JPH0313047A - 有線ページングシステムおよびこのシステムに用いる端末装置 - Google Patents

有線ページングシステムおよびこのシステムに用いる端末装置

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JPH0313047A
JPH0313047A JP14760089A JP14760089A JPH0313047A JP H0313047 A JPH0313047 A JP H0313047A JP 14760089 A JP14760089 A JP 14760089A JP 14760089 A JP14760089 A JP 14760089A JP H0313047 A JPH0313047 A JP H0313047A
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data
signal
frequency band
common line
paging system
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JP14760089A
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Inventor
Susumu Kato
享 加藤
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04MTELEPHONIC COMMUNICATION
    • H04M11/00Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems
    • H04M11/02Telephonic communication systems specially adapted for combination with other electrical systems with bell or annunciator systems
    • H04M11/022Paging systems

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] この発明は、工場等の施設内で相互通話や指令等を行う
有線ページングシステムに関するものである。
〔従来の技術〕
第15図は例えば三菱電機■による三菱ページングシス
テムの製品説明書(昭和62年11月発行)に示された
従来の有線ページングシステムを示すシステム構成図で
ある。図において、1は各ハンドセットステーション3
に電源供給したり、スピーカ4を駆動したりする主装置
、2は回線を分岐させる分岐箱、3は施設内に適当に分
散配置され、付属しているハンドセット(以下、HSと
いう。)を使用して相互通話や指令を行うハンドセット
ステーション(以下、HS Sという。)、4はH3S
3に接続され、指令の音声出力等を行うスピーカである
。また、5は電源供給回線、音声信号回線となる多芯ケ
ーブルで、各H3S3は適当な台数ごとにこの多芯ケー
ブル5で並列接続されている。
第16図は第15図に示した有線ページングシステムに
おける主装置1およびH3S3の構成を詳細に示した有
線ページングシステムの構成図である。なお、第16図
におていは、分岐箱2は使用しない構成としている。図
において、11は各H3S3に電源供給する電圧安定化
装置(AVR)、12はH3S3から送られてきた音声
メツセージを受けるバッファアンプ(BA)、13は音
声メツセージを増幅するパワーアンプ(PA) 、31
はHS、32はH331のマイクロフォンから入力され
た音声を増幅する送話アンプ、33は送信信号と受信信
号を分離するハイブリッド回路、Slはフックスイッチ
、S2は指令スイッチ、S3は回線選択スイッチである
次に動作について説明する。音声メツセージを送出した
い場合には、オペレータはH331を持ち上げ、フック
スイッチS1をONにする。する七、送信アンプ32に
電圧が印加され、動作可能状態になる。次に、指令スイ
ッチを押しながら音声メソセージを入力すると、この音
声メツセージは多芯ケーブル5のA回線を通過して、主
装置lに伝送される。主装置1内部で、音声メツセージ
はバッファアンプ12およびパワーアンプ13を通り、
電力増幅を受ける。増幅後の音声メジセージは多芯ケー
ブル5の2回線を通過して各H3S3に伝送される。そ
して、各スピーカ4から音声メンセージが拡声放送され
る。ここで、音声メツセージが入力されたH S33に
接続されているスピーカ4は、ハウリング防止のため指
令スイッチS2によりミュートされる。
なお、H331を使用して相互通話を行う場合には、オ
ペレータは回線選択スイッチS3を切換えながら、無音
であることを確認して空チャネルを決定する。また、危
険場所(防爆エリア)に設置するために、H3S3には
防爆対策が施されたものもある。
第17図は、H3S3の内部にパワーアンプ13および
電圧安定化装置11を設けた場合のH3S3の構成図で
ある。この場合には、主装置Iにはパワーアンプ13お
よび電圧安定化装置11を設ける必要はない。
[発明が解決しようとする課題] 従来の有線ページングシステムは以上のように構成され
ているので、スピーカ4設置場所の周囲騒音が変化する
と、音量が大き過ぎたり小さ過ぎたりすることがあって
聞き取りづらい場合があったり、また、スピーカ4を設
置しである部屋ごとの音響特性にはばらつきがあること
が多いにもかかわらず、−律な周波数特性で拡声するの
で明瞭度が悪くなったりする課題があった。また、HS
S3から入力できるのは一斉指令のみで、この場合には
不必要な個所のスピーカ4でも音声メツセージが拡声さ
れるという課題があった。さらに、ハウリングを防止す
