JPH03132397A - 再剥離性の感圧接着性葉書 - Google Patents

再剥離性の感圧接着性葉書

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JPH03132397A
JPH03132397A JP27084989A JP27084989A JPH03132397A JP H03132397 A JPH03132397 A JP H03132397A JP 27084989 A JP27084989 A JP 27084989A JP 27084989 A JP27084989 A JP 27084989A JP H03132397 A JPH03132397 A JP H03132397A
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JP
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pressure
adhesive sheet
postcard
sensitive adhesive
bonded
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JP27084989A
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Kazuyoshi Wakata
員義 若田
Masanao Tajiri
政直 田尻
Shunsuke Shioi
塩井 俊介
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、情報の機密性を守ることが出来る再剥離性の
葉書に関するものである。
「従来の技術」 近年、情報を載せた部分に粘着ラベルを貼り付けてその
箇所を隠蔽するタイプの葉書の需要が増加しつつある。
この葉書は実開昭63−6870号に記載の如く粘着ラ
ベルとして複雑な多層構造を有するラベルが用いられ、
−度そのラベルを剥がすと容易に再接合出来ないように
設計されているために機密性葉書としての機能を有する
ものと言える。
しかし従来の機密性葉書は、ラベルとして複雑な多層構
造を有する特殊粘着ラベルを必要とするために、そのラ
ベルの加工に際しては、多くの工程を要し、製造コスト
が掻めて高いものとなっていた。
[発明が解決しようとする課題」 本発明は、優れた機密性を具備し、且つ製造工程が少な
く、安価に製造することの出来る機密性葉書を提供する
ことを目的とする。
「課題を解決するための手段」 本発明は、接着剤層を有する感圧接着性シートと非接着
性シートを重ねて加圧処理することによって接合出来、
且つ接合面を剥離することによって再び接合面の情報を
読むことが出来る再剥離11の感圧接着性葉書において
、該感圧接着性シートが接着剤層の面同士を対向して重
ねて1kg/cm”の圧力をかけて接合した場合にJI
S K 6833−1980に基づく測定で10 g 
/ 25 s*以下のT型剥離力を示し、且つ接着剤層
の面同士を対向して重ねて300 kg/cm2の圧力
をかけて接合した場合に50 g / 25 龍以上の
T型剥離力を示すことを特徴とする再剥離性の感圧接着
性葉書である。
「作用」 本発明者等は、検討の結果、特定の感圧接着f’Eシー
ト、即ち接着剤層の面同士を対向して重ねて1kg/c
a+2の圧力をかけて接合した場合にJIS K683
3−1980に基づく測定でLog/25鶴以下のT型
剥離力を示し、又、接着剤層の面同士を対向して重ねて
300 kg/am”の圧力をかけて接合した場合に5
0g/25■1以上のT型剥離力を示すように設定され
ている感圧接着性シートを非接着性シートからなる葉書
に強圧下で貼り付けることによって、或いは非接着性シ
ートを上記感圧接着性シートからなる葉書に強圧下で貼
り付けることによって、複雑な多層構造を有する粘着ラ
ベルを非接着性シートからなる葉書に貼り付ける従来の
方式と同様の機能を有する機密性葉書を多くの工程を要
さずに製造することができ、より安価に得られることを
見出した。
尚、接着剤層の面同士を対向して重ねて1kg/C11
12の圧力をかけて接合した場合に10g/25m5を
越えるT型剥離力を示す感圧接着性シートを用いた場合
には、通常の微粘着シートと同様に剥離した接合面が弱
い力で簡単に再接合出来るものとなるために証拠を残さ
ず内部を見ることが出来、情報の機密性の点で充分とは
言えない。又、接着剤層の面同士を対向して重ねて30
