JP2867733B2 - 画像プリンタ - Google Patents
画像プリンタInfo
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- JP2867733B2 JP2867733B2 JP9200891A JP9200891A JP2867733B2 JP 2867733 B2 JP2867733 B2 JP 2867733B2 JP 9200891 A JP9200891 A JP 9200891A JP 9200891 A JP9200891 A JP 9200891A JP 2867733 B2 JP2867733 B2 JP 2867733B2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording paper
- recording
- cassette
- paper cassette
- paper
- Prior art date
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給紙機構を備えた
画像プリンタに関するものである。
画像プリンタに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、画像プリンタに於いては、特殊な
記録紙を連続且つ自動的に装置内の記録部に供給するた
めに自動給紙機構を有するものが見られるようになって
きた。
記録紙を連続且つ自動的に装置内の記録部に供給するた
めに自動給紙機構を有するものが見られるようになって
きた。
【0003】以下図面を参照しながら上述した従来の画
像プリンタの例について説明する。図3は、従来の画像
プリンタの断面図を示すものである。図3ら於いて、1
4はサーマルヘッド1,プラテン2,インクシート3か
らなる記録部を有する装置本体、8は装置本体14に回
転可能に設けたピックアップローラー、7はピックアッ
プローラー8同様装置本体に回転に設けたセパレートロ
ーラー、16はセパレートローラー7に押圧可能であり
トルクリミッタを同軸上に持ち回転可能なリバースロー
ラー、17はリバースローラー16を保持し装置本体1
4に回動可能に取り付けたリバースローラー保持アング
ルで、ピックアップローラー8,セパレートローラー
7,リバースローラー16は給紙手段を形成する。又、
12は枚葉状の記録紙、11は記録紙12を収納し且つ
装置本体14のカセットガイド部18にスライド自在で
且つ着脱可能な記録紙カセット、9は記録紙カセット1
1の突起部に係合し記録紙カセット11を着脱可能とす
るラッチ爪、13は記録紙12をピックアップローラー
8に押圧するための昇降手段、10は記録紙カセット1
1に装着され且つ昇降手段13により記録紙12を積載
しながら押圧する紙押上板、19は昇降手段13に連動
して回動し記録紙カセット11の着脱を阻止する阻止手
段、6は給紙と排紙の切り換えを行なう切り換えガイ
ド、15は記録紙12をガイドする給紙ガイド、4,5
は記録紙を給紙後駆動するピンチローラーとキャプスタ
ンローラーである。
像プリンタの例について説明する。図3は、従来の画像
プリンタの断面図を示すものである。図3ら於いて、1
4はサーマルヘッド1,プラテン2,インクシート3か
らなる記録部を有する装置本体、8は装置本体14に回
転可能に設けたピックアップローラー、7はピックアッ
プローラー8同様装置本体に回転に設けたセパレートロ
ーラー、16はセパレートローラー7に押圧可能であり
トルクリミッタを同軸上に持ち回転可能なリバースロー
ラー、17はリバースローラー16を保持し装置本体1
4に回動可能に取り付けたリバースローラー保持アング
ルで、ピックアップローラー8,セパレートローラー
7,リバースローラー16は給紙手段を形成する。又、
12は枚葉状の記録紙、11は記録紙12を収納し且つ
装置本体14のカセットガイド部18にスライド自在で
且つ着脱可能な記録紙カセット、9は記録紙カセット1
