JPH03110547A - ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法 - Google Patents

ハロゲン化銀写真感光材料の処理方法

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JPH03110547A
JPH03110547A JP24957789A JP24957789A JPH03110547A JP H03110547 A JPH03110547 A JP H03110547A JP 24957789 A JP24957789 A JP 24957789A JP 24957789 A JP24957789 A JP 24957789A JP H03110547 A JPH03110547 A JP H03110547A
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JP
Japan
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silver halide
processing
halide photographic
substituted
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JP24957789A
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Shoji Nishio
昌二 西尾
Kazuhiro Yoshida
和弘 吉田
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Konica Minolta Inc
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Konica Minolta Inc
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  • Silver Salt Photography Or Processing Solution Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明はハロゲン化銀写真感光材料の処理方法に関し、
更に詳しくは現像処理において、現像を促進させ感度を
増加させる現像剤に関する。
〔発明の背景〕
ハロゲン化銀写真感光材料の現像処理においては、現像
速度の促進と該感光材料のカブリや粒状性を悪化させず
に感度を増加せしめることが望まれる。このような目的
のために従来より現像促進方法が数多く提案されている
。現像液に添加して現像を促進する化合物としてはポリ
アルキレンオキサイド化合物、例えば米国特許2,53
1.832号、同2.950,970号、同3,291
.607号、同3,495.981号、同3゜671.
247号、同3,915.710号、同3,996,0
54号等各明細書記載の化合物、チオエーテル系化合物
、例えば米国特許3,046,129号、同3,201
,242号、同3,271゜157号、英国特許1,1
29,085号、同1.129.085号、同l。
129.086号、特開昭58−207045号の各明
細書あるいは公報記載の化合物、更にアンモニウム、ホ
スホニウムあるいはスルホニウム型のオニウム化合物及
びポリオニウム化合物がよく知られている。しかしなが
らこのような現像促進剤の多くは写真感光材料のカブリ
を増大させ、かつ粒状性をも粗れさせる傾向がある。さ
らにランニング安定性が悪いという欠点をするものがあ
り、これらのうち実用化されているものがほとんどない
というのが現状である。
一方、これらの現像促進剤をハロゲン化銀写真感光材料
中に含ませて、感度を増加させる方法もあるが、その場
合にはハロゲン化銀写真感光材料の保存安定性を劣化さ
せ、特に経時によるカブリの増大が問題になっていた。
〔発明の目的〕
上記のような問題に対し、本発明の目的はカブリの増大
が少なく、現像速度を高め、感度の増加が得られる新規
なハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供すること
である。
さらに第2の目的としては、ランニング安定性の劣化を
伴う事なく、有効感度の増加が得られるハロゲン化銀写
真感光材料の処理方法を提供することである。
〔発明の構成〕
本発明の上記目的は、(100)面と(l1l)面の比
が5以上のハロゲン化銀粒子を少なくとも1種含有する
ハロゲン化銀写真感光材料の処理において、チオエーテ
ル系化合物及び下記一般式〔I〕で示される化合物を含
有するpH9,5〜12.0の現像液で処理することを
特徴とするハロゲン化銀写真感光材料の処理方法により
達成される。
一般式〔I〕 式中、Yは、水素原子又はメルカプト基を表し、R3は
水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シアノ
基、ヒドロキシル基、メルカプト基、スルホ基、置換又
は未置換のアルキル基、置換又は未置換のアルケニル基
、置換又は未置換のアルキニル基、置換又は未置換のア
リール基、置換又は未置換のアルコキシ基、ヒドロキシ
カルボニル基、アルキルカルボニル基又はアルコキシカ
ルボニル基を表す。
尚、本発明の現像時間ハロゲン化銀写真感光材料15秒
以内であることが望ましい。
以下、本発明を更に詳細に説明する。
乳剤粒子の(100)面と(111)面の比率の算定は
、クベルカムンクの色素吸着法により判定することがで
きる。この方法では(100)面あるいは(111)面
・のいずれかに優先的に吸着し、かつ(100)面上の
色素の会合状態と(111)面上の色素の会合状態が分
光スペクトル的に異なる色素を選択する。このような色
素を乳剤に添加し、色素添加量に対する分光スペクトル
を詳細に調べることにより(100)面と(111)面
の比率を決定することができる。
またハロゲン化銀粒子表面の(100)面の詳細な割合
は、谷忠昭著「色素の吸着現象を利用した写真乳剤中の
ハロゲン化銀微粒子の晶相の同定」日本化学会誌1.9
