JP7627137B2 - 天井構造 - Google Patents
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Description
一方、比較的軽量の天井板を使用する場合など、作業に手間を要せず、効果的に施工が行える天井構造の開発が求められている。
また、本発明に係る天井構造は、前記連結部材14を、前記バー材10の長尺方向に移動可能に連結した構成である。
図1は実施の形態に係る天井構造を示すものである。この天井構造2では、建物の天井部4からは吊りボルト6が垂下され、これにバー受け材8を取り付け、このバー受け材8にバー材10を係止させている。このとき、バー材10の開口部12は下向きに配置する。
バー材10、バー受け材8及び固定金具22は、何れも鉄製の軽量金属材からなる。
また、連結部材14の支持部40には、中央部に支持孔部48が設けられ、この支持孔部48は舌状部42とは平行な向きに長い長孔である。連結部材14は、鉄板をプレス加工により成形したものである。
雄部材50は、頭部54とこの頭部54と固着可能な雄型部56からなる。頭部54には、中央に係止凸部58が形成されている。
雄型部56には、円筒状の係止部62が形成され、この係止部62の先部は拡径された形状である。また、雄型部56の中央部には、頭部54の係止凸部58が突入可能な嵌合孔部60が形成されている。
雌型部66には、円筒状の被係止部72が形成されている。この被係止部72の先部は、内側に向けて膨出した形状であり、これにより雄型部56の係止部62との係着が確実に行われる。また、雌型部66の中央部には、キャップ部64の係止凸部68が突入可能な嵌合孔部70が形成されている。
また、所定の力で両者を引き離すと係着状態は外される。このように、係着部材18に係る雄部材50と雌部材52とは着脱可能である。
なお、連結部材14が磁性体で形成される場合は、連結部材14(支持部40)自体が被吸引部となる。また、吸引部として、磁石のS極側(又はN極側)を用い、被吸引部として磁石のN極側(又はS極側)を用い、S極とN極との間の吸引力を利用することもできる。
このように、吸着部材の形態は、前記吸引部、被吸引部を用いた点以外は係着部材18と基本的には同じである。また、吸着部材を、連結部材14及び天井面材16に取り付ける形態については、係着部材18を連結部材14及び天井面材16に取り付ける形態とは特に変わりはない。
例えば取付孔部88は、天井面材16の角部、角部同士間の辺の中間部、天井面材16の中央部、その他天井面材16の支持に必要な箇所に設ける。取付孔部88の数は、天井面材16の大きさ、及び形状等にもよるが、天井面材16の角部の4箇所、6箇所、8箇所、或いは必要によりそれ以上設ける。
図4に示すように、先ず、バー材10の開口部12から連結部材14の舌状部42の先を内部に突入させ、開口部12の一方側のリップ部34に、舌状部42のガイド部46とは反対側の係止凹部44を係止させる。そして、開口部12の他方側のリップ部34に、舌状部42のガイド部46の始点(S)を当接係合させ、さらに、連結部材14を回動させつつ、リップ部34にガイド部46を係合摺動させながら次第に内部に侵入させる。
このため、前記摺動するガイド部46により、両リップ部34間の間隔が広げられ、舌状部42の係止凹部44はリップ部34に係止し、バー材10の弾性復帰により、舌状部42の両係止凹部44はそれぞれ各リップ部34に係止保持される。
係着部材18については、その雄部材50は、連結部材14又は天井面材16の何れにも取り付けることができる。一方、雌部材52は雄部材50とは逆の部材、面材に取り付ける。
前記説明したように、バー材10は建物の天井部4に横向きに配置され、開口部12を下向きに取り付ける。バー材10の開口部12を下向きにしたのは、この開口部12に連結部材14を係止固定させるためである。
