JPH0314115Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0314115Y2
JPH0314115Y2 JP1984137560U JP13756084U JPH0314115Y2 JP H0314115 Y2 JPH0314115 Y2 JP H0314115Y2 JP 1984137560 U JP1984137560 U JP 1984137560U JP 13756084 U JP13756084 U JP 13756084U JP H0314115 Y2 JPH0314115 Y2 JP H0314115Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
handle
fixing member
rotation
pin
stop wall
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP1984137560U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6151142U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP1984137560U priority Critical patent/JPH0314115Y2/ja
Publication of JPS6151142U publication Critical patent/JPS6151142U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0314115Y2 publication Critical patent/JPH0314115Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は携帯用魔法瓶などの容器に設けられる
収納可能な把手に関するものである。
「従来技術およびその問題点」 魔法瓶には、内容液を注ぐため、および、持ち
運びのための把手を設けることが機能上必要とさ
れるが、携帯用の魔法瓶においては、前記把手が
携帯時に邪魔にならないように、魔法瓶から必要
に応じて引き出して使用する構造が採用されてい
る。
上記携帯用魔法瓶に設けられる把手として、例
えば、実開昭58−95730号公報(第7図参照)、あ
るは、実開昭58−26436号公報(第8図、第9図
参照)に記載された魔法瓶に設けられている把手
がある。
前者の魔法瓶は、第7図に示すように、本体1
に外嵌されたリング2A,2Bにそれぞれ垂直方
向に回動自在な部材3,3を設けるとともに、伸
縮自在な把手4の両端を前記部材3,3に回動自
在に支持させるようにしたもので、第7図に実線
で示す状態、すなわち、把手4を伸ばして引き出
した状態、もしくは、把手4を第7図矢印方向に
縮めるとともに部材3,3を対向方向に倒した状
態(第7図鎖線で示す)に把手4の出し入れを行
ない得るようになつている。
また、後者の魔法瓶は、第8図および第9図に
示すように、本体1Aに外嵌されたリング2C,
2Dに、ピン5,5を中心として水平方向に回動
自在な一対の把手4A,4Bを設け、これらの把
手4A,4Bを第9図実線もしくは鎖線で示す状
態に回動させて使用するようにしたものである。
しかしながら、これらの魔法瓶の把手4,4
A,4Bは、4本のピンを始めとする多くの部品
から構成されるものであるから、該魔法瓶の製造
時における組み立て、あるいは、使用時における
収納および引き出しの操作が面倒であるという問
題があるとともに、把手4,4A,4Bが本体
1,1Aに対して回動自在な構造であるため、使
用時の安全性に欠けるという問題がある。
「考案の目的」 本考案は、こられの問題点を有効に解決したも
ので、構造が簡単で操作が容易であるとともに、
使用時の安定性に優れた魔法瓶を提供することを
目的とするものである。
「問題点を解決するための手段」 本考案は、容器外装体の表面に設けられた把手
固定部材に、これを支点に回動自在にピンで枢支
されて上下方向に回動する把手を設けた把持部材
であつて、前記把手固定部材を、把手をピンで回
動自在に枢支する左右一対の把手取り付け壁と、
その上面に庇状に配された回動停止壁と、上記把
手をピンで枢支する位置より奥にピンと平行して
配され、前面に向けて突出する回動規制部材とか
ら構成し、かつ前記把手に、その先端に前記把手
固定部材の回動停止壁に当接して回転角度を規制
する突出段部と、前記把手固定部材に設けた回動
規制部材に相面する位置に該回動規制部材と係合
して回動を規制する突起とを設けて構成し、上記
目的を達成するための手段とした。
「実施例」 以下、本考案の実施例を図面を参照して説明す
る。
第1図ないし第5図は本考案の第1実施例を示
すもので、この魔法瓶は、金属製の真空二重構造
の内瓶11を有している。この内瓶11は、外装
ケース12と該外装ケース12の上部に嵌合する