42〜946(1984)に記載された方法によって求
めることができる。
次に、−綴代〔I〕で表される化合物の代表的具体例を
挙げるが、これらに限定されない。
(例示化合物) !−1ベンゾトリアゾール ■−25−メチルベンゾトリアゾール 1−3 5−クロロベンゾトリアゾール■−45−二ト
ロペンゾトリアゾール 1−5 5−エチルベンゾトリアゾール■−65−カル
ボキシベンゾトリアゾールI−75−ヒドロキシベンゾ
トリアゾールI−85−アミノベンゾトリアゾール I−95−スルホベンゾトリアゾール l−105−シアノベンゾトリアゾール1−115−メ
トキシベンゾトリアゾール1−125−エトキシベンゾ
トリアゾールl−135−メJレカプトベンゾトリアゾ
ールこれらの化合物は、写真分野においてカブリ防止剤
として知られた化合物であり、公知の合成法で合成でき
、又、一部の化合物は化学用試薬として市販されている
そして、本発明に係る前記一般式〔I〕で示される化合
物の添加量は、現像液IC当たり0.0001〜2gが
好ましい。上記の添加量より少ないとカブリ防止に効果
がなく、また上記の添加量より多いと感度の低下が大き
い。
次に本発明のチオエーテル系化合物は前記記載の特許の
チオエーテル系化合物であれば、どれでも良いが、好ま
しくは下記−綴代(11)で表された化合物である。
一般式N1) rA−B−Co−B ’−A ’−5−RLA−B−C
o−B ’−A ’−5−2式中、Aは炭素原子数1〜
3の低級アルキレン基、 又は−(CH2CH2O)− −(CHzCJO)−−CIl□−CHl−しないポリ
アルキレンエーテル基を表す。A′は炭素原子数1〜3
の低級アルキレン基、又はポリアルキレンエーテル基を
表す。但し、AとA′とは同時にポリアルキレンエーテ
ル基とはならない。またpは2〜30の整数である。
B、B’は−Nu−又は−〇−であるが、BとB′とは
同時に一〇−となることはない。
Rは炭素原子数1〜3の低級アルキル基、フェニール基
、アラルキル基又は−(CH2)、−COOR″を表す
。但し、qは1〜3の整数を表す。
R′は炭素原子数1〜3の低級アルキル基を表アルキル
基)から選択される2価の基である。
次に、本発明の化合物の代表的具体例を示すが、本発明
の化合物はこれらに限定されるものではない。
〔例示化合物〕
CH2CH2NHCOOCH2CHt SCH2CH2
cooc 2 HsCH2CHzNHCOOCHzCH
zSC1’bC82C1(2NHCOOCH2CF12
 SCHICHzCToOCONl(CH2CH25C
*t(sC1hCH*0CONHCIhCIhSO2H
sC)l、NffC0N)ICH,CB、5C2Fl。
CI。
CHzNHCONHCHzCHzSCzHsC)IzC
FIzCHzNl(CON)lcHzcH2scJsC
)l 、 −N CH,CH2C)1tNICON)IcH,CO,SC
,)I。
utl。
しくOCH*CHx)s。。。N)101’(xcH*
5cxHs■ − CH2Cl(、N1(C00(CH2CH2CH20H
,N)IC00(CH,C)120)、CH2CH25
C,H。
「(0H・0H・0)・・0H・0H・0CONI(C
H・0H・So・1・’(CH2CH2O)z 5C)
1*cl(zOcONt(C)IzCJSC*HsCH
、CHt 0CONHCH! CH! SC、H#CH
*CHzOCONHCfbCHxSCzHs■ −10 CH3 [(0CH・CH)・0CON)ICH・CI(・sc
・H・1’J4+ ■ 12 CH,NlIC0N)ICH,CO,SC,H。
CH2NHCONHCHtCH*5Czl’ls本発明
において、−綴代(II)の化合物を現像液に添加する
場合の添加量は、現像液lI2当り0.0001〜2g
、特に0.001−1 gが好ましい。0.0001g
未満では添加効果がなく、2gを越える量ではカブリの
発生の要因となり適切でない。
本発明に係る現像剤は液体現像剤すなわち現像液として
使用に供される。その現像液に用いられる白黒現像主薬
としては、ジヒドロキシベンゼン類(例えばハイドロキ
ノン、クロロハイドロキノン、イソプロピルハイドロキ
ノン、2.3−ジクロロハイドロギノン、2.5−ジメ
チルハイドロキノンなど)、3−ピラゾリドン類(例え
ば1−フェニル−3−ピラゾリドン、■−フェニルー4
−メチルー4−ヒドロキシメチル−3−ピラゾリドン、
■−フェニルー4−メチル3−ピラゾリドンなど)、ア
ミノフェノール類(例えlfO〜アミノフェノール、p
−アミノフェノール、N−メチル−p−アミノフェノー
ルなど)、ピロガロール、アスコルビン酸、■−アリー
ルー3−ピラゾリドン類(例えば1−(p−ヒドロキシ
フェニル)−3−アミノピラゾリドンなど)などを単独
又は組合ゎせて用いることが出来る。
本発明に係る白黒現像液は前述の白黒現像主薬に現像液
に通常用いられるアルカリ剤、例えば水酸化ナトリウム
、水酸化カリウム、水酸化アンモニウム、炭酸ナトリウ
ム、炭酸カリウム、第三燐酸塩、第二燐酸塩、硫酸ナト
リウム、メタホウ酸ナトリウム、硼砂等を含むことがで
き、更にハロゲン化アルカリ金属例えば臭化カリウム等
、或は現像調節剤として、例えばシトラジン酸等、保恒
剤として亜硫酸等、キレート剤としてはポリリン酸塩等
のリン酸塩、ニトリロ三酢酸、1.3−ジアミノ−2−
プロパツールテトラアセティツクアシッド等のアミノポ
リカルボン酸類、クエン酸、グルコン酸等のオキシカル
ボン酸類、1−ヒドロキシエチリデン−1,1−ジスル
ホン酸、アミノトリ(メチレンホスホン類)等の有機ホ
スホン類を含有してもよい。
また現像硬膜剤としてグルタルアルデヒド、a−メチル
グルタルアルデヒド、マレイックジアルデヒド、サタン
ニッタルアルデヒド、メチルマレイックアルデヒド、α
、a−ジメチルグルタルアルデヒド及びこれらの重亜硫
酸ナトリウム塩等を含有してもよい。さらに、従来公知
の現像促進剤を併用してもよい。
本発明の感光材料に用いるハロゲン化銀乳剤には、ハロ
ゲン化銀として、臭化銀、塩化銀、沃臭化銀、塩臭化銀
、塩沃臭化銀等の通常のハロゲン化銀乳剤に使用される
任意のものを用いる事ができるが、塩化銀を50モル%
以上含むことが好ましく、粒径は0.2μm以上、0.
