JPH03135317A - 配線床材 - Google Patents

配線床材

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JPH03135317A
JPH03135317A JP1270001A JP27000189A JPH03135317A JP H03135317 A JPH03135317 A JP H03135317A JP 1270001 A JP1270001 A JP 1270001A JP 27000189 A JP27000189 A JP 27000189A JP H03135317 A JPH03135317 A JP H03135317A
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JP
Japan
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pedestal
floor
wiring
floorboard
flooring material
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JP1270001A
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English (en)
Inventor
Koichi Miura
三浦 廣一
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、OA (Office Automati
on)機器およびHA (House Automat
ion)機器等が設置される部屋の床に機器のコード、
ケーブルおよび取出端子等を配線、設置、またはその変
更等が容易にできる様にするOA−HA機器の配線用床
、およびその応用による輻射暖房床や照明床等に関する
〔従来の技術〕
オフィスや家庭における0A−HA化の普及過程では、
日進月歩でコンピューター、電話、ファックス、複写機
、テレビ、ビデオ、オーディオ、およびセキュリティー
等の機器の改良が進んでおり、常に配置換えや再統合化
がなされている。そのためには、結合されている電線類
やその取出端子等を収納できると共に、その位置変更等
が容易にできる安価で安定した床構造が非常に必要とさ
れ重要な技術となってきた。
現在、配線用の床構造として種々のものが考案されてい
るが何れも下地床の上に配線空間が取れる二重床構造を
形成する工夫をしたものばかりである。何れも床板の載
置法についての考案はなされているが、実際の配線の際
の大きな不便については考慮がされていない。
それは床板の載置構造を考える前に、部屋のある点から
ある点へ配線する時、労力を少なくするために、いかに
最少の床板枚数だけ開けて配線できるかを考慮したもの
が見当たらない。
一方、手軽で快適な理想の暖房方式として、電気カーペ
ット等による床からの暖房が家庭等で普及しつつある。
しかしその本格的なものとして温水式と電気式の床暖房
があるが何れも高価格である。温水式は設備工事が面倒
であり、電気式はランニングコストが高くなる。いずれ
も発熱体の床板は畳1枚大以上あり固定式なので、電気
カーペット以外は故障の時でも簡単に点検や修理や移動
ができない。
またOA種機器の配線変更とも関係がなく、暖房床の中
には一般の配線はできない。現在の電気式床暖房として
は、電気回路をエツチングした金属箔の電気抵抗熱によ
る面状発熱体を、挟んだ化粧合板を根太に釘打ちしたも
のがある。
しかし電気を利用した暖房や空調や床照明は、床に施工
するものであるが、電気配線用の二重床を暖房用の配線
に活用することを考慮したものは見あたらない。
またオフィスでも冷暖房が一対の送風ユニットにより天
井から吹き出して行われているが、事務機机等の障害物
が多く、冷房は良いが暖房は空気の比重差により暖気が
床面までは届かず足元が暖かくない。少しでも暖気を足
元近くまで送るため風速を早めているが、吹出口の風切
り音が高くなり、事務室の最大の騒音源となっている。
リターン空気も天井へ直接戻す方式なので、室内塵埃も
空気中を飛び回り続けることになる。室内空気の調節を
床を利用して行うものは、除塵の有利さからクリーンル
ーム用に使われているだけである。
なお現在、床からの直接照明を考えたものは、透明硝子
板の下に照明器を入れたもの程度であり、今一つ魅力と
機能が発揮されていない。
この様な床に関する諸問題が解決されれば、その床は極
めて広い普及をもたらす筈である。
この発明は、上記の床に関する諸問題を解決できる新し
い置床材を提供するものである。
〔発明が解決しようとする問題点〕
現在、配線のできる二重床であっても、動力配線や電話
配線は資格のある専門家が設備工事としてしなければな
らない。しかも、移動する機器の場所によっては、既存
線の移動では線が短か過ぎたり長過ぎたりする。その上
、腺を移動させるために途中の床板を多数開けたり、他
の配線をくぐらせたり大変面倒であり、線を引き抜くに
しても線を痛める恐れがあるので、最近では既存線を切
り捨ててしまうことが多い。
このままでは配線用空間が線の墓場となり有効空間がな
くなる状態である。
床に配線を必用とする場合、もしその床板の1枚か2枚
だけを開けるだけで配線ができれば、機器や家具等の移
動や業務の中断をせずに、配線替えができることになり