1の突起部に係合し記録紙カセット11を着脱可能とす
るラッチ爪、13は記録紙12をピックアップローラー
8に押圧するための昇降手段、10は記録紙カセット1
1に装着され且つ昇降手段13により記録紙12を積載
しながら押圧する紙押上板、19は昇降手段13に連動
して回動し記録紙カセット11の着脱を阻止する阻止手
段、6は給紙と排紙の切り換えを行なう切り換えガイ
ド、15は記録紙12をガイドする給紙ガイド、4,5
は記録紙を給紙後駆動するピンチローラーとキャプスタ
ンローラーである。
【0004】図4は従来例に於ける要部の構成を示す斜
視図である。以上のように構成された従来の画像プリン
タについて以下その動作について説明する。
視図である。以上のように構成された従来の画像プリン
タについて以下その動作について説明する。
【0005】まず、図4に於いて、記録紙12を複数枚
収納した記録紙カセット11を装置本体14のカセット
ガイド部18に沿って装着方向矢印Aに挿入すると、ラ
ッチ爪9と記録紙カセット11の突起部が係合し、記録
紙カセット11は所定の位置に保持される。記録紙カセ
ット11を取り出す際には、記録紙カセット11を装着
方向矢印Aに手で押さえることにより、ラッチ爪9が開
放され取り出しが可能となる。
収納した記録紙カセット11を装置本体14のカセット
ガイド部18に沿って装着方向矢印Aに挿入すると、ラ
ッチ爪9と記録紙カセット11の突起部が係合し、記録
紙カセット11は所定の位置に保持される。記録紙カセ
ット11を取り出す際には、記録紙カセット11を装着
方向矢印Aに手で押さえることにより、ラッチ爪9が開
放され取り出しが可能となる。
【0006】給紙の際には、図3に示すように、昇降手
段13が上昇し給紙方向上流側の一端を支点として回動
自在な紙押上板10を押し上げ、紙押上板10上の記録
紙12をピックアップローラー8に押圧する。同時にピ
ックアップローラー8とセパレートローラー7が回転し
記録紙12を複数枚搬送する。一方、セパレートローラ
ー7に対し離間していたリバースローラー16がリバー
スローラー保持アングル17の記録紙押圧方向への支点
を中心とする回動によってセパレートローラー7を押圧
する。ここでリバースローラー16は、トルクリミッタ
を備え給紙方向に対して逆回転することより、1枚の記
録紙12ならばそのまま記録紙12を搬送し、2枚以上
ならば2枚目以降はさばいてしまうさばき手段を形成し
ている。
段13が上昇し給紙方向上流側の一端を支点として回動
自在な紙押上板10を押し上げ、紙押上板10上の記録
紙12をピックアップローラー8に押圧する。同時にピ
ックアップローラー8とセパレートローラー7が回転し
記録紙12を複数枚搬送する。一方、セパレートローラ
ー7に対し離間していたリバースローラー16がリバー
スローラー保持アングル17の記録紙押圧方向への支点
を中心とする回動によってセパレートローラー7を押圧
する。ここでリバースローラー16は、トルクリミッタ
を備え給紙方向に対して逆回転することより、1枚の記
録紙12ならばそのまま記録紙12を搬送し、2枚以上
ならば2枚目以降はさばいてしまうさばき手段を形成し
ている。
【0007】搬送された一枚の記録紙12は、ガイド部
材15と切り換えガイド6にガイドされキャプスタン4
とピンチローラー5間を通過して給紙動作の完了とな
り、以後キャプスタン4とピンチローラー5の押圧・回
転で記録紙12は搬送され、昇降手段13とリバースロ
ーラー16は給紙状態と待機状態との中間の位置に降下
し、記録部での印画動作が始まる。
材15と切り換えガイド6にガイドされキャプスタン4
とピンチローラー5間を通過して給紙動作の完了とな
り、以後キャプスタン4とピンチローラー5の押圧・回
転で記録紙12は搬送され、昇降手段13とリバースロ
ーラー16は給紙状態と待機状態との中間の位置に降下
し、記録部での印画動作が始まる。
【0008】ここで図4に於いて、阻止手段19は、装
