JPH0312472Y2 - - Google Patents

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JPH0312472Y2
JPH0312472Y2 JP684088U JP684088U JPH0312472Y2 JP H0312472 Y2 JPH0312472 Y2 JP H0312472Y2 JP 684088 U JP684088 U JP 684088U JP 684088 U JP684088 U JP 684088U JP H0312472 Y2 JPH0312472 Y2 JP H0312472Y2
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suction
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rib
connection rib
connection
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Description

【考案の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本考案は、建築鋼材等に使用するH形鋼等にコ
ネクシヨンリブを取付けるときに使用するコネク
シヨンリブの取付治具に関するものである。な
お、本考案におけるH形鋼等とは、腹板の上下に
フランジを有する溝形鋼、I形鋼、H形鋼を含め
たものをいう。
「従来の技術」 一般に、建築用鋼材はH形鋼等が多く用いら
れ、第3図参照、それ等のH形鋼等1に各種形状
の板状のコネクシヨンリブ2を、鋼材加工工場で
所定位置に正確に溶着して取付け、建築現場にお
いてH形鋼等1の相互のコネクシヨンリブ2を連
結し、建築鋼材を組立てる工事方法に成つてい
る。
しかし、コネクシヨンリブ2をH形鋼等1の所
定位置に溶着固定する専用の治具がなく、H形鋼
等1の腹板4の上下にあるフランジ3A,3Bに
位置決め線を記入し、その位置決め線に合せてコ
ネクシヨンリブ2を手で保持しながら溶着する作
業手段が採られている。
「考案が解決しようとする課題」 以上の従来のコネクシヨンリブ2の溶着手段に
よると、上下のフランジ3A,3Bに位置決め線
を記入するとき、最大重量物のH形鋼等1を上下
反転させる作業が不可欠になり、その反転作業は
極めて煩わしく、その上、溶着時にコネクシヨン
リブ2を手で保持する為、その保持者と溶着作業
者の2名作業になると共に、手で保持したコネク
シヨンリブ2の位置ずれ傾きを起して溶着品質を
低下させることがあり、H形鋼等1へのコネクシ
ヨンリブ2の溶着作業は、非能率にして多数の工
数がかかり、品質上の不具合を生ずる難点があ
る。
本考案は、以上の従来難点を解消する専用の取
付治具を提供するのが目的である。
「課題を解決するための手段」 以上の目的を達成する本考案の取付治具は「吸
着ピースを装着した吸着固定部と、該吸着固定部
の前縁を直角に曲成してL形に垂設した固定部
と、該固定部の少くとも一側縁に該固定部と所要
交角を有して一体に形成され、かつ、吸着ピース
を装着したリブ吸着部とから成り」該吸着固定部
をH形鋼等の上部フランジの上に吸着させて該固
定部の内側をH形鋼等のフランジの前縁に押し当
てて位置決め固定し、リブ吸着部にコネクシヨン
リブを吸着保持させてH形鋼等にコネクシヨンリ
ブを溶着するように成つている。
「作用」 以上の構成の本考案の取付治具は、H形鋼等の
上部フランジにマークしたコネクシヨンリブの取
付位置に合せて、その上部フランジに吸着固定
し、その吸着固定姿勢のリブ吸着部にコネクシヨ
ンリブを機械的に保持して溶着することができる
ので、H形鋼等へのコネクシヨンリブの取付作業
が簡素化されて能率化すると共に、コネクシヨン
リブの位置ずれ傾きによる取付け不良を防止し、
取付け品質を向上することができる。
「実施例」 以下、実施例に基づいて詳しく説明する。その
一実施例を示す第1,2図を参照して、本考案の
取付状具8はH形鋼等1の上部フランジ3Aの外
側へ当てて吸着させる板状の吸着固打部5と、そ
の吸着固定部5の前縁を90゜下方に折り曲げて一
体に垂設した板状の固定部6と、その固定部6の
左右側縁に直交状に一体に取付けた板状のリブ吸
着部7から構成されている。
詳しくは、吸着固定部5は基板9の内面に永久
磁石の吸着ピース10が装着されており、吸着固
定部5をH形鋼等1の上部フランジ3Aの上に当
てると、吸着ピース10の吸引力によつて基板9
が上部フランジ3Aの上面と正確に平行して吸着
され、取付治具8全体をH形鋼等1の所定位置に
機械的に吸着固定すると共に、把部14を手で引
き上げると上部フランジ3Aから離脱できるよう
に成つている。
また、固定部6は基板9の前端を正確に90゜曲
成して下方に垂設すると共に、下端6′が下部フ
ランジ3Bの前縁に達しており、第1図A,Bの
ように吸着固定部5を上部フランジ3Aに載せて
吸着させ、固定部6を上下フランジ3A,3Bの
前縁に当る位置まで押し込むと、固定部6がH形
鋼等1の腹板4と平行し、取付治具8が上部下部
フランジ3A,3Bと腹板4に対して傾きのない
一定した姿勢で吸着固定される形状に成つてい
る。
さらに、リブ吸着部7は前記の固定部6の左右
側縁に正確に直交する板状を成し、その外側面に
は永久磁石の吸着ピース10が装着されている。
そして、固定部6の内側を上部下部フランジ3
A,3Bの前縁に押し当てて、取付治具8を所定
位置に正しく固定したとき、リブ吸着部7は上部
下部フランジ3A,3Bと腹板4とがなすH形鋼
等1の溝部11に入り込むようになつており、そ
のリブ吸着部7にコネクシヨンリブ2を吸着させ
