JP2587703B2 - ストール型便器を備えた小便所 - Google Patents
ストール型便器を備えた小便所Info
- Publication number
- JP2587703B2 JP2587703B2 JP1252826A JP25282689A JP2587703B2 JP 2587703 B2 JP2587703 B2 JP 2587703B2 JP 1252826 A JP1252826 A JP 1252826A JP 25282689 A JP25282689 A JP 25282689A JP 2587703 B2 JP2587703 B2 JP 2587703B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- urinal
- shaped body
- bowl
- stall
- drainage pipe
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はストール型便器を備えた小便所に関する。
従来の技術 コンクリート構造体へのストール型小便器の設置は、 ａ コンクリート床スラブへの排水管の固着 ｂ 取り付け箇所の水密処理 ｃ 排水管とストール型の小便器部との間の流路連結 という工程を経て行われ、 工程ａにおいて防水シートおよび防水モルタルが使用
され、 工程ｃにおいてねじを使用する流路連結金具が使用さ
れる。
され、 工程ｃにおいてねじを使用する流路連結金具が使用さ
れる。
発明が解決しようとする課題 上記従来の方法の第１の難点は、コンクリート床スラ
ブに固着された排水管とストール型小便器との間の流路
連結が、小便器が高精度のものとして製造しがたい陶器
製であることに起因して、正確且つ速やかに行われ難い
という点にある。
ブに固着された排水管とストール型小便器との間の流路
連結が、小便器が高精度のものとして製造しがたい陶器
製であることに起因して、正確且つ速やかに行われ難い
という点にある。
上記従来の方法の第２の難点はステップ上に落ちた小
便が清掃しにくい状態で滞留することと、利用者が立つ
側の便器のボール部分の洗浄が充分良好に行われがた
く、悪臭を発生する状態となり易いという点にある。本
発明は以上に挙げた難点を改善するとともにコンクリー
ト床スラブ上へのストール型小便器の設置を容易且つ能
率的に行い得るようにすることを解決されるべき課題と
する。
便が清掃しにくい状態で滞留することと、利用者が立つ
側の便器のボール部分の洗浄が充分良好に行われがた
く、悪臭を発生する状態となり易いという点にある。本
発明は以上に挙げた難点を改善するとともにコンクリー
ト床スラブ上へのストール型小便器の設置を容易且つ能
率的に行い得るようにすることを解決されるべき課題と
する。
課題を解決するための手段 椀状体の最深部を筒状に膨出して筒状部を構成し、該
筒状部の底に排水管の上部を突出せしめて排水管を一体
的に固設し、前記椀状体と前記排水管をコンクリート床
スラブに固定し、ストール型小便器のボール部を上記椀
状体により弾性材料製間座を介し間隔を隔てて下部より
支承させ、ストール型小便器の底に配置された目皿によ
り懸吊されるベル状体内に前記排水管の上部を進入さ
せ、前記ベル状体と該ベル状体内に進入させられる前記
排水管の上部により前記椀状体を外殻とするベルトラッ
プを構成させた事を特徴とする。
筒状部の底に排水管の上部を突出せしめて排水管を一体
的に固設し、前記椀状体と前記排水管をコンクリート床
スラブに固定し、ストール型小便器のボール部を上記椀
状体により弾性材料製間座を介し間隔を隔てて下部より
支承させ、ストール型小便器の底に配置された目皿によ
り懸吊されるベル状体内に前記排水管の上部を進入さ
せ、前記ベル状体と該ベル状体内に進入させられる前記
排水管の上部により前記椀状体を外殻とするベルトラッ
プを構成させた事を特徴とする。
作用 上記本発明によるストール型便器を備えた小便所は、
コンクリート床スラブに固着された排水管とストール型
小便器との間の流路連結を正確且つ速やかに行いにくい
としてさきに指摘した従来のものの第１の難点と、ステ
ップ上に落ちた小便が清掃しにくい状態で滞留するとい
うさきに指摘した従来のものの第２の難点とを共に解消
させているものである。
コンクリート床スラブに固着された排水管とストール型
小便器との間の流路連結を正確且つ速やかに行いにくい
としてさきに指摘した従来のものの第１の難点と、ステ
ップ上に落ちた小便が清掃しにくい状態で滞留するとい
うさきに指摘した従来のものの第２の難点とを共に解消
させているものである。
実施例 第１図は本発明による小便所の１例を示す垂直断面
図、第２図は第１図の小便所に設けられた椀状体の横断
正面図、第３図は第２図に示す椀状体の平面図である。
図、第２図は第１図の小便所に設けられた椀状体の横断
正面図、第３図は第２図に示す椀状体の平面図である。
これらの図において、Ｂはストール型小便器、Ｃはコ
ンクリート床スラブ、Ｅは排水管である。Ｒは椀状体
で、椀状体Ｒの底に当たる最深部には筒部Ｔが膨出して
いる。該筒部Ｔの底の部分には前記排水管Ｅが該排水管
Ｅの上端部EAの一部を突出せしめて付設している。椀状
体Ｒはこれに連なる排水管Ｅと共にコンクリート床スラ
ブＣに固定される。
ンクリート床スラブ、Ｅは排水管である。Ｒは椀状体
で、椀状体Ｒの底に当たる最深部には筒部Ｔが膨出して
いる。該筒部Ｔの底の部分には前記排水管Ｅが該排水管
Ｅの上端部EAの一部を突出せしめて付設している。椀状
体Ｒはこれに連なる排水管Ｅと共にコンクリート床スラ
