JP2527735Y2 - 電磁比例式圧力制御弁 - Google Patents

電磁比例式圧力制御弁

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JP2527735Y2
JP2527735Y2 JP1990034303U JP3430390U JP2527735Y2 JP 2527735 Y2 JP2527735 Y2 JP 2527735Y2 JP 1990034303 U JP1990034303 U JP 1990034303U JP 3430390 U JP3430390 U JP 3430390U JP 2527735 Y2 JP2527735 Y2 JP 2527735Y2
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movable core
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control valve
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康 三浦
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Aisin Seiki Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) 本考案は、電磁比例式圧力制御弁に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来より、様々な電磁比例式圧力制御弁が提案されて
きている。
一般に、圧力制御弁の弁手段を開閉する可動コアは、
固定コアに対してある一定初期間隙を有して対向配設さ
れている。そして、固定コア外周部に巻回されたコイル
に電流を流すことで、可動コアが固定コアに吸引され、
また、その電流値を変化させることで、可動コアと固定
コアとの相対位置が変化する。
従つて、可動コアにより開閉される弁手段の開度が変
化し、制御される流体の圧力が変化する。
(考案が解決しようとする課題) しかし、上述の従来の電磁比例式圧力制御弁では、可
動コアと固定コアとの初期間隙を製品間でのバラツキが
生じないように、様々な厚さを有するスペーサを、各製
品毎に選択しながら組付ける必要があり、工数増大とい
う不具合となつていた。
そこで、本考案では各種スペーサを用意することなく
可動コアと固定コアとの初期間隙を各製品とも一定にで
きるようにすること、その技術的課題とする。
〔考案の構成〕
(課題を解決するための手段) 前述した本考案の技術的課題を解決するために講じた
本考案の技術的手段は、電磁比例式圧力制御弁を、固定
コアと、固定コアと初期間隙をおいて対向する可動コア
と、固定コア周囲に巻回されるコイルと、コイル外周部
に配設され固定コア及び可動コアと磁気的に結合するヨ
ークと、一端を可動コアに所定の長さ圧入され他端に弁
手段を配設したロッドと、弁手段を介して連通または非
連通とされる第1,第2ポートと、可動コアの可動方向延
長上の前記ヨークに螺入される栓と、可動コアと栓との
間に配置したスプリングとから構成したことである。
(作用) 上述した本考案の技術的手段によれば、ロッドを所定
の長さ可動コアへ圧入するので、各種の厚みを有するス
ペーサを用意することなく、可動コアと固定コアとの初
期間隔を各製品とも一定にすることが可能となる。ま
た、可動コアの可動方向延長上のヨークに栓が螺入され
て、可動コアと栓との間にスプリングを配置されている
ことにより、電磁比例式圧力制御弁の組付け時に栓をね
じ込みによって弁手段の微調整を行うことが可能とな
る。
(実施例) 以下、本考案の技術的手段を具体化した実施例につい
て添付図面に基づいて説明する。
第1図及び第2図の電磁比例式圧力制御弁10におい
て、磁性体製の固定コア11は貫通孔11aを有し、また、
その外周部にはボビン12を介してコイル13が巻回されて
いる。固定コア11の図示右端には、初期間隙tを介して
磁性体製の可動コア14が対向している。ボビン12の図示
右端には、貫通孔15aを有しこの貫通孔15a内に可動コア
14を包囲するヨーク15が配設され、ヨーク15の一部に
は、サイドヨーク16が係合している。ここで、サイドヨ
ーク16はヨーク11と係合している。
ヨーク15の貫通孔15aの図示右方には、ネジ部を介し
て螺合するメクラ栓17が配設され、可動コア14図示右端
とメクラ栓17図示左端との間にはスプリング18が配設さ
れている。また、貫通孔15a内周部とメクラ栓17外周部
との間には、Oリング19が配設されている。
コイル13からは一対の引き出し線が引き出され、端子
20(一方のみ図示)を介してコネクタ21と接続されてい
る。また、22はガイドを示す。
また、23,24は共にOリングを示す。
非磁性体製のロツド25は固定コア11の貫通孔11a内を
摺動自在に配設され、その図示右端は可動コア14の圧入
孔14a内に圧入されている。
固定コア11の凹部11bにはスリーブ26がネジ部により
螺合され、固定コア11図示左端とスリーブ26図示右端と
の間でスペーサ27が挟持されている。スリーブ26は、軸
方向に形成される貫通孔26aと径方向に形成される貫通