5μm以下が好ましい。
また乳剤層側のゼラチン量は2.8g/ m ”以下、
好ましくは2−5g/ m ”以下である。
ハロゲン化銀粒子は、酸性法、中性法及びアンモニア法
のいずれで得られたものでもよい。
ハロゲン化銀粒子は、粒子内において均一なハロゲン化
銀組成分布を有するものでも、粒子の内部と表面層とで
ハロゲン化銀組成が異なるコア、/シェル粒子であって
もよく、潜像が主として表面に形成されるような粒子で
あっても、また主として粒子内部に形成されるような粒
子でもよい。
本発明に係るハロゲン化銀粒子の形状は任意のものを用
いることができるが、少なくとも1種の(、100)面
と(111)面の比が5以上の粒子を含有している。
本発明に係るハロゲン化銀粒子は、単一の形状からなる
粒子を用いてもよいし、種々の形状の粒子が混合された
ものでもよい。
又、いかなる粒子サイズ分布を持つものを用いてもよく
、粒子サイズ分布の広い乳剤(多分散乳剤と称する)を
用いてもよいし、粒子サイズ分布の狭い乳剤(単分散乳
剤と称する。)を単独又は数種類混合してもよい。又、
多分散乳剤と単分散乳剤を混合して用いてもよい。
ハロゲン化銀乳剤は、別々に形成した2種以上のハロゲ
ン化銀乳剤を混合して用いてもよい。
本発明において、単分散乳剤が好ましい。単分散乳剤中
の単分散のハロゲン化銀粒子としては、平均粒径rを中
心に±20%の粒径範囲内に含まれるハロゲン化銀重量
が、全ハロゲン化銀粒子重量の60%以上であるものが
好ましく、特に好ましくは70%以上、更に好ましくは
80%以上である。
ここに平均粒径7は、粒径riを有する粒子の頻度旧と
ri3との積niX ri3が最大となるときの粒径r
iを定義する。
(有効数字3桁、最小桁数字は四捨五入する。)ここで
言う粒径とは、球状のハロゲン化銀粒子の場合は、その
直径、又球状以外の形状の粒子の場合は、その投影像を
周面積の円像に換算した時の直径である。
粒径は例えば該粒子を電子顕微鏡で1万倍から5万倍に
拡大して撮影し、そのプリント上の粒子直径又は投影時
の面積を実測することによって得られることができる。
(測定粒子個数は無差別に1000個以上ある事とする
。) 本発明の特に好ましい高度の単分散乳剤はによって定義
した単分散度が20以下のものであり、更に好ましくは
15以下のものである。
ここに平均粒径及び粒径標準偏差は前記定義のriから
求めるものとする。単分散乳剤は特開昭54−4852
1号、同58−49938号及び同60−122935
号公報等を参考にして得ることができる。
感光性ハロゲン化銀乳剤は、化学増感を行わないで、い
わゆる未後熟(Pr1n+1tive)乳剤のまま用い
ることもできるが、通常は化学増感される。
化学増感の!こめには、前記Glafkides又は、
Zelikmanらの著書、或いはH,Frlesar
編デ・グルンドラーケン・デルlフォトグラフィジエン
◆プロツエセ・ミド・ジルベルハロゲニーデン(Die
 Grundlagen der Photograp
hischen Prozesse omit Sil
berhalogeniden、Akademicch
e Verlagsgesellscbaft。
1968)に記載の方法を用いることができる。
即ち、銀イオンと反応し得る硫黄を含む化合物や活性ゼ
ラチンを用いる硫黄増感法、還元性物質を用いる還元増
感法、金その他の貴金属化合物を用いることができる。
又、化学増感時のpHs pAg、温度等の条件は特に
制限はないが、pH値としては4〜9、特に5〜8が好
ましく、pAg値としては5〜11.特に7〜9に保つ
のが好ましい。又温度としては、40〜90℃、特に4
5〜75℃が好ましい。
本発明で用いる写真乳剤は、前述した硫黄増感、金・硫
黄増感の他、還元性物質を用いる還元増感法:貴金属化
合物を用いる貴金属増感法などを併用することもできる
感光性乳剤としては、前記乳剤を単独で用いてもよく、
二種以上の乳剤を混合してもよい。
本発明の実施に際しては、上記のような化学増感の終了
後に、例えば、4−ヒドロキシ−6・メチル−1,3,
・3a、7−チトラザインデン、5−メルカプト−1−
7エニルテトラゾール、2−メルカプトベンゾチアゾー
ル等を始め、種々の安定剤も使用できる。
更に必要であればチオエーテル等のハロゲン化銀溶剤、
又はメルカプト基含有化合物や増感色素のような晶癖コ
ントロール剤を用いてもよい。
本発明の乳剤に用いられるハロゲン化銀粒子は、粒子を
形成する過程及び/又は成長させる過程で、カドミウム
塩、亜鉛塩、鉛塩、タリウム塩、イリジウム塩又は錯塩
、ロジウム塩又は錯塩、鉄塩又は錯塩を用いて金属イオ
ンを添加し、粒子内部に及び/又は粒子表面に包含させ
る事ができる。
本発明の乳剤は、ハロゲン化銀粒子の成長の終了後に不