ブＣに固定される。
ストール型小便器Ｂは弾性材料製間座Ｄを介し間隔を
隔てて椀状体Ｒにより下側より支承されている。
隔てて椀状体Ｒにより下側より支承されている。
MAはストール型小便器Ｂの底に回転自在に設けられた
目皿、BLはこの目皿MAにより懸吊されるベル状体であ
る。コンクリート床スラブＣに固定されている排水管Ｅ
の上部EAはベル状体BL内に進入させられている。ストー
ル型小便器Ｂの目皿MAにより懸吊されたベル状体BLと排
水管Ｅの排水管の上部EAとにより前記椀状体Ｒを外殻と
するベルトラップBTを構成している。小便器Ｂに対する
洗浄水の供給は従来のストール型小便器の場合と同様に
して行われる。なお、図示のものの場合、利用者が立つ
側より便器のボール部に洗浄水を供給する洗浄水供給装
置RWが第３図に示すごとく椀状体Ｒに付設して設けられ
ている。従来のストール型小便器は利用者が立つ側の便
器のボール部が特に汚れ易くしかも清掃しにくい箇所で
あったのであるが、上記洗浄水供給装置RWの位置はこの
点の改善に寄与している。EPは便室の換気用に設けられ
た排気管で図示されていない排気ファンに連なる。
目皿、BLはこの目皿MAにより懸吊されるベル状体であ
る。コンクリート床スラブＣに固定されている排水管Ｅ
の上部EAはベル状体BL内に進入させられている。ストー
ル型小便器Ｂの目皿MAにより懸吊されたベル状体BLと排
水管Ｅの排水管の上部EAとにより前記椀状体Ｒを外殻と
するベルトラップBTを構成している。小便器Ｂに対する
洗浄水の供給は従来のストール型小便器の場合と同様に
して行われる。なお、図示のものの場合、利用者が立つ
側より便器のボール部に洗浄水を供給する洗浄水供給装
置RWが第３図に示すごとく椀状体Ｒに付設して設けられ
ている。従来のストール型小便器は利用者が立つ側の便
器のボール部が特に汚れ易くしかも清掃しにくい箇所で
あったのであるが、上記洗浄水供給装置RWの位置はこの
点の改善に寄与している。EPは便室の換気用に設けられ
た排気管で図示されていない排気ファンに連なる。
Ｓはステップである。ステップＳ上に滴下したた小便
およびステップＳの洗浄水は小便器Ｂと椀状体Ｒとの間
の間隙を経て排水管Ｅに至る。
およびステップＳの洗浄水は小便器Ｂと椀状体Ｒとの間
の間隙を経て排水管Ｅに至る。
発明の効果 小便器は陶器製品で市場に供給されるものには例えば
５％というようにかなり大きい寸法誤差がある。このた
めコンクリート床スラブ上への小便器の取り付けをさき
に従来の技術の欄において説明した方式に従い、まず排
水管をコンクリート床スラブに固着すると、小便器の寸
法誤差が小便器の設置位置の狂いとなって現れ、小便器
への配管や防臭トラツプを設置する操作等が煩わしさを
伴うばかりでなく長い時間を必要とする非能率の作業と
ならざるを得なかったのであるが、本発明はこの難点を
簡単に改善させるものである。本発明により構成される
小便所は散水洗浄による清掃を容易且つ迅速に行い得る
利点をもつものである。
５％というようにかなり大きい寸法誤差がある。このた
めコンクリート床スラブ上への小便器の取り付けをさき
に従来の技術の欄において説明した方式に従い、まず排
水管をコンクリート床スラブに固着すると、小便器の寸
法誤差が小便器の設置位置の狂いとなって現れ、小便器
への配管や防臭トラツプを設置する操作等が煩わしさを
伴うばかりでなく長い時間を必要とする非能率の作業と
ならざるを得なかったのであるが、本発明はこの難点を
簡単に改善させるものである。本発明により構成される
小便所は散水洗浄による清掃を容易且つ迅速に行い得る
利点をもつものである。
第１図は本発明による小便所の１例を示す垂直断面図、
第２図は第１図の小便所に設けられた椀状体の横断正面
図、第３図は第２図に示す椀状体の平面図である。 符号の説明 Ｂ……ストール型小便器 Ｃ……コンクリート床スラブ Ｅ……排水管 MA……目皿 BL……ベル状体 Ｒ……椀状体 BT……ベルトラップ EP……排気管 Ｄ……間座 Ｓ……ステツプ EA……排水管の上部 RW……洗浄水供給装置 MB……受座 Ｔ……筒状部
第２図は第１図の小便所に設けられた椀状体の横断正面
図、第３図は第２図に示す椀状体の平面図である。 符号の説明 Ｂ……ストール型小便器 Ｃ……コンクリート床スラブ Ｅ……排水管 MA……目皿 BL……ベル状体 Ｒ……椀状体 BT……ベルトラップ EP……排気管 Ｄ……間座 Ｓ……ステツプ EA……排水管の上部 RW……洗浄水供給装置 MB……受座 Ｔ……筒状部
Claims (1)
- 【請求項１】椀状体Ｒの最深部を筒状に膨出して筒状部
Ｔを構成し、該筒状部Ｔの底に排水管Ｅの上部EAを突出
せしめて排水管Ｅを一体的に固設し、前記椀状体Ｒと前
記排水管Ｅをコンクリート床スラブＣに固定し、ストー
ル型小便器Ｂのボール部を上記椀状体Ｒにより弾性材料
製間座Ｄを介し間隔を隔てて下部より支承させ、ストー
ル型小便器Ｂの底に配置された目皿MAにより懸吊される
ベル状体BL内に前記排水管Ｅの上部EAを進入させ、前記
ベル状体BLと該ベル状体BL内に進入させられる前記排水
管Ｅの上部EAにより前記椀状体Ｒを外殻とするベルトラ
ップBTを構成させた事を特徴とする、ストール型便器を
