JP2000129747A - 水洗トイレの脱臭殺菌装置 - Google Patents

水洗トイレの脱臭殺菌装置

Info

Publication number
JP2000129747A
JP2000129747A JP11232514A JP23251499A JP2000129747A JP 2000129747 A JP2000129747 A JP 2000129747A JP 11232514 A JP11232514 A JP 11232514A JP 23251499 A JP23251499 A JP 23251499A JP 2000129747 A JP2000129747 A JP 2000129747A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
deodorizing
filter
sterilizing
toilet
water
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP11232514A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yasuda
宏明 安田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Individual
Original Assignee
Individual
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Individual filed Critical Individual
Priority to JP11232514A priority Critical patent/JP2000129747A/ja
Priority to PCT/JP1999/004481 priority patent/WO2000011278A1/ja
Publication of JP2000129747A publication Critical patent/JP2000129747A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • EFIXED CONSTRUCTIONS
    • E03WATER SUPPLY; SEWERAGE
    • E03DWATER-CLOSETS OR URINALS WITH FLUSHING DEVICES; FLUSHING VALVES THEREFOR
    • E03D9/00Sanitary or other accessories for lavatories ; Devices for cleaning or disinfecting the toilet room or the toilet bowl; Devices for eliminating smells
    • E03D9/04Special arrangement or operation of ventilating devices
    • E03D9/05Special arrangement or operation of ventilating devices ventilating the bowl