0 kg7cm2の圧力をかけて接合した場合に50 
g / 25 mm未満のT型118力を示す感圧接着
性シートを用いた場合には、意図せぬ時に接合面の剥離
を生じる危険性がある。
本発明の葉書としては、例えば、紙、合成紙等の支持体
(1)に接着剤N(2)を設けてなる感圧接着性シート
(3)に情報を印刷等により記入した後、隠蔽したい箇
所に紙、合成紙等からなる非接着性シート(4)をシー
ルとして強圧下で貼り付けて得られる第1図の斜視図(
第2図は第1図の側面図)で示される形態のもの、或い
は第3図のように紙、合成紙等からなる非接着性シート
(4)に情報を記入した後、隠蔽したい箇所に紙、合成
紙等の支持体(1)に接着剤層(2)を設けてなる感圧
接着性シート(3)をシールとして強圧下で貼り付けて
得られる形態のもの(第4図は第3図の側面図)が挙げ
られる。
本発明の感圧接着性シートの支持体及び非接着性シート
もしくはその支持体としてはコート紙、ラミネート紙、
金属蒸着紙等が用いられる。
第5図〜第7図はそれぞれ情報を記入した感圧接着性シ
ート(3)の隠蔽したい箇所に、非接着性シート(4)
を貼りつけたものである。第5図は支持体(5)上にバ
リヤー層(6)を設けたシートを非接着性シー)(4)
として、第6図は支持体(5)上にコート層(7)プラ
イマー層(8)、金属蒸着層(9)を設けてなる金属7
着紙を非接着性シート(4)として、また第7図は支持
体(5)上にコート層(7)、プライマー層(8)、金
属蒸着層(9)、バリヤー層(6)を設けたシートを非
接着性シート(4)として貼りつけたものである。
第8図〜第10図はそれぞれ情報を記入した非接着性シ
ートの隠蔽したい箇所に、感圧接着性シートを貼りつけ
たものである。第8図は支持体(1)上に接着剤N(2
)を設けた感圧接着性シート(3)を、第9図と第10
図は支持体(1)上にコート層(7)、プライマー層(
8)、金属蒸着層(9)、接着剤層(2)を設けた感圧
接着性シート(3)を、非接着性シート(4)に貼りつ
けたものであり、第10図は支持体(5)にバリヤー層
(6)を形成した非接着性シート(4)を用いている。
本発明の感圧接着性シートには、通常支持体上に接着剤
層を設けたシートが用いられるが、この接着剤層の形成
に用いられる接着剤としては、例えばエチレン−酢酸ビ
ニル系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化
ビニリデン系樹脂、合成ゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂等
が挙げられる。
中でもガラス転移点が一100°C〜30°Cのものが
好ましく、特に−70°C〜−20″Cのものが好まし
い。
接着剤層には、通常顔料が添加され、具体的には、シリ
カ、カオリン、クレー、炭酸カルシウム、水酸化アルミ
ニウム、酸化チタン、酸化亜鉛、メラミン樹脂粒子、ヘ
ンゾグアナミン樹脂粒子、澱粉粒子等が例示出来る。こ
れら顔料は、通常接着剤に対し顔料10〜500重量%
の範囲で使用され、好ましくは30〜300重量%であ
る。
又、接着剤層には、必要により更にロジン系樹脂及びそ
の誘導体、テルペン系樹脂、クマロンインデン樹脂、キ
シレン樹脂、アルキルフェノール樹脂、C2乃至C7系
石油樹脂等の粘着付与剤、各種パラフィン、ワックス、
脂肪酸及びその誘導体、高級アルカリ土類金属石鹸類、
シリコーン類等の離型剤、接着性を高めるための接着剤
含有カプセルやオイルカプセル、帯電防止剤、増粘剤、
分散剤、防腐剤、酸化防止剤、消泡剤等の各種助剤を添
加してもよい。
本発明においては、前記の如きT型剥離力を示すように
上記材料を組合せて塗液が形成される。
本発明における怒圧接着性シートの支持体としては、例
えば上質紙、合成紙、コート紙、ラミネート紙、金属蒸
着紙等が使用出来る。
接着剤組成物の塗布量は、通常4〜20g/ポ程度であ
り、エアーナイフコーター、ブレードコーター、バーコ
ーター、スクリーン印刷、フレキソ印刷等従来公知の塗
布、印刷方法により設けることが出来る。
本発明の非接着性シートとしては、例えば上質紙、合成
紙、コート紙、ラミネート紙、金属蒸着紙等が使用出来
るが、更に該シートに水溶性高分子類、ラテックス類、
油溶性高分子類、電離放射線硬化性のビニル化合物類、
シリコーン樹脂、フッ素化合物、ワックス類をバリヤー
層として塗布したものも使用できる。
水溶性高分子類としては例えばゼラチン、アルブミン、
カゼイン、寒天、アラビアゴム、アルギン酸ソーダ、澱
