JPH0311041A - 液晶化合物 - Google Patents

液晶化合物

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JPH0311041A
JPH0311041A JP14347289A JP14347289A JPH0311041A JP H0311041 A JPH0311041 A JP H0311041A JP 14347289 A JP14347289 A JP 14347289A JP 14347289 A JP14347289 A JP 14347289A JP H0311041 A JPH0311041 A JP H0311041A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強誘電性カイラルスメクチック液晶化合物を
提供するものであり、該液晶化合物は電界への応答を利
用した表示素子や電気光学素子に使用される液晶化合物
に関するものである。
さらに1本発明は三つの安定した分子配向状態を示す強
誘電性液晶化合物に関する。該液晶化合物は電界への応
答を利用した表示素子や電気光学素子に使用されるもの
である。
〔従来技術〕
液晶を用いた電気光学装置としては、DSM形、TN形
、G−H形、STN形などのネマチック液晶を用いた電
気光学装置が開発され実用化されている。しかしながら
、このようなネマチック液晶を用いたものはいずれも応
答速度が数mから数十m secと極めて遅いという欠
点を有するため、その応答分野に制約がある。ネマチッ
ク液晶を用いた素子の応答速度がおそいのは分子を動か
すトルクが基本的に誘電率の異方性に基づいているため
、その力があまり強くないためである。このような背景
の中で、自発分極(Ps)を持ち、トルクがPsXE(
Eは印加電界)に基づいているため、その力が強く、数
μsecから数+μsecの高速応答が可能な強誘電性
液晶がMeyerらにより開発され(L a J ou
rnalde P hysique 、 36巻、 1
975. L−69)、又、特開昭63−307837
号には、さらに新しい強誘電性液晶が開示されているが
後述する″三状態″についての開示はない。
強誘電性液晶を用いた高速電気光学装置が既にいくつか
提案されている。
代表例を挙げれば、壁面の力でねじれ構造を解き壁面と
平行となった2つの分子配向を印加電界の極性により変
化させるものである(例えば特開昭56−107216
号参照)。
前記のものは、第1図の電界応答波形に示すような理想
の二状態を呈する化合物の存在を前提にしたものである
。しかしながら、現実は前記の理想の二状態を呈する化
合物は発見されておらず、これまでに合成された二状態
液晶の電界応答波形は第2図のようになってしまい、第
1図のような応答波形は得られていない。第2図のよう
な応答波形を示すものを例えば光のスイッチング回路に
利用しようとすると、印加電圧がθから■側に変化する
につれて徐々に透過率が変化する形であるため、単純に
ON、 OF下の印加電圧変化では充分目的を果すこと
ができないのが実状である。さらにこれまで合成されて
いる二状態液晶は無電界時のS”c相段階において理想
の分子配向状態であるモノドメイン状態をつくることが
難しく、ディスクリネーション(欠陥)を生じたり、ツ
イストとよばれる分子配向の乱れを生ずる。そのため大
面積で前記理想の2状態配向を実現することは困難であ
る。さらに、閾値(輝度が所定値変化する電圧)が低い
ので、ダイナミック駆動を行った場合にコントラストが
低下したり、視野角範囲が狭くなつたすする。また、こ
れまでに合成された二状態液晶は第1図のようなヒステ
リシスを示すことができず、第2図のようなヒステリシ
スしか示せないためメモリー効果がない。したがって、
液晶に安定なS*C相における応答を保持させるために
は、第2図のυ3の電圧を印加しつづけるか、あるいは
高周波をかけつづけておかなければならず、いずれにし
てもエネルギーロスが大きい。
結局、強誘電性液晶で得られる印加電界と分子配向の強
い結合を効果的に利用した高速液晶電気光学装置が望ま
れているものの、従来の強誘電性液晶電気光学装置では
、まだ多くの問題が残されているのが実状である。
そこで、本発明では、無電界で明暗コントラストのはっ
きりした安定な分子配向状態を実現し、明確な閾値特性
と第3図に示したような明確なヒステリシスを出現させ
、また容易にダイナミック駆動を実現し、さらに高速応
答を可能とした三状態を利用した液晶電気光学装置にお
いて使用できる新規液晶化合物を提供することを目的と
するものである。
〔目  的〕
