JP5904422B2 - 衛生洗浄装置 - Google Patents

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Description

本発明の態様は、トイレルームに設置される衛生洗浄装置に関する。
近年、便器内の空気を洗浄するために、脱臭機能を備えた衛生洗浄装置が普及している。
特許文献1では、便器内の臭気を吸引する吸気装置を備えた水洗トイレの脱臭殺菌装置が記載されている。便器内の臭気は、臭気通路を通って吸引される。この臭気通路には、電解水、即ち殺菌水が含浸されたフィルターが設けられている。臭気がフィルターを通過するときに、悪臭成分は、含浸させた殺菌水によって吸収又は分解される。フィルターに吸着された悪臭成分を殺菌水により吸収又は分解した後は、新たな殺菌水がフィルターに供給され、フィルターを洗浄する。
特開2000−129747号公報
しかしながら、特許文献1に記載された水洗トイレの脱臭殺菌装置は、便器内の悪臭成分を吸収又は分解する一方で、トイレルーム内に常在する臭気を吸収又は分解するわけではない。よって、使用者は、トイレルームに入室する度に、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことになるため、不快感を感じるという問題がある。
本発明は、かかる課題の認識に基づいてなされたものであり、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる衛生洗浄装置を提供することを目的とする。
第1の発明は、空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、前記脱臭装置を覆うケースカバーと、を備え、前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、前記吸気口部及び前記排気口部は、前記ケースカバーの側面又は背面における同一面に設けられ、前記排気口部は、前記脱臭フィルターを通過した空気を下方に向けて排出させることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、ケースカバーの側面又は背面に設けられた吸気口部から、トイレルーム内の空気を吸引することができる。そのため、吸引された空気に含まれた悪臭成分を、脱臭フィルターによって捕集又は分解することができる。したがって、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる。
また、この衛生洗浄装置によれば、排気口部は、ケースカバーの側面又は背面に設けられている。そのため、排気口部は、ケースカバーの前方へ空気を排出することがない。したがって、使用者に直接、排気口部からの空気が当たることを抑制でき、使い勝手の良い衛生洗浄装置を提供できる。
また、この衛生洗浄装置によれば、脱臭フィルターを通過した空気は下方に向けて排出される。そのため、トイレルームの下方に滞留した空気を撹拌させることができる。撹拌された空気は、トイレルームの上方に移動するため、吸気口部から吸引しやすくなる。したがって、トイレルーム内の空気に含まれる悪臭成分を、効率良く捕集又は分解することができる。
第2の発明は、空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、前記脱臭装置を覆うケースカバーと、を備え、前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、前記吸気口部は、前記ケースカバーの側面に設けられ、前記排気口部は、前記ケースカバーの背面に設けられ、前記脱臭フィルターを通過した空気を下方に向けて排出させることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、ケースカバーの側面に設けられた吸気口部から、トイレルーム内の空気を吸引することができる。そのため、吸引された空気に含まれた悪臭成分を、脱臭フィルターによって捕集又は分解することができる。したがって、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる。
また、この衛生洗浄装置によれば、排気口部は、ケースカバーの背面に設けられている。そのため、排気口部は、ケースカバーの前方へ空気を排出することがない。したがって、使用者に直接、排気口部からの空気が当たることを抑制でき、使い勝手の良い衛生洗浄装置を提供できる。
また、この衛生洗浄装置によれば、吸気口部及び排気口部は、それぞれケースカバーの異なる面に設けられている。そのため、吸気口部が、排気口部から排出された空気を、再び吸引してしまうことを抑制することができる。したがって、トイレルーム内の空気に含まれる悪臭成分を、全体的に捕集又は分解することができる。
また、この衛生洗浄装置によれば、脱臭フィルターを通過した空気は下方に向けて排出される。そのため、トイレルームの下方に滞留した空気を撹拌させることができる。撹拌された空気は、トイレルームの上方に移動するため、吸気口部から吸引しやすくなる。したがって、トイレルーム内の空気に含まれる悪臭成分を、効率良く捕集又は分解することができる。
第3の発明は、空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、前記脱臭装置を覆うケースカバーと、を備え、前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、前記吸気口部は、前記ケースカバーの背面に設けられ、前記排気口部は、前記ケースカバーの側面に設けられ、前記脱臭フィルターを通過した空気を下方に向けて排出させることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、ケースカバーの背面に設けられた吸気口部から、トイレルーム内の空気を吸引することができる。そのため、吸引された空気に含まれた悪臭成分を、脱臭フィルターによって捕集又は分解することができる。したがって、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる。
また、この衛生洗浄装置によれば、排気口部は、ケースカバーの側面に設けられている。そのため、排気口部は、ケースカバーの前方へ空気を排出することがない。したがって、使用者に直接、排気口部からの空気が当たることを抑制でき、使い勝手の良い衛生洗浄装置を提供できる。
また、この衛生洗浄装置によれば、吸気口部及び排気口部は、それぞれケースカバーの異なる面に設けられている。そのため、吸気口部が、排気口部から排出された空気を、再び吸引してしまうことを抑制することができる。したがって、トイレルーム内の空気に含まれる悪臭成分を、全体的に捕集又は分解することができる。
