JPS631728Y2 - - Google Patents

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JPS631728Y2
JPS631728Y2 JP1981187823U JP18782381U JPS631728Y2 JP S631728 Y2 JPS631728 Y2 JP S631728Y2 JP 1981187823 U JP1981187823 U JP 1981187823U JP 18782381 U JP18782381 U JP 18782381U JP S631728 Y2 JPS631728 Y2 JP S631728Y2
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JP
Japan
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piece
wall panel
side wall
pieces
curved part
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JP1981187823U
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JPS5893107U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はユニツトルームにおける側壁パネル取
付装置に関する。
〔従来技術及びその問題点〕
従来、此種の側壁パネル取付装置として第3図
に示すものがある(実開昭55−99333号)。
この先行技術は相隣接する壁パネル100,1
00の接触部と相対する壁面に支持柱101を定
着し、その支持柱101先端に嵌合溝102、左
右側面に突部103を夫々上下にわたつて連続状
に設けると共に壁パネル100の裏面には位置決
め枠104を取付け、該位置決め枠104に、嵌
合溝102に嵌合する挾入片105と突部103
に掛合する掛合片106を一体成形した取付片1
07をボルト、ナツト108,109を介して固
定し、その相隣接する壁パネル100,100の
両挾入片105,105を上記嵌合溝102に挾
入すると共に左右の突部103,103に夫々掛
合片106を掛止させた取付装置である。
しかし、斯る先行技術は下記の問題点がある。
左右突部103,103に掛合片106を掛
止させる際、掛合片106はその先端に突部1
03基端側へ湾曲する湾曲爪部110を有する
形状であり、その湾曲爪部110が嵌合時に突
部103に衝突して掛止を阻害する為、壁パネ
ル相互の取付作業を不確実で困難にする。
掛合片106を一体成形した取付片107は
ボルト,ナツト108,109を介して壁パネ
ル100裏面に取付けた位置決め枠104に固
定する構造である為、部品数が必然的に多くな
り装置自体を組立形成する組立作業も面倒であ
る。
〔技術的課題〕
本考案の技術的課題は、隅柱、間柱を利用して
側壁パネルを取付ける取付装置において、側壁パ
ネルの取付が簡単且つ確実で、しかも構造も複雑
化せず、側壁パネルの解体も容易な側壁パネル取
付装置を供することにある。
〔技術的手段〕
本考案の技術的手段は下記の通りである。
L型アングル柱両端から直角に折曲片を折曲し
た平面W字状に形成され、その両端の折曲片を防
水パン周縁の壁載置面より起設するコーナーの水
返し面内面に添接して壁載置面上に起立支承する
隅柱と、平面形状に形成され、その背面部を前
記水返し面の適宜内面に添接して壁載置面上に起
立支承する間柱と、基板前面にタイル等の敷設部
材を敷設して構成した側壁パネルとから構成さ
れ、前記側壁パネル裏面両端には、開口を室外方
向に向けて平面型枠を固定すると共にその型
枠側端の外側起立片部先端に折り返し形成され、
折り返し点を湾曲部とし、その湾曲部に連設する
折り返し部を上記外側起立片部側へ傾斜せしめて
幅狭状とした嵌入片を設け、前記隅柱には、L型
アングル柱を構成する両片夫々との間に上記嵌入
片の湾曲部幅よりも小さな差し込み空間を形成す
る頂点を有し且つその頂点を境に拡開させてその
部分を前記湾曲部の案内ガイド面とした平面くの
字状の第1弾性片を設け、更に前記間柱の背面部
には、2つの嵌入片の湾曲部幅計よりも小さな差
し込み空間を頂点間で形成する相対した一対の平
面くの字状の挾持片部を有し且つその挾持片部に
おいて頂点を境に夫々拡開する部分を夫々の湾曲
部の案内ガイド面とした第2弾性片を設けると共
に、前記隅柱、間柱の案内ガイド面をガイドとし
て前記壁パネルの嵌入片先端の湾曲部を差し込み
空間を介して強制的に挾入すると共に側壁パネル
裏面の型枠における内側起立片部を前記水返し
面内面に当接せしめたことである。
〔実施例〕