るためのミュートはHS S 3の内部のスイッチで一
律に行われるので、別の場所に設けられているスピーカ
4と予想外のハウリングを生じたような場合には、スピ
ーカ4の取り付は場所を変更する工事をしなければなら
ないなどの課題があった。
また、相互通話に際して、空チャネルを選択するには、
オペレータの介入が必要であり、煩わしいという課題が
あった。そして、H3S3の防爆構造は耐圧防爆型であ
り高価なものになるという課題があった。
この発明は上記のような課題を解消するためになされた
もので、周囲騒音の状況に応じてスピーカから適切な音
量で拡声できる端末装置および有線ページングシステム
を得ることを目的とする。
また、必要な個所のスピーカのみに指令を出力させるこ
とかで・きるとともに、HS S等の端末装置間で種々
の情報転送を可能にし、さらには端末装置と監視装置と
の間で種々の情報転送を可能にする端末装置および有線
ページングシステムを得ることを目的とする。さらに、
相互通話に際して、空チャネルを自動的に選択できる有
線ページングシステムを得ることを目的とする。そして
、耐圧防爆構造を必要としない、安価な防爆型端末装置
を得ることを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
請求項(1)記載の発明に係る端末装置は、共通回線か
ら入力した音声信号を増幅する増幅器と、この増幅器の
出力信号を音声出力する拡声手段と、周囲騒音を検出す
る騒音検出部と、この騒音検出部で検出した騒音レベル
に応じて調整量を設定する制御部と、制御部から調整■
を受けて、増幅器に入力する音声信号のレベルを調整す
る調整手段と、設置場所の音響特性に合わせた周波数特
性を有し、音声信号の周波数特性を補正するイコライザ
を備えたものである。
請求項(2)記載の発明に係る端末装置は、各種指令を
入力する七ともに自局に対する情報を表示する操作表示
部と、操作表示部に入力された指令を読み込んで、有線
ページングシステムにおける共通回線に送出するデータ
を作成するとともに、共通回線から受信した信号に含ま
れている自局に対する情報を操作表示部に与える制御部
と、音声を複数の通話回線から選択された回線に入出力
し、または共通回線に出力するハンドセントおよび音声
回路と、この音声回路を通過する音声信号とは異なる帯
域の周波数帯域に制?)11部から入力したデータを変
調するとともに、共通回線から入力した信号から前記周
波数帯域を分離して、この分離した周波数帯域の信号を
前記制御部に出力するデータに復調するデータ変復調手
段とを備えたものである。
請求項(3)記載の発明に係る端末装置は、請求項(2
)記載の発明に係る端末装置に加えて、直流電源に接続
され、選択された回線に直流電圧を印加するリレー手段
を備え、前記制御部に、操作表示部に入力されたチャネ
ル選択指令を検出して、複数の通話回線の直流電圧を検
出し、無電圧の回線を前記選択された回線とするととも
に、この選択された回線に直流電圧を印加する指示をリ
レー手段に与える自動チャネル選択手段を設けたもので
ある。
請求項(4)記載の発明に係る端末装置は、請求項(1
)記載の発明に係る端末装置に加えて、各種指令を入力
するとともに自局に対する情報を表示する操作表示部と
、音声信号とは異なる周波数帯域に制御部から入力した
データを変調して共通回線に出力すると七もに、前記共
通回線から入力した信号から前記周波数帯域を分離して
、この分離した周波数帯域の信号を制御部に出力するデ
ータに復調するデータ変復調手段と、制御部が出力した
ミュート指令に従って、増幅器の出力信号を減衰もしく
は阻止するミュート手段とを備え、前記制御部は、さら
に、操作表示部に入力された指令を読み込んで共通回線
に送出するデータを作成するとともに、共通回線から受
信した信号に含まれている自局に対する情報を操作表示
部に与え、この自局に対する情報に含まれているミュー
ト指令を前記ミュート手段に出力するようにしたもので
ある。
請求項(5)記載の発明に係る有線ページングシステム
は、任意の個数の請求項(3)記載の発明に係る端末装
置および任意の個数の請求項(4)記載の発明に係る端
末装置を共通回線と複数の通話回線とを含む多芯ケーブ
ルでマルチドロップ接続したものである。
請求項(6)記載の発明に係る有線ページングシステム
は、請求項(5)記載の発明に係る有線ページングシス
テムにおいて、各端末装置に、データ変復調手段に代え
て音声信号とは異なる帯域の第1の周波数帯域にデータ
を変調するデータ変調手段と、音声信号の帯域および第
1の周波数帯域とは異なる第2の周波数帯域を前記共通
回線から入力した信号から分離して、復調するデータ復
調手段とを設け、前記多芯ケーブルに、共通回線から入
力した第1の周波数帯域に変調されているデータを第2
の周波数帯域に変調して共通回線に送出するデータ折り
返し手段を有する主装置を接続したものである。
請求項(7)記載の発明に係る有線ページングシステム
は、請求項(5)記載の発明に係る有線ページングシス
テムの多芯ケーブルに監視装置を接続し、この監視装置
は、各端末装置から受信したデータを表示する表示手段
と、各端末装置から受信したデータを出力するプリンタ
と、各端末装置に送信するデータを入力する入力手段さ
、表示手段、プリンク、および入力手段に対してデータ
を入出力する制御部と、この制御部が出力したデータを
音声信号とは異なる帯域の周波数帯域に変調して共通回
線に出力するとともに、共通回線から入力した信号から
前記周波数帯域を分離して、制御部に出力するデータに
復調するデータ変復調手段とを有して構成されたもので
ある。
請求項(8)記載の発明に係る有線ページングシステム
は、請求項(7)記載の発明に係る有線ページングシス
テムにおいて、各端末装置に、データ変復調手段に代え
