JPH07301Y2 - インクフィルムカセット - Google Patents

インクフィルムカセット

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JPH07301Y2
JPH07301Y2 JP8662990U JP8662990U JPH07301Y2 JP H07301 Y2 JPH07301 Y2 JP H07301Y2 JP 8662990 U JP8662990 U JP 8662990U JP 8662990 U JP8662990 U JP 8662990U JP H07301 Y2 JPH07301 Y2 JP H07301Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink film
recording paper
film cassette
side plate
roll
Prior art date
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Expired - Lifetime
Application number
JP8662990U
Other languages
English (en)
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JPH0445756U (ja
Inventor
幹人 古屋
勉 三ッ石
陽一 内山
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Nikon Corp
Original Assignee
Nikon Corp
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は熱転写プリンタに用いるインクフィルムカセッ
トに関するものである。
〔従来の技術〕
従来、この種のインクフィルムカセットを用いる熱転写
プリンタは第6図、第7図に示すような構造となってい
た。
第6図はプリント時の状態を示している。
第6図において、記録紙2はプラテンローラ4の外周に
巻き付けられ、インクフィルム3と重ねられる。そし
て、インクフィルム3の裏面にサーマルヘッド5を圧接
して、インクフィルム3と記録紙2を重ね合わせた状態
でプラテンローラ4に押しつけて、記録紙2にプリント
を行う。
このとき、プラテンローラ4が第6図中に示す矢印の方
向に回転することにより、記録紙2が記録紙ガイド7に
案内されながらサーマルヘッド5に対して順次移動して
いく。同時にインクフィルム3がガイドローラ6に案内
されながら、供給ロール9から繰り出されるとともに、
巻き取りロール8に巻き取られる。
プリントが終了すると、サーマルヘッド5は圧接が解除
され、第7図に示すように離間位置へ移動する。このと
きインクフィルムカセット11は抜き差しが可能となる。
〔考案が解決しようとする課題〕
しかしながら、上記のような熱転写プリンタにおいて
は、ジャム(記録紙が詰まってプリンタの動作が止ま
る)が発生したときの記録紙の除去がしづらいという問
題点があった。
一般に熱転写プリンタにジャムが発生すると、記録紙2
を取り除くことを可能とするために、サーマルヘッド5
が第5図に示すように、離間位置に移動するように構成
されている。そして、インクフィルムカセット11を引き
出してから記録紙の除去を行う。
たとえば、第6図に示すように、記録紙ガイド部7でジ
ャムが発生すると、サーマルヘッド5が離間位置に移動
し、記録紙2を押さえていたインクフィルム3およびガ
イドローラ6、サーマルヘッド5が記録紙2から離れる
ため、記録紙2は第7図中の破線で示したように持ち上
がってしまう。
このときインクフィルムカセット11を手前に引き出そう
としても、記録紙2がインクフィルムカセット11の側板
11aに引っ掛かって抜くことができない。また無理に引
き出したとしても、インクフィルムカセット11を壊した
り、記録紙2が強く引っ張られることにより、他の機構
を破壊することがあった。
そこで本考案は、ジャム発生時でも、記録紙2に引っ掛
かることなく引き出せる構造としたインクフィルムカセ
ットを提供することを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記課題の解決のために本考案は、シート状のインクフ
ィルムを巻き回す供給ロールと、前記インクフィルムを
巻き取る巻き取りロールと、前記供給ロールと前記巻き
取りロールのそれぞれの両端をつなぐ側板と、前記供給
ロールと前記巻き取りロールと前記側板の間にできる開
口部とを備え、前記開口部には、前記インクフィルムの
一部が露出し、プリント時には露出した前記インクフィ
ルムがサーマルヘッドによって記録紙に圧接されるとと
もに、前記供給ロールおよび巻き取りロールの軸方向へ
の出し入れによって着脱が行われるインクフィルムカセ
ットにおいて、前記側板に、記録紙が前記側板の下端よ
り上方に浮き上がらないような押さえ部材を設けた。
〔作用〕
上記の如き構成により、ジャムが発生し、サーマルヘッ
ドが離間位置に移動して、記録紙を押さえていた部材が
記録紙から離れても、サーマルヘッドに連動して移動し
ない押さえ部材により、記録紙が持ち上がるのを防ぐ。
したがってインクフィルムカセットを引き出すとき、イ
ンクフィルムカセットの側板に記録紙が引っ掛からな
い。
〔実施例〕
第1図〜第3図に本考案の実施例を示す。
インクフィルムカセット以外は従来例(第6図、第7
図)と同様であり、符号も同じとした。
第1図のように、ジャムが記録紙ガイド部材7付近で発
生すると、サーマルヘッド5が離間位置に移動する。イ
ンクフィルムカセット1の側板1aにはガイド受け1bが設
けられている。そのため、記録紙2は持ち上がろうとす
るが、ガイド受け1bで押さえられ、インクフィルムカセ
ット1の側板1aには引っ掛からない。
第2図はインクフィルムカセット1、側板1a、ガイド受
け1bと記録紙2の位置関係を上面(サーマルヘッド5の
上方)より見た図である。
記録紙2の端部をガイド受け1bで押さえ、記録紙2が持
ち上がるのを防いでいる。