カタ部材13とからなる外装体14に収納され、
外装ケース12の底部にねじ込まれた押しねじ1
5によつて押し上げられて、カタ部材13の開口
部内側のカタパツキン16に液密に圧接されてい
る。また、内瓶11の開口部17は、中栓18に
よつてシールされ、さらに、この中栓18は、内
コツプ19と、前記カタ部材13に嵌合する外蓋
20とによつて覆われている。
また、前記カタ部材13には、携帯時に使用さ
れる吊りひも21が取り付けられ、さらに、この
吊りひもから円周方向に90度ずれた位置には、把
手22を支持するピン23が取り付けられる把手
固定部材24が配設されている。
前記把手固定部材24は、カタ部材21と一体
に成型されてなるもので、第2図に示すように、
前記ピン23を支持する把手取り付け壁25と、
前記把手22の回動角度を規制する回動停止壁2
6と、前記把手22の一部と係合して該把手22
の回動を規制する規制部材27とから構成されて
いる。
また、前記把手22の上端部は、前記把手取り
付け壁25の対向間隔より小さな幅寸法に形成さ
れており、この部分には、ピン23が挿通される
挿通孔28が設けられるとともに、前記回動停止
壁26に当接して把手22の回動角度を一定以下
に規制する段部29、および、前記規制部材27
に係合させられる突起30が、前記挿通孔28を
中心とする円周面から半径方向外方に突出する如
く設けられている。さらに、把手22の上下方向
中央部から下端部に至る部分には、外装ケース1
2との間に間隔があけられた握り部31が設けら
れている。
このように構成された魔法瓶の把手22は、そ
の上端部を把手固定部材24の把手取り付け壁2
5,25の間に挿入してピン23を挿入すること
により、容易に組み立てることができる。
次いで、第3図および第5図により上記把手の
動作を説明すると、把手22を収納した状態(第
5図実線で示す状態)では、第3図に示すよう
に、突起30が規制部材27の上部に当接して把
手22の反時計方向への回転を規制し、把手22
が収納状態でロツクされる。また、把手22に力
を加えてピン23を中心として反時計方向に回転
させようとすると、突起30は、それ自身弾性変
形するとともに規制部材27を弾性変形させなが
らこれを乗り越え、これにより、把手22が回動
可能となる。そして、把手22をさらに回動させ
て行くと、第4図に示すように、把手22の段部
29が回動停止壁26に当接して把手22の回動
が一定位置で停止させられるとともに、突起30
が規制部材27の下部に当接して把手22の時計
方向への回動が規制され、把手22が使用状態
(第5図鎖線で示す状態)でロツクされる。さら
に、魔法瓶からの液体の取り出しが行なわれた
後、把手22に無理に力を加えて第4図反時計方
向へ回動させると、規制部材27および突起30
が弾性変形し、第3図に示す収納状態に戻る。
そして、この第1実施例では、把手22の一部
に握り部31が設けているため、上述の一連の操
作において、把手22と外装体14との間に指を
挟むようなことはない。なお、把手22を出し入
れする作業は、把手22を把持して魔法瓶全体を
持ち上げることにより、格別な操作を伴わずに行
なうことも可能である。
次いで、第6図は本考案の第2実施例を示すも
ので、外装体14Aをカタ部材13Aのみによつ
て構成して前記第1実施例における外装ケース1
2を省略するようにしたものである。すなわち、
この魔法瓶は、金属製の内瓶11Aの上部にカタ
部材13Aを嵌合させて両者を固定するようにし
たもので、カタ部材13Aには、前記第1実施例
と同様の構成とされた把手固定部材24が設けら
れて把手22を支持している。
なお、把手固定部材の取り付け箇所は前記各実
施例のカタ部材に限定されるものではなく、魔法
瓶全体のバランスを考慮して外装ケースの一部分
に設けるようにしてもよい。
「考案の効果」 以上の説明で明らかなように、本考案は、容器
外装体の表面に設けられた把手固定部材に、これ
を支点に回動自在にピンで枢支されて上下方向に
回動する把手を設けた把持部材であつて、前記把
手固定部材を、把手をピンで回動自在に枢支する
左右一対の把手取り付け壁と、その上面に庇状に
配された回動停止壁と、上記把手をピンを枢支す
る位置より奥にピンと平行して配され、前面に向
けて突出する回動規制部材とから構成し、かつ前
記把手に、その先端に前記把手固定部材の回動停
止壁に当接して回転角度を規制する突出段部と、
前記把手固定部材に設けた回動規制部材に相面す
る位置に該回動規制部材と係合して回動を規制す
る突起とを設けて構成したものであるから、 (a) 把手の出し入れを簡単な操作で行なうとがで
き、持ち運びに便利である。
(b) 少数の部品から構成されているため構造が簡
単であり、組み立てが容易であるとともに故障
が少ない。
(c) 規制部材を把手の一部と係合させることによ
り、把手を収納状態もしくは使用状態でロツク
することができる。
(d) 握り部を設けることにより、把手の操作に際
して指を挟むことを防止することができる。