て、音声信号とは異なる帯域の第1の周波数帯域にデー
タを変調するデータ変調手段と、共通回線上の信号から
音声信号の帯域および第1の周波数帯域とは異なる第2
の周波数帯域を分離して、この分離した第2の周波数帯
域の信号をデータに復調するデータ復調手段とを設け、
監視装置に、データ変復調手段に代えて、第1の周波数
帯域にデータを変調する監視用データ変調手段と、共通
回線上の信号から第2の周波数帯域を分離して、データ
を復調する監視用データ復調手段と、監視用データ復調
手段が復調したデータを監視用データ変調手段に与える
データ折り返し手段とを設けたものである。
請求項(9)記載の発明に係る有線ページングシステム
は、請求項(5)ないし請求項(8)記載の発明に係る
有線ページングシステムにおいて、防爆エリアに設置さ
れた端末装置と多芯ケーブルとの間に、電流1t11限
素子および電圧制限素子を有する防爆バリアを備えたも
のである。
〔作 用〕
請求項(])記載の発明における制御部は、騒音検出部
から入出力した周囲雑音レベルの高低に応じて、調整手
段に音声信号の増幅量または減衰量を指示する。
請求項(2)記載の発明における制御部は、操作表示部
に入力された指令を導入して、所定のデータを作成し、
データ変復調手段に対して出力する。
一方、データ変復調手段から入力したデータから必要な
情報を抽出して操作表示部に出力する。
請求項(3)記載の発明における制御部は、操作表示部
にチャネル選択指令が入力された時に、複数の通話回線
の電圧を順次チエツクし、無電圧の回線を通話に使用す
るチャネルとして選択するとともに、この選択された回
線に使用中を示す直流電圧を印加させる。
請求項(4)記載の発明における制御部は、データ変復
調部から入力したデータの中にミュー1−情報を検出す
ると、ミュート手段に対して音声信号をミュートさせる
ミュート指令を特徴する請求項(5)記載の発明におけ
る各端末装置は、各端末装置間でデータ変復調手段を介
して、種々の情報を特徴する 請求項(6)記載の発明における主装置は、第1の周波
数帯域に含まれているデータを第2の周波数帯域に変調
して共通回線に折り返すことにより、各端末装置におけ
る送出データと受信データとのチャネルを分離すること
を特徴とする 請求項(刀記載の発明における監視装置は、入力装置か
ら入力された各端末装置への種々の情報を送出し、各端
末装置から受信した種々の情報を表示手段またはプリン
タに出力する。
請求項(8)記載の発明における各端末装置および監視
装置は、それぞれ送出データと受信データとを共通回線
上の別チャネルで取り扱う。
請求項(9)記載の発明における防爆バリア内に設けら
れた端末装置は、入力する電力が小さいので、特に耐圧
防爆方式とせず、防爆エリア外の端末装置と同様の構成
で済む。
〔実施例〕
以下、この発明の一実施例を図について説明する。第1
図において、34は騒音検出マイク(騒音検出手段)・
43から入力した騒音を増幅する増幅器(騒音検出手段
)、35は騒音レベルの変化を圧縮するための対数増幅
器、36はA/Dコンバータ、37は騒音レベルにもと
づいて調整量を定めるCPU (制御部)、38は音声
検出器、39は多芯ケーブル5による音声信号の減衰弁
を補償する自動レベルコントローラ(ALC) 、40
はCPU37が出力した調整量に従って、音声信号を減
衰また増幅する電子ボリューム(調整手段)、41は設
置場所の音響特性と逆特性を有するイコライザ、42は
イコライザ41の出力信号を増幅する増幅器(パワーア
ンプ)である。その他のものは同一符号を付して第17
図に示したものと同一のものである。
次に動作について説明する。H3S (端末装置)3は
騒音検出マイク43を用いて、常時騒音検出している。
ここで騒音レベルの変化は50dBにも及ぶので、対数
増幅器35で圧縮する。そして、対数増幅器35の出力
はA/D変換されてCPU37に入力する。他のHS 
S 3等から六回線(共通回線)を通過して入力した音
声信号は、まず、ALC39で所定のレベルとされる。
一方、音声検出器3日は音声信号が入力したことを検出
してCPU37に伝える。CPU37は、その時の騒音
量に対して最適な拡声レベルとなるように、調整量を電
子ボリューム40に与える。そして、電子ボリューム4
0は音声信号を減衰または増幅して増幅器42に出力す
る。従って、増幅器42から出力される電力増幅された
音声信号のレベルは周囲騒音に対して最適レベルとなっ
ている。増幅器42の出力はスピーカ4から拡声出力さ
れる。
六回線から音声信号が入力しなくなると、音声検出器3
8はその旨をCPU37に伝える。するとCPU37は
再び騒音レベルの検出を開始する。
なお、周囲騒音に対するスピーカ4の音量は単純比例さ
せると間きづらいため、第2図に示すような補正を行う
とよい。また、適切な音量を得るためには、あらかじめ
、入力騒音レベルおよび増幅器42の増幅率を校正して
おくことが必要である。まず、騒音計で周囲騒音レベル
を測定し、CPU37の読み込み値が測定した値と一致
するようにボリューム調整する。そして、その状態で、
スピーカ4の音量がそのスピーカ4のサービスエリア内
の限界点で適切なレベルとなるように増幅器42の増幅
率をボリューム調整してお(。
イコライザ41は、第3図に示すように、スピーカ4が
設置された場所、例えば設置された部屋における音響特
性と逆特性を有するように設定されている。従って、イ
コライザ41を通過した音声信号は、スピーカ4から音
声出力されると、第3図に示すように平坦な周波数特性
となる。
第4図はこの発明の第2の実施例によるH3S3を示す
ブロック図である。この場合には、スピーカ4は騒音検
出マイクと共用される。つまり、常時はスイッチS4が
増幅器34側に接続されて、CPU37は騒音レベルの
検出を行うことができる。そして、音声検出器38が一