要な可溶性塩類を除去しても良いし、あるいは含有させ
たままでもよい。該塩類を除去する場合には、リサーチ
・ディスクロジャー17643号記載の方法に基づいて
行うことができる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料においては、更
に増感色素を添加して併用してもよい。
用いられる色素には、シアニン色素、メロシアニン色素
、複合シアニン色素、複合メロシアニン色素、ホロポー
ラ−シアニン色素、ヘミシアニン色素、スチリル色素及
びヘミオキサノール色素等が包含される。
本発明で用いる増感色素は、通常のネガ型ハロゲン化銀
に用いられると同等の濃度で用いられる。
特に、ハロゲン化銀乳剤の固有感度を実質的に落とさな
い程度の色素濃度で用いるのが有利である。
ハロゲン化銀1モル当り増感色素の約1.OX 10−
’〜約5 X 10−’モルが好ましく、特にハロゲン
化銀1モル当り増感色素の約4 X 10−’〜2 X
 No−’モルの濃度で用いることが好ましい。
本発明の増感色素を1種又は2種以上組合せて用いるこ
とができる。増感色素は単独で用いてもよく、又これら
を組合せて用いてもよい。増感色素の組合せは特に強色
増感の目的でしばしば用いられる。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料には、親水性コ
ロイド層にフィルター染料として、あるいはイラジェー
ション防止、ハレーション防止その他種々の目的で水溶
性染料を含有してよい。このような染料には、オキソノ
ール染料、ヘミオキソノール染料、スチリル染料、メロ
シアニン染N、シアニン染料及びアゾ染料等が包含され
る。中でもオキサノール染料;へミオキサノール染料及
びメロシアニン染料が有用である。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、親水
性コロイド層に染料や紫外線吸収剤等が包含される場合
に、それらはカチオン性ポリマー等によって媒染されて
もよい。
上記の写真乳剤には、ハロゲン化銀写真感光材料の製造
工程、保存中或いは処理中の感度低下やカブリの発生を
防ぐために種々の化合物を添加することができる。
又、本発明のハロゲン化銀写真感光材料は、写真構成層
中に米国特許3,411,911号、同3,411.9
12号、特公昭45−5331号等に記載のアルキルア
クリレート系ラテックスを含むことができる。
本発明の感光材料には、更に目的に応じて種々の添加剤
を用いることができる。これらの添加剤は、より詳しく
は、リサーチディスクロージャー第176巻1 tem
17643 (1978年12月)及び同187巻It
e+w18716(1979年11月)に記載されてお
り、その該当個所を後掲の表にまとめて示した。
添加剤種類   RD 17643   RD 187
161、化学増感剤        23頁    6
48頁右欄2、感度上昇剤 同上 4、増白剤 24頁 5、かぶり防止剤 24〜25頁 649頁右欄 及び安定剤 7、スティン防止剤     25頁右欄   650
頁左〜右欄8、色素画像安定剤      25頁9、
硬 膜 剤        26頁    651頁左
欄lO,バインダー        26頁     
同上11、可塑剤・潤滑剤      27頁    
650右欄12、塗布助剤・表面活性剤  26〜27
頁    同上13、スタチック防止剤     27
頁     同上本発明のハロゲン化銀写真感光材料の
実施において、例えば乳剤層その他の層は写真感光材料
に通常用いられている可撓性支持体の片面又は両面に塗
布して構成することができる。可撓性支持体として有用
なものは、硝酸セルロース、酢酸セルロース、酢Mi[
セルロース、ポリスチレン、ポリ塩化ビニル、ポリエチ
レンテレフタレート、ポリカーボネート等の半合成又は
合成高分子からなるフィルム、バライタ層又はσ−オレ
フインポリマー(例えばポリエチレン、ポリプロピレン
、エチレン/ブテン共重合体)等を塗布又はラミネート
した紙などである。支持体は、染料や顔料を用いて着色
されてもよい。遮光の目的で黒色にしてもよい。これら
の支持体の表面は一般に、乳剤層等との接着をよくする
ために下塗処理される。下塗処理は、特開昭52−10
4913号、同59−18949号、同59・1994
0号、同59−18949号各公報に記載されている処
理か好ましい。
支持体表面は、下塗処理の前又は後にコロナ放電、紫外
線照射、火焔処理等を施してもよい。
本発明に係るハロゲン化銀写真感光材料において、写真
乳剤層その他の親水性コロイド層は種々の塗布法により
支持体上又は他の層の上に塗布できる。塗布には、デイ