置が待機状態以外、即ち給紙状態及び印画状態のとき
は、昇降手段13に連動し、記録紙カセット11が装着
方向矢印Aに押されて着脱するのを阻止している。給紙
状態及び印画状態で着脱が起きると、記録紙12がスキ
ューやジャムを起こしたり、昇降手段13の変形や破壊
を起こしたり、又印画動作の中途停止を起こして記録紙
12を無駄にするなどの不具合が生じるためである。
置が待機状態以外、即ち給紙状態及び印画状態のとき
は、昇降手段13に連動し、記録紙カセット11が装着
方向矢印Aに押されて着脱するのを阻止している。給紙
状態及び印画状態で着脱が起きると、記録紙12がスキ
ューやジャムを起こしたり、昇降手段13の変形や破壊
を起こしたり、又印画動作の中途停止を起こして記録紙
12を無駄にするなどの不具合が生じるためである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記のよ
うな構成では、それぞれ給紙状態,印画状態のときは記
録紙カセット11が押しこまれても阻止手段19が着脱
を阻止できるが、待機状態から記録紙カセット11を押
しこんだまま給紙動作に入る場合には、阻止手段19が
ロックされてしまい、従って昇降手段13の連動部も同
様にロックされるため、動作の開始で異音を発したり、
装置内機構の変形や破壊を起こすといった問題点を有し
ていた。
うな構成では、それぞれ給紙状態,印画状態のときは記
録紙カセット11が押しこまれても阻止手段19が着脱
を阻止できるが、待機状態から記録紙カセット11を押
しこんだまま給紙動作に入る場合には、阻止手段19が
ロックされてしまい、従って昇降手段13の連動部も同
様にロックされるため、動作の開始で異音を発したり、
装置内機構の変形や破壊を起こすといった問題点を有し
ていた。
【0010】本発明は上記問題点を解決するもので、給
紙・印画状態で、確実に記録紙カセットの着脱の阻止が
でき、且つ異音の発生や装置の変形・破壊のない画像プ
リンタを提供することを目的とする。
紙・印画状態で、確実に記録紙カセットの着脱の阻止が
でき、且つ異音の発生や装置の変形・破壊のない画像プ
リンタを提供することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の画像プリンタは、枚葉状の記録紙に熱転写記
録を行うサーマルヘッド、インクシート、プラテンから
なる記録部と、装置本体に装填されると共に記録紙を積
層して収納する記録紙カセットと、記録紙カセットに設
けられた突起部と、突起部に係合し1回目の押し込みで
突起部を保持し2回目の押し込みで突起部との係合を解
除するラッチ爪と、記録部に記録紙を供給する給紙手段
と、記録紙を給紙手段に押圧せしめる記録紙押圧板と、
記録紙押圧板に係合し記録紙押圧板を昇降せしめる昇降
手段と、昇降手段に連動して上方に回動したときに突起
部とラッチ爪との係合が解除する方向への動きを阻止す
る記録紙カセット阻止手段と、記録紙カセット阻止手段
を連動させる昇降手段の連動部に設けた弾性部材とを備
えた構成を有している。
に本発明の画像プリンタは、枚葉状の記録紙に熱転写記
録を行うサーマルヘッド、インクシート、プラテンから
なる記録部と、装置本体に装填されると共に記録紙を積
層して収納する記録紙カセットと、記録紙カセットに設
けられた突起部と、突起部に係合し1回目の押し込みで
突起部を保持し2回目の押し込みで突起部との係合を解
除するラッチ爪と、記録部に記録紙を供給する給紙手段
と、記録紙を給紙手段に押圧せしめる記録紙押圧板と、
記録紙押圧板に係合し記録紙押圧板を昇降せしめる昇降
手段と、昇降手段に連動して上方に回動したときに突起
部とラッチ爪との係合が解除する方向への動きを阻止す
る記録紙カセット阻止手段と、記録紙カセット阻止手段
を連動させる昇降手段の連動部に設けた弾性部材とを備
えた構成を有している。
【0012】
【作用】本発明は、上記した構成によって、待機状態か
ら記録紙カセットを押し込んだ状態すなわち記録紙カセ