へ回線からの音声信号を検出したら、スイッチS4を切
換えて、スピーカ4をA回線側に接続し、CPU37は
第1の実施例の場合と同様に音声信号のレベル制御を行
う。
第5図はこの発明の第3の実施例によるH3S3を示す
ブロック図である。図において、51は他のH3S3に
対する動作指示を入力する操作部、52はデータを変復
調するモデム(データ変復調手段)、53は出力レベル
を一定にするALC554はビット同期の取るための位
相同期回路(PLL)、55は入力レベルを一定値以下
にするりミンク、56はデータ変復調手段の一部である
帯域通過フィルタ(BPF)、57は音声信号帯域を通
過させる低域通過フィルタ(LPF)である。
次に動作について説明する。音声メ・ンセージ(指令)
を発する場合には、従来の場合と同様に、H331を持
ち上げ、フックスイッチS1をONする。次に、操作部
51の選択スイッチから拡声すべきスピーカ4が設置さ
れている1(SS3等の個別番号、グループ番号または
一斉指示を入力する。そして、操作部51の指令スイッ
チを押下しながら、H331のマイクロフォンから音声
メツセージを入力する。入力された音声メツセージは、
LPF (例えば、しゃ断固波数F、=10KHz)5
7で、データ伝送の帯域(例えば、Fz”=30〜30
0KHzのうちの1つの帯域)に妨害を与えないように
A回線に出力される。ここで、CPO37は指令スイッ
チの押下に応じて、Aリレーを切換えているので、音声
メツセージはa接点を介してA回線へ伝わる。一方、C
PU37は指令起動信号を作成してモデム52に与える
。この指令起動信号は、例えば第6図に示すようなフォ
ーマットとなっている。モデム52は、指令起動信号を
周波数帯域Ftのうちの所定の周波数帯域に変調する。
変調信号はALC53で一定レベルとなり、音声信号に
妨害を与えないようにBPF56で所定の帯域(例えば
、F2=30〜300KHzのうちの1つの帯域)に制
限されて、A回線に出力される。ここで、CPU3Tは
、他のH3S3等からデータを受信していなければ、C
UレーをONするので、変調信号はC接点を通過する。
指令起動信号は、多芯ケーブルのへ回線を通して、他の
H3S3等に伝送される。
一方、A回線から入力した変調された指令起動信号は、
BPF56で必要な帯域が取り出され、リミッタでレベ
ルが制限されて、PLL54に入力する。PLL54は
指令起動信号のビット同期をとって、モデム52にこの
指令起動信号を伝える。モデム52は、指令起動信号を
ディジタルデータに変換して、CPU37に出力する。
CPU37は、指令起動信号を解析して、スピーカ4を
ミュートすべきかどうかを知ることができる。ミュート
すべきでない場合にはPリレーをONする。
その結果p接点がONして、スピーカ4は2回線(共通
回線)に接続される。そして、音声信号を入力して拡声
出力する。以上のようにして、指令を発したH5S3か
ら拡声出力すべきスピーカ4を指示できるので、予想外
のスピーカ4とハウリングを生じても、その後は、その
スピーカ4を拡声対象からはずすように操作するか、ま
たはプログラミングしてお(ことにより、節単にハウリ
ングを防止できる。
なお、第6図に示したH3S番号エリアには、−斉時に
はミュートするスピーカ4に対応するH3S3の番号、
グループ番号指定の時には拡声出力するスピーカ4に対
応したH3S3を複数含むグループの番号、個別指定の
時には拡声出力するスピーカ4に対応したH3S3の番
号が設定される。
第7図はこの発明の第4の実施例による有線ページング
システムを示すシステム構成図である。
図において、3a〜3nはスピーカ4a〜4nを含まな
いH5S (端末装置)、7a〜7nは端末装置の一種
であるスピーカステーション(以下、SPSという。)
、61a〜61mはそれぞれ回線選択リレー、62は直
流電圧を印加する電圧印加リレー(リレー手段)、63
は操作表示部51および回線選択リレ−61a〜61m
等に接続される入出力ポート(PIO)、64はCPU
37とモデム52との間でデータをシリアル−パラレル
変換するシリアル入出力ボート(310)、737はC
PtJ、751は操作表示部、752はモデム、756
はBPF、764はS!○、765はPリレー等を0N
10FFさせるPTOである。その他のものは、第4図
または第5図に同一符号を付して示したものと同一のも
のである。
次に動作について説明する。本実施例においても、第3
の実施例の場合と同様に、例えば、H3S3aから音声
メツセージを送出し、同時に指令起動信号を送出するこ
とが可能である。そして、この指令起動信号に含まれて
いるID番号で指定された5PS7 aで指令起動信号
を解析して、PリレーをONするか否か決定する。CP
LJ737の電子ボリューム40に対する制御およびイ
コライザ41の機能は第1の実施例の場合と同様である
。なお、本実施例の場合には、六回線から音声メツセー
ジを入力するので、5PSTa内でスピーカ4aに至る
ルート上でBPF56を設けて、データ伝送用の変調信
号の影響を防止している。
また、本実施例の場合には、音声メツセージを発したH
3S3aで、指令スインチがOFFになったことを契機
として終話信号を送出することもできる。終話信号を検
出した5PS7 aのCPU737は、P・リレーをO
FFして騒音検出を再開することができる。。終話信号
を受信できない場合には、5PS7aは一定時間後にP
リレーをOFFする制御も可能である。そして、指令起
動信号を受信した5PS7aは、操作表示部751に拡
声放送中であることを表示してもよい。
オペレータがH3S3aのH531を持ち上げて操作表
示部のチャネル選択スイッチを押下すると、CPU37
はPI063を介してこれを検出する。そして、PI0
63を介して、順次、回線選択リレー61a〜61mを
