JPH0243424A - 急速吸引脱臭便器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （目的）この発明はトイレで発生する臭気を発生と同時
に吸引して室内に滞留することをふせぐ便器に関するも
のである。

臭気の追放は従来はトイレの窓からの通気によって外気
中に放散するのが一般であったが、ｉ＆近のマンション
やビルのトイレは戸外に面していないものが多く、この
ようなトイレでは天井に吸気ファンを設けて室内の臭気
を空気と共に吸い上げる方式をとっているが使用頻度の
高いトイレでは吸い上げが臭気の発生に追い付かず、芳
香剤などを置いて糊塗しているのが現状である。最近水
洗の放水孔を利用して臭気を吸引する便器が考案された
が流水中は作動せず効果に限界がある０本発明は従来の
防臭脱臭の方法の不備を改め、臭気を発生と同時に捕捉
して追放することのできる便器を得ることを目的とする
。

（構成と機能）つぎに図面にもとづいて本発明の実施例
の構成と機能を説明すると、洗浄用水路（１）の氷壁（
２）の外側に沿って多数の吸気孔（３）を有する管状気
道（４）を形成し、中央部で下向きの導気管（５）に接
続し、該導気管を汚水排出管（６）の内部に合一させて
汚水排出管（６）と下水管（７）の接合部（８）で開口
させる。導気管（５）の適当個所に排気モータ（９）を
接続し１便器前面に取り付けたセンサ（１０）をモータ
（９）に接続する。使用者が便器の前面に立つとセンサ
（１０）の指令によってモータ（９）が作動し、吸気孔
（３）から吸入された便座内の臭気は管状気道（４）を
通って導気管（５）に集約され、導気管（５）を通じて
汚水排出管（６）に入り、該排出管より下水管（７）に
受は継がれる。

排便は排せつから滞留水に落下するまでの短い時間内に
臭気の９割（１８°Ｃにおける測定値）を放散するが、
この短い時間を捉えて吸気孔（３）が臭気の９割を吸引
する。吸引された臭気は下水管（７）に移入して下水と
化する。使用を終った使用者が便器から離れるとセンサ
（１０）の指令によりモータ（９）が止って本発明の動
作が停止する。

（効果）臭気は空気より比重がやや重いので下方に滞留
することが多く、この臭気が壁などにしみ付いて便所全
体を悪臭に満ちたものにする０本発明１士排便と同時に
臭気の９割を除去するので次の使用者に不快感を与える
ことなく、トイレを無臭に保つことができて芳香剤など
を使う必要はない。

器にも同様に使用され、流し台等にも応用することがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は便座部の断面図、第２図は側面機構図である。 １は洗浄水水路、２は氷壁、３は吸気孔、４は管状気道
、５は導気管、６は汚水排出管、７は下水管、８は汚水
排出管と下水管の接合部、９は排気モータ、１０はセン
サ。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 水洗便器の便座リムの水壁の外側に沿つて多数の吸気孔
   を有する管状気道を形成し、該気道を中間において下向
   きの導気管に接続し、汚水排出管内に導入して下水管と
   の接続部に開口させ、導入管に排気モータを接続し、セ
   ンサを便器の前面に取り付けたことを特徴とする急速吸
   引脱臭便器。