、工事日が休日だけに集中せずに済む。しかし現在、ま
だその様な床の工事システムはできていない。
室内暖房や室内塵埃も、もし床からの輻射暖房であれば
問題はない。床は本来は人間に一番近い室内部分なので
もっと有効な使われ方ができる筈である。例えば火災時
等は煙は天井近くを漂うので避難誘導灯も見え難くなる
が、床に直接誘導する光が見えれば、人は避難する際、
物につまずかない様に足元を見て行動するので、非常に
見易い。また例えばパーティ等の多い国では、普段の用
途の室内が夜の宴会時等、床板の光の様々な点が7色に
変化して明滅すれば、ムード作りに大いに貢献できる。
以上の床に関する種々の問題が解決されれば、その床は
極めて広い普及をもたらす筈である。
この発明は上記の床に関する問題を解決できる新しい配
線床材を提供しようとするものである。
〔問題点を解決するための手段〕
この発明は、その技術的手段として配線床材を次の様に
、第1項の基本技術に後の10項目の周辺技術で構成し
て、問題の解決を図った。
すなわち、この発明に係る配線床材は、1、配線用置床
を構成する床材で、この床材は台座と綜付差込口と床板
を組み合わせてなり、接続端子の付いた電線に接続する
差込口を台座に設けて下地床面に付設し、少なくとも床
板の隅部を台座に係合載置させて構成する。
2、配線用置床を構成する床材で、この床材は台座と綜
付差込口と床板を組み合わせてなり、床板は屈曲できる
溝を格子状に設けた方形の高強度板、または薄板に梁で
格子状に溝を作り、その溝外の薄板を梁で補強し樹脂で
成形した方形の高強度板に、床用表装材を貼り合わせた
ものからなり、台座は少なくとも1つ以上差込口が付き
、前記溝の交点で床板を係合載置する台と、接続端子骨
の電線を設けた方形座板が合体したものからなり、台座
を下地床面に付設し高強度板の隅を台上面に係合して、
床板を台座に載置させて構成する。
3、配線用置床を構成する床材で、その台座の座板は台
と一体化され接続端子骨の電線が設けられた方形の座板
と、その台の高さの中程に浮かせて設けられた、座板の
半分以下の水平投影面積の湿度板とからなり、その台座
を下地床面に付設して、その座板を横切り隣接する座板
を経て戻る輪状の上綱を座板の台間に敷設し、同様に湿
度板を通り隣接する湿度板を経て戻る輪状の上綱を湿度
板上の台間に敷設し、床板を台に係合載置させて構成す
る。
4、配線用置床を構成する床材で、その床板は正方形の
薄板に梁で格子状に溝を作り、その溝外の薄板を梁で補
強して樹脂で成形した高強度板に、床用表装材を貼り合
わせたものからなり、台座は縦横等間隔に5個づつ配列
され、前記格子状の溝の交点で係合して床板を載置する
25個のliと、1列目と2列目台間および4列目と5
列目台間に、前記台の高さの中程に浮かせて設けられた
2つの11版と、前記台と浮屋根を中央に載せその台間
隔の5倍の辺長の正方形で、前記浮屋根の部分を除いた
形状の1版とを樹脂で一体成形し、前記浮屋根と直交さ
せた中央の溝と中央の前記台の内部に、延長コードとそ
の中間に付けた差込口を、台座下側より装填したものか
らなり、その台座を下地床面に付設して、前記延長コー
ドと平行に座板を横切り、近接する同座板を経て戻る輪
状の下綱を座板の台間に敷設し、同様にその下相と直交
し前記浮屋根の1つを通り、近接する台座の浮屋根を経
て戻る輪状の上綱を浮座板上の台間に敷設し、前記格子
状の溝の交点を台座の台上面に係合して、床板を台座に
載置させて構成する。
5、配線用置床を構成する床材で、その台座の差込口付
の台は上面と側面に差込口を設けたものからなり、床板
はその裏面の高強度板の2隅部の穴底に挿込単ピン電極
を設け、絶縁された高強度板の表層面にそのピン電極の
根元を鍔状に広げて、その2つの電極を結ぶ面状電気発
熱体をその高強度板の表層面に設け、その発熱体表面を
絶縁および保護し、床用表装材で仕上げたものからなり
、前記挿込単ピンを台上面から突起した差込単口に差込
むことにより、床板の隅角部を電気的にも接続して台座
に係合し、床板を台座に載置させて構成する。
6、配線用置床を構成する床材で、その台座に係合載置
された、電気発熱体骨の床板とその台座の間の床下空間
に、室内または室外から空気もしくは香り付の空気を送
る送風機、またはフィルター付あるいは調湿器付の送風
機を床に設け、前記床下空間を通した空気を室内に吹き
出す送風口を、床板の一部に設けて構成する。
7、配線用置床を構成する床材で、その台座の台上面の
中央に戻り付の弾性係合突起を設け、一方床板の高強度
板の格子状溝の各隅に前記突起に引掛かる係合段を設け
て、その台の下に接着材等を付けて下地床面に台座を貼
設し、床板の各隅を台座の台上面に係合載置させて構成
する。
8、配線用置床を構成する床材で、その台座の座板の辺
端部は、隣接する同一形状の座板相互が水平に連結する
様に、少なくとも一対の弾性嵌合し合う凹凸部からなり
、その嵌合をさせ合って多数の台座を下地床面に敷設し
、床板を台座に係合載置させて構成する。
9、配線用置床を構成する床材で、その台座および床板
の表面、裏面もしくはその何れかに金属分子を真空蒸着
させ、台座に床板を係合載置させて構成する。
10、配線用置床を構成する床材で、その台座の台の電
力用差込口は、その台の下を通る電源用2芯電線の上方
にその電線と平行かつ水平に、台の側面に前記電線と接
続させて設け、その台上面の差込口は、台の中心から等
距離かつ前記電線と接続させて電源側と接地側の線の上