ガイド受け1bは、プリント時サーマルヘッド5が下降し
ても、サーマルヘッド5本体にはもちろん、サーマルヘ
ッド駆動機構部10aおよびガイドローラ6にも接触する
ことのない位置に設けられている。したがって、ガイド
受け1bはサーマルヘッド5の移動時に干渉することな
く、記録紙2の端部を必ず押さえる位置および形状とな
っている。
第3図は、別の位置でジャムが発生したときの状態を示
す。記録紙2の先端がインクフィルムカセット1のガイ
ド受け1bの左端位置にあっても、側板1aに引っ掛からな
いようにガイド受け1bの左端の位置が設定されている。
また、ガイド受け1bの左側は、通常の記録紙搬送時に引
っ掛かることがないように、プラテン4との隙間を広く
とってある。
さらに第3図に示すように、記録紙2の後端がインクフ
ィルムカセット1のガイド受け1bの右端位置にあって
も、側板1aに引っ掛からないようにガイド受け1bの右端
の位置が設定されている。
このように、インクフィルムカセット1の側板1aに、ガ
イド受け1bを突出させて設けることにより記録紙2を押
さえることができる。
しかしながら、理想的にはガイド受け1bは、側板1aの一
端から他端までに渡って設けられていたほうが、より完
全に記録紙2を押さえることができる。
ところが、第2図に示すように、サーマルヘッド5に取
り付けられたサーマルヘッド駆動機構部10aと側板1aと
の間隙が狭いために、ガイド受け1bを側板1aの一端から
他端までに渡って設けた場合、プリント時にガイド受け
1bとサーマルヘッド駆動機構部10aとが接触してしま
う。
第4図および第5図に示す本考案の他の実施例では、上
記の点を解決している。第4図は平面図であり、第5図
は側面図である。
第4図に示すように、サーマルヘッド5が移動する際
に、サーマルヘッド駆動機構部10aがインクフィルムカ
セット1の側板1aに干渉することがなければ、側板1aの
幅をサーマルヘッド5側に拡げた構成とすることによ
り、側板1aに記録紙2を押さえる働きをさせることがで
きる。
このような構成にすれば、第5図に示すように、第1図
および第2図のようにガイド受け1bを突出させる必要が
ない。
インクフィルムカセット1を引き出したあとは、プラテ
ンローラ4を手動で回転し、インクフィルムカセット挿
入部に記録紙2をすべて出してから除去する。プラテン
ローラ4を回転させる手段については図示していない。
以上の実施例においては記録紙2の押さえ用のガイド受
けをインクフィルムカセット1に設けたが、プリンタ本
体に設けても同様の効果が得られる。
〔考案の効果〕
以上のように本考案によれば、ジャム発生時サーマルヘ
ッドが離間位置となっても記録紙は持ち上がることはな
い。したがってインクフィルムカセットも容易に引き出
すことが可能となり、インクフィルムカセットを壊した
り、プリンタ本体を壊したりすることもない。
記録紙を引っ掛けてジャムの状態を悪化させることもな
いので、インクフィルムカセットを引き出したあとは、
プラテンローラを回すだけで記録紙を簡単に除去するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第3図は本考案の実施例によるインクフィ
ルムカセットを用いた熱転写プリンタの側面図、 第2図は同インクフィルムカセットの平面図、 第4図は本考案の他の実施例によるインクフィルムカセ
ットの平面図、 第5図は本考案の他の実施例によるインクフィルムカセ
ットを用いた熱転写プリンタの側面図、 第6図は従来のインクフィルムカセットを用いた熱転写
プリンタのサーマルヘッド圧接時の側面図、 第7図は同熱転写プリンタのサーマルヘッド離間時の側
面図である。 〔主要部分の符号の説明〕 1、11……インクフィルムカセット、1a、11a……側
板、1b……ガイド受け、2……記録紙、3……インクフ
ィルム、4……プラテンローラ、5……サーマルヘッ
ド、6……ガイドローラ、7……記録紙ガイド、8……
巻き取りロール、9……供給ロール、10a、10b……サー
マルヘッド駆動機構部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】シート状のインクフィルムを巻き回す供給
    ロールと、 前記インクフィルムを巻き取る巻き取りロールと、 前記供給ロールと前記巻き取りロールのそれぞれの両端
    をつなぐ側板と、 前記供給ロールと前記巻き取りロールと前記側板の間に
    できる開口部とを備え、 前記開口部には、前記インクフィルムの一部が露出し、
    プリント時には露出した前記インクフィルムがサーマル
    ヘッドによって記録紙に圧接されるとともに、前記供給
    ロールおよび巻き取りロールの軸方向への出し入れによ
    って着脱が行われるインクフィルムカセットにおいて、 前記側板に、記録紙が前記側板の下端より上方に浮き上
    がらないような押さえ部材を設けたことを特徴とするイ
    ンクフィルムカセット。
JP8662990U 1990-08-18 1990-08-18 インクフィルムカセット Expired - Lifetime JPH07301Y2 (ja)

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JP8662990U JPH07301Y2 (ja) 1990-08-18 1990-08-18 インクフィルムカセット

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JP8662990U JPH07301Y2 (ja) 1990-08-18 1990-08-18 インクフィルムカセット

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Publication Number Publication Date
JPH0445756U JPH0445756U (ja) 1992-04-17
JPH07301Y2 true JPH07301Y2 (ja) 1995-01-11

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