JPH025169Y2 - - Google Patents

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JPH025169Y2
JPH025169Y2 JP9316284U JP9316284U JPH025169Y2 JP H025169 Y2 JPH025169 Y2 JP H025169Y2 JP 9316284 U JP9316284 U JP 9316284U JP 9316284 U JP9316284 U JP 9316284U JP H025169 Y2 JPH025169 Y2 JP H025169Y2
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JP
Japan
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valve body
solenoid
valve
energized
spring
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JP9316284U
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JPS619683U (ja
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  • Details Of Valves (AREA)
  • Magnetically Actuated Valves (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は電磁弁に関するものであり、特にソレ
ノイドの取付位置を調整することによつて、非通
電時における弁体の開口量を調整し得る電磁弁に
関するものである。
[従来技術とその問題点] 従来より、移動対象物を早送りした後、所定距
離制御送りをし、かつ制御送り速度を調整可能と
し、しかも逆方向の自由流れを許容する場合など
には、第3図のシンボルで示される構成の電磁弁
が使用されることがある。ところが、この種の電
磁弁は流体の流速を調整するため、弁体にニード
ル弁を設けるなどしなければならなかつた。従つ
て、電磁弁の構造が複雑で、加工も困難となり、
生産コストが高くなるなどの問題点があつた。
[考案の目的] 本考案はこのような事情を背景としてなされた
ものであり、本考案の目的とするところは、弁本
体にニードル弁等を設けることなく、容易に開口
量を調整し得る逆止弁付き可変絞りを含む回路に
切換え可能な電磁弁を提供することにある。
[考案の構成] このような目的を達成するためになされた本考
案の要旨とするところは、 弁本体の流路中にばねによつて該流路を閉じる
方向に付勢された弁体を配設すると共に、端部に
雄ねじ部を備えたソレノイドを該雄ねじ部を介し
て前記弁本体にねじ込み深さ調節可能かつロツク
可能に取付け、さらに前記雄ねじ部内に可動プラ
ンジヤを摺動可能に配置し、ソレノイド通電時に
は前記可動プランジヤ端部もしくは前記可動プラ
ンジヤと前記弁体との間に配設された弁体押付部
材を介して前記弁体を前記ばねの付勢力に抗して
押しもどし、前記弁体の開口量を大きくし、ソレ
ノイド非通電時には、前記ばねの付勢力によつて
弁体を前記通電時と逆方向に移動させ、弁体の開
口量を小さくすると共に、前記ソレノイドのねじ
込み深さを調節することによつて非通電時におけ
る前記弁体の開口量を調節可能としたことにあ
る。
[実施例] 以下本考案の一実施例を図面に基づいて詳細に
説明する。
第1図において、10は弁本体であり、弁本体
10に設けられた弁室12は、流路14を経て流
路16,18に連結されている。弁本体10の一
側端に結合部材20が取付けられ、結合部材20
に設けられた流路22,24がそれぞれ弁室1
2、流路18に連結されている。弁室12の奥側
には貫通孔を有するブツシユ26が圧入されると
共に、弁室12内には圧縮コイルバネ28により
支持された弁体受け30によつて、弁体としての
球弁32が保持され、ブツシユ26内の流路を閉
じる方向に付勢されている。
弁本体10には、弁室12の延長線上に雄ねじ
部34を有するソレノイド36が螺着され、ねじ
込み深さが調整可能とされると共にナツト38に
よりロツクし得るようにされている。筒状ヨーク
40内には環状のコイル41が取付けられ、コイ
ル41内に雄ねじ部38の基端部に形成された大
径部が圧入固定されている。筒状ヨーク40内に
設けた外側ヨーク42には、プランジヤガイド4
4が取付けられ、プランジヤ46が摺動可能に支
持され、所定ストローク移動可能とされている。
雄ねじ部34内に形成された貫通孔には、棒状の
可動プランジヤ50が摺動可能に嵌合されると共
に、可動プランジヤ50の一端部はプランジヤ4
6に設けた孔に圧入され固定されている。なお、
圧入せずに別体のままでもよい。
弁本体10には、ブツシユ26の流路14中心
と雄ねじ部34取付用めねじ中心とを連通する貫
通孔が流路16を貫通して設けられ、この貫通孔
には一端部側がやや細くされた弁体押圧部材とし
てのプツシユロツド52が摺動可能に嵌合され、
その細くされた部分はブツシユ26内の貫通孔に
挿通され、貫通孔との間に前記流路14が形成さ
れている。プツシユロツド52は球弁32に当接
し、ばね28によつて常時左方(第1図上)に付
勢され、可動プランジヤ50を介してプランジヤ
46を左方に押圧するようにされている。54は
Oリングである。なお、プツシユロツド52は可
動プランジヤ50と一体につくつてもよい。ソレ
ノイド36の通電時には、第1図に示すようにプ
ランジヤ46が右方(第1図上)に移動し、プツ
シユロツド52を介して球弁32を右方に押しも
どし、ブツシユ14の貫通孔の一端に形成された
シート面と球弁32との隙間すなわち球弁の開口
量が大きくなるようにされている。ソレノイドの
非通電時には、第2図に示すようにばね28によ
