JPH03138229A

JPH03138229A - 画像形成装置

Info

Publication number: JPH03138229A
Application number: JP1274716A
Authority: JP
Inventors: Tokitaka Ehata; 時任江幡
Original assignee: Canon Inc
Current assignee: Canon Inc
Priority date: 1989-10-21
Filing date: 1989-10-21
Publication date: 1991-06-12
Anticipated expiration: 2013-08-13
Also published as: JP2786905B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、複写機、プリンタ等の画像形成装置に係り、
詳しくはカセットの積載板を加圧する構造に関する。

（ロ）従来の技術シートを積載したカセットを画像形成装置本体に着脱す
るときに、シート等が給紙ローラに引掛ることのないよ
うにするために、また、シートをカセットに補給すると
きに、その補給を容易にするために、カセットを装置本
体から取り出すときに、シートの積載板の加圧を解除し
て下降させるのが有効な方法である。従って、従来の画
像形成装置においては、積載板を上昇する加圧手段を装
置本体に設けて、カセットを装置本体に挿入したときに
、加圧手段を作動させて、積載板を上昇させ、給紙ロー
ラ等にシートを押し付けるようになっていた。

（ハ）　発明が解決しようとする課題しかしながら、大きさや重さの異なる種々のシートを確
実に給紙するためには、それぞれのシートに合わせて最
適な加圧力を加える必要がある。

従って、画像形成装置本体に、積載板を上方へ加圧する
加圧手段は種々のシートに合わせて、その加圧力を調節
・制御して、給紙ローラに適切な加圧力が加わるように
するには、加圧手段の機構が複雑になり、装置が大型に
なり、コストアップする等の欠点があった。

そこで、本発明はカセットを装置本体に着脱するときに
、積載板がばねを介して昇降するようにして、このばね
の取替えにより昇降する加圧力を調節するようにして、
カセットの着脱及びシートの交換・補給等の操作性を向
上した画像形成装置を提供することを目的とするもので
ある。

（ニ）　課題を解決するための手段本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであって
、例えば第１図及び第３図を参照して示すと、シート（
Ｐ）を積載する積載板（４）を有するカセット（３）を
備えた画像形成装置（１）において、前記積載板（４）
を押し上げる加圧手段（６，７，８，９，１０）を前記
カセット（３）に設け、該カセット（３）を前記画像形
成装置本体（１ａ）に装着したときに、前記加圧手段（
６，７，８，９，１０）を付勢する付勢部材（１１）を
前記装置本体（１ａ）に設けたことを特徴とする。

また、前記加圧手段（６，７，８，９，１０）が、前記
積載板（４）を押し上げる加圧レバー（７）と、該加圧
レバー（７）を固定して前記カセット（３）に軸支され
た回転軸（６）と、該回転軸（６）に軸支されて、前記
付勢部材（１１）に係合して回動するチャージアーム（
８）と、該チャージアーム（８）に一端が取付けられ、
他端が前記回転軸（６）に取付けられて前記チャージア
ーム（８）の回動を該回転軸（６）に伝達する巻きばね
（１０）と、よりなることを特徴とする。

また、前記付勢部材（１１）が前記カセット（３）を前
記装置本体（１ａ）に装着したときに、前記チャージア
ーム（８）に係合する傾斜部（ｌｌａ）及び位置決め部
（ｌｌｂ）からなることを特徴とする。

（ネ）作用上記構成に基づき、前記シート（Ｐ）を前記カセット（
３）の前記積載板（４）上に積載し、該カセット（３）
を前記画像形成装置本体（１ａ）に装着し、前記シート
（Ｐ）に画像を形成する。

この際、前記カセット（３）を前記装置本体（１ａ）に
装着するときに、該装置本体（１ａ）に設けられた前記
付勢部材（１１）により前記加圧手段（６，７，８，９
，１０）を付勢し、該加圧手段（６，７，８，９，１０
）により前記積載板（４）を押し上げる。