方外側に、独立した突起状の差込単口を各々2個づつ設
け、隣接する同一相対位置にある差込口付台の異なる4
位置の突起状差込単口の内の2つに、電気発熱体に接続
され床板隅部の穴に設けた2本の挿込単ピンを差し込ん
で接続し、前記電気発熱体付と汎用の差込口の設置を単
独の2芯電線で構成する。
111.配線用置床を構成する床材で、その台座の電源
の接続は台座、もしくは予め連結した紐台座に設けた2
芯電線の端子を接続し、電源側線と接地側線が整然と連
続する並列接続群を作り、2系統の2芯の電源線を用意
し各々を交互に、前記並列接続群の奇数平列群と、偶数
平列群を別系統として平列接続を行い、その別系統の並
列接続群に各々汎用差込口、および電源側と接地側の差
込単口とを設け、床板裏面の2隅部に設けた電気発熱体
の挿込単ピンをその各電源側と接地側の差込単口に差込
み、電気発熱体を2系統の電源に並列接続をし、その2
系統の2芯i源線を1芯区別切りおよび2芯切りするこ
とにより、その汎用差込口の電源および電気発熱体の電
源が、奇数列切り、偶数列切りおよび両列切りとなる構
成をする。
〔作  用〕
配線床材は上記第1項の基本的な技術構成とすることに
より、差込口付の台座を次々に接続させて下地床面に設
置し、床板を台座に載置させれば、床板の下には特別な
配線工事をしなくても基本的な電気配線と差込口があり
、床板を開けるだけでその取り出しができる。床下空間
は機器のコード余長の格納と特別な配線だけをすれば良
いだけとなる。
上記第2項の技術とすることより、方形の定型台座をそ
の付属する接続端子をつなぎ下地の床に敷並べ、その上
に同じく定型の床板を裏面の高強度板の分割線の交点を
台座の台が支える様に載せて行けば、下地の床の不陸に
合わせて床板が高強度板の溝の線で屈曲し、がたつきが
起こらない。その多数の台座の台はどれでも適宜差込口
を作ることができる。
上記第3項の技術とすることより、前項までの作用に加
え、敷設された配線用置床は部屋の端から端まで座板部
分に、平行かつ輪状に下綱を渡して置き、高さの異なる
湿度板の部分にも前記綱とは異なる方向へ平行かつ輪状
に上綱を渡せば、その2つの綱は接触せずに部屋中を張
り巡らすことができる。部屋のA点からB点へ配線がし
たい時、A点とB点および画点を通る、前記上下別の両
組の交点C点の3カ所の床板さえ開ければ、A点でその
線を荷造り用粘着テープで綱に付着させ、0点で綱を手
繰り寄せてその線を取り出し、再びB点に向けてその線
を同様に送れば、かなり離れた場所間であっても途中の
床板や家具や機器をそのまま使用しながら配線ができる
上記第4項の技術は3項技術のより具体的なものである
。軽くて丈夫で可撓性のある構造として、床板を格子梁
構造のF RP (Fiber Re1nforced
 Plastics)  で作り、第1図に示す様に烏
合が5列づつ並ぶ間に台の半分の高さに設けられた部分
を湿度板とし、その他の残りの部分を座板としである。
台座は部分的に湿度板の下で下地床面が開放されている
ので、座板の下に湿気がこもらない。
電源は中央の烏合に裏表2つの差込口が仕込まれた電力
線が、一定方向に台座の下でコンセントで接続して配線
される。前記床板は4枚の台座の中央の烏合にその各隅
を合わせて載置されるので、床板−枚に付き4カ所の電
源差込口が用意されることになる。
輪状の下綱は座板部分を電力線と平行に床板1枚に付2
本横切らせ、同じく湿度板の上に輪状の上綱を下綱と直
交させて2本横切らせる。
この様にした時、床板を1枚開ければ、直交する4方向
に線が重なることなく送れて、床板の下の中央の溝は予
備の部分として、配線器具の設置空間や巻溜め用や臨時
の配線空間に使える。
なお電力線とは同方向に下綱を走らせるので、交差せず
床下を100%有効に生かせる。
上記第5項の技術は電気面状発熱体を床板の表層面に付
設することにより、その熱輻射が床上方へ行われ易くな
る。その面状発熱体の配線も一々線をつながなくても、
台の上面と床板の隅に接続端子があるので、床板を設置
するだけで完了する。その床板のピン電極は板面より出
ない様に作り床板を積み重ねることができる。
そのピンが差し込まれる電極差込口は台の上面より突起
しているので、樹脂等で一体物として作れば、床上から
浸水しCも漏電事故が起こらない。
また面状発熱体を設けた床上に放熱を妨げる物が置かれ
ても、小面積の台で支えられ、熱源近くまで空気のいく
格子梁構造や深溝が床板の裏面にあれば放熱表面積が大
きい床板となる。
なお、その面状発熱体の有無は床板では外形上差がなく
、保護層の厚みの差と電極ピンの有無だけなので、床板
を発熱体入りものと取り変えれば暖房部位の変更も簡単
にできる。
上記第6項の技術は、その床下の空間へ送風機により空
気を強制的に送り、その床板で暖められた空気を窓際の
下等へ導き床上へ吹き出せば、窓面からの冷えを防ぎ、
局部的な熱のこもりによる床板の過熱も起こらず、床下
側へ逃げる熱も回収できる。その他、床板は目地で自然
に僅かの隙間があり、送風機により圧送すれば室内−円
に香り付の新鮮空気を送ることや、調湿することや除塵
することができる。
上記第7項のごとく対角線の方向に戻り防止爪のある先
尖りの弾性突起を台の中央部に付けて置き、床板を高強
度板の各角部つまりその深溝の交点に水平奥伝がりの段
を設け、床板を台の上に置いて押し付ければ突起に段が
係合し、この係合が各台で行われ床板が浮いたり動いた
りすることに抵抗する。しかし突起が軟質樹脂等の弾性
