JPH03132557A - 置床材 - Google Patents

置床材

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JPH03132557A
JPH03132557A JP26999989A JP26999989A JPH03132557A JP H03132557 A JPH03132557 A JP H03132557A JP 26999989 A JP26999989 A JP 26999989A JP 26999989 A JP26999989 A JP 26999989A JP H03132557 A JPH03132557 A JP H03132557A
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JP
Japan
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floor
pedestal
floorboard
plate
flooring material
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JP26999989A
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Koichi Miura
三浦 廣一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、OA (Office Automati
on)機器およびHA (House Automat
ion)機器等が設置される部屋の床に機器のコード、
ケーブルおよび取出端子等を配線、設置、またはその変
更等が容易にできる様にするOA −HA種機器配線用
床、およびその応用による暖房床や照明床等に関する。
〔従来の技術〕
オフィスや家庭における0A−HA化の普及過程では、
日進月歩でコンピューター、電話、ファックス、複写機
、テレビ、ビデオ、オーディオ、およびセキュリティー
等の機器の改良が進んでおり、常に配置換えや再統合化
がなされている。そのためには、結合されている電線類
やその取出端子等を収納できると共に、その位置変更等
が容易にできる安価で安定した床構造が非常に必要とさ
れ重要な技術となってきた。
一方、手軽で快適な理想の暖房方式として電気カーペッ
ト等による床からの暖房が家庭で普及しつつある。しか
し本格的な暖房床は非常に高価で、故障の時、点検ので
きない固定的なものしかできていない。また多くの照明
器具が作られているが、床設置型の照明器具は人が上を
歩行する難点がありほとんど皆無である。
現在、配線用の床構造としては、大別すると次の7種類
のものがある。
その1つは、高さ調整のできる台座の上に4点支持で床
パネルをのせるオーツドックスな台座支持型である。
2つ目は、所々切り欠いた押出成形樹脂によるπ字形断
面材の水平部に接着材をつけて数本づつまとめてカーペ
ットタイルの裏−面に貼りつけた下駄脚壁である。
3つ目は、2つ目の型の変形であるが、多数の補強リブ
をつけた正方形の樹脂板の4隅に脚部を角筒状に突出さ
せた部製付き補強樹脂を、縦横3列に並べてカーペット
タイルに貼りつけた部製型である。
4つ目は、仕切られた連続サイコロ状の型枠を硬質ビニ
ールシートで真空成形し、その中へ軽量モルタルを充填
してそのままシートにより繋がったモルタル割体を作り
、硬化後全体を裏返してモルタルの充填されていない連
続溝部分に鉄板で蓋をして、全体にカーペットタイルを
載せて仕上げるモルタル側床型である。
5つ目は、アルミダイキャスト製で、脚が四隅と中央部
、各辺中央部の計9本あり、床面がスノコ状となってい
るスノコ型である。床の不陸に備えてゴムキャップを脚
の先に付けている。
6つ目は、5つ目の型を裏返した形状のものであり、高
強度材により一体成形された舌付座板を、その底部に緩
衝材を貼って下地床面に設置し、その台と嵌合する床板