などの優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第5図は本考案の第1実施例を示
すもので、第1図は一部を断面とした正面図、第
2図は把手固定部材の詳細を示す斜視図、第3図
および第4図は第2図と同一部分の断面図、第5
図は把手の動作説明図、第6図は本考案の第2実
施例の一部を断面とした正面図、第7図は魔法瓶
の一従来例の斜視図、第8図および第9図は魔法
瓶の他の従来例を示すもので、第8図は正面図、
第9図は一部を断面とした底面図である。 11,11A……内瓶、12……外装ケース、
13,13A……カタ部材、14,14A……外
装体、22……把手、23……ピン、24……把
手固定部材、25……把手取り付け壁、26……
回動停止壁、27……規制部、29……段部、3
0……突起、31……握り部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 容器外装体の表面に設けられた把手固定部材
    に、これを支点に回動自在にピンで枢支されて
    上下方向に回動する把手を設けた把手部材であ
    つて、 前記把手固定部材は、把手をピンで回動自在
    に枢支する左右一対の把手取り付け壁と、その
    上面に庇状に配された回動停止壁と、上記把手
    をピンで枢支する位置より奥にピンと平行して
    配され、前面に向けて突出する回動規制部材と
    からなり、かつ前記把手は、その先端に前記把
    手固定部材の回動停止壁に当接して回転角度を
    規制する突出段部と、前記把手固定部材に設け
    た回動規制部材に相面する位置に該回動規制部
    材と係合して回動を規制する突起とが設けられ
    ていることを特徴とする把手部材。 (2) 前記把手には、前記外装体との対向間隔が他
    の部分より広げられた握り部が設けられたこと
    を特徴とする実用新案登録請求の範囲第1項記
    載の把手部材。
JP1984137560U 1984-09-11 1984-09-11 Expired JPH0314115Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984137560U JPH0314115Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1984137560U JPH0314115Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6151142U JPS6151142U (ja) 1986-04-05
JPH0314115Y2 true JPH0314115Y2 (ja) 1991-03-29

Family

ID=30695972

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1984137560U Expired JPH0314115Y2 (ja) 1984-09-11 1984-09-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0314115Y2 (ja)

Family Cites Families (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58174437U (ja) * 1982-05-18 1983-11-21 株式会社吉野工業所 把手付容器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6151142U (ja) 1986-04-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0425097Y2 (ja)
JPH0449937Y2 (ja)
JPH0736577Y2 (ja) 棒状化粧料の収納容器
JPH0314115Y2 (ja)
JPH0523483Y2 (ja)
JP4050340B2 (ja) 絵の具ケース
JPH019447Y2 (ja)
JPH0430134Y2 (ja)
JPS5855162Y2 (ja) ガラス、陶器類の密閉容器
KR200371112Y1 (ko) 안전 장치를 구비한 용기
JPH046585Y2 (ja)
JPH0312668Y2 (ja)
JPS5843558Y2 (ja) ケ−スのハンドル取付装置
JPH0616Y2 (ja) 化粧具付き容器
JPH0420253Y2 (ja)
JPH0454117Y2 (ja)
JPH071081Y2 (ja) 容器の吊り紐取付け構造
JPH0535080Y2 (ja)
JPH024581Y2 (ja)
JPH0620303U (ja) 収納容器
JPH046647Y2 (ja)
JPH0178602U (ja)
JPH0727488Y2 (ja) 画像形成装置
JP2541928Y2 (ja) 容 器
JPS5922034Y2 (ja) 容器蓋