本発明の目的は、強誘電性液晶のなかでも、従来の双安
定状態相であるキラルスメクティックC相(S ”c相
)とは異なる、全く新しい王状態を有する新規な強誘電
性液晶を提供する点にある。
前記「三状態を有する」とは第一の電極基板と所定の間
隙を隔てて配置されている第二の電極基板の間に強誘電
性液晶が挟まれてなる液晶電気光学装置において、前記
第−及び第二の電極基板に電界形成用の電圧が印加され
るよう構成されており、第4図Aで示される三角波とし
て電圧を印加したとき、第4図りのように前記強誘電性
液晶が、無電界時に分子配向が第一の安定状態(第4図
りの■)を有し、かつ、電界印加時に一方の電界方向に
対し分子配向が前記第一の安定状態とは異なる第二の安
定状態(第4図りの■)を有し、さらに他方の電界方向
に対し前記第−及び第二の安定状態とは異なる第三の分
子配向安定状態(第4図りの■)を有することを意味す
る。なお、この三状態を利用する液晶電気光学装置につ
いては本出願人は特願昭63−70212号として出願
している。
これに対して、「市販のネマチック液晶」やこれまでに
合成された二状態液晶は、第4図B。
Cでみられるとおり、三つの安定状態を有していない。
この新しい三状態強誘電性液晶は従来のネマティック型
液晶と較べて液晶デイスプレィとしたとき画期的効果を
発揮する。
従来型は、駆動方式がアクティブマトリックス方式とい
う大へん複雑な構造をとる必要があったのに対し、三状
態強誘電性液晶は単純なマトリックス形表示ですむ。こ
のため従来型の場合は生産工程が複雑となり、画面の大
型化は困難であり、製造コストも高いものになるのに対
し、三状態強誘電性液晶の場合は生産工程が簡単であり
、画面も大型化が可能となり、製造コストも安価にでき
るという画期的なものである。
本発明の目的は、この三状態強誘電性を示す新規な液晶
を提供する点にある。
〔本発明の構成〕
本発明は、 式 〔式中、Raは炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数
1〜20のアルコキシ基、Rbは炭素数1〜20の脂肪
族アルキル基、枝分れアルキル基、アラルキル基又はア
ルコキシ基、〇 一基又は−〇〇−基、Zは含フツ素アルキル基又はその
ハロゲン置換体、mは工ないし3の整数、nはO又は1
〜2の整数、但し、nがOの場合のYは単結合であり、
ネは光学活性中心を示す〕 で表わされる液晶化合物に関する。
前記式中、Ra、Rbの炭素数は、アルキル、アルコキ
シいずれの場合も3〜16が好ましい。
また、Yは一〇〇−が、ZはCF、が好ましい。
本発明の好ましい化合物には、例えば、以下のようなも
のがある。
(以下余白) 〔式中Rは炭素数3ないし16のアルキル基〕本発明の
化合物の合成例としては次のようなものがある。
(1)4−ベンジルオキシ安息香酸クロライドと光学活
性な1,1.1−トリフルオロ−2−アルカノールとを
反応させて、4−ベンジルオキシ安息香酸1,1.1−
トリフルオロ−2−アルキルエステルを得、これを水添
反応して、4−ヒドロキシ安息香酸1.1.1−トリフ
ルオロ−2−アルキルエステルを得た。得られたアルキ
ルエステルを4−n−アルキルオキシフェニル(又はビ
フェニル)カルボン酸クロライドと反応させて目的化合
物である光学活性な4−(1,1,1−トリフルオロ−
2−アルキルオキシカルボニル)フェニル4−n−フル
キルオキシベンシェード(又はビフェニルカルボキシレ
ート)を得る。
(2)テレフタル酸クロライドに光学活性な1゜1.1
−トリフルオロ−2−アルカノールを反応させて、1,
1.1−)−リフルオロアルキルテレフタル酸モノエス
テルを得、次にこれに4−アルキルオキシ−4′−ヒド
ロキシビフェニルを反応させて、光学活性な4−アルキ
ルオキシビフェニル (1,1.1−トリフルオロ−2−アルキルオキシカル
ボニル)ベンゾニー1−を得る。
〔実施例〕
以下に実施例により本発明の化合物につき説明するが,
これに限定されるものではない。
解した溶液を水冷下にて少量づつ加えた。
反応混合物を室温に戻し、−昼夜反応させ、反応液を氷
水に投入し、塩化メチレンにて抽出し塩化メチレン相を
希塩酸、水、IN炭酸すトリウム水溶液,水にて順次洗
浄し、無水硫酸マグネシウムにて乾燥して溶媒を留去し
、粗生成物を得た。これをトルエン−シリカゲルカラム
クロマトグラフで処理し,さらにエタノールにて再結晶
して目的物1.84gを得た。
4−ヒドロキシベンゾエートの八 4−ベンジルオキシ安息香酸クロリド1.23gを塩化
メチレンlOnQに溶解させ、次いで光学活性な1,1
.1−トリフルオロ−2−デカノール0.96gとジメ
チルアミノピリジン0.55gとトリエチルアミン0.