材で作られているので、床板は上向きに力を隅の一部よ
り加えていけば、容易に離脱させることもできる。その
時の力は前記爪の大きさと樹脂の硬度とを調整しても適
当な値にすることができる。なお下地への抵抗力も接着
剤の種類と塗布面積で調整ができる。なお床板を異なる
台座に分担させて載置させると、係合突起の弾性により
適当に水平にずれ合い、床板同士の目地の隙間が目立た
なくなる。
上記第8項の技術では台座を床下に敷並べる時、座板を
正確に作り座板の端部を方向と位置を合わせた嵌合形状
にしておけば、嵌合をして行けば良いだけなので、敷並
べと電線の接続が非常に簡単である。その時、嵌合も少
し無理をして嵌る弾性嵌合にすれば位置のずれも少ない
上記第9項の技術は床板の裏面と台座の上側表面あるい
はその何れかに、金属分子の真空蒸着をすることにより
、遠赤外線がその蒸着膜面で反射され、電気発熱時の床
下への熱損失が少なくなる。その他、床板裏面に蒸着を
した時は金属皮膜に電磁波が反射されるので、床下と室
内の間の電磁シールド特性がW1得される。特に格子状
の梁にした時は、電磁波が乱反射され減衰効果が大きい
上記第10項の技術は台座設置時、電源線を電源側と接
地側を揃えて連結すれば、線に沿って台の上面用と側面
用の差込口を、共通の一本線にまとめて作れるので配線
金物が簡単になる。
また床板は対角の角に電極ピンを付け、台座の台上面の
差込単口を独立した4穴にしておけば、表装材の模様に
よって90度面回転せて通電させることもできる。必要
により前記コンセントを斜めの2穴のみにすれば、90
度面回転せれば通電しなくすることもできる。当然同じ
構造の発熱体のない床板と一緒に使用すれば、必要に応
じて暖房部位を変えることができる。
上記第11項の技術は、前記第10項のごとく台座1枚
に付き電源用の2芯線が1本でも、汎用コンセントと発
熱体の電源の入り切りが自由にできる。つまり台座の連
結群を一つ飛びに2系統に分けておけば、そのどちらか
の電線の2芯を入り切りすることにより、2系統を使っ
て電源としている発熱用の電源が入り切りされる。
選択することによりその時必要な系統の電源は生かして
おくこともできる。また接地側か電源側かの片方を選ん
で電線の1芯だけを入り切りすれば、発熱用電源は一つ
飛びの列が入り切りされる。この様な機能を生かして室
内に付けた温度センサーと連動させ、温度コントロール
をきめ細かく行うこともできる。
〔実施例〕
以下、本発明に係る配線床材の好適な実施例について、
添付図面に基づき詳しく説明する。
第2図は本発明に係る配線床材の実施例の説明的斜視図
である。台座1に差込口2を設けて、台座1の位置を決
める間隔材3に電線を通し、直交する間隔材3は浮かせ
て位置決めをさせ、台座1を下地床面4に接着し、その
台座1に床板5の4隅のネジで高さを調節して床板5を
載置させる。そして下綱6を電線の通しである間隔材3
と直交させて通し、部屋の端まで行って隣の台座1間を
戻り、また部屋の端まで行って元に戻って輪になるよう
に結んで置く。その下kV46と直交させて別の上綱7
を、浮かせた間隔材3の上を通し、下綱6と同様に隣の
台座1を周回させて結んで置く。床板5は台座1自体が
高さ調節できる物であっても良い。前記綱に配線したい
線を荷造テープで巻き付ければ、任意の床板5間を途中
の床板5を開けることなく、送りたい位置の床板5を開
けて綱を手繰れば線を送ることができる。
第3図は別の実施例の説明図であり図に示す様に、50
0nua角2mm厚の正方形のシート状のi板9と、そ
の座板9の中央に45mm角で高さ35mm厚み5 +
u、係合突起10を頂部中央に持ち縦横100mmの等
間隔で配列された、25個の中空角状の台11を置き、
1列目と2列目の台11間と4列目と5列目の台11間
の座板9を切り抜き、その切り抜いた方形板を15+1
111浮かして浮UK 12とし、中央列一方向の台1
19!1面中央に縦溝13を設けておく。以上3つを共
に硬度8o度の軟質塩化ビニールで成形して台座1とす
る。
座板9は第5図に示す様に、その辺端部に嵌合する形状
の凹凸部14を設け、台11の下となる座板9の裏面に
両面粘着のテープを貼る。なお粘着テープ15は発泡樹
脂シートに両面粘着加工したものでも良い。
特に第6図に示す中央の台16は頂部に4つ0穴17と
、前記縦溝13のない側面に角窓18を向い合わせに2
個設け、角窓18を結ぶ線の延長に沿って座板9の裏面
に装填溝19を設け、装填用の多口延長コード20のコ
ードを填め込み、中央の台16には塩化ビニールでイン
サート成形した多口差込口21を装填する。
その多口延長コード20は第7図に示す様に、中央上向
きに突起した4個の差込単口22と、向い合わせ水平に
2個の差込口2を付けた多口差込口21を付けて、併せ
て台座1の1枚分の長さの500mmとなる様に接続し
た、電線の300または200+111O端に上向差込
口23を付け、同200または300mm端には下向挿
込性24を付けておく。ただし、その上向差込口23と
下向挿込性24は省略して、第8図に示す様に中間は多
口差込口21だけを500mm間隔で付けて置くことも
できるし、付ける台座1の数も何枚でも良い。
第9図に示す様に多口延長コード20が装填された5枚
組の台座1の最後の端から50または15omm出たと
ころの上向差込口23に、次の5枚組の台座1の最初の
中央の端、または2番目の台11の中に装填されている