また、この衛生洗浄装置によれば、羽板は、脱臭フィルターを通過した空気を下方に向けて排出させる。そのため、羽板は、トイレルームの下方に滞留した空気を撹拌させることができる。撹拌された空気は、トイレルームの上方に移動するため、吸気口部から吸引しやすくなる。したがって、トイレルーム内の空気に含まれる悪臭成分を、効率良く捕集又は分解することができる。
第4の発明は、空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、前記脱臭装置を覆うケースカバーと、を備え、前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、前記吸気口部及び前記排気口部は、前記ケースカバーの側面における同一面に設けられ、前記排気口部は、前記吸気口部より前方側に設けられたことを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、ケースカバーの側面に設けられた吸気口部から、トイレルーム内の空気を吸引することができる。そのため、吸引された空気に含まれた悪臭成分を、脱臭フィルターによって捕集又は分解することができる。したがって、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる。
また、この衛生洗浄装置によれば、排気口部は、ケースカバーの側面に設けられている。そのため、排気口部は、ケースカバーの前方へ空気を排出することがない。したがって、使用者に直接、排気口部からの空気が当たることを抑制でき、使い勝手の良い衛生洗浄装置を提供できる。
また、この衛生洗浄装置によれば、吸気口部及び排気口部は、ケースカバーの側面に設けられており、排気口部は、吸気口部より前方側に設けられている。そのため、排気口部は、悪臭成分が捕集又は分解された空気を、ケースカバーにおける吸気口部より前方側から排出することができる。したがって、使用者は、悪臭成分が捕集又は分解された空気を吸いやすくなり、使用者が、不快感を感じることをより抑制することができる。
第5の発明は、第1乃至4の何れか1つの発明において、前記脱臭装置は、前記脱臭フィルターに水を供給する噴霧部を有することを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、噴霧部によって脱臭フィルターに供給された水が、送風部によって送風されたトイレルーム内の空気に含まれる悪臭成分を、捕集することできる。したがって、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる。
第6の発明は、第5の発明において、前記噴霧部から供給される水は、水を電気分解することで生成される機能水であることを特徴とする衛生洗浄装置である。
この衛生洗浄装置によれば、噴霧部によって脱臭フィルターに供給された機能水が、送風部によって送風されたトイレルーム内の空気に含まれる悪臭成分を、捕集及び分解することできる。したがって、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることをさらに抑制することができる。
本発明の態様によれば、使用者が、トイレルーム内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる衛生洗浄装置が提供される。
本発明の一実施形態に係る衛生洗浄装置が設置されたトイレルームを示す模式的斜視図である。 図1の衛生洗浄装置を示す模式的斜視図である。 本発明の一実施形態に係る洗浄水供給装置及び脱臭装置を示すブロック図である。 図2の衛生洗浄装置に設けられた脱臭装置を示す模式的斜視図である。 図4の脱臭装置を示す模式的平面図である。 図4の脱臭装置を示す模式的正面図である。 図4の脱臭装置を示す模式的側面図である。 図1の衛生洗浄装置の内部を表す模式的平面図である。 本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置を示す模式的斜視図である。 図9の衛生洗浄装置に設けられた脱臭装置及び第1羽板を示す模式的斜視図である。 本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置を示す模式的上面図である。 本発明の一実施形態に係る脱臭装置の脱臭動作におけるタイミングチャートである。 本発明の一実施形態に係る脱臭装置の脱臭動作における他のタイミングチャートである。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。なお、各図面中、同様の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(衛生洗浄装置1及びそれを備えた大便器2について)
図1は、本発明の一実施形態に係る衛生洗浄装置が設置されたトイレルームを示す模式的斜視図である。
図2は、図1の衛生洗浄装置を示す模式的斜視図である。
なお、図1及び図2では、衛生洗浄装置は、大便器に設けられている。
まず、図1及び図2を用いて、本発明の一実施形態に係る衛生洗浄装置1について説明する。
図1に示すように、トイレルーム100には水洗式の大便器2が設置されている。大便器2には、便座(図示せず)と、便蓋4と、機能部6と、を備えた衛生洗浄装置1が載置されている。
図2に示すように、機能部6は、ケースプレート8と、ケースカバー10と、洗浄水供給装置12(図3に記載)と、人体検知センサ13と、洗浄ノズル14と、脱臭装置16と、制御部18と、を有する。ケースプレート8は、大便器2の正面(前方)からみて、大便器2に設けられたボウル部20より後方に載置されている。ケースプレート8には、洗浄水供給装置12と、洗浄ノズル14と、脱臭装置16と、制御部18と、が載置されている。ケースカバー10は、洗浄水供給装置12と、洗浄ノズル14と、脱臭装置16と、制御部18と、を覆うように、ケースプレート8と固定される。
ケースカバー10は、内部に発光ダイオード(LED:Light Emitting Diode)が設置された導光板19を有している。導光板19は、後述する排気口部22の内部に設けられている。この導光板19の役割については、後に詳述する。
人体検知センサ13は、例えば赤外線信号を利用した焦電センサであり、トイレルーム100に入室した入室者を検知する。人体検知センサ13は、例えばドップラーセンサなどのマイクロ波センサであってもよい。マイクロ波のドップラー効果を利用したセンサや、マイクロ波を送信し反射したマイクロ波の振幅(強度)に基づいて被検知体を検出するセンサなどを人体検知センサ13として用いた場合には、トイレルーム100のドア越しに使用者の存在を検知することが可能となる。つまり、トイレルーム100に入室する前の使用者を検知することができる。この人体検知センサ13の役割については、後に詳述する。
洗浄ノズル14は、ボウル部20に向かって進出可能に設けられている。この洗浄ノズル14については、後に詳述する。
