JP2003220736A - 画像プリンタ - Google Patents

画像プリンタ

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JP2003220736A
JP2003220736A JP2002023054A JP2002023054A JP2003220736A JP 2003220736 A JP2003220736 A JP 2003220736A JP 2002023054 A JP2002023054 A JP 2002023054A JP 2002023054 A JP2002023054 A JP 2002023054A JP 2003220736 A JP2003220736 A JP 2003220736A
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JP2002023054A
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Noriyuki Kawamura
敬之 河村
Takayuki Koike
貴之 小池
Tetsuya Tonomura
哲也 外村
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像情報等の各種情報を記録紙に記録する画
像プリンタにおいて、紙検出センサの誤動作や紙詰まり
や記録紙同士の静電気密着の少ない画像プリンタを提供
することを目的とする。 【解決手段】 紙排出口の近くには先にアース部材があ
ることにより、装置をコンパクトにした場合、外装ケー
スの紙排出口と紙検出センサが近接して外部から予期せ
ぬ静電気が飛び込んでくることがあるが、紙検出センサ
に直撃することなく、アース部材を通してメカニズム部
即ち装置のグランドに想定した部分に落ちるようにでき
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、映像情報等の各種
情報を記録紙に記録する画像プリンタに関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】近年、画像プリンタに於いては、熱転写
記録方式画像プリンタにみられるように、高品位なプリ
ントが可能で、装置の小型化を追求する装置がみられる
ようになってきている。
【0003】以下に従来の画像プリンタについて説明す
る。
【0004】図5は従来の画像プリンタの側面概略構成
図を示すものである。図5において1は装置の操作を行
う操作部を上面に持ち装置本体の外装を成型部材で構成
する外装ケース、2は装置の制御を行う制御回路及び電
源部を含んだプリント基板からなる制御部、3は記録紙
8を搬送したり記録したりするメカニズム部であり、メ
カニズム部3の筐体は主に金属プレス部材で構成され
る。さらにメカニズム部3内の構成を説明すると、5と
4は記録紙8を狭持して搬送させるキャプスタンローラ
とピンチローラである。キャプスタンロ−ラ5には記録
紙8をグリップする微少突起を備えている。10はイン
クカセットであり、その内部には巻取リール7と供給リ
ール6を持ち、インクシート15が巻回してあり、図5
の正面側よりメカニズム部3に装着可能になっている。
9は熱転写記録を行うサーマルヘッドで、18はサーマ
ルヘッドに対抗する位置に回動可能に押圧解除を行うプ
ラテンローラである。11は記録紙8をガイドする紙ガ
イド部材である。外装ケース1の左側面には記録紙8の
給紙を行うための給紙口12と、排紙を行うための排紙
口13が設けてある。また、外装ケース1の右側面には
記録紙8への記録搬送途中で装置の外に記録紙8を待避
させる紙搬送口14が設けてある。16は記録紙8を給
紙時に検出する紙検出センサAで、17は記録時に記録
紙8の頭出し等の位置調整を行う紙検出センサBであ
る。
【0005】以上のように構成された従来の画像プリン
タについて、以下その動作について説明する。給紙口1
2より記録紙8を矢印A方向に手で差し込むと、記録紙
8は紙ガイド部材11に沿ってキャプスタンプリローラ
