JP2005162342A - 用紙処理装置 - Google Patents

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菊之助 辻
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勝裕 吉内
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伸介 川島
Hiroyuki Harada
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Abstract

【課題】 装置のコンパクト化を図りつつ部品コストの低廉化に寄与した上で、原稿有無検出手段に対する静電気放電による悪影響を確実に防止することができるようにする。
【解決手段】 給紙トレイ14に装填された原稿Pを画像形成装置10の機器本体11に送り込む、主に非導電性の合成樹脂材料によって形成された原稿給紙装置20に関するものであり、給紙トレイ14の下流端側には、給紙トレイ14を横断する金属製のローラ軸51回りに回転可能に軸支された原稿反転ローラ50と、給紙トレイ14上の原稿Pの有無検出用の電子回路を備えた電子回路基板45を有するPI41を備えた原稿有無検出手段40と、電子回路基板45を覆うアース板60とが設けられ、アース板60は、ローラ軸51に電気的に接続されている。
【選択図】 図4

Description

本発明は、用紙の給紙または排紙を行う開口部を備えた用紙処理装置に関し、特に複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置において、用紙を装置内へ給紙して原稿画像の読み取りを行わせる給紙装置として好適に用いられる用紙処理装置に関するものである。
従来、複写機やファクシミリ装置等の画像形成装置へ原稿を給紙して原稿画像を読み取らせるために当該画像形成装置の頂部に設けられた用紙処理装置としての原稿給紙装置が知られている。この原稿給紙装置は、原稿が載置(装填)される給紙トレイと、この給紙トレイ上の原稿の束から1枚ずつを繰り出して装置本体に供給する原稿繰出し部材と、給紙トレイ上に原稿が存在するか否か(すなわち原稿の有無)を検出する原稿有無検出手段とを備えて構成されている。
原稿有無検出手段は、通常、発光素子と受光素子とを備えたいわゆる光センサと、原稿が給紙トレイに装填されることによって姿勢が変化するアクチュエータとを備えており、給紙トレイ上に原稿が存在しない状態でアクチュエータが発光素子から受光素子へ向かう光路を遮光する遮光姿勢に姿勢設定される一方、給紙トレイ上に原稿が装填されると、この装填操作に連動してアクチュエータが前記光路の遮光を解除する解除姿勢に姿勢設定されるようになっている。このアクチュエータの姿勢変更は、受光素子の受光の有無に連係され、これによって給紙トレイ上の原稿の有無が検出されることになる。
ところで、原稿は、手で把持した状態で給紙トレイに装填されるため、オペレータが帯電していた場合、その指先と光センサとの間に放電が発生し、この放電によって光センサに付設された基板の電子回路に悪影響を与えることがある。かかる不都合を回避するために、従来、アクチュエータを給紙トレイの表面側に設ける一方、このアクチュエータと連係して動作する光センサは、装置本体の内部に設け、これによる光センサと指先との間の長寸法離間で絶縁距離を確保することが行われていた。
なお、特許文献1には、操作パネルのパネルカバーと基板との間に、パネルカバーと略同一の平面形状を有するアース板を介設し、このアース板を接地することにより人体と操作パネルとの間で放電が生じても、基板に影響を与えることがないようにしたファクシミリ装置が記載されている。
特開平5−284268号公報
ところで、原稿給紙装置において、静電気放電を回避するために光センサを装置本体の内部に設けて絶縁距離を確保する場合には、装置本体の奥部に光センサを配置するための空間を確保しなければならず、その分装置が大型化するという不都合が生じるばかりか、原稿の装填によって動作するアクチュエータの動きを光センサの発光素子と受光素子との間に介設される遮光板の動きに連係させるための構造が複雑になり、確実な連係が得られない場合には、誤検出につながるという問題点が生じる。
また、特許文献1に記載のものは、操作パネルと人体との間で生じる静電気放電には対応することができるが、アース板がパネルカバーと略同一の平面形状を有する大きなものであるため部品コストが嵩むという不都合が存在するばかりか、給紙トレイにおける原稿有無検出手段と人体との間で生じる放電には対応することができない。
本発明は、かかる状況に鑑みなされたものであって、装置のコンパクト化を図り、かつ、部品コストの低廉化に寄与した上で、用紙有無検出手段等の用紙検出手段が備える電子回路基板に対する静電気放電による悪影響を確実に防止することができる用紙処理装置を提供することを目的としている。