天井面材16の取付孔部88の位置は、天井面材16をバー材10の下部に配置したとき、バー材10の真下近傍に位置するように設定する。
図6に示すように、雄部材50は、連結部材14の支持部40の支持孔部48に取り付ける。この雄部材50は、頭部54と雄型部56からなり、支持部40の外側に雄型部56を配置し、内側(舌状部42で挟まれた側)に頭部54を配置する。
このため、天井面材16を取り付ける場合、前記雄部材50と、天井面材16の取付孔部88に取り付けた雌部材52との位置に少しズレ(誤差)があった場合、このズレを雄部材50の前記移動により調整可能となる。
ここでは、先ず係着の際に雌部材52を天井面材16に取り付ける形態について説明する。
次に、バー材10に配置された連結部材14(雄部材50固定)の下部に天井面材16を配置し、天井面材16の取付孔部88の下から、前記一体化した雌部材52の被係止部72を嵌める。さらに、この被係止部72を上部の雄部材50の係止部62に圧入し、両者を係着する。天井面材16の他の取付孔部88にも同様にして、雌部材52を用いて上部の雄部材50と係着し、天井面材16を取り付ける。係着の際には、雌部材52のキャップ部64を押圧する。
また、前記ズレがバー材10の長尺方向と直交する場合には、連結部材14の支持孔部48(長孔)に取り付けた雄部材50を長孔の方向に移動(摺動)させる。このように、位置関係の調整ができれば、雌部材52を雄部材50に嵌め押圧して係着する。
他の天井面材16についても同様にして取り付ける。
雌部材52は、キャップ部64と雌型部66からなり、天井面材16の上側に雌型部66を配置し、下側にキャップ部64を配置する。そして、キャップ部64の係止凸部68を天井面材16の取付孔部88に差し込み、反対側から雌型部66を当て、係止凸部68を雌型部66の嵌合孔部70に嵌め、カシメにより係止凸部68の先部を潰して(拡径)雌型部66に固着させる。こうして、雌部材52を天井面材16の取付孔部88に固定する。
この形態の場合については、天井面材16に雌部材52が取り付けられていることから、天井面材16はそのまま上方の連結部材14の下部に配置し、上部の雄部材50に係着させればよい。
前記雌部材52を一体化して使用する形態では、比較的天井面材16が薄く、また硬質の場合に有効である。また、予め雌部材52を天井面材16に取り付けて使用する形態では、天井面材16が布等軟質の場合、また厚みがある場合等に有効である。
ここでは、天井面材16が薄くまた硬質であるため、雌部材52を一体化して使用する形態を採用した。この場合、雌部材のキャップ部64と雌型部66とを一体化する作業は、雌部材を天井面材16に取り付ける作業に比べたら単純で作業効率がよく、全体的にも作業の迅速化が図れる。
この場合、雌部材52の雌型部66を、連結部材14の支持部40の外側に配置し、内側にキャップ部64を配置する。
この場合、キャップ部64と雌型部66とは、支持孔部48の表裏面に対して少し隙間(遊び)を残して圧着する。これにより雌部材52は、連結部材14の支持部40の支持孔部48(長孔)に、長孔の範囲内を移動可能に取り付けられ、この方向の誤差を調整することができる。
この雄部材50については、天井面材16の上側に雄型部56を配置し、下側に頭部54を配置する。そして、頭部54の係止凸部58を取付孔部88に嵌め、反対側から雄型部56を当て、係止凸部58を雄型部56の嵌合孔部60に突入させ、カシメにより係止凸部58の先部を潰して(拡径)雄型部56に固着させる。こうして、雄部材50を天井面材16の取付孔部88に固定する。
そして、連結部材14の雌部材52と、天井面材16の雄部材50とを係着し、天井面材16を連結部材14に取り付け支持させる。
この場合、頭部54の係止凸部58の反対側に雄型部56を当て、係止凸部58を雄型部56の嵌合孔部60に突入させ、カシメにより係止凸部58の先部を潰して(拡径)雄型部56に固着させる。こうして、雄部材50の頭部54と雄型部56とを一体化する。
