JPH02178122A - 画像プリンタ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、テレビモニタの画像を紙面に印写する画像プ
リンタに関するものである。

従来の技術 近年、画像プリンタは、テレビモニタの画像を印写用紙
に手軽に美しくプリントができることで種々商品化され
てきている。

以下に従来の画像プリンタの一例について説明する。

第４図はこの従来の画像プリンタの正面断面図を示すも
のであり、第５図はその斜視図である。

第４図において、１は装置筐体であり、２は記録紙、３
は昇華型熱転写記録を行うサーマルへラドで、同じ（４
はインクシート、５はプラテンである。１６は装置筐体
１の正面に向かって装置筐体１に対してスライド自在で
、かつ着脱自在に装填された記録紙２を積層して収納す
る記録紙カセットである。７は記録紙２を１枚ずつ記録
紙カセット１６からサーマルヘッド３の方へと供給する
給紙手段で、８は記録紙２を直接持ち上げ、給紙手段７
に圧接せしめる用に装置筺体１に回動自在に設けられた
記録紙押圧板で、１９は記録紙押圧板８に係合し、昇降
せしめるように装置筐体１に回動自在に設けられた昇降
手段である。

以上のように構成された画像プリンタについて以下、そ
の動作について説明する。

給紙動作開始の操作を行うと、まず昇降手段１９が上方
に回動しく矢印Ａ）記録紙押圧板８の下面に当接して記
録紙押圧板８に載置された記録紙２を給紙手段７に圧接
させる。これにより記録紙２は、矢印Ｂ方向に回転駆動
している給紙手段７との摩擦力で、サーマルヘッド３、
インクシート４、プラテン５からなる記録部へと搬送さ
れる。

また、第５図に示すように記録紙カセット１６は装置筐
体１に対して、スライド自在でかつ着脱自在に装填され
ている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記の従来の構成では、記録紙が給紙さ
れている状態にあるとき、記録紙カセットを装置筐体か
ら取り出す動作をした場合、記録紙が搬送方向に対して
傾いて給紙されたり、紙づまり不良を招いて記録紙を破
損させたり、また記録紙押圧板と記録紙カセットを接触
せしめ、双方を破損させるという問題点を有していた。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、記録紙が
給紙されている状態では、記録紙カセットを装置筐体か
ら取り外すことができないように、記録紙カセットの取
り出し阻止機能をもった画像プリンタを提供することを
目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の画像プリンタは、記
録紙を収納した記録紙カセットと、記録部に記録紙を供
給する給紙手段と、記録紙を給紙手段に圧接せしめる記
録紙押圧板と、記録紙押圧板に係合して昇降せしめる昇
降手段と、昇降手段に連動する記録紙カセット取り出し
阻止手段を備えた構成を有している。

作用 本発明は、上記した構成により、記録紙が給紙されてい
る状態にあると、昇降手段に連動した記録紙カセット取
り出し阻止手段が、記録紙カセットに係合し、記録紙カ
セットのスライドが阻止されて記録紙カセットを装置筐
体から取り出すことができなくなる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図は、本発明の実施例における画像プリンタの正面
断面図を示すものである。第１図において１は装置筐体
であり、２は記録紙、３は昇華型熱転写記録を行うサー
マルヘッドで、同じく４はインクシート、５はプラテン
である。６は装置筐体１の正面に向かって装置筺体１に
対してスライド自在でかつ着脱自在に装填され、記録紙
２を積層して収納する記録紙カセットである。７は記録
紙２を１枚ずつ記録紙カセット６からサーマルヘッド３
の方へと供給する給紙手段で、８は記録紙２を直接持ち
上げ、給紙手段７に圧接せしめるように装置筺体１に回
動自在に設けられた記録紙押圧板で、９は記録紙押圧板
８に当接し、矢印Ａ方向に昇降せしめるように装置筐体
１に回動自在に設けられた昇降手段である。そして１０
は装置筐体１に矢印Ｃ方向にスライド自在に設けられ、
昇降手段９に係合し、連動する記録紙カセット取り出し
阻止手段で１１は記録紙カセット取り出し阻止手段１０
を昇降手段９に付勢するように一端を装置筺体１に固定
され、他端を記録紙カセット取り出し阻止手段１０に固
定された引張ばねである。