備えた小便所。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1252826A JP2587703B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ストール型便器を備えた小便所 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1252826A JP2587703B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ストール型便器を備えた小便所 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH03115628A JPH03115628A (ja) | 1991-05-16 |
| JP2587703B2 true JP2587703B2 (ja) | 1997-03-05 |
Family
ID=17242746
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1252826A Expired - Lifetime JP2587703B2 (ja) | 1989-09-28 | 1989-09-28 | ストール型便器を備えた小便所 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2587703B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH0626090A (ja) * | 1992-04-24 | 1994-02-01 | Kimura Giken:Kk | 水洗式小便器 |
| ATE428031T1 (de) * | 2001-04-06 | 2009-04-15 | Geberit Technik Ag | Geruchsverschluss fur ein wasserloses urinal |
| JP5185067B2 (ja) * | 2008-10-27 | 2013-04-17 | 正次 菅波 | 水洗小便器 |
Family Cites Families (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6014176U (ja) * | 1983-07-11 | 1985-01-30 | 東陶機器株式会社 | 水洗式便器 |
| JPS61206783U (ja) * | 1985-06-14 | 1986-12-27 | ||
| JPH0161274U (ja) * | 1987-10-14 | 1989-04-19 |
-
1989
- 1989-09-28 JP JP1252826A patent/JP2587703B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH03115628A (ja) | 1991-05-16 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP2587703B2 (ja) | ストール型便器を備えた小便所 | |
| EP1416840B1 (en) | Automatically sanitized toilet seat incorporating means for collecting the sanitizing fluid | |
| US6141803A (en) | Floor protection and cleaning in male toilets | |
| JPH01250537A (ja) | 便器ユニット | |
| JP3930947B2 (ja) | 小便所 | |
| KR200206787Y1 (ko) | 탈착식 오물거름부재가 구비된 배수전 | |
| CN210421304U (zh) | 一种卫生间清洁系统 | |
| JP2002097702A (ja) | 洋風大便器 | |
| CN215442231U (zh) | 一种洁身器 | |
| JPH0219141Y2 (ja) | ||
| JPH0542138Y2 (ja) | ||
| JP2002322723A (ja) | 便 器 | |
| JPH0738433Y2 (ja) | 小便器排水管の配管構造 | |
| JPH0712466Y2 (ja) | 局部洗浄装置内蔵型便器 | |
| JPH067084Y2 (ja) | 浴 室 | |
| JPH0716781Y2 (ja) | 浴室用排水器 | |
| JPH0723070U (ja) | センサ付き小便器 | |
| JPH02181Y2 (ja) | ||
| JP2500465Y2 (ja) | トイレブ―スの洗浄装置 | |
| JPH03458Y2 (ja) | ||
| JPH0342135Y2 (ja) | ||
| JPH09316980A (ja) | 洋風大便器 | |
| JPH0310228Y2 (ja) | ||
| JPH0330454Y2 (ja) | ||
| JPS6035669Y2 (ja) | 水洗便所用和風便器 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20071205 Year of fee payment: 11 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20081205 Year of fee payment: 12 |
|
| FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20091205 Year of fee payment: 13 |
|
| EXPY | Cancellation because of completion of term |