ツプ塗布法、ローラー塗布法、カーテン塗布法、押出し
塗布法等を用いることができる。
本発明における現像時間は20秒以内好ましくは、15
秒以内で処理される。
本発明に用いる現像液のpHは9〜13までの範囲のも
のが好ましい。更に好ましくはpH10から12までの
範囲である。
pHの設定のために用いるアルカリ剤には水酸化ナトリ
ウム、水酸化カリウム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム
、第三リン酸ナトリウム、第三リン酸カリウムの如きp
H調節剤を含む。
特開昭61−28708号(ホウ酸塩)、特開昭60−
93439号(例えば、サッカロース、アセトオキシム
、5−スルホサルチル酸)、リン酸塩、炭酸塩などの緩
衝剤を用いてもよい。
本発明において「現像時間」、「定着時間」とは各々、
処理する感光材料が自現機の現像タンク液に浸漬してか
ら次の定着液に浸漬するまでの時間、定着タンク液に浸
漬してから次の水洗タンク液(安定液)に浸漬するまで
の時間を言う。
また「水洗時間」七は、水洗タンク液に浸漬している時
間をいう。
また「乾燥時間」とは通常35℃〜I 00 ’Cで好
ましくは40℃〜80℃の熱風が吹きつけられる乾燥ゾ
ーンが、自現機には設置されているが、その乾燥ゾーン
に入っている時間をいう。
現像温度及び時間は約25℃〜50°Cで15秒以下で
あるが好ましくは30’O〜40°Cで6秒〜15秒で
ある。
定着液はチオ流酸塩を含む水溶液であり、pH3,8以
上、好ましくは4.2〜5.5を有する。
定着剤としてはチオ硫酸ナトリウム、チオ硫酸アンモニ
ウムがあるが、チオ硫酸イオンとアンモニウムイオンと
を必須成分とするものであり、定着速度の点からチオ硫
酸アンモニウムが特に好ましい。定着剤の使用量は適宜
変えることができ、一般には約0.1〜約6モル/Qで
ある。
定着液には硬膜剤として作用する水溶性アルミニウム塩
を含んでも良く、それらには、例えば塩化アルミニウム
、硫酸アンモニウム、カリ明ばんなどがある。
定着液には、酒石酸、クエン酸あるいはそれらの導体を
単独で、あるいは2種以上、併用することでかできる。
これらの化合物に定着液IQにつ50.005モル以上
含むものが有効で、特に0.O1モル/Q〜0,03モ
ル/aが特に有効である。
具体的には、酒石酸、酒石酸カリウム、酒石酸ナトリウ
ム、酒石酸カリウムナトリウム、クエン酸、クエン酸ナ
トリウム、クエン酸カリウム、クエン酸リチウム、クエ
ン酸アンモニウムなどがある。
定着液には所望により保恒剤(例えば、亜硫酸塩、重亜
硫酸塩) 、pH緩衝剤(例えば、酢酸、硝#)、pH
調整剤1’lえば硫M)、硬水軟化能のあるキレート剤
や特願昭60−213562号記載の化合物を含むこと
ができる。
定着温度及び時間は約20”O〜約50’Oで6秒〜1
分が好ましいが30℃〜40 ”Oで6秒〜30秒がよ
り好ましく、更に好ましくは30’O〜40 ’Oで6
秒〜15秒である。
定着液濃縮液が本発明の方法で自動現像機に、感光材料
が処理されるに従って、それを希釈する水と共に補充さ
れる場合、定着液濃縮液はl剤で構成されることが最も
好ましいことは現像液の場合と同じである。
l剤として定着液現液が安定に存在しうるのはpH4、
5以上であり、より好ましくはpH4,65以上である
。pH4,5未満では、特に定着液が実際に使われるま
での期間長年放置された場合にチオ硫酸塩が分解して最
終的には硫化してしまうためである。
従ってpH4,5以上の範囲では亜硫酸ガスの発生も少
なく、作業環境上も良くなる。pHの上限はそれ程厳し
くないが余り高ptiで定着されると、以後水洗されて
も膜pHが高くなって膜膨潤が大きくなり従って乾燥負
荷が大きくなるのでpH7まで位が限度である。アルミ
ニウム塩を使って硬膜する定着液ではアルミニウム塩の
析出沈澱防止pH5,5までが限界である。
本発明は現像液または定着液のいずれかが上記のような
希釈水を必要としない(すなわち原液のままで補充する
)いわゆる使用液であっても構わない。
各濃縮液の処理タンク液への供給量及び希釈水との混合
割合はそれぞれ濃縮液の組成に依存して種々変化させる
ことができるが、一般に濃縮液対希釈水は1対0〜8の
割合で、これらの現像液、定着液各々の全量は感光材料
I II!”に対して50m12から1500mQであ
ることが好ましい。
本発明においては感光材料は親液、定着した後、水洗又
は安定化処理に施される。
水洗又は安定化処理は本分野で公知のあらゆる方法を適
用することができ、本分野で公知の種々の添加剤を含有
する水を水洗水又は安定化液として用いることもできる
。防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に使用する