5とピンチローラ4の接点の所に突き当たるまで差し込
むことができる。ここで紙検出センサ16が記録紙8を
検出し、プリント動作が開始される。まず図示しない駆
動源に駆動連結されたキャプスタンローラ5が回転を始
め、記録紙8を矢印C方向に搬送し、記録紙8の先端を
紙検出センサB17で検出して、以後は所定の位置制御
を行って、紙搬送及び記録を行う。画像の記録はプラテ
ンローラ18が回動支軸を中心にサーマルヘッド9に対
して上方向に押圧することで記録紙8とインクシート1
5を挟み込んで行われる。記録が行われる方向は矢印C
方向に向かってであり、記録紙8は記録途中から外装ケ
ース1の紙搬送口14から所定の位置まで外側に送り出
される。1色の記録が終わると記録紙8は矢印Cの逆方
向に引き戻され、引き戻しの時はプラテンローラ18は
下方に押圧解除し、記録紙8は記録時よりも高速で所定
の位置まで引き戻される。画像プリンタの場合、複数の
色のインクシート15を持っているので、所定の各色を
記録するために以上の動作を数回繰り返し、最後には記
録紙8は排紙口13より矢印D方向に排出される。ただ
し、駆動ローラはキャプスタンローラ5なので、キャプ
スタンローラ5から記録紙8がはずれた位置で排紙動作
は終了し、プリント動作は完了する。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の従
来構成では、装置をコンパクトにしているため、外装ケ
ース1の紙搬送口14と紙検出センサB17が近接して
いるために、外部から紙検出センサB17に飛び込んで
くる予期せぬ静電気のために、紙検出センサB17が誤
動作を起こしたりするという問題点を有していた。ま
た、静電気やゴミ・ホコリを防ぐために紙搬送口14を
スリット状に狭く設定すると紙詰まりが発生してしまう
ため、余分なガイド部材が多く必要になるという問題点
を有していた。また、キャプスタンローラ5とメカニズ
ム部3は樹脂成形の軸受けで軸支されているため導通が
なく、記録時のインクシート15引き剥がしで発生する
記録紙8への帯電による記録紙8同士の静電気密着が起
きやすくハンドリングが悪いという問題点を有してい
た。
【0007】本発明は上記従来の問題点を解決するもの
で、紙検出センサの誤動作や紙詰まりや記録紙同士の静
電気密着の少ない画像プリンタを提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】この問題を解決するため
本発明の画像プリンタは、記録紙を挟持して搬送するキ
ャプスタンローラおよびピンチローラと、記録紙に記録
を行うサーマルヘッドと、インクシートを巻回した巻き
取りリールと供給リールを備えた装置本体内に装着可能
なインクシートカセットと、記録時にサーマルヘッドに
記録紙とインクシートを押圧・押圧解除可能なプラテン
ローラと、記録紙の搬送をガイドするガイド部材と、記
録紙の有無を検出する紙検出センサとをキャプスタンロ
ーラの両サイドに備え、主に金属プレス部材で筐体を構
成したメカニズム部と、メカニズム部を駆動及び制御す
る電源部を含む回路部と、メカニズム部と回路部を収納
し、ユーザーの操作部を含む外装ケースとを備え、外装
ケースのメカニズム部における記録紙搬送方向の両側で
ある側面には、片側に記録紙を給紙する際に記録紙を挿
入可能な給紙口と、排紙の際に記録紙を排紙可能な排紙
口を同一側面に上下に並んで備え、もう一方のキャプス
タンローラとピンチローラに近い側面には、記録紙が搬
送時に外装ケースから外部に飛び出すことができる紙搬
送口を備え、紙搬送口に近い方の紙検出センサと外装ケ
ースの間に、紙検出センサの最上面と略同等の高さに金
属プレス部材で構成したアース部材を配置し、アース部
材をメカニズム部の筐体にアース接続した構成を有して
いる。
【0009】また、紙搬送口に近い紙検出センサの最上
面の周囲を覆うようにアース部材を設けた構成を有して
いる。
【0010】また、紙搬送口から紙検出センサ間の紙搬
送路の片側の空間にアース部材を設け、紙ガイド部材を
兼ねた構成を有している。
【0011】また、アース部材の一部を延在し、キャプ