り球弁32を介してプツシユロツド52、プラン
ジヤ50,46が左方の移動終端まで押付けら
れ、球弁の開口量が小さくなるようにされている
が、その際プツシユロツド52端部はブツシユ2
6の端面からdなる寸法だけ突出し、球弁32と
ブツシユ26のシート面との間が完全に閉じられ
ることのないようにされている。
以上のように構成された前記実施例において
は、ソレノイド通電時には、第1図に示すように
ブツシユ26のシート面と球弁32との隙間すな
わち球弁の開口量が大きくなり、流路22から流
入した流体は、弁室12内に入り、球弁32とブ
ツシユ26のシート面との間を通り、流路14,
16,18を経て流路24から流出する。すなわ
ち、自由流れが可能となる。逆方向の流れも同様
である。
ソレノイドの非通電時には、第2図に示すよう
に球弁32とブツシユ26のシート面との隙間、
すなわち球弁の開口量が小さくされているので、
流路22から矢印a方向に流入し、流路16から
b方向に流出する流体の流量が調整される。な
お、流体が逆方向に流れる場合は、流体が球弁3
2を押しもどすので、球弁32とシート面との隙
間が広くなり、自由流れを生ずる。そして、ナツ
ト38をゆるめ、雄ねじ部34のねじ込み深さを
調整することによつて、プツシユロツド52のス
トロークを調整し、第2図に示すd寸法を変化さ
せ、ブツシユ26のシート面に対する球弁32の
相対位置をかえ、球弁の開口量すなわち絞りを調
整することが可能となる。本実施例をJISシンボ
ルで示せば第3図の如くなる。
このように、弁本体10にニードル弁等を設け
ることなく、絞りを可変となし得るので、構造簡
単、製作容易で生産コストを軽減させることが可
能となる。
以上本考案の一実施例について説明したが、本
考案はこのような実施例に何等限定されるもので
はなく、本考案の要旨を逸脱しない範囲内におい
て、種々なる態様で実施し得ることは勿論であ
る。
[考案の効果] 以上詳記したように本考案によれば、弁本体に
ねじ込まれたソレノイドの雄ねじ部のねじ込み深
さを調節することによつて、雄ねじ部内に設けた
可動プランジヤを介して、弁本体内の流路に設け
られ、かつばねによつて流路が閉じる方向に付勢
されている弁体のソレノイド非通電側移動終端が
調整可能とされているので、雄ねじ部のねじ込み
深さを調節することによつて、ソレノイド非通電
時における弁体の開口量調整が可能となり、従来
例のようなニードル弁を弁本体に設けるなどする
ことが不要となる結果、電磁弁の構造が簡単かつ
製作容易となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例のソレノイド通電時
を示す一部破断断面図、第2図は同実施例のソレ
ノイド非通電時を示す部分断面図である。第3図
は従来例の電磁弁および本考案の電磁弁を示す
JISシンボル図である。 10……弁本体、14,16,18……流路、
28……圧縮コイルばね(ばね)、32……球弁
(弁体)、36……ソレノイド、50……可動プラ
ンジヤ、52……プツシユロツド(弁体押圧部
材)。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 弁本体の流路中にばねによつて該流路を閉じる
    方向に付勢された弁体を配設すると共に、端部に
    雄ねじ部を備えたソレノイドを該雄ねじ部を介し
    て前記弁本体にねじ込み深さ調節可能かつロツク
    可能に取付け、さらに前記雄ねじ部内に可動プラ
    ンジヤを摺動可能に配置し、ソレノイド通電時に
    は前記可動プランジヤ端部もしくは前記可動プラ
    ンジヤと前記弁体との間に配設された弁体押付部
    材を介して前記弁体を前記ばねの付勢力に抗して
    押しもどし前記弁体の開口量を大きくし、ソレノ
    イド非通電時には前記ばねの付勢力によつて弁体
    を前記通電時と逆方向に移動させ弁体の開口量を
    小さくすると共に、前記ソレノイドのねじ込み深
    さを調節することによつて非通電時における前記
    弁体の開口量を調節可能とした電磁弁。
JP9316284U 1984-06-21 1984-06-21 電磁弁 Granted JPS619683U (ja)

Priority Applications (1)

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JP9316284U JPS619683U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 電磁弁

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JP9316284U JPS619683U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 電磁弁

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Publication Number Publication Date
JPS619683U JPS619683U (ja) 1986-01-21
JPH025169Y2 true JPH025169Y2 (ja) 1990-02-07

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ID=30650591

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JP9316284U Granted JPS619683U (ja) 1984-06-21 1984-06-21 電磁弁

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JPS619683U (ja) 1986-01-21

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