JPH0381430A

JPH0381430A - 便所内脱臭換気装置

Info

Publication number: JPH0381430A
Application number: JP21687089A
Authority: JP
Inventors: Toshihito Tanioka; 谷岡　稔仁; Satoshi Hamada; 浜田　智
Original assignee: Individual
Current assignee: Individual
Priority date: 1989-08-23
Filing date: 1989-08-23
Publication date: 1991-04-05

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（イ）産業上の利用分野本発明は、便所内の臭気を脱臭し換気する便所内脱臭換
気装置に関するものである。

（ロ）従来の技術従来の便所内脱臭換気装置は、その装置を便所の天井・
壁等の上部に設置して脱臭換気しているのである。

それ故に、自己の排泄￥ｋ（汚物〉の臭気が鼻の附近を
通過して上昇するため、非常に不愉快な思いをしている
。その上、便器か複数の場合でも脱臭換気装置が１箇所
しか設置されてないところが多いから臭気か便所内に広
範囲に充満し脱臭換気には長時間を要している。

（ハ）発明が解決しようとする課題このように従来の便所内脱臭換気装置は、その装置が便
所の天井・壁等の上部に設置されているがら、自己の排
泄物の臭気が鼻の附近を通過して上昇し非常に不愉快な
思いであり、その上、便器が複数の場合でも脱臭換気装
置が１筒所しか設置されてないところが多いから臭気か
便所内に広範囲に充満し脱臭換気には長時間を要してい
る等の欠点を有しているので、本発明にあってはこれら
の従来の欠点とするところを解消して、便所内での排泄
作用を快適なものにする便所内脱臭換気装置を提供する
を目的として創作されたものである（二）課題を解決するための手段そこで、本発明は、前記の目的を達成させるために、水洗式便器の洗浄水路または該洗浄水路の上流がわに通
ずる洗浄管に、屋外と連通ずる脱臭管を連結し、該脱臭
管により脱臭換気する構成にしたのである。

（ネ）作用このように構成すると、便器内（排泄された排泄物から
発する臭気は、脱臭管の吸引作用によって洗浄水路を通
り重接脱臭管から屋外に排出されるか、または洗浄水路
から洗浄管を介して脱臭管に吸引されて屋外に排出され
るようになる。

（へ）実施例以下本発明による脱臭換気装置について実施例図を参照
し説明する。

第１図と第２図は洋式のもで示した第１実施例であり、
第３図と第４図は和式のもので示しである第２実施例で
ある。

そこで先ず第１実施例のものから図面（第１図・第２図
）により記載すると、この第１実施例に示したものは、洗浄水貯水式の腰掛式
で、便器（１）とロータンク（２）直結形のものであっ
て、（３）はこのロータンク（２）の蓋であり、ロータ
ンク（２）は給水止水栓（４）から洗浄水か流入して洗
浄弁（５）の止水作用により一定量の洗浄水を貯水する
。そして便器（１）内の排泄物を洗浄しようとする場合
洗浄弁（５）を作動させて開くと、ロータンク（２）内
の洗浄水は点線矢印（イ）のように便器（１）内に構成
された洗浄水路（６）を通過し洗浄口（７）から流出し
て排泄物を洗い流し水封トラップ（８）から排水管（９
）に流出して処理装置または下水道に入る構造になって
いる。

また、（１０）はスプリング式切換弁で、後述する脱臭
管（１１）に洗浄水が流入するのを逆止するもので、構
造上必要に応じて設けるのであるが、脱臭換気に抵抗の
ないように洗浄弁（５）がわに弱いトルクバネ（図示省
略）で押上げている。

前記の脱臭管（１１）は、その一方がわを前記洗浄水路
（６）の上流がねと通ずるように連結し、他方がわは屋
外フェザ−カバー（１２）と立設する臭気導管（１３）
を介して屋外と連通させ、脱臭管（１１）内と臭気導管
（１３）内の上部にはそれぞれ換気扇（１４）（１４）
が内蔵されている。