下向挿込性24を、上から差し込み接続する。そして座
板9同士をその端の凹凸部14を嵌合させ合って下地床
面4に粘着テープ15で貼り11けて固定する。なお装
填溝19や台11に延長コード等をはめ込む方法でなく
、線や差込口2等を台座1にインサート成形することも
できる。なお台座1とは別に縦溝13に差し込んで台1
1間を仕切れる台11高さの垂直仕切板25を同じ樹脂
で用意しておく。
次に第3図に示す様に1本の下綱6を前記5枚組台座1
の多口延長コード20と平行に座板9を横切り湿度板1
2の下をくぐらせて部屋の端まで行き、台11を横に1
つ行きUターンさせ、その同一台座1の対称位置の座板
9を通して、そのまま壁の端まで行って再びUターンさ
せ、元の台座1まで戻って第4図に示す両端ギザ付のか
しめ金具26で輪になる様に繋ぎ、全ての台座1に同方
向で下綱6を同じ様に輪状に通す。繋目は熱収縮樹脂管
で保護しても良い。
また下綱6とは直交させ湿度板12の辺と平行に上相7
を載せ、部屋の端から端まで下綱6と同様にして通し、
同一台座1の湿度板12に戻って来る様に、全ての台座
1について同一方向に上相7を輪状に通しておく。最後
に床板5を載せるが、前記両組6.7の張り具合いはた
るまない程度の緩さで良い。なおUターンさせる所へ水
平に回転する滑車を組み込めば、よりスムースなターン
が可能となる。
実際の施工方法としては予め上相7を部屋の寸法に合わ
せて、必要な本数分会てを輪状に繋いでおき、台座1を
部屋の中央当りの適当な位置から下地床面4に貼って行
く時に、予め部屋の寸法に合わせた長さに裁断した下綱
6を、2本同時に台座1の座板9端々の台11間を平行
に通し、上相7の輪の片方づつを隣接浮座板12の2辺
に置き床板5を載置して行く。部屋の両端で下綱6を同
一の台座1の下綱6と、かしめ金具26で繋ぎ1本の輪
に仕上げる。
この様に上下に分けて配置された綱に配線したい線の先
を荷造テープで揃えて巻き付け、目的の床位置で床板5
を開けて綱を引張れば線が出て来る。なお近くの台11
の差込口2から電源を取り、電動モータ−27付回転ゴ
ムローラー28と押えローラー29で綱を挟んで、電動
で綱を送れば同士mでもスピーデイに綜通しができる。
床板5はプレス成形による5 00 mm角8!llI
!l厚の難燃ポリエステルFRPの高強度板30に、同
大6mn+厚のカーペットタイルの床裏装材8を張り付
けたものとし、以下詳細に説明する。
この高強度板30は第10図、11図に示す様に、50
0!I+!+を角1.5mm厚の鏡面仕上げの天板31
に100mm間隔て格子状に1mm幅の筋溝32を設け
、その筋溝32と天板31の4辺から2mm離して、高
さ6mm幅2mmの補強梁33を設けて格子状の深溝3
4とし、その溝外側へ同じ補強梁33を格子状に4本づ
つ設けて、全体を7.5mm厚の格子板35の集合体と
する。そしてその格子板35の外隅には上側から穴を開
けて、前記台11頂部の戻り付係台突起10に係合する
係合段36を設け、熱硬化性で耐熱特性に優れる硝子繊
維入りのポリエステルS M C(5heet Mol
ding Compound)で金型により圧縮成形す
る。特に高強度板30の対角隅の2個の格子の中央に、
第12図に示す絞加工による根元がくびれた、4mm丸
の真鍮の電極ピン37を下向きにインサート成形し、そ
の電極ピン37の根元から楕円形に広がる鍔部38を天
板31の上面に面一に露出させる。
そしてニッケル等の導電金属の微粉粒が樹脂に混練され
た導電性ペースト39を、厚み15趨幅22mmで第1
3図のごとく発熱回路40として、前記高強度板30の
天板31表面にスクリーン印刷し、160 ’Cで数十
分焼き付けて安定させる。
特に広く露出させた電極ピン37の鍔部38に、導電性
ペースト39をその鍔部38からはみ出す様に印刷し、
その印刷された発熱回路40の上から樹脂の保護層41
を0.5mmの厚みで貼付ける。その上さらに床板5裏
面にアルミを真空蒸着させ、Ar1に床裏装材8のカー
ペットタイルを貼り発熱床板48とし、その床板5の係
合段36の穴を台座1の台11の係合突起10に差込み
、台座1に載置させれば総高50m+nとなる。この床
板5に台11間の中央での50mmの面積で200 k
gの荷重を与えた時、その歪は1!D11以内となる。
また第14図に示す様に予め一部の床板5のその高強度
板30の中央近くに元口42を設けておき、床裏装材8
の種々の床用タイル43に裏面から微?L44を開けて
、グラスファイバー45を表面まで差込み、そのグラス
ファイバー45を1カ所にまとめ丸穴シール46で、前
記床用タイル43真面に仮貼し、そのまとめたグラスフ
ァイバー45を前記元口42に差し込み裏面に出して高
強度板30の上面に貼り、その切断面を揃えて7色の出
る虹色発光器47に継げば、装飾やサインに好都合の発
光床ができる。
前記床板5の裏面の隅の2つの電極ピン37を台座1と
その隣の台座1の差込単口22に同時に差し込んで、台
11中夫の係合突起10を床板5の格子板35の角の係
合段36に引掛けて固定する。
そして第15図の配線見取図に示す様に、前記発熱回路
40付の発熱床板48を同様にして台座1に載置し、電
源側と接続する場合、A系統49、B系統50の2つの
電源線をまとめた、4芯線を500!011毎にソケッ
トの形状を変えて揃え、AB両系統49.50が区別で
きるA用差込口51とB用差込口52を付け、端部に挿
込口栓53とその差込四日54が付いたスキップ接続線
