JPH03122139A - 架橋発泡用成形物 - Google Patents

架橋発泡用成形物

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JPH03122139A
JPH03122139A JP1261755A JP26175589A JPH03122139A JP H03122139 A JPH03122139 A JP H03122139A JP 1261755 A JP1261755 A JP 1261755A JP 26175589 A JP26175589 A JP 26175589A JP H03122139 A JPH03122139 A JP H03122139A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、自動車、機械器具などの金属面への取り付は
作業性や装着性などに優れ、さらに装着後架橋発泡によ
り磁力が失なわれるか、または著しく低下することで、
電子・電気装置、磁気テープなどへの悪影響の少ない割
振・遮音・防音などに優れた着磁されたゴム組成物およ
びその架橋発泡体に関する。
[従来の技術] 従来、自動車などの鋼板間の隙間、空間を発泡体にて充
填し、制振・遮音・吸音を行なう材料が知られている。
この材料の使用に際しては、該当する鋼板部分へ粘着性
を有する未架橋・未発泡シートを貼り付け、次いで加熱
処理を行なうことにより架橋、発泡、加熱融着し、鋼板
間の隙間、空間を充填させる材料である。しかしながら
、制振部分に未架橋・未発泡シートを貼り付ける操作に
おいて、未架橋・未発泡シートの粘着性と柔軟性のため
に、所定貼り合わせ位置よりズレを生じたときに修正で
きない。また、未架橋・未発泡シート同士が付着し、シ
ート状を保てず使用できなくなることがある。そして、
未架橋・未発泡シート保管時は離型紙を使用しているた
め、貼り付は作業後は離型紙がゴミになるなどの問題が
ある。さらに、この未架橋・未発泡シートを立面または
天井に貼った場合、加熱による発泡、融着時にタレまた
は剥離による落下を生じることがあり、使用が制限され
ている。
これらの欠点を改良する方法として、特開昭62−48
732号で提案されている着磁された瀝青物質からなる
シートを用いる方法が考えられるが、しかしこの方法に
よると、装着後も磁力を有していることから、電子・電
気装置、磁気テープなどに対し悪影響を与え、さらにこ
のシートでは十分な制振・遮音・吸音性などを有しない
[発明が解決しようとする課題] 本発明の目的は、この従来のゴム組成物の欠点を改良し
、離型紙を必要とせず、取り付は作業が簡、便であり、
加熱時のタレ、落下を防止し、さらに電子・電気装置、
磁気テープなどに対し悪影響を与えない制振・遮音・吸
音などに優れたゴム組成物およびその架橋発泡体を提供
することにある。
本発明者らは鋭意研究検討を進めた結果、鋼板への接着
を磁力で行ない、かつその後架橋発泡することで先の諸
問題を極めて有効に解決するゴム組成物を見い出し、本
発明に到達したものである。
[課題を解決するための手段] 本発明は、次の(A)〜(F)の組成からなり、着磁さ
れてなることを特徴とする架橋発泡用ゴム組成物。
(A)ゴム状重合体 100 (重量部)(B)無機質
充填剤 0〜300  (lt)(C)軟化剤 30〜
5oo(〃) (D)架橋剤 1〜50  (”) (E)発泡剤 1〜100 (〃) (F) 磁性粉 10〜20.000 (〃)また、上
記のゴム組成物を架橋発泡してなる架橋発泡体を提供す
るものであり、好ましくは発泡倍率が5倍以上で、残留
磁束密度が200G (JIs  C2501)以下で
ある架橋発泡体を提供するものである。
以下、本発明について詳細に説明する。
本発明の゛(A)成分のゴム状重合体としては、1.2
−ポリブタジェン、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エ
