JPH0310895A - 再剥離性感熱接着シート及びそれを用いた葉書 - Google Patents

再剥離性感熱接着シート及びそれを用いた葉書

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JPH0310895A
JPH0310895A JP14735889A JP14735889A JPH0310895A JP H0310895 A JPH0310895 A JP H0310895A JP 14735889 A JP14735889 A JP 14735889A JP 14735889 A JP14735889 A JP 14735889A JP H0310895 A JPH0310895 A JP H0310895A
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JP
Japan
Prior art keywords
binder
thermoplastic resin
adhesive sheet
white pigment
resin layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP14735889A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Wakata
員義 若田
Masanao Tajiri
政直 田尻
Shunsuke Shioi
塩井 俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野] 本発明は、情報量が多(、しかも情報の機雷性を守るこ
とができる再剥離性感熱接着シートに関するものである
〔従来の技術〕
近年、シート上に熱可塑性樹脂含有層を設けたフオーム
用紙で、裏面に情報を印刷した後に樹脂含有層同士を対
向させて加熱接合させることによって葉書に加工するタ
イプの感熱接着シート所謂ヒートシール用紙の需要が増
加している。このヒートシール用紙は一度の印刷で葉書
の両面に同時に情報を載せることができるため、ダイレ
クトメールの様なコンピューターを用いて大量処理する
場合に役立っている。しかし、こうしたタイプのヒート
シール用紙は上記の如き便利さを有するものの、それに
載せ得る情報量に関しては通常の葉書と変わりはなく、
また封書のような情報の機密保持機能は無い。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、通常の葉書よりも多くの情報を載せることが
でき、しかも封書の様な情報の機密保持機能を有する再
剥離性感熱接着シートを提供することを目的とする。
〔課題を解決する為の手段〕
本発明者等は、従来のヒートシール用紙のような強固な
接着をせず、比較的弱い力で再び剥離することができ、
しかもこの接着部分に情報を載せることが可能である材
料について鋭意研究の結果、以下の構成からなる接着シ
ートを見出したのである。即ち、本発明は支持体に、(
A)ポリオレフィン系樹脂微粒子、(B)白色顔料、(
C)バインダーの三成分を基本成分として含有する熱可
塑性樹脂層を設けたことを特徴とする再剥離性感熱接着
シートである。
〔作用〕
本発明に用いられるポリオレフィン系樹脂微粒子として
は、例えばポリエチレン、ポリプロピレン、ポリブテン
−1、ポリイソブチレン、ポリペンテン−1、ポリヘキ
セン−1、ポリ−3−メチルブテン−1、ポリ−4−メ
チルペンテン−1、ポリ−5−メチルヘキセン−1等及
びこれらの共重合体等からなる平均粒径0.1〜100
μmの粒子が挙げられる。
白色顔料としてはシリカ、コロイダルシリカ、ゼオライ
ト、ベントナイト、カオリン、焼成カオリン、リン酸カ
ルシウム、炭酸マグネシウム、硫酸カルシウム、水酸化
アルミニウム、酸化亜鉛、酸化チタン、メラミン樹脂粒
子、尿素樹脂粒子、ポリスチレン樹脂粒子等の無機、有
機顔料が挙げられる。
本発明における熱可塑性樹脂層は、水分散系塗液として
支持体に塗工により形成される。水分散系塗液に用いら
れるバインダーとしては水溶性バインダー、ラテックス
系バインダーが挙げられる。
水溶性バインダーとしては、例えばゼラチン、アルブミ
ン、カゼイン等のプロティン類、穀物澱粉、α化澱粉、
酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉等の澱粉類
、カルボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセル
ロース等のセルロース類、寒天、アルギン酸ソーダ、ア
ラビヤゴム等の多tIJjlの如き水溶性天然高分子化
合物、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、
ポリアクリル酸、ポリアクリルアミド、マレイン酸共重
物等の如き水溶性合成高分子化合物があり、一方ラテッ
クス系バインダーとしては、スチレン・ブタジェンラテ
ックス、アクリロニトリル・ブタジェンラテックス、ア
クリル酸エステル系ラテックス、酢酸ビニル系ラテック
ス、メチルメタクリレート・ブタジェンラテックス及び
これらのカルボキシ変性(例えばアクリル酸)ラテック
ス等が挙げられる。
本発明の熱可塑性樹脂層における配合量は、ポリオレフ
ィン系樹脂微粒子が10〜60重量%、白色顔料が20
〜70重量%、バインダーが5〜50重量%であり、中
でも接着性と剥離性のバランス及び印刷適性が最も好ま
しい範囲は、ポリオレフィン系樹脂微粒子が20〜50
重量%、白色顔料が20〜60重量%、バインダーが1
0〜40重量%である。
尚、本発明における熱可塑性樹脂層用塗液には、必要に
応じて更に帯電防止剤、界面活性剤、分散剤、離型剤、
消泡剤、着色剤、蛍光増白剤、酸化防止剤等各種助剤を
添加することもできる。
上記塗液の塗布量は、通常1〜30g/rrfであり、
接着性及び経済性に優れる3〜15 g/rrfがより
好ましく、エアーナイフコーター、ブレードコーター、
バーコーター等従来公知の方法により塗工される。
本発明における再剥離性感熱接着シートの支持体として
は、特に限定されるものではないが、従来から使用され
ている上質紙、各種合成紙等が使用できる。
本発明のシートは両面に情報を印刷した後、ヒートシー
ラーなどの加熱圧着機構により塗布面同士を接合し、第
2図のように葉書として使用される。その際、第3図及
び第4図に示すように剥離操作が行い易い構成にすると
より好ましい。
〔実施例〕
以下、本発明の実施例を記載するが、本発明がこれらの
実施例のみに限定されないことは勿論である。なお、実
施例のなかで特に断らない限り部とあるのは重量部、%
とあるのは重量%を意味する。
実施例1 バインダーとしてスチレン−ブタジェン系共重合体エマ
ルジョン(商品名:L−1571、旭化成工業製)20
0部(乾燥重量)、白色顔料として合成シリカ(商品名
:ミズカシルP−832、水沢化学工業製)400部、
ポリオレフィン系樹脂粒子として、ポリエチレンワック
スエマルジゴン(商品名二ケミパールA−100、三井
石油化学工業製)300部(乾燥重量)を混合して固形
分濃度を35%に調製した塗液を80g/イの上質紙に
乾燥重量が8g/nfになるように塗布して再剥離性感
熱接着シートを作成した。
実施例2 バインダーとしてアクリルエマルジョン(商品名:AE
−332、日本合成ゴム製)200部(乾燥重量)を様
いた以外実施例1と同様にして再剥離性感熱接着シート
を作成した。
実施例3 バインダーとしてアクリルエマルジョン(商品名:AE
−332、日本合成ゴム製)を200部(乾燥重量)、
白色顔料として軽質炭酸カルシウム600部を用いた以
外、実施例1と同様にして再剥離性感熱接着シートを作
成した。
実施例4 バインダーとしてポリビニルアルコール(商品名:PV
A−105、クラレ製)を150部(乾燥型1)を用い
た以外実施例1と同様にして環装した分散液に更にグリ
オキザール10部を添加して塗液とし、80g/イの上
質に乾燥重量が8g/n(になるように塗布して再剥離
性感熱接着シートを作成した。
■ 得られたシートの塗布上に活版印刷して情報を印刷した
後、ミシン目を入れて第5図の如きZ折り加工した0次
に上記シートの塗布面と原紙面に更に電子写真方式によ
り情報を印刷した後、縦ミシン目を中心として塗布面同
士を対向させて加熱圧着用の金属ロール間に通し、横ミ
シン目で切り離して第2図の如き葉書を得た。
4MWIの葉書はいずれも接合している互いのシートを
容易に剥離することができ、内面の情報を読むことがで
きた。
〔効果〕
このように、本発明の再剥離性感熱接着シートは、接合
しているシートを容易に剥離することができるものであ
る。しかも樹脂塗布面に印刷を施すことができるため、
情報に機密保持性を持たすことができ、葉書としての使
用が有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る再剥離性悪熱接着シートの断面説
明図、第2図は再剥離性感熱接着シートを葉書状に接着
した状態の断面説明図、第3図及び第4図は葉書状に接
着した後、再剥離が容易に行えるように、一部分を重ね
ない状態(再剥離を開始する部分)を設けた場合の説明
図、第5図は再剥離性感熱接着シートをミシン目を入れ
Z折り加工を施した図である。 1・・・再剥離性感熱接着シート 2・・・支持体 3・・・熱可望性樹脂層 4・・・印刷 5・・・葉書 6・・・再剥離を開始する部分 7・・・縦ミシン目 8・・・横ミシン目