48gとを塩化メチレン20m12に溶■)で得られた
化合物をエタノール1 5u+Illに溶解し、10%
担持Pd−カーボン0.36gを加え、水素雰囲気上水
添反応を行ない、目的化合物1.43gを得た。
3)4− 11 1−トリフルオロ−2−デ 二訃ノ1腹 4−n−デシルオキシビフェニル−4−カルボンfi1
.20gを過剰の塩化チオニルと共に還流下に6時間加
熱した後未反応の塩化チオニルを留去して4−n−デシ
ルオキシジフェニルカルボン酸塩化物を得た。
酸塩化物を塩化メチレン12.OmQに溶解した溶液に
、先に合成した4−ヒドロキシ安息香酸1゜1.1−ト
リフルオロデシルエステル1.00g。
トリエチルアミン0.32gおよびジメチルアミノピリ
ジン0.37gを塩化メチレン30m12に溶解したも
のを水冷下栓々に加え室温にて一昼夜反応させた。
次いで、反応液を氷水に投入し、塩化メチレンにて抽出
し、塩化メチレン相を希塩酸、水。
炭酸ナトリウム水ia液、そして水のJ須に洗浄して、
無水硫酸ナトリウムで乾燥した後溶媒を留去して、粗生
成物を得た。これをトルエン−シリカゲルカラムクロマ
トグラフ法により精製して、光学活性な目的化合物1.
53gを得た。
相転移点の測定等には該化合物を無水エタノールにて再
結晶して更に精製して用いた。
夾庭涯に旦 上記実施例1の3)で使用した4−n−デシルオキシビ
フェニルカルボン酸の代りに 実施例2は4′−n−オクチルオキシビフェニル−4−
カルボン酸。
実施例3は4′−〇−ノニルオキシビフェニルー4−カ
ルボン酸。
実施例4は4′−〇−ウンデシルオキシビフェニルー4
−カルボン酸、 実施例5は4゛−n−ドデシルオキシビフェニル−4−
カルボン酸、 を用いて、実施例1と全く同様にして次の光学性な目的
化合物を得た。
実施例2 4−n−(1,1,1−トリフルオロ−2−
デシルオキシカルボニル)フ ェニル 4′−n−オクチルオキシビ フェニル−4−カルボキシレート 実施例4 4−(1,1,1−トリフルオロ−2−デシ
ルオキシカルボニル)フェニ ル 4’−n−ウンデシルオキシビフ ェニル−4−カルボキシレート 実施例3 4−(1,1,l−トリフルオロ−2−デシ
ルオキシカルボニル)フェニ ル 4. ’ −n−ノニルオキシビフェニル−4−カ
ルボキシレート 実施例5 4−(1,1,1−トリフルオロ−2−デシ
ルオキシカルボニル)フェニ ル 4’−n−ドデシルオキシビフェ ニル−4−カルボキシレート 本発明の目的化合物の比旋光度〔α〕甘および相転移温
度は次のとおりである。
(以下余白) 比旋光度(°) 相転移温度(’C) 31.7 6 8 105.1 相転移温度はDSCおよびホットステージによる顕微鏡
観察により求めた。ここで、5I(3)は三状態を示す
相である。
実」l汁旦二二彰 実施例1の3)で使用した4−n−デシルオキシビフェ
ニル−4−カルボン酸の代りに実施例6は4′−〇−オ
クチルビフェニルー4−カルボン酸 実施例7は4’−n−ノニルビフェニル−4−カルボン
酸 実施例8は4′−〇−デシルビフェニルー4−カルボン
酸 実施例9は4’−n−ウンデシルビフェニル−4−カル
ボン酸 を使用して、実施例1と全く同様にして次の光学活性な
目的化合物を得た。
実施例6 4−(1,1,1−トリフルオロ−2−デシ
ルオキシカルボニル)フェニ ル 4′−n−オクチルビフェニル− 4−カルボキシレート 実施例7 4−(1,1,1−トリフルオロ−2−デシ
ルオキシカルボニル)フェニ ル 4′−〇−ノニルビフェニルー4 −カルボン酸 比旋光度(°)     相転移温度(°C)実施例8
 4−(1,1,L−トリフルオロ−2−デシルオキシ
カルボニル)フェニ ル 4′−〇−デシルビフェニルー4 −カルボキシレート 実施例9 4−(1,1,1−トリフルオロ−2−デシ
ルオキシカルボニル ル 4’−n−ウンデシルビフェニル −4−カルボキシレート 本発明の目的化合物は比旋光度〔α〕甘および相転移温
度は次のとおりである。
相転移温度はDSOおよびホットステージによる顕微鏡
w4察により求めた。
夾五涯烈二U 実施例1の1)で使用した光学活性な1,1。
