JP2958657B2 - 水洗トイレの脱臭装置 - Google Patents
水洗トイレの脱臭装置Info
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- JP2958657B2 JP2958657B2 JP22718290A JP22718290A JP2958657B2 JP 2958657 B2 JP2958657 B2 JP 2958657B2 JP 22718290 A JP22718290 A JP 22718290A JP 22718290 A JP22718290 A JP 22718290A JP 2958657 B2 JP2958657 B2 JP 2958657B2
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- Japan
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- filter
- water
- odor
- present
- flush toilet
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- Bidet-Like Cleaning Device And Other Flush Toilet Accessories (AREA)
Description
【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は水洗トイレの脱臭装置に関するものである。
「従来の技術」 従来、臭気を発生源から排気ファンで下水へ排気した
り、吸引した臭気を脱臭剤例えば活性炭等で除去する方
法がとられていたが、下水管に向けて強制排気をすれば
台所の流しや排水口から臭気が噴出し衛生上よくない。
また、脱臭剤を用いても三ヵ月程度で交換しなければな
らず、脱臭剤の詰め替え費用や手数がかかるなど有効な
ものでなかった。
り、吸引した臭気を脱臭剤例えば活性炭等で除去する方
法がとられていたが、下水管に向けて強制排気をすれば
台所の流しや排水口から臭気が噴出し衛生上よくない。
また、脱臭剤を用いても三ヵ月程度で交換しなければな
らず、脱臭剤の詰め替え費用や手数がかかるなど有効な
ものでなかった。
「発明が解決しようとする課題」 本発明は、上記のごとき臭気を直接下水管へ排気して
生じる二次公害の発生を防ぎ、且つ、脱臭能力を永続し
うる低コストの装置を提供するものである。
生じる二次公害の発生を防ぎ、且つ、脱臭能力を永続し
うる低コストの装置を提供するものである。
「課題を解決するための手段」 本発明は、通気性のよいフィルターが水を浸すと共
に、吸気装置で吸引した臭気を濾過し、後に該フィルタ
ーを洗浄水で清浄するようにしたものである。
に、吸気装置で吸引した臭気を濾過し、後に該フィルタ
ーを洗浄水で清浄するようにしたものである。
「作 用」 本発明の脱臭装置は、便槽で気化した臭いを吸気装置
で吸引し、臭気は水を含浸させたフィルターを通して脱
臭する。脱臭剤を使わず水に臭いを吸着させる。そし
て、フィルターは洗浄水によって浄化され、フィルター
に付着した臭いは水と一緒に下水へ放流するものであ
る。
で吸引し、臭気は水を含浸させたフィルターを通して脱
臭する。脱臭剤を使わず水に臭いを吸着させる。そし
て、フィルターは洗浄水によって浄化され、フィルター
に付着した臭いは水と一緒に下水へ放流するものであ
る。
「実施例」 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明する。
第1図は本発明の第1実施例で、便器本体1の通水路
2にフィルター3を設け、吸気装置4と中空の吸気管5
で接続されている。吸気装置4は、用便時に発生する臭
気を吸引するためのファン6を備え、便槽7の周囲にい
くつも設けた流水孔8と便座9の排気孔10から吸引した
臭気は、排気通路11と通水路2を通り、フィルター3に
浸した水に臭いを吸着させ、更に、水膜の間を通り抜け
て浄化し排気口12から排出する。一方、貯水槽13のフロ
ートバルブ14を開くと洗浄水が排水口15から流出し、汚
染されたフィルターを浄化するものである。16は接続管
で、通水路2と便座9の排気通路11を結ぶもので、内部
通路には洗浄水の逆流を防止する逆止弁が設けられてい
る。
2にフィルター3を設け、吸気装置4と中空の吸気管5
で接続されている。吸気装置4は、用便時に発生する臭
気を吸引するためのファン6を備え、便槽7の周囲にい
くつも設けた流水孔8と便座9の排気孔10から吸引した
臭気は、排気通路11と通水路2を通り、フィルター3に
浸した水に臭いを吸着させ、更に、水膜の間を通り抜け
て浄化し排気口12から排出する。一方、貯水槽13のフロ
ートバルブ14を開くと洗浄水が排水口15から流出し、汚
染されたフィルターを浄化するものである。16は接続管
で、通水路2と便座9の排気通路11を結ぶもので、内部
通路には洗浄水の逆流を防止する逆止弁が設けられてい
る。
第2図は本発明の第2実施例を示し、吸気装置17は吸
気口18を、貯水槽19の内部に向けて蓋20に設置し、吸気
口18と溢水管21とを吸気管22で接続して、ファン23の作
動により吸引した臭気は、排水口24から溢水管21の通水
路25を通り、吸気管22に内接されたフィルター26で濾過
する。また、吸気管22は溢水管21の外径よりも大径の開
口部27が、水中に没するように溢水管28と接続されてい
るため、臭気は外部に漏れることなくフィルター26に吸
い寄せられる。そして、臭気は浄化後、排気口29から排
出される。また、フィルター26の上部近傍には洗浄孔30
が設けられ、洗浄用のホース31が水道から導かれ接続さ
れており、便槽の洗浄と同時に、きれいな水がこの洗浄
孔30から噴出して、汚染されたフィルター26を洗浄し繰
り返し使用を可能にしたものである。
気口18を、貯水槽19の内部に向けて蓋20に設置し、吸気
口18と溢水管21とを吸気管22で接続して、ファン23の作
動により吸引した臭気は、排水口24から溢水管21の通水
路25を通り、吸気管22に内接されたフィルター26で濾過
する。また、吸気管22は溢水管21の外径よりも大径の開
口部27が、水中に没するように溢水管28と接続されてい
るため、臭気は外部に漏れることなくフィルター26に吸
い寄せられる。そして、臭気は浄化後、排気口29から排
出される。また、フィルター26の上部近傍には洗浄孔30
が設けられ、洗浄用のホース31が水道から導かれ接続さ
