JPH0643295Y2 - 間仕切パネル - Google Patents

間仕切パネル

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JPH0643295Y2
JPH0643295Y2 JP1986029943U JP2994386U JPH0643295Y2 JP H0643295 Y2 JPH0643295 Y2 JP H0643295Y2 JP 1986029943 U JP1986029943 U JP 1986029943U JP 2994386 U JP2994386 U JP 2994386U JP H0643295 Y2 JPH0643295 Y2 JP H0643295Y2
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JP
Japan
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panel
frame
locking
partition
cord
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JP1986029943U
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JPS62141807U (ja
Inventor
一二 奥村
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株式会社イトーキクレビオ
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、オフィス等の室内空間を区画する間仕切パネ
ルの改良に係わり、表裏パネル版間及び巾木部の内部を
電気機器の電源コード、信号ケーブル及び電話コード等
の配線コードを配設可能となした間仕切パネルに関す
る。
〔従来の技術〕
従来の間仕切パネルは、立設した支柱間の上下に上部枠
と下部枠を渡設した周枠の表裏両面にパネル版を各種取
付構造にてガタつきのないように密接させて取付けたも
のが提供されているが、近年のオフィス等に於ける電気
通信機器の普及はめざましく、その電気機器の電源コー
ド、信号ケーブル及び電話コード等の配線コードをパネ
ル版表面あるいは床に配設するには限界に達し、また外
観上体裁が悪く、更に間仕切パネルに隣接して設置する
机あるいは棚等の配置に於いて制限を与える等の問題が
あり、その為、内部に配線コードを配設し得る間仕切パ
ネルの提供が望まれていたが、上方のパネル版間に配線
空間を具備し、任意の位置に配線し得る便利な間仕切パ
ネルは少なく、従来は間仕切パネル下端の巾木部に配線
コードの配設空間を設けたもの、例えば昭和54年特許出
願公告第13093号にて開示される如く、間仕切パネル下
部の巾木内部に断面略コ字状の配線受けを配置して配線
用コードを収容する区画空間を設けたもの、又は、本願
出願人が出願して昭和59年実用新案出願公開第104910号
にて開示される如く、前記同様に下部の巾木内部にオフ
ィス空間で使用される電気及び通信機器用のコードを収
容可能な区画空間を設け且つヒューズ、ブレーカー等の
電流制御器及びコンセントボックスを設置した間仕切装
置が主であり、表裏両パネル間空間内に配線をなし得る
構造を具備しておらず、間仕切パネルの前面上方に位置
する電気機器への電源配線は、下部の巾木内部の電源配
線コードからコンセントボックス等の分配器を経てパネ
ル版前面を通して連結し、また信号ケーブルの場合も、
巾木内部から外部へ引出してパネル版前面を通して連結
しなければならず、電気機器使用中に足又は椅子の脚等
で不意に配線コードに触れ、配線コードの損傷あるいは
電源コードがコンセントボックスから外れる等の問題が
あり、特にOA機器においては誤動作ばかりでなく故障の