請求項1記載の発明は、用紙の給紙または排紙が行われる開口部と、この開口部に連なる用紙搬送路とを備え、前記開口部の近傍に、用紙の有無または通過を検出するための電子回路基板を有する用紙検出手段を具備した用紙処理装置において、前記用紙検出手段の周辺部位に導電性部材を配置すると共に、前記導電性部材をアースしたことを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、用紙処理装置に対して給紙や排紙のために設けられた開口部に用紙を着脱等するために、帯電したオペレータの指先が用紙検出手段に接近しても、指先からの静電気放電は、用紙検出手段の周辺部位に配置された導電性部材で捕捉されてアースされるため、用紙検出手段の構成要素である電子回路基板に放電によるダメージを与えることはなく、用紙検出手段の故障による誤検出が有効に防止される。
そして、用紙検出手段は、用紙検出位置の周辺部位に設けられているため、従来のように絶縁距離を確保するべく用紙検出手段を給紙装置本体の奥部や側部に設けた場合に比較し、装着空間を確保する必要がなくなり、その分装置のコンパクト化に寄与するとともに、用紙の検出動作を用紙検出手段に伝達する構造が簡単になり、これによって誤検出が生じるような不都合が回避される。
請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記用紙処理装置が、給紙トレイに装填された用紙を画像形成装置の装置本体に送り込む、主に非導電性材料によって形成された給紙装置であり、前記用紙検出手段が給紙トレイ上の用紙有無を検出するための用紙有無検出手段であって、前記給紙トレイの下流端側には、給紙トレイを横断する導電性材料製のローラ軸を備えた用紙搬送用のローラが配置され、前記導電性部材は、前記ローラ軸を介してアースされていることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、用紙を給紙トレイへ装填するに際し、帯電したオペレータの指先が用紙有無検出手段に接近しても、指先からの静電気放電は、用紙有無検出手段を覆った導電性部材で捕捉され、ローラ軸を介してアースされる。
そして、ローラ軸は、給紙装置の必須部材であり、しかも給紙用の開口部の近傍に設けられて用紙有無検出手段の側近に存在するため、用紙有無検出手段を覆った導電性部材と直接電気的に接続することが可能になり、アース構造の簡素化を行う上で極めて有効である。すなわち、専ら非導電性材料である合成樹脂によって形成された給紙装置にあって、別途アースラインを増設することなく既存の構造体を用いてアース回路を構成することができ、部品コストの低減化に貢献する。
請求項3記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記用紙有無検出手段は、用紙の有無を、発光素子から受光素子に向かう光路の遮光有無によって検出する光センサを備えて構成されていることを特徴とするものである。
用紙有無検出手段として光センサを採用することにより、簡単な構成でありながら用紙の有無が確実に検出される。
請求項4記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記光路の遮光は、給紙トレイ上における用紙の有無で姿勢変更するアクチュエータによって行われることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、アクチュエータの姿勢変更が光センサによって検出され、かかる姿勢変更を介して間接的に給紙トレイ上の用紙の有無が検出されるため、給紙装置の仕様に応じて無理のない最適の検出構造の設計が実現する。
請求項5記載の発明は、請求項1乃至4のいずれかに記載の発明において、前記導電性部材は、前記ローラ軸に電気的に結合された導電性軸受を介して当該ローラ軸に電気的に接続されていることを特徴とするものである。
かかる構成を採用したことにより、導電性部材とローラ軸とは、導電性軸受を介して安定した状態で電気的に接続される。
請求項1記載の発明によれば、用紙検出手段は、用紙検出手段の周辺部位に設けられているため、従来のように絶縁距離を確保するべく用紙検出手段を給紙装置本体の奥部や側部に設けた場合に比較し、装着空間を確保する必要がなくなり、その分装置のコンパクト化に寄与するとともに、用紙の検出動作を用紙検出手段に伝達する構造が簡単になり、これによって誤検出が生じるような不都合を確実に回避することができる。
請求項2記載の発明によれば、導電性部材は、給紙装置の必須部材であり、かつ、導電性部材の近傍のローラ軸に電気的に接続されているため、長尺のアースライン等は全く不要になり、アース構造の簡素化を実現することができる。すなわち、専ら非導電性材料である合成樹脂によって形成された給紙装置にあって、別途アースラインを増設することなく既存の構造体を用いてアース回路を構成することができ、部品コストの低減化に貢献することができる。
請求項3記載の発明によれば、用紙有無検出手段として光センサが採用されているため、簡単な構成でありながら用紙の有無が確実に検出することができる。
請求項4記載の発明によれば、給紙トレイ上の用紙の有無を、給紙トレイ上における用紙の有無で姿勢変更するアクチュエータの姿勢変更を介して間接的に検出されるため、給紙装置の仕様に応じて無理のない最適の検出構造を設計することができる。
