JPH03112690A - Icカードおよびその製造方法 - Google Patents

Icカードおよびその製造方法

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JPH03112690A
JPH03112690A JP1250547A JP25054789A JPH03112690A JP H03112690 A JPH03112690 A JP H03112690A JP 1250547 A JP1250547 A JP 1250547A JP 25054789 A JP25054789 A JP 25054789A JP H03112690 A JPH03112690 A JP H03112690A
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JP
Japan
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card
module
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hole
manufacturing
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JP1250547A
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Inventor
Toshiharu Saito
斉藤 俊治
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Toppan Inc
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明はカード本体にマイクロコンピュータ。
半導体メモリ、コンタクト端子を含むICモジュールを
組み込んでなるICカードおよびその製造方法に関する
ものである。
[従来の技術] 従来から、コンピュータおよびコンピュータを利用した
電子機器の外部記憶装置としては、フロッピーディスク
、カセットテープ等の磁気記録媒体が広く利用されてい
るが、近年では取扱い易さ、小形化を図るべく、RAM
、ROM等の半導体メモリーを備えたカード状あるいは
パッケージ状の記録媒体が用いられてきている。一方、
クレジットカード、IDカード、銀行カード等の分野に
おいては、磁気カードに代わるカードとして、カード基
材にマイクロプロセッサ、RAM。
ROM等の半導体メモリ、コンタクト端子を含むICモ
ジュールを搭載してなるいわゆるICカードが、情報記
憶容量が非常に大きいこと、および高セキュリティ性を
有することから開発されてきている。
ところで、この種のICカードとしては、従来から塩化
ビニル樹脂をベースとしたカード基材にICモジュール
を搭載するという形で、開発が進められてきている。
しかしながら、環境条件が高温になり易い、例えばFA
用途や車載用途等には、従来のような塩化ビニル樹脂を
ベースとしたカード基材では、曲げ剛性や耐熱性の面で
問題があり、その使用において、外部記憶装置としての
信頼性が乏しいものとなり、その用途に採用されること
は少なかった。
そこで、これらの問題を解決するものとして、ICモジ
ュールを構成する素材の剛性、耐熱性等に着目し、IC
モジュールをカードサイズまで周囲を拡張し、その表裏
に印刷層を設けたラベルを接着剤により貼着してなるI
Cカードが提案されてきている。
第7図は、上述の方式により製造されたICカードの一
例を示す断面構成図である。すなわち、マイクロプロセ
ッサ、RAM、ROM等の半導体メモリ、コンタクト端
子を含むICモジュールを搭載したカード基材(BTレ
ジンガラス絶縁板等からなる)15をカードサイズに形
成し、そのコンタクト端子16を除いた部分のカード基
材15上に、ポリエステルフィルムをベースに接着剤1
7および逆面に印刷層等を設けたラベル18を貼着して
なるものである。
[発明が解決しようとする課局] しかしながら、このような上述したようなICカードに
は、次のような種々の問題がある。
(a)カードの厚さが比較的厚くなる(約1.0〜1.