材を台上に載置する剛性座板台型である。
最後のものは、床面上に絶縁シートを敷設し、その絶縁
シートの上面に帯状のフラットケーブル電線を配設し、
その電線の保護と目かくしのためにカーペットタイルを
敷込むアンダーカーペット配線型である。
〔発明が解決しようとする問題点〕
最初に挙げた台座支持型は、台座の高さの調整が難しく
、床工事の専門職人を必要とし、部屋の端部の処理等に
手間と時間が相当かかる。
その他、約50cmの床スパンを支え持つ床板は、高価
なGRCやアルミダイキャスト製等が多いが、反らない
ためにも厚くなり、自重も25〜30kg/m2とかな
り重く、コストも一番高い等の問題点がある。
2番目の下駄版型は、カーペットタイルが下駄状の脚構
造と一体となった施工の簡易な置敷式であるが、配線後
に置くことになるので脚部分が配線を踏むことがあり配
線がし難く、置いであるたけなので使用中全体にずれ易
い。
3番目の部層型は、下駄版型の方向性を無くしたもので
あるが、下駄版型と同様、配線がし難いという欠点があ
る。材料強度の劣る樹脂で広いスパンを支持する水平支
持材まで作るため、補強リブの高さが大きくなり配線の
ための有効な高さが総高に比べて小さい。
4番目の側床型は、型枠の薄塩ビシートで繋がった約5
cm角のサイコロ状モルタルを床の上に置く構造なので
、自重が約30Kg/m2と非常に重い。また30cm
毎に僅か5cm幅の格子状の溝だけが配線できる空間で
ある。
5番目のアルミニュウムのスノコ型は、高価なアルミニ
ュウムのダイキャスト製品なので、スノコ形状にしても
材料および製造費が大変高くつく上、現場での開孔や切
断が難かしく現場施工費が高い等の問題点がある。
6番目の剛性座板台型は、床板材と台座は嵌合して載置
しているたけなので、ガタつき音がしない様にするには
正確に平面性のある製品を作らなければならない。隣接
する座板台は高さに差が生じ易く、床板材同士の段差が
目立ち、人がつまずいたりする危険性がある。また剛性
材による座板と床板なのでその厚み分たけ有効高さが少
ない上、部屋の端部ての切断加工等が困難である等の問
題点がある。
最後のアンダーカーペット配線型は、供給電力や配線距
離が制約されると共に、カーペットタイル上に現れるケ
ーブル線の膨らみが機器等の荷重を受け、ケーブルが損
傷する等のドラフルが発生し易い。また−旦配設したケ
ーブルは変更時には使用できず、機器等のレイアウト変
更に実際的に追随できない等の問題点がある。
一方法暖房はいずれも畳1枚大以上であり、電気カーペ
ット以外は固定して使うものしかなく、配置の変更等に
は対応できない等の問題点があり、室内空気の調節を床
を利用して行うものは、除塵の有利さからクリーンルー
ム用に使われているだけである。本来はもつと人間に一
番近い室内部分なのでもっと有効な使われ方ができる。
現在、床照明は今一つ魅力と機能が究理されていない。
例えば火災時等は煙は天井近くを漂うので、床に直接光
が見える場合、足元を見て避難することができるので非
常に見易い。しかし現在の避難誘導灯は天井近くにあり
大変見え難くい。またパーティ等の多い国において、普
段の用途の室内を夜の宴会時等、床からも照明すればム
ード作りに大いに貢献できる。しかし床からの照明を考
えたものは硝子板等の下に、直接照明器を入れたもの程
度しか見られない。
以上の床に関する種々の問題が解決されれば、その床は
極めて広い普及をもたらす筈である。
本発明は、上記床に関する諸問題を解決できる新しい置
床材を提供しようとするものである。
− 10− 〔問題点を解決するための手段〕 この発明はその技術的手段として、置床材を次の様に第
1項の基本技術に後の5項目の周辺技術で構成して問題
の解決を図った。すなわち1、配線用置床を構成する床
材で、この床材は台座と床板を組み合わせてなり、台座
はその頂部中央に戻り付の弾性突起を設けた台を、等間
隔に方形の座板へ設けたものとし、床板は屈曲もしくは
分割できる深溝を格子状に設けた方形高強度板に、床用
表装材を貼り合わせ、その高強度板の格子形の各隅に前