ットを取り出そうと記録紙カセットの装着後にラッチ爪
を開放すべく押し込んだままの状態で給紙動作が始まっ
た場合、記録紙カセットが装置位置から装着方向に押さ
れているので昇降手段の上昇で弾性部材が阻止手段を上
昇させるが記録紙カセットの底面に当たって本来の阻止
する位置までは到達できない。一方昇降手段は図示しな
い駆動源により一定の位置まで上昇するため、阻止部材
に連動部が弾性部材であるため位置ズレ量を弾性変形に
より吸収できるので、逃げ勝手となり、昇降手段の動き
は妨げられず、動作の開始で異音を発したり、装置内機
構の変形や破壊を起こすことを防止することができる。
ら記録紙カセットを押し込んだ状態すなわち記録紙カセ
ットを取り出そうと記録紙カセットの装着後にラッチ爪
を開放すべく押し込んだままの状態で給紙動作が始まっ
た場合、記録紙カセットが装置位置から装着方向に押さ
れているので昇降手段の上昇で弾性部材が阻止手段を上
昇させるが記録紙カセットの底面に当たって本来の阻止
する位置までは到達できない。一方昇降手段は図示しな
い駆動源により一定の位置まで上昇するため、阻止部材
に連動部が弾性部材であるため位置ズレ量を弾性変形に
より吸収できるので、逃げ勝手となり、昇降手段の動き
は妨げられず、動作の開始で異音を発したり、装置内機
構の変形や破壊を起こすことを防止することができる。
【0013】
【実施例】以下本発明の一実施例について、図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0014】図1は、本発明の一実施例に於ける画像プ
リンタの正面断面図を示すものである。図2は本発明の
一実施例に於ける要部の構成を示す斜視図である。図1
及び図2に於いて、14はサーマルヘッド1,プラテン
2,インクシート3からなる記録部を有する装置本体、
8は装置本体14に回転可能に設けたピックアップロー
ラー、7はピックアップローラー8同様装置本体に回転
可能に設けたセパレートローラー、16はセパレートロ
ーラー7に押圧可能でありトルクリミッタを同軸上に持
ち回転可能なリバースローラー、17はリバースローラ
ー16を保持し装置本体14に回動可能に取り付けたリ
バースローラー保持アングルで、ピックアップローラー
8,セパレートローラー7,リバースローラー16は給
紙手段を形成する。又、12は枚葉状の記録紙、11は
記録紙12を収納し且つ装置本体14のカセットガイド
部18にスライド自在で且つ着脱可能な記録紙カセッ
ト、9は記録紙カセット11の突起部に係合し記録紙カ
セット11を着脱可能とするラッチ爪、13は記録紙1
2をピックアップローラー8に押圧するための昇降手
段、10は記録紙カセット11に装着され且つ昇降手段
13により記録紙12を積載しながら押圧する紙押上
板、19は昇降手段13に連動して回動し記録紙カセッ
ト11の着脱を阻止する阻止手段、13aは阻止手段1
9を連動させる昇降手段13の連動部に設けた弾性部
材、6は給紙と排紙の切り換えを行なう切り換えガイ
ド、15は記録紙12をガイドする給紙ガイド、4,5
は記録紙を給紙後駆動するピンチローラーとキャプスタ
ンローラーである。
リンタの正面断面図を示すものである。図2は本発明の
一実施例に於ける要部の構成を示す斜視図である。図1
及び図2に於いて、14はサーマルヘッド1,プラテン
2,インクシート3からなる記録部を有する装置本体、
8は装置本体14に回転可能に設けたピックアップロー
ラー、7はピックアップローラー8同様装置本体に回転
可能に設けたセパレートローラー、16はセパレートロ
ーラー7に押圧可能でありトルクリミッタを同軸上に持
ち回転可能なリバースローラー、17はリバースローラ
ー16を保持し装置本体14に回動可能に取り付けたリ
バースローラー保持アングルで、ピックアップローラー
8,セパレートローラー7,リバースローラー16は給
紙手段を形成する。又、12は枚葉状の記録紙、11は
記録紙12を収納し且つ装置本体14のカセットガイド
部18にスライド自在で且つ着脱可能な記録紙カセッ