原因にもなるおそれがあるものであった。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案が前述の状況に鑑み、解決しようとするところ
は、パネル版前面下方に配線コードが露出し、該配線コ
ードの不意の損傷及び外れが起こらないように巾木部の
内部及び表裏パネル版間に電気機器の電源コード及び信
号ケーブル等の配線コードを配線可能な空間を形成し、
パネル版の適所から前記配線コードを引出し得る間仕切
パネルを提供する点にある。
〔問題点を解決する為の手段〕
本考案は、前述の問題解決の為に、パネル周枠の表裏両
面にパネル版を取付け、該パネル版の下方に巾木部を有
し、側方へ順次連設可能な間仕切パネルに於いて、上部
枠と下部枠の両側端間に縦枠を固定してなるパネル周枠
と、前記パネル周枠との間に間隙を設けて取付けるべく
両側内面に複数の係止片を内方へ突設し、該係止片には
その先端部の下方に該内面から所定距離を設けて切欠凹
所を形成してなるパネル版と、前記パネル周枠の端部若
しくは隣接するパネル周枠間に位置し、前記縦枠に外嵌
し得る断面略コ字形を有するとともに、表裏両側面に前
記係止片の切欠凹所を係止し得る係止孔を複数個形成し
てなる端部若しくは連結部係止部材と、表裏両側の巾木
とその下部間に設けた底板とで上方開放の内部空間を有
してなる巾木部と、よりなり、前記巾木部内空間と前記
表裏パネル版間の空間を連続となし、配線用コードの配
設空間を設けてなる間仕切パネルを構成した。
〔実施例〕
次に添付図面に示した実施例に基づき更に本考案の詳細
を説明する。
第1図は、本考案の間仕切パネルをオフィスに配置した
代表的実施例であり、また第2図は間仕切パネルの連結
構造を示した断面図であり、Mは間仕切パネル、Aはフ
レーム、Bはパネル版、Cは巾木部、Dは笠木、Eは側
板、Fは連結部係止部材、Gは連結部材、Hは連結部嵌
挿部材、Iは端部嵌挿部材である。本考案の間仕切パネ
ルMは、適宜組合わせてオフィス等の間仕切りに用い、
パネル版B下方に配線コードを配設し得る構造を有する
巾木部Cを形成するとともに、後述のパネル周枠と表裏
パネル版B,B間にコード配設用の空隙を設け、更に巾木
部C内部と前記表裏パネル版B,B間の空間を連続となし
て、配線コードを自由に配設できる間仕切パネルMに関
するもので、特に第7図に示した内部にコード受けを設
けた巾木部Cと表裏パネル版B,Bの係止部の構造に関す
るものである。
フレームAは、断面方形の管体を組合わせてなるパネル
周枠2とその下方の後述の巾木部Cを形成する支脚3と
よりなり、パネル周枠2は同一形状の上部枠4と下部枠
5の両側端間に該上,下部枠4,5の巾よりやや狭い巾の
縦枠6,6を該上部枠4と下部枠5の両端開口7が側方に
出現する状態で固定するとともに、前記両縦枠6,6の管
内上下端部に、締結ネジ8を取付け得るネジ受け部材9
を固定し、前記縦枠6の上下端に連続する前記上部枠4
と下部枠5の位置に通孔10を形成して、該締結ネジ8の
先端を該上部枠4と下部枠5の開口7内に突出させると
ともに、前記締結ネジ8の上部枠4と下部枠5内への突
出角度を、上方設置の場合、前記パネル周枠2の内方か
ら上方外方へ傾斜させて設定し、締結ネジ8に対応する
縦枠6の壁面位置に切欠11を設け、また下方設置の場
合、パネル周枠2の内方から下方外方へ傾斜させて設定
し、前記同様に切欠11を設けて、パネル周枠2内方から
該締結ネジ8を容易に操作できるようにしてあり、更に
前記上部枠4と下部枠5の端部に近い両側面に、一部側
面を内方に陥没させて上部枠4と下部枠5の内部に突起
12をそれぞれ形成しており、また支脚3は、前記下部枠
5の下面の両側部に支軸13を固定し、該支軸13の下端に
上下高さ調節できるようにアジャスター14を螺設すると
ともに、前記支軸13,13の下端間に断面略コ字形の底板1
5をその溝16が上方になるように渡設して形成した。パ
ネル版Bは、第4図に示す如く、内面の四隅に係止片17
を内方へ突設したもので、該係止片17は先端部の下方に
