JPH03115628A - ストール型便器を備えた小便所 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 イ１発明の目的 （産業上の利用分野） 本発明はストール型便器を備えた小便所に関する。

（従来の技術） コンクリート構造体へのストール型小便器の設置は、「
ａ：コンクリート床スラブへの排水管の固着Ｊ　、　ｒ
ｔ）　：取付けられた排水管を囲む部位を″水密状態に
保つ漏水防止施工」→「ｃ：コンクリート床スラブを貫
通して設けられた排水管とストール型小便器との間の流
路連結」という過程のもとに行われ、工程＆においては
防水シートおよびモルタルが使用され、Ｃ工程において
はねじを使用する流路連結金具が使用される。

（発明が解決しようとする課題） 上記従来の方法の第一の難点はコンクリート床スラブに
固着された排水管とストール型小便器との間の流路連結
を正確且つ速やかに行いにくい点への取り付は位置およ
び取り付は方向を共に正確なものとしにくいことによる
。上記従来の方法の第二の難点はステップ上に落ちた小
便が清掃しにくい状態でステップ上に滞留すること、お
よび利用者が立つ側の便器のポール部分の洗浄が充分に
行われがたく、悪臭を発生する状態となり易い点にある
。本発明はこれらの点の改善を解決されるべき課題とす
る。

口　発明の構成 （課題を解決するだめの手段） 本発明は、最深部に排水管を一体化して設けられた椀状
体をコンクリート床スラブに固着し、直立形式のストー
ル型小便器の下端部をこの椀状体により間隔を隔てて囲
ませ、ストール型小便器の底に配置された目皿に連なる
ベル状体を設けてこのベル状体内に上記排水管の上部を
進入させ、椀状体とベル状体に進入させられた排水管部
分とにより椀状体を外殼とするベルトラップを構成させ
たことを特徴とする。

上記椀状体には排気管を取り付けることができると共に
小便器のポール部の前端側に洗浄水を供給する洗浄水供
給装置を取り付けることができる。上記椀状体と小便器
との間の間隙にはゴム等の弾性材よりなる間座とこの間
隙に緩やかに嵌合する目皿とが配置される。

（作用） 上記椀状体は排水管と小便器との間の相対的位置関係に
対する制約を大幅に緩和し、小便器の設置施工が従来の
場合より遥かに容易に行われ得るようにする。この椀状
体は滴り落ちる尿の多くの部分を排水管に誘導するのに
利用されると共に、排水管側の臭気の便室内への進入を
阻止する防臭トラップの設置および便室内空間の臭気抜
き用排気管の設置に利用される。上記椀状体は予め量産
して準備される要素である。

（実施例） 第１図は本発明による小便所の１例を示す垂直断面図、
第２図は第１図の小便所に設けられた椀状体の横断正面
図、第３図は上記椀状体の平面図である。

これらの図において、Ｂはストール型小便器、Ｃはコン
クリート床スラブ、Ｒは椀状体である。

椀状体Ｒは排水管Ｅを一体化し−て設けられた要素で、
コンクリート床スラブＣに固着されている。

ストール型小便器Ｂはその下部を間隔を距てて椀状体Ｒ
により囲まれている。Ｄはストール型小便器Ｂの下端部
（ポール部分）と椀状体Ｒとの間の間隙に介在された間
座で弾性に富むゴム等より成る。椀状体Ｒには小便器の
ポール部の前端側に洗臭用排気管ＥＰと、目皿２の受は
座ＭＢとが設けられている。従来のストール型小便器に
おいては利用者に近いポール部分の洗浄が不完全でこの
部分が臭気の発生源となりがちであったのであるが、上
記の洗浄水供給装置ＲＷはこの欠点を回避させるもので
ある。

ＭＡは小便器Ｂの底に配置された回転可能の目皿、ＢＬ
は目皿ＭＡに連なるベル状体である。

椀状体Ｒに一体化して設けられた排水管Ｅの上部ＥＡは
ベル状体内に進入させられている。ベル状体ＢＬと、そ
れに進入する排水管の上部ＥＡとは椀状体Ｒを外殼とし
ていて排水管側の臭気が便室に進入するのを阻止するベ
ルトラップＢＴを構成している。小便器Ｂに対する洗浄
水の供給系は従来のストール型小便器の場合と同様に設
けられるが、本発明によるものにおいては、更に、利用
者が立つ側より洗浄水を便器Ｂのボール部に供給する洗
浄水供給装置ＲＷ（第３図参照）が椀状体Ｒに付設され
ている。従来のストール型小便器においては利用者が立
つ側の便器Ｂのポール部は特に汚れ易い箇所であると共
に清掃しにくい箇所であったのであるが椀状体Ｒに設け
られた上記洗浄水供給装置ＲＷはこの難点の解消に寄与
するものである。洗浄水供給装置ＲＷはストール型小便
器Ｂの給水系に連なり、排気管ＥＰは排気ファンに連な
る。

Ｓはステップである。ステップＳ上に滴下した小便およ
びステップＳの洗浄水は小便器Ｂと椀状体Ｒとの間の間
隙を経て排水管Ｅに至る。

なお、壁面へのストール型小便器Ｂの取り付は構造およ
び洗浄水の給水系はよく知られているので図示を省かれ
ている。

ハ１発明の効果 本発明の第一の効果は、小便器の位置と排水管の位置と
の間の関係に厳密さが要求されないようにし、それによ
って小便所の施工が所要時間を短くして容易に行われる
ようにした点にある。本発明の第二の効果は臭気の発生
が抑制された小便所を簡単に構成させ得るようにした点
にある。更に、本発明の第三の効果は洗浄水の排水が容
易に

【図面の簡単な説明】

第１ｒｙＪは本発明による小便所の１例を示す垂直断面
図、第２図は第１図の小便所に設けられた椀状体の横断
正面図、 第３図は上記椀状体の平面 図である。 第２図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １、最深部に排水管を一体化して設けられた椀状体をコ
   ンクリート床スラブに固着し、直立形式のストール型小
   便器の下端部をこの椀状体により間隔を隔てて囲ませ、
   ストール型小便器の底に配置された目皿に連なるベル状
   体を設けてこのベル状体内に上記排水管の上部を進入さ
   せ、椀状体とベル状体に進入させられた排水管部分とに
   より椀状体を外殼とするベルトラップを構成させたこと
   を特徴とするストール型便器を備えた小便所。 ２、上記椀状体とストール型小便器の下端部との間に弾
   性に富むゴム等よりなる間座を介在させたことを特徴と
   する、請求項１記載のストール型便器を備えた小便所。 ３、上記椀状体に排気管を付設したことを特徴とする、
   請求項１記載のストール型便器を備えた小便所。 ４、ストール型小便器のポール部の前端側に洗浄水を供
   給する洗浄水供給装置を上記椀状体に付設したことを特
   徴とする、請求項１記載のストール型便器を備えた小便
   所。