ト、9は記録紙カセット11の突起部に係合し記録紙カ
セット11を着脱可能とするラッチ爪、13は記録紙1
2をピックアップローラー8に押圧するための昇降手
段、10は記録紙カセット11に装着され且つ昇降手段
13により記録紙12を積載しながら押圧する紙押上
板、19は昇降手段13に連動して回動し記録紙カセッ
ト11の着脱を阻止する阻止手段、13aは阻止手段1
9を連動させる昇降手段13の連動部に設けた弾性部
材、6は給紙と排紙の切り換えを行なう切り換えガイ
ド、15は記録紙12をガイドする給紙ガイド、4,5
は記録紙を給紙後駆動するピンチローラーとキャプスタ
ンローラーである。
【0015】以上のように構成された画像プリンタにつ
いて以下その動作について説明する。
いて以下その動作について説明する。
【0016】まず、図2に於いて、記録紙12を複数枚
収納した記録紙カセット11を装置本体14のカセット
ガイド部18に沿って装着方向矢印Aに挿入すると、ラ
ッチ爪9と記録紙カセット11の突起部が係合し、記録
紙カセット11は所定の位置に保持される。記録紙カセ
ット11を取り出す際には、記録紙カセット11を装着
方向矢印Aに手で押さえることにより、ラッチ爪9が開
放され取り出しが可能となる。
収納した記録紙カセット11を装置本体14のカセット
ガイド部18に沿って装着方向矢印Aに挿入すると、ラ
ッチ爪9と記録紙カセット11の突起部が係合し、記録
紙カセット11は所定の位置に保持される。記録紙カセ
ット11を取り出す際には、記録紙カセット11を装着
方向矢印Aに手で押さえることにより、ラッチ爪9が開
放され取り出しが可能となる。
【0017】給紙の際には、図1に示すように、昇降手
段13が上昇し給紙方向上流側の一端を支点として回動
自在な紙押上板10を押し上げ、紙押上板10上の記録
紙12をピックアップローラー8に押圧する。同時にピ
ックアップローラー8とセパレートローラー7が回転し
記録紙12を複数枚搬送する。一方、セパレートローラ
ー7に対し離間していたリバースローラー16がリバー
スローラー保持アングル17の記録紙押圧方向への支点
を中心とする回動によってセパレートローラー7を押圧
する。ここでリバースローラー16は、トルクリミッタ
を備え給紙方向に対して逆回転することより、1枚の記
録紙12ならばそのまま記録紙12を搬送し、2枚以上
ならば2枚目以降はさばいてしまうさばき手段を形成し
ている。
段13が上昇し給紙方向上流側の一端を支点として回動
自在な紙押上板10を押し上げ、紙押上板10上の記録
紙12をピックアップローラー8に押圧する。同時にピ
ックアップローラー8とセパレートローラー7が回転し
記録紙12を複数枚搬送する。一方、セパレートローラ
ー7に対し離間していたリバースローラー16がリバー
スローラー保持アングル17の記録紙押圧方向への支点
を中心とする回動によってセパレートローラー7を押圧
する。ここでリバースローラー16は、トルクリミッタ
を備え給紙方向に対して逆回転することより、1枚の記
録紙12ならばそのまま記録紙12を搬送し、2枚以上
ならば2枚目以降はさばいてしまうさばき手段を形成し
ている。
【0018】搬送された一枚の記録紙12は、ガイド部
材15と切り換えガイド6にガイドされキャプスタン4
とピンチローラー5間を通過して給紙動作の完了とな
り、以後キャプスタン4とピンチローラー5の押圧・回
転で記録紙12は搬送され、昇降手段13とリバースロ
ーラー16は給紙状態と待機状態との中間の位置に降下
し、記録部での印画動作が始まる。
材15と切り換えガイド6にガイドされキャプスタン4
とピンチローラー5間を通過して給紙動作の完了とな
り、以後キャプスタン4とピンチローラー5の押圧・回
転で記録紙12は搬送され、昇降手段13とリバースロ
ーラー16は給紙状態と待機状態との中間の位置に降下
し、記録部での印画動作が始まる。
【0019】ここで図2に於いて、阻止手段19は、装
置が待機状態以外、即ち給紙状態及び印画状態のとき