駆動して、通話回線81〜BmをPI063に接続する
。PI063に入力された信号の電圧をチエツクして、
電圧が印加されていない通話回線81〜Bmがあれば、
それを通話チャネルと決定し、対応する回線選択リレー
61a〜61mをONの状態のままにする。
そして、電圧印加リレー62をONして、決定した回線
に直流電圧を印加する。従って、他のH5S3b〜3m
はその回線が使用中であることが認識できる。H331
による通話が終了すると、CPU37は保持していた回
線選択リレー61a〜61mと電圧印加リレー62とを
OFFする。
また、各H5S3a 〜3n、各5PS7a〜7n相互
間でデータの交換を行うことにより以下のような機能を
実現できる。まず、操作表示部51のファンクションキ
ーまたはテンキーで、呼び出すH3S3a〜3nのID
コードを入力し、チャネル選択スイッチを押下する。C
PU37は上記説明のようにして通話チャネルを選択し
た後、A回線に呼び出し信号を送出する。全てのHSS
3a〜3nは呼び出し信号を入力して、自局に対する信
号であることを検出すると、操作表示部51のブザーと
ランプをONさせる。そのH3S3a〜3nの近辺のオ
ペレータは、H331を持ち上げて呼び出したH3S3
a〜3nと通話することができる。この場合、通話チャ
ネルは、呼び出し信号で指定されるので、呼び出された
H3S3a〜3nでは自動的に回線選択できる。
その外に、操作表示部51のファンクシコンキーまたは
テンキーを操作して種々の情報を任意のHS S 3 
a 〜3 nまたは5PS7a 〜7nに対して送出す
ることかできる。
第8図はこの発明の第5の実施例による有線ページング
システムを示すシステム構成図である。
図において、13a 〜13cはH3S、17a〜17
cはSPS、8は主装置である。各H3S13a〜13
cは、音声信号の帯域に妨害を与えない周波数帯域にデ
ータを変調するとともに、音声信号の帯域および変調信
号の占める周波数帯域とは異なる他の帯域の信号からデ
ータを復調するモデム52aと、送出する変調信号に対
応したBPF56aS復調する信号に対応したBPF5
6bを有している。各5PS17a〜17cも同様の機
能を有するモデム752a、BPF756a756bを
有している。また、多芯ケーブル5に接続された主装置
8はA回線から入力した信号から、上記変調信号を抽出
するBPF856a、抽出した変調信号を一旦復調した
後に、上記他の帯域に変調するモデム852aと、上記
他の帯域以外を阻止するBPF856 bを有している
。なお、H3S13aおよび5PS17aにおいて、図
示したブロック以外にも第7図に示したH5S3aおよ
び5PS7aが有するブロックをそのまま有しているが
、第8図においては省略する。
このような構成では、各H3S 13 a〜13cおよ
び各5PS17a−17cは、データを送出する時には
、データの変調信号の周波数帯域をFz−(Fz−≠音
声信号帯域)として六回線に送出する。また、六回線か
ら周波数播域F。(F2.≠F2□、音声信号帯域)を
BPF56b、756bで抽出して、データを復調する
。そして、主装置8は、へ回線の周波数帯域FZmの信
号をBPF856a、モデム852aを使用して復調し
、復調したデータをモデム852a、BPF856bを
使用して周波数帯域Fikの信号に変調してA回線に送
出する。この結果、各H3S 13 a〜13Cおよび
各5PS17a−17cが入力すべき周波数帯域と出力
する周波数帯域とを分離できる。
つまり、上り用周波数と下り用周波数とを別にできる。
ケーブル長が長い場合には、HS S 13 a〜13
cまたはSPS 17 a−3PS 17 cの手前に
双方向ブースタ9を挿入して信号を増幅する必要がある
。この場合に、上り用と下り用との周波数が同一ならば
、ハイブリッド回路での上り用と下り用とを分離した後
に増幅する必要がある。
A回線のインピーダンスは接続される端末装置の個数に
よって変化するので、ハイプリント回路で回り込み現象
が発生することがあり、そのため発振することもありう
る。ところが、上り用と下り用の周波数を分離すれば、
第8図に示したようにBPF956a 〜956dで帯
域を分離した後、増幅できるので、発振等の可能性がな
い双方向ブースタ9を構成することができる。
第9図は、この発明の第6の実施例による有線ページン
グシステムを示すシステム構成図である。
図において、3a〜3nは第7図に示したものと同一の
H3S、7a〜7nは同じ< SPS、4a〜4nは同
じくスピーカ、5は同じく多芯ケーブル、81は主装置
(監視装置)、100は中央制御室(監視装置)である
。また、837はCPU、852はモデム、856は周
波数帯域F2のうちの所定の帯域を通過させるBPF、
863.865はpro、864は5IO1885H中
央制御室100とデータの入出力を行うインタフェース
回路、101はCRT (表示手段)、102はキーボ
ード(入力手段)、103はプリンタである。
次に動作について説明する。H3S3a〜3nは操作制
御部51のファンクションキーまたはテンキーで情報を
入力し、送信キーを押下すると、変調されたメツセージ
信号がA回線に送出される。
主装置81のCPU837はBPF856、モデム85
2.5I0864を介して復調されたメツセージ信号を
入力し、その内容を解析する。そして、中央制御室10
0に送るべき情報が含まれていると判断したならば、イ
ンタフェース回路885を介して、その情報を中央制御
室100のプリンタ103またはCRTiOlに、時間
情報を付加して出力する。中央制御室のオペレータは、
プリンタ103またはCRTIOIの出力情報を見て、
その内容を了解すると、キーボード102の了解キーを
ONする。この了解キーのON状態はCPU837に伝