次に、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
図中Bは隅柱、Cは間柱、Dは側壁パネルを示
し、側壁パネルDは硅酸カルシウム等からなる基
板1D表面一面にタイル2D等の敷設部材3Dを
接着固定すると共に基板1D裏面両端に室外方向
に開口を向けて金属製の型枠4Dを取付固定し
てなり、その型枠4D外側端の外側起立片部6
先端には逆V字状の嵌入片1を折曲形成する。
嵌入片1は前記側壁パネルD裏面に固定された
型枠4Dの外側起立片部6先端に折り返し形成
され、折り返し点に形成された湾曲部1′と、そ
の湾曲部1′に連設され同外側起立片部6側へ傾
斜する幅狭状の折り返し部1″とからなつている。
隅柱Bは側壁パネルDの全高と略同一高さで所
望の幅を有するL型アングル柱1B両端より直角
方向へ折曲片2Bを折曲した平面W字状に形成さ
れ、その折曲片2B個々内面に上記L型アングル
柱1Bの両片1B′,1B′との間に上記嵌入片1
が嵌入する差し込み空間3を形成する第1弾性片
2を形成する。
第1弾性片2は平面くの字状を呈し、前記L型
アングル柱1Bの両片1B′,1B′夫々との間に
前記嵌入片1の湾曲部1′幅よりも小さな差し込
み空間3を形成する頂点2′を有し且つその頂点
2′を境に拡開する部分を前記湾曲部1′の案内ガ
イド面2″とする。
間柱Cは平面型状に一枚の金属板によつて折
曲形成され、その背面部1Cには第2弾性片7が
設けられている。この第2弾性片7は平面くの字
状の一対の挾持片部7′,7′を頂点7″,7″を相
対させて背面部1Cに取付けることによつて形成
してなり、頂点7″,7″間を、2つの嵌入片1,
1の湾曲部1′,1′幅計よりも小さくしてその部
分を差し込み空間4となし、頂点7″,7″を境に
して拡開する部分を前記湾曲部1′の案内ガイド
面8とする。
尚側壁パネルD基板1D裏面には型枠4D間
にわたつて補強材5Dが架設固定されている。
而してユニツトルームの床板となる防水パンA
コーナー周縁の壁載置面1Aより起設する水返し
面2A内面に折曲片2Bをビス5止めしてコーナ
ーに隣設する水返し面2Aに跨がつて隅柱Bを垂
直状に起立保持する。
他方間柱Cは隅柱Bと隣接する間柱Cとの間に
側壁パネルD一枚と略同等な間隔をおいて背面部
1cを水返し面2A内面にビス5止めして垂直状
に起立保持する。
而る後、隅柱Bの差し込む空間3に、直角に連
結する2枚の側壁パネルDの一端に存在する嵌入
片1先端の湾曲部1′を案内ガイド面2″をガイド
として挿入し、頂点2′を拡開せしめて嵌入挾持
させる。
そして、他端の嵌入片1を、隣接する側壁パネ
ルDの嵌入片1に突合わせた状態で間柱Cの差し
込み空間4に、案内ガイド面8,8をガイドとし
て、嵌入片1先端の湾曲部1′を挿入し、頂点
7″,7″を拡開せしめて嵌入挾持させ、この取付
作業を順次繰返して囲繞状の側周壁を形成する。
また、型枠4Dは隅柱B、間柱C挾持部に他
方の内側起立片部6が水返し面2A内面に当接す
る為位置決めが確実であるばかりでなく側壁パネ
ルDにかかる負荷を隅柱、間柱B,Cのみならず
防水パンAにても受圧して隅柱、間柱B,Cにか
かる集中応力を分散して耐久性に優れた取付装置
ともなし得る。
尚、側壁パネルDが損傷した際に解体する場合
にも、第1、第2弾性片2,7の頂点2′,7″を
押し拡げて挾持されている嵌入片1の湾曲部1′
をその第1、第2弾性片2,7の弾性力に抗して
側壁パネルDを引き出すことによつて取り出せば
良く、解体作業も頗る楽である。
〔考案の作用効果〕
本考案は以上のように構成したので、下記の作
用効果がある。
隅柱、間柱に設けた第1、第2弾性片共に、
嵌入片の案内ガイド面があり、且つ嵌入片先端
を湾曲部を有する折り返し形状にしたので、差
し込み空間を構成する第1、第2弾性片のその
頂点を押し拡げつつ進入する嵌入片先端の湾曲
部は案内ガイド面で案内され抵抗なく頂点を押
し拡げて挾持される。
故に、側壁パネルの取付作業が非常に簡単且
つ確実で、しかも根本に行くに逆つて折り返し
部を幅狹状としたから挾持した後外れにくい。
一方、第1、第2弾性片で挾持されるその嵌
入片は先端の湾曲部と、幅狹状の折り返し部と
で構成しているので、側壁パネル解体時に同弾
性片の頂点に喰い込まず、解体を阻害される心
配もない。
また嵌入片は側壁パネル裏面に固定した型
枠の外側起立片部を折曲することによつて一体
形成されている為、従来技術のように壁パネル
裏面に取付けた位置決め枠にボルト,ナツトを
介して掛止片を有する取付片を間接的に固定し
たものに比べて、装置自体の部品数も少なくて
済み、装置を構成する際の組立作業の簡略化に
寄与できる。
依つて所期の目的を達成し得る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案取付装置における側壁パネルの
取付状態を示す平面図、第2図は同側壁パネルの