脱臭装置16は、大便器2の正面からみて、ケースプレート8の後方左側に設置されている。図2に表した矢印A1のように、脱臭装置16は、大便器2の正面からみて、ケースカバー10の後方面(背面)に設けられた吸気口部21から、トイレルーム100内の空気を吸い込む。吸気口部21から吸い込まれた空気に含まれる悪臭成分は、脱臭装置16によって捕集又は分解される。なお、本発明の一実施形態における「悪臭成分」は、アンモニア成分を含む。この悪臭成分は、尿がトイレルーム100の床や壁などに付着してしまった際に、付着面から発生するものである。図2に表した矢印A2のように、脱臭装置16によって悪臭成分が捕集又は分解された空気は、大便器2の正面からみて、ケースカバー10の左側に設けられた排気口部22から、トイレルーム100へ吐き出される。この脱臭装置16については、後に詳述する。また、排気口部22は、ケースカバー10の側面に設けられているため、大便器2の正面からみて、ケースカバー10の前方へ空気を排出することがない。したがって、使用者に直接、排気口部22からの空気が当たることを抑制でき、使い勝手の良い衛生洗浄装置1を提供できる。なお、吸気口部21及び排気口部22の設置形態は、図2に表した例には限定されない。例えば、吸気口部21は、ケースカバー10の側面に設けられていてもよい。
制御部18は、IC素子を含んだ制御回路であり、洗浄水供給装置12、人体検知センサ13、洗浄ノズル14、脱臭装置16、及び導光板19の、それぞれの動作を電気的に制御する。制御部18は、例えば、ファン46(図3参照)を間欠駆動させる制御を実行する。この詳細については、後述する。この制御部18は、金属製の筺体としての制御部カバー(図示せず)によって覆われている。
(洗浄水供給装置12及び脱臭装置16による脱臭動作について)
図3は、本発明の一実施形態に係る洗浄水供給装置及び脱臭装置を示すブロック図である。
図4は、図2の衛生洗浄装置に設けられた脱臭装置を示す模式的斜視図である。
図5は、図4の脱臭装置を示す模式的平面図である。
図6は、図4の脱臭装置を示す模式的正面図である。
図7は、図4の脱臭装置を示す模式的側面図である。
なお、図5は、本実施形態の脱臭装置を図4に表した矢印A5の方向にみたときの模式的平面図である。図6は、本実施形態の脱臭装置を図4に表した矢印A6の方向にみたときの模式的平面図である。図7は、本実施形態の脱臭装置を図4に表した矢印A7の方向にみたときの模式的平面図である。
図3〜7を用いて、本発明の一実施形態に係る洗浄水供給装置12及び脱臭装置16について説明する。
図3に示すように、洗浄水供給装置12は、流路開閉弁24と、瞬間加熱式の熱交換器26と、電解槽28と、大気解放式のバキュームブレーカー30と、洗浄ノズル14へ通じる第1流路32と、脱臭装置16へ通じる第2流路34と、電磁ポンプ36と、流調・流路切替弁38と、を有する。なお、洗浄水供給装置12は、必ずしも熱交換器26を有していなくともよい。外部から供給された水は、流路開閉弁24が開いたときに、熱交換器26を通って、電解槽28へ送られる。電解槽28の内部には、2つの電極(図示せず)が設けられている。電解槽28へ送られてきた水は、電解槽28の内部において電気分解される。外部から供給されてきた水には、塩素(Cl)が含まれているため、水が電気分解されると、以下のような式の反応が起こる。

Cl+HO → HClO+H+Cl ・・・(1)

(1)式に示すように、電解槽28によって電気分解された水は、次亜塩素酸(HClO)を含んだ洗浄水(以下、「機能水」とする)となる。
電解槽28によって生成された機能水は、第1流路32又は第2流路34へ流れる。第1流路32へ流れた機能水は、電磁ポンプ36によって、洗浄ノズル14へ送られる。洗浄ノズル14は、吐水部15(第2吐水部)を有する。例えば、吐水部15は、おしり洗浄吐水孔15aと、おしりソフト吐水孔15bと、ビデ洗浄吐水孔15cと、ワイドビデ洗浄吐水孔15dと、を有する。但し、吐水部15が有する吐水孔は、これだけには限定されない。洗浄ノズル14へ送られた機能水は、吐水部15から上方に向かって吐出される。吐水部15から吐出された機能水は、大便器2の使用者の局部洗浄などに用いられる。また、電磁ポンプ36と洗浄ノズル14との間には、流調・流路切替弁38が設けられている。この流調・流路切替弁38を動作させることで、洗浄ノズル14から吐出する機能水の、吐水流量、吐水角度、吐水範囲などを変更できる。また、流調・流路切替弁38を動作させることで、機能水をノズル洗浄室(胴体洗浄部)40に送ることができる。ノズル洗浄室40は、吐水部41(第2吐水部)を有する。ノズル洗浄室40は、吐水部41から機能水が吐出することで、洗浄ノズル14の外面の洗浄、即ち胴体洗浄を行う。第2流路34へ流れた機能水は、脱臭装置16へ送られる。
図3〜7に示すように、脱臭装置16は、集塵フィルター44と、ファン(送風部)46と、脱臭フィルター48と、噴霧部(第1吐水部)50と、水受け部52と、を有している。水受け部52は、吸気口42と、排気口54と、を有する。吸気口42は、吸気口部21に設置されている。排気口54は、排気口部22に設置されている。ファン46は、例えば樹脂製のシロッコファンである。ファン46は、内部に設けられた複数の羽が回転することで、吸気口42からトイレルーム100内の空気を吸い込み、排気口54からトイレルーム100へ、吸い込んだ空気を吐き出す。なお、ファン46は、シロッコファンには限定されない。
集塵フィルター44は、吸気口42の部分に設置されている。この集塵フィルター44は、吸い込まれる空気の中の塵や埃などが、ファン46へ送られることを防ぐ。脱臭フィルター48は、例えば編目形状のステンレス製の部材である。後述するように、噴霧部50によって、機能水が脱臭フィルター48に噴霧される。この脱臭フィルター48は、ファン46と排気口54との間、即ちファン46の下流側に設けられている。言い換えれば、ファン46は、噴霧部50によって機能水が噴霧された脱臭フィルター48よりも上流側に設置される。そのため、湿気を含んだ空気が脱臭フィルター48から電気機器のファン46へ送られることがない。よって、湿気により、ファン46が故障することを防ぐことができる。また、ファン46から排出された空気は、脱臭フィルター48を通過する。そのため、ファン46が作動する前に衛生洗浄装置1の内部に溜まった空気は、必ず脱臭フィルター48を通過し、悪臭成分が捕集された後にトイレルーム100へ排出されることとなる。よって、ファン46を作動させた際に、衛生洗浄装置1の内部に溜まった空気が悪臭成分を捕集又は分解されずにトイレルーム100へ排出されることを防ぐことができる。さらに、脱臭フィルター48は、使用者の操作によって、排気口54から自由に取り出し可能とされている。このことより、脱臭フィルター48の清掃性が向上する。噴霧部50は、電磁弁を有し、脱臭フィルター48より上方に位置する。一方、第2流路34へ流れた機能水は、噴霧部50へ送られる。