ことにより、感光材料1.2当たり3Q以下の補充量と
いう節水処理も可能となるのみならず、自現機設置の配
管が不要となり更にストック槽の削減が可能となる。即
ち現像液及び定着液用の調液希釈水及び水洗水又は安定
化液を共通の一層のスートツク槽から供給でき、自動現
像機の一層のコンパクト化が可能となる。
防黴手段を施した水を水洗水又は安定化液に併用すると
、水垢の発生等が有効に防止し得るため、感光材料11
12当たりO〜3Q、好ましくは0〜1α、の節水処理
を行うことができる。
ここで、補充量がOの場合とは、水洗槽中の水洗水が自
然蒸発等により減少した分だけ適宜補充する以外は全く
補充を行なわない、即ち実質的に無補充のいわゆる「た
め水」処理方法を行なう場合をいう。
補充量を少なくする方法として、古くより多段向流方式
(例えば2段、3段など)が知られている。この多段向
流方式を本発明に適用すれば定着液の感光材料はだんだ
んと清浄な方向、つまり定着液で汚れていない処理液の
方に順次接触して処理されて行くので、更に効率の良い
水洗がなされる。これによれば、不安定なチオ硫酸塩等
が適度に除去され、変退色の可能性が一層小さくなって
、更に著しい安定化効果が得られる。水洗水も従来に比
べ津、非常に少ない量ですむ。
少量の水洗水で水洗するときには特願昭60−1729
68号に記載のスクイズローラー洗浄槽を設けることが
より好ましい。
更に水洗又は安定化浴に防黴手段を施した水を処理に応
じて補充することによって生ずる水洗又は安定化浴から
のオーバー70−液の一部又は全部は特開昭60−23
5133号に記載されているようにその前の処理工程で
ある定着能を有する処理液に利用することもできる。こ
うすることによって上記ストック水の節水ができ、しか
も廃液がより少なくなるためより好ましい。
防黴手段としては、特開昭60−263939号に記さ
れた紫外線照射法、同60−263940号に記された
磁場を用いる方法、同61−131632号に記された
イオン交換樹脂を用いて純水にする方法、特願昭60−
253807号、同60−295894号、同61−6
3030号、同61−51396号に記載の防菌剤を用
いる方法を用いることができる。
更には、L、E、West  Water Quali
ty Cr1teriaPhoto Sci & En
g、 Vol、9No、 6 (1965)、M、W、
Be−ach″Microbiological Gr
owths in MoLion−Pic−ture 
Processing” SMPTE Journal
 Vol、85.(1976)。
R,O,Deegan、   “Photo  Pro
cessing  Wash  WaterBioci
des” J、Imaging TechJol 10
.No、6(1984)及び特開昭57−8542号、
同57−58143号、同58−105145号、同5
7−132146号、同58−18631号、同57−
97530号、同57−157244号などに記載され
ている防菌剤、防パイ剤、界面活性剤などを併用するこ
ともできる。
更に水洗浴には、R,T、Kreiman著J、1ma
ge、Techlo、(6) 242 (1984)に
記載されたインチアゾリン系化合物、RESEARCH
DISCLO3URE第205巻、Item20526
 (1981年、5月号)に記載されたイソチアゾリン
系化合物、同第228巻、Item 22845 (1
983年、4月号)に記載されたインチアゾリン系化合
物特願昭61−51396号に記載された化合物、など
を防菌剤(Microbiocide)として併用する
こともできる。
更に防パイ剤の具体例としては、フェノール、4−クロ
ロフェノール、ペンタクロロフェノール、クレゾール、
O−フェニルフェノール、クロロフェン、ジクロロフェ
ン、ホルムアルデヒド、クルタールアルデヒド、クロル
アセトアミド、p−ヒドロキシ安息香酸エステル、2−
(4−チアゾリン)〜ベンゾイミダゾール、ベンゾイソ
チアゾリン−3オン、ドデシル−ベンジル−ジメチルア
ンモニウム−クロライド、N−(フルオロジクロロメチ
ルチオ)−7タルイミド、2,4.4’ −トリクロロ
−27−ハイドロオキシジフェニルエーテルなどである
防黴手段を施して水ストック槽に保存された水は前記現
像液定着液などの処理液原液の希釈水とその添加量は好
ましくはO1旧〜LOg/Q、より好ましくは0.1〜
5g/Qである。
更に水洗水中には銀画像安定化剤の他に水滴むらを防止
する目的で、各種の界面活性剤を添加することができる
。界面活性剤としては、陽イオン型、陰イオン型、非イ
オン型および両イオン型のいずれを用いてもよい。界面
活性剤の具体例としてはたとえば工学図書(株)発行の