55に接続する。
一方第16図に示す様に、薄型軸吸込の送風機56を室
内隅等の数カ所の下地床面4に設けて、形状は床板5と
同じ大きさの500mm角厚みを50mmとすれば、す
っきりと床に納まる。
そして、床下を隈なく空気が循環する長蛇状の送風路5
7となる様に、垂直仕切板25を台座1の台11の縦溝
13に入れて床下を仕切り、その送風路57の出口とな
る窓下の床にスリット状の送風口58を設置する。ただ
し上下組6,7が当たらない様に、綱の通り道は避けて
仕切る。
前記発熱床板48に100vの電源を通じれば、その発
熱床板48は1枚当り20Wの消費電力で33°Cの床
表面温度となるが、同時に送風機56を送風運転させれ
ば、発熱床板48の下面の多数の補強梁33が放熱フィ
ンの働きをして発熱床板48を過熱させずに空気を暖め
、その暖められた空気が送風路57から送風口58を通
じて室内59に吹き出される。その時、必要に応じて香
料付のフィルターを通して送風させれば、発熱床板48
間は僅かな隙間が自然に開くので、床−面から香りのあ
る無塵の空気が涌き出て来る。
またコンピュータ制御によりその室内温度と床面温度間
に適当なバランスをとって、運転をすることもできる。
その他スキップ接続線55を使ってAB両系統49.5
0をコンピュータ制御で、一つ飛び毎に体重と通電をさ
せることにより、温度コントロールすることもできる。
なお本実施例の凹凸部14は端だけでなくいくつ設けて
も良いし、台座1の材料は塩化ビニール以外のポリウレ
タンやポリピレン樹脂等でも良い。自白も角でなく円筒
や8角でも他の形でも良い。なお高強度板30の繊維強
化熱硬化性の樹脂はポリエステルB M C(Bulk
 Molding Cowpound )、 フェノー
ル樹脂のSMC1または熱可塑性のポリカーボネイト樹
脂でも良いし、他の合板等による高強度板でも良い。そ
の池床板裏面のアルミ蒸着は、特に必要のない時は省い
ても良く、発熱回路40も金属箔のエツチングでも良い
し、導電性ペースト39もその導電体は銀でもカーボン
粒子でも良い。当然発熱回路40や電極ピン37のない
ものも作ればその有無により、自由な暖房の配置計画も
可能である。
また多口差込口21の付く台11の位置は中央でなくて
も、隅の位置やその他の位置でも良いが、かならず同位
置パターンに同じ多口差込口21の付く台11が来る様
に配置をするものとする。配線工事もスキップ接続線5
5や多口延長コード20を使わずに従来技術で接続して
も良い。その他送風機56を付けたり、線送りのための
湿度板12や綱は必ずしも設けなくて良い。
本発明の床裏装材8はカーペットに限られず、プラスチ
ックタイルや天然木材の薄板材や写真入りのFRPや着
色FRPおよび人造石でも、その他可撓性のあるものか
、高強度板30の深溝34で分割された素材なら天然石
や金属やタイルの様に硬いものでも良い。要するに差込
口付の台座に床板を係合載置させて、その他の実用的な
用途にかなうものであれば、どのようなものでも良い。
〔効  果〕
本発明は上記の実施例等とすることにより、下記の優れ
た諸効果が生じる。
1、電源用の配線と差込口の設置が本発明の床材は施工
するだけで完了しているので、特にすることがない。そ
の電源線の接続も白下で行うので水掛事故による漏電の
恐れがない。
床板も床の不陸に合わせて整然と配置された台座にしつ
かり係合されるので、歩行感が自然で歩き易く取り外し
も簡単にできる。
26本実施例の床材は配線送り用の輪状綱の設置が施工
時点で完了しているので、電源、通信、信号および映像
用の電線や光フアイバー配線が、通常は線の送出し位置
と取出し位置および中継位置の3カ所の床板を開けるだ
けでできる。そのため作業時間がかからず机等を移動す
る必要もないので、休日でない業務時間中に配線工事を
することができる。
3、本実施例のFRP製床板は中央に200kgの集中
荷重で撓みは僅かに1mm以内であり、非常に軽くて高
強度である。特別過大な荷重が集中する場合でも、その
部分に台だけを増やせば良いし取換や修理も簡単にでき
る。
4、本実施例の床は多くの台に支えられているので歩行
感が自然で歩き易く、分割された格子状の高強度板によ
り、取り外しが簡単かつ、しっかりと台座に係合される
のでガタつかず、反響する板の面積も分割されて、音の
振動エネルギーが小さくなり音鳴りがしない。
5、快適な床暖房が発熱体入りの床板を台上に霞くだけ
でよく、特に本実施例の発熱床板の電源の接続の方法は
、床板の端子ピンを直接差込口兼用の台の上へ飛び出し
た差込口に差込み、床板の段穴を台の戻り付突起へ係合
させるので、簡単かつ確実で防水性があり特別な配線が
全く不要である。特に本実施例の発熱体の導電性ペース
トによるものは印刷行程だけで発熱回路が作れて、しか
もその回路と電極が接触抵抗のない接続として、面状電
気発熱体は高強度板の電極ピンと、直接に印刷やハンダ
付けをするので、接触抵抗が少なく接触不良の過熱事故
も防げかつ均一な面状発熱が確実に行える。
6、本実施例の発熱床材に送風機を設けたものは室内の
空気を絶えず強制的に仕切られた送風路へ送ることによ
り、窓際等の特定場所の暖房効果を高めると共に均一な
熱の放散をするので、床の電気面状発熱体の異常発熱を
高価な温度管理部品を使わずに防止できる。また送風機
だけを運転して、室内を新鮮で快適な香りの無塵の空気
で満たすこともできる。
7、本実施例の床板の幅1枚当りについて1本の電源線