この雄部材50は、雄型部56の係止部62を下から天井面材16の取付孔部88に嵌め、上部の連結部材14に取り付けた雌部材52の被係止部72に係着させる。こうして、天井面材16を連結部材14に取り付け支持させる。
そして、バー材10に配置され、雄部材50が取り付けられた連結部材14の下側に天井面材16を配置し、天井面材16の取付孔部88に、下から雌部材52の被係止部72を嵌め、或いは取付孔部88に取り付けられた雌部材52の被係止部72を嵌め、雄部材50の係止部62に圧入し、両者を係着する。
天井面材16の取り付けでは、天井面材16の係着部材18(雄部材50又は雌部材52)は、そのままバー材10に配置された連結部材14の下側に配置し、上部の連結部材14に取り付けた係着部材18(雌部材52又は雄部材50)と係着させればよい。
8 底板部
10 バー材
12 開口部
14 連結部材
16 天井面材
18 係着部材
34 リップ部
40 支持部
42 舌状部
44 係止凹部
46 ガイド部
48 支持孔部
50 雄部材
52 雌部材
54 頭部
56 雄型部
62 係止部
64 キャップ部
66 雌型部
72 被係止部
88 取付孔部
Claims (8)
- 建物の天井部に横向きに配置され、開口部を下向きに取り付けられた断面C字状のバー材と、
前記バー材の開口部の左右のリップ部に、両係止凹部をそれぞれ係止固定し、前記バー材に連結される連結部材と、
前記連結部材の下側に取り付けられる天井面材と、
係止部及びこの係止部と係着可能な被係止部を具備する係着部材と、を有し、
前記連結部材は、板状の支持部と、当該支持部の左右側からそれぞれ一方向に立設され、前記バー材の左右のリップ部にそれぞれ係止可能な係止凹部が形成された舌状部と、を有し、
前記舌状部の係止凹部の一方を前記バー材のリップ部に係止させ、前記舌状部に設けた円弧状のガイド部の回動により、前記バー材の開口部の間隔を広げ、前記舌状部の他方の係止凹部を前記バー材のリップ部に係止させ、前記係止凹部を前記バー材の前記リップ部にそれぞれ係止保持し、前記連結部材を前記バー材に連結させ、
前記支持部に、前記係止部又は前記被係止部の一方を配置し、前記係止部又は前記被係止部の他方を前記天井面材に配置し、
前記連結部材の下部に前記天井面材を配置し、前記係止部と前記被係止部とを係着させ、前記連結部材に前記天井面材を係着保持し、前記天井部に前記天井面材を取り付けることを特徴とする天井構造。 - 建物の天井部に横向きに配置され、開口部を下向きに取り付けられた断面C字状のバー材と、
前記バー材の開口部の左右のリップ部に、両係止凹部をそれぞれ係止固定し、前記バー材に連結される連結部材と、
前記連結部材の下側に取り付けられる天井面材と、
雄部材及びこの雄部材と係着可能な雌部材からなる係着部材と、を有し、
前記連結部材は、板状の支持部と、当該支持部の左右側からそれぞれ一方向に立設され、前記バー材の左右のリップ部にそれぞれ係止可能な係止凹部が形成された舌状部と、を有し、
前記舌状部の係止凹部の一方を前記バー材のリップ部に係止させ、前記舌状部に設けた円弧状のガイド部の回動により、前記バー材の開口部の間隔を広げ、前記舌状部の他方の係止凹部を前記バー材のリップ部に係止させ、前記係止凹部を前記バー材の前記リップ部にそれぞれ係止保持し、前記連結部材を前記バー材に連結させ、
前記支持部に、前記雄部材又は前記雌部材の一方を配置し、前記雄部材又は前記雌部材の他方を前記天井面材に配置し、
前記連結部材の下部に前記天井面材を配置し、前記雄部材と前記雌部材とを係着させ、前記連結部材に前記天井面材を係着保持し、前記天井部に前記天井面材を取り付けることを特徴とする天井構造。 - 建物の天井部に横向きに配置され、開口部を下向きに取り付けられた断面C字状のバー材と、
前記バー材の開口部の左右のリップ部に、両係止凹部をそれぞれ係止固定し、前記バー材に連結される連結部材と、