第２図及び第３図は本発明の実施例における主要構成要
件の斜視図である。

以上のように構成された画像プリンタについて、以下そ
の動作について説明する。

第１図に於て、給紙動作開始でまず、昇降手段９が上昇
する。そして記録押圧板８に係合し、さらに昇降手段９
が上昇して記録紙押圧板８が記録紙２を給紙手段７に圧
接させる。これにより記録紙２は、矢印入方向に駆動さ
れる給紙手段７との摩擦力で、サーマルヘッド３、イン
クシート４、プラテン５からなる記録部へ搬送される。

ところが、給紙動作状態にあるときは、昇降手段９に連
動して記録紙カセット取り出し阻止手段１０が、記録紙
カセット６に係合し、装置筐体１からの記録紙カセット
６の取り出し動作は阻止される。つまり第２図は給紙動
作でない状態の主要構成要件を示しているが、この状態
では、昇降手段９が降下した状態にあり、引張ばね１１
によって記録紙カセット取り出し阻止手段１０が矢印Ｃ
方向に付勢されて、記録紙カセット取り出し阻止手段１
０の端部１０ａと、記録紙カセット２の係合部２ａは係
合しない位置関係にあり、記録紙カセット２は矢印り方
向に取り出し可能である。ところが、第３図は給紙動作
状態の主要構成要件を示しているが、この状態では昇降
手段９が矢印Ｅ方向に回動し、つまり上昇し、記録紙カ
セット取り出し阻止手段１０を矢印Ｆ方向にスライド連
動せしめ、これにより記録紙カセット取り出し阻止手段
１０の端部１０ａと、記録紙カセット２の係合部２ａが
係合している。従って、記録紙カセット２は矢印り方向
に取り出し不可能となる。

以上のように本実施例によれば記録紙カセット取り出し
阻止手段１０を設けることにより、記録紙２の給紙状態
において、記録紙カセット６の装置筐体１からの取り出
し動作ができなくなる。

なお、実施例において、記録紙カセット取り出し阻止手
段１０は、装置筐体１内にスライド自在に設けられたも
のとしたが、回動支軸を中心に回動自在に設けられたも
のとしてもよい。

発明の効果 以上のように本発明は昇降手段に連動する記録紙カセッ
ト取り出し阻止手段を、装置筐体内に設けることにより
、記録紙の給紙状態での記録紙カセットの取り出し動作
が阻止されて、記録紙が、搬送方向に対して傾いて給紙
されたり、紙づまり不良を招いて記録紙を破損させるこ
とを防止し、また構成部材である記録紙押圧板と記録紙
カセットの接触による双方の破損をも、防止することが
でき、安定で確実な記録紙の給紙動作が実現され、その
実用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の実施例における画像プリンタの正面断
面図、第２図及び第３図は本発明の実施例における主要
構成要件の斜視図、第４図は従来の画像プリンタの正面
断面図、第５図は従来の画像プリンタの斜視図である。 １・・・装置筐体、　　２・・・記録紙、　　３・・・
サーマルヘッド、　　４・・・インクシート、　　５・
・・プラテン、６・・・記録紙カセット、　　７・・・
給紙手段、　　８・・・記録紙押圧板、　　９・・・昇
降手段、　　１０・・・記録紙カセット取り出し阻止手
段、　　１１・・・引張ばね。 代理人の氏名　弁理士　粟野　重孝　はか１名第 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 自動給紙機構を備えた画像プリンタであって、記録紙と
   、前記記録紙に昇華型熱転写記録を行うサーマルヘッド
   、インクシート、プラテンからなる記録部と、装置筐体
   に装填されると共に前記記録紙を積層して収納する記録
   紙カセットと、前記記録部に前記記録紙を供給する給紙
   手段と、前記記録紙を前記給紙手段に圧接せしめる記録
   紙押圧板と、前記記録紙押圧板に係合して前記記録紙押
   圧板を昇降せしめる昇降手段と、前記昇降手段に連動す
   る記録紙カセット取り出し阻止手段とを備えたことを特
   徴とする画像プリンタ。