を施工するスキップ接続線で配線を行えば、2電源の片
方の電線の2芯を入り切りすることにより、その時必要
な系統の電源は生かしながら2系統を使って電源として
いる発熱用の電源が入り切りできる。また接地側か電源
側の片方を選んで電線の1芯だけを入り切りすれば、発
熱用電源は一つ飛びの列が入り切りされる。この様な機
能を生かせば、室内に付けた温度センサーと連動させて
、温度コントロールがきめ細かく行える。
8、本実施例のごとく床板裏面等に金属分子の真空蒸着
をすることにより、暖房時の床下への熱損失が少なくな
り、金属皮膜に電磁波が反射されるので、床下と室内の
間の電磁波のシールド特性が獲得される。
9、火災時等は煙は天井近くを漂うので避難誘導灯も見
え難くなるが、本実施例は床に直接輝度の高い光が出て
来るので、足元を見て避難する時は非常に見易い。また
パーティ等の多い国では、普段の用途の室内が夜の宴会
時等、床板の光の様々な点が7色に変化させて明滅すれ
ばムード作りに大いに貢献できる。
以上、これまでの置床構造にない優れた多くの機能と効
果が本発明には備わっているので、今後の0A−HA化
と快適な床暖房や空調および床照明に多大な寄与ができ
るものと考える。
【図面の簡単な説明】
第1図から第16図は本発明の配線用置床材の実施態様
を例示し、第1図は作用の説明的斜視図であり、第2図
は配線用置床材の実施例を示す説明的斜視図であり、第
3図、4図および6図は別の配線用置床材の実施例を示
す説明的斜視図であり、第5図、7図および10図はそ
の断面図であり、第8図、9図、11図および13図は
その平面図である。第14図は別の配線床材の例を示す
説明的斜視図である。第15図は別の実施例の配線見取
図である。そして第16図は別の実施例の断面図である
。 1・・・台座      2・・・差込口3・・・間隔
材 5・・・床板 7・・・上綱 9・・・座板 11・・・台 13・・・縦溝 15・・・粘着テープ 17・・・四つ巨大 19・・・装填溝 21・・・多口差込口 23・・・上向差込口 25・・・垂直仕切板 27・・・電動モーター 29・・・押えローラー 31・・・天板 33・・・補強梁 35・・・格子板 37・・・電極ピン 39・・・導電性ペースト 41・・・保護層 4・・・下地床面 6・・・下綱 8・・・床裏装材 10・・・係合突起 12・・・湿度板 14・・・凹凸部 16・・・中央の台 18・・・角窓 20・・・多口延長コード 22・・・差込単口 24・・・下向挿込栓 26・・・かしめ金具 28・・・ゴムローラー 30・・・高強度板 32・・・筋溝 34・・・深溝 36・・・係合段 38・・・鍔部 40・・・発熱回路 42・・・元口 43・・・床用タイル 45・・・グラスファイバー 47・・・虹色発光器 49・・・A系統 51・・・A用差込口 53・・・挿込口栓 55・・・スキップ接続線 57・・・送風路 59・・・室内

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、配線用置床を構成する床材で、この床材は台座と線
    付差込口と床板を組み合わせてなり、接続端子の付いた
    電線に接続する差込口を台座に設けて下地床面に付設し
    、少なくとも床板の隅部を台座に係合載置させたもので
    あることを特徴とする配線床材。 2、配線用置床を構成する床材で、この床材は台座と線
    付差込口と床板を組み合わせてなり、床板は屈曲できる
    溝を格子状に設けた方形の高強度板、または薄板に梁で
    格子状に溝を作り、その溝外の薄板を梁で補強し樹脂で
    成形した方形の高強度板に、床用表装材を貼り合わせた
    ものからなり、台座は少なくとも1つ以上差込口が付き
    、前記溝の交点で床板を係合載置する台と、接続端子付
    の電線を設けた方形座板が合体したものからなり、台座
    を下地床面に付設し高強度板の隅を台上面に係合して、
    床板を台座に載置させたものであることを特徴とする、
    特許請求の範囲第1項記載の配線床材。 3、配線用置床を構成する床材で、その台座の座板は台
    と一体化され接続端子付の電線が設けられた方形の座板
    と、その台の高さの中程に浮かせて設けられた、座板の
    半分以下の水平投影面積の浮座板とからなり、その台座
    を下地床面に付設して、その座板を横切り隣接する座板
    を経て戻る輪状の下綱を座板の台間に敷設し、同様に浮
    座板を通り隣接する浮座板を経て戻る輪状の上綱を浮座
    板上の台間に敷設し、床板を台に係合載置させたもので
    あることを特徴とする、特許請求の範囲第1項および第
    2項記載の配線床材。 4、配線用置床を構成する床材で、その床板は正方形の
    薄板に梁で格子状に溝を作り、その溝外の薄板を梁で補
    強して樹脂で成形した高強度板に、床用表装材を貼り合
    わせたものからなり、台座は縦横等間隔に5個づつ配列
    され、前記格子状の溝の交点で係合して床板を載置する
    25個の¥角台¥と、1列目と2列目台間および4列目
    と5列目台間に、前記台の高さの中程に浮かせて設けら
    れた2つの¥浮座板¥と、前記台と浮座板を中央に載せ
    その台間隔の5倍の辺長の正方形で、前記浮座板の部分
    を除いた形状の¥座板¥とを樹脂で一体成形し、前記浮