チレン−エチルアクリレート共重合体、芳香族ビニル化
合物と共役ジエン化合物との共重合体およびこれらの水
添物、アイオノマーポリオレフィンの酸無水物変性体、
ポリオレフィンのカルボキシ変性体および天然ゴム、各
種の合成ゴムから選ばれた少なくとも1種である。
これらのうち好ましいのは、1,2−ポリブタジェン、
芳香族ビニル化合物と共役ジエン化合物との共重合体お
よびこれらの水素添加物、ポリイソプレンゴム(IR)
、スチレン−ブタジェンゴム(SBR)、ポリブタジェ
ンゴム(BR) 、アクリロニトリル−ブタジェンゴム
(NBR)、クロロプレンゴム(CR)などのジエン系
合成ゴムおよびエチレン−プロピレンゴム(EPR)、
イソブチレン−イソプレンゴム(IIR)、アクリル系
ゴム(ACM、ANM) 、フッ素ゴムなどの非ジエン
系合成ゴムが挙げられる。
さらに好ましくは、1,2−ポリブタジェン、芳香族ビ
ニル化合物と共役ジエン化合物との共重合体およびこれ
らの水素添加物、天然ゴムIR1I IRSEPDMな
どが挙げられる。
1.2−ポリブタジェンとしては、1,2−結合金量が
70%以上、好ましくは85%以上のものであり、結晶
化度が5%以上、好ましくは10〜40%のものである
。また、分子量は広い範囲にわたって選択可能であるが
、混練加工性および本発明の目的である架橋発泡体を得
るためには[ηコ (トルエン、30℃)が0.5よ/
gr以上であることが好ましい。
芳香族ビニル化合物と共役ジエン化合物との共重合体と
しては、芳香族ビニル化合物の含有量が7〜90重口%
の物が好ましくは、さらに好ましくは10〜70重世%
であり、分子量は10,000以上1,000,000
以下、より好ましくは70,000以上300,000
以下を用いることによって、より優れた本発明の目的と
する物が得られる。
共役ジエンとしては、ブタジェン、イソプレン、ピペリ
レンの単一もしくは2種以上を組み合わせた物が好まし
い。また、これら芳香族ビニル化合物と共役ジエン共重
合体の水素添加物も使用することができる。
本発明の(B)成分の無機質充填剤としては、例えば軽
質炭酸カルシウム、重質炭酸カルシウム、種々の表面処
理炭酸カルシウムのほか、タルク、水酸化マグネシウム
、マイカ、クレー、硫酸バリウム、天然ケイ酸、合成ケ
イ酸、酸化チタン、ガラス繊維、コツトンフロックおよ
び種々のカーボンブラックなどが使用できる。また、ケ
イ酸類に代表される遠赤外線放射性物質の配合も有効で
ある。これらの無機質充填剤のうち、重質炭酸カルシウ
ム、軽質炭酸カルシウム、タルクは経済的にも有利で好
ましい。
(B)成分の使用量は、(A)成分100重量部に対し
て0〜300重世部、好ましくは0〜150重量部であ
る。300重量部を超える場合は、遮音性、吸音性およ
び発泡性が損なわれるので好ましくない。
本発明の(C)成分の軟化剤としては、一般にプロセス
オイルまたはエクステンダーオイルと呼ばれる鉱物系軟
化剤があり、芳香族環、ナフテン環およびパラフィン鎖
の三者が組み合わさった混合物が好ましい。また、他に
アタクチックポリプロピレン、各種ワックスやアスファ
ルトなどの瀝青物質も好ましい。(C)成分の使用に際
しては、2種以上を併用して使用ことも可能である。ま
た、架橋発泡時の加熱融着性を増すために、粘着付与剤
を加えることもできる。
(C)成分の軟化剤の配合量は、成分(A)100重量
部に対し、好ましくは30〜500重量部、好ましくは
50〜300重量部である。
30重量部未満の場合は、発泡性が損なわれ遮音性能が
悪くなるとともに、架橋発泡後に磁力が残り、電子・電
気装置、磁気テープなどに悪影響を与える。500重量
部を超える配合の場合は、著しい粘着性が発生するとと
もに混練加工性が悪くなる。
本発明で使用するCD)成分の架橋剤としては、硫黄ま
たは加熱により硫黄を生成させる化合物と加硫促進剤と
の組み合わせ、有機過酸化物などである。
硫黄としては、粉末硫黄、沈降性硫黄、コロイド硫黄、
表面処理硫黄などが使用でき、また加熱により硫黄を生