[界面活性剤ハンドブック」に記載されている化合物な
どがある。
上記安定化浴中には画像を安定化する目的で各種化合物
が添加される。例えば膜pnを調整する(例えばpH3
〜8)だめの各種の緩衝剤(例えばホウ酸塩、メタホウ
酸塩、ホウ砂、リン酸塩、炭酸塩、水酸化カリ、水酸化
ナトリウム、アンモニア水、モノカルボン酸、ジカルボ
ン酸、ポリカルボン酸などを組み合わせて使用)やホル
マリンなどのアルデヒドを代表例として挙げることがで
きる。その他、キレート剤、殺閑剤(チアゾール系、イ
ソチアゾール系、ハロゲン化フェノール、スルファ、−
ルアミド、ベンゾトリアゾールなど)、界面活性剤、蛍
光増白剤、硬膜剤などの各種添加剤を使用してもよく、
同一もしくは異種の目的の化合物を2種以上併用しても
良い。
また、処理液の膜pH調整剤として塩化アンモニウム、
硝酸アンモニウム、硫酸アンモニウム、リン酸アンモニ
ウム、亜硫酸アンモニウム、チオ硫酸アンモニウム等の
各種アンモニウム塩を添加するのが画像保存性を良化す
るために好ましい。
上記の方法による水洗または安定浴温度及び時間はO℃
〜50°Cで6秒〜1分が好ましいが15°C〜40 
’Oで6秒から30秒がより好ましく、更には15℃〜
40℃で6秒から15秒が好ましい。
本発明の方法によれば、現像、定着及び水洗された写真
材料は水洗水をしぼり切る、すなわちスル約】00°C
で行なわれ、乾燥時間は周囲の状態によって適宜変えら
れるが、通常は約5秒〜1分でよいが、より好ましくは
40°C〜80℃で約5秒〜30秒である。
本発明においては、感光材料における膨潤百分率を低減
する程その乾燥時間を短縮できるという更に優れた効果
を発揮する。
本発明の方法によれば、現像、定着、水洗及び乾燥され
るまでのいわゆる Dry to Dryの処理時間は
100秒以内、好ましくは60秒以内更に好ましくは5
0秒以内で処理されることである。
ここで“dry to dry″とは処理される感材の
先端が自現機のフィルム挿入部分に入った瞬間から、処
理されて、同先端が自現機から出てくる瞬間までの時間
を言う。
〔実施例〕
以下、本発明を実施例によって具体的に説明するが、本
発明はこれによって限定されるものではない。
(裏面下層用塗布液の調製) ゼラチン500gを8Qの水に溶解した後、本発明の染
料を表1に示すように添加し、さらに界面活性剤として
サポニンを20g1 ビス−(2−エチルヘキシル)ス
ルホコハク酸エステルナトリウム塩を1g。
ポリマーラテックスとしてアクリル酸ブチルと塩化ビニ
リデンの共重合体を20g1増粘剤としてスチレン−無
水マレイン酸共重合体を2.5g、硬膜剤としてグリオ
キザールを2g添加して調製した。
(裏面上層塗布液の調製) ゼラチン400gを水600mffに溶解上た後、マッ
ト剤として平均粒径4μmのポリメチルメタアクリレー
トを20g、界面活性剤としてビス−(2−エチルヘキ
シル)スルホコハク酸エステルナトリウム塩を3g添加
して調製した。
(乳剤層用塗布液の調製) ゼラチンと塩化ナトリウムと水が入った40℃に加温さ
れた容器に、硝酸銀水溶液とハロゲン化銀1モル当たり
2XlO’モルのへキサクロロイリジウム酸カリウム塩
と4 X 10−’のへキサブロモロジウム塩を添加し
た臭化カリウムと塩化ナトリウムの混合水溶液とをダブ
ルジェット法より添加して、臭化銀を35モル%含む塩
臭化銀粒子(分布の広さ9%、立方晶、粒径0.25μ
111)をpH3,0、pAg7.7に保ちながら調整
し、pHを5.9にもどした後に常法により脱塩した。
この乳剤を金、硫黄増感し、増感色素(a)をハロゲン
化銀1モル当たり60mg添加し、更にハロゲン化銀1
モル当たり、l−フェニル−5−メルカプトテトラゾー
ルを70mg、 4−ヒドロキシ−6−メチル−1,3
,3a、7−チトラザインデンを1.2g1 ゼラチン
を加えて熟成を停止した後、更にハイドロキノンを4g
s臭化カリウムを3gsサポニンを5g、スチレン−マ
レイン酸重合体を2g、アクリル酸エチルの高分子ポリ
マーラテックスを3g添加し、硬膜剤としてl−ヒドロ
キシ−3,5−ジクロロトリア・ンン増感色素(a) (保護層用の塗布液の調製) ゼラチン500gの水溶液に臭化カリウム10g、 1
−デシル−2−(3−インペンチル)サクシネート−2
−スルホン酸ソーダを4g添加し、平均粒径5μ園であ
る不定型シリカを100g添加分散し調製した。
上記塗布液を用いて下引加工を施した厚さ100μmの
ポリエチレンテレフタレートフィルムベース上に裏面下
層及び上層同時重層塗布し、続いて裏面層とは反対側の
面上に乳剤と保護層を同時重層塗布した。
塗布銀量は3.8g/ffi”、ゼラチンが付量は乳剤
層が1.8g/m”、保MR1,Og/+s’、I[?