Landscapes

  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Public Health (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Hydrology & Water Resources (AREA)
  • Water Supply & Treatment (AREA)
  • Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トイレの脱臭装置において、活性炭や触媒な
どの定期的に交換を必要とする吸着部材を使用せず、長
期間に亘って脱臭効果を得るとともに殺菌作用を持たせ
る。 【解決手段】 便器1より臭気を吸引するため殺菌水を
含浸させた保湿性を有するフィルター2を設け、吸気装
置6によりこのフィルター2を介して臭気を吸収して悪
臭成分を吸収または分解する。その後、新たな殺菌水を
供給してフィルター2を洗浄するとともに、便器1にも
殺菌水を流して殺菌する脱臭殺菌装置とする。吸気装置
6とフィルター2を接続する脱臭用の吸気通路7に取付
部32を介して集塵用の吸気通路10aを接続し、取付
部32に切替弁9aを設け吸引方向を、ホース(12)
側とフィルター(2)側の間で切り替えるようにして、
これに集塵機能を付加する。吸気装置6のモーター5に
は回転を脱臭用と集塵用とに電気的に制御するコントロ
ーラー13を設ける。これにより脱臭・殺菌・集塵を1
台の装置でできるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水洗トイレの脱臭
殺菌装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、トイレを使用後、水洗により洗い
流すことが一般に行われている。しかし、トイレの使用
時の臭いは水で洗い流すだけでは不十分であり、その臭
いを除去するために、種々の装置が考えられている。例
えば、活性炭等の吸着剤を用いたり、ファンで臭気を吸
引し下水へ排気させたり、あるいはプラズマ放電などで
オゾンを発生させて臭気の成分を酸化し、触媒に吸着さ
せるオゾン脱臭機などが考えられていた。これらの一例
として、例えば、特開平3−286052号公報には、
便器の臭いを送風機により吸引し、吸引した臭いを水分
を付着させた補水体に吹き付けて、悪臭成分を補水体の
水分に溶解させた後、下水に廃棄する脱臭装置が開示さ
れている。
【0003】また、特開平4−108928号及び特開
平4−153420号の各公報には、水を含浸させたフ
ィルターを通して便器内の臭いを排出することにより脱
臭する水洗トイレの脱臭装置が開示されている。
【0004】他方、トイレットルームはゴミ、毛髪ある
いは衣服から出るほこりなどで不潔になりがちであった
が、気軽に掃除ができる条件が整っていなかった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】活性炭の消臭能力は3
ないし6ヶ月程度しかないため、短期間での交換が必要
であった。またオゾン脱臭機の触媒にあっては7年程度
有効であり、活性炭に比して使用期間は延びるが、使用
済みの触媒は劇物に属するため一般の家庭ではゴミとし
て簡単に廃棄処分することが出来ない。このため触媒を
交換する際は、メーカーに何日間も預けなければなら
ず、その間は使用できず、費用も掛かるという問題があ
った。また、ファンを使って排気する方法は、悪臭を別
の場所へ移動するだけなので、悪臭を発生させると共
に、院内感染で問題のメチシリン耐性黄色ブドウ球菌
(MRSA)や、病原性大腸菌O157などの病原菌が
大気中にばらまかれる恐れがあり、衛生上問題があっ
た。
【0006】また、便器に雑菌が繁殖するのを防止する
ために、用を足したあとで除菌剤をスプレーすることも
知られているが面倒であった。また、小便器においては
尿素などによって、排水トラップにバクテリアが繁殖し
て悪臭を放ったり、尿石が排水管を閉塞させてしまうと
いう問題に対しては、電解槽によって生成した電解水を
吐水して除菌するものはあったが、脱臭機能を付したも
のはなかった。また大便器にも脱臭能と殺菌能の両機能
を備えたものはなかった。
【0007】他方、トイレの清掃については、例えば、
座敷やダイニングルームあるいは食堂などで使用する電