成させる化合物としては、テトラメチルチウラムジスル
フィド、テトラエチルチウラムジスルフィドなどが使用
できる。
(D)成分の配合量は、成分(A)100重量部に対し
て1〜50重量部、好ましくは3〜30重量部である。
1重量部未満の場合、架橋度が不足し発泡セルが破壊さ
れ高発泡体が得られない。
また、50重量部を超える場合、架橋度が高(なりすぎ
て高発泡体が得られなく、その結果、十分な遮音性能を
与える物が得られない。
硫黄や加熱により、硫黄を生成させる化合物に併用する
加硫促進剤としては、例えばテトラメチルチウラムジス
ルフィド(TMTD) 、テトラメチルチウラムモノス
ルフィド(TMTM) 、N−オキシジエチレン−2−
ベンゾチアゾリル・スルフェンアミド(OBS) 、N
−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾチアジル・スルフ
ェンアミド(CBS)、ジベンゾチアジルジスルフィド
(MBTS) 、2−メルカプトベンゾチアゾール(M
BT) 、ジンクジ−n−ブチルジチオカーバイト(Z
nBDC)、ジンクジメチルジチオカーバイト(ZnM
DC)などである。
有機過酸化物架橋配合の場合、ジクミルパーオキサイド
、ジ−t−ブチルパーオキシ−3,3゜5−トリメチル
シクロヘキサン、α、α −ジ−t−ブチルパーオキシ
ジル−ジイソプロピルベンゼン、n−ブチル−4,4−
ビス−t−ブチルパーオキシバレレート、t−ブチルパ
ーオキシベンゾエート、t−プチルパーオキシイソプロ
ピルカーボナート、2,5−ジメチル−2,5−ジ(t
−ブチルパーオキシ)ヘキサンなどが使用できる。
また過酸化物架橋の場合は、同時に種々の多官能性モノ
マーなどを添加してもよい。多官能性モノマーの具体例
としては、トリメチロールプロパントリメタクリレート
、エチレングリコールジメタクリレート、トリアリルイ
ソシアネート、ジアリルフタレートなどである。
また、必要に応じて硫黄架橋配合、過酸化物架橋配合と
もに上記の添加剤のほか、活性剤、老化防止剤、加工助
剤などの各種添加剤を適宜添加しても差支えない。
本発明で使用する(E)成分の発泡剤としは、公知の無
機または有機発泡剤を使用することができる。また併用
することも可能である。
発泡剤の具体例としては、重炭酸ナトリウム、重炭酸ア
ンモニウム、アゾジカルボンアミド(ADCA) 、ジ
ニトロソペンタメチレンテトラアミン(DNDT) 、
ジニトロソテレフタルアミド、アゾビスイソブチロニト
リル、アゾジカルボン酸バリウム、スルホニルヒドラジ
ド、トルエンスルホニルヒドラジドなどを挙げることが
できる。
これらの発泡剤は、尿素、尿素誘導体などの公知の発泡
助剤と併用してもよい。これらのうち好ましいのは、ア
ゾジカルボンアミドおよび/またはジニトロソペンタメ
チレンテトラミンと尿素、尿素誘導体などの発泡助剤と
の併用系である。
(E)成分である発泡剤の使用量は、成分(A)100
重量部に対して1〜100重量部、好ましくは5〜70
重量部である。発泡剤が1重量部未満の場合は高発泡体
が得られず、特に発泡倍率が2倍以下のときは磁力が残
留した物を与え、電子・電気装置、磁気テープなどに悪
影響を与える危険がある。また、発泡剤が100重量部
を超える場合は、発泡剤の分解によって発生するガスが
多くなり、良好な外観を有する発泡体が得られない。
本発明の(F)成分としては、異方性・等方性フェライ
ト、希土類金属化合物および鉄粉などが挙げられる。
このうちフェライトの具体例としては、各種酸化鉄を主
成分とし、Ba、Co、Sr、Ni、Zn、Mn、Cu
などの元素を含む化合物のフェライトが挙げられ、これ
らが経済的に好ましい。
(F)成分の使用量としては、成分(A)100重量部
に対し10〜20,000重量部、好ましくは200〜
5,000重量部、さらに好ましくは300〜2.OO
Q重量部である。10重量部未満の場合、磁力が弱く鋼
板への接着性が劣り、20.000重量部を超える場合