請求項5記載の発明によれば、導電性部材は、導電性軸受を介して前記ローラ軸に電気的に結合されているため、導電性部材とローラ軸とを導電性軸受を介して安定した状態で電気的に接続することができ、安定的なアースを行うことができる。
図1は、本発明に係る用紙処理装置が適用された画像形成装置の一実施形態を示す斜視図である。なお、図1において、X−X方向を幅方向、Y−Y方向を前後方向といい、特に−X方向を左方、+X方向を右方、−Y方向を前方、+Y方向を後方という。図1に示すように、画像形成装置10は、箱形を呈した機器本体11と、この機器本体11の上面に設けられた開閉自在の原稿搬送装置12を備えて構成されている。原稿搬送装置12は、図1のにおける左方上部に形成された搬送部13と、機器本体11の上面に載置されたり、搬送部によって機器本体11の上面の一部に送込まれた原稿Pを押える、後述の排紙トレイ15に略対応した原稿押え部とからなっている。搬送部13には、後述の給紙トレイ14に載置された原稿Pの原稿画像を読み取るために機器本体11の上面に向けて当該原稿Pを1枚ずつ給紙する原稿給紙装置20が設けられている。機器本体11には、画像形成のための各種の機器が内装されている。
すなわち、前記機器本体11には、用紙処理装置(後述の原稿給紙装置20)によって給紙された原稿(用紙)Pの原稿画像を読み取る図略の光学系16と、この光学系16が読み取った原稿画像を所定の用紙にトナー画像として転写する現像部17と、この現像部17でトナー画像の転写された用紙に定着処理を施す定着ローラ181等を備えた定着部18と、転写用の用紙を積層貯留する用紙カセット191を備えた給紙部19とが設けられている。前記現像部17は、光学系16により周面に静電潜像を形成する感光体ドラム171と、この感光体ドラム171の静電潜像にトナーを供給してトナー像を形成させる現像装置172とを備えている。
具体的には、前記光学系16によって読み取られた原稿Pの画像(原稿画像)は、一旦デジタル画像情報に変換され、このデジタル画像情報に基づくレーザ光が軸心回りに回転している感光体ドラム171の周面に照射されることにより静電潜像が形成され、この静電画像に向けて現像装置172からトナーが供給されることによって感光体ドラム171の周面にトナー像が形成されるようになっている。なお、感光体ドラム171の周りには、帯電器や露光ユニット、クリーニング装置等が設けられているが、これらの説明は省略する。
そして、給紙部19から給紙された用紙は、所定の搬送路を通って現像部17に送り込まれ、ここで現像装置172からのトナーの供給を受けて感光体ドラム171の周面に形成されたトナー像が当該用紙に転写される転写処理が施され、定着部18で定着ローラ181による熱定着処理が施された後、機器本体11の中央部に設けられた排紙部190に向けて排紙されるようになっている。
前記搬送部13には、原稿給紙装置20へ向かうように斜め上方へ向けて突設された給紙トレイ14と、この給紙トレイ14の下方位置において当該給紙トレイ14と対向した排紙トレイ15とが設けられている。給紙トレイ14の前方側には、幅方向一対の用紙幅設定部材141が設けられ、読み込もうとする原稿Pのサイズに応じてこれら一対の用紙幅設定部材141間の内寸法を調節することにより、給紙トレイ14上における原稿Pの幅方向の位置決めが行われるようになっている。
前記搬送部13は、幅方向一対のフレーム板131と、このフレーム板131の上縁部間に架設された開閉可能な天板部材132とによって囲繞された空間内に本発明に係る原稿給紙装置20が装着されることによって形成されている。かかる搬送部13の後面側には、給紙トレイ14上に載置された原稿Pを搬送部13内に引き入れるための給紙口133(開口部)が形成されている。
そして、用紙幅設定部材141によって位置決め状態で給紙トレイ14上に載置された積層状態の複数枚の原稿Pは、原稿給紙装置20の駆動によって1枚ずつが搬送部13内に順次引き入れられ、光学系16によって原稿面の画像が光学的に読み取られるようになっている。
また、給紙トレイ14の下部には、裏面側の画像を読み取るべく原稿Pを表裏反転させるときに使用される原稿反転用トレイ149が設けられている。原稿Pの表面側の画像に加えて裏面側の画像も読み取る、いわゆる両面コピーを行うとき、表面側の画像が読み取られた後の原稿Pが一旦原稿反転用トレイ149に排紙され、引き続き画像読み取り位置へスイッチバックされることにより、裏面側の画像が読み取られるようになっている。裏面側の画像の読み取りが完了した原稿Pは、光学系16の下方位置に形成された排紙部190の排紙トレイに排紙される。
かかる画像形成装置10において、機器本体11の中央部であって排紙部190の左方位置には操作パネルが設けられ、この操作パネルの適所に設けられたスタートボタンを押下することによって給紙トレイ14上に載置された原稿Pの読み込み処理が開始されるようになっている。また、操作パネル上には各種の操作ボタンが設けられ、これらの操作ボタンを押釦操作することによって、画像形成に係る各種の設定(コピー枚数や原稿サイズあるいは用紙サイズの設定等)が行われるようになっている。
