JPH05321311A - 自動洗浄小便器 - Google Patents

自動洗浄小便器

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JPH05321311A
JPH05321311A JP13062592A JP13062592A JPH05321311A JP H05321311 A JPH05321311 A JP H05321311A JP 13062592 A JP13062592 A JP 13062592A JP 13062592 A JP13062592 A JP 13062592A JP H05321311 A JPH05321311 A JP H05321311A
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JP
Japan
Prior art keywords
urinal
control box
toilet room
air
automatic cleaning
Prior art date
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Pending
Application number
JP13062592A
Other languages
English (en)
Inventor
Michio Sueki
道生 末木
Makoto Ahara
真 阿原
Junko Noda
順子 野田
Nobuho Miyawaki
伸歩 宮脇
Susumu Yamaguchi
進 山口
Satohiro Suzuki
里広 鈴木
Takashi Yasuo
貴司 安尾
Manabu Yoshida
学 吉田
Kazumi Momose
和巳 百瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Inax Corp
Original Assignee
Inax Corp
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Publication date
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Priority to JP13062592A priority Critical patent/JPH05321311A/ja
Publication of JPH05321311A publication Critical patent/JPH05321311A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 トイレルーム内の機器をまとめて設置し、ト
イレルーム内の美感を向上させる。 【構成】 小便器10の上面に制御ボックス12が設置
され、その内部に人体検知センサ14及び給水弁16が
設けられている。制御ボックス14の前面に吸込口34
が設けられ、排気ファン40が吸引室36及び開口38
を介して配置部20内及び灰皿44の煙を吸引・排出可
能としている。 【効果】 トイレルーム内の機器のまとまりが良く、美
感がきわめて良好である。機器の設置の手間が少なくて
済み、施工が容易である。灰皿の煙も効率良く排出する
ことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は自動洗浄小便器に係り、
特に臭気や煙草の煙の対策機構を組み込んだ自動洗浄小
便器に関する。
【0002】
【従来の技術】自動洗浄小便器は、人体検知センサにて
使用者を検知し、自動的に洗浄水を流すように構成した
装置である。
【0003】この自動洗浄小便器として、人体検知セン
サを内蔵する制御ボックスを小便器の上面に載設した
り、小便器の上方においてトイレルーム壁面に取り付け
たり、あるいは、制御ボックスを壁面に埋め込むように
設置することが行なわれている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、トイレルー
ム内の臭気を排出するための脱臭装置や排気装置を設置
することが行なわれている。従来、この脱臭装置や排気
装置は上記の自動洗浄小便器とは別個に設けられている
ため、トイレルーム内に各種の機器がまとまりなく配置
されることになり、美感が損われていた。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の自動洗浄小便
器は、人体検知センサを有する制御ボックスを小便器の
上側に配置した自動洗浄小便器において、該制御ボック
スに排気装置、脱臭装置及び空気浄化装置の少なくとも
1種を組み込んだことを特徴とするものである。
【0006】請求項2の自動洗浄小便器は、請求項1に
おいて、前記脱臭装置は、トイレルーム内の空気を吸い
込んで脱臭処理した後、トイレルーム内に排出するよう
にファン及び脱臭器を備えたものである。
【0007】請求項3の自動洗浄小便器は、人体検知セ
ンサを有する制御ボックスを小便器の上側に配置した自
動洗浄小便器において、該小便器上面部分の空気を吸い
込み、トイレルーム外に排出する排気装置、又は該小便
器上面部分の空気を吸い込み、脱臭装置又は空気浄化装
置を通してからトイレルーム内に排出する空気処理装置
が該制御ボックスに設けられていることを特徴とするも
のである。
【0008】
【作用】請求項1〜3の自動洗浄小便器においては、自