3mm)。すなわち、カードサイズであるICモジュー
ル(カード基材)は、ICチップを搭載する必要がある
ことから、その層構成には一定の制限が設けられること
になる。その結果、厚さ方向に対称構成゛を形成するこ
とは難しく、また仮に形成できたとしても、必要以上に
厚い構成となってカード厚がより厚くなり、携帯性、保
管スペースに難があるだけでなく、カードリーダ・ライ
タ(端末装置)が専用仕様のものとなってしまう。
(b)耐熱性に難がある。−船釣なICカードのICモ
ジュール部分に相当する箇所を形成する工程において、
カード基材の各層の受ける熱履歴の違いや封止樹脂の硬
化の際に加わる熱履歴等、内部構造の非対称性からくる
内部歪みをゆうするため、これがカードサイズに拡大さ
れるとその歪みは反り、ねじれとなって現れることにな
る。
(C)カード表面に、個人ID(例えば、カードホルダ
ーの氏名等)を表示させるのが困難である。
(d)カード単価、特にICモジュールコストが大きい
*専用モジュールとして作る必要があり、量産効果が現
われない。
*■Cモジュールサイズが大きく、生産性が劣る。
(e)カードの剛性が比較的劣り、ICチップの保護性
に°難がある。
(f)カード外観、封止部がラベルと接触する形となり
、その凹凸がカード外面にも影響し、外観的にあまり美
麗でなくなる。
本発明は上述のような問題を解決するために成されたも
ので、カードの厚さを薄く抑えることができると共に低
コスト化を図ることができ、かつ耐熱性に優れていると
共に外部応力に対する信頼性が高く、しかもカード表面
に個人IDを表示できると共に外観的にも極めて見栄え
の良いICカードおよびその製造方法を提供することを
目的とする。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するために、本発明によるICカード
は、カード基材の規定の位置に削設されたICモジュー
ル収納用の穴の内部にICモジュールを投入収納し、か
つICモジュール部分を除くカード基材の表裏面上に、
金属箔ベースのラベルを貼着して構成するようにしてい
る。
また、そのICカードの製造方法としては、カード基材
の規定の位置に、ICモジュール収納用の穴を削設する
第1の工程と、第1の工程で削設されたICモジュール
収納用穴の内部に、接着剤を付着した後ICモジュール
を投入収納してICモジュールを接着する第2の工程と
、ICモジュール部分を除いたカード基材の表裏面上に
、金属箔ベースのラベルを貼着してICカードを得る第
3の工程とから成るか、 または、カード基材の規定の位置に、ICモジュール収
納用の穴を削設する第1の工程と、第1の工程で削設さ
れたICモジュール収納用穴の内部にダミーモジュール
を投入収納すると共に、当該部分を除いたカード基材の
表裏面上に金属箔ベースのラベルを貼着する第2の工程
と、第2の工程で投入収納されたダミーモジュールをI
Cモジュール収納用穴から取除き、接着剤を付着した後
ICモジュールを投入収納しICモジュールを接着して
ICカードを得るj@3の工程とから成っている。
[作 用] 従って、本発明のICカードおよびその製造方法におい
ては、ICモジュールが一般のICカードと共通化でき
ることにより、ICモジュールの生産性が良好であり、
かつ量産効果によって低コスト化を図ることが可能とな
る。また、カード基材として、単層あるいは多層でも厚
み方向に対称構成のものを用い得ることにより、熱が加
わっても変形の恐れがなく、耐熱性を高めることが可能
となる。さらに、ラベルとしてステンレス等の金属箔ベ
ースのラベルを用いることにより、カード基材に変形を
発生させるような外部応力がカードに加えられても、金
属箔の剛性によってカードの変形をより小さく抑えるこ
とが可能となる。また、端子表面の高さ位置と金属箔ベ
ースのラベル表面の高さ位置とを同一とすることにより
、カード基材を薄くすることができ、これによりカード
の厚さを薄くすることが可能となる。一方、カード基材
の表面上に貼着する金属箔ベースのラベルにエンボスを
形成することにより、個人IDをカード表面に表示する
ことが可能となる。さらに、カード外観的はICモジュ
ールの凹凸の影響を受けないことにより、見栄えの良い
美麗なカードとすることが可能となる。以上により、I
SO規格とは合致しないカスタム仕様として、例えば耐
熱性、ICの信頼性、大容量メモリ等に対応可能なIC
カードを得ることができる。
[実施例] まず、本発明の特徴は、従来のICカードと比較して、
ICモジュールとカード基材を別途形成することにより
