの液圧ピストン９と、との液圧シリンダ
７に圧力液を給排するコントロールパルプ１０とを連動
せしめる各種の作動リンク群１１も内装されている。
付けられているが、との液圧シリンダケース４内には、
液圧シリンダＴの液圧ピストン９と、との液圧シリンダ
７に圧力液を給排するコントロールパルプ１０とを連動
せしめる各種の作動リンク群１１も内装されている。
そこで、運転座席８の下方におけるこの液圧シリンダケ
ース４の平な上面４ａは液圧シリンダ７に隣接する前位
側を凹設して凹部４ｂを設け、コントロールバルブ１０
に供給する圧力液の圧力或いは流量を調節するための圧
力調節弁及び流量調節弁からなる液圧制御弁ユニット１
２を、この凹部４ｂ内に取付けることにより液圧制御弁
ユニット１２及び液圧シリンダ７の上部７ａは並びに液
圧シリンダケース４の凹設されない後位側の夫々の上面
が大略同一高さとなるように構成する。
ース４の平な上面４ａは液圧シリンダ７に隣接する前位
側を凹設して凹部４ｂを設け、コントロールバルブ１０
に供給する圧力液の圧力或いは流量を調節するための圧
力調節弁及び流量調節弁からなる液圧制御弁ユニット１
２を、この凹部４ｂ内に取付けることにより液圧制御弁
ユニット１２及び液圧シリンダ７の上部７ａは並びに液
圧シリンダケース４の凹設されない後位側の夫々の上面
が大略同一高さとなるように構成する。
この考案に係る液圧シリンダケースは、上述のように液
圧シリンダ７を傾斜せしめて、液圧シリンダケース４内
に大半部を収納し、液圧シリンダ７の上部をわずかに液
圧シリンダケース４の前部に突出せしめ、液圧シリンダ
ケース４の上面に設けた凹部４ｂ内に液圧制御弁ユニッ
ト１２を収納して、この液圧制御弁ユニット１２及び、
隣接する液圧シリンダＩ並びに液圧シリンダケース４の
凹設されない後位側の夫々の上面が大略同一高さとなる
ように構成しているので、液圧制御弁ユニット１２及び
液圧シリンダ７に接近して液圧シリンダケース４の上方
に装着する運転座席８は液圧シリンダケース４の上面か
られづかに高く位置するでいとであって、後部□ツショ
ンケース２の上面からもこの運転座席８は離れ過ぎるこ
とが無（、従って、後部□ツションケース２上に立設さ
れている各種の操作ハンドル或いは後部ミッションケー
ス２の外側方に設けられている、足踏式ペダルなどから
も運転座席８は離れ過ぎること無く、適宜な間隔を保つ
ことができる。
圧シリンダ７を傾斜せしめて、液圧シリンダケース４内
に大半部を収納し、液圧シリンダ７の上部をわずかに液
圧シリンダケース４の前部に突出せしめ、液圧シリンダ
ケース４の上面に設けた凹部４ｂ内に液圧制御弁ユニッ
ト１２を収納して、この液圧制御弁ユニット１２及び、
隣接する液圧シリンダＩ並びに液圧シリンダケース４の
凹設されない後位側の夫々の上面が大略同一高さとなる
ように構成しているので、液圧制御弁ユニット１２及び
液圧シリンダ７に接近して液圧シリンダケース４の上方
に装着する運転座席８は液圧シリンダケース４の上面か
られづかに高く位置するでいとであって、後部□ツショ
ンケース２の上面からもこの運転座席８は離れ過ぎるこ
とが無（、従って、後部□ツションケース２上に立設さ
れている各種の操作ハンドル或いは後部ミッションケー
ス２の外側方に設けられている、足踏式ペダルなどから
も運転座席８は離れ過ぎること無く、適宜な間隔を保つ
ことができる。
したがって、これらの操作レバーなどを操作し易い高さ
に設置できるこの考案は、体格の大小異なる運転操作員
にとってもその操作性能を充分に向上し得る実用的に優
れた効果を発揮するものである。
に設置できるこの考案は、体格の大小異なる運転操作員
にとってもその操作性能を充分に向上し得る実用的に優
れた効果を発揮するものである。
第１図はこの考案を適用した乗用農機の要部縦断側面図
、第２図は第１図におけるＡ矢視図である。 符号説明、１・・・液圧制御機構、２・・・後部ミッシ
ョンケース、３・・・リフトアーム、４・・・液圧シリ
ンダケース、４ａ・・・上面、４ｂ・・・凹部、５・・
・リフトシャフト、６・・・リフトアーム、Ｔ・・・液
圧シリンダ、γａ・・・上部、８・・・運転座席、９・
・・液圧ピストン、１０・・・コントロールバルブ、１
１・・・作動１７７２群、１２・・・液圧制御弁ユニッ
ト。
、第２図は第１図におけるＡ矢視図である。 符号説明、１・・・液圧制御機構、２・・・後部ミッシ
ョンケース、３・・・リフトアーム、４・・・液圧シリ
ンダケース、４ａ・・・上面、４ｂ・・・凹部、５・・
・リフトシャフト、６・・・リフトアーム、Ｔ・・・液
圧シリンダ、γａ・・・上部、８・・・運転座席、９・
・・液圧ピストン、１０・・・コントロールバルブ、１
１・・・作動１７７２群、１２・・・液圧制御弁ユニッ
ト。
Claims (1)
- 運転座席８の下方に位置せしめた液圧シリンダケース４
内に、機体の前後方向に沿わせて設けた液圧シリンダ７
の下部を収納するように設け、液圧シリンダ７に隣接す
る前位側にて液圧シリンダケース４の上面４ａには凹部
４ｂを設け、この凹部４ｂ内に液圧制御弁ユニット１２
を収納することにより、液圧制御弁ユニット１２と液圧
シリンダＩ及び液圧シリンダケース４の後位側の夫々の
上面が大略同一高さとなるように構成したことを特徴と
する乗用農機におげろ液圧シリンダケースの構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977172914U JPS5834966Y2 (ja) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | 乗用農機における液圧シリンダケ−スの構造 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1977172914U JPS5834966Y2 (ja) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | 乗用農機における液圧シリンダケ−スの構造 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS5499807U JPS5499807U (ja) | 1979-07-14 |
| JPS5834966Y2 true JPS5834966Y2 (ja) | 1983-08-06 |
Family
ID=29178146
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1977172914U Expired JPS5834966Y2 (ja) | 1977-12-23 | 1977-12-23 | 乗用農機における液圧シリンダケ−スの構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPS5834966Y2 (ja) |
Family Cites Families (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS49138512U (ja) * | 1973-03-29 | 1974-11-28 |
-
1977
- 1977-12-23 JP JP1977172914U patent/JPS5834966Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS5499807U (ja) | 1979-07-14 |
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