図7に示すように、噴霧部50が制御部18によって開弁動作したとき、脱臭フィルター48の上方から、脱臭フィルター48に向けて、約5秒間程度、機能水が噴霧される。機能水は、噴霧部50を頂点に円錐状に、広がりながら噴霧される。このときの、噴霧される機能水の広がり角度θは、約110度程度である。また、ファン46と噴霧部50との間において、脱臭装置16の上面内壁には、下方に向かって突出している立壁部64が設けられている。この立壁部64によって、電気機器であるファン46に、噴霧部50から噴霧された機能水が飛び散ってしまうことを防ぐことができる。
脱臭フィルター48に向けて機能水が噴霧されると、脱臭フィルター48は機能水を保水する。その際に、ファン46を作動させ、吸気口42から吸引されたトイレルーム100内の空気が、脱臭フィルター48内を通過すると、空気の中に含まれる悪臭成分が機能水に取り込まれる。機能水に取り込まれた悪臭成分は、機能水に含まれる次亜塩素酸によって、以下の式のように分解される。

HClO+NH → NHCl+HO ・・・(2)

(2)式に示すように、アンモニア(NH)は、次亜塩素酸(HClO)と反応することで、モノクロラミン(NHCl)と水(HO)に変わる。モノクロラミンの臭いは、塩素と同じカルキ臭である。この臭いによって、使用者は清潔感を感じることができる。また、分解されずに残った悪臭成分も、機能水内に捕集されるため、空気へ戻ることはない。その結果、脱臭フィルター48内を通過した空気は、悪臭成分が取り除かれる。悪臭成分が取り除かれた空気は、排気口54からトイレルーム100へ排出される。このように、脱臭装置16は、トイレルーム100内に常在する悪臭成分を捕集又は分解することができる。よって、使用者は、トイレルーム100に入室する度に、トイレルーム100内に常在する悪臭成分による臭気を吸うことがなくなり、快適にトイレを利用できる。
図1及び図2に関して前述したように、実施形態の悪臭成分の発生源は、トイレルーム100の床や壁などに付着した尿であり、大便器2のボウル部20の悪臭成分の発生源とは異なる。そのため、脱臭装置16の吸気口42がケースカバー10の側面または後方面に設けられた吸気口部21に設置されると、脱臭装置16は、脱臭を行いやすい。
図6に示すように、ファン46から排出された空気は、脱臭フィルター48の上方から下方に向かって、脱臭フィルター48を通過する。このことより、脱臭フィルター48の中に溜まったスケールや塵などの滞留物を、ファン46から排出された空気、及び、滞留物自身の重さによって、水受け部52に払い落とすことができるため、脱臭フィルター48に滞留物が溜まりにくくなる。
本発明の一実施形態において、脱臭フィルター48の最大保水量は約10グラム(g)程度である。一方、この脱臭フィルター48を洗浄する際には、噴霧部50は、脱臭フィルター48に向けて、機能水を約100g程度噴霧する。つまり、噴霧部50は、脱臭フィルター48の最大保水量よりも多い水を噴霧することで、脱臭フィルター48を洗浄することができる。このことにより、機能水の噴霧より前に、脱臭フィルター48に保水された機能水が捕集した悪臭成分を、洗い流すことができる。洗い流しに利用した機能水は、脱臭フィルター48より下方に位置する水受け部52に流れる。
図6に示すように、水受け部52は、ケースプレート8に向かって開口している排水口56を有している。水受け部52の底面は、排水口56に向かって傾斜している。このことにより、図6に表した矢印A11のように、水受け部52へ流れた機能水は、水受け部52の底面に溜まることなく、排水口56に向かって流れることとなる。
一方で、図6に表した矢印A13のように、悪臭成分を取り除かれ脱臭フィルター48を通過した空気は、排気口54から排出される。
図8は、図1の衛生洗浄装置の内部を表す模式的平面図である。
図8を用いて、本発明の一実施形態に係る洗浄水供給装置12及び脱臭装置16についてさらに説明する。
図8に示すように、ケースプレート8は、その上面に、上方へ向かって突設したリブ58が設けられた排出流路60を有する。排出流路60は、ノズル洗浄室40が設置される位置に隣接するように設けられたボウル部排出用口62を有している。ボウル部排出用孔62は、ケースプレート8の前方部に設けられている。リブ58は、排水口56から排出された機能水を、ボウル部排出用孔62へ導くように、線状に設けられている。
排出流路60は、前方に向かって下方へ傾斜している。このことにより、図8に表した矢印A21〜矢印27のように、排水口56から排出された機能水は、重力に従って、前方に向かって排出流路60を流れやすくなる。よって、より容易に、排水口56から排出された機能水を、ボウル部排出用孔62へ導くことができる。
ボウル部排出用孔62へ導かれた機能水は、大便器2のボウル部20へ排出される。このことにより、脱臭フィルター48の洗浄に利用した機能水であって、悪臭成分が捕集された機能水は、水による洗浄が頻繁に行われるボウル部20へ排出される。よって、機能水が付着した部位が乾いて臭いが発生することがなく、使用者が不快感を感じることを防ぐことができる。
ボウル部排出用孔62は、ノズル洗浄室40を設置する位置に隣接している。よって、ノズル洗浄室40が洗浄ノズル14の胴体洗浄を行った際に、洗浄ノズル14の胴体洗浄に利用した機能水は、排出流路60の一部を流れボウル部排出用孔62からボウル部20へ排出される。つまり、洗浄ノズル14の胴体洗浄に利用した機能水は、水受け部52の排水口56から排出された機能水が流れる排出流路60の一部を流れる。その結果、排出流路60の一部及びボウル部排出用孔62は、洗浄ノズル14の胴体洗浄を行った水により洗浄される。これにより、悪臭成分を捕集した機能水が乾いた後に排出流路60及びボウル部排出用孔62から臭いが発生することを防ぐことができ、使用者が不快感を感じることを防ぐことができる。
また、洗浄ノズル14は、ケースプレート8とケースカバー10との間の空間に収納された状態において、吐水部15が有する全ての吐水孔から機能水を吐出することにより吐水部15の部分を洗浄することができる(セルフクリーニング)。このとき、洗浄ノズル14の吐水部15の部分は、ノズル洗浄室40の中に収容されている。そのため、吐水部15から吐出された機能水は、ノズル洗浄室40の内壁で反射して吐水部15の部分にかかる。これにより、吐水部15の部分は、ノズル洗浄室40の内壁で反射した機能水によっても洗浄される。
セルフクリーニングに利用された機能水は、排出流路60の一部を流れ、ボウル部排出用孔62からボウル部20へ排出される。つまり、セルフクリーニングに利用された機能水は、水受け部52の排水口56から排出された機能水が流れる排出流路60の一部を流れる。その結果、排出流路60の一部及びボウル部排出用孔62は、セルフクリーニングを行った水により洗浄される。これにより、悪臭成分を捕集した機能水が乾いた後に排出流路60及びボウル部排出用孔62から臭いが発生することを防ぐことができ、使用者が不快感を感じることを防ぐことができる。
また、ボウル部排出用孔62は、ノズル洗浄室40を設置する位置に隣接しているため、脱臭フィルター48の洗浄に用いた機能水のボウル部20への排出位置は、セルフクリーニング及び洗浄ノズル14の胴体洗浄に用いた機能水のボウル部20への排出位置と隣接する。このことにより、脱臭フィルター48の洗浄に用いた機能水がボウル部20に排出された際に、使用者が、衛生洗浄装置1の故障だと認識してしまうことを防ぐことができる。