    座板と直交させた中央の溝と中央の前記台の内部に、延
    長コードとその中間に付けた差込口を、台座下側より装
    填したものからなり、その台座を下地床面に付設して、
    前記延長コードと平行に座板を横切り、近接する同座板
    を経て戻る輪状の下綱を座板の台間に敷設し、同様にそ
    の下綱と直交し前記浮座板の1つを通り、近接する台座
    の浮座板を経て戻る輪状の上綱を浮座板上の台間に敷設
    し、前記格子状の溝の交点を台座の台上面に係合して、
    床板を台座に載置させたものであることを特徴とする、
    特許請求の範囲第3項記載の配線床材。 5、配線用置床を構成する床材で、その台座の差込口付
    の台は上面と側面に差込口を設けたものからなり、床板
    はその裏面の高強度板の2隅部の穴底に挿込単ピン電極
    を設け、絶縁された高強度板の表層面にそのピン電極の
    根元を鍔状に広げて、その2つの電極を結ぶ面状電気発
    熱体をその高強度板の表層面に設け、その発熱体表面を
    絶縁および保護し、床用表装材で仕上げたものからなり
    、前記挿込単ピンを台上面から突起した差込単口に差込
    むことにより、床板の隅角部を電気的にも接続して台座
    に係合し、床板を台座に載置させたものであることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項から第4項まで記載の
    配線床材。6、配線用置床を構成する床材で、その台座
    に係合載置された、電気発熱体付の床板とその台座の間
    の床下空間に、室内または室外から空気もしくは香り付
    の空気を送る送風機、またはフィルター付あるいは調湿
    器付の送風機を床に設け、前記床下空間を通した空気を
    室内に吹き出す送風口を、床板の一部に設けたものであ
    ることを特徴とする、特許請求の範囲第1項から第5項
    まで記載の配線床材。 7、配線用置床を構成する床材で、その台座の台上面の
    中央に戻り付の弾性係合突起を設け、一方床板の高強度
    板の格子状溝の各隅に前記突起に引掛かる係合段を設け
    て、その台の下に接着材等を付けて下地床面に台座を貼
    設し、床板の各隅を台座の台上面に係合載置させたもの
    であることを特徴とする、特許請求の範囲第2項から第
    6項まで記載の配線床材。 8、配線用置床を構成する床材で、その台座の座板の辺
    端部は、隣接する同一形状の座板相互が水平に連結する
    様に、少なくとも一対の弾性嵌合し合う凹凸部からなり
    、その嵌合をさせ合って多数の台座を下地床面に敷設し
    、床板を台座に係合載置させたものであることを特徴と
    する、特許請求の範囲第2項から第7項まで記載の配線
    床材。 9、配線用置床を構成する床材で、その台座および床板
    の表面、裏面もしくはその何れかに金属分子を真空蒸着
    させ、台座に床板を係合載置させたものであることを特
    徴とする、特許請求の範囲第1項から第8項まで記載の
    配線床材。 10、配線用置床を構成する床材で、その台座の台の電
    力用差込口は、その台の下を通る電源用2芯電線の上方
    にその電線と平行かつ水平に、台の側面に前記電線と接
    続させて設け、その台上面の差込口は、台の中心から等
    距離かつ前記電線と接続させて電源側と接地側の線の上
    方外側に、独立した突起状の差込単口を各々2個づつ設
    け、隣接する同一相対位置にある差込口付台の異なる4
    位置の突起状差込単口の内の2つに、電気発熱体に接続
    され床板隅部の穴に設けた2本の挿込単ピンを差し込ん
    で接続し、前記電気発熱体用と汎用の差込口の設置を単
    独の2芯電線でしたものであることを特徴とする、特許
    請求の範囲第5項から第9項まで記載の配線床材。 11、配線用置床を構成する床材で、その台座の電源の
    接続は台座、もしくは予め連結した組台座に設けた2芯
    電線の端子を接続し、電源側線と接地側線が整然と連続
    する並列接続群を作り、2系統の2芯の電源線を用意し
    各々を交互に、前記並列接続群の奇数平列群と、偶数平
    列群を別系統として平列接続を行い、その別系統の並列
    接続群に各々汎用差込口、および電源側と接地側の差込
    単口とを設け、床板裏面の2隅部に設けた電気発熱体の
    挿込単ピンをその各電源側と接地側の差込単口に差込み
    、電気発熱体を2系統の電源に並列接続をし、その2系
    統の2芯電源線を1芯区別切りおよび2芯切りすること
    により、その汎用差込口の電源および電気発熱体の電源
    が、奇数列切り、偶数列切りおよび両列切りとなるもの
    であることを特徴とする、特許請求の範囲第5項から第
    10項まで記載の配線床材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0625440U (ja) * 1992-08-31 1994-04-08 信越ポリマー株式会社 システムフロアー
JPH06341655A (ja) * 1992-06-25 1994-12-13 Kazuo Okazaki 配線用二重床

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