係止用の切欠凹所18を該パネル版B内面から所定距離を
有するように設け、先端を当止部19として残した構造で
ある。尚、第6図(a)に仮想線で示す如く、前記表裏
パネル版B,B内面の周囲に、該表裏パネル版B,B間空間に
ウレタン等の弾性材を内装し得るように、前記パネル周
枠2の表裏面方向に断面略L字形の部材を突設すること
も可能である。また、前記同様に表裏パネル版B,B間に
配線コード1を弾性保持する為に、該パネル版B内面に
ウレタン等の弾性材を貼着等の適宜な手段で取付けるこ
ともできる。巾木部Cは、第3図(a),(b)の如く
端部枠材20、巾木21、チャンネル部材22、コード受け23
及び前記底板15とよりなる。端部枠材20は、前記支軸13
に側方より外嵌し得る取付部24を有し、該取付部24の上
端には間仕切パネルMの巾と略一致する長さで前記巾木
21を係止する為の係止腕25を設け、該係止腕25の両側上
方に係止凹所26を形成するとともに、前記取付部24の下
端には前記底板15の間仕切パネルM表裏方向の側端部に
嵌合し得る嵌合片27を、また該底板15の下面端部に嵌合
し得る嵌合片27′を形成し、更に前記係止腕25の長さと
略一致し且つ下面に凸部28を両側端に有する当止腕29を
形成して構成した。巾木21は、上下縁及び両側縁を同一
方向に折曲して折曲上縁30、折曲下縁31及び折曲側縁32
を形成するとともに、該折曲上縁30の端縁を下方へ折曲
して爪33を形成し、該折曲下縁31の長さ方向両端部の内
面の、前記当止腕29の両側端下面に形成した前記凸部28
と対応する位置に当止凸部34を、また前記当止腕29の間
仕切パネルM長さ方向外側部に当止し得る当止凸部34′
を前記当止凸部34に連続させて形成し、側面適所にコー
ド引出開口35あるいは図示してないがコンセントボック
スを取付けてなる。チャンネル部材22は、断面略コ字形
でその開口溝を上方にして対向する側壁が立起状態で前
記底板15の上面長さ方向に固定し、後述のコード受け23
を取付けるものである。コード受け23は、前記チャンネ
ル部材22と外嵌関係にある嵌合部36を下部に有し、該嵌
合部36の下端両側を延長して前記底板15の溝16内に収容
し得る最外壁37,37を形成し、前記嵌合部36の上端両側
を上方へ延長して立壁38,38を形成し、更に前記最外壁3
7と前記立壁38の間に区画壁39,39を形成し、長さ方向に
複数の上方開口のコード配線溝40を形成して電源コー
ド、信号ケーブル及び電話コード等の配線コード1を隔
離状態で配線することができるようにしてあり、また前
記最外壁37と区画壁39には長さ方向に適宜間隔を置いて
コード引出し用のスリット41を形成して前記コード配線
溝40に配置した配線コード1を該スリット41を通して、
間仕切パネルM側方へ容易に引き出すことができるとと
もに、該スリット41により間仕切パネル側方への配線コ
ード1の故意の抜け出しを防止できるものである。そし
て、該巾木部Cは、前記端部枠材20の取付部24を前記支
軸13に外嵌するとともに、前記嵌合片27、27′を前記底
板15の端部に嵌合し、また前記係止腕25の係止凹所26に
前記巾木21の爪33を係止するとともに、該巾木21内面と
当止凸部34間に前記当止腕29の凸部28を位置させた状態
に嵌合し、更に両側の前記当止腕29,29の間仕切パネル
M長さ方向外側部に当止凸部34′,34′をそれぞれ当止
して、ガタつき及び長さ方向のズレを防止して該巾木21
を取付け、更に前記コード受け23の嵌合部36を前記チャ
ンネル部材22の立起状態の両側壁に外嵌して組立てる。
笠木Dは、第4図の如く前記表裏両パネル版B,Bに挿嵌
するもので、下面適所に前記上部枠4に上方から外嵌し
得る挟持具42を取付けている。側板Eは、第1図及び第
5図の如く間仕切パネルMの端部を覆うもので、該間仕
切パネルMの巾と略一致する巾を有し、上下部内面にそ
れぞれ前記上部枠4と下部枠5の開口7に挿入し得る締
結部材43と、該締結部材43,43間に前記縦枠6に外嵌し