以下、本発明に係る用紙処理装置について、当該用紙処理装置の一実施形態である原稿給紙装置20を例に挙げて詳細に説明する。図2は、原稿給紙装置20を説明するための、天板部材132が取り外された状態の搬送部13を示す斜視図である。図2に示すように、原稿給紙装置20は、給紙トレイ14に載置装填された原稿Pを機器本体11(図1)へ送り込む原稿送込みユニット30と、原稿Pの給紙トレイ14への装填有無を検出する原稿有無検出手段(用紙有無検出手段)40とを備えて構成されている。
前記原稿送込みユニット30は、幅方向一対のフレーム板131間に架設されたローラ軸31と、このローラ軸31の中央部で当該ローラ軸31回りに回動可能に軸支されたハウジング32と、このハウジング32に支持された給紙ローラ対33(図2には、給紙ローラ対33の内の後方側のものだけが示されている)と、前記給紙ローラ対33に取り付けられるストッパ34とを備えている。
前記ローラ軸31は、幅方向一対のフレーム板131間であって、用紙幅設定部材141より若干下流側(前方側)の上部位置において一対のフレーム板131間に架設され、これによって給紙トレイ14上に装着された原稿Pの前端縁部がフレーム板131間で給紙ローラ対33と給紙トレイ14間に挟持された状態になるようにしている。
前記ハウジング32は、給紙ローラ対33を支持するためのものであり、天板321と、この天板321の両側部が下方に向けて折り曲げられることにより形成した幅方向一対の側板322とを備えて構成されている。かかるハウジング32は、一対の側板322に前記ローラ軸31が貫通されることにより当該ローラ軸31に装着されるようになっている。各側板322には、ローラ軸31の後方に突設軸323が外方に向かってそれぞれ突設され、各突設軸323にストッパ34が回動自在に軸支されている。
このようなハウジング32は、ローラ軸31より上流側(後方側)の端部が下方に下がって原稿Pを給紙し得るようになった給紙姿勢と、同上流側端部が上方に退避した退避姿勢との間で姿勢変更可能になっている。ハウジング32が退避姿勢に姿勢設定された状態で用紙Pが給紙トレイ14上に装填される。
そして、前記ストッパ34は、ハウジング32が給紙姿勢に姿勢設定された状態で、突設軸323回りに回動自在に設定され、これによって給紙される原稿Pを暖簾のように遣り過ごさせ得るようになっている一方、ハウジング32が退避姿勢に姿勢設定された状態で、上部に突設された突片341が搬送部13の天板部材132(図1)の裏面に設けられた図略の係止凸部と干渉し、これによって垂下姿勢が固定されるようになっている。したがって、この状態で原稿Pの前端縁を各ストッパ34に当止させることにより、当該原稿Pの前端縁が揃うようになっている。なお、ストッパ34が給紙姿勢に姿勢設定された状態では、突片341の前記係止凸部に対する干渉が解消され、これによって最上位の原稿Pは、給紙ローラ対33の駆動で給紙されることになる。
前記給紙ローラ対33は、給紙トレイ14上に載置された状態で一対の用紙幅設定部材141に挟持され、且つ先端縁部が垂下姿勢に姿勢設定された一対のストッパ34に当止されることにより一旦位置決めされた原稿Pをその後の前記当止が解除された状態で1枚ずつ機器本体11内に給紙するものであり、ハウジング32の側板322間においてローラ軸31に同心で一体回転可能に装着された給紙ローラ(図2では現れていない)と、この給紙ローラの上流側(後方側)で側板322間に設けられたピックアップローラ331とからなっている。ピックアップローラ331は、一対の側板322間に架設されたピックアップローラ軸332回りに回転可能に軸支されている。
ピックアップローラ軸332は、給紙トレイ14上に載置された原稿Pの束がストッパ34によって位置決めされた状態で、ピックアップローラ331の周面が当該原稿Pの最上位のものに当接するように設置位置が設定され、ピックアップローラ331の回転によって用紙束の最上位の原稿Pが引き取られて給紙ローラへ向かうようになされている。ピックアップローラ331によって取り込まれた原稿Pは、給紙ローラ対33の内の下流側のものの回転によって機器本体11へ向けて給紙される。
なお、原稿給紙装置20には、図略の駆動モータが設けられ、この駆動モータの回転がローラ軸31に伝達されるとともに、このローラ軸31の軸心回りの回転は、ハウジング32内に設けられた図略のギヤ機構を介してピックアップローラ331および給紙ローラに伝達され、これによってピックアップローラ331および給紙ローラが互いに連係しながら回転するようになっている。
以上のとおり、原稿給紙装置20は、前記給紙口133を開口部として前記ピックアップローラ331等により構成される用紙搬送路が、前記給紙口133に連なるように配置されている。そして、前記給紙口133の近傍には、原稿Pの有無を検出するための原稿有無検出手段40が設けられる。