は、昇降手段13に設けた弾性部材13aに連動し、記
録紙カセット11が装着方向矢印Aに押されて着脱する
のを阻止している。給紙状態及び印画状態で着脱が起き
ると、記録紙12がスキューやジャムを起こしたり、昇
降手段13の変形や破壊を起こしたり、印画動作の中途
停止を起こして記録紙12を無駄にするなどの不具合が
生じるためである。
置が待機状態以外、即ち給紙状態及び印画状態のとき
は、昇降手段13に設けた弾性部材13aに連動し、記
録紙カセット11が装着方向矢印Aに押されて着脱する
のを阻止している。給紙状態及び印画状態で着脱が起き
ると、記録紙12がスキューやジャムを起こしたり、昇
降手段13の変形や破壊を起こしたり、印画動作の中途
停止を起こして記録紙12を無駄にするなどの不具合が
生じるためである。
【0020】又、待機状態から記録紙カセット11を押
し込んだ状態すなわち記録紙カセット11を取り出そう
と記録紙カセット11の装着後にラッチ爪9を開放すべ
く押し込んだままの状態で給紙動作が始まった場合、記
録紙カセット11が装着位置よりA方向に押されている
ので昇降手段13の上昇で弾性部材13aが阻止手段1
9を上昇させるが記録紙カセット11の底面に当たって
本来の阻止する位置までは到達できない。一方昇降手段
13は図示しない駆動源により一定の位置まで上昇する
ため、阻止部材19に連動する部分が弾性部材13aで
あるため位置ズレ量を弾性変形により吸収できるので、
逃げ勝手となり、昇降手段13の動きは妨げられず、動
作の開始で異音を発したり、装置内機構の変形や破壊を
起こすことを防止することができる。
し込んだ状態すなわち記録紙カセット11を取り出そう
と記録紙カセット11の装着後にラッチ爪9を開放すべ
く押し込んだままの状態で給紙動作が始まった場合、記
録紙カセット11が装着位置よりA方向に押されている
ので昇降手段13の上昇で弾性部材13aが阻止手段1
9を上昇させるが記録紙カセット11の底面に当たって
本来の阻止する位置までは到達できない。一方昇降手段
13は図示しない駆動源により一定の位置まで上昇する
ため、阻止部材19に連動する部分が弾性部材13aで
あるため位置ズレ量を弾性変形により吸収できるので、
逃げ勝手となり、昇降手段13の動きは妨げられず、動
作の開始で異音を発したり、装置内機構の変形や破壊を
起こすことを防止することができる。
【0021】
【発明の効果】以上のように本発明は、枚葉状の記録紙
に熱転写記録を行うサーマルヘッド、インクシート、プ
ラテンからなる記録部と、装置本体に装填されると共に
記録紙を積層して収納する記録紙カセットと、記録紙カ
セットに設けられた突起部と、突起部に係合し1回目の
押し込みで突起部を保持し2回目の押し込みで突起部と
の係合を解除するラッチ爪と、記録部に記録紙を供給す
る給紙手段と、記録紙を給紙手段に押圧せしめる記録紙
押圧板と、記録紙押圧板に係合し記録紙押圧板を昇降せ
しめる昇降手段と、昇降手段に連動して上方に回動した
ときに突起部とラッチ爪との係合が解除する方向への動
きを阻止する記録紙カセット阻止手段と、記録紙カセッ
ト阻止手段を連動させる昇降手段の連動部に設けた弾性
部材とを設けることにより、給紙・印画状態で、確実に
記録紙カセットの離脱の阻止ができ且つ異音の発生や装
置の変形・破壊を防止することができる優れた画像プリ
ンタを実現できるものである。
に熱転写記録を行うサーマルヘッド、インクシート、プ
ラテンからなる記録部と、装置本体に装填されると共に
記録紙を積層して収納する記録紙カセットと、記録紙カ
セットに設けられた突起部と、突起部に係合し1回目の
押し込みで突起部を保持し2回目の押し込みで突起部と
の係合を解除するラッチ爪と、記録部に記録紙を供給す
る給紙手段と、記録紙を給紙手段に押圧せしめる記録紙
押圧板と、記録紙押圧板に係合し記録紙押圧板を昇降せ
しめる昇降手段と、昇降手段に連動して上方に回動した
ときに突起部とラッチ爪との係合が解除する方向への動