得る断面略コ字形の端部係止部材44を固定するととも
に、該端部係止部材44の内側方に対向突出した表裏両側
面に、前記パネル版Bの係止片17先端の当止部19を挿入
し得る大きさの係止孔45を、前記係止片17と対応する上
下位置に形成するとともに、図示してないが上下の該係
止孔45,45間に棚受け等の付属部材を取付け得る係止孔4
5,…を適宜間隔で複数個形成している。連結部係止部材
Fは、断面略コ字形で隣接する前記パネル周枠2,2間に
設け、一方の該パネル周枠2の縦枠6に側方より外嵌し
て、表裏二組の前記パネル版B,B,B,Bを係止する為のも
ので、前記側板Eの端部係止部材44の係止孔45と同じ高
さ位置に係止孔46を形成するとともに、図示してないが
前記パネル版Bを係止する為に用いる上下の該係止孔4
6,46間に棚受け等の付属部材を取付け得る係止孔46,…
を適宜間隔で複数個形成し、前記上,下部枠4,5の開口
7,7と対面する連結方向の面を該開口7の内形状と略一
致する形状に切欠47して形成した。連結部材Gは、前記
開口7に嵌挿し得る外形を有し、且つ前記締結ネジ8の
押圧保持に耐える面を有するもので、本考案では断面略
コ字形の部材よりなり、その長さは隣接するパネル周枠
2,2間に前記連結部係止部材Fを位置させた状態で、隣
接する上部枠4,4あるいは下部枠5,5に形成した突起12,1
2間の間隔と一致させてある。連結部嵌挿部材Hは、第
4図及び第6図(a)の如く前記連結部係止部材Fと前
記縦枠6の側面に囲まれる空間に位置し、該連結部係止
部材Fに形成した係止孔46からの透光を防止するととも
に、前記パネル版Bの当止部19を連結部係止部材F内部
で挟持し、該パネル版Bのガタつきを防止する為のもの
で、前記連結部係止部材Fの内面と前記縦枠6の側面に
当接する当接部48を連結した断面略十字形構造をなし、
四隅に前記当止部19を嵌挿し得る挟持間隙49,…を形成
するとともに、該挟持間隙49以外の内部を長さ方向に区
画形成し、弾力性を持たせて連結部係止部材F内でのな
じみを良くし、しかも前記パネル版Bの当止部19を弾性
支持している。尚、第6図(a)中に仮想線で記載した
ものは、前記連結部係止部材Fに形成したパネル版B係
止用の前記係止孔46以外の係止孔46を利用して取付けた
棚受け等の付属部材の係止部を示している。端部嵌挿部
材Iは、第5図及び第6図(b)の如く前記側板Eの端
部係止部材44と前記縦枠6で囲まれる空間に嵌挿し、前
記連結部嵌挿部材Hと同様な構造を有しているが、断面
略T字形で連結方向の一面、即ち本実施例では側板E側
の面に対する当接部48は独立して残りの三面は周囲で連
続し、挟持間隙も間仕切パネルMの表裏方向二隅に形成
してあり、前記同様長さ方向に内部を区画形成し、弾力
性を持たせて端部係止部材44内でのなじみを良くし、し
かも前記パネル版Bの当止部19を弾性支持している。
しかして、組立てる場合は、必要に応じて複数の間仕切
パネルM,…を連結することができるもので、先ず、隣接
するフレームA,Aの前記上部枠4,4の開口7,7及び前記下
部枠5,5の開口7,7に前記連結部材Gをそれぞれ嵌挿し、
パネル周枠2の内方から前記締結ネジ8を操作して該フ
レームA,Aを仮止めし、隣接する一方のフレームAの縦
枠6に連結部嵌挿部材Hを内装した連結部係止部材Fを
外嵌し、該連結部係止部材Fの側面に他方のフレームA
の縦枠6を当接状態にして、パネル周枠2の内方から前
記締結ネジ8を操作して、該締結ネジ8の上部枠4及び
下部枠5の内部に位置する端部で前記連結部材Gの内方
面を押圧保持して、フレームA,Aを連結した後、次に端
部の組立てに移り、フレームAの縦枠6に、前記端部嵌
挿部材Iを内装した側板Eの端部係止部材44を側方より
外嵌するとともに、上下部に設けた前記締結部材43,43
を上部枠4及び下部枠5の開口7,7に嵌挿して、前記同
様にパネル周枠2の内方から締結ネジ8を操作して該締