図3は、搬送部13の側面視の断面図であり、図4は、図3の要部の拡大断面図である。また、図5および図6は、原稿有無検出手段40を説明するための、中継トレイ142を上下反転させてその裏面側を示す斜視図であり、図5は、原稿有無検出手段40が組み付けられる前の分解斜視図、図6は、原稿有無検出手段40が組み付けられた状態を示す組立て斜視図である。なお、図3〜図6におけるX、Yによる方向表示は、図1の場合と同様であるが、図5および図6においては左右が逆になっている(すなわち図1の左方は図5、図6における右方であり、図1の右方は、図5、図6における左方である)。以下、図3〜図6を基に、必要に応じて図1および図2を参照しながら、原稿有無検出手段40について説明する。
まず、図3および図4に示すように、原稿有無検出手段40は、PI(photo−interrupter、遮光方式の光センサ)41と、給紙トレイ14上の原稿Pの有無に応じて前記PI41が存否を検出するアクチュエータ46(図5、図6)とを備えて構成されている。
前記PI41は、図5に示すように、合成樹脂製のケーシング42に発光素子43と、この発光素子43からの光を受光するように対向配置された受光素子44と、発光素子43へ向けて駆動信号を出力するとともに、受光素子44からの受光信号を電気的に処理する電子回路がマウントされた電子回路基板45とを備えて構成されている。
前記ケーシング42は、幅寸法が前後寸法より長めに設定された略直方体状のケーシング本体421と、このケーシング本体421の前面から前方に向けて互いに対向するように突設された一対の光素子保持体422とを備えている。そして、一方(図5に示す例では左方)の光素子保持体422には発光素子43が内装されているとともに、他方(図5に示す例では右方)の光素子保持体422には受光素子44が内装されている。
前記一対の光素子保持体422間には、発光素子43からの光を受光素子44に向けて通すとともに、アクチュエータ46の一部が遊嵌可能な光路空間423が形成されている。前記一対の光素子保持体422の対向面には、互いに対向したスリット424がそれぞれ設けられ、発光素子43から照射された光は、これらのスリット424を通って受光素子44に受光されるようになっている。
このように構成されたPI41は、給紙トレイ14の基端側(前方側)を構成する中継トレイ142の裏面側に装着されるようになっている。
前記中継トレイ142は、非導電性材料である合成樹脂材料によって形成されており、図5に示すように、側面視で波打った形状を有する板状の中継トレイ本体143と、この中継トレイ本体143の裏面側に形成された前後方向に延びる複数本の縦リブ144と、これら縦リブ144と直交するように中継トレイ本体143の前後方向の中央部より若干後方側の位置に設けられた幅方向に延びる横リブ145と、中継トレイ本体143の後縁部から下方(図5では上方)に向けて折り返された状態で形成された縁堰146とを備えて形成されている。
そして、かかる中継トレイ142の裏面側には、横リブ145が設けられていない部分における所定の縦リブ144間にPI装着部147が形成され、このPI装着部147にPI41が装着されるようになっている。かかるPI装着部147には、外方に向かって突設された、先端に係止爪部147bを有する後方係止片147aが設けられているとともに、前方でこの後方係止片147aと対向配置された、先端に係止爪部147dを有する前方係止片147cが設けられている。
前記後方係止片147aと前方係止片147cとの間の内寸法は、PI41のケーシング42の前後寸法より僅かに長く寸法設定されているとともに、前記各係止爪部147b,147dは互いに対向する方向に向けて各係止片147a,147cから突設されている。各係止爪部147b,147d間の内寸法は、前記ケーシング42の前後寸法より僅かに短めに設定されている。また、後方係止片147aは、容易に撓み得るように厚み寸法が設定されている。
したがって、ケーシング42を外方から各係止片147a,147c間に対向させた状態でPI装着部147における中継トレイ本体143に向けて押圧することにより、後方係止片147aの係止爪部147bがケーシング42の後縁部と干渉して後方係止片147aが後方に向かって弓形に弾性変形し、これによってPI41が、図6に示すように、各係止片147a,147c間に装着される。そして、PI41が各係止片147a,147c間に装着された状態では、後方係止片147aの係止爪部147bがケーシング本体421の後縁部を係止するとともに、前方係止片147cの係止爪部147dが一対の光素子保持体422の先端縁部を係止した状態になっているため、PI41は、安定した抜止め状態でPI装着部147における各係止片147a,147c間に装着される。
また、中継トレイ142には、その裏面側であって、後方係止片147aより若干後方寄りの位置に原稿反転ローラ(用紙搬送用のローラ)50が設けられている。この原稿反転ローラ50は、いわゆる両面コピーを行うときに使用されるものであり、原稿Pを一旦原稿反転用トレイ149へ排紙するためのものである。具体的には、原稿給紙装置20によって機器本体11へ向けて送り込まれた原稿Pは、図3に一点鎖線の矢印で示すように、搬送ローラ21の駆動で原稿読取り位置Xへ搬送され、ここで光学系16(図1)により表面側の原稿画像が読み取られた後、一旦原稿反転用トレイ149へ排紙される。原稿反転用トレイ149に一旦収まった原稿Pは、引き続き原稿反転ローラ50の逆回転で図3の点線矢印で示すようにスイッチバックされ、再度搬送ローラ21によって原稿読取り位置Xへ搬送され、今度は裏面側の画像が読み込まれることになる。裏面側の画像の読み取りが完了した原稿Pは、再び原稿反転用トレイ149へ送り込まれた後、搬送ローラ21を介して排紙トレイ15(図1)へ排紙される。したがって、排紙トレイ15に排紙された原稿Pは、表裏が当初(すなわち原稿Pを給紙トレイ14に載置したとき)と同一になっている。