記突起に引掛かる係合段を設けたものとし、台座の座板
を下地床面に付設し床板を台に係合載置させて構成する
2、配線用置床を構成する床材で、その台座の座板の辺
端部は、隣接する同一形状の座板相互が水平に連結する
様に、少なくとも一対の嵌合し合う凹凸部からなり、そ
の嵌合をさせ合って台座を下地床面に敷設し、床板を台
に係合載置させて構成する。
11 3、配線用置床を構成する床材で、その床板は方形の薄
板に梁で格子状に溝を作り、その溝外の薄板を梁で補強
した成形樹脂の高強度板の裏面穴底に挿込栓を設け、絶
縁された高強度板の表層面にその挿込栓の根元を鍔状に
広げて2つの電極とし、その2つの電極を結ぶ長蛇状回
路を導電性樹脂インクで印刷するか、もしくは同回路を
エツチングした金属箔の端末を、電極にハンダ付けした
面状電気発熱体をその高強度板の表層面に設け、その発
熱体表面を絶縁および保護し、床用表装材で仕上げたも
のからなり、台座は前記格子溝の交点で係合して床板を
載置し、方形の座板に縦横等間隔に配列された台を樹脂
で一体成形し、床下空間に配線された差込口に前記挿込
栓を差込むことにより、前記発熱体を電気的にも接続し
て台に係合し、床板を台に載置して構成する。
4、配線用置床を構成する床材で、この床材は台座と床
板を組み合わせてなり、その台座に2− 係合載置された床板とその台座の間の床下空間に、室内
または室外から空気もしくは香り付の空気を送る送風機
、またはフィルター付あるいは調湿器付の送風機を床に
設け、前記床下空間を通した空気を室内に吹き出す送風
口を床板の一部に設け、台座を下地床面に付設し床板を
台に係合載置させて構成する。
5、酋己線用置床を構成する床材で、その台座および床
板の表面、裏面もしくはその何れかに金属分子を真空蒸
着させて、台座を下地床面に敷設し台に床板を係合載置
させて構成する。
6、配線用置床を構成する床材で、その床板は表装材に
微孔を設け、その表装材表面に切口を揃えて硝子線を差
込み、床板の裏面で一本に纏めて切断面を揃え硝子線束
の接続端子とし、直接虹色発光器に接続するか、もしく
は硝子線束で中継して別の床板の中継硝子線束と一緒に
、虹色発光器に接続して発光床板とし、台座を下地床面
に敷設し台座にその発光床板を係合載置させて構成する
用〕 置床材は上記第1項の基本的技術構成より、下地床面が
かなり平らでない場合でも、下地床面の不陸に合わせて
床板が高強度板の溝部分もしくは分割線で適当に屈曲す
るので、安定して台に支持される。なお床板の端部を台
の中心に合わせて係合するので、隣接する床板が共通の
台で支えられることになり段差ができず目地部分が目立
たない。
そして床板の段穴を台の戻り付の係合突起に軽く嵌め込
めば、前記突起と穴が係合され床板は台座にしっかりと
係合して載置される。なお床板を異なる台座に分担させ
て載置させると、係合突起の弾性により適当に水平にず
れ合い、その隣合う4枚の床板は共に挙動することにな
り目地が目立たない。開ける時は、その突起が弾性材な
ので床板の隅から持ち上げれば、その突起は床板の段穴
から引き抜かれて取り外せ、自由に繰返し脱着させて使
うことができる。
その他その高強度板の深溝は切り抜きが簡単〔作 一13= 14− なので、格子形状の1つを規格の1単位とすれば配線器
具が規格化し易く、配線器具たけを台座に係合させれば
、器具を台座に付けたままで床板を開は閉めすることも
てきる。また切り抜かれた床板はその切角部で台に支え
られるので、その部分が強度上の弱点とはならない。な
お、切抜いた床板は保管していっても復元もてきる。
上記第2項の技術の様に、台座の座板の端面を互いに同
一方向に合わぜた時、嵌合する簡単な凹凸形状にしてお
りば嵌合をさせるたけで良いので、台座を並べることが
大変容易となる。
また台座と合わせた同一形状の床板であれば、その床板
も突起付の台座にずれることなく連続して容易に並べて
行ける。
上記第3項のごとく、格子状のF RP (Fiber
Reinforced Plastics)で構成する