、ICカードをカード内に形成する際の熱履歴を受けな
いようにし、またICモジュールを一般的なICカード
と共用することができるようにすると共に、端子表面の
高さ位置と金属箔ベースのラベルの高さ位置とを同一と
することにより、カード基材を薄くしてカードの厚さを
薄くできるようにした点にある。
以下、上述のような考え方に基づく本発明の一実施例に
ついて、図面を参照して詳細に説明する。
・第1図は、本発明によるICカードの構成例を示す断
面図である。本実施例のICカードは第1図に示すよう
に、カード基材1の規定の位置に削設されたICモジュ
ール収納用の穴2の内部にICモジュール3を投入収納
し、かつICモジュール3部分を除いたカード基材1の
表面および裏面上に、金属箔ベースのラベル4を貼着し
た構成としている。
第2図は、同実施例におけるICカードの製造方法の一
例を示す製造工程図である一本実施例のICカードは、
次のようにして製造する。
まず、カード基材1(ここでは、−例としてガラス繊維
強化BTレジン板(単層構成)とする)を、ルータ−加
工によってカードサイズに切り出す。
次に、これにより得られたカード基材1を、2辺あるい
は3点の基準で位置決めし、カード基材1の規定の位置
にルータ−加工によってICモジュール収納用の穴2を
削設する(第2図(a))。
この場合、ICモジュール収納用穴2の形成としては、
カード基材1の裏面(ICモジュールのコンタクト端子
面が現われる面を、仮に表面とする)をバキュームで固
定し、カード基材1の表面側から削り代で制御したルー
タ−加工を行なっても良いし、あるいはこれとは逆にカ
ード基材1の表面をバキュームで固定し、カード基材1
の表面側から削り残り深さ制御したルータ−加工を行な
っても良い。これは、ICモジュール厚のバラツキ、お
よびカード基材1厚のバラツキに応じて、適当に選択す
ることが可能である。
次に、以上により削設されたICモジュール収納用穴2
の底部に、デイスペンサーで接着剤5を滴下する(第2
図(b))。この場合、接着剤5としては、カード基材
に剛性があることから、従来のような塩化ビニル樹脂を
ベースとしたICカードのように、剥離強度を考慮した
接着剤を選定する必要はなく、任意に選択することがで
きる。
例えば、樹脂系の接着剤としては、エポキシ、ウレタン
、ポリアミド、シリコーン、シアノアクリレート等の使
用が可能である。また、接着剤5は作業性から固形分1
00%の液状接着剤が好ましいが、低沸点でかつカード
基材1との相溶性の乏しい溶剤系(例えば、アルコール
系)のものであるならば使用可能である。さらに、接着
剤の性状によって、加熱あるいはエージングを行なう。
次に、以上のように接着剤5が施されたICモジュール
収納用穴2の内部に、ICモジュール3を投入して収納
する(第2図(C))。これにより、接着剤5によって
カード基材1とICモジュール3との接着が行なわれる
次に、ICモジュール3部分を除いたカード基材1の表
面および裏面上に、金属箔(ここでは、例えばステンレ
ス箔)ベースのラベル4を、熱溶融活性タイプの接着剤
(ここでは、例えばソニケミカルNPIO1,NP60
8といったフィルム状接着剤)を用いて、熱接着により
貼着する。
なおここで、ICチップがより耐熱仕様の場合には、熱
硬化性反応タイプの接着剤を用いることも可能である。
上述したように本実施例では、カード基材1にICモジ
ュール3を搭載してなるICカードを製造するに際して
、まずカード基材1の規定の位置にICモジュール収納
用の穴2を削設し、次にこのICモジュール収納用穴2
の内部に、接着剤5を供給した後ICモジュール3を投
入して接着し、しかる後にICモジュール3部分を除い
たカード基材1の表面および裏面上に、ステンレス箔ベ
ースのラベル4を、熱溶融活性タイプの接着剤を用いて
熱接着により貼着し、ICカードを作るようにしたもの
である。
従って、次のような種々の作用効果が得られるものであ
る。
(a)端子表面の高さ位置とステンレス箔ベースのラベ
ル4の高さ位置とを同一とするようにしたので、カード
基材1を薄くしてカード全体の厚さを薄くすることが可
能となる。
(b)ICモジュールが一般のICカードと共通化でき
るので、ICモジュール3の生産性が良好であり、かつ
量産効果によって低コスト化を図ることが可能となる。
(C)耐熱性に極めて優れている。すなわち、カード基
材1として、単層構成のものを用いることができるので
、熱が加わっても変形の恐れが極めて少なくなり、耐熱