れており、便槽の洗浄と同時に、きれいな水がこの洗浄
孔30から噴出して、汚染されたフィルター26を洗浄し繰
り返し使用を可能にしたものである。
本発明におけるフィルターは、通気性の良好な繊維質
または粒子、例えばポリプロピレン、レーヨン、ナイロ
ン、ポリエステル等の不織布、または微細な小孔を有す
る多孔質プラスチック、セラミック、無機質紙等から成
り、長期間使用に耐え得る素材であって、保水性にも優
れていることは勿論である。
または粒子、例えばポリプロピレン、レーヨン、ナイロ
ン、ポリエステル等の不織布、または微細な小孔を有す
る多孔質プラスチック、セラミック、無機質紙等から成
り、長期間使用に耐え得る素材であって、保水性にも優
れていることは勿論である。
なお、前記例の他の種々な素材のフィルター、吸気装
置等を用いることはすべて本発明に含まれるものであ
る。
置等を用いることはすべて本発明に含まれるものであ
る。
「効 果」 本発明によれば、フィルターが吸気装置の吸入側に設
けられているので、吸引された臭気は全てを、フィルタ
ーに通過させることができる。したがって、臭気の漏れ
もなく、効率がよい。また、吸気装置乃至フィルター間
を負圧状態にすることで悪臭を取り込めるので、微量の
吸入流速で済み、さらには運転音を抑えられ、使用の
際、用を足していても違和感がない。また、フィルター
に付着した悪臭成分と一緒にゴミやほこり等も洗い流し
てしまうので、長期間フィルターの手入れが不要とな
る。
けられているので、吸引された臭気は全てを、フィルタ
ーに通過させることができる。したがって、臭気の漏れ
もなく、効率がよい。また、吸気装置乃至フィルター間
を負圧状態にすることで悪臭を取り込めるので、微量の
吸入流速で済み、さらには運転音を抑えられ、使用の
際、用を足していても違和感がない。また、フィルター
に付着した悪臭成分と一緒にゴミやほこり等も洗い流し
てしまうので、長期間フィルターの手入れが不要とな
る。
第1図は本発明第1実施例の作用説明図、第2図は本発
明第2実施例の作用説明図である。 2・25……通水路、3・26……フィルター、4・17……
吸気装置、5・22……吸気管、6・23……ファン、8…
…流水孔。
明第2実施例の作用説明図である。 2・25……通水路、3・26……フィルター、4・17……
吸気装置、5・22……吸気管、6・23……ファン、8…
…流水孔。
Claims (1)
- 【請求項1】吸気装置の吸入側に設けられたフィルター
に水を含浸させ、そのフィルターを介し前記吸気装置に
よって吸引した臭気を、前記フィルターに通し水ににお
いを吸収させた後、汚染された前記フィルターを洗浄し
再び清浄な水を含浸させるようにした水洗トイレの脱臭
装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22718290A JP2958657B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 水洗トイレの脱臭装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP22718290A JP2958657B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 水洗トイレの脱臭装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH04108928A JPH04108928A (ja) | 1992-04-09 |
JP2958657B2 true JP2958657B2 (ja) | 1999-10-06 |
Family
ID=16856776
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP22718290A Expired - Lifetime JP2958657B2 (ja) | 1990-08-29 | 1990-08-29 | 水洗トイレの脱臭装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2958657B2 (ja) |
Families Citing this family (9)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2000129747A (ja) * | 1998-08-21 | 2000-05-09 | Hiroaki Yasuda | 水洗トイレの脱臭殺菌装置 |
US5991933A (en) * | 1998-11-18 | 1999-11-30 | Schaffer; Richard C. | Toilet with odor removal tube |
DE20002263U1 (de) * | 2000-02-09 | 2000-05-04 | Welk Viktor | Urinalsieb mit einem mechanischen Flüssigkeitsdosierer, der Flüssigkeitsdosierer ist mit Urinalsieb fest verbunden |
JP2016094712A (ja) * | 2014-11-12 | 2016-05-26 | Toto株式会社 | 衛生洗浄装置 |
JP6551860B2 (ja) * | 2014-12-25 | 2019-07-31 | Toto株式会社 | 便座装置 |
JP6300180B2 (ja) * | 2014-12-26 | 2018-03-28 | Toto株式会社 | 便座装置 |
CN105544677B (zh) * | 2015-12-17 | 2018-03-20 | 南通江海港建设工程有限公司 | 抽水坐便器 |
CN111218966A (zh) * | 2019-12-04 | 2020-06-02 | 赵劲宇 | 一种带排气装置的大便器 |
CN112854388A (zh) * | 2020-05-02 | 2021-05-28 | 张德胜 | 一种组合式空气净化器及操作方法 |
-
1990
- 1990-08-29 JP JP22718290A patent/JP2958657B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH04108928A (ja) | 1992-04-09 |
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