には、本発明の目的とする高発泡体が得られない。
前記(A)〜(F)成分および他の配合剤を混合する方
法は特に制限はなく、バンバリー型ミキサー、ニーダ−
、オープンロールなど、一般のゴム配合物に対して使用
される混合方法が可能である。こうして得られる未架橋
配合物は、ロール、カレンダーロール、押出機などを使
用して、例えばシート状などに成形した後に着磁器を通
すことにより着磁され、磁力にて鋼板に付着させ、次い
で熱空気などの熱媒体中で架橋発泡に供せられる。
架橋発泡温度は120〜250°C1好ましくは140
〜180℃の範囲である。このときの残留磁束密度はJ
IS  C2501に基づき、100G以上が好ましく
、さらに好ましくは300G以上、特に好ましくは50
0〜2500Gである。
発泡倍率は5倍以上が好ましく、さらに好ましくは8倍
以上、特に好ましくは10倍以上、就中15倍以上であ
る。
このとき、特に加圧する必要はなく、大気圧下で架橋発
泡させることが可能である。また、鋼板などで目的とす
る形状を作り、磁力により未発泡・未架橋シートを貼り
付は加熱することで架橋発泡させると、架橋発泡後は磁
力が消失するか、または著しく低下するが、架橋発泡時
の熱により発泡体が鋼板面に加熱融着し、落下、ズレな
どを生じることなく発泡体を与える。また、上記のよう
に、架橋発泡後は磁力が消失するか、または著しく低下
するので、電子・電気装置、磁気テープなどに悪影響を
与えない特徴を有する。
架橋発泡後の残留磁束密度(JIS  C2501)は
200G以下が好ましく、さらに好ましくは100G以
下、特に好ましくは50G以下、就中、IOC以下が好
ましい。
本発明の架橋発泡用ゴム組成物は、遮音材、防音材、制
振材、防振材として好適であり、その他の用途として、
工業用品、自動車内装材、建材、日用品、運動用品、玩
具などにも広く使用することができる。
[実 施 例] 次に、実施例および比較例を示して本発明をさらに具体
的に説明するが、実施例によって本発明の範囲が制限さ
れるものではない。
なお、実施例、比較例において、各物性は次の方法で測
定した。
■発泡倍率 発泡後のスポンジ厚みを発泡前のシート厚みで除する方
法を用いた。
(判 定) 0215倍以上 ○:10〜14倍 △:6〜9倍 ×:5倍以下 ■外 観 (判 定) ◎:スポンジ表面に凹凸がなくなめらか。
O:スポンジ表面にガス抜けの穴が1部認められる。
△:スポンジ表面がガス抜けにより凹凸が目立つ。
×:凹凸、形状くずれ大。
■  タ      し 75℃に傾斜した鋼板上にて、50X50X2mmシー
トを架橋発泡させたときの加熱前のシート最下部位置か
ら、加熱後のスポンジ最下部位置までの長さをχmmと
し、 タレ(%)=  ”  X100 0 にて求める方法を用いた。
(判 定) ◎:0〜20% 0721〜50% △:51〜100% X:100%を超える物 ■粘着性 (判 定) ◎:ロール加工が容易で、未架橋シートに粘着性なし。
○:ロール加工が可能な程度の粘着性にて、未架橋シー
トに粘着性なし。
△:ロール加工は不可能であるが、未架橋シートに粘着
性なし。
×:ロール加工が不可能で、未架橋シートに粘着性あり
■ 着磁後シート、の磁束密度 JIS  C2501に定められる永久磁石の試験法に
準拠して、試験片サイズ20mmX17mmφを用いて
残留磁束密度(単位G)を求めた。
(判 定) ◎: 100OG以上 Q: 100〜999G X : 100G未満 ■ 架橋発泡後磁束密度 架橋発泡後の残留磁束密度をガウスメーター(電子磁気
工業■製、GM−2430D)にて、架橋発泡体表面で
測定した。
(判 定) O:0〜50G △:50〜99G X:100G以上 ■ 音響透過損失 T(dB)(遮音性の指標り となる)   JIS  A1416−1974実験室
における音響透過損失測定法に準拠した。
測定装置は、試料取り付は用開口部にはさむ2つの残響
室、音源装置および受信装置で構成される。