性を著しく高めることが可能となる。さらに、ラベル4
としてステンレス箔ベースのラベルを用いているので、
カード基材1に外部応力が加わってカード基材1に変形
が発生した場合でも、ステンレス箔の剛性によって変形
をより小さく抑えることが可能となる。
(d)カードの厚さを極めて薄く抑えることができ、従
来と同一仕様のカードリーダ・ライター(端末装置)を
使用することも可能となる。さらに、ICモジュール3
サイズが小さくなるので、ICモジュール3製造の際の
取扱性の点からも、従来法に比べてICモジュール厚を
薄くしても信頼性を維持することが可能となる。
(e)外部応力に耐する耐性があり、ICチップの信頼
性を高めることが可能となる。すなわち、カード基材1
の表面および裏面上にステンレス箔ベースのラベル4が
貼着されているので、カードの曲げ耐性が高く、ICチ
ップやボンディングワイヤに加わる歪みを小さくするこ
とができる。また、ICモジュール3のカード基材1か
らの離脱を、接着強度とカード剛性との2面から抑える
ことができ、極めて安定している。
(f)カード基材1に非貫通孔のI C’モジュール収
納用穴2を設ける場合、カード外観的はICモジュール
3の凹凸の影響を受けないので、見栄えの良い美麗なカ
ードとすることが可能となる。
尚、本発明は上述した実施例に限定されるものではなく
、次のようにしても同様にICカードを製造することが
できるものである。
(a)第3図は、本発明の他の実施例におけるICカー
ドの製造方法の一例を説明するための製造工程図である
。本実施例のICカードは、次のようにして製造する。
まず、前述と同様にしてカード基材1を、ルータ−加工
によってカードサイズに切り出す。次に、これにより得
られたカード基材1を、前述と同様にして位置決めし、
カード基材1の規定の位置にルータ−加工によって、削
り深さ制御によりICモジュール収納用の穴2を削設す
る(ダミーモジュール厚−ラベル厚の深さの穴)(第3
図(a))。次に、以上により削設されたICモジュー
ル収納用穴2の内部にダミーモジュール6を投入収納し
、かつ当該部分を除いたカード基材1の表裏面上に、ス
テンレス箔ベースのラベル4を接着剤を用いて熱接着に
より貼着する(第3図(b))。この場合、ICチップ
に対する熱の影響は考慮する必要がないため、接着剤と
しては熱硬化性反応タイプのものを用いることができる
次に、上記により投入収納されたダミーモジュール6を
ICモジュール収納用穴2から取除き、ICモジュール
収納用穴2の底部に、デイスペンサーで接着剤7を滴下
する(第3図(C))。しかる後に、ICモジュール収
納用穴2の内部にICモジュール3を投入収納し、IC
モジュール3を接着してICカードを作る(第3図(d
))。
(b)ICモジュール3厚が比較的厚い、またはカード
厚をより薄く仕上げたいような場合。
この場合には、例えば第4図(a)(b)に示すように
、カードサイズに形成したカード基材1の規定の位置に
、ICモジュール収納用穴8をカード基材1を貫通して
設ける(打抜加工あるいはルータ−加工により形成する
)。この場合、カード基材1の外形打抜と同時に打ち抜
くことにより、打ち抜き工程の簡略化を図ることも可能
である。
次に、 (1)ICモジュール3と共に一回で熱プレス形成する
。この場合、ICモジュール3はラベル4裏面の接着剤
によって一体化してICカードを作る。
あるいは、 (■)ダミーモジュールを用いて(ダミーモジュールと
しては、テフロン、シリコーン等、ラベル4の接着剤と
は非接着性のものを用いるか、あるいはラベル4の接着
剤の当該部所には接着剤層を設けない方法を取っても良
い)、カード基材1の表裏面上にステンレス箔ベースの
ラベル4を接着剤を用いて貼着し、その後ダミーモジュ
ールを取り除いてICモジュール3を接着してICカー
ドを作る。
(C)メモリ容量を大きくする、またはセキュリティ性
、信頼性を考慮して3チップ以上等の構成からなりIC
モジュールサイズが大きいICカードを製造したいよう
な場合。
この場合には、例えば第5図(a)(b)に示すように
、カード基材としては、2枚のガラス繊維強化樹脂(こ
こでは、例えばBTレジン)laと1枚の金属板(ここ
では、例えばステンレス板)9との積層体からなるもの
を用い、このカード基材に前述と同様にしてICモジュ
ール収納用穴10を形成する。但し、ICモジュール収
納用穴10の深さは、ICモジュールのコンタクト端子
を形成していない部分の厚さとする。なお、前述したよ
うに貫通孔を形成するようにしても良い。
次に、以上により形成されたICモジュール収納用穴1
