JPH0310885B2 - - Google Patents

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JPH0310885B2
JPH0310885B2 JP61017242A JP1724286A JPH0310885B2 JP H0310885 B2 JPH0310885 B2 JP H0310885B2 JP 61017242 A JP61017242 A JP 61017242A JP 1724286 A JP1724286 A JP 1724286A JP H0310885 B2 JPH0310885 B2 JP H0310885B2
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JP
Japan
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distance
trip
display
starting point
switch
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JP61017242A
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JPS61209317A (ja
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Kazuo Oda
Yozo Inoe
Toshiichi Ootake
Akio Sugiura
Suzuo Yasuda
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Denso Corp
Original Assignee
NipponDenso Co Ltd
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Publication date
Application filed by NipponDenso Co Ltd filed Critical NipponDenso Co Ltd
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  • Measurement Of Distances Traversed On The Ground (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車などの車両の走行による複数の
トリツプ距離を電子式に計算表示する車両用電子
式複合トリツプメータに関するものである。
〔従来の技術〕 従来のトリツプメータは、起点におけるプリセ
ツト操作にて機械式カウンタを「0」にプリセツ
トし、その時点から車輪の回転を機械式カウンタ
に積