また、前記カセット（３）を前記装置本体（１ａ）に装
着したときに、前記傾斜部（ｌｌａ）及び位置決め部（
ｌｌｂ）に前記チャージアーム（８）が係合して、前記
加圧手段（６，７，８゜９．１０）を付勢すると共に前
記カセット（３）を位置決めする。そして付勢された該
チャージアーム（８）が前記巻きばね（１０）　回転軸
（６）　加圧レバー（７）を介して前記積載板（４）を
押し上げる。

なお、前記カッコ内の符号は例示てあって、何等構成を
限定するものではない。

（へ）実施例以下、図面に沿って、本発明の詳細な説明する。

第１図及び第２図において、１は複写機であり、この複
写機１における本体１ａの手前側側面にカセット３を挿
入するカセット挿入口２が設けられている、このカセッ
ト挿入口２に挿入されるカセット３は上方に開口した角
形箱状に形成され、このカセット３の前後側板に設けら
れたピン３ａにシートＰを積載する積載板としての載置
板４か枢支されており、更にピン３ｂに分離爪５を有す
レバー５ａが枢支されている。なお、このレバー５ａは
ストッパ３ｄにより上昇を制限され、分離爪５の、下端
５ｂがカセット３の床板に当接することにより下限を制
限されるようになっている。

更に、またカセット３の前後側面に設けられた丸孔３ｃ
に回転軸６か軸支され、この軸６に前記載置板４を下方
から上方へ押し上げる加圧レバー７か固定さている。

そして、回転軸６のカセット３よりも装置本体１ａ側部
にチャージアーム８が軸支され、このチャージアーム８
の手前側の回転軸６にピン９が取付けられ、このピン９
とチャージアーム８とに夫々の端部が係止されて、巻き
ばね１０か回転軸６に巻付られている。

そして、本体１ａの内部に突出部１１が固定されていて
、この固定部１１には、挿入口２側上方に傾斜した傾斜
部１１ａか設けられ、この傾゛斜部１１ａの下端部の奥
側に近接した位置に形成された四部からなる位置決め部
１１ｂが設けられている。

なお、非作動時（第１図）において、加圧レバー７は右
側を向いてほぼ水平状態にあり、チャージアーム８は内
側上方に向いた状態にあるようになっている。

本実施例は前記のように構成されているので、カセット
３の載置板４と分離爪５との間にシートＰを積載し、カ
セット３を支持レール１ｂに沿って挿入すると、チャー
ジアーム８か前記傾斜部１１ａに沿って矢印Ｅ方向に移
動する。そしてチャージアーム８は矢印り方向に回動す
ると、巻きばね１０、ピン９、回転軸６を介して、加圧
レバー７が矢印Ｃ方向に回動し、積載板４を押し上げて
、シートＰを分離爪５に押圧し、分離爪５がストッパ３
ｄに圧接するまで押圧し、同時に、チャージアーム８が
位置決め部１１ｂに係合して、カセット３の位置が決め
られる。この際、載置板４と分離爪５の上昇がストッパ
３ｄによって抑止された後、アーム８の回動は巻きばね
１０によりて吸収される。

ついで、モータ１２ａにより給紙ローラ１２を回転させ
ると、最上部のシートＰが分離爪５により一枚に分離さ
れて、装置本体ｌａ内に矢印六方向（矢印Ｂ方向に直交
する）に搬送される。

カセット３を取り出すときには、カセット３を矢印Ｂと
反対方向に引張る。すると、チャージアーム８が巻きば
ね１０の捩り力に抗して、位置決め部１１ｂから外れ、
傾斜部１１ａを矢印Ｅと反対の方向に移動するに従って
、加圧レバー７は載置板４の押し上げを漸時解消して載
置板４の先端がカセット３の底板に当接するまで下降す
るが、分離爪５はその下端５ｂがカセット３の底板に当
接して、下降を阻止されるので、載置板４と分離爪５と
の間に充分の間隔を有し、シートＰの補給を阻げない。