わり、CPU83.7は相当するH3S3a〜3nのI
D番号を含む了解信号をA回線に送出する。ID番号が
一敗したH3S3a〜3nは了解信号を取り込んで、操
作表示部51に了解の旨を表示する。
第10図はこの有線ページングシステムが適用されるプ
ラントの一例を示す説明図である0図において、lla
〜llnはそれぞれプラント内機器である。各プラント
内機器11a−11nの近傍には、通常、H3S3a〜
3nが設置されているので、H3S3a〜3nに与えら
れているID番号は、各プラント内機器11a〜lln
のID番号とみなせる。
次に動作について説明する。プラント内機器11a−1
1nにおける典型的な状態、例えば、起動′$備中、起
動中、停止$備中、停止中等の状態を、あらかじめ数字
4こ対応させておき、その動作状態を対応するH3S3
a−,3nの操作表示部51のテンキーから入力する。
既述のようにその情報は中央制御室100のCRTIO
Iもしくはプリンタ103または双方に出力されるので
、オペレータはプラント内機器11a−11nの状態を
短時間に、かつ、正確に知ることができる。そして、了
解の旨が1(SS3a〜3nの操作表示部51に表示さ
れる。第10図においては、H3S3nに表示された例
を示している。以上のようにして、特に高騒音の場所で
は音声のみでは誤りを生じやすかった情報交換を、正確
に行うことができる。また、各プラント内機器11a〜
llnから送られてきた情報を主装置81のCPU83
7内のメモリに記憶させておくこともできる。
主装置81に録音再生部82を設けると、この録音再生
部82に記憶されている固定の音声メツセージを各スピ
ーカ4a〜4nに送出することかできる。この場合には
、まず、任意のHS S 3 a〜3nSSPS7a〜
7nの操作表示部51゜751のテンキーで、対応する
固定音声メツセージと送出すべき5PS7a〜7nのI
D番号を入力して、送信キーを押下する。すると、これ
らの情報を含む音声メツセージ信号が既述の過程を経て
、主装置81のCPU837で認識される。CPU83
7は指定された固定音声メツセージを選択して、録音再
生部82から出力させる。録音再生部82から出力され
た固定音声メツセージはLPF857、リレー884の
接点を通過して六回線に送出される。一方、CPU83
7は音声メツセージ信号で指定された5PS7a〜7n
のID番号を含む指令起動信号をA回線に送出する。
この後、指定されたスピーカ4a〜4nから固定音声メ
ツセージが拡声出力される。また、固定音声メツセージ
は中央制御室100の指令により出力することも可能で
ある。つまり、中央制御室100のキーボード102か
ら固定音声メツセージを指定するコードと送出すべき5
PS7a〜7nのID番号を入力すればよい。主装置8
1のCPU837はこれらの情報を入力して、A回線か
ら音声メツセージ信号を受信した場合と同様にして、録
音再生部82から指定された固定音声メツセージを出力
させ、かつ、指令起動信号を出力する。
また、H3S3a〜3nのH331から音声メツセージ
を出力して、録音再生部82に録音することもできる。
この場合には、まず、H3S3 a〜3nの操作表示部
51のファンクションキーまたはテンキーからメールボ
ックス番号を入力する。
すると、H5S3a〜3nは、通話回!l、’AB1〜
Bmから空回線を自動選択する。そして、この選択され
た回線を示すチャネル番号とメールボックス番号とを含
むメールボックス録音信号を、A回線を介して主装置8
1に送出する。主装置81はメールボックス録音信号を
受信すると、指定されたチャネル番号に対応したリレー
886〜886nをONする。次に、録音再生部82に
対して、音声入力許可の旨の音声を出力させる。H3S
3 a〜3nのオペレータは、H331からこの音声を
受け、H331に録音したいメツセージを入力する。入
力されたメツセージは選択された回線、LPF857を
通って録音再生部82に伝わる。録音再生部82はこの
メツセージを録音する。
第11図はオペレータ行先表示機能を説明するための説
明図である。図において、12a−12nはオペレータ
を示している。オペレータ12a〜12nは、行先に設
置しであるH3S3a〜3nの操作表示部51のテンキ
ーに自身のID番号を入力し、送信キーを押下する。す
ると、H3S3a〜3nはオペレータのID番号を含む
信号をA回線に送出する。主装置81のCPU837は
この信号を取り込んで、中央制御室100のCRTlo
lに、オペレータ名、その時の時刻、信号を送出したH
3S3a〜3n等を表示する。このようにして、オペレ
ータの行先を中央制御室100で把握することができる
。さらに、自身のID番号とともに、個別呼出を希望す
る旨を入力すれば、希望する人と通話することもできる
主装置81にPBXインタフェース84を設けると、H
3S3a〜3nからPBXに接続された本システム外の
電話機のユーザと通話することができる。この場合には
、まず、HS S 3 a〜3nの操作表示部51のテ
ンキーからPBX端末の電話番号を入力し、送信キーを
押下する。すると、H3S3a〜3nは、通話回線の空
@線を自動選択し、その選択された回線のチャネル番号
と電話番号とを含む信号を、六回線を介して主装置81
に送出する。主装置81のCPU837は、この信号を
受信すると、PBXインタフェース84に対してPBX
との接続を指示するとともに、チャネル番号で指定され
た回線をPBXインタフェース84に接続するように、
リレー886〜886nのうちの対応するものをONす
る。PBXインタフェース84はCPU837から入力
した電話番号をPBXに対して送出する。このようにし
て、PBXに接続された電話機とHS S 3 a〜3
nの)[S31とを使用した通話が可能になる。
主装置81にノイズ分析部83を設けると、システムの