ことにより、軽くて強靭な深溝で曲げれる高強度板が得
られる。また面状発熱体を高強度板の表面のすぐ下に付
設することにより、発熱の立ち上がり時間が早くなる。
その発熱体を設けた床上に放熱を15− 妨げる物が置かれても、僅かの接触面積の台で支えられ
、熱源からすぐ下が放熱フィンの働きをする梁構造なの
で放熱表面積が大きく、温度検知する制御機構を特別に
設けなくても異常な過熱が起こらない。なおその発熱体
の配線も床下の空間を利用して自由にできるので、床板
を移動して暖房部位を変えることが簡単である。
」二記第4項の技術のごとく床下の空間を利用して、送
風機により強制的に空気を窓際等の下へ導き床上へ吹き
出せば、前項の床暖房技術のためにはより一層放熱機能
が向上する。例えば窓面からの冷えを防ぐと共に局部的
な熱のこもりによる床板の過熱を防き、床下側へ逃げる
熱も回収ができる。その他、湿気易い床下に室外の新鮮
空気を取り入れたり、香りの付いた空気を送ったり、ま
たは除塵した適正湿度の空気を送れば、送風口からたけ
てなく床板の目地部分からも、空気が自然に室内に放散
されるので室内気候が理想的に調節できる。
上記第5項の技術のごとく床板や台座の表面16− に金属分子を蒸着することにより、室内と床下を電磁波
から分離してシールドすることができる。床暖房による
熱移動の内、輻射による分だけは、遠赤外線は電磁波な
ので室内側に反射されることとなり暖房効果を倍に高め
る。
上記第6項の技術は発光ダイオードや小型多色発光器に
光ファイバーを接続し、床下の配線空間を利用して床板
へ単独に光ファイバーを差し込んでつないで床を発光さ
せたり、強力な回転式の多色発光器により得られる光を
光ファイバーで床面に導けば、輝度の高い光が自由に床
面から直接用て来る。
〔実施例〕
第1図は別の好適な実施例の説明的斜視図であり、第2
図および3図はその断面図である。
図に示す様に500mm00mm角5 m+n厚の正方
形シート状の1板9と、その座板9の中央に45mm角
で高さ35mm厚み5mm、係合突起10を頂部中央に
持ち縦横100mmの等間隔で配列された、25個の中
空角状の台11を置き、中央十字列の台11個面中央に
縦溝13を設けておく。以上を共に硬度80度程度の軟
質塩化ビニールで台座]を射出成形し、台11間の幅で
台11高の垂直仕切板25を台11と同じ樹脂で予め用
意しておく。そして、その台11の下の座板9の裏面に
両面粘着のテープを貼っておき、台座1の座板9同士を
その端の凹凸部14を嵌合させ合って、下地床面2に粘
着テープ15て貼り付けて固定する。なお粘着テープ1
5は発泡樹脂シートに両面粘着加工したものでも良い。
床板4はプレス成形による500角6mm厚の難燃ポリ
エステルのFRPの高強度板30に、同大6mm厚のカ
ーペットタイルの床裏装材8を張り付けた実施例とし、
以下詳細に説明する。
この高強度板30は第4図および第5図に示す様に50
On+m角1.5mm厚の鏡面仕上げの天板31に10
0■間隔で格子状に1mm幅の筋溝32を設け、その筋
溝32と天板31の4辺から2m111離して、高さ6
mm幅2mmの補強梁33を設けて格子状の深溝34と
し、その溝外側へ同じ補強梁33を格7 18− 子状に4本設けて、全体を7.5mm厚の格子板35の
集合体とする。そして、その格子板35の外隅には上側
から穴を開けて、前記台11の頂部の戻り付の係合突起
10に係合する係合段36を設け、熱硬化性で耐熱特性
に優れる硝子繊維入りのポリエステルS M C(5h
eet Molding Compound)で金型に
より圧縮成形する。特に高強度板30の対角隅の2個の
格子の中央に、絞加工による根元がくびれた、4mm丸
の真鍮の電極ピン37を下向きにインサート成形し、そ
の電極ピン37の根元から楕円形に広がる鍔部38を天
板31の上面に面一に露出させる。
そしてニッケル等の導電金属の微粉粒が樹脂に混練され
た導電性ペースト39を、厚み15應幅22mmで第6
図のごとく、長蛇状の発熱回路40を前記高強度板30
