JPH03136332A - 樹脂封止型半導体装置 - Google Patents

樹脂封止型半導体装置

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JPH03136332A
JPH03136332A JP27372389A JP27372389A JPH03136332A JP H03136332 A JPH03136332 A JP H03136332A JP 27372389 A JP27372389 A JP 27372389A JP 27372389 A JP27372389 A JP 27372389A JP H03136332 A JPH03136332 A JP H03136332A
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JP
Japan
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metal wiring
wiring
dummy
semiconductor device
corner
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JP27372389A
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Michihiro Matsuo
松尾 満弘
Akira Arimatsu
有松 明
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Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Oki Electric Industry Co Ltd
Miyazaki Oki Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、樹脂封止型半導体装置に係り、特にそのチッ
プコーナ部の構造に関するものである。
(従来の技術) 従来、このような分野の技術としては、例えば以下に示
すようなものがあった。
第3図はかかる従来の樹脂封止型半導体装置のチップコ
ーナ部のメタル配線を示す平面図である。
この図に示すように、半導体チップ1のコーナ部にはメ
タル配線5が形成される。ところで、従来の樹脂封止型
半導体装置においては、第4図に示すように、プラスチ
ック樹脂3と半導体チップlとの熱膨張係数の差により
、ダイスボンドフレーム2上の半導体チップlの四隅か
ら中心方向にかけて、非常に大きな応力4がかかる。こ
の応力4により、半導体チップ1のコーナ部のパッシベ
ーション膜にクラックが発生したり、第5図に示すよう
に、パッシベーション膜14下の配線JiJ12が半導
体チップlの内部方向に移動するという現象が起こる。
これにより発生したパッシベーション11914のクラ
ック部15を介して外部から水分が浸入し、Anが腐食
したり、第6図に示すように、移動した配線層13が隣
接する他の配線層16との間のパッシベーション膜14
をも破壊し、電気的に短絡し、電気的不良となるといっ
た問題があった。
(発明が解決しようとする課題) このように、上記した従来の樹脂封止型半導体装置では
、パッケージに用いる樹脂自体の応力が樹脂と接してい
るパッシベーション膜に直接作用する。特に、半導体チ
ップのコーナ部では先端に近づくほど、中心部方向への
応力がより強く作用する。従って、半導体チップのコー
ナ部に最も近い、最外周のメタル配線にパッケージクラ
ンクが発生したり、メタル配線自体が応力に耐えきれず
、スライドして断線したり、他のメタル配線に接触し、
ショートするといった問題があった。
本発明は、以上述べたパッシベーション膜のクラックと
メタル配線の断線やショートの問題を除去し、半導体チ
ップのコーナ部に最も近い、最外周のメタル配線のコー
ナ部に1本乃至数本のダミー配線を設置し、樹脂による
応力をこのダミー配線で受けることにより、内部にある
メタル配線に加わる応力を緩和し、その損傷を防止し得
る樹脂封止型半導体装置を提供することを目的とする。
(課題を解決するための手段) 本発明は、上記目的を達成するために、半導体チップに
メタル配線が施される樹脂封止型半導体装置において、
半導体チップのコーナ部の最外周のメタル配線のコーナ
部の外縁部に形成される削除部と、前記メタル配線と分
離されるとともに、該メタル配線のコーナ部の外縁面に
対向して前記削除部に略位置し、かつ該削除部からはみ
出す長さの長丈状のダミー配線を設けるようにしたもの
である。
また、上記ダミー配線は複数個設けるようにしたもので
ある。
(作用) 本発明によれば、上記のように構成したので、ダミー配
線が封止樹脂による応力に対する防波堤のような働きを
なし、半導体チップのコーナ部の最外周のメタル配線の
損傷を防止し、パッシベーション膜にクランクが生しる