粉、酸化澱粉、エーテル化澱粉、エステル化澱粉、カル
ボキシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース
、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、ポリ
アクリル酸、ポリアクリルアミド、エチレン−無水マレ
イン酸共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体、
メチルビニルエーテル−無水マレイン酸共重合体、イソ
ブチレン−無水マレイン酸共重合体等が挙げられる。
ラテックス類としては例えば、スチレン−ブタジェンラ
テックス、アクリロニトリルーブタジエンラテンクス、
アクリル酸エステル系ラテックス、酢酸ビニル系ラテッ
クス、塩化ビニリデン系ラテックス、メチルメタクリレ
ートーブタジエンラテンクス及びこれらのカルボキシ変
性(例えばアクリル酸)ラテックス等が挙げられる。
油溶性高分子類としては例えば、ロジン、コバール、タ
マール、シェラツク、エチルセルロース、ヒドロキシプ
ロピルセルロース、エチルヒドロキシエチルセルロース
、アセチルセルロース、セルロースアセテートプロピオ
ネート、セルロースアセテートブチレート、ニトロセル
ロース、ポリビニルブチラール、ポリ塩化ビニル、ポリ
酢酸ビニル、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレ
ン−酢酸ビニル共重合体、ポリスチレン、塩素化ポリプ
ロピレンスチレン樹脂、アクリル樹脂、フェノール樹脂
、キシレン樹脂、尿素樹脂、メラミン樹脂、ケトン樹脂
、クロマン・インデン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、
環化ゴム、塩化ゴム、アルキド樹脂、ポリアミド樹脂、
エポキシ樹脂、ポリウレタン等が挙げられる。
電離放射線硬化性のビニル化合物類としては例えば、ポ
リエチレングリコールジアクリレート、プロピレングリ
コールジメタクリレート、ペンタエリスリトールアクリ
レート、トリメチロールプロパンジアクリレート、トリ
メチロールプロパントリアクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ヘキサンジオールジアクリ
レート、1.2−ブタジオールジオールジアクリレート
、エポキシ樹脂とアクリル酸との反応物、マレイン酸と
ペンタエリスリトールとアクリル酸との反応物、マレイ
ン酸とジエチレングリコールとアクリル酸との縮合物等
が挙げられる。
シリコーン樹脂としては例えば、ポリジメチルシロキサ
ン、ポリフェニルメチルシロキサン等が挙げられる。
フッ素化合物としては例えば、パーフルオロアルキルリ
ン酸エステル、フルオロアルキル基含有(メタ)アクリ
レートの共重合体等が挙げられる。
ワックス類としては、例えば高級脂肪酸、高級脂肪酸金
属塩、高級脂肪酸アミド、高級アルコール、ポリエチレ
ンワックス等が挙げられる。
上記物質の内、例えば電離放射線硬化性ビニル化合物の
如く常温で液体のもの或いは加熱により容易に液状化す
るワックス類はそのまま或いは助剤を添加してインキ或
いは塗液として使用出来るが、通常は水或いは非水性媒
体に溶解或いは分散され、必要により更に助剤が添加さ
れてインキ或いは塗液が調整される。その際に用いられ
る助剤としてはインキ或いは塗液の分野で公知のシリカ
、水酸化アルミニウム、炭酸カルシウム、酸化亜鉛、酸
化チタン等の顔料、架橋剤、紫外線吸収剤、酸化防止剤
、蛍光染料、有色染料、光重合開始剤、光増感剤、ドラ
イヤー、増粘剤、ゲル化剤、界面活性剤、分散剤、防腐
剤、消泡剤等が挙げられる。
非水性媒体としては、例えばベンゼン、トルエン、キシ
レン、シクロヘキサン、ヘキサン、トリクロルエチレン
、リグロイン、メチルイソブチルケトン、酢酸メチル、
酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルセロソルブ、エチルセ
ロソルブ、ブチルセロソルブ、ジエチレングリコールモ
ノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエ
ーテルアセテート、メタノール、エタノール、n−プロ
ピルアルコール、イソプロピルアルコール、n −ブタ
ノール、n−ヘキサノール、シクロヘキサノール、2−
エチルヘキシルアルコール等カ挙ケラれる。
上記のインキ或いは塗液は、例えば凸版、オフセント、
グラビア、フレキソ、スクリーン等の印刷機或いはエア