スタンローラの回転支軸端面に軽く付勢して当接させる
構成を有している。
【0012】この構成によって、紙検出センサの誤動作
や紙詰まりや記録紙同士の静電気密着の少ない画像プリ
ンタが得られる。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、記録紙を挟持して搬送するキャプスタンローラおよ
びピンチローラと、記録紙に記録を行うサーマルヘッド
と、インクシートを巻回した巻き取りリールと供給リー
ルを備えた装置本体内に装着可能なインクシートカセッ
トと、記録時にサーマルヘッドに記録紙とインクシート
を押圧・押圧解除可能なプラテンローラと、記録紙の搬
送をガイドするガイド部材と、記録紙の有無を検出する
紙検出センサとをキャプスタンローラの両サイドに備
え、主に金属プレス部材で筐体を構成したメカニズム部
と、メカニズム部を駆動及び制御する電源部を含む回路
部と、メカニズム部と回路部を収納し、ユーザーの操作
部を含む外装ケースとを備え、外装ケースのメカニズム
部における記録紙搬送方向の両側である側面には、片側
に記録紙を給紙する際に記録紙を挿入可能な給紙口と、
排紙の際に記録紙を排紙可能な排紙口を同一側面に上下
に並んで備え、もう一方のキャプスタンローラとピンチ
ローラに近い側面には、記録紙が搬送時に外装ケースか
ら外部に飛び出すことができる紙搬送口を備え、紙搬送
口に近い方の紙検出センサと外装ケースの間に、紙検出
センサの最上面と略同等の高さに金属プレス部材で構成
したアース部材を配置し、アース部材をメカニズム部の
筐体にアース接続した構成を有しているため、装置をコ
ンパクトにした場合、外装ケースの紙排出口と紙検出セ
ンサが近接して外部から予期せぬ静電気が飛び込んでく
ることがあるが、紙排出口の近くには先にアース部材が
あるために紙検出センサに直撃することなく、アース部
材を通してメカニズム部即ち装置のグランドに想定した
部分に落ちるようにできるので、紙検出センサの誤動作
を防止するという作用を有している。
【0014】本発明の請求項2に記載の発明は、紙搬送
口に近い紙検出センサの最上面の周囲を覆うようにアー
ス部材を設けた構成を有しているため、紙検出センサの
金属部である端子をアース部材で保護することができ、
請求項1に記載の発明よりも外部からの静電気に対して
誤動作の防止がより強力にできるという作用を有してい
る。
【0015】本発明の請求項3に記載の発明は、紙搬送
口から紙検出センサ間の紙搬送路の片側の空間にアース
部材を設け、紙ガイド部材を兼ねた構成を有しているた
め、静電気やゴミ・ホコリを防ぐために紙搬送口をスリ
ット状に狭く設定すると紙詰まりが発生してしまうた
め、多くの余分なガイド部材を外装ケースの内側に設け
ることが必要になるが、アース部材が紙ガイド性能を持
つことによって、外装ケースでの複雑な紙ガイド用リブ
や、別部材の紙ガイド部材を不要とすることができると
いう作用を有する。また、記録紙に直接当接する場合も
あるため、記録紙に帯電する静電気を除去する作用も有
している。
【0016】本発明の請求項4に記載の発明は、アース
部材の一部を延在し、キャプスタンローラの回転支軸端
面に軽く付勢して当接させる構成を有しており、通常各
ローラの軸受け部材は低コストの目的により汎用の樹脂
成形材料で構成するため導通がなく、記録時のインクシ
ート引き剥がしで発生する記録紙への静電気の帯電によ
る排出後の記録紙同士の静電気密着が起きやすくなる状
態を避けることができなかったが、アース部材で記録紙
にダイレクトに接しているキャプスタンローラとの導通
をとることにより、記録紙への帯電を減らすことがで
き、紙検出センサの誤動作を防止すると共に、静電気密
着の少ない、即ち記録紙のハンドリングを良くすること
ができるという作用を有する。
【0017】以下、本発明の実施の形態について、図1
から図4を用いて説明する。図1〜図4において従来と
同一の構成要素には同一番号を付与し説明を省略する。
【0018】(実施の形態1)図1は、本発明の実施の
形態1における画像プリンタの側面概略構成図を示すも