動洗浄小便器の制御ボックスに排気装置、脱臭装置及び
空気浄化装置の少なくとも1種が組み込まれており、排
気装置、脱臭装置及び空気浄化装置の少なくとも1種と
制御ボックスとが一体化されている。このため、トイレ
ルーム内の機器のまとまりが良く、トイレルーム内の美
感が向上する。また、機器の設置の手間も少なくて済む
ようになる。
【0009】請求項2の自動洗浄小便器においては、ト
イレルーム内の空気を循環させながら脱臭処理するた
め、排気ダクトが不要で、設置工事が簡単である。
【0010】請求項3の自動洗浄小便器においては、小
便器上面付近の臭気含有空気や、小便器の上面の灰皿か
ら発生する煙草の煙を含む空気を速やかにトイレルーム
外へ排出したり、浄化処理できる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明の実施例に係る自動洗浄小便器の正
面図、第2図は右側面図、第3図は第1図の III−III
線に沿う断面図である。
【0012】小便器10の上面に制御ボックス12が設
置され、該制御ボックス12内に人体検知センサ14、
制御回路14a(第3図)及び給水弁16が設置されて
いる。制御ボックス12の前面には、センサ14から投
光される赤外線、及び人体に当って反射される赤外線を
透過させるための赤外線透過窓18が設けられている。
センサ14が人体を検知したり、或いは人体の立ち去り
を検知することにより、給水弁16が開弁され、所定量
の洗浄水が小便器10の鉢部20の上部に設けられたリ
ム通水路22及びスプレーダ24(第3図)に供給さ
れ、鉢部20の洗浄が行なわれる。なお、前記給水弁1
6は、トイレルームの壁面26の背後側に引き回された
給水管28に接続されている。また、小便器10の底部
のトラップ部30は排水管32に接続されている。
【0013】この制御ボックス12の前面には吸込口3
4が設けられており、この吸込口34の背後側に吸引室
36が設けられている。制御ボックス12の底面及び小
便器10の上面部分には開口38が設けられ、鉢部20
内が吸引室36内に連通されている。この吸引室36の
背後側に排気ファン40が設置され、吸引室36内の空
気を吸い込み、ホース42を介して排気ダクト44に排
出可能としている。なお、小便器10の上面であって、
吸込口34の前面部分には灰皿44が小便器10と一体
に設けられている。
【0014】前記センサ14が人体を検知すると、制御
回路14aは排気ファン40を作動させ、鉢部20内の
空気を排気ダクト44に送り出す。これにより、鉢部2
0内の臭気がトイレルーム外に排出される。また、吸引
室36内が吸引されることにより、灰皿44付近の空気
も吸込口34から吸引室36内に吸引され、ダクト44
へ送り出される。このため、灰皿44に煙草を置いて小
便器10を使用する場合に、この灰皿44付近の煙草の
煙が効率良くトイレルーム外に排出される。
【0015】第1図及び第2図からも明らかな通り、こ
の制御ボックス12には給水制御機構と排気機構とが組
み込まれており、トイレルーム内における機器がまとめ
て設置されているため、トイレルーム内の美感がきわめ
て良好なものとなっている。また、給水制御機構と排気
機構とを合わせて設置することができ、設置施工の手間
が少なくて済む。
【0016】本実施例においては、制御ボックス12の
前面に照明46が設けられており、トイレルームの天井
等の照明設備が故障している場合であっても、支障なく
小便器10を使用できるよう構成されている。さらに、
本実施例にあっては、制御ボックス12の上面にソーラ
ーセル48が設けられており、このソーラーセル48の
発電電力をバッテリ(図示略)にて蓄え、照明46やセ
ンサ14、給水弁16に給電可能としている。これによ
り、停電時にあっても小便器を支障なく使用できる。
【0017】第4図は本発明の別の実施例に係る自動洗
浄小便器に用いられる制御ボックス52の斜視図、第5
図は第4図のV−V線に沿う水平断面図である。
【0018】本実施例にあっては、制御ボックス52の
前面に赤外線透過窓54が設けられ、側面に吸込口56
と排気口58とが設けられている。吸込口56のボック
ス内部側にはフィルタ60が設けられている。ボックス
52内にはオゾン発生装置、活性炭等の吸着剤或いは芳
香剤等を内蔵した脱臭装置、又は、空気浄化装置などよ
りなる空気処理装置62が設けられており、排気口58
と空気処理装置62との間に送風ファン64が設置され
ている。66は灰皿(図示略)から煙草の煙を吸引する
ための吸引口である。
【0019】この送風ファン64を作動させることによ
り、トイレルーム内の空気や煙草の煙が吸込口56、6
6を介して脱臭器62に導入され、脱臭処理された後、
排気口58からトイレルーム内に戻される。
【0020】なお、図示はしないが、制御ボックス52
内には人体検知センサ及び給水弁が設けられており、人
体検知信号に基いて給水制御される。
【0021】本実施例に係る制御ボックス52を有する
自動洗浄小便器においては、トイレルーム内の空気を循
環させながら脱臭処理及び煙処理するよう構成されてい
るため、排気ダクトが不要であり、設置工事が簡単であ
る。
【0022】第6図は本発明の更に別の実施例に係る自
動洗浄小便器の正面図であり、小便器70の上面に設け
られた制御ボックス72の前面に赤外線透過窓74が設
けられ、該制御ボックス72内には人体検知信号に基い
て制御される給水弁(図示略)が設置されている。ま