前記連結部材の下側に取り付けられる天井面材と、
雄部材及びこの雄部材と係着可能な雌部材からなる係着部材と、を有し、
前記雄部材は、係止部が設けられた雄型部、及びこの雄型部と固着可能な頭部を有し、
前記雌部材は、前記係止部と係着可能な被係止部が設けられた雌型部、及びこの雌型部と固着可能なキャップ部を有し、
前記連結部材の下部に設けられる支持部に、前記雄部材又は前記雌部材の一方を配置し、前記雄部材又は前記雌部材の他方を前記天井面材に配置し、
前記連結部材の下部に前記天井面材を配置し、前記雄部材と前記雌部材とを係着させ、前記連結部材に前記天井面材を係着保持し、前記天井部に前記天井面材を取り付けることを特徴とする天井構造。 - 前記連結部材の支持部の上側に、前記雄部材の頭部を配置し、前記支持部の下側に前記雄型部を配置し、前記支持部に設けた支持孔部を通して前記頭部と前記雄型部を固着し、一方、
前記天井面材に設けた取付孔部に、前記雌部材の雌型部とキャップ部とを固着し一体化した前記雌部材の被係止部を挿通させ、上部の前記雄部材の係止部に係着し、前記天井面材を前記連結部材に係着することを特徴とする請求項3記載の天井構造。 - 前記連結部材の支持孔部を、前記バー材の長尺方向とは交差する方向に長い長孔としたことを特徴とする請求項4記載の天井構造。
- 前記連結部材は、板状の支持部と、当該支持部の左右側からそれぞれ一方向に立設され、前記バー材の左右のリップ部にそれぞれ係止可能な係止凹部が形成された舌状部と、を有し、
前記舌状部の係止凹部の一方を前記バー材のリップ部に係止させ、前記舌状部に設けた円弧状のガイド部の回動により、前記バー材の開口部の間隔を広げ、前記舌状部の他方の係止凹部を前記バー材のリップ部に係止させ、前記係止凹部を前記バー材の前記リップ部にそれぞれ係止保持し、前記連結部材を前記バー材に連結させることを特徴とする請求項3乃至5の何れかに記載の天井構造。 - 建物の天井部に横向きに配置され、開口部を下向きに取り付けられた断面C字状のバー材と、
前記バー材の開口部の左右のリップ部に、両係止凹部をそれぞれ係止固定し、前記バー材に連結される連結部材と、
前記連結部材の下側に取り付けられる天井面材と、
雄部材及びこの雄部材と係着可能な雌部材からなる係着部材と、を有し、
前記連結部材は、板状の支持部と、当該支持部の左右側からそれぞれ一方向に立設され、前記バー材の左右のリップ部にそれぞれ係止可能な係止凹部が形成された舌状部と、を有し、
前記舌状部の係止凹部の一方を前記バー材のリップ部に係止させ、前記舌状部に設けた円弧状のガイド部の回動により、前記バー材の開口部の間隔を広げ、前記舌状部の他方の係止凹部を前記バー材のリップ部に係止させ、前記係止凹部を前記バー材の前記リップ部にそれぞれ係止保持し、前記連結部材を前記バー材に連結させ、
前記雄部材は、係止部が設けられた雄型部、及びこの雄型部と固着可能な頭部を有し、
前記雌部材は、前記係止部と係着可能な被係止部が設けられた雌型部、及びこの雌型部と固着可能なキャップ部を有し、
前記連結部材の支持部の上側に、前記雄部材の頭部を配置し、前記支持部の下側に前記雄型部を配置し、前記支持部に設けた支持孔部を通して前記頭部と前記雄型部を固着し、
前記支持孔部を、前記バー材の長尺方向とは交差する方向に長い長孔とし、
前記連結部材を、前記バー材の長尺方向に移動可能に連結し、
一方、
前記天井面材に設けた取付孔部に、前記雌部材の雌型部とキャップ部とを固着し一体化した前記雌部材の被係止部を挿通させ、上部の前記雄部材の係止部に係着し、前記天井面材を前記連結部材に係着保持し、
前記天井部に前記天井面材を取り付けることを特徴とする天井構造。 - 前記係着部材の係止部又は雄部材と、前記被係止部又は雌部材とは着脱可能に構成し、前記天井面材の取り外しを可能にしたことを特徴とする請求項7に記載の天井構造。
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