のである。図1において1は装置の操作を行う操作部を
上面に持ち装置本体の外装を成型部材で構成する外装ケ
ース、2は装置の制御を行う制御回路及び電源部を含ん
だプリント基板からなる制御部、3は記録紙8を搬送し
たり記録したりするメカニズム部であり、メカニズム部
3の筐体は主に金属プレス部材で構成される。さらにメ
カニズム部3内の構成を説明すると、5と4は記録紙8
を狭持して搬送させるキャプスタンローラとピンチロー
ラである。キャプスタンロ−ラ5には記録紙8をグリッ
プする微少突起を備えている。10はインクカセットで
あり、その内部には巻取リール7と供給リール6を持
ち、インクシート15が巻回してあり、図1の正面側よ
りメカニズム部3に装着可能になっている。9は熱転写
記録を行うサーマルヘッドで、18はサーマルヘッドに
対抗する位置に回動可能に押圧解除を行うプラテンロー
ラである。11は記録紙8をガイドする紙ガイド部材で
ある。外装ケース1の左側面には記録紙8の給紙を行う
ための給紙口12と、排紙を行うための排紙口13が設
けてある。また、外装ケース1の右側面には記録紙8へ
の記録搬送途中で装置の外に記録紙8を待避させる紙搬
送口14が設けてある。16は記録紙8を給紙時に検出
する紙検出センサAで、17は記録時に記録紙8の頭出
し等の位置調整を行う紙検出センサBである。19はメ
カニズム部3の筐体にビス等でアース接続され且つ紙搬
送口14に近い方の紙検出センサB17と外装ケース1
との間に紙検出センサB17の最上面と略同等の高さま
で金属プレス部材で構成したアース部材である。
【0019】以上のように構成された本発明の実施の形
態1における画像プリンタについて、以下その動作につ
いて説明する。
【0020】給紙口12より記録紙8を矢印A方向に手
で差し込むと、記録紙8は紙ガイド部材11に沿ってキ
ャプスタンローラ5とピンチローラ4の接点の所に突き
当たるまで差し込むことができる。ここで紙検出センサ
16が記録紙8を検出し、プリント動作が開始される。
まず図示しない駆動源に駆動連結されたキャプスタンロ
ーラ5が回転を始め、記録紙8を矢印C方向に搬送し、
記録紙8の先端を紙検出センサB17で検出して、以後
は所定の位置制御を行って、紙搬送及び記録を行う。画
像の記録はプラテンローラ18が回動支軸を中心にサー
マルヘッド9に対して上方向に押圧することで記録紙8
とインクシート15を挟み込んで行われる。記録が行わ
れる方向は矢印C方向に向かってであり、記録紙8は記
録途中から外装ケース1の紙搬送口14から所定の位置
まで外側に送り出される。1色の記録が終わると記録紙
8は矢印Cの逆方向に引き戻され、引き戻しの時はプラ
テンローラ18は下方に押圧解除し、記録紙8は記録時
よりも高速で所定の位置まで引き戻される。画像プリン
タの場合、複数の色のインクシート15を持っているの
で、所定の各色を記録するために以上の動作を繰り返し
て最後には排紙口13より矢印D方向に排出される。た
だし、駆動ローラはキャプスタンローラ5なので、キャ
プスタンローラ5から記録紙8がはずれた位置で排紙動
作は終了し、プリント動作は完了する。
【0021】ここで、装置本体の小型化のためにコンパ
クトにしている場合、外装ケース1の紙搬送口14と紙
検出センサB17が近接しているために、外部から紙検
出センサB17に予期せぬ静電気が飛び込んでくること
が希にあるが、紙排出口14の近くには先にアース部材
19があるために紙検出センサB17に直撃することな
く、アース部材を通してメカニズム部即ち装置のグラン
ドに想定した部分に落ちるようにできるので、紙検出セ
ンサの誤動作を防止することができる。尚、紙検出セン
サB17は通常フォトセンサであり、図1は反射型フォ
トセンサをベースにした図であるが、透過型フォトセン
サやフォトトランジスタを使用する場合でも同様な効果
を得ることができる。
【0022】(実施の形態2)図2は、本発明の実施の
形態2における画像プリンタのアース部材周辺の斜視図
を示すものである。図2において、図1との構成の違い
はアース部材20であり、メカニズム部3の筐体にビス