きを阻止する記録紙カセット阻止手段と、記録紙カセッ
ト阻止手段を連動させる昇降手段の連動部に設けた弾性
部材とを設けることにより、給紙・印画状態で、確実に
記録紙カセットの離脱の阻止ができ且つ異音の発生や装
置の変形・破壊を防止することができる優れた画像プリ
ンタを実現できるものである。
【図1】本発明の一実施例に於ける画像プリンタの断面
図
図
【図2】本発明の一実施例に於ける要部を示す斜視図
【図3】従来の画像プリンタの断面図
【図4】従来の画像プリンタの要部を示す斜視図
1 サーマルヘッド 2 プラテン 3 インクシート 7 セパレートローラー 8 ピックアップローラー 9 ラッチ爪 10 紙押上板 11 記録紙カセット 12 記録紙 13 昇降手段 13a 弾性部材 14 装置本体 16 リバースローラー 19 阻止手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭62−222938(JP,A) 特開 平2−178122(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) B65H 1/00 - 3/68
Claims (1)
- 【請求項1】 自動給紙機構を備えた画像プリンタであ
って、枚葉状の記録紙に熱転写記録を行うサーマルヘッ
ド、インクシート、プラテンからなる記録部と、装置本
体に装填されると共に前記記録紙を積層して収納する記
録紙カセットと、前記記録紙カセットに設けられた突起
部と、前記突起部に係合し1回目の押し込みで前記突起
部を保持し2回目の押し込みで前記突起部との係合を解
除するラッチ爪と、前記記録部に前記記録紙を供給する
給紙手段と、前記記録紙を前記給紙手段に押圧せしめる
記録紙押圧板と、前記記録紙押圧板に係合し前記記録紙
押圧板を昇降せしめる昇降手段と、前記昇降手段に連動
して上方に回動したときに前記突起部と前記ラッチ爪と
の係合が解除する方向への動きを阻止する記録紙カセッ
ト阻止手段と、前記記録紙カセット阻止手段を連動させ
る前記昇降手段の連動部に設けた弾性部材とを設けたこ
とを特徴とする画像プリンタ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9200891A JP2867733B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 画像プリンタ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9200891A JP2867733B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 画像プリンタ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH04323124A JPH04323124A (ja) | 1992-11-12 |
JP2867733B2 true JP2867733B2 (ja) | 1999-03-10 |
Family
ID=14042440
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9200891A Expired - Fee Related JP2867733B2 (ja) | 1991-04-23 | 1991-04-23 | 画像プリンタ |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2867733B2 (ja) |
-
1991
- 1991-04-23 JP JP9200891A patent/JP2867733B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04323124A (ja) | 1992-11-12 |
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