結部材43,43を外方へそれぞれ押圧保持して、フレーム
Aに側板Eを取付け、この状態でフレームA下端に取付
けたアジャスター14を操作して該フレームAの高さ調節
設定し、更に前記連結部係止部材Fの上下部表裏面に形
成した係止孔46,…に表裏パネル版B,Bの係止片17,…を
係止し、且つ先端の当止部19,…を前記連結部嵌挿部材
Hの挟持間隙49,…に嵌入して取付けると同時に、前記
同様に表裏パネル版B,Bの上下係止片17,…を前記係止孔
45,…に係止するとともに、端部嵌挿部材Iの挟持間隙4
9,49に嵌入してガタつきなく取付け、また前記上部枠4
の上方より表裏パネル版B,B間に前記挟持具42が該上部
枠4に外嵌する状態で前記笠木Dを嵌入して取付け、最
後に巾木部Cを組立てるには前述の如く、底板15に固定
してあるチャンネル部材22にコード受け23を外嵌すると
ともに、フレームAの前記支脚3に前記端部枠材20を外
嵌し、該端部枠材20に前記巾木21を嵌合係止して取付け
てなり、間仕切パネルM自体の組立てが簡単であるばか
りでなく、複数の間仕切パネルM,…の連結組立ても、前
記締結ネジ8の操作以外は各部材を嵌め合わせるだけで
組立て得るものであり、特に該巾木部Cの組立ては簡単
で、各部材を単に嵌め合わせる作業のみでガタつき及び
ズレがなく組立てることができるものである。本考案の
特徴を最もよく表している第7図は、組立て後の間仕切
パネルMの側板Eを切り取った状態の側断面図であり、
第1図と同様に配線コード1が配設状態にある間仕切パ
ネルMの内部を示したもので、巾木部Cの内部に前記区
画壁39で仕切られたコード受け23の複数のコード配線溝
40に、電源コード、信号ケーブル及び電話コード等の配
線コード1を隔離配線してあり、前記巾木21に設けたコ
ード引出開口35より該巾木部C外方に配線コードを引出
してあり、また該区画壁39に形成したスリット41を通
し、上方の前記フレームAとパネル版B間に形成された
間隙に沿って上昇させ、前記パネル周枠2とパネル版B
との間隙から該パネル版B外部に配線コードを引出して
該パネル版B前面に設置した電気機器に、間仕切パネル
M外部の配線コード1の露出を最小限に止めて配線する
ことができるものである。尚、第6図(a)、(b)に
示してあるように、パネル版B,…を連結部係止部材Fの
係止孔46,…及び側板Eの端部係止部材44の係止孔45に
取付けた状態で、隣接するパネル版B,B間あるいはパネ
ル版Bと側板E間に間隙があり、この間隙を配線コード
1を通し、パネル版B前面へ引き出すことができ、また
表裏パネル版B,B間にウレタン等の弾性部材を内装すれ
ば、該表裏パネル版B,B間内に配設した配線コード1を
弾性保持することができる。
更に、第8図に示した分岐連結部材50、即ち前記側板E
に設けたものと同様な締結部材43と図面に現れてない係
止孔45を有する端部係止部材44をT字状あるいは十字状
に設けた部材を使用することによって、複数の間仕切パ
ネルMを様々な態様で組立てることができるものであ
る。
〔考案の効果〕
本考案の間仕切パネルによれば、上部枠と下部枠の両側
端間に縦枠を固定してなるパネル周枠と、前記パネル周
枠との間に間隙を設けて取付けるべく両側内面に複数の
係止片を内方へ突設し、該係止片にはその先端部の下方
に該内面から所定距離を設けて切欠凹所を形成してなる
パネル版と、前記パネル周枠の端部若しくは隣接するパ
ネル周枠間に位置し、前記縦枠に外嵌し得る断面略コ字
形を有するとともに、表裏両側面に前記係止片の切欠凹
所を係止し得る係止孔を複数個形成してなる端部若しく
は連結部係止部材と、表裏両側の巾木とその下部間に設
けた底板とで上方開放の内部空間を有してなる巾木部
と、よりなり、前記巾木部内空間と前記表裏パネル版間
の空間を連続となし、配線用コードの配設空間を設けた
ことにより、電源コード、信号ケーブル及び電話コード
等の各種の配線コードを、巾木部の内部空間と表裏パネ
ル版間の空間が連続しているので、パネル周枠と表裏パ