等でアース接続され且つ紙搬送口14に近い方の紙検出
センサB17と外装ケース1との間に紙検出センサB1
7の最上面と略同等の高さまで金属プレス部材で構成し
た部分は同じであるが、紙検出センサB17の側面から
出ている金属部分である端子を保護するように紙検出セ
ンサB17の最上面の周囲を覆うように構成している部
分が異なっている。これにより、外部からの予期せぬ静
電気に対してより強力に紙検出センサB17の誤動作を
防止することができる。
【0023】(実施の形態3)図3は、本発明の実施の
形態3における画像プリンタのアース部材周辺の斜視図
を示すものである。図3において、図2との構成の違い
はアース部材21であり、メカニズム部3の筐体にビス
等でアース接続され且つ紙搬送口14に近い方の紙検出
センサB17と外装ケース1との間に紙検出センサB1
7の最上面と略同等の高さまで金属プレス部材で構成し
且つ紙検出センサB17の側面から出ている金属部分で
ある端子を保護するように紙検出センサB17の最上面
の周囲を覆うように構成している部分は同じであるが、
紙搬送口14から紙検出センサB17間の紙搬送路の片
側の空間をアース部材21で構成し、紙ガイド部材の機
能を兼ね備えた構成とした部分が異なっている。通常、
静電気やゴミ・ホコリを防ぐために外装ケース1の紙搬
送口14をスリット状に隙間を狭く設定すると紙詰まり
が発生してしまうために、紙搬送口14の内側には多く
の余分なガイド部材を外装ケースの内側に設けることが
必要になるが、アース部材21が紙ガイド性能を持つこ
とによって、外装ケースの片側には複雑な紙ガイド用リ
ブや、別部材の紙ガイド部材を不要とすることができ
る。また、アース部材21は記録紙8に直接当接する場
合もあるため、記録紙8に帯電する静電気を除去するこ
ともできる。
【0024】尚、特に図示はしていないが、アース部材
21の紙ガイド部を更に延長し、紙搬送口14の外部ま
で延在して紙搬送口14に沿うように曲げて回し込む形
状にすれば、アース効果は更に高めることができる。
【0025】(実施の形態4)図4は、本発明の実施の
形態4における画像プリンタのアース部材周辺の斜視図
を示すものである。図1との構成の違いは、アース部材
22であり、メカニズム部3の筐体にビス等でアース接
続され且つ紙搬送口14に近い方の紙検出センサB17
と外装ケース1との間に紙検出センサB17の最上面と
略同等の高さまで金属プレス部材で構成した部分は同じ
であるが、アース部材22の一部を延在し、キャプスタ
ンローラ5の回転支軸端面まで曲げこんで軽く付勢して
当接させる構成を有している部分が異なっている。通常
各ローラの軸受け部材は低コストの目的により汎用の樹
脂成形材料で構成するため導通がなく、記録時のインク
シート15引き剥がしで発生する記録紙8への静電気の
帯電による排出後の記録紙8同士の静電気密着が起きや
すくなる状態を避けることができなかったが、アース部
材22で記録紙8にダイレクトに接しているキャプスタ
ンローラ5との導通をとることにより、記録紙8への帯
電を減らすことができ、紙検出センサB17の誤動作を
防止すると共に、排紙後の記録紙8同士の静電気密着を
減らし、即ち記録紙8のハンドリングを良くすることが
できる。また、キャプスタンローラ5のローラ円周部で
なく、支軸の回転中心を選んで当接するので、アース部
材22は摩耗や切り粉や音の発生等の副作用もなくキャ
プスタンローラ5に与える負荷も最小に押さえることが
できる。
【0026】尚、この場合のアース部材22の材質は付
勢する必要があるのでバネ性を持つバネ材が望ましい。
【0027】
【発明の効果】以上のように本発明は、紙搬送口と紙検
出センサ間に様々な形態のアース部材を設けることによ
り、紙検出センサの誤動作がなく且つ紙詰まりや記録紙
同士の静電気密着の少ない即ち記録紙のハンドリングの
良い画像プリンタを提供することができるという優れた
効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における画像プリンタの
側面概略構成図
【図2】同実施の形態2における画像プリンタのアース