各地点における騒音をモニタすることができる。この場
合には、中央制御室100のキーボード102から騒音
モニタを行う5PS7a〜7nを指定する。すると主装
置81のCPtJ837は指定されたS P S 7 
a 〜7 nのID番号を含むノイズモニタ信号をA回
線に送出する。このノイズモニタ信号を受信した5PS
7a〜7nは、Pリレーを駆動して、スピーカ4a〜4
nを騒音検出マイクとして作用させる。そして、スピー
カ4a〜4nの入力信号を、第7図に示す増幅器71で
増幅し、Cリレーの接点を介して六回線に送出させる。
一方、主装置81のCPU837はリレー881をON
する。そして、六回線から入力した騒音は増幅器882
で増幅され、モニタスピーカ883から拡声出力される
。それとともに、ノイズ分析部83で騒音のノイズ成分
を分析し、分析結果は、CPU837を介して中央制御
室100のCRTIOIおよびプリンタ103に出力さ
れる。
第12図はこの発明の第7の実施例による有線ページン
グシステムを示すシステム構成図である。
図において、13 a 〜l 3 (はH3S、17a
〜17cはSPSでいずれも、第8図に同一符号を付し
て示したものと同一のものである。また、89はA回線
から入力した信号から所定の帯域を抽出するBPF85
6a、このBPF856aとは異なる通過帯域を有する
BPF856bおよびBPF856aを通過した信号を
復調するとともに、データをBPF856bを通過する
周波数帯域の信号に変調するモデム852aを設けてい
ることが、第9図に示した主装置81とは異なる主装置
である。このように構成すれば、さらに、第8図に示し
た第5の実施例の場合と同様の効果を奏する。
第13図はこの発明の第8の実施例による有線ページン
グシステムを示すシステム構成図である。
図において、14は防爆バリア、15は防爆エリアであ
る。また、第14図は、防爆バリアの構成を示す構成図
であり、図において、141a〜141mは、防爆エリ
ア内の[(S S 3 a 〜3 nに異常電圧が印加
されることを防止するツェナーダイオード、142a 
〜142m、143a 〜143mは、防爆エリア内で
短絡事故が発生しても流れ込む電流が過大にならないよ
うに電流制限する抵抗器である。H3S3a〜3nには
、従来の場合とは異なり、全スピーカ4a〜4nを駆動
するエネルギーは印加されないので、防爆エリア15に
設置されたH S S 3 a〜3nは耐圧防爆構造と
する必要はない。つまり、防爆エリア15外のH3S3
a〜3nと同一のものをそのまま設置可能である。そし
て、H3S3a〜3nが動作するエネルギーを高々数W
とすれば、防爆バリア14を介しても、動作可能である
。なお、本実施例における構成は、第8図に示した第5
の実施例による有線ページングシステム、第9図に示し
た第6の実施例による有線ページングシステム、または
第12図に示した第7の実施例による有線ページングシ
ステムにも適用可能であるが、第7図に示した第4の実
施例による有線ページングシステムに適用した例のみ示
している。
〔発明の効果〕
以上のように、この発明によれば、有線ページングシス
テムに用いる端末装置を、周囲騒音および周囲の音響特
性に応じた適切なスピーカ出力となるように、そして、
必要な個所のスピーカのみが拡声出力するように構成し
たので、周辺に存在する作業者等に正確に指令を行うこ
とができるものが得られる効果がある。また、有線ペー
ジングシステムを共通回線を用いてデータ伝送できるよ
うに構成したので、端末装置間および端末装置と監視装
置との間で、種々の情報を正確に交換できるシステムが
得られるとともに、耐圧防爆構造を必要としない安価な
防爆エリア用端末装置が得られる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の第1の実施例による有線ページング
システムに用いる端末装置を示すブロック図、第2図は
騒音量とスピーカ音量との関係を示す関係図、第3図は
音響特性の一例を示す特性図、第4図はこの発明の第2
の実施例による有線ページングシステムに用いる端末装
置を示すブロック図、第5図はこの発明の第3の実施例
による有線ページングシステムに用いる端末装置を示す
ブロック図、第6図は伝送されるデータのフォーマント
の一例を示すデータ構成図、第7図はこの発明の第4の
実施例による有線ページングシステムを示すシステム構
成図、第8図はこの発明の第5の実jfB 例による有
線ページングシステムを示すシステム構成図、第9図は
この発明の第6の実施例による有線ページングシステム
を示すシステム構成図、第10図、第11図はプラント
の一例を示す説明図、第12図はこの発明の第7の実施
例による有線ページングシステムをシステム構成図、第
13図はこの発明の第8の実施例による有線ページング
システムを示すシステム構成図、第14図は防爆バリア
の構成を示す構成図、第15図は従来の有線ページング
システムを示すシステム構成図、第16図は第15図に
示した主装置および端末装置を詳細に示した有線ページ
ングシステムを示すシステム構成図、第17図は従来の
他の端末装置を示すブロック図である。 3.3a〜3n、13a 〜13cはH3S (端末装
置)、4.4a〜4nはスピーカ(拡声手段騒音検出部
)、5は多芯ケーブル(共通回線9通話回線)、  7
 a 〜7 n、  17 a−17Cは5PS(端末
装置)、8,81.89は主装置(監視装置)、100
は中央制御室(監視装置)、31はハンドセット、37
,737,837はCPU−(制御部)、40は電子ボ
リューム(調整手段)、32は送話アンプ(音声回路)
、33はハイブリッド回路(音声回路)、41はイコラ
イザ、42は増幅器、43は騒音検出マイク(騒音検出
部)、51は操作部または操作表示部、52゜752.