気掃除機をトイレの掃除と兼用していたが、衛生面で問
題があった。また兼用せずにトイレ専用の掃除機をもう
1台別に用意したとしても、使用しないときは邪魔にな
り、狭いトイレ内では収納する場所に困るという問題が
あった。
【0008】以上の点に鑑みて、本発明は、活性炭や触
媒などの定期的に交換を必要とする吸着部材を使用せ
ず、長期間に亘って脱臭効果を得るとともに、便器など
に細菌が繁殖するのを抑止する水洗トイレの脱臭殺菌装
置を提供することを目的とするものである。
【0009】本発明の他の目的は、脱臭効果を一層長持
ちさせることができる水洗トイレの脱臭殺菌装置を提供
することにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、トイレを掃除す
ることができ、且つ狭いトイレ内でも収納に困らない、
水洗トイレの脱臭殺菌装置を提供することにある。
【0011】本発明の更に他の目的は、悪臭を外部即ち
別の場所に排出しない水洗トイレの脱臭殺菌装置を提供
することにある。
【0012】本発明の更に他の目的は、コンパクトな設
備とすることにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決する
ために本発明の水洗トイレの脱臭殺菌装置は、保湿性を
有するフィルターを介して便器より臭気を吸引する吸気
装置と、このフィルターに殺菌水を供給する殺菌水供給
装置とを備えており、吸気装置がフィルターを通して臭
気を吸引して、フィルターに吸着された悪臭成分を殺菌
水により吸収または分解し、その後、新たな殺菌水をフ
ィルターに供給してフィルターを洗浄することを特徴と
する。
【0014】更に本発明の水洗トイレの脱臭殺菌装置
は、新たな殺菌水をフィルターの洗浄と共に便器の殺菌
にも使用することもできる。
【0015】また、集塵用のホースを装着可能な吸気通
路は、フィルターから吸気装置に至る脱臭用の吸気通路
に取付部を介して設けるようにしてもよい。この場合、
取付部に吸引方向をホース側とフィルター側の間で切り
替える切替弁を設けることができる。
【0016】また、脱臭用の吸気通路に開閉弁が備えら
れ、集塵用のホースを装着可能な吸気通路に他の開閉弁
が取り付けられ、集塵用の吸気通路を吸気装置に接続す
るよう構成することができる。
【0017】吸引したゴミを収容するために、吸気装置
の吸気側か排気側にダストバッグを取り付けるようにし
てもよい。
【0018】吸気装置の排気側に排気通路を設け、この
排気通路を便器の排水通路に取り付けてもよい。
【0019】吸気装置のモーターには、回転を制御する
コントローラーを取り付けることができる。
【0020】殺菌水供給装置は、殺菌水を製造する手段
を内部にあるいは外部に備えるようにしてもよい。
【0021】上記殺菌水は、電解槽によって生成された
電解水を使用するのが望ましいが、後述のオゾン発生機
で生成したオゾン水を用いてもよいし、そのほかにもい
ろいろな殺菌水が考えられるが脱臭効果に影響をおよぼ
すものでなければ特に特定のものに制限されるものでは
ない。例えば、殺菌性の種々の成分を加えて焼成したセ
ラミックスを水槽に敷き詰めて得た殺菌水でもよいし、
水道水で水溶性の除菌剤を溶融した殺菌水でもよい。
【0022】また、フィルターは、通気性であって保湿
性を有するものであればいかなる材料でもよい。
【0023】また、殺菌水供給装置に、殺菌水を必要に
応じ、或いは間欠的に供給する為の調節手段を設けても
よい。
【0024】
【発明の効果】本発明の水洗トイレの脱臭殺菌装置は、
保湿性を有するフィルターを介して便器より臭気を吸引
する吸気装置と、このフィルターに殺菌水を供給する殺
菌水供給装置とを備えており、吸気装置がフィルターを
通して臭気を吸引して、フィルターに吸着された悪臭成
分を殺菌水により吸収または分解し、その後、新たな殺
菌水をフィルターに供給してフィルターを洗浄するよう
構成されているので、次のような効果を奏する。
【0025】即ち、フィルターは殺菌水で含浸されてい
るので、吸気系の殺菌ができ、排気はカビ臭もなく、病
原菌が大気中に飛散するのを防止できる。更に、尿石に
よる排水管の閉塞やトラップの汚れを防止できる。活性
炭や触媒などの定期的な交換を要する吸着部材を不要に
でき、長期間メンテナンスフリーとすることができる。
【0026】また、新たな殺菌水をフィルターの洗浄と
