JPH0732039U - 取付け金具 - Google Patents

取付け金具

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JPH0732039U
JPH0732039U JP068393U JP6839393U JPH0732039U JP H0732039 U JPH0732039 U JP H0732039U JP 068393 U JP068393 U JP 068393U JP 6839393 U JP6839393 U JP 6839393U JP H0732039 U JPH0732039 U JP H0732039U
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JP
Japan
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gold
concrete
pieces
flat plate
leg
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Withdrawn
Application number
JP068393U
Other languages
English (en)
Inventor
一人 橋本
Original Assignee
株式会社昭和コーポレーション
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Publication date
Application filed by 株式会社昭和コーポレーション filed Critical 株式会社昭和コーポレーション
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 既設の鉄筋コンクリート構造などの堅固な建
物の天井にスプリンクラーを設置するための角パイプを
軽鉄下地に、きわめて簡易に、且つ安定よく配設する取
付け金具。 【構成】 一対の金具体11,12に分割され、各平板
面13,14の外側縁の長手方向両端部に脚片15,1
6,…がほぼ直角状に形成し、各脚片15及び16間に
開口部17,18を構成する。一方の金具体11の内側
縁の長手方向側縁側中央部にねじ溝を有するねじ孔を設
け、他方の金具体12の内側縁の長方向側縁側に長孔2
1を設ける。金具体11,12は、平面部13,14を
重合し、蝶ねじ23を上側の金具体12の長孔21に通
し、下側の金具体11のねじ孔に螺合させて一体化す
る。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、スプリンクラー用の角パイプを軽鉄下地に配設するための取付け金 具に係り、特に既設の鉄筋コンクリート構造や鉄骨構造などの堅固な建物の天井 部にスプリンクラーを設置する場合、支持金具を介してスプリンクラーヘッド近 傍が支持される角パイプを軽鉄下地に、直交状或いは斜め状に安定よく、且つ強 固に配設するための取付け金具に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、既設の鉄筋コンクリート構造や鉄骨構造など堅固な建物において、その 天井部にスプリンクラーを設置する手段として、いろいろな技術が開発されてい る。 例えば、図5に示す従来例を説明すると、野縁を構成する軽鉄下地1,1間に 角パイプ2を直交状或いは斜め状に配し、両者の重合部をビス3や針金などを介 して配設する。そして、天井裏に配したスプリンクラー用の配管に連結させたス プリンクラーヘッドの近傍部4を支持金具5を介して角パイプに支持させた上、 スプリンクラーヘッドを天井面に突設させている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、このような従来の技術では、既設の天井裏が狭い空間であるこ とを考察すると、次のような課題がある。 つまり、軽鉄下地1と角パイプ2にビス孔をあけた上、ビスを打込むことは、 きわめて煩雑な作業となり、所望する位置にスプリンクラーヘッドを設置するこ とが難しい作業となるなどの課題がある。
【0004】 本考案は、このような課題を解決したものである。その目的は、特に既設の鉄 筋コンクリート構造などの堅固な建物の天井にスプリンクラーを設置する場合、 その蝶ねじの緊締操作のみで、きわめて簡易に且つ安定よく角パイプを軽鉄下地 に直交状或いは斜め状に配設できる取付け金具を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】
本考案は、このような目的を達成するために、既設の鉄筋コンクリート構造の ような堅固な建物の天井部にスプリンクラーを設置するための角パイプを軽鉄下 地に配設する取付け金具において、左右一対の金具体に2分割構成され、この各 平板面の外側縁の長手方向両端部を折曲げてほぼ直角状の脚片をそれぞれ形成す ると共に、各金具体の脚片間に開口部をそれぞれ形成し、この各脚片の下端部に それぞれ内側に向かう複数の爪を形成した上、一方の金具体の内側縁にねじ溝を 有するねじ孔を、他方の金具体の内側縁近傍に長孔を設け、この長孔を設けた金 具体の下側に他方の金具体を互いに平板面を重合させ、この長孔に蝶ねじを通し て下側のねじ孔に螺合して、両金具体を一体化に構成したことを特徴とするもの である。
【0006】 また、本考案は、各脚片に平板面から上端部が形成される補強リブを設けてあ り、さらに、下側に位置する金具体の平板面に任意数の押え片を設けることがで きる。
【0007】
【作用】
軽鉄下地に角パイプを直交状或いは斜め状に配し、軽鉄下地に取付け金具の開 口部を案内し、次に各脚片の爪を角パイプの上端突起に続く凹面部に沿わせて、 蝶ねじを緊締すると、角パイプは軽鉄下地に安定よく、強固に配設できる。
【0008】
【実施例】
以下、本考案の一実施例を図面を参照しながら説明すると、図1は本考案の斜 視図、図2は使用状態を示す説明用断面図である。
【0009】 図において、10は取付け金具で、図示の通り、左右一対の金具体11,12 に2分割に構成されている。この金具体11,12は、その各平板面13,14 の外側縁の長手方向両端部に、それぞれ脚片15,16,…がほぼ直角状に折曲 げ形成されている。
【0010】 この脚片15,15及び16,16間には、開口部17,18がそれぞれ形成 されている。また、各脚片15,16,…の下端部には、それぞれ内側に向かう 複数の爪19,19,…が形成されている。
【0011】 一方、金具体11の平板面13には、一端部を残して切欠した上、内側縁側に 向かう押え片20,20が起立させてあり、この押え片20,20の中間部にね じ溝を有するねじ孔が設けられている。 また、金具体12の平板面14の内側縁近傍に、長手方向に沿う長孔21が設 けられている。22は各脚片15,16,…に設けた補強リブであり、図示の場 合、その上端部は平板面13,14まで延びている。
【0012】 このような金具体11を下側に、上側に金具体12を位置させて、互いの平板 面の内側縁側を重合させ、蝶ねじ23を長孔21に通し、下側の金具体11のね じ孔に螺着させて、金具体11,12を一体化できる取付け金具10を構成する 。
【0013】 次に、本考案の取付け金具10の使用方法を説明する。 天井裏の軽鉄下地24の所望位置の下側に角パイプ25を配する。続いて、本 考案の取付け金具10を軽鉄下地24の上方から、その開口部17,18を軽鉄 下地24に案内させた上、各脚片15,16を下側に位置している角パイプ25 の上端突起部26,26に続く凹面部27,27に当接させる。
【0014】 次に、蝶ねじ23を順次緊締すると、蝶ねじ23の下端部が軽鉄下地24に当 たり、さらに緊締すると、軽鉄下地24と角パイプ25は密に重合し、脚片15 ,16,…が、前記角パイプ25の凹面部27,27を強く挟持でき、角パイプ 25は軽鉄下地24に安定よく、且つ強固に配設できる。
【0015】 この場合、金具体12の平板面14には長孔21が設けられているため、この 長孔21の範囲内で金具体12の位置を動かすことにより、角パイプ25は軽鉄 下地24に対し、斜め状に配設させることができる。
【0016】 このように角パイプ25を軽鉄下地24に直交状或いは斜め状に配設した後、 この角パイプ25に周知の支持金具28を介してスプリンクラーの配管29を支 持させ、これにスプリンクラーヘッドを連結すればよいのである。
【0017】
【考案の効果】
本考案の取付け金具は、以上の構成であり、次のような効果を奏する。
【0018】 本考案の取付け金具は、軽鉄下地に直交状或いは斜め状に配した角パイプを蝶 ねじを緊締するワンタッチの操作で、安定よく且つ強固に配設でき、既設の天井 裏の狭い空間での作業がきわめて簡素化できる。
【0019】 また、角パイプの位置変えも、その蝶ねじの操作で簡易に行えるなどの効果が ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係わる取付け金具の斜視図。
【図2】使用状態を示す説明用断面図。
【図3】角パイプの斜視図。
【図4】本考案の使用状態を示す概略説明図。
【図5】従来例の使用状態を示す概略説明図。
【符号の説明】
11,12 金具体 13,14 平板面 15,16 脚片 17,18 開口部 19 爪 21 長孔 23 蝶ねじ