の天板31表面にスクリーン印刷し、160°Cで焼付
けて安定させる。特に広く露出させた電極ピン37の鍔
部38に導電性ペースト39をその鍔部38からはみ出
す様に印刷をし、その印刷された発熱回路40の上から
0.5m19− m厚の樹脂の保護層41を貼る。その上にさらに床板裏
面にアルミを真空蒸着させ、最後に床裏装材8のカーペ
ットタイルを貼り発熱床板42とし、その発熱床板42
の係合段36の穴を台座1の台11の係合突起10に差
し込み、発熱床板42を台座1に載置させれば仕上げ総
高50m+nとなる。
この床板4を台11間の中央で5(lの面積で200k
gの荷重を与えた時、その撓みは0.5mm程度となる
また第1図の上方に示す様に、高強度板30の任意の位
置の格子板35をその深溝34の筋溝32に沿って切り
抜き、差込口が内蔵された配線金物43にその額縁44
の裏面の4隅に係合段36を設け、台11の係合突起1
0を差し込んで配線金物43を台11に固定させたもの
とする。たたし単に台11に直接額縁44の4隅にネジ
止めしても良い。
また第7図に示す様に1部の床板4は床裏装材8のカー
ペットタイルに微孔45を設け、その表装材表面に切口
を揃えて硝子線46を差込み、床板4の裏面で一本に纏
めて切断面を揃え、硝2〇− 子線束47の接続端子として別の床板4の中継硝子線束
47と一緒に、虹色発光器48に接続して発光床板49
とし、台座1にその発光床板49を係合載置させる。
一方第8図に示す様に、軸吸込薄型の送風機56を室内
隅等の数カ所の下地床面2に設け、形状は床板4と同じ
大きさの500mm角50mmの高さとするが他の大き
さでも良い。そして床下を隈なく空気を循環させるため
の垂直仕切板25を台座1の縦溝13に入れて、床下を
長蛇状の送風路57になる様に仕切り、その出口として
窓下の床にスリット状の送風口58を設置する。前記発
熱床板42に100■の電源を通じれば、その発熱床板
42は1枚当り20Wの消費電力で、約33°Cの床表
面温度となるが、同時に送風機56を送風運転させれば
、たとえ床に発熱床板42の放熱を妨げる物があっても
、発熱床板42の下面に付いた多数の補強梁33が放熱
フィンの働きをして、発熱床板42を過熱させずに空気
を暖め、その暖められた空気が送風路57から送風口5
8を通じて室内59に吹き出される。その時、必要に応
じ香料フィルターを通して送風させれば、発熱床板42
は僅かな隙間が自然に開いているので、床−面からその
香りある無塵の空気が流れる。
またコンピュータ制御により発熱床板42を群制御した
り、室内温度と床面温度間を適当にバランスさせて運転
をすることもできる。
本実施例の凹凸部14は本例の形状だけてなく分散して
いくつ設けても良いし、台座1の成形用樹脂は塩化ビニ
ール以外の樹脂でも良く、釣台も円筒台や8角台でも他
の形でも良い。
なお高強度板30の繊維強化熱硬化性の樹脂はポリエス
テルB M C(Bulk Mording Comp
ound)、フェノール樹脂のSMC1または熱可塑性
のポリカーボネイト樹脂でも良いし、他の合板等による
高強度板ても良い。
その他、床板裏面のアルミ蒸着は特に必要のない時は省
いても良く、発熱回路40も金属箔のエツチングでも良
いし、導電性ペースト39もその導電体は銀でもカーボ
ン粒子でも良い。当然21− 2− 発熱回路40や電極ピン37のないものも作ればその有
無により、自由な暖房の配置計画も可能である。なお床
表装材8として楢等の天然木材の1mm厚の化粧単板や
樹脂による化粧シートを貼合わせても良いし、深溝34
に合わぜた磁器や合成のタイルを貼合わせても良い。要
するに溝付床板を係合載Fi シ、実用的なその他の用
途に各々がかなうものであれば、どのようなものでも良
い。
〔発明の効果〕
本発明は上記の実施例等とすることにより、下記の優れ
た諸効果が生じる。
]1台を目視しながら配線ができ、床板に余分な脚等が
なく薄く大変軽くてきるので、配線の敷設や変更が容易
であり、配線の余長も多数の台を利用して春情しておけ
る。