また、巻きばね１０のばね力（ねじり力）をカセット毎
に変えることにより、各種のシートＰに対し、最適な加
圧力を設定することができる。

次に他の実施例を第３図を参照して説明する。

本実施例においては、カセット３の着脱方向（矢印Ｆ）
とシートＰの給送方向（矢印Ｇ）とが同方向である。従
って、突出部１３が矢印Ｆの方向の手前側に向いて突出
していて、傾斜部１３ａが手前側上方に傾斜すると共に
、この傾斜部の下端に続いて位置決め部１３ｂか設けら
れている。

なお、カセット３０の縦横の寸法は前記カセット３と異
なるがその他前符号と同し作用をする部材は同符号を使
用する。なお、複写機も形状は異なるが同符号とする。

かくすることにより、カセット３０を挿入すると、チャ
ージアーム８は傾斜部１３ａにより矢印り方向に回動し
て、この傾斜部１３ａの下端において位置決め部１１ｂ
に係合する。また、カセット３０を取り出すと、チャー
ジアーム８は位置決め部１３ｂから外れる。その他の作
用・効果は前記実施例と同様である。

なお、前記実施例において、分離爪５が適用されている
が、いわゆるリタードローラを使用して、分離爪なしの
給紙装置においてもカセットに積載したシートの上方へ
の加圧方法は本発明と同様に適用できることはいうまで
もない。

また、１つのサイズのシート専用のカセットについて述
べたが、いわゆるユニバーサルカセットに適用できるこ
とはいうまでもない。

（ト）発明の詳細な説明したように、本発明によればカセットを前記装置
本体に装着するときに、該装置本体に設けられた付勢部
材により前記加圧手段を付勢し、該加圧手段により前記
積載板を押し上げるので、前記加圧手段及び付勢部材を
取付けるだけで、前記シートの給紙ができるため、加圧
手段を付勢する駆動源及び該駆動源を調節・制御する制
御機構を必要としないから、装置を小形化できると共に
、原価を低減できる。

また、前記加圧手段に前記巻きばねが取付けてあり、前
記付勢部材に前記位置決め部が設けられていることによ
っては、該巻きばねを前記シートの重さに応じて取替え
ることにより、簡易に前記シートの給紙条件を調節する
ことができると共に、前記カセットの位置決めができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例を示す斜視図、第２図はその縦
断正面図、第３図は他の実施例の斜視図である。１・・・画像形成装置（複写機）　、　１ａ・・・装置
本体　　　３・・・カセット　　　４・・・積載板６．
７，８，９．１０・・・加圧手段（回転軸、加圧レバー
　チャージアーム、ピン、巻きばね）、１１・・・付勢
部材（突出部）　　　１１ａ・・・傾斜部　　　１１ｂ
・・・位置決め部　　Ｐ・・・シート。

Claims

【特許請求の範囲】１、シートを積載する積載板を有するカセットを備えた
画像形成装置において、前記積載板を押し上げる加圧手段を前記カセットに設け
、該カセットを前記画像形成装置本体に装着したときに
、前記加圧手段を付勢する付勢部材を前記装置本体に設
けたことを特徴とする画像形成装置。２、前記加圧手段が、前記積載板を押し上げる加圧レバーと、該加圧レバーを固定して前記カセットに軸支された回転
軸と、該回転軸に軸支されて、前記付勢部材に係合して回動す
るチャージアームと、該チャージアームに一端が取付けられ、他端が前記回転
軸に取付けられて前記チャージアームの回動を該回転軸
に伝達する巻きばねと、を有する請求項１記載の画像形成装置。３、前記付勢部材が、前記カセットを前記装置本体に装着したとき、前記チャージアームに係合する傾斜部及び位置決め部、を有する請求項２記載の画像形成装置。