取付状態の斜視図で一部切欠して示し、第3図は
従来例の斜視図である。 尚図中1B:L型アングル柱、2B:折曲片、
B:隅柱、C:間柱、D:側壁パネル、1D:基
板、2D:タイル、3D:敷設部材、1:嵌入
片、A:防水パン、1A:壁載置面、2A:水返
し面、2:第1弾性片、3,4:差し込み空間、
1C:背面部、4D:型枠、1B′,1B′:L
型アングル柱の両片、7:第2弾性片、6,6:
起立片部、1′:湾曲部、1″:折り返し部、2′,
7″:頂点、7′:挾持片部、2″,8:案内ガイ
ド面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. L型アングル柱両端から直角に折曲片を折曲し
    た平面W字状に形成され、その両端の折曲片を防
    水パン周縁の壁載置面より起設するコーナーの水
    返し面内面に添接して壁載置面上に起立支承する
    隅柱と、平面形状に形成され、その背面部を前
    記水返し面の適宜内面に添接して壁載置面上に起
    立支承する間柱と、基板前面にタイル等の敷設部
    材を敷設して構成した側壁パネルとから構成さ
    れ、前記側壁パネル裏面両端には、開口を室外方
    向に向けて平面型枠を固定すると共にその型
    枠側端の外側起立片部先端に折り返し形成され、
    折り返し点を湾曲部とし、その湾曲部に連設する
    折り返し部を上記外側起立片部側へ傾斜せしめて
    幅狭状とした嵌入片を設け、前記隅柱には、L型
    アングル柱を構成する両片夫々との間に上記嵌入
    片の湾曲部幅よりも小さな差し込み空間を形成す
    る頂点を有し且つその頂点を境に拡開させてその
    部分を前記湾曲部の案内ガイド面とした平面くの
    字状の第1弾性片を設け、更に前記間柱の背面部
    には、2つの嵌入片の湾曲部幅計よりも小さな差
    し込み空間を頂点間で形成する相対した一対の平
    面くの字状の挾持片部を有し且つその挾持片部に
    おいて頂点を境に夫々拡開する部分を夫々の湾曲
    部の案内ガイド面とした第2弾性片を設けると共
    に、前記隅柱、間柱の案内ガイド面をガイドとし
    て前記壁パネルの嵌入片先端の湾曲部を差し込み
    空間を介して強制的に挾入すると共に側壁パネル
    裏面の型枠における内側起立片部を前記水返し
    面内面に当接せしめたことを特徴とするユニツト
    ルームにおける側壁パネル取付装置。
JP18782381U 1981-12-16 1981-12-16 ユニツトル−ムにおける側壁パネル取付装置 Granted JPS5893107U (ja)

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JP18782381U JPS5893107U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 ユニツトル−ムにおける側壁パネル取付装置

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JPS5893107U JPS5893107U (ja) 1983-06-24
JPS631728Y2 true JPS631728Y2 (ja) 1988-01-18

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ID=29990952

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JP18782381U Granted JPS5893107U (ja) 1981-12-16 1981-12-16 ユニツトル−ムにおける側壁パネル取付装置

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527286U (ja) * 1978-08-10 1980-02-21

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5622494Y2 (ja) * 1977-03-10 1981-05-27
JPS5748189Y2 (ja) * 1978-12-29 1982-10-22

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5527286U (ja) * 1978-08-10 1980-02-21

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JPS5893107U (ja) 1983-06-24

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