2、靴幅程度の間隔の床置台である台座を多数床面に付
設することにより、靴底も床板の一部として働く上、本
実施例のFRP製床板は中央に200kgの集中荷重で
撓みは僅か1+nm3− 以内てあり、非常に軽くて丈夫である。特別過大な荷重
が集中する場合でもその部分に台を増やせば良く、取換
や修理も簡単にてきる。
また通常は強度の低下がある開口切欠きも、実施例の様
に格子状の溝に沿って配線器具用に格子形を切り抜けば
、切り抜かれた床板はその切り角部て台に支えられるの
で、その部分が強度上の弱点とはならない。
3、本実施例の台座と床板は、金型によって凹凸の嵌合
部を正確な寸法に作られ、整然と手早く床下地面にセッ
トでき、容易に台座へ置いて行ける。また床板は複数の
台座に分担して係合載置されるので、弾性突起がそれら
台座のずれの平均位置へ水平にずれ、多少台座にずれが
あっても、そのずれによる目地の隙間を目立たせない。
4、分割された格子状の高強度板による本実施例の床は
、足裏が何れかの台に載るのてしっかりした足当りが自
然で歩き易く、床板は床の不陸に合わせて整然と配置さ
れた台座に、4− 表面からは見えなく僅かに」1下しながら係合され、し
かも取り外しが簡単である。また係合されているため響
き難いことと、反響する板の面積が小さいため音の振動
エネルギーが小さくなり音鳴りがしない。
5、快適な床暖房が発熱体入りの床板を台上に置くたけ
で実現し、特に本実施例の導電性ペーストによる発熱体
は印刷行程たけて、電極と接触抵抗のない接続が可能で
あり、均一な面状発熱が確実に行える。
6、本実施例の送風機を設けに発熱床材は室内空気を床
下へ送ることにより、発熱床板の下方への熱の逃げを断
熱ではなく積極的に回収できる。その上、窓際等の特定
場所の暖房効果を高めると共に均一な熱の放散をするの
で、床の電気面状発熱体の異常発熱が高価な温度コント
ロールシステムなしで防止できる。また送風機たけを運
転して室内を絶えず新鮮で快適な香りの空気で満たすこ
とができる。
7、本実施例のごとく床板裏面等に金属分子の真空蒸着
をすることにより、輻射熱が室内側へ反射され、暖房時
の床下への熱損失が少なくなり、また金属皮膜は電磁波
を反射するので、床下と室内の間の電磁シールド特性が
獲得される。
8、火災時等は煙は天井近くを漂うので避難誘導灯も見
え難くなるが、本実施例の床は直接光が出て来るので足
元を見て避難する時は非常に見やすい。また、例えばパ
ーティ等の多い国では、普段の用途の室内が夜の宴会時
等に、床板が光の様々な点を7色に変化させて明滅すれ
ば、ムード作りに大いに貢献できる。
以上、これまでの置床構造にない優れた機能と効果が本
発明には数多く備わっているので、今後OA・HA化と
快適な床暖房および床照明等の普及に多大な寄与ができ
るものと考える。
【図面の簡単な説明】
第1図から第8図は本発明の配線用置床材の実施態様を
例示し、第1図は説明的斜視図であり、第2図および3
図はその断面図であり、第5− =26− 4図および6図はその平面図であり、また第5図はその
斜視断面図である。第7図は別の実施例の説明的斜視図
であり、第8図はその他の実施例の説明的断面図である
。 49・・・発光床板 送風路 室内 7 9 送風機 送風口 1・・・台座 4・・・床板 9・・・座板 11・・・台 14・・・凹凸部 25・・・垂直仕切板 31・・・天板 33・・・補強梁 35・・・格子板 37・・・電極ビン 39・・・導電性ペースト 41・・・保護層 43・・・配線金物 45・・・微孔 47・・・硝子線束 2・・・下地床面 8・・・床裏装材 10・・・停台突起 13・・・縦溝 15・・・粘着テープ 30・・・高強度板 32・・・筋溝 34・・・深溝 36・・・係合段 38・・・鍔部 40・・・発熱回路 42・・・発熱床板 44・・・額縁 46・・・硝子線 48・・・虹色発光器 27− 28−

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、配線用置床を構成する床材で、この床材は台座と床