(本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置1A及び1Bについて)
図9は、本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置を示す模式的斜視図である。
図10は、図9の衛生洗浄装置に設けられた脱臭装置及び第1羽板を示す模式的斜視図である。
図11は、本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置を示す模式的上面図である。
なお、図9(a)は、本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置の全体を示す模式的斜視図である。図9(b)は、図9(a)に表した領域A41を拡大した模式的斜視図である。
図9〜11を用いて、本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置1A及び1Bについて説明する。
なお、本発明の一実施形態において説明した部材と同じ符号を有する部材、又は、本発明の一実施形態において説明した部材と同じ名称を有する部材は、対応する本発明の一実施形態において説明した部材と同じ機能を有するものであるとし、重複する説明は省略する。
図9(a)に示すように、本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置1Aにおいて、吸気口部21A及び排気口部22Aは、大便器2の正面からみて、ケースカバー10Aの左側に設けられている。即ち図9に表した矢印A28のように、機能部6Aの脱臭装置16Aは、大便器2の正面からみて、ケースカバー10Aの左側に設けられた吸気口部21Aに設置された吸気口42Aから、トイレルーム100内の空気を吸い込む。吸気口42Aから吸い込まれた空気に含まれる悪臭成分は、脱臭装置16によって捕集又は分解される。図9に表した矢印A29のように、脱臭装置16Aによって悪臭成分が捕集又は分解された空気は、大便器2の正面からみて、ケースカバー10Aの左側に設けられた排気口部22Aに設置された排気口54Aから、トイレルーム100へ吐き出される。
このように、本発明の他の実施形態に係る衛生洗浄装置1Aにおいて、吸気口部21A及び排気口部22Aは、ケースカバー10Aの同一面に設けられている。そのため、吸気口部21Aは、排気口部22Aから排出された空気を、再び吸引しやすい。したがって、吸気口部21Aは、ファン46によって送風されたものの、脱臭装置16Aによって捕集又は分解されなかった悪臭成分を含んだ空気を、再び吸引することができる。よって、部分的に滞留した臭気に含まれる悪臭成分を、集中的に捕集又は分解することができる。
また、吸気口部21A及び排気口部22Aは、ケースカバー10Aの側面に設けられており、排気口部22Aは、吸気口部21Aより前方側に設けられている。そのため、排気口部22Aは、悪臭成分が捕集又は分解された空気を、ケースカバー10Aにおける吸気口部21Aより前方側から排出することができる。したがって、使用者は、悪臭成分が捕集又は分解された空気を吸いやすくなり、使用者が、不快感を感じることをより抑制することができる。
図9(b)に示すように、吸気口部21Aは、複数の羽状の部材が下方に向けて傾斜している第1羽板68Aを有している。吸気口部21Aは、第1羽板68Aによって、トイレルーム100の下方に滞留した空気に含まれる悪臭成分を、効率良く吸引することができる。また、第1羽板68Aによって、例えばケースカバー10Aの清掃時にケースカバー10Aの上方から流れた水が、吸気口部21Aの内部に浸入することを抑制することができる。
排気口部22Aは、複数の羽状の部材が下方に向けて傾斜している第2羽板70Aを有している。排気口部22Aから排出された空気は、第2羽板70Aによって排気口部22Aの下方に移動し、トイレルーム100の下方に滞留した空気を撹拌させることができる。撹拌された空気は、トイレルーム100の上方へ移動するため、吸気口部21Aから吸引しやすくなる。したがって、脱臭フィルター48は、トイレルーム100内の空気に含まれる悪臭成分を、効率良く捕集又は分解することができる。また、トイレルーム100の天井に換気扇(図示せず)が設けられている場合において、第2羽板70Aによって排気口部22Aの下方に移動した空気により攪拌された空気であって、トイレルーム100の下方から上方へ移動した空気は、換気扇によって、トイレルーム100の外へ排出される。よって、トイレルーム100内の空気を、効率良く換気することができる。さらに、第2羽板70Aによって、例えばケースカバー10Aの清掃時にケースカバー10Aの上方から流れた水が、排気口部22Aの内部に浸入することを抑制することができる。
図10に示すように、第1羽板68Aの内部には、集塵フィルター44Aが設置されている。このことより、第1羽板68Aをケースカバー10Aから取り外すことで、集塵フィルター44Aを、脱臭装置16Aから取り外すことができる。したがって、容易に集塵フィルター44Aを衛生洗浄装置1Aから取り外すことができる。よって、集塵フィルター44Aの清掃性が高い。言い換えれば、集塵フィルター44Aをより容易に清掃することができる。なお、集塵フィルター44Aは、第1羽板68Aと一体的に設けられていてもよい。この場合には、集塵フィルター44A及び第1羽板68Aをケースカバー10Aから同時に取り外すことができる。
図11に示す衛生洗浄装置1Bのように、吸気口部21Bを、大便器2の正面からみて、例えばケースカバー10Bの左側に設け、排気口部22Bを、大便器2の正面からみて、例えばケースカバー10Bの右側に設けても良い。このことより、吸気口部21Bが、排気口部22Bから排出された空気を、再び吸引してしまうことを抑制することができる。したがって、トイレルーム100内の空気に含まれる悪臭成分を、全体的に捕集又は分解することができる。
(洗浄水供給装置12及び脱臭装置16の使用例について)
図12は、本発明の一実施形態に係る脱臭装置の脱臭動作におけるタイミングチャートである。
図13は、本発明の一実施形態に係る脱臭装置の脱臭動作における他のタイミングチャートである。
図12及び図13を用いて、洗浄水供給装置12及び脱臭装置16の使用例について説明する。
図12に示すように、制御部18は、例えば8日間、例えば45分を1ユニットとし、1ユニット毎に、人体検知センサ13による人体検知の有無を記憶する。制御部18は、この8日間のうち、同じ時間帯で、且つ、例えば90分間(2ユニット分)に、人体検知センサ13による人体検知が行われたユニット数をカウントする。この90分間に、カウントされたユニット数が、例えば3(所定頻度)以下であった場合、制御部18は、「トイレルーム100は非入室時間帯である」と判断する。また、この90分間に、カウントされたユニット数が、例えば4以上であった場合、制御部18は、「トイレルーム100は入室時間帯である」と判断する。なお、所定頻度は、ユニット数「3」には限定されない。