ーナイフコーター、ブレードコーター、ロールコータ−
、ロントコ−ター、グラビアコーター等の塗工機で全面
或いは部分塗布される。
塗布量は通常乾燥重量で0.01〜10g/ポ程度であ
る。
前記の感圧接着性シート或いは非接着性シートからなる
葉書に、(必要に応じてラベルにも)凸版、オフセット
、フレキソ、電子写真法、熱転写法等による印刷或いは
タイプライタ−1筆記等により情報の記載が行われた後
、感圧接着性シートからなる葉書と非接着性シートから
なるラベル或いは非接着性シートからなる葉書と感圧接
着性シートからなるラベルを40〜500 kg/ct
Aの強圧下で接合して機密保持機能を有する感圧接着性
葉書が得られる。
「実施例」 以下、本発明の実施例を記載するが、本発明がこれらの
実施例のみに限定されないことは勿論である。なお、実
施例のなかで特に断らない限り部とあるのは重量部、%
とあるのは重1%を意味する。
実施例1 〔感圧接着性シートの作成〕 接着剤としてアクリル酸エステル系エマルジョン(日本
合成ゴム■製、商品名: AE−923,ガラス転移温
度−60″C)を100部(乾燥重量)、顔料として合
成シリカ(水沢化学工業■製、商品名:ミズカシルP−
832)  100部を混合して固形分濃度を40%に
調節した塗液を80g/ボの上質紙に乾燥重量が8g/
rrfとなるように塗布して感圧接着性シートを得た。
接着剤層面同士を対向して重ね1kg/alの圧力をか
けて接合した場合のT型剥離力はOg/25閤であり、
300kg/CTAで接合した場合のT型剥離力は35
0g/25mmであった。
〔非接着性シートの作成〕 エチルセルロース(バーキュレス社製、商品名:N−1
4)の10%エタノール溶液を80g/ボの上質紙に乾
燥重量が1.2g/n(となるように塗布して非接着性
シートを得た。
〔感圧接着性葉書の作成〕
フオーム印刷機を用いて上記非接着性シートの非塗抹面
にオフセット印刷にて情報を印刷した後、ラベルの寸法
にミシン目を入れてZ折り加工した。
別に、フオーム印刷機を用いて前記感圧接着性シートの
塗布面及び裏面上にオフセット印刷にて情報を印刷した
後、葉書の寸法にミシン目を入れてZ折り加工した。続
いて、該シートの塗布面上に電子写真法にて更に情報を
印刷した後、非接着性シートからなる上記ラベルをその
隠蔽したい箇所に重ねて加圧用金属ロールで300 k
g/cm”の圧力をかけて接合し、更に、横ミシン目で
切り離して機密性葉書を得た。
得られた葉書は、ラベルを剥離することによってその箇
所の情報を見ることが出来た。
実施例2 フオーム印刷機を用いて実施例1と同様にして得た感圧
接着性シートの非塗抹面にオフセント印刷にて情報を印
刷した後、ラベルの寸法にミシン目を入れてZ折り加工
した。
別に、フオーム印刷機を用いて実施例1と同様にして得
た非接着性シートの塗布面及び裏面上にオフセット印刷
にて情報を印刷した後、葉書の寸法にミシン目を入れて
、Z折り加工した。続いて、該シートの塗布面上に電子
写真法にて更に情報を印刷した後、感圧接着性シートら
かなる上記ラベルをその隠蔽したい箇所に重ねて加圧用
金属ロールで300 kg/c+++2の圧力をかけて
接合し、更に横ミシン目で切り離して機密性葉書を得た
得られた葉書は、ラベルを剥離することによってその箇
所の情報を見ることが出来た。
実施例3 80g/nfの上質紙の代わりに100g/rrrの金
属蒸着紙を用いた以外、実施例1と同様にして感圧接着
性シートを作成し、続いて実施例2と同様にしてラベル
のZ折り加工品を得た。
続いて、実施例2と同様にして得た非接着性シートから
なる葉書の隠蔽したい箇所に上記ラベルを重ねて加圧用
金属ロールで300 kg/cm2の圧力をかけて接合
し、更に、横ミシン目で切り離して機密性葉書を得た。
得られた葉書は、隠蔽性の点で実施例1及び実施例2の
葉書より優れており、又ラベルを剥離することによって
その箇所の情報を見ることが出来た。
比較例1 〔感圧接着性シートの作成〕 アクリル酸エステル系エマルジゴン(日本合成ゴム■製
、商品名: AE−923,ガラス転移温度−60°C
)を100部(乾燥重量)と、顔料として合成シリカ(
水沢化学工業Q@製、商品名:ミズカシルP−832)
  15部を混合して固形分濃度を40%に調節した塗
液を80g/ボの上質紙に乾燥重量が8g/mとなるよ
うに塗布して感圧接着性シートを得た。
接着剤層面同士を対向して重ね1kg/cfflの圧力
をかけて接合した場合のT型剥離力は50g/25mm
であった@ 〔感圧接着性葉書の作成] 上記感圧接着性シートを用いて実施例2と同様にしてラ