かかる原稿反転ローラ50は、図5に示すように、導電性材料である金属製のローラ軸51と、このローラ軸51に同心で一体的に外嵌されたゴム等のエラストマー製の複数のローラ本体52とからなっている。前記ローラ軸51には、金属製の軸受部材(導電性軸受)53が外嵌され、ローラ軸51と軸受部材53とは電気的に結合されている。
一方、中継トレイ142の各縦リブ144には、原稿反転ローラ50の装着位置に対応した部分にローラ軸51を逃すための逃し凹部144aが凹設され、ローラ軸51をこれらの逃し凹部144aに嵌め込むとともに、軸受部材53をPI装着部147直近の逃し凹部144aに装着した状態でローラ軸51の両端部をフレーム板131(図2、なお図2では軸受部材53は現れていない)に支持させることにより、原稿反転ローラ50は、図6に示すように、中継トレイ142の裏面側に装着されるとともに、軸受部材53は、ローラ軸51を介してフレーム板131と電気的に接続されている。
かかる原稿反転ローラ50は、そのローラ軸51の一方の端部が所定のギヤ機構を介して図略の駆動モータと機械的に接続され、駆動モータの駆動で軸心回りに回転するようになっている。これによるローラ本体52のローラ軸51回りの一体回転によって原稿Pが排紙トレイ15へ排紙されることになる。
前記アクチュエータ46は、給紙トレイ14に載置された原稿Pの前端部が中継トレイ142上の定位置に差し入れられた状態で当該前端部に押圧されて、遮光姿勢から遮光解除姿勢に姿勢変更するものであり、図4に示すように、L字状を呈したL字部47と、このL字部47の先端から下方に向けて延設された遮光板48とからなっている。前記L字部47は、その基端側が天板部材132内の後端部で幅方向(図4の紙面に直交する方向)に延びるように設けられた支持軸132a回りに回動自在に軸支されているとともに、この支持軸132aから前方に若干向かってから下方に向かうように略直角に折り曲げられた状態で形成され、これによって重力で支持軸132a回りに時計方向に向かう力を受けるようになっている。
前記遮光板48は、厚み寸法が一対の光素子保持体422間の内寸法より薄めに設定され、これによってPI41のケーシング42における一対の光素子保持体422(図5)間に遊嵌され得るようになっている。
このように構成されたアクチュエータ46は、中継トレイ142上での原稿Pの有無によって支持軸132a回りに正逆回動し、原稿Pがあるときの遮光姿勢(図4に実線で表示)と、原稿Pがないときの遮光解除姿勢(図4に二点鎖線で表示)との間で姿勢変更し得るようになっている。
具体的には、アクチュエータ46は、原稿Pの前端が中継トレイ142の奥部(前端部)に差し入れられていない状態において、遮光板48が自重によって一対の光素子保持体422間に嵌り込んで発光素子43から受光素子44に向かう光を遮光する遮光姿勢になる一方、原稿Pが中継トレイ142の奥部に差し入れられることにより、遮光板48が原稿Pの前端部に押圧されて支持軸132a回りに反時計方向に向けて回動し、これによる遮光板48の光素子保持体422間からの離脱で前記遮光が解除される遮光解除姿勢に姿勢変更されるのである。
そして、本発明においては、PI41が一対の係止片147a,147c間に装着されるに先立って、各係止片147a,147c間にアース板(導電性部材)60が装着される。アース板60は、図5に示すように、平面視でコ字状を呈したアース板本体61と、このアース板本体61の後縁部の図5における右方から対角線の延びる方向で外方に向けて突設された接続板62とからなっている。
前記アース板本体61は、その前方側が前記PI41のケーシング42の一対の光素子保持体422と対向するように二股状に形成されているとともに、後方側の前記後方係止片147aに対応する位置に後方係止片147aが貫通する幅方向に長尺の装着孔611が穿設されている。したがって、装着孔611を後方係止片147aに外嵌した状態(図5)で、PI41を一対の係止片147a,147c間に装着することにより、図6に示すように、アース板本体61の二股部分がPI41の光素子保持体422の上面(図6では下面になっている)を覆い、かつ、アース板本体61の前方部分がケーシング本体421の上面を覆った状態になる。
前記接続板62には、その中央位置に位置決め孔621が穿設されている一方、中継トレイ本体143には、この位置決め孔621に対応した位置に、当該位置決め孔621が外嵌される位置決め突起148が突設され、この位置決め突起148に位置決め孔621が外嵌されることによって接続板62の敷設位置が安定するようになされている。
