JPH03211095A - 感圧接着性シートの加圧接合法 - Google Patents

感圧接着性シートの加圧接合法

Info

Publication number
JPH03211095A
JPH03211095A JP2009266A JP926690A JPH03211095A JP H03211095 A JPH03211095 A JP H03211095A JP 2009266 A JP2009266 A JP 2009266A JP 926690 A JP926690 A JP 926690A JP H03211095 A JPH03211095 A JP H03211095A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure
sensitive adhesive
adhesive
printing
sheet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2009266A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuyoshi Wakata
員義 若田
Masanao Tajiri
政直 田尻
Shunsuke Shioi
塩井 俊介
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd filed Critical Kanzaki Paper Manufacturing Co Ltd
Priority to JP2009266A priority Critical patent/JPH03211095A/ja
Publication of JPH03211095A publication Critical patent/JPH03211095A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Credit Cards Or The Like (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)
  • Lining Or Joining Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、安定した接着力を得ることが出来る感圧接着
性シートの加圧接合法に関する。
〔従来の技術〕
近年、特開昭63..306704号に記載の如く支持
体上に接着剤層を設けたシートで電子写真方式のライン
プリンター等でその裏面に印刷した後、接着剤層同士を
対向させ強圧下で加圧接合させることによって葉書に加
工するタイプの感圧接着性シートの需要が見込まれてい
る。
又、特願平1−159948号、同1−239028号
、同1−270849号、同1−276492号に記載
の如く、上記感圧接着性シートを利用した再剥離性の感
圧接着性葉書といわれるタイプのものがある。これは接
合した面を比較的弱い力で再剥離出来るようにしてその
面も情報欄として利用出来るように設計したもので、従
ってその種の葉書は情報量を多くすることが出来る特徴
があり、又、情報の機密を守ることの出来る葉書として
の可能性を有するものである。
又、平成1年12月22日付は特許出願明細書〈発明の
名称:感圧接着型封筒)に記載の如く、上記怒圧接着性
シートを利用した封筒もある。
しかし、これまで開発されてきた感圧接着性シートは、
何れもその接着剤層の接着力が経時的に徐々に低下する
傾向にあり、又、接合時の温度が下がるにつれて低下す
る傾向にあるために、製造して長期間保存したシートを
使用した場合、或いは気温が低い冬期に加圧接合した場
合には、配達等の段階で接合部が剥離して規格外の葉書
となったり、或いは機密情報が見えたりする等の問題を
生ずる危険性がある。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は、感圧接着性シートの在庫期間の長短或いは処
理する際の気温の影響を極めて受は難い常に安定した接
着力を得ることが出来る加圧接合法の提供を目的とする
〔課題を解決するための手段〕
本発明は、接着剤層を支持体に設けてなる感圧接着性シ
ートの層同士を対向させて感圧接合して或いは、該感圧
接着性シートの層と非接着性シートを対向させて加圧接
合して葉書或いは封筒とする感圧接着性シートの加圧接
合法において、シート同士を加圧接合する際、或いは加
圧接合する前に、シートを加温せしめることを特徴とす
る感圧接着性シート加圧接合法である。
〔作用〕
本発明者等は、検耐の結果、在庫期間の長い感圧接着性
シートの接着力の低下が、温度の低下の際の現象と同様
に接着剤の硬化に起因し、これを軟化して接着力を上げ
る手段として加圧接合時或いは前にシートを加温する事
が有効であることを見出した。
本発明は、特願昭63−306704号、特願平1−5
2701号に記載の如き葉書、特願平1−159948
号、同1〜230028号、同1−270849号、同
1−276492号に記載の如き機密性葉書、平成1年
12月22日付は特許出願明細書(発明の名称:感圧接
着型封筒)に記載の如き封筒等、接着剤層を全面或いは
一部分に有する感圧接着性シートを用いて葉書や封筒を
形成する際の加圧接合法に関するものである。
本発明に用いられる感圧接着性シートの接着剤層の形成
に用いられる接着剤としては、例えばエチレン−酢酸ビ
ニル系樹脂、アクリル系樹脂、塩化ビニル系樹脂、塩化
ビニリデン系樹脂、合成ゴム系樹脂、天然ゴム系樹脂等
が挙げられ、中でもガラス転移点が一100℃〜0℃の
ものが好ましい。
接着剤層には、通常耐ブロッキング性を向上させるため
の顔料が添加され、具体的にはシリカ、カオリン、クレ
ー、炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、酸化亜鉛、
酸化チタン、メラミン樹脂粒子、ベンゾグアナミン樹脂
粒子、澱粉粒子等が例示される。
顔料の配合比は、接着剤に対し10〜500重量%範囲
で使用される。
又、接着剤層には必要により更にカゼイン、寒天、アラ
ビアゴム、アルギン酸ソーダ、澱粉、酸化澱粉、エーテ
ル化澱粉、エステル化澱粉、カルボキシメチルセルロー
ス、ヒドロキシエチルセルロース、ポリビニルアルコー
ル、ポリビニルピロリドン、ポリアクリル酸等の水溶性
高分子、ロジン系樹脂及びその誘導体、テルペン系樹脂
、クマロンインデン樹脂、キシレン樹脂、アルキルフェ
ノール樹脂、C5及びC7系石油樹脂等の粘着付与剤、
各種パラフィン、ワックス、脂肪酸及びその誘導体、高
級アルカリ土類金属石鹸類、シリコーン類等の離型剤、
接着性を高めるための接着剤含有カプセルやオイルカプ
セル、帯電防止剤、増粘剤、分散剤、防腐剤、酸化防止
剤、消泡剤等の助剤を添加してもよい。