したかって、便器（１）内に排泄された排泄物から発す
る臭気は換気扇（１４）（１４）による脱臭管（１１）
と臭気導管（１３）の吸引作用により実線矢印（ｒｌ）
のように洗浄口（７）から洗浄水路（６）を通り脱臭管
（１１）から臭気導管（１３）を経て屋外に排出される
のである。

なお、この場合屋外排出場所が不適当なときは、臭気導
管（１３）を適宜曲折または延出する等して環境を害さ
ないようにする。

次に、第２実施例ものを図面（第３図と第４図）により
記載する。

この第２実施例に示すものは、ロータンク式和式便器の
ものであって、（１）は便器、（２）はロータンク、（
３）はロータンク蓋で、ロータンク（２）に給水止水栓
（４）から洗浄水が流入し、洗浄弁（図示省略）の止水
作用により一定量の洗浄水を貯溜する。

（１５）は便器（１）を構成する洗浄水路（６）の上流
がわとロータンク（２）の底部を連通ずる洗浄管であっ
て、ロータンク（２）内の洗浄水は点線矢印（ノリのよ
うに洗浄管（１５）を流下して前記第１実施例のものと
同様に洗浄水路（６）を通過し洗浄口（７）から流出し
て便器（１）内の排泄物を洗い流し水封トラップ（８）
から排水管（９）に流出するようになっている。

（１１）は脱臭管で、前記洗浄管（１５）の途中部と屋
外とを連通し換気扇（１４）を内蔵している。（１０）
は前記第１実施例に示したものと同様のスプリング式切
換弁で、洗浄管（１５）と脱臭管（１１）の連結部に装
着されている。なお、（１２）は屋外ウェザ−カバーで
ある。

これによって、便器（１）内に排泄された排泄物から発
する臭気は換気扇（１４）による脱臭管（１１）の吸引
作用により実線矢印（ニ）のように洗浄口（７）から洗
浄水路（６）を通り洗浄管（１５）の下流かわを経て脱
臭管（１１）から屋外に排出されるのである。

また、この場合に便器（１）が複数設置されているとき
は、その各脱臭管（１１）を連通連結して臭気を集合の
のち屋外に排出すればよい。

なお、本発明については前述のように第１・第２実施例
の２つのものを挙げて、洗浄水貯水式の腰掛式とロータ
ンク式和式便器のものについて記載したが、これらのも
のに限らず一定水量式弁給水管直結形にも同様に利用可
能である。

（ト）発明の効果本発明は、以上説明したように、水洗式便器の洗浄水路
または該洗浄水路の上流がわに通ずる洗浄管に、屋外と
連通する脱臭管を連結し、該脱臭管により脱臭換気する
構成にしたのであるから、便器内に排泄された排泄物か
ら発する臭気は、脱臭管の吸引作用によって洗浄水路を
通り直接脱臭管から屋外に排出されるか、または洗浄水
路から洗浄管を介して脱臭管に吸引され、便器内から直
ちに屋外に排出されるようになるので排泄作用時の不愉
快を解消してこれを快適なものにするばかりでなく、便
所内に臭気を充満させないから脱臭換気装置は従来のも
のに比して小容量のものでも充分脱臭換気効果を挙げ得
られる利点がある。

【図面の簡単な説明】

図面は、本発明の実施態様を例示せるものにして、その
、第１図は第１実施例のものの要部を縦断して示す側面図
、第２図は同側のものの横断平面図であり、第３図は第
２実施例のものの要部を示す縦断側面図、第４図は同側
の横断平面図である。

Claims

【特許請求の範囲】

水洗式便器の洗浄水路または該洗浄水路の上流がわに通
ずる洗浄管に、屋外と連通する脱臭管を連結し、該脱臭
管により脱臭換気する構成にしたことを特徴とする便所
内脱臭換気装置。