(音響透過損失の算出) 試料の音響透過損失は次式により算出した。
TL=L、−L、2 T 二室間音圧レベル差  (d B)Ll:音源用残
響室平均音圧レベル (dB) L2:受音用残響室平均音圧レベル (d B) (判 定) 0:200Hzの場合 △ : × : 0:1000Hzの場合 10(dB)以上 7〜9(dB) 6(dB)以下 15(dB)以上 △: × : 13〜14  (dB) 12(dB)以下 ■ 混練加工性 ニーダ−混練時のコンパウンドのまとまり性(判 定) ○:良好、分散住良、払い出し性良 △:長時間必要、分散性やや不良、払い出し性やや不良 ×:混練不可能 実施例1〜8 実施例1〜8は、加熱により硫黄を発生する化合物を用
いた架橋配合である。これらは、後述の実施例9と同様
に混練、シート化し、シートおよび架橋発泡体を得た。
シートおよび架橋発泡体の特性結果を表−2に示す。本
発明の目的とする架橋発泡体が得られている。
実施例9〜13 実施例9〜13は硫黄架橋配合で、表−1に示す割合の
混合物をニーダ−にて作製し、ロールにてシート化し、
200X200X2mmの形状にして、電子磁気工業株
製、着磁器HD−100を用いて3mm間隔に着磁し、
120〜220°C雰囲気下で30分間架橋発泡させた
。シートおよび架橋発泡体の特性結果を表−2に示す。
本発明の目的とする架橋発泡体が得られた。
比較例1〜7 表−3に示した配合処方を用い、実施例9で示した方法
で配合後、比較例3〜7はロールにてシート化し、比較
例2は145トンプレスにてシート化し、評価を行なっ
た。
比較例1.2 (C)成分がともに本発明の範囲外の例であり、比較例
1は混練不能、比較例2は混練可能であったが、発泡倍
率、タレ、粘着性、架橋発進後磁束密度、音響透過損失
に劣る。
比較例3.7 比較例3は、(D)成分が本発明の範囲未満の例であり
、発泡倍率、外観、タレに劣る。一方、比較例7は、(
D)成分が本発明の範囲を超える例であり、発泡性、架
橋発進後磁束密度、音響透過損失が劣る。
比較例4 比較例4は、(F)成分が本発明の範囲未満の例であり
、磁力による金属への接着性に劣る。
比較例5 比較例5は、(E)成分が本発明の範囲を超える例であ
り、異状発泡し、架橋発泡体が得られなかった。
比較例6 比較例6は、(B)成分が本発明の範囲を超える例であ
り、発泡性、架橋発進後磁束密度、音響透過性が劣る。
以下余白 [発明の効果コ 本発明のゴム組成物は、粘着性がなく加工性、施工性、
作業性に大変優れ、金属板には磁力にて良好に接着し、
架橋時に金型を特に必要とせず、熱空気による架橋であ
っても十分な架橋発泡性を示し、タレが少なく、天井面
にても落下することがなく、加熱融着し、かつ架橋発泡
後は磁性がなくなるか、著しく低下する特性を有し、電
子・電気装置、磁気テープなどに悪影響を与えることは
ない。さらに架橋発泡体は、優れた緩衝性、防音性、吸
音性、遮音性、防振性を有し、特に隙間などの空隙部へ
の充填剤として極めて優れている。
本発明の組成物は、このような優れた性能を有すること
から、防振材、吸音材、防音材、遮音材として好適であ
り、その他の用途として、日用品、工業用品、建材、フ
ロア−材、運動用品、自動車内装材、玩具など広く使用
できる。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)次の(A)〜(F)の組成からなり、着磁されて
    なることを特徴とする架橋発泡用ゴム組成物。 (A)ゴム状重合体100(重量部) (B)無機質充填剤0〜300(〃) (C)軟化剤30〜500(〃) (D)架橋剤1〜50(〃) (E)発泡剤1〜100(〃) (F)磁性粉10〜20,000(〃)
  2. (2)請求項(1)のゴム組成物を架橋発泡してなる発
    泡倍率が5倍以上で、残留磁束密度が200G(JIS
    C2501)以下である架橋発泡体。
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