共に便器の殺菌にも使用するようにした場合には、便器
に雑菌が繁殖するのを抑止できる。
【0027】更に本発明の水洗トイレの脱臭殺菌装置
が、集塵用のホースを装着可能な吸気通路が、フィルタ
ーから吸気装置に至る脱臭用の吸気通路に取付部を介し
て設けるようにした場合は、掃除機として脱臭用の吸気
装置を兼用できるので、すっきりとした収納スペースが
得られる。またトイレ専用の掃除機であるからいつでも
気楽に使用できる。また、脱臭、殺菌、集塵が1台の装
置に構成されるので、全体として低コストで実現するこ
とができる。
【0028】取付部に吸引方向をホース側とフィルター
側の間で切り替える切替弁を設けた場合は、吸気装置を
効率よく集塵機能に使用することができ、トイレを使用
しないときでも掃除ができる。
【0029】また、脱臭用の吸気通路に開閉弁が備えら
れ、集塵用のホースを装着可能な吸気通路に他の開閉弁
が取り付けられ、集塵用の吸気通路を吸気装置に接続す
るよう構成した場合は、トイレを脱臭しながら掃除する
ことができる。
【0030】吸気装置の排気側に排気通路を設け、この
排気通路を便器の排水通路に取り付けた場合は、ゴミ捨
ての手間がかからない。
【0031】吸気装置のモーターに、回転を制御するコ
ントローラーを取り付けた場合は設備をコンパクトにす
ることができる。
【0032】
【発明の実施の形態】本発明の好ましい実施の形態を図
1乃至図4に基づいて説明する。図1は第1の実施形態
の吸気通路を切り換え可能にした構成、及び作用を示す
概略系統図であり、図2は同じく第2の実施形態の2つ
の吸気通路を有する構成、及び作用の一部分を示す系統
図である。図3は殺菌水供給装置(以下、単に供給装置
という)を設けた水洗トイレの脱臭殺菌装置の断面図で
ある。図4は、集塵用の吸気通路、および排気通路を設
けた水洗トイレの脱臭殺菌装置の断面図である。
【0033】図1において、1は、便器であり、大便器
(腰掛便器、和風便器等を含む)または小便器を示して
いる。なお、図1では、便器1には、排泄物を洗浄する
ための洗浄水を保有する貯水槽19(図3及び図4参
照)は省略している。図1および図3に示すように、便
器1にはフィルター2を介して供給装置3が接続されて
いる。供給装置3は、水道水や地下水などいろいろの水
質の水を殺菌水に生成する電解槽4を設けている。
【0034】本発明に係る水洗トイレの脱臭殺菌装置
は、大便器または小便器で発生する硫化水素、メチルメ
ルカプタン、アンモニアなどの悪臭成分に加えてバクテ
リアなどを除去するために、水道水を例えば電解槽4に
よって生成した電解水即ち殺菌水を、吸気装置6の吸気
側に設けられた保湿性のフィルター2に供給して含浸さ
せる。吸気装置6を作動させると便器1より臭気通路8
を通って臭気が吸引され、その臭気はフィルター2を通
過するときに、含浸させた電解水によって悪臭成分が吸
収されたり分解されたりする。そして浄化され、脱臭さ
れた空気のみが吸気装置6から任意のところへ排出され
る。脱臭後は、フィルター2には新たな殺菌水を供給し
洗浄と同時に付着した悪臭成分、ゴミ、雑菌などを除去
するとともに、再びフィルター2に正常な殺菌水(電解
水)を含浸させて次の脱臭を繰り返しできるものとし、
さらには電解水を便器1に流して図示せぬ便鉢内やトラ
ップ部分を殺菌するものとする。このとき、小便器にお
いては、電解水を流すだけで尿素などを除去することが
できるが、大便器は電解水のみの洗浄では排泄物を洗い
流すのは無理であるから、水道水を用いた洗浄水で排泄
物を流した後に、何等かの方法で電解水を流せばよい。
これにより有害な病原性の細菌や排水管を閉塞してしま
う尿石などが除去され、汚れや悪臭の原因となるバクテ
リアを抑止できる。
【0035】殺菌水を供給する供給装置3は、例えば図
3に示すように貯水槽19の蓋20に載置される。この
実施形態では、水道管34から供給される水は、分岐部
37からストッパ機構部36に至る経路と、上方に延び
るパイプ38によって供給装置3に至る経路に分岐され
る。パイプ38を通過する水道水は、供給装置3内にあ
る図示しない調節装置により、必要に応じ、或いは所定
の間隔で間欠的に供給される。供給装置3の下部には蓋
20を貫通するパイプ31が接続され、そのパイプ31
の先端は吸気通路7に連通するよう連結されている。供
給装置3内には殺菌水を製造する手段として前述の電解
槽4があるので、殺菌水が製造され、殺菌水はパイプ3