    板を組み合わせてなり、台座はその頂部中央に戻り付の
    弾性突起を設けた台を、等間隔に方形の座板へ設けたも
    のとし、床板は屈曲もしくは分割できる深溝を格子状に
    設けた、方形高強度板に床用表装材を貼り合わせ、その
    高強度板の格子形の各隅に前記突起に引掛かる係合段を
    設けたものとし、台座の座板を下地床面に付設し床板を
    台に係合載置させたものであることを特徴とする置床材
    。 2、配線用置床を構成する床材で、その台座の座板の辺
    端部は、隣接する同一形状の座板相互が水平に連結する
    様に、少なくとも一対の嵌合し合う凹凸部からなり、そ
    の嵌合をさせ合って台座を下地床面に敷設し、床板を台
    に係合載置させたものであることを特徴とする、特許請
    求の範囲第1項記載の置床材。 3、配線用置床を構成する床材で、その床板は方形の薄
    板に梁で格子状に溝を作り、その溝外の薄板を梁で補強
    した樹脂の成形高強度板の裏面穴底に挿込栓を設け、絶
    縁された高強度板の表層面にその挿込栓の根元を鍔状に
    広げて2つの電極とし、その2つの電極を結ぶ長蛇状回
    路を導電性樹脂インクで印刷するか、もしくは同回路を
    エッチングした金属箔の端末を電極にハンダ付けした、
    面状電気発熱体をその高強度板の表層面に設け、その発
    熱体表面を絶縁および保護し、、床用表装材で仕上げた
    ものからなり、台座は前記格子溝の交点で係合して床板
    を載置し、方形の座板に縦横等間隔に配列された台を樹
    脂で一体成形し、床下空間に配線された差込口に前記挿
    込栓を差込むことにより、前記発熱体を電気的にも接続
    して台に係合し、床板を台に載置したものであることを
    特徴とする、特許請求の範囲第1項および第2項記載の
    置床材。 4、配線用置床を構成する床材で、この床材は台座と床
    板を組み合わせてなり、その台座に係合載置された床板
    とその台座の間の床下空間に、室内または室外から空気
    もしくは香り付の空気を送る送風機、またはフィルター
    付あるいは調湿器付の送風機を床に設け、前記床下空間
    を通した空気を室内に吹き出す送風口を床板の一部に設
    け、台座を下地床面に付設し床板を台に係合載置させた
    ものであることを特徴とする、特許請求の範囲第1項か
    ら第3項まで記載の置床材。 5、配線用置床を構成する床材で、その台座および床板
    の表面、裏面もしくはその何れかに金属分子を真空蒸着
    させて、台座を下地床面に敷設し台に床板を係合載置さ
    せたものであることを特徴とする、特許請求の範囲第1
    項から第4項まで記載の置床材。 6、配線用置床を構成する床材で、その床板は表装材に
    微孔を設け、その表装材表面に切口を揃えて硝子線を差
    込み、床板の裏面で一本に纏めて切断面を揃え硝子線束
    の接続端子とし、直接虹色発光器に接続するか、もしく
    は硝子線束で中継して別の床板の中継硝子線束と一緒に
    、虹色発光器に接続して発光床板とし、台座を下地床面
    に敷設し台座にその発光床板を係合載置させたものであ
    ることを特徴とする特許請求の範囲第1項から第5項ま
    で記載の置床材。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0622446U (ja) * 1991-08-23 1994-03-25 株式会社日立ホームテック フリーアクセスフロア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0622446U (ja) * 1991-08-23 1994-03-25 株式会社日立ホームテック フリーアクセスフロア

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