孔26bとを有し、弁体28が貫通孔26aを開閉するようにな
つている。ここで、弁体28はスプリング29により図示右
方へと付勢され、また、その図示右端にはロツド25が係
合している。
また、貫通孔26aの図示左方は第1ポート30を構成
し、貫通孔26bの外周部内は第2ポート31を構成する。
部材32は流入通路32aと流出通路32bとを有し、流入通
路32aには高圧流体が供給されている。また、部材32に
は流入通路32aと流出通路32bとの連通を妨げる恰好で、
固定コア11の外周部が螺合されると共に、スリーブ26が
Oリング33を介して係合している。
さて、電磁比例式圧力制御弁10の組付け時には、固定
コア11と可動コア14との初期間隙tを製品毎のバラツキ
が生じないようにしなければならないので、ロツド25の
可動コア14に対する圧入代は可変となつている。
また、電磁比例式圧力制御弁10の組付け時に、弁体28
と貫通孔26aとの係合状態の微調整は、ヨーク15の貫通
孔15aにネジ部を介して螺合するメクラ栓17を締めつけ
る又は緩めることによって行うことができるようになっ
ている。すなわち、メクラ栓17を締めつけて図1の左方
向にメクラ栓17を移動させることによってスプリング18
を介して可動コア14を図1の左方向に微少移動させるこ
とができ、弁体28と貫通孔26aとを近づけることがで
き、逆にメクラ栓17を緩めることによって弁体28と貫通
孔26aとを遠ざけることができる。
以上の構成を有する電磁比例式圧力制御弁10の作動を
以下に説明する。
スプリング18の付勢力とスプリング29の付勢力とで
は、スプリング29の付勢力の方が強いので、コイル13に
電流が供給されていない状態では、弁体28は第1ポート
30と第2ポート31との連通を妨げない。ここで、流入通
路32aには高圧流体が供給されているので、この高圧流
体は第1ポート30,第2ポート21を介して流出通路32bへ
と流通する。
いま、コイル13へ電流が供給されると、固定コア11・
サイドヨーク16・ヨーク15・可動コア14と磁気回路が形
成されるので、可動コア14が固定コア11へとスプリング
29の付勢力に抗して図示左方へと移動する。
すると、弁体28は第1ポート30と第2ポート31との連
通を妨げるように、ロツド25を介して図示左方へと付勢
されるが、流入通路32aに供給される高圧流体により図
示右方へと押し戻される。すると、第1ポート30と第2
ポート31とが連通して弁体28への流体付勢力が弱まるた
め、再度弁体28は図示左方へと移動する。
この繰り返しにより、流出通路32bに流通する流体圧
力は一定に保たれる。
ここで、コイル13に供給される電流値は連続的に制御
されるものであるため、この電流値に応じて流出通路32
bに流通する流体圧力は変化する。
〔考案の効果〕
以上に示した様に本考案では、ロツドの可動コアへの
圧入代が可変であるので、各種の厚みを有するスペーサ
を用意することなく、可動コアと固定コアとの初期間隙
を各製品とも一定にできる。また、可動コアと栓との間
にスプリングを配置されていることにより、電磁比例式
圧力制御弁の組付け時に栓をねじ込みによって弁手段の
微調整を行うことができる。従って、可動コアと固定コ
アとの初期間隙を調整するために様々な厚さを有するス
ペーサを準備したり、各製品毎に選択する必要もなく、
電磁比例式圧力制御弁の組付け時に微調整を行って弁手
段の所望のシール性能を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本考案実施例の電磁比例式圧力制御弁10を示
す。第2図は、第1図における要部拡大断面図を示す。 10……電磁比例式圧力制御弁、11……固定コア、13……
コイル、14……可動コア、15……ヨーク、16……サイド
ヨーク(ヨーク)、17……メクラ栓(栓)、25……ロツ
ド、28……弁体(弁手段)、29……スプリング(弁手
段)、30……第1ポート、31……第2ポート、t……初
期間隙。

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】固定コアと、 該固定コアと初期間隙をおいて対向する可動コアと、 前記固定コア周囲に巻回されるコイルと、 該コイル外周部に配設され、前記固定コア及び可動コア
    と磁気的に結合するヨークと、 一端を前記可動コアに所定の長さ圧入され他端に弁手段
    を配設したロッドと、 前記弁手段を介して連通または非連通とされる第1,第2
    ポートと、 前記可動コアの可動方向延長上の前記ヨークに螺入され
    る栓と、 前記可動コアと該栓との間に配置したスプリングと からなる電磁比例式圧力制御弁。
JP1990034303U 1990-03-31 1990-03-31 電磁比例式圧力制御弁 Expired - Lifetime JP2527735Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS6181859A (ja) * 1985-08-13 1986-04-25 Honda Motor Co Ltd 車両のアンチロツク制御装置

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