ffi上!及ヒ下M ハ表1に示すようにした。
このようにして得られた試料を、下記一般式の現像液と
定着液を用いて、通常のローラ型自動現像機にて下記条
件にて処理し、写真性能を評価した。
(現像処理条件) (工 程)    (温 度)   (時 間)現  
像         38°C!      12.4
 独走  着        34°C9,9秒水  
洗         常  温      10.6 
秒乾  燥         50°0     13
.9 秒写真性能は通常のセンシトメトリーに従って露
光し、一般式CI)の化合物を添加した下記組成による
現像液で処理した。
現像液l 亜硫酸カリウム           60gエチレン
ジアミン四酢酸ナトリウム   2g水酸化カリウム 
          IO,5gジエチレングリコール
        25g1−フェニル−4,4−ジメチ
ル−3 ピラゾリジノン           0.3g1−フ
ェニル−5−メルカプトテトラゾール0.06g臭化カ
リウム            3.5gハイドロキノ
ン            20g炭酸カリウム   
          15g−綴代(I)の化合物  
    表1に示す純水(イオン交換水)を加えてlQ
に仕上げた。
以下、表1に示すように現像液lに一般式(I[)に示
すチオエーテル系化合物を添加した現像液を調製した。
センントメトリーにより得られた結果を表1に示した。
感度は表1の現像液Nolを使用して得られた感度を1
00とする相対感度で示した。
ランニング安定性の評価は、1日あたり大全サイズの露
光済みフィルムを50枚処理し、処理開始時、7日日、
及び14日百日写真性能を測定して行っtこ 。
定着液処方 (組成A) チオ硫酸アンモニウム(72,5%W/V水溶液)40
m12 亜硫酸ナトリウム          17g酢酸ナト
リウム・3水塩       6.5g硼酸     
            。gクエン酸ナトリウム・3
水塩      8g酢酸(90%Wハ水溶液)   
      13.6m+2(組成り) 純水(イオン交換水)         17+o(2
硫酸(50%Wハの水溶液)        4.7g
硫酸アルミニウム (Ai2.03換算含量が8.1%v/vの水溶液)2
6.5g定着液の使用に水500mQ中に上記組成人1
組成りの順に溶かし、IQに仕上げて用いた。この定表
1の結果より本発明の一般代CI)及び−綴代(II)
で表される化合物の組み合わせにより処理した試料は、
比較試料に対して感度が増加し、カブリの増加が少なく
、しかもランニング安定性においても優れていることが
わかる。
〔発明の効果〕
本発明により、超迅速処理を行っても感度の増加が得ら
れ、かつカブリの増加が少なく、シかもランニング安定
性に優れたハロゲン化銀写真感光材料の処理方法を提供
する事が出来た。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)(100)面と(111)面の比が5以上のハロ
    ゲン化銀粒子を少なくとも1種含有するハロゲン化銀写
    真感光材料の処理において、チオエーテル系化合物及び
    下記一般式〔 I 〕で示される化合物を含有するpH9
    .5〜12.0の現像液で処理することを特徴とするハ
    ロゲン化銀写真感光材料の処理方法。
  2. (2)現像処理時間が15秒以内であることを特徴とす
    る請求項1記載のハロゲン化銀写真感光材料の処理方法
    。 一般式〔 I 〕 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Yは、水素原子又はメルカプト基を表し、R_
    1は水素原子、ハロゲン原子、ニトロ基、アミノ基、シ
    アノ基、ヒドロキシル基、メルカプト基、スルホ基、置
    換又は未置換のアルキル基、置換又は未置換のアルケニ
    ル基、置換又は未置換のアルキニル基、置換又は未置換
    のアリール基、置換又は未置換のアルコキシ基、ヒドロ
    キシカルボニル基、アルキルカルボニル基又はアルコキ
    シカルボニル基を表す。〕
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JPH05303156A (ja) * 1992-04-27 1993-11-16 Fuji Photo Film Co Ltd 医療用ハロゲン化銀写真感光材料及びその画像形成方法

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