時間帯が非入室時間帯から入室時間帯に切り替わる、例えば67.5分前(第1所定時間)に、噴霧部50は、脱臭フィルター48に機能水を噴霧する(タイミングT1)。このとき、噴霧部50は、脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)よりも多い機能水(例えば約100g程度の機能水)を噴霧するため、脱臭フィルター48に残存していた悪臭成分を洗い流し、ボウル部排出用口62からボウル部20へ排出する。噴霧部50は、脱臭フィルター48に機能水を噴霧すると同時に、制御部18は、ファン46を駆動させ、脱臭動作を開始させる(タイミングT1)。言い換えれば、非入室時間帯のうちで、入室時間帯に切り替わる例えば67.5分前から入室時間帯に切り替わる時までの間の時間帯以外の時間帯では、制御部18は、ファン46の駆動を停止させる制御を実行する。このことより、使用者がトイレルーム100に入室する前に、トイレルーム100内に常在する臭気を取り除くことができる。したがって、使用者が、トイレルーム100内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる。このとき、ファン46は、第1風量で、トイレルーム100内の空気を吸引する。
噴霧部50が脱臭フィルター48に機能水を噴霧すると、脱臭フィルター48には、脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)の機能水が保水される。その後、噴霧部50は、機能水の噴霧を停止する(タイミングT2)。
入室時間帯において、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、噴霧部50は、例えば脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)の機能水を、脱臭フィルター48に噴霧する(タイミングT3)。また、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、導光板19が発光し、使用者に、噴霧部50による機能水の噴霧が行われていることを、報知する(タイミングT3)。
人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、噴霧部50は、機能水の噴霧を停止する(タイミングT4)。人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、導光板19の発光動作が終了する(タイミングT4)。
時間帯が入室時間帯から非入室時間帯に切り替わると、制御部18は、ファン46の駆動を停止させ、脱臭動作を終了させる(タイミングT5)。このように、トイレルーム100内を脱臭する必要がない時間帯にファン46の駆動を停止させることで、噴霧部50によって機能水が供給された脱臭フィルター48を通過した空気が排出されることで生じる、トイレルーム100内の湿度の上昇を、抑制することができる。また、トイレルーム100内を脱臭する必要がない時間帯にファン46を駆動を停止させることで、脱臭装置16の省エネルギー化、及び、ファン46の長寿命化を実現できる。
その後、再び、時間帯が非入室時間帯から入室時間帯に切り替わると、制御部18は、ファン46を駆動させ、脱臭動作を開始させる(タイミングT6)。このとき、ファン46は、第1風量で、トイレルーム100内の空気を吸引する。そして、再び、時間帯が入室時間帯から非入室時間帯に切り替わると、制御部18は、ファン46の駆動を停止させ、脱臭動作を終了させる(タイミングT7)。
非入室時間帯において、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、制御部18は、ファン46を駆動させ、脱臭動作を開始させる(タイミングT8)。このことより、使用者が、トイレルーム100内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることをさらに抑制することができる。このとき、ファン46は、第1風量より大きな風量の第2風量で、トイレルーム100内の空気を吸引する。このことより、人体検知センサ13がトイレルーム100内の使用者を検知したときには、入室時間帯より所定時間前に行われる脱臭動作より、素早く脱臭動作を行うことができる。したがって、使用者が、トイレルーム100内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることをさらに抑制することができる。
また、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、噴霧部50は、例えば脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)の機能水を、脱臭フィルター48に噴霧する(タイミングT8)。人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、導光板19が発光し、使用者に、噴霧部50による機能水の噴霧が行われていることを、報知する(タイミングT8)。
人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒(第2所定時間)後、制御部18は、ファン46の駆動を停止させ、脱臭動作を終了させる(タイミングT9)。このことより、トイレルーム100内を脱臭する必要がない時間帯にファン46を駆動を停止させることで、噴霧部50によって機能水が供給された脱臭フィルター48を通過した空気が排出されることで生じる、トイレルーム100内の湿度の上昇を、抑制することができる。また、トイレルーム100内を脱臭する必要がない時間帯にファン46を駆動を停止させることで、脱臭装置16の省エネルギー化、及び、ファン46の長寿命化を実現できる。
また、人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、噴霧部50は、機能水の噴霧を停止する(タイミングT9)。人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、導光板19の発光動作が終了する(タイミングT9)。
図13は、本発明の一実施形態に係る脱臭装置の脱臭動作における、図12とは異なるタイミングチャートである。
なお、図13のタイミングチャートにおける、入室時間帯及び非入室時間帯の判断方法は、図12のタイミングチャートを用いて説明した、入室時間帯及び非入室時間帯の判断方法と同じなため、説明は省略する。