0の底部に接着剤を滴下し、接着剤が施されたICモジ
ュール収納用穴10の内部に、ICモジュール11を投
入収納してカード基材1と接着し、その後ICモジュー
ル11のコンタクト端子12部分を除いたカード基材の
表面および裏面上に、ステンレス箔ベースのラベル4を
、熱溶融活性タイプの接着剤を用いて熱接着により貼着
してICカードを作る。
かかる方法により製造されたIcカードにおいては、カ
ード基材の中間層に金属板(ステンレス板)9を設けた
積層体(厚さ方向の層構成を対称構成とする)としてい
るので、前述した耐熱性および耐性をより一層向上する
ことが可能となる。
(d)例えば、第6図(a)(b)(c)に不すように
、カード基材1の表面上に貼着する金属箔ベースのラベ
ル4としては、エンボス13を加工して個人IDを形成
し、その裏側に形成された凹部に樹脂14を充填して硬
化させるようにしてもよい。この場合、樹脂14として
は、後工程のラベル4をカード基材1に貼着する際の熱
に対する耐性を有し、またtCカード利用時のインプリ
ント時の圧に耐え得るものであれば何でも使用できるが
、例えばエポキシ、シリコーン、アクリル等を使用する
ことができる。なお、本例ではこの表ラベル4をカード
基材1に熱接着するわけであるが、この際熱プレスを行
なうことにより、エンボス文字の変形をより小さく抑え
る゛ため、熱プレス時に表ラベル4側より弾性の大きい
クツショク材を用いることが望ましい。
かかる方法により製造されたICカードにおいては、表
ラベル4にエンボス13を加工して四部に樹脂14を充
填しているので、従来のカードと同様な個人IDをカー
ド表面に表示、利用することが可能となる。
(e)上記(C)の実施例において、ガラス繊維強化樹
脂1aとしてはエポキシ樹脂を用いるようにしても良い
(f)本発明において、カード基材としては、ガラス繊
維強化樹脂、または金属板、もしくはガラス繊維強化樹
脂と金属板との積層体のうちのいずれかから成るものを
用いることが可能である。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、端子表面の高さ位
置と金属箔ベースのラベルの高°さ位置とを同一とする
ようにしたので、カード基材を薄くしてカードの厚さを
薄くすることができると共に、ICモジュールとカード
基材を別途形成しているので、低コスト化を図ることが
でき、かつ耐熱性に優れていると共に外部応力に対する
信頼性が高く、しかもカード表面に個人IDを表示でき
ると共に外観的にも極めて見栄えの良いICカードおよ
びその製造方法が提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明によるICカードの一実施例を示す断面
構成図、第2図は同実施例におけるICカードの製造方
法の一例を説明するための製造工程図、第3図は本発明
の他の実施例におけるICカードの製造方法の一例を説
明するための製造工程図、第4図ないし第6図は本発明
の他の実施例におけるICカードの製造方法の一例をそ
れぞれ説明するための断面構成図、第7図は従来におけ
るICカードの一例を示す断面構成図である。 1・・・カード基材、2・・・ICモジュール収納用穴
、3・・・ICモジュール、4・・・ラベル、5・・・
接着剤、6・・・ダミーモジュール、7・・・接着剤、
8・・・ICモジュール収納用穴、9・・・ステンレス
板、10・・・ICモジュール収納用穴、11・・・コ
ンタクト端子、12・・・ICモジュール、13・・・
エンボス、14・・・充填樹脂、15・−・カード基材
、16・・・コンタクト端子、17・・・接着剤、18
・・・ラベル。 第 図 (a) (b) (C) (d) 第 図 (I)) 第 図 (a) (b) 第 図 (b) 1l1 5.7 因 (a) (b) 第 図

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)カード本体に、マイクロコンピュータ、半導体メ
    モリ、コンタクト端子を含むICモジュールを組み込ん
    でなるICカードにおいて、カード基材の規定の位置に
    削設されたICモジュール収納用の穴の内部にICモジ
    ュールを投入収納し、かつ前記ICモジュール部分を除
    く前記カード基材の表裏面上に、金属箔ベースのラベル
    を貼着して成ることを特徴とするICカード。
  2. (2)カード本体に、マイクロコンピュータ、半導体メ
    モリ、コンタクト端子を含むICモジュールを組み込ん