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 既設の鉄筋コンクリート構造のような堅
    固な建物の天井部にスプリンクラーを設置するための角
    パイプを軽鉄下地に配設する取付け金具において、左右
    一対の金具体に2分割構成され、この各平板面の外側縁
    の長手方向両端部を折曲げてほぼ直角状の脚片をそれぞ
    れ形成すると共に、各金具体の脚片間に開口部をそれぞ
    れ形成し、この各脚片の下端部にそれぞれ内側に向かう
    複数の爪を形成した上、一方の金具体の内側縁にねじ溝
    を有するねじ孔を、他方の金具体の内側縁近傍に長孔を
    設け、この長孔を設けた金具体の下側に他方の金具体を
    互いに平板面を重合させ、この長孔に蝶ねじを通して下
    側のねじ孔に螺合して、両金具体を一体化に構成したこ
    とを特徴とする取付け金具。
  2. 【請求項2】 各脚片に平板面から上端部が形成される
    補強リブを構成したことを特徴とする請求項1記載の取
    付け金具。
  3. 【請求項3】 下側に位置する金具体の平板面に任意数
    の押え片を構成したことを特徴とする請求項1記載の取
    付け金具。
JP068393U 1993-11-29 1993-11-29 取付け金具 Withdrawn JPH0732039U (ja)

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JPH0732039U true JPH0732039U (ja) 1995-06-16

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ID=13372423

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JP068393U Withdrawn JPH0732039U (ja) 1993-11-29 1993-11-29 取付け金具

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JP (1) JPH0732039U (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101234675B1 (ko) * 2011-06-30 2013-02-22 김성주 천정재 설치용 클립
KR101309741B1 (ko) * 2011-06-17 2013-09-17 최안숙 천정재 설치용 클립

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101309741B1 (ko) * 2011-06-17 2013-09-17 최안숙 천정재 설치용 클립
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