時間帯が非入室時間帯から入室時間帯に切り替わる、例えば67.5分前に、噴霧部50は、脱臭フィルター48に機能水を噴霧する(タイミングt1)。このとき、噴霧部50は、脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)よりも多い機能水(例えば約100g程度の機能水)を噴霧するため、脱臭フィルター48に残存していた悪臭成分を洗い流し、ボウル部排出用口62からボウル部20へ排出する。噴霧部50は、脱臭フィルター48に機能水を噴霧すると同時に、制御部18は、ファン46を駆動させ、脱臭動作を開始させる(タイミングt1)。言い換えれば、非入室時間帯のうちで、入室時間帯に切り替わる例えば67.5分前から入室時間帯に切り替わる時までの間の時間帯以外の時間帯では、制御部18は、ファン46の駆動を停止させる制御を実行する。このとき、ファン46は、第1風量で、トイレルーム100内の空気を吸引する。
噴霧部50が脱臭フィルター48に機能水を噴霧すると、脱臭フィルター48には、脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)の機能水が保水される。その後、噴霧部50は、機能水の噴霧を停止する(タイミングt2)。
時間帯が非入室時間帯から入室時間帯に切り替わると、制御部18は、ファン46の駆動を停止させ、脱臭動作を終了させる(タイミングt3)。
入室時間帯において、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、制御部18は、ファン46を駆動させ、脱臭動作を開始させる(タイミングt4)。このとき、ファン46は、第1風量より大きな風量の第2風量で、トイレルーム100内の空気を吸引する。人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、噴霧部50は、例えば脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)の機能水を、脱臭フィルター48に噴霧する(タイミングt4)。また、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、導光板19が発光し、使用者に、噴霧部50による機能水の噴霧が行われていることを、報知する(タイミングt4)。
人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、制御部18は、ファン46の駆動を停止させ、脱臭動作を終了させる(タイミングt5)。人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、噴霧部50は、機能水の噴霧を停止する(タイミングt5)。人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、導光板19の発光動作が終了する(タイミングt5)。
再び、時間帯が非入室時間帯から入室時間帯に切り替わっても、制御部18は、ファン46を駆動させず、脱臭動作を開始させない(タイミングt6)。
その後、非入室時間帯において、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、制御部18は、ファン46を駆動させ、脱臭動作を開始させる(タイミングt7)。このとき、ファン46は、第1風量より大きな風量の第2風量で、トイレルーム100内の空気を吸引する。人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、噴霧部50は、例えば脱臭フィルター48の最大保水量(例えば約10g程度)の機能水を、脱臭フィルター48に噴霧する(タイミングt7)。また、人体検知センサ13が使用者の入室を検知したとき、導光板19が発光し、使用者に、噴霧部50による機能水の噴霧が行われていることを、報知する(タイミングt7)。
人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、制御部18は、ファン46の駆動を停止させ、脱臭動作を終了させる(タイミングt8)。人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、噴霧部50は、機能水の噴霧を停止する(タイミングt8)。人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、導光板19の発光動作が終了する(タイミングt8)。
以上のことより、本実施形態の衛生洗浄装置1によれば、ケースカバー10の側面又は背面に設けられた吸気口部21から、トイレルーム100内の空気を吸引することができる。そのため、吸引された空気に含まれた悪臭成分を、脱臭フィルター48によって捕集又は分解することができる。したがって、使用者が、トイレルーム100内に常在する臭気を吸うことで、不快感を感じることを抑制することができる。
また、本実施形態の衛生洗浄装置1によれば、吸気口部21をケースカバー10の前方面でなく、側面又は背面に設けたものである。このことより、吸気口部21は、ケースカバー10の前方側にあるボウル部20内に多く滞留する大便臭よりも、トイレルーム100内に常在する、トイレルーム100の床や壁などに付着してしまった尿から発生するアンモニアによる臭気を、効果的に吸引することができる。
(変形例について)
以上、本発明の一実施形態について説明した。しかし、本発明はこれらの記述に限定されるものではない。
本発明の一実施形態において、トイレルーム100の脱臭動作、及び、洗浄ノズル14の胴体洗浄に、機能水を利用したが、それに限らず、水やアルコールなど、液体であれば良い。
本発明の一実施形態において、人体検知センサ13は、トイレルーム100に入室した入室者を検知するものであったが、それに限らず、使用者の便座への着座を検知するものであっても良い。しかし、トイレルーム100の利用者は、必ずしも便座に着座するとは限らないため、人体検知センサ13は、トイレルーム100に入室した入室者を検知するものである方が、好ましい。
本発明の一実施形態及び他の実施形態において、吸気口部21B及び排気口部22Bが、ケースカバー10に設けられる位置について、様々なバリエーションがあることを説明した。しかしながら、多くの場合、大便器2は、大便器2の正面からみて、トイレルーム100の後ろ壁面に近接して設置されている
本発明の一実施形態において、脱臭フィルター48は、ファン46によって排出された空気が通過するものであったが、それに限らず、ファン46によって吸引された空気が通過するものであっても良い。つまり、脱臭フィルター48は、ファン46の下流側に設けられることに限定されず、ファン46の上流側に設けられてもよい。ただし、ファン46は電子機器であることから、湿気を含んだ空気が送られることを防ぐ必要がある。このため、機能水が噴霧される脱臭フィルター48は、ファン46によって排出された空気が通過するもの、即ちファン46より下流側に位置するものであることが好ましい。