1−ト・リフルオロ−2−デカノールの代わりに光学活
性な1,1,L’−トリフルオロ−2−オクタツールを
使用し、実施例]の3)で使用した4−・n−デシルオ
キシビフェニル−4−カルボン酸の代わりに 実施例10は 4 ’ −n−ノニルビフェニル−4−
カルボン酸 実施例11は 4’−n−デシルビフェニル−4〜カル
ボン酸 実施例12は 4′−n−ウンデシルビフェニル−4−
カルボン酸 を使用して、実施例】と全く同様にして次の光学活性な
目的化合物を得た。
実施例10 4− (1,1,1−トリフルオロ−2−
オクチルオキシカルボニル)フェ ニル 4′−n−ノニルビフェニル− 4−カルボキシレート 実施例11 4− (1,1,1−トリフルオロ−2−
オクチルオキシカルボニル)フェ ニル 4′−n−デシルビフェニル− 4−カルボキシレート 実施例12 4−(1,1,1−トリフルオロ−2−オ
クチルオキシカルボニル)フェニル4′−n−ウンデシ
ルビフェニル−4 −カルポキシレート 本発明の目的化合物の比旋光度〔α〕背および相転移温
度は次のとおりである。
(以下余白) 比旋光度(°) 相転移温度(”C) 相転移温度はDSCおよびホットステージによる顕微鏡
観察により求めた、 テレフタル酸クロリド11.2gを塩化メチレン50@
Qに溶解させ次いで光学活性なl、1.1−トリフルオ
ロ−2−デカノール10.Ogとピリジン13gとを水
冷下にて少量ずつ滴下した。反応混合物を室温に戻し、
−昼夜反応させ、反応液を希塩酸、水、IN炭酸水素す
トリウム水溶液、水にて顆状洗浄して有機相を回収し、
無水硫酸マグネシウムにて乾燥後、溶媒を減圧留去して
粗生成物を得た。これをトルエン−シリカゲルカラムク
ロマトグラフにより処理して、更にエタノールにて再結
晶して目的化合物3.3gを得た。
1)  1,1.1−一トリフルオロー2−デシルテレ
ンタル酸モノエステルの合成 g   g  ?’ HOC+Co−(、H−n−C,H1□■)で得られた
化合物1,1.1−トリフルオロ−2−デシルテレフタ
ル酸モノエステル3.3g、4−ドデシルオキシ−4′
−ヒドロキシビフェニル3.9g、ジシクロへキシルカ
ルボジイミド3゜19gおよびジメチルアミノピリジン
0.3gをテトラヒドロフラン溶媒100affiに投
入し、室温にて1昼夜反応させる。
次いで反応液中のテトラヒドロフラン溶媒を適当量減圧
留去し、冷水に投入し、塩化メチレンにて抽出し、塩化
メチレン相をIN炭酸水素ナトリウム水溶液、水、希塩
酸、水にて中性になるまでよく洗浄して、無水硫酸ナト
リウムで乾燥した後、溶媒を留去して粗生成物を得る。
これをトノレニン−シリカゲルカラムクロマ1−グラフ
にて処理し、更にエタノールにて再結晶をくり返して光
学活性な目的化合物1.縁を得る。
目的化合物の比旋光度は 〔α〕甘せ + 28.8゜ を示し、相転移温度(’C)はDSCとホットステージ
による顕微鏡観察により、次のようである。
フェニル−44−〇−オクチル 4− (1,1,1−トリフルオロ−2−オクチルオキ
シカルボニル)−4′−ヒドロキシビフェニル0.5 
gとn−4−オクチルオキシ安息香fi0.33gとを
ジシクロカルボジイミド0.3gと数片のジメチルアミ
ノピリジンとテトラヒドロフラン30+suとの存在下
で反応させ、粗目的化合物0.4gを得た。これをシリ
カゲルカラムクロマトグラフ法(ヘキサン:酢酸エチル
= 10:0.5)により精製し、更にエタノールによ
り再結晶して光学活性な目的化合物0.4gを得た。
上記目的化合物の比旋光度と相転移温度(’C)は次の
ようである。
〔α〕甘せ39.2” −2−オクチルオキシカルボニル ビ 大遼O(腫 4−n−オクチルオキシフェニル 4′(1,1,l−
トリフルオロ−2−オクチルオキシカルボニル)ビフェ
ニル−4−カルボキシレート 目的物の比旋光度は 〔α〕背=+41.0” を示し、相転移温度(’C)はDSCとホットステージ
による顕微鏡観察により、次のようである。
4.4′−ビフェニルジカルボン酸二塩化物1.3gと
4−n−オクトキシフェノール1.0gとを約40mQ