感圧接着性シートの支持体としては、例えば上質紙、含
浸紙、合成紙、コート紙、ラミネート紙、金属蒸着紙等
が使用出来る。
接着剤含有塗液の塗布量は、通常4〜20g/rrfで
あり、エアーナイフコーター、ブレードコータバーコー
ター、スクリーン印刷、フレキソ印刷等、従来公知の塗
布、印刷方法により設けられる。
中でも、本発明に使用される感圧接着性シートとして好
ましいものは、接着剤層の面同士を対向して重ねて1k
g/cm”の圧力をかけて接合した場合にJIS K 
6833−1980に基づく測定で10g/25m以下
のT型剥離力を示し、又、接着剤層の面同士を対向して
重ねて300 kg / cm 2の圧力をかけて接合
した場合に50g/25m以上のT型剥離力を示す設定
のものである。
感圧接着性シートには、必要に応じて凸版印刷、オフセ
ット印刷、フレキソ印刷等で下地印刷或いは接着制御イ
ンキの印刷、或いはミシン目、マージナル加工を行った
後、更にラインプリンターで情報を印刷し、続いて例え
ば加熱された二本の金属ロールで加圧することによって
或いは、二本の熱ロール、熱板、熱風、赤外線等でシー
トを加熱した後に二本の金属ロールで加圧することによ
って加圧接合し、葉書、封筒が形成される。
尚、加圧接合は、通常50〜1000kg/σ2の圧力
で、又、加温は、通常接着剤層の温度が20〜150℃
、より好ましくは30〜60℃となるような条件で行わ
れる。因みに、20℃以下では効果が乏しく、150℃
以上では電子写真法等による印字が対向面に転移し易い
尚、接着制御インキとしては、カゼイン、ポリビニルア
ルコール、エチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレ
ン−無水マレイン酸共重合体、エチルセルロース、エチ
ルヒドロキシエチルセルロ−ス、アセチルセルロース、
セルロースアセテートプロピオネート、セルロースアセ
テートブチレート、ニトロセルロース、ポリビニルブチ
ラール、ポリ塩化ビニル、ポリスチレン、トリメチロー
ルプロパントリアクリレート、ペンタエリスリトールテ
トラアクリレート、ヘキサンジオールジアクリレート等
の物質を特徴とする特願平1−239028号に記載の
如きインキが挙げられる。
以下、本発明の実施例を記載するが、本発明がこれらの
実施例のみに限定されなことは勿論である。尚、実施例
の中で特に断らない限り部とあるのは重量部、%とある
のは重量%を意味する。
実施例1 接着剤としてアクリル酸エステル系エマルジョン(日本
合成ゴム■製、商品名: AE−923)を100部(
乾燥重量)、顔料として合成シリカ(水沢化学工業■製
、商品名:ミズカシルP−832) 100部、糊化澱
粉10部を混合して固型分濃度を40%に調節した塗液
を80g/rdの上質紙の片面に乾燥重量が8g/%と
なるように塗布して感圧接着性シートを得た。
続いて、フオーム印刷機を用いて製造後1年経過した上
記シートの裏面にオフセット印刷で下印刷し、更にマー
ジナルとミシン目を入れてZ折り加工品を得た。
次に、電子写真方式のラインプリンターで裏面に住所、
氏名とデータを印刷し、続いて80℃に加熱された2本
の加圧用金属ロールを有する加圧シーラーで500 k
g / cm ”の圧力をかけ、更に断裁処理して表に
住所、氏名、裏にデータを記録した葉書を得た。尚、加
圧接合は15℃の室内で行われた。
得られた葉書は、二枚のシートが強く接合しており、配
達時の取扱で剥離を生じることは全く無かった。
比較例1 金属ロールを加熱せずに使用した以外は実施例1と同様
にして葉書を得た。
得られた葉書は、二枚のシートがあまり強く接合してお
らず、配達時の取扱で剥離を生じることがあった。
実施例2 実施例1と同様にして得た製造後1年経過した感圧接着
性シートの表裏面にオフセット印刷で下印刷した後、8
%のエチルセルロース(バーキュレス社製、商品名: 
N−14)と3%のコロイダルシリカを成分として含有
するエタノール溶液を接着制御インキとして乾燥重量力
月、 2 g / n(となるように接着剤層上の一部
にフレキソ印刷し、更にマージナルとミシン目を入れて
Z折り加工品を得た。
次に、電子写真方式のラインプリンターで表面に住所、
氏名、データを印刷し、続いて80℃に加熱された2本
の加圧用金属ロールを有する加圧シーラーで500 k
g / cm 2の圧力をかけ、更に断裁処理してデー
タ部分の隠蔽された機密性葉書を得た。
尚、加圧接合は15℃の室内で行われた。
得られた葉書は、・二枚のシートのエツジ部分が強く接
合しており、配達時の取扱で剥離を生じることは全く無
かった。
尚、この葉書は、エツジ部分を切り離した後、0 良好な剥離性を示し、データーを読み取ることが出来た
比較例2 80℃に加熱された2本の加圧用金属ロールの代わりに
同様の金属ロールを加熱せずに使用した以外は実施例2
と同様にして機密性葉書を得た。
得られた葉書は、二枚のシートがエツジ部分でも強く接
合しておらず、配達時の取扱で剥離を生じることがあっ
た。
「効果」 本発明の加圧接合法でれらた葉書或いは封筒は常に良好
な接着性を有していた。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)接着剤層を支持体に設けてなる感圧接着性シート
    の層同士を対向させて加圧接合して、或いは、該感圧接
    着性シートの層と非接着性シートを対向させて加圧接合
    して葉書或いは封筒とする感圧接着性シートの加圧接合
    法において、シート同士を加圧接合する際、或いは加圧
    接合する前に、シートを加温せしめることを特徴とする
    感圧接着性シートの加圧接合法。
  2. (2)加温する温度が20〜150℃である請求項(1
    )記載の感圧接着性シートの加圧接合法。
JP2009266A 1990-01-17 1990-01-17 感圧接着性シートの加圧接合法 Pending JPH03211095A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009266A JPH03211095A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 感圧接着性シートの加圧接合法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009266A JPH03211095A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 感圧接着性シートの加圧接合法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH03211095A true JPH03211095A (ja) 1991-09-13