本発明の一実施形態において、脱臭動作は、時間帯が非入室時間帯から入室時間帯に切り替わる、例えば67.5分前に、自動で行われるものであったが、それに限らない。例えば、脱臭動作は、夜中など、決まった時間に、定期的に行われるものであっても良い。また、脱臭動作は、一定時間、衛生洗浄装置1が使用されていなかった際に、行われるものであっても良い。さらに、脱臭動作は、自動で行われるものに限らず、スイッチ操作などによって、手動で行われるものであっても良い。
本発明の一実施形態において、第1所定時間は、例えば67.5分としたが、それに限らず、何分であっても良い。また、本発明の一実施形態において、第2所定時間は、例えば10秒としたが、それに限らず、何秒であっても良い。
本発明の一実施形態において、ファン46による脱臭動作は、脱臭フィルター48が乾燥するまで行われるものであっても良い。なお、本発明の一実施形態において、水を吸収、即ち保水した脱臭フィルター48の重さが、保水前の脱臭フィルター48の重さに戻ったとき、脱臭フィルター48は「乾燥」したと定義する。このことより、脱臭フィルター48は、脱臭動作が行われていないときには、常に乾燥することになり、脱臭フィルター48内に、黴などの菌が繁殖することを抑制できる。この脱臭動作による脱臭フィルター48の乾燥は、例えば1日1回、決まった時間に行われるものであっても良い。
本発明の一実施形態において、入室時間帯又は非入室時間帯に、人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなってから、例えば10秒後、制御部18は、脱臭動作の終了、噴霧部50による機能水の噴霧の終了、及び、導光板19の発光動作の終了、を行うものであったが、本発明はそれに限らない。例えば、人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなったときに、制御部18は、脱臭動作の終了を行うものであっても良い。このことより、トイレルーム100内を脱臭する必要がない時間帯にファン46を駆動を停止させることで、噴霧部50によって機能水が供給された脱臭フィルター48を通過した空気が排出されることで生じる、トイレルーム100内の湿度の上昇を、抑制することができる。また、トイレルーム100内を脱臭する必要がない時間帯にファン46を駆動を停止させることで、脱臭装置16の省エネルギー化、及び、ファン46の長寿命化を実現できる。
同様にして、人体検知センサ13が使用者の入室を検知しなくなったときに、制御部18は、噴霧部50による機能水の噴霧の終了、及び、導光板19の発光動作の終了、を行うものであっても良い。
前述の実施の形態に関して、当業者が適宜設計変更を加えたものも、本発明の特徴を備えている限り、本発明の範囲に包含される。例えば、衛生洗浄装置1などが備える各要素の形状、寸法、材質、配置などや衛生洗浄装置1の設置形態などは、例示したものに限定されるわけではなく適宜変更することができる。
また、前述した各実施の形態が備える各要素は、技術的に可能な限りにおいて組み合わせることができ、これらを組み合わせたものも本発明の特徴を含む限り本発明の範囲に包含される。
1、1A、1B 衛生洗浄装置、 2 大便器、 4 便蓋、 6 機能部、 8 ケースプレート、 10、10A、10B ケースカバー、 12 洗浄水供給装置、 13 人体検知センサ、 14 洗浄ノズル、 15、41 吐水部(第2吐水部)、 15a 洗浄吐水孔、 15b ソフト吐水孔、 15c ビデ洗浄吐水孔、 15d ワイドビデ洗浄吐水孔、 16、16A 脱臭装置、 18 制御部、 19 導光板、 20 ボウル部、 21、21A、21B 吸気口部、 22、22A、22B 排気口部、 24 流路開閉弁、 26 熱交換器、 28 電解槽、 30 バキュームブレーカー、 32 第1流路、 34 第2流路、 36 電磁ポンプ、 38 流調・流路切替弁、 40 ノズル洗浄室(胴体洗浄部)、 42、42A 吸気口、 44、44A 集塵フィルター、 46 ファン(送風部)、 48 脱臭フィルター、 50 噴霧部(第1吐水部)、 52 水受け部、 54、54A 排気口、 56 排水口、 58 リブ、 60 排出流路、 62 ボウル部排出用孔、 64 立壁部、 68A 第1羽板、 70A 第2羽板、 100 トイレルーム

Claims (6)

  1. 空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、
    前記脱臭装置を覆うケースカバーと、
    を備え、
    前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、
    前記吸気口部及び前記排気口部は、前記ケースカバーの側面又は背面における同一面に設けられ、
    前記排気口部は、前記脱臭フィルターを通過した空気を下方に向けて排出させることを特徴とする衛生洗浄装置。
  2. 空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、
    前記脱臭装置を覆うケースカバーと、
    を備え、
    前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、
    前記吸気口部は、前記ケースカバーの側面に設けられ、
    前記排気口部は、前記ケースカバーの背面に設けられ、前記脱臭フィルターを通過した空気を下方に向けて排出させることを特徴とする衛生洗浄装置。
  3. 空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、
    前記脱臭装置を覆うケースカバーと、
    を備え、
    前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、
    前記吸気口部は、前記ケースカバーの背面に設けられ、
    前記排気口部は、前記ケースカバーの側面に設けられ、前記脱臭フィルターを通過した空気を下方に向けて排出させることを特徴とする衛生洗浄装置。
  4. 空気を送風する送風部、及び、前記送風部によって送風された空気が通過する脱臭フィルター、を有する脱臭装置と、
    前記脱臭装置を覆うケースカバーと、
    を備え、
    前記ケースカバーは、前記送風部へトイレルーム内の空気を吸引する吸気口部と、前記脱臭フィルターを通過した空気を排出する排気口部と、を有し、
    前記吸気口部及び前記排気口部は、前記ケースカバーの側面における同一面に設けられ、
    前記排気口部は、前記吸気口部より前方側に設けられたことを特徴とする衛生洗浄装置。
  5. 前記脱臭装置は、前記脱臭フィルターに水を供給する噴霧部を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の衛生洗浄装置。
  6. 前記噴霧部から供給される水は、水を電気分解することで生成される機能水であることを特徴とする請求項に記載の衛生洗浄装置。
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