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)支持体に、(A)ポリオレフィン系樹脂微粒子、
    (B)白色顔料、(C)バインダーの三成分を基本成分
    として含有する熱可塑性樹脂層を設けたことを特徴とす
    る再剥離性感熱接着シート。
  2. (2)熱可塑性樹脂層の主成分が、(A)ポリオレフィ
    ン系樹脂微粒子20〜50重量%、(B)白色顔料20
    〜60重量%、(C)バインダー10〜40重量%から
    構成されている請求項(1)記載の再剥離性感熱接着シ
    ート。
  3. (3)請求項(1)又は(2)記載の再剥離性感熱接着
    シートの熱可塑性樹脂層上に情報を印刷した後、該層同
    士を対向させて加熱圧着した葉書。
JP14735889A 1989-06-09 1989-06-09 再剥離性感熱接着シート及びそれを用いた葉書 Pending JPH0310895A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04122077U (ja) * 1991-04-17 1992-10-30 エバーコート株式会社 葉書等の通信体
JPH0529781U (ja) * 1991-09-26 1993-04-20 トツパン・ムーア株式会社 控紙付き重ね合わせ用シート
JPH0545100U (ja) * 1991-11-07 1993-06-18 トツパン・ムーア株式会社 接着用紙
JPH0551679U (ja) * 1991-12-10 1993-07-09 トッパン・ムーア株式会社 機械読み取り用隠蔽葉書
JPH0558392U (ja) * 1992-01-09 1993-08-03 ニチバン株式会社 修正用テ−プまたはシ−ト
JPH0563875U (ja) * 1992-02-14 1993-08-24 山陽国策パルプ株式会社 感熱接着複合シート及びそれを用いた情報記録体

Cited By (6)

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