Family

ID=11715640

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009266A Pending JPH03211095A (ja) 1990-01-17 1990-01-17 感圧接着性シートの加圧接合法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH03211095A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529780U (ja) * 1991-09-30 1993-04-20 トツパン・ムーア株式会社 往復葉書用シート
JPH0529781U (ja) * 1991-09-26 1993-04-20 トツパン・ムーア株式会社 控紙付き重ね合わせ用シート
JPH0560871U (ja) * 1992-01-31 1993-08-10 トッパン・ムーア株式会社 重ね合わせ接着用シート
JPH0560872U (ja) * 1992-01-31 1993-08-10 トッパン・ムーア株式会社 隠蔽情報所持体

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0529781U (ja) * 1991-09-26 1993-04-20 トツパン・ムーア株式会社 控紙付き重ね合わせ用シート
JPH0529780U (ja) * 1991-09-30 1993-04-20 トツパン・ムーア株式会社 往復葉書用シート
JPH0560871U (ja) * 1992-01-31 1993-08-10 トッパン・ムーア株式会社 重ね合わせ接着用シート
JPH0560872U (ja) * 1992-01-31 1993-08-10 トッパン・ムーア株式会社 隠蔽情報所持体

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH09174762A (ja) インク受容層形成用シート
JPH03211095A (ja) 感圧接着性シートの加圧接合法
JP2696798B2 (ja) 再剥離性の感圧接着性葉書
JP3565527B2 (ja) 記録シート
JPH0469293A (ja) 再剥離性葉書
JP3018725B2 (ja) 感圧接着性シート
JPH03178498A (ja) 再剥離性の感圧接着性葉書
JPH03262694A (ja) 機密性葉書
JPH06115281A (ja) 再剥離性情報シート
JPH03100087A (ja) 再剥離性の感圧接着性葉書用シート
JPH03234598A (ja) 機密性葉書
JPH0437594A (ja) 機密性葉書
JP2698205B2 (ja) 再剥離性葉書
JPH03266697A (ja) 機密性葉書の製造方法
JPH04211996A (ja) 葉書或いは再剥離性葉書或いは封筒の製造方法
JPH03132397A (ja) 再剥離性の感圧接着性葉書
JPH0770521A (ja) 感圧性機密シ−ト
JP2551656Y2 (ja) 再剥離性感圧接着葉書
JPH03200543A (ja) 感圧接着型封筒
JPH0390394A (ja) 再剥離性の感圧接着性葉書
JPH03169597A (ja) 再剥離性の感圧接着性葉書
JPH03104697A (ja) 再剥離性の感圧接着性葉書
JP2006289848A (ja) 情報記録物の製造方法および情報記録物
JPH03185081A (ja) 接着抑制インキ組成物、およびこれを用いた感圧接着性シート
JPH02151493A (ja) 感圧接着シート