ネル版間の間隙を通して、間仕切パネルの内部いたる場
所に自由に配設でき、パネル版の上方前面に位置した机
上の電気機器への配線が、露出する部分を極力少なくし
てできるものであり、これによってパネル版前面下方に
配線コードが露出し、電気機器使用中に足又は椅子の脚
等で不意に配線コードに触れ、配線コードの損傷あるい
は電源コードがコンセントボックスから外れる等の現象
を防止できるものである。
尚、前記底板として、区画壁で複数区画した上方開放の
コード配線溝を有するコード受けを設けたものを用いれ
ば、近接配線できない強電弱電コードを隔離配設できる
とともに、前記同様に上方のパネル版間に自由に配線で
きるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の間仕切パネルを使用状態に応じて組立
てた外観を示す斜視図、第2図はフレームの連結状態を
示す連結方向の断面図、第3図(a)は巾木部全体の組
立て状態を示す一部省略断面図、第3図(b)は巾木部
の端部枠材の縦断面図、第4図は間仕切パネルの連結部
を示す省略斜視図、第5図は側板の取付部を示す省略斜
視図、第6図(a)は間仕切パネルの連結部の横断面
図、第6図(b)は側板の取付部の横断面図、第7図は
側板を切り取って示した間仕切パネルの側断面図、第8
図は分岐連結部材の平面図である。 M:間仕切パネル、 A:フレーム、B:パネル版、 C:巾木部、D:笠木、 E:側板、F:連結部係止部材、 G:連結部材、H:連結部嵌挿部材、 I:端部嵌挿部材、 1:配線コード、2:パネル周枠、 3:支脚、4:上部枠、 5:下部枠、6:縦枠、 7:開口、8:締結ネジ、 9:ネジ受け部材、10:通孔、 11:切欠、12:突起、 13:支軸、14:アジャスター、 15:底板、16:溝、 17:係止片、18:切欠凹所、 19:当止部、20:端部枠材、 21:巾木、22:チャンネル部材、 23:コード受け、24:取付部、 25:係止腕、26:係止凹所、 27:嵌合片、28:凸部、 29:当止腕、30:折曲上縁、 31:折曲下縁、32:折曲側縁、 33:爪、34:当止凸部、 35:コード引出開口、36:嵌合部、 37:最外壁、38:立壁、 39:区画壁、40:コード配線溝、 41:スリット、42:挟持具、 43:締結部材、44:端部係止部材、 45:係止孔、46:係止孔、 47:切欠、48:当接部、 49:挟持間隙、50:分岐連結部材。

Claims (2)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】パネル周枠の表裏両面にパネル版を取付
    け、該パネル版の下方に巾木部を有し、側方へ順次連設
    可能な間仕切パネルに於いて、 上部枠と下部枠の両側端間に縦枠を固定してなるパネル
    周枠と、 前記パネル周枠との間に間隙を設けて取付けるべく両側
    内面に複数の係止片を内方へ突設し、該係止片にはその
    先端部の下方に該内面から所定距離を設けて切欠凹所を
    形成してなるパネル版と、 前記パネル周枠の端部若しくは隣接するパネル周枠間に
    位置し、前記縦枠に外嵌し得る断面略コ字形を有すると
    ともに、表裏両側面に前記係止片の切欠凹所を係止し得
    る係止孔を複数個形成してなる端部若しくは連結部係止
    部材と、 表裏両側の巾木とその下部間に設けた底板とで上方開放
    の内部空間を有してなる巾木部と、 よりなり、前記巾木部内空間と前記表裏パネル版間の空
    間を連続となし、配線用コードの配設空間を設けたこと
    を特徴とする間仕切パネル。
  2. 【請求項2】前記底板として、区画壁で複数区画した上
    方開放のコード配線溝を有するコード受けを設けた底板
    を用いてなる実用新案登録請求の範囲第1項記載の間仕
    切パネル。
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