ると、吸着されたコネクシヨンリブ2は、上部下
部フランジ3A,3Bおよび腹板4と正確に直交
する姿勢で吸着保持され、その吸着姿勢のままH
形鋼等1への溶着固定ができるように形成されて
いる。
以上の取付治具8は第2図のようにH形鋼等1
の上部フランジ3Aのみにコネクシヨンリブ2の
位置決め線12を記入し、その位置決め線12
と、例えば吸着固定部5に設けた位置決めマーク
13とを合せて、上部フランジ3Aに吸着させ、
固定部6が上部フランジ3Aに当たるまで押し込
んで位置決めする。しかるのち、リブ吸着部7に
コネクシヨンリブ2を吸着させて直ちに溶着固定
し、溶着作業終了と同時に外して次のコネクシヨ
ンリブ溶着に使用する。
以上の本考案の取付治具8によると、コネクシ
ヨンリブ2の位置決め線12をH形鋼等1の上部
フランジ3Aのみに記入し、その位置決め線12
を基準として吸着固定し、リブ吸着部7にコネク
シヨンリブ2を吸着させて保持し、そのまま溶着
するとコネクシヨンリブ2をH形鋼等1の所定位
置へ正しい姿勢で取付けることができる。
従つて、位置決め線の記入は上部フランジ3A
のみで良く、位置決め線記入のためにH形鋼等1
の上下を反転させる作業は不要になると共に、コ
ネクシヨンリブ2の保持作業者も無用になり、コ
ネクシヨンリブ2の取付作業が極めて簡素化し能
率化できる。さらに、溶接時にはコネクシヨンリ
ブ2を治具吸着力によつて機械的に保持するの
で、溶接中のコネクシヨンリブ2の位置ずれ傾き
のおそれがなく、コネクシヨンリブ2の取付品質
を向上することができる。
なお、本考案の構成のリブ吸着部7は、前記実
施例ではH形鋼等1の左右両面用として固定部6
の両側面に設けたが、片側側面の単数にしても良
い。また吸着ピース10は溶接熱による吸着力低
下に備えて、慣用手段によつて交換自在にすると
一層便利になる。さらに、前記実施例のリブ吸着
部7は、コネクシヨンリブ2と腹板4との取付角
を90゜として固定部6と直交させたが、該取付角
が例えば45゜のときは、固定部6に対してリブ吸
着部7を45゜傾斜にして所要交角に取付ける。ま
た、取付治具8は、使用するH形鋼等1の寸法に
応じてグループ分けし、それぞれのグループ内の
H形鋼等に共通に使用できるよう寸法形状を標準
化すると実用上極めて便利になる。
「考案の効果」 以上の説明のとおり、本考案のコネクシヨンリ
ブの取付治具は、H形鋼等へコネクシヨンリブを
溶着固定する作業性を格段に向上し、取付品質を
向上する効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図:本考案一実施例の取付治具を示す正投
象図であり、Aはその正面図、Bはその右側面
図、(左側面図は右側面図と対称にあらわれる)、
Cはその平面図、Dはその背面図、Eはその底面
図、第2図:第1図実施例の取付治具の使用状態
を示す斜視図、第3図:コネクシヨンリブの取付
状態を示す正面図 主な符号、1:H形鋼等、2:コネクシヨンリ
ブ、3A,3B:フランジ、4:腹板、5:吸着
固定部、6:固定部、7:リブ吸着部、8:取付
治具、9:基板、10:吸着ピース、12:位置
決め線、13:位置決めマーク、14:把部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 吸着ピースを装着した吸着固定部と、該吸着固
    定部の前縁を直角に曲成して垂設した固定部と、
    該固定部の少くとも一側縁に該固定部と所要交角
    を有して一体に形成され、かつ、吸着ピースを装
    着したリブ吸着部とから成り、該吸着固定部をH
    形鋼等の上部フランジの上に吸着させて位置決め
    固定し、該リブ吸着部にコネクシヨンリブを吸着
    保持して溶着する構造を特徴とするH形鋼等のコ
    ネクシヨンリブの取付治具。
JP684088U 1988-01-22 1988-01-22 Expired JPH0312472Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP684088U JPH0312472Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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JP684088U JPH0312472Y2 (ja) 1988-01-22 1988-01-22

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Publication Number Publication Date
JPH01114192U JPH01114192U (ja) 1989-08-01
JPH0312472Y2 true JPH0312472Y2 (ja) 1991-03-25

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ID=31211343

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KR101158789B1 (ko) * 2012-05-25 2012-06-22 김창섭 자석 부착식 용접 보조장치
JP7016094B2 (ja) * 2017-12-28 2022-02-04 中国電力株式会社 鋼材用孔あけテンプレート

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JPH01114192U (ja) 1989-08-01

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