852,852aはモデム(データ変復調手段、データ
折り返し手段、データ変調手段。 データ復調手段)、56,756,856はBPF(デ
ータ変復調手段)、56a、756a856aはBPF
 (データ変調手段)、56b。 756b、856bはBPF (データ復調手段)、6
2は電圧印加リレー(リレー手段)、101はCRT 
(表示手段)、102はキーボード(入力手段)、10
3はプリンタ。 なお、図中、同一符号は同一、又は相当部分を示す。

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有線ページングシステムの共通回線から入力した
    音声信号を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力信号を
    音声出力する拡声手段と、前記増幅器に入力する前記音
    声信号のレベルを調整する調整手段と、周囲騒音を検出
    する騒音検出部と、この騒音検出部で検出した騒音レベ
    ルに応じて前記調整手段の調整量を設定する制御部と、
    設置場所の音響特性に合わせた周波数特性を有し、前記
    音声信号の周波数特性を補正するイコライザとを備えた
    有線ページングシステムに用いる端末装置。
  2. (2)他の端末装置に対する動作指示を入力するととも
    に自局に対して送られた情報を表示する操作表示部と、
    前記操作表示部に入力された指示を読み込んで、共通回
    線に送出するデータを作成するとともに、前記共通回線
    から受信した信号に含まれている自局に対して送られた
    前記情報を前記操作表示部に与える制御部と、音声を複
    数の通話回線から選択された回線に入出力し、または、
    前記共通回線に出力するハンドセットおよび音声回路と
    、前記音声回路に入出力する音声信号の帯域とは異なる
    周波数帯域に、前記制御部から入力したデータを変調す
    るとともに、前記共通回線上の信号から前記周波数帯域
    を分離して、この分離した周波数帯域の信号を前記制御
    部に出力するデータに復調するデータ変復調手段とを備
    えた有線ページングシステムに用いる端末装置。
  3. (3)請求項(2)記載の端末装置において、選択され
    た回線に直流電圧を印加する、直流電源に接続されたリ
    レー手段を備え、前記制御部は前記操作表示部に入力さ
    れたチャネル選択指令を検出して、前記複数の通話回線
    の直流電圧を検出し、無電圧の回線を通話チャネルとし
    て選択するとともに、前記リレー手段に対して、選択さ
    れた回線に直流電圧を印加する指示を与える自動チャネ
    ル選択手段を有することを特徴とする有線ページングシ
    ステムに用いる端末装置。
  4. (4)有線ページングシステムの共通回線から入力した
    音声信号を増幅する増幅器と、前記増幅器の出力信号を
    音声出力する拡声手段と、前記増幅器に入力する前記音
    声信号のレベルを調整する調整手段と、周囲騒音を検出
    する騒音検出部と、他の端末装置に対する動作指示を入
    力するとともに、自局に対する情報を表示する操作表示
    部と、前記騒音検出部で検出した騒音レベルに応じて前
    記調整手段の調整量を設定し、かつ、前記操作表示部に
    入力された指令を読み込んで、前記共通回線に送出する
    データを作成するとともに、前記共通回線から受信した
    信号に含まれている前記自局に対する情報を前記操作表
    示部に与え、受信した前記自局に対する情報に含まれて
    いるミュート情報に従って、ミュート指令を出力する制
    御部と、前記音声信号とは異なる帯域の周波数帯域に前
    記制御部から入力したデータを変調して前記共通回線に
    出力するとともに、前記共通回線上の信号から前記周波
    数帯域を分離して、この分離した周波数帯域の信号を前
    記制御部に出力するデータに復調するデータ変復調手段
    と、前記ミュート指令に従って、前記増幅器の出力信号
    を減衰もしくは阻止するミュート手段と、設置場所の音
    響特性に合わせた周波数特性を有し、前記音声信号の周
    波数特性を補正するイコライザとを備えた有線ページン
    グシステムに用いる端末装置。
  5. (5)任意の個数の請求項(3)記載の端末装置および
    任意の個数の請求項(4)記載の端末装置と、これら端
    末装置をマルチドロップ接続する、共通回線および複数
    の通話回線を含む多芯ケーブルとを備えた有線ページン
    グシステム。
  6. (6)請求項(5)記載の有線ページングシステムにお
    いて、前記端末装置は、前記データ変復調手段に代えて
    前記音声信号とは異なる帯域の第1の周波数帯域にデー
    タを変調するデータ変調手段と、前記共通回線上の信号
    から前記音声信号の帯域および前記第1の周波数帯域と
    は異なる第2の周波数帯域を分離して、この分離した第
    2の周波数帯域の信号をデータに復調するデータ復調手
    段とを備え、前記共通回線から入力した前記第1の周波
    数帯域に変調されているデータを、前記第2の周波数帯
    域に変調して前記共通回線に送出するデータ折り返し手
    段を有する主装置を備えたことを特徴とする有線ページ
    ングシステム。
  7. (7)請求項(5)記載の有線ページングシステムにお
    いて、前記多芯ケーブルに接続され、前記端末装置から
    受信したデータを表示する表示手段と、前記端末装置か
    ら受信したデータを出力するプリンタと、前記端末装置
    に送信するデータを入力する入力手段と、前記表示手段
    、プリンタ、および入力手段に対してデータを入出力す
    る制御部と、この制御部が出力したデータを音声信号と
    は異なる帯域の周波数帯域に変調して前記共通回線に出
    力するとともに、前記共通回線から入力した信号から前
    記周波数帯域を分離して、この分離した周波数帯域の信
    号を前記制御部に出力するデータに復調するデータ変復
    調手段とを有する監視装置を備えたことを特徴とする有
    線ページングシステム。
  8. (8)請求項(7)記載の有線ページングシステムにお
    いて、前記端末装置は、前記データ変復調手段に代えて
    前記音声信号とは異なる帯域の第1の周波数帯域にデー
    タを変調するデータ変調手段と、前記共通回線上の信号
    から前記音声信号の帯域および前記第1の周波数帯域と
    は異なる第2の周波数帯域を分離して、この分離した第
    2の周波数帯域の信号をデータに復調するデータ復調手
    段とを備え、前記監視装置は、前記データ変復調手段に
    代えて、前記第1の周波数帯域にデータを変調する監視
    用データ変調手段と、前記共通回線上の信号から前記第
    2の周波数帯域を分離してデータを復調する監視用デー
    タ復調手段と、前記監視用データ復調手段が復調したデ
    ータを前記監視用データ変調手段に与えるデータ折り返
    し手段とを備えたことを特徴とする有線ページングシス
    テム。
  9. (9)請求項(5)、(6)、(7)または(8)記載
    の有線ページングシステムにおいて、防爆エリアに設置
    された、前記端末装置と前記多芯ケーブルとの間に、電
    流制限素子および電圧制御素子を有する防爆バリアを備
    えたことを特徴とする有線ページングシステム。
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