JPH0313008Y2 - - Google Patents

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JPH0313008Y2
JPH0313008Y2 JP1986011344U JP1134486U JPH0313008Y2 JP H0313008 Y2 JPH0313008 Y2 JP H0313008Y2 JP 1986011344 U JP1986011344 U JP 1986011344U JP 1134486 U JP1134486 U JP 1134486U JP H0313008 Y2 JPH0313008 Y2 JP H0313008Y2
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slit
spool valve
valve
pressure
solenoid
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は流体回路内の圧力を制御する電磁制御
弁に関するものである。
〈従来の技術〉 流体回路内の流入抵抗R1に対し制御弁により
流出抵抗R2を制御せしめて回路内の圧力変化P
を制御する電磁制御弁100として第3図に示す
ものがある。これにおいては、弁本体101内に
摺動可能に案内され、スプリング102により閉
止方向に押圧されたスプール弁103は、ソレノ
イド104の通電によりヨーク105に向かつて
吸引され、スプール弁103の一端部に形成され
たスリツト106によつて形成される弁通路の開
度を変化させ、流出抵抗R2の背圧変化Pを小事
させるようになつている。かかる背圧Pはスプー
ル弁103の移動端において弁通路を閉じきらな
い弁開度を保つよう隙間hが形成され、これによ
つて最高設定圧が得られるようになつている。
〈考案が解決しようとする問題点〉 スプール弁の閉じ側移動端において、スリツト
形状、端面からスリツト切込端までの寸法バラツ
キ等により最高設定圧のバラツキが大きく、又ソ
レノイドの通電電流に対する圧力変化が線形的に
変化しないという問題があつた。
〈問題点を解決するための手段〉 スプール弁移動端における最高設定圧のバラツ
キをなくすため、スリツトはスプール弁の移動端
において閉止するとともに、これをバイパスしス
プール弁変位に影響されないオリフイス穴を形成
し、このオリフイス穴径にて流出抵抗を設定し、
ソレノイドの吸引によるスプール弁の移動に伴つ
て弁通路開度を線形的に変化させるため、スリツ
ト形状としてスプール弁変位に対しスリツト開口
幅が漸増する形状としたことを特徴とするもので
ある。
〈作用〉 スプール弁の移動端においては、スリツトは完
全に閉止され、オリフイス穴のみによつて弁通路
は構成されるので、オリフイス穴径のみによつて
定まる通路抵抗となるので、バラツキが生じにく
く、最高設定圧力も安定する。又スリツト幅をス
プール弁の変位に対して漸増させる形状としたの
で、ソレノイド通電電流に対する圧力変化はリニ
アな関係となり、コンピユータ制御等が容易にな
る。
〈実施例〉 以下本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。第1図において、10は制御弁本体、11は
ヨーク、12は非磁性体リングで、これら3者は
非磁性体スリーブ13の内周面に嵌合され、ろう
付け等により同軸的に一体結合されている。14
はソレノイド、15はソレノイド14の外周を被
う磁性体カバーであり、前記制御弁本体10、ヨ
ーク11を介して閉ループ状の磁束通路を形成し
ている。ヨーク11中心にはねじ軸16が螺合さ
れ、制御弁本体10の中心穴10aにはスプール
弁17が摺動可能に案内され、前記ねじ軸16と
スプール弁17との間にはスプリング18が圧縮
挿入されスプール弁17を下方に押圧している。
制御本体弁10の下方には非磁性体スリーブ1
9が固着され、これの内周面にもスプール弁17
は嵌合している。20はスプール端面と当接する
ストツパリングである。スプール弁17き下方端
にはスリツト21が刻設され、スプール弁17の
端面がストツパリング21に当接した状態ではス
リツト端縁21aはスリーブの内周エツジ19a
により、完全に閉止されている。この端縁側のス
リツト幅bはスプール弁17の上方移動に伴い内
周エツジに対して開口幅が漸増するように形成さ
れている。又スプール弁の円周上にはスリツト閉
止状態においてもスプール弁17の内外に流体を
通じさせるオリフイス穴22が穿設されている。
このオリフイス穴22はスリツト21によつて形
成される弁通路と並列的に設けられ、スプール弁
17の移動に係わらず、常時制限された連通状態
をもたらし、スリツト閉止状態のもとではオリフ
イス穴22のみの流出抵抗が設定され、通路内圧
力Pは、最高圧力が設定される。ソレノイド14
の通電によりスプール弁17が吸引されると、電
流に応じてスプール弁17は上方に変位し、弁開
度が調整される。開度増に応じて流出抵抗が低下
するので、第2図に示すように圧力Pは電流増に
伴つて低下する。
〈考案の効果〉 以上述べたように本考案によれば、スプール弁
の移動端においては、オリフイス穴のみによつて
最高圧力が設定されるため、従来のようなスキマ
が一定とならないことによるバラツキは解消され
る。また、スリツト幅はソレノイドの吸引による
スプール弁の移動に伴いスリツト開口幅が漸増す
る形状に構成にしたので、第2図に示すようにソ
レノイド通電電流に対する圧力変化も線形的に変
化し圧力制御しやすくなる。
【図面の簡単な説明】
図面は本考案の実施例を示すもので、第1図は
縦断面図、第2図は圧力制御特性線図を示すもの
であり、第3図は従来例の縦断面、第4図はその
制御特性線図を示すものである。 10……制御弁本体、11……ヨーク、14…
…ソレノイド、15……カバー、17……スプー
ル弁、21……スリツト、22……オリフイス
穴。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 通電制御されるソレノイドの吸引力によつてス
    プール弁を移動制御して流入側抵抗と流出側抵抗
    を有する流路中の流出側抵抗を制御して前記流路
    内の圧力制御をする電磁制御弁において、前記ス
    プール弁の端縁に流出抵抗制御作用をなすスリツ
    トを形成し、このスリツトの端縁側のスリツト幅
    は前記ソレノイドの吸引によるスプール弁の移動
    に伴いスリツト開口幅が漸増する形状となし、前
    記スリツトの端縁は前記スプール弁の閉じ側移動
    端において閉止状態となし、かつこのスリツトを
    バイパスする最高圧設定用のオリフイス穴を前記
    スプール弁に形成したことを特徴とする電磁制御
    弁。
JP1986011344U 1986-01-29 1986-01-29 Expired JPH0313008Y2 (ja)

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JPS62122977U JPS62122977U (ja) 1987-08-04
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CN102720879B (zh) * 2012-06-25 2014-09-03 长城汽车股份有限公司 一种电磁阀及自动变速器的液压控制系统

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