の塩化メチレンに溶解する。その中ヘトリエチルアミン
0.5gとジメチルアミノピリジン0.032gとを加
える。そして室温にて24時間かきまぜる。反応混合物
を水中に入れ、塩化メチレンにて抽出する。希塩酸、水
、希炭酸ナトリウム水溶液、水にて洗浄した後、無水硫
酸マグネシウムにて乾燥する。溶媒を留去し、シリカゲ
ルカラムクロマト(展開液;ヘキサン:酢酸エチル=1
0:0.5)にて残査物を精製する6さらに得られた結
晶をエタノールにて再結晶する。目的物0.8gを得る
ラビング処理したポリイミド配向膜をIT○電極基板上
に有するセル厚2.9μmの液晶セルに、実施例1で得
られた液晶化合物をl5otropic相において充填
し、液晶薄膜セルを作成した。
この薄膜セルを0.1〜b 配にて徐冷し、SA相を配向させ、±30V、 10H
zの矩形波を印加し、フォトマルチプライヤ−付備光顕
微鏡にて電気光学的応答動作を検出したところ、第5図
に示すように、SA相において印加電界(a)に対して
光学応答するエレクトロクリニック効果(b)を1!察
した。他の実施例の化金物においても同一の効果がwt
察された。
去1は引ユ 実施例16と全く同様の方法にて作成した液晶セルを2
枚の偏光板を直交させたフォトマルチプライヤ−付き偏
光顕微鏡に、無電圧印加時の分子長軸方向と偏光子が2
2.5’をなす状態に配置した。この液晶セルを0.1
〜1.0℃/1分間の温度勾配にてS” (3)相まで
徐冷した。さらに冷却してゆき、95.0℃〜10.0
℃の温度範囲において、±30V、 1OHzの三角波
電圧(a)を印加した場合を第6図に示した。印加電圧
がマイナス域での暗状態、0ボルト域での中間状態、プ
ラス域での明状態と光透過率が三つの状態に変化(c)
し、これに対応して分極反転電流波形のピーク(b)も
それぞれ表れていることを観察し、三つの安定な液晶分
子の配向状態があることを確認した。他の実施例の化合
物においても同一の効果がw4察された。
〔効  果〕
本発明の新規液晶はいずれも安定な三状態を示すので、
三状態を利用した表示デバイス、スイッチングデバイス
など広い用途を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、現実には得られていない理想の二状態液晶の
ヒステリシスを、第2図は現実にこれまでに合成された
二状態液晶のヒステリシスを、第3図は本発明にかかる
三状態液晶のヒステリシスをそれぞれ示すものであり、
第1〜3図とも、横軸は印加電圧を、縦軸は透過率(%
)を示す。第4図はAが印加される三角波を、Bが市販
ネマチック液晶の、Cはこれまでに合成された二状態液
晶の、Dは三状態液晶の、それぞれの光学応答特性を示
す。 第5図はエレクトロクリニック効果を示したもので、図
中aは液晶電気光学素子に印加した交番電圧を、図中す
は図中aの交番電圧に対する光透過率の変化を示したも
のである。 第6図は、本発明の化合物の三状態スイッチングを示し
たもので、図中aは液晶電気光学素子に印加した三角波
電圧を、図中すは分極反転電流を、そして図中Cは図中
aの三角波電圧に対する光透過率の変化を示したもので
ある。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、式 ▲数式、化学式、表等があります▼ 〔式中、Raは炭素数1〜20のアルキル基又は炭素数
    1〜20のアルコキシ基、Rbは炭素数1〜20の脂肪
    族アルキル基、枝分れアルキル基、アラルキル基又はア
    ルコキシ基、Xは▲数式、化学式、表等があります▼基
    又は▲数式、化学式、表等があります▼基、Yは▲数式
    、化学式、表等があります▼ 基又は▲数式、化学式、表等があります▼基、Zは含フ
    ッ素アルキル基又はそのハロゲン置換体、mは1ないし
    3の整数、nは0又は1〜2の整数、但し、nが0の場
    合のYは単結合であり、*は光学活性中心を示す〕 で表わされる液晶化合物。
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