また、接続板62の図5における右端部には、前後の縁部から下方(図5では上方)に向けて突設された一対の接続端子63が設けられている一方、前記軸受部材53には、図4に示すように、その周面における点対称位置に扁平部531がそれぞれ設けられ、前記一対の接続端子63は、これらの扁平部531を弾性変形しながら挟み込むようになっている。そして、軸受部材53の一対の扁平部531が一対の接続端子63によって押圧挟持されることにより、アース板60は軸受部材53を介してローラ軸51と電気的に良好な接続状態になる。
したがって、原稿Pの中継トレイ142への装填に際し、図4に示すように、原稿Pを把持している手の指が中継トレイ142に接近し、このときオペレータの人体が帯電していても、静電気放電は、PI41に対して行われることなくアース板60に対して行われ、アース板60、軸受部材53およびローラ軸51を介し、予め接地処理が施されているフレーム板131を通ってアースされるため、前記放電による電気的なショックでPI41の電子回路基板45が悪影響を受けるような不都合が確実に防止される。
以上詳述したように、本発明は、給紙トレイ14に装填された原稿Pを画像形成装置10の機器本体11に送り込む、主に非導電性の合成樹脂材料によって形成された原稿給紙装置20に関するものであり、給紙トレイ14の下流端側には、給紙トレイ14を横断する金属製のローラ軸51回りに回転可能に軸支された原稿反転ローラ50と、給紙トレイ14上の原稿Pの有無検出用の電子回路を備えた電子回路基板45を有するPI41を備えた原稿有無検出手段40と、電子回路基板45を覆うアース板60とが設けられ、アース板60は、ローラ軸51に電気的に接続されているため、原稿Pを給紙トレイ14へ装填するに際し、帯電したオペレータの指先が用紙有無検出手段に接近しても、指先からの静電気放電は、用紙有無検出手段を覆ったアース板で捕捉され、ローラ軸を介してアースされるため、原稿有無検出手段40の構成要素である電子回路基板45の電子回路に放電によるダメージを与えることはなく、原稿有無検出手段40の故障による原稿有無の誤検出を有効に防止することができる。
そして、PI41およびアクチュエータ46とからなる原稿有無検出手段40を、給紙トレイ14の下流端側という原稿有無検出の検出位置直近に設けているため、従来のように絶縁距離を確保するべく原稿有無検出手段40を原稿給紙装置20の本体の奥部や側部に設けた場合に比較し、装着空間を確保する必要がなくなり、その分原稿給紙装置20のコンパクト化に寄与するとともに、原稿有無検出手段40が原稿Pの検出位置近傍にあることにより、原稿の検出動作を原稿有無検出手段40に伝達する構造が簡単になり、これによって誤検出が生じるような不都合を確実に回避することができる。
また、原稿有無検出手段40は、原稿Pの有無を、発光素子43から受光素子44に向かう光路の遮光有無によって検出するPI41を備えて構成されているため、簡単な構成で部品コストの低減化に貢献した上で原稿Pの有無を確実に検出することできる。
そして、発光素子43および受光素子44間の光路の遮光は、原稿Pが給紙トレイ14に装填された状態で支持軸132a回りに回動動作するアクチュエータ46によって行われるようにしているため、かかるアクチュエータ46の回動動作で原稿Pの有無を容易かつ確実に検出することができる。
また、アース板60は、ローラ軸51と電気的に結合された軸受部材53を介してローラ軸51に接続されているため、アース板60の接続端子63をローラ軸51に直接当接させる場合に比較し、アース板60とローラ軸51とは軸受部材53を介して安定した状態で電気的に接続される。
本発明は、上記の実施形態に限定されるものではなく、以下の内容をも包含するものである。
(1)上記の実施形態においては、アース板60は、軸受部材53を介してローラ軸51と電気的に接続されているが、本発明は、アース板60が軸受部材53を介してローラ軸51と電気的に接続されることに限定されるものではなく、アース板60の接続板62を直接ローラ軸51に押圧当接させるようにしてもよい。
(2)上記の実施形態においては、アース板60が接続される相手方である用紙搬送用のローラとして原稿反転ローラ50が採用されているが、本発明は、用紙搬送用のローラが原稿反転ローラ50であることに限定されるものではなく、画像形成装置10のタイプや原稿給紙装置20の仕様に応じて原稿反転ローラ50以外のローラを適宜選択することができる。
(3)上記の実施形態においては、PI41がアクチュエータ46の支持軸132a回りの回動動作による姿勢の変化を検出することにより(具体的には、アクチュエータ46が遮光姿勢から遮光解除姿勢に姿勢変更することにより)、給紙トレイ14上の原稿Pの有無を検出する、いわゆる間接検出方式が採用されているが、本発明は、原稿Pの有無検出を間接検出方式で行うことに限定されるものではなく、天板部材132側に発光素子43および受光素子44のいずれか一方を設けるとともに、中継トレイ142側に他方を設け、原稿Pが中継トレイ142の装填位置に装填された状態で発光素子43からの受光素子44へ向かう光路を当該原稿Pで遮光するようにし、これによって給紙トレイ14上の原稿Pの有無を検出する、いわゆる直接検出方式を採用するようにしてもよい。こうすることによってアクチュエータ46を設けなくてもよい分部品点数の削減に貢献することができる。