1を通ってフィルター2に供給される。
【0036】なお、上記電解水に代えてオゾン発生機で
生成したオゾン水を使用した場合、オゾンは時間が経過
すると酸素に戻る性質があるが、本発明はフィルターに
浸した水分に臭いを吸収させる方法を採用しているか
ら、たとえオゾン水を使用してただの水になったとして
も脱臭効果に支障はなく、フィルター2や便器1に再度
殺菌力のあるオゾン水を供給するので、殺菌効果にもな
んら影響をおよぼすものではない。
【0037】供給装置3は貯水槽19の内部、即ち蓋2
0の下側に設けてもよい(図示せず)。又、供給装置3
内に電解槽4の如き殺菌水製造手段を必ずしも設ける必
要はなく、殺菌水を外部からフィルター2に供給するよ
うに構成してもよい。
【0038】次に、掃除機能の使用に際して、1台の吸
気装置で脱臭能と集塵能の双方の機能を兼用させるとな
るといろいろと複雑となってそれぞれに悪影響をおよぼ
すこともあり、それらを回避するために、電気回路や操
作方法などはいかなるものとしてもよいが、ここでは、
図1及び図4に示すように、吸気装置6の吸気側に吸引
方向を切り替える切替弁9aを設けている。この切替弁
9aは、脱臭機能が働いているときには集塵側を閉し、
また集塵機能を開にしたときには脱臭機能を停止させる
働きを保持している。
【0039】便器1には保湿性を有するフィルター2を
介して臭気を吸引するためのモーター5を備えた吸気装
置6が上方に設けられ、吸気通路7によって連結されて
いる。吸気通路7の取付部32には、電気的に作動して
吸引方向を切替える前述の切替弁9aを設けるととも
に、集塵するための集塵用の吸気通路10aを吸気通路
7の取付部32より分岐して設けている。図4にはこの
吸気通路10aを部分的に示す。吸気通路10aまたは
後述する吸気通路10bにはホースリール11を介して
集塵用のホース12を連結することができる。また、切
替弁9aには吸気装置6のモーター5の回転を電気的に
制御するためのコントローラー13を接続させている。
【0040】この具体的な構成の一例を図4に示す。こ
の切替弁9aは、吸気通路7と集塵用の吸気通路10a
をそれぞれ開閉するものであって、吸気経路を脱臭用ま
たは集塵用に切り替えるものとしている。
【0041】脱臭機能が働いているときに図示せぬ集塵
用のスイッチをONにすると、吸気装置6は作動してい
る状態のまま切替弁9aが作動し、脱臭側は閉されて脱
臭機能が一時的に停止する。さらにコントローラー13
が働いて吸気装置6のモーター5の回転が自動的に上昇
すると、吸気通路10aの吸引流速が増して掃除機能が
可能となる。このようにして掃除機能が働くためホース
リール11に捲回された集塵用のホース12を引き伸ば
し、トイレブース内の掃除が行われる。作業後はスイッ
チをOFFにすると集塵機能が停止し、切替弁9aは脱
臭側を解放して脱臭機能も停止する。使用後のホース1
2は再びホースリール11に収納される。また、吸引し
たゴミ、毛髪、ほこりなどは図示せぬダストバッグに収
容させるようにしてもよいが、逆止弁15を介して排気
通路14から下水即ち排水通路16に放流するようにす
ると、ダストバックを不要にすることができる。
【0042】集塵用の吸気通路10aとしては、必ずし
もこの切替弁9aから分岐しなくとも少し離れたところ
で分岐させてもよい。例えば、図2で示した第2の実施
形態のように、前記した切替弁9aには通さない吸気通
路10bを形成して、吸気装置6に直接取り付けるよう
にしてもよい。その場合、集塵用の吸気通路10bには
開閉弁9bを設け、脱臭用の吸気通路7には開閉弁9c
をそれぞれ設ける必要がある。電気回路により、これら
の開閉弁9b,9cを開閉弁9bを開とし、開閉弁9c
を閉とするようにすれば、上記と略同様の作用が得ら
れ、また、それぞれ独立に制御可能とすれば脱臭と集塵
を任意に切り替え、あるいは組み合わせることができ
る。図2のその他の構成は、図1と同様なので詳細な説
明は省略する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による水洗トイレの脱臭殺菌装置の第1
の実施形態の構成及び作用を示す概略系統図
【図2】同じく第2の実施形態の構成及び作用の一部分
を示す系統図
【図3】殺菌水供給装置を設けた水洗トイレの脱臭殺菌
装置の断面図
【図4】集塵用の吸気通路、および排気用の排気通路を