    でなるICカードの製造方法において、 カード基材の規定の位置に、ICモジュール収納用の穴
    を削設する第1の工程と、 前記第1の工程で削設されたICモジュール収納用穴の
    内部に、接着剤を付着した後ICモジュールを投入収納
    してICモジュールを接着する第2の工程と、 前記ICモジュール部分を除いた前記カード基材の表裏
    面上に、金属箔ベースのラベルを貼着してICカードを
    得る第3の工程と、 から成ることを特徴とするICカードの製造方法。
  3. (3)カード本体に、マイクロコンピュータ、半導体メ
    モリ、コンタクト端子を含むICモジュールを組み込ん
    でなるICカードの製造方法において、 カード基材の規定の位置に、ICモジュール収納用の穴
    を削設する第1の工程と、 前記第1の工程で削設されたICモジュール収納用穴の
    内部にダミーモジュールを投入収納すると共に、当該部
    分を除いた前記カード基材の表裏面上に金属箔ベースの
    ラベルを貼着する第2の工程と、 前記第2の工程で投入収納されたダミーモジュールをI
    Cモジュール収納用穴から取除き、接着剤を付着した後
    ICモジュールを投入収納しICモジュールを接着して
    ICカードを得る第3の工程と、 から成ることを特徴とするICカードの製造方法。
  4. (4)前記金属箔ベースのラベルとしては、ステンレス
    であることを特徴とする請求項(1)項に記載のICカ
    ード。
  5. (5)前記金属箔ベースのラベルとしては、ステンレス
    であることを特徴とする請求項(2)項または(3)項
    に記載のICカードの製造方法。
  6. (6)前記カード基材の表面上に貼着する金属箔ベース
    のラベルとしては、エンボスを形成したものであること
    を特徴とする請求項(1)項に記載のICカード。
  7. (7)前記カード基材の表面上に貼着する金属箔ベース
    のラベルとしては、エンボスを形成したものであること
    を特徴とする請求項(2)項または(3)項に記載のI
    Cカードの製造方法。
  8. (8)前記ICモジュール収納用穴としては、底部を有
    するものであることを特徴とする請求項(1)項に記載
    のICカード。
  9. (9)前記ICモジュール収納用穴としては、底部を有
    するものであることを特徴とする請求項(2)項または
    (3)項に記載のICカードの製造方法。
  10. (10)前記ICモジュール収納用穴としては、貫通穴
    であることを特徴とする請求項(1)項に記載のICカ
    ード。
  11. (11)前記ICモジュール収納用穴としては、貫通穴
    であることを特徴とする請求項(2)項または(3)項
    に記載のICカードの製造方法。
  12. (12)前記カード基材としては、ガラス繊維強化樹脂
    、もしくは金属板を介してガラス繊維強化樹脂を積層し
    てなる積層体のうちのいずれかから成るものであること
    を特徴とする請求項(1)項に記載のICカード。
  13. (13)前記カード基材としては、ガラス繊維強化樹脂
    、もしくは金属板を介してガラス繊維強化樹脂を積層し
    てなる積層体のうちのいずれかから成るものであること
    を特徴とする請求項(2)項または(3)項に記載のI
    Cカードの製造方法。
  14. (14)前記ガラス繊維強化樹脂としては、BTレジン
    、またはエポキシ樹脂のうちのいずれかから成るもので
    あることを特徴とする請求項(12)項に記載のICカ
    ード。
  15. (15)前記ガラス繊維強化樹脂としては、BTレジン
    、またはエポキシ樹脂のうちのいずれかから成るもので
    あることを特徴とする請求項(13)項に記載のICカ
    ードの製造方法。
  16. (16)前記金属板としては、ステンレス板から成るも
    のであることを特徴とする請求項(12)項に記載のI
    Cカード。
  17. (17)前記金属板としては、ステンレス板から成るも
    のであることを特徴とする請求項(13)項に記載のI
    Cカードの製造方法。
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Cited By (7)

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