ベルのZ折り加工品を得た。
続いて、実施例2と同様にして得た非接着性シートから
なる葉書の隠蔽したい箇所に上記ラベルを重ねて加圧用
金属ロールで300kg/cdの圧力をかけて接合し、
更に、横ミシン目で切り離して機密性葉書を得た。
得られた葉書は、ラベルを剥離することによってその箇
所の情報を見ることが出来た。しかし、この剥離したラ
ベルは弱い力で葉書に再接着出来、機密性の点で不充分
な葉書であることが分かった。
比較例2 〔感圧接着性シートの作成〕 アクリル酸エステル系エマルジョン(日本合成ゴムtt
a製、商品名: AE−923,ガラス転移温度−60
°C)を100部(乾燥重量)と、顔料として合成シリ
カ(水沢化学工業9@製、商品名:ミズヵシルP−83
2)  400部を混合して固形分濃度を20%に調節
した塗液を80 g / rKの上質紙に乾燥重量が8
 g/rdとなるように塗布して感圧接着性シートを得
た。
接着剤層面同士を対向して重ね300kg/C1!の圧
力をかけて接合した場合のT型剥離力は3゜g / 2
50+01であった。
〔感圧接着性葉書の作成〕
上記感圧接着性シートを用いて実施例2と同様にしてラ
ベルのZ折り加工品を得た。
続いて、実施例2と同様にして得た非接着性シートから
なる葉書の隠蔽したい箇所に上記ラベルを重ねて加圧用
金属ロールで300kg/ciの圧力をかけて接合し、
更に、横ミシン目で切り離して機密性葉書を得た。
得られた葉書は、極めて弱い力で111離し、機密性の
点で不充分な葉書であることが分った。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第1O図は本発明を例示したものである。第1
図は、支持体に接着剤層を設けてなる感圧接着性シート
に情報を印刷等により記入した後、隠蔽したい箇所に非
接着性シートを貼り付けて得られる感圧接着性葉書の斜
視図である。第2図は第1図に示された感圧接着性葉書
の側面図である。 第3図は、非接着性シートに情報を記入した後、隠蔽し
たい箇所に支持体に接着剤層を設けてなる感圧接着性シ
ートを貼り付けて得られる感圧接着性葉書の斜視図であ
る。第4図は第3図に示された感圧接着性葉書の側面図
である。 第5図〜第7図はそれぞれ情報を記入した感圧接着性シ
ートの隠蔽したい箇所に、非接着性シートを貼りつけた
ものである。 第8図〜第10図はそれぞれ情報を記入した非接着性シ
ートのI!!蔽したい箇所に、感圧接着性シートを貼り
つけたものである。 (1)・・・支持体 (2)・・・接着剤層 (3)・・・感圧接着性シート (4)・・・非接着性シート (5)・・・支持体 (6)・・・バリヤー層 (7)・ ・ ・コート層 (8)・・・プライマー層 (9)・・・金属蒸着層

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 接着剤層を有する感圧接着性シートと非接着性シートを
    重ねて加圧処理することによって接合出来、且つ接合面
    を剥離することによって再び接合面の情報を読むことが
    出来る再剥離性の感圧接着性葉書において、該感圧接着
    性シートが接着剤層の面同士を対向して重ねて1kg/
    cm^2の圧力をかけて接合した場合にJISK683
    3−1980に基づく測定で10g/25mm以下のT
    型剥離力を示し、且つ接着剤層の面同士を対向して重ね
    て300kg/cm^2の圧力をかけて接合した場合に
    50g/25mm以上のT型剥離力を示すことを特徴と
    する再剥離性の感圧接着性葉書。
JP27084989A 1989-10-17 1989-10-17 再剥離性の感圧接着性葉書 Pending JPH03132397A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5362106A (en) * 1993-03-25 1994-11-08 Moore Business Forms, Inc. Self-sealing card assembly on carrier and methods of manufacture
JP2015114626A (ja) * 2013-12-13 2015-06-22 富士ゼロックス株式会社 記録媒体の記録層形成用樹脂組成物、記録媒体、画像記録物、及び、画像形成方法。

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