設けた水洗トイレの脱臭殺菌装置の断面図
【符号の説明】
1 便器 2 フィルター 3 殺菌水供給装置 4 電解槽(殺菌水製造手段) 5 モーター 6 吸気装置 7 脱臭用の吸気通路 8 臭気通路 9a 吸引方向を切替える切替弁 9b 開閉弁 9c 開閉弁 10a 集塵用の吸気通路 10b 集塵用の吸気通路 11 ホースリール 12 ホース 13 コントローラー 14 排気通路 15 逆止弁 16 排水通路 19 貯水槽 32 取付部
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月2日(1999.9.2)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】また、殺菌水供給装置には、殺菌水を必要
に応じ、或いは間欠的に供給するための調節手段を設け
ている。
【手続補正2】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図1
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 保湿性を有するフィルター(2)を介し
    て便器(1)より臭気を吸引する吸気装置(6)と、前
    記フィルター(2)に殺菌水を供給する殺菌水供給装置
    (3)とを備え、前記吸気装置(6)が前記フィルター
    (2)を通して臭気を吸引することにより該フィルター
    (2)に吸着された悪臭成分を前記殺菌水により吸収ま
    たは分解し、その後、新たな殺菌水を前記フィルター
    (2)に供給して該フィルター(2)を洗浄することを
    特徴とする水洗トイレの脱臭殺菌装置。
  2. 【請求項2】 前記新たな殺菌水を前記フィルター
    (2)の洗浄と共に前記便器(1)の殺菌にも使用する
    ことを特徴とする請求項1記載の水洗トイレの脱臭殺菌
    装置。
  3. 【請求項3】 集塵用のホース(12)を装着可能な吸
    気通路(10a)が、前記フィルター(2)から前記吸
    気装置(6)に至る脱臭用の吸気通路(7)に取付部
    (32)を介して設けられていることを特徴とする請求
    項1または2記載の水洗トイレの脱臭殺菌装置。
  4. 【請求項4】 前記取付部(32)に吸引方向を前記ホ
    ース(12)側と前記フィルター(2)側の間で切り替
    える切替弁(9a)が設けられていることを特徴とする
    請求項3記載の水洗トイレの脱臭殺菌装置。
  5. 【請求項5】 脱臭用の吸気通路(7)に開閉弁(9
    c)が備えられ、集塵用のホース(12)を装着可能な
    吸気通路(10b)に他の開閉弁(9b)が取り付けら
    れ、前記集塵用の吸気通路(10b)が前記吸気装置
    (6)に接続されていることを特徴とする請求項1また
    は2記載の水洗トイレの脱臭殺菌装置。
  6. 【請求項6】 前記吸気装置(6)の排気側に排気通路
    (14)が設けられ、該排気通路(14)が前記便器
    (1)の排水通路(16)に接続されていることを特徴
    とする請求項1または2記載の水洗トイレの脱臭殺菌装
    置。
  7. 【請求項7】 前記吸気装置(6)のモーター(5)
    に、回転を制御するコントローラー(13)が取り付け
    られていることを特徴とする請求項1または2記載の水
    洗トイレの脱臭殺菌装置。
  8. 【請求項8】 前記殺菌水供給装置(3)が殺菌水を製
    造する手段(4)を備えていることを特徴とする請求項
    1乃至請求項7記載の水洗トイレの脱臭殺菌装置。
JP11232514A 1998-08-21 1999-08-19 水洗トイレの脱臭殺菌装置 Withdrawn JP2000129747A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11232514A JP2000129747A (ja) 1998-08-21 1999-08-19 水洗トイレの脱臭殺菌装置
PCT/JP1999/004481 WO2000011278A1 (fr) 1998-08-21 1999-08-20 Dispositif de desodorisation et de sterilisation pour chasse d'eau de toilettes