部材周辺の斜視図
【図3】同実施の形態3における画像プリンタのアース
部材周辺の斜視図
【図4】同実施の形態4における画像プリンタのアース
部材周辺の斜視図
【図5】従来の画像プリンタの側面概略構成図
【符号の説明】
1 外装ケース 3 メカニズム部 4 ピンチローラ 5 キャプスタンローラ 8 記録紙 9 サーマルヘッド 14 紙搬送口 15 インクシート 16 紙検出センサA 17 紙検出センサB 18 プラテンローラ 19 アース部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 外村 哲也 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2C059 AB17 2C061 AQ04 CP05 2C065 AB02 AD07 CZ06 CZ14 CZ17 CZ18 DA16 DA23 DA24 DA27 DA28 DA29 DA36 DA38

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枚葉状の記録紙に記録を行う画像プリン
    タであって、前記記録紙を挟持して搬送するキャプスタ
    ンローラおよびピンチローラと、前記記録紙に記録を行
    うサーマルヘッドと、インクシートを巻回した巻き取り
    リールと供給リールを備えた装置本体内に装着可能なイ
    ンクシートカセットと、記録時に前記サーマルヘッドに
    前記記録紙と前記インクシートを押圧・押圧解除可能な
    プラテンローラと、前記記録紙の搬送をガイドするガイ
    ド部材と、前記記録紙の有無を検出する紙検出センサと
    を前記キャプスタンローラの両サイドに備え、主に金属
    プレス部材で筐体を構成したメカニズム部と、前記メカ
    ニズム部を駆動及び制御する電源部を含む回路部と、前
    記メカニズム部と前記回路部を収納し、ユーザーの操作
    部を含む外装ケースとを備え、前記外装ケースの前記メ
    カニズム部における前記記録紙搬送方向の両側である側
    面には、片側に前記記録紙を給紙する際に前記記録紙を
    挿入可能な給紙口と、排紙の際に前記記録紙を排紙可能
    な排紙口を同一側面に上下に並んで備え、もう一方の前
    記キャプスタンローラと前記ピンチローラに近い側面に
    は、前記記録紙が搬送時に前記外装ケースから外部に飛
    び出すことができる紙搬送口を備え、前記紙搬送口に近
    い方の前記紙検出センサと前記外装ケースの間に、前記
    紙検出センサの最上面と略同等の高さまで金属プレス部
    材で構成したアース部材を配置し、前記アース部材を前
    記メカニズム部の筐体にアース接続したことを特徴とす
    る画像プリンタ。
  2. 【請求項2】 紙搬送口に近い紙検出センサの最上面の
    周囲を覆うようにアース部材を設けたことを特徴とする
    請求項1に記載の画像プリンタ。
  3. 【請求項3】 紙搬送口から紙検出センサ間の紙搬送路
    の片側の空間をアース部材で構成し、紙ガイド部材を兼
    ねたことを特徴とする請求項2に記載の画像プリンタ。
  4. 【請求項4】 アース部材の一部を延在し、キャプスタ
    ンローラの回転支軸端面に軽く付勢して当接させたこと
    を特徴とする請求項1に記載の画像プリンタ。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005162342A (ja) * 2003-11-28 2005-06-23 Kyocera Mita Corp 用紙処理装置
JP2019059147A (ja) * 2017-09-27 2019-04-18 株式会社沖データ インクジェットプリンタ
CN111070903A (zh) * 2018-10-22 2020-04-28 精工电子有限公司 热敏打印机和便携型终端

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