た、この制御ボックス72内には脱臭器76と送風ファ
ン78とが設置されており、小便器70の鉢部80の臭
気を吸込口82から該脱臭器76に導入して脱臭処理
し、次いで送風ファン78の背後側の排気口84を介し
てトイレルーム内に排出するようになっている。
【0023】本実施例においても、排気ダクトが不要で
あり、設置工事が簡単である。
【0024】上記実施例はいずれも本発明の一例であっ
て、本発明は上記以外の構成としても良い。例えば、第
1〜3図の実施例においては、灰皿44を小便器10と
一体に設けているが、小便器10とは別体の灰皿を小便
器10の上面に載せるようにしても良い。また、吸込口
34、56、82や排気口58、84の位置を図示以外
としても良いことは明らかである。
【0025】トイレルーム内の空気を脱臭処理した後、
再びトイレルームに戻す場合、制御ボックス内の空気通
路に紫外線ランプを設け、空気の殺菌を行なうようにし
ても良い。
【0026】上記第1〜3図の実施例では排気ダクト4
4を採用しているが、ダクトを省略し直接的に建物外部
に臭気を放出するようにしても良い。
【0027】
【発明の効果】以上の通り、本発明の自動洗浄小便器に
おいては、脱臭装置または排気装置と制御ボックスとが
一体化されているため、トイレルーム内の機器のまとま
りが良く、トイレルーム内の美感が向上する。また、機
器の設置の手間も少なくて済む。
【0028】特に請求項2の自動洗浄小便器において
は、排気ダクトが不要であり、設置工事が簡単である。
【0029】請求項3の自動洗浄小便器においては、小
便器の上面の灰皿から発生する煙草の煙を含む空気を速
やかにトイレルーム外へ排出したり、浄化処理できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る自動洗浄小便器の正面図である。
【図2】実施例に係る自動洗浄小便器の右側面図であ
る。
【図3】図1の III−III 線に沿う断面図である。
【図4】別の実施例に用いられる制御ボックス52の斜
視図である。
【図5】図4のV−V線に沿う断面図である。
【図6】更に別の実施例に係る自動洗浄小便器の上部の
正面図である。
【符号の説明】
10 小便器 12 制御ボックス 14 人体検知センサ 16 給水弁 34 吸込口 40 排気ファン 44 排気ダクト 46 照明 52 制御ボックス 56 吸込口 62 空気処理装置 64 送風ファン 72 制御ボックス 76 脱臭器 78 送風ファン
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 宮脇 伸歩 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 山口 進 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 鈴木 里広 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 安尾 貴司 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 吉田 学 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内 (72)発明者 百瀬 和巳 愛知県常滑市鯉江本町5丁目1番地 株式 会社イナックス内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体検知センサを有する制御ボックスを
    小便器の上側に配置した自動洗浄小便器において、該制
    御ボックスに排気装置、脱臭装置及び空気浄化装置の少
    なくとも1種を組み込んだことを特徴とする自動洗浄小
    便器。
  2. 【請求項2】 請求項1において、前記脱臭装置は、ト
    イレルーム内の空気を吸い込んで脱臭処理した後、トイ
    レルーム内に排出するようにファン及び脱臭器を備えた
    ものである自動洗浄小便器。
  3. 【請求項3】 人体検知センサを有する制御ボックスを
    小便器の上側に配置した自動洗浄小便器において、該小
    便器上面部分の空気を吸い込み、トイレルーム外に排出
    する排気装置、又は該小便器上面部分の空気を吸い込
    み、脱臭装置又は空気浄化装置を通してからトイレルー
    ム内に排出する空気処理装置が該制御ボックスに設けら
    れていることを特徴とする自動洗浄小便器。
JP13062592A 1992-05-22 1992-05-22 自動洗浄小便器 Pending JPH05321311A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008269504A (ja) * 2007-04-25 2008-11-06 Nittan Co Ltd 炎センサ設置方法および炎検出システム
JP2009522474A (ja) * 2006-01-03 2009-06-11 ブラウン,チャド 飛沫戻り防止小便器
JP2012246624A (ja) * 2011-05-25 2012-12-13 Kimura Giken:Kk 便器
JP2020060062A (ja) * 2018-10-11 2020-04-16 株式会社Lixil 便器装置及び付属部材

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