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10-272428 1998-08-21
JP27242898 1998-08-21
JP11232514A JP2000129747A (ja) 1998-08-21 1999-08-19 水洗トイレの脱臭殺菌装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000129747A true JP2000129747A (ja) 2000-05-09

Family

ID=26530498

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11232514A Withdrawn JP2000129747A (ja) 1998-08-21 1999-08-19 水洗トイレの脱臭殺菌装置

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP2000129747A (ja)
WO (1) WO2000011278A1 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20160022234A (ko) 2014-08-19 2016-02-29 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
KR20160022233A (ko) 2014-08-19 2016-02-29 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
KR20160022235A (ko) 2014-08-19 2016-02-29 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
CN105587025A (zh) * 2014-11-12 2016-05-18 Toto株式会社 卫生清洗装置
JP2016094711A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 Toto株式会社 衛生洗浄装置
JP2016120079A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 Toto株式会社 便座装置
JP2016120080A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 Toto株式会社 便座装置
JP2016123583A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 Toto株式会社 便座装置

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2010006538A1 (zh) * 2008-07-16 2010-01-21 福建弘腾电子科技有限公司 一种马桶水箱配件
IES20090780A2 (en) * 2008-10-07 2010-06-09 Thomas Peter O'harte An odour extraction system for extraction odours from a toilet pan
EP2746474B1 (de) 2012-12-21 2020-04-22 Geberit International AG Spülvorrichtung mit Geruchsabsaugung
CO2019002114A1 (es) * 2019-03-05 2019-05-10 Martin Mesa Sistema de extracción de olores para una disposición individual o múltiple de sanitarios, centralizado unipropósito o centralizado multipropósito

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2958657B2 (ja) * 1990-08-29 1999-10-06 宏明 安田 水洗トイレの脱臭装置
JP2551868Y2 (ja) * 1991-04-26 1997-10-27 東陶機器株式会社 脱臭便器

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016044400A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 Toto株式会社 衛生洗浄装置
CN105369870A (zh) * 2014-08-19 2016-03-02 Toto株式会社 卫生洗净装置
KR20160022234A (ko) 2014-08-19 2016-02-29 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
CN105369872A (zh) * 2014-08-19 2016-03-02 Toto株式会社 卫生洗净装置
KR101775395B1 (ko) * 2014-08-19 2017-09-06 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
CN105369871A (zh) * 2014-08-19 2016-03-02 Toto株式会社 卫生洗净装置
JP2016044399A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 Toto株式会社 衛生洗浄装置
JP2016044398A (ja) * 2014-08-19 2016-04-04 Toto株式会社 衛生洗浄装置
KR20160022235A (ko) 2014-08-19 2016-02-29 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
KR20160022233A (ko) 2014-08-19 2016-02-29 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
JP2016094711A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 Toto株式会社 衛生洗浄装置
JP2016094712A (ja) * 2014-11-12 2016-05-26 Toto株式会社 衛生洗浄装置
CN105587025A (zh) * 2014-11-12 2016-05-18 Toto株式会社 卫生清洗装置
KR101786829B1 (ko) * 2014-11-12 2017-10-18 토토 가부시키가이샤 위생 세정 장치
JP2016120079A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 Toto株式会社 便座装置
JP2016120080A (ja) * 2014-12-25 2016-07-07 Toto株式会社 便座装置
JP2016123583A (ja) * 2014-12-26 2016-07-11 Toto株式会社 便座装置

Also Published As

Publication number Publication date
WO2000011278A1 (fr) 2000-03-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6643850B2 (en) Odor removal system
JP2000129747A (ja) 水洗トイレの脱臭殺菌装置
CN109296042B (zh) 一种自清洁卫生间
JP2958657B2 (ja) 水洗トイレの脱臭装置
US6457186B1 (en) Air cleaning device for a toilet bowl
JP2551868Y2 (ja) 脱臭便器
JP2024502342A (ja) トイレ装置
KR19990007160U (ko) 변기의 탈취 및 살균장치
JPH08112336A (ja) 空気清浄脱臭器
JP2003275129A (ja) 手乾燥装置
KR0129517B1 (ko) 좌변기의 탈취장치
KR200393220Y1 (ko) 양변기용 악취 및 세균 제거 탈취기
JP3820542B2 (ja) 手乾燥装置
CN210315857U (zh) 一种移动公厕除臭设备及移动公厕
CN214536705U (zh) 一种公厕空气净化清洁装置
JP2004060419A (ja) 小便器の尿石等発生抑止システム
JP2001072204A (ja) ゴミ収集車
JPH10331231A (ja) オゾン水による便器洗浄装置
KR200348346Y1 (ko) 양변기내의 악취 제거 장치
WO1998044960A1 (fr) Agent purifiant, appareil et procede permettant de former un agent purifiant, et procede de purification utilisant l'agent
JPH04117074U (ja) 消臭装置
CN113026883A (zh) 一种基于马桶的空气净化装置和智能马桶
KR200282630Y1 (ko) 양변기의 살균 및 냄새제거장치
JPH10338958A (ja) オゾン水給水装置
JPH01295932A (ja) 便所装置

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20061107