そして、直接検出方式を採用する場合には、天板部材132側にも中継トレイ142側と同様の本発明に係るアース構造(中継トレイ142側に設けられた発光素子43または受光素子44をアース板60で覆う構造)を設けることが好ましい。
(4)上記の実施形態においては、本発明に係る用紙処理装置として原稿給紙装置20を例に挙げて説明したが、本発明の用紙処理装置は、原稿給紙装置20に限定されるものではなく、転写用の用紙を画像形成装置10内に給紙する手差しトレイであってもよいし、排紙部190に設けられた排紙トレイであってもよい。その理由は、手差しトレイおよび排紙トレイは、いずれも原稿給紙装置20と同様に主に合成樹脂材料によって形成され、静電気が帯電し易いばかりか、転写用紙の装填操作のために指先が接近し易く、静電気放電が発生し易い状態であるとともに、ローラを用いた給紙機構が原稿給紙装置20と酷似しているからである。
この場合、用紙検出手段は、例えば、用紙の通過を検出する用紙通過検出手段となるが、この用紙検出手段の周辺部位に、上記の実施形態と同様にして、指先の接近に対して静電気放電を補足できるようにアースされた導電性部材を配置すればよい。
本発明に係る用紙処理装置が適用された画像形成装置の一実施形態を示す斜視図である。 原稿給紙装置を説明するための、天板部材が取り外された状態の用紙給紙部を示す斜視図である。 用紙給紙部の側面視の断面図である。 図3の要部の拡大断面図である。 原稿有無検出手段を説明するための、中継トレイを上下反転させてその裏面側を示す斜視図であり、原稿有無検出手段が組み付けられる前の分解斜視図である。 原稿有無検出手段を説明するための、原稿有無検出手段が組み付けられた状態を示す組立て斜視図である。
符号の説明
10 画像形成装置 11 機器本体
12 原稿搬送装置 13 用紙給紙部
131 フレーム板 132 天板部材
132a 支持軸 133 給紙口(開口部)
14 給紙トレイ 141 用紙幅設定部材
142 中継トレイ 143 中継トレイ本体
144 縦リブ 144a 逃し凹部
145 横リブ 146 縁堰
147 PI装着部 147a 後方係止片
147b 係止爪部 147c 前方係止片
147d 係止爪部 148 位置決め突起
15 排紙トレイ 16 光学系
17 現像部 171 感光体ドラム
172 現像装置 18 定着部
181 定着ローラ 19 給紙部
191 用紙カセット 20 原稿給紙装置(用紙処理装置)
21 搬送ローラ 30 原稿送込みユニット
31 ローラ軸 32 ハウジング
321 天板 322 側板
323 突設軸 33 給紙ローラ対
331 ピックアップローラ 332 ピックアップローラ軸
34 ストッパ 341 突片
40 原稿有無検出手段(用紙検出手段)
41 PI(光センサ) 42 ケーシング
421 ケーシング本体 422 光素子保持体
423 光路空間 424 スリット
43 発光素子 44 受光素子
45 電子回路基板 46 アクチュエータ
47 L字部 48 遮光板
50 原稿反転ローラ(用紙搬送用のローラ)
51 ローラ軸 52 ローラ本体
53 軸受部材(導電性軸受) 60 アース板(導電性部材)
61 アース板本体 611 装着孔
62 接続板 621 位置決め孔
63 接続端子 P 原稿(用紙)
X 原稿読取り位置

Claims (5)

  1. 用紙の給紙または排紙が行われる開口部と、この開口部に連なる用紙搬送路とを備え、前記開口部の近傍に、用紙の有無または通過を検出するための電子回路基板を有する用紙検出手段を具備した用紙処理装置において、
    前記用紙検出手段の周辺部位に導電性部材を配置すると共に、前記導電性部材をアースしたことを特徴とする用紙処理装置。
  2. 前記用紙処理装置が、給紙トレイに装填された用紙を画像形成装置の装置本体に送り込む、主に非導電性材料によって形成された給紙装置であり、前記用紙検出手段が給紙トレイ上の用紙有無を検出するための用紙有無検出手段であって、
    前記給紙トレイの下流端側には、給紙トレイを横断する導電性材料製のローラ軸を備えた用紙搬送用のローラが配置され、
    前記導電性部材は、前記ローラ軸を介してアースされていることを特徴とする請求項1記載の用紙処理装置。
  3. 前記用紙有無検出手段は、用紙の有無を、発光素子から受光素子に向かう光路の遮光有無によって検出する光センサを備えて構成されていることを特徴とする請求項2記載の用紙処理装置。
  4. 前記光路の遮光は、給紙トレイ上における用紙の有無で姿勢変更するアクチュエータによって行われることを特徴とする請求項3記載の用紙処理装置。
  5. 前記導電性部材は、前記ローラ軸に電気的に結合された導電性軸受を介して当該ローラ軸に電気的に接続されていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の用紙処理装置。
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