ことはなくなる。
また、ダミー配線は損傷しても、実際のメタル配線に損
傷が波及することはなくなる。
(実施例) 以下、本発明の実施例について図面を参照しながら詳細
に説明する。
第1図は本発明の実施例を示す樹脂封止型半導体装置の
要部平面図、第2図はその樹脂封止型半導体装置の要部
拡大平面図である。
これらの図に示すように、半導体チップ21のコーナ部
にはメタル配線22が施される。ここで、メタル配線2
2は半導体チップ21のコーナ部に最も近い最外周のメ
タル配線である。このメタル配線22のコーナ部の外角
部に、点線で示される削除部23を形成する。そして、
メタル配線22とは分離され、かつその削除部23に略
位置するように第1のダミー配線24と第2のダミー配
線25とを設ける。これらの第1.第2のダミー配線2
4.25は、削除部23からはみ出す長さを有している
0例えば第2図に示すように、メタル配線22の配線幅
11を40μmとすると、メタル配線が屈曲する頂点A
から寸法lI (例えば40μm)だけ離れた点B及び
B′を結んだ線で、メタル配置22のコーナ部を形成す
る。
そして、線分BB’と垂直に点B、B’から寸法1、(
例えば5μm)離れた点をC及びC′、寸法l、+ff
1s(例えば8 μm)Mれた点を点り。
D′とし、点c、c’、点り、 D’で囲まれる長方形
状の配線を第1のダミー配線24(幅ρ、は3μm)と
する、更に、点B、B’から寸法1宜十is+1ac例
えば13μm)離れた点を点E、  E’とし、点B、
B’から寸法11t +Ilコ+14 +lS(例えば
16μm)離れた点を点F、F’ とする。
また、線分EE’上で点82点E′からそれぞれ寸法x
h  (例えば8μm)離れた点を点E+El ’ と
する、同様に、線分FF’上において点F、  F’か
らそれぞれ寸法l、#れた点を点FF、l とする、そ
こで、点E、、E、’ 、点FIF、Iで囲まれる長方
形状の配線を第2のダミー配線25(幅!、は3μm)
とする。
なお、ダミー配線の数は上記実施例に示したように、2
個に限定されることはない0例えば、第7図に示す様に
、ダミー配線26を1個設けるようにしてもよい、また
、第8図に示すように、ダミー配線27.28.29と
3個設けるようにしてもよい。
また、本発明は上記実施例に限定されるものではなく、
本発明の趣旨に基づいて種々の変形が可能であり、これ
らを本発明の範囲から排除するものではない。
(発明の効果) 以上、詳細に説明したように、本発明によれば、半導体
チップのコーナ部の最外周のメタル配線のコーナ部の外
角部に、前記メタル配線と分離されると共に、前記削除
部に略位置し、かつ該削除部からはみ出す長さの長丈状
のダミー配線を1本乃至数本設けるようにしたので、封
止樹脂からの半導体チップのコーナ部における応力が低
減され、パッシベーションクラックやメタル配線自体の
不良がなくなり、樹脂封止型半導体装置の信鯨性及び品
質の向上を図ることができる。
また、このダミー配線はメタル配線の略削除部に形成さ
れるので、新たな面積を必要とせず、集積密度を低下さ
せることはない。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例を示す樹脂封止型半導体装置の
要部平面図、第2図はその樹脂封止型半導体装置の、要
部拡大平面図、第3図は従来の樹脂封止型半導体装置の
チップコーナ部のメタル配線を示す平面図、第4図は従
来の樹脂封止型半導体装置への応力の印加状態を示す図
、第5図及び第6図は従来の樹脂封止型半導体装置の問
題点説明図、第7図は本発明の他の実施例を示す樹脂封
止型半導体装置の要部平面図、第8図は本発明の更なる
他の実施例を示す樹脂封止型半導体装置の要部平面図で
ある。 21・・・半導体チップ、22・・・メタル配線、23
・・・削除部、24・・・第1のダミー配線、25・・
・第2のダミー配線。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)半導体チップにメタル配線が施される樹脂封止型
    半導体装置において、 (a)前記半導体チップのコーナ部の最外周のメタル配
    線のコーナ部の外縁部に形成される削除部と、 (b)前記メタル配線と分離されるとともに、該メタル
    配線のコーナ部の外縁面に対向して前記削除部に略位置
    し、かつ該削除部からはみ出す長さの長丈状のダミー配
    線を具備することを特徴とする樹脂封止型半導体装置。
  2. (2)請求項1記載の樹脂封止型半導体装置において、
    ダミー配線は複数個配設してなる樹脂封止型半導体装置
JP27372389A 1989-10-23 1989-10-23 樹脂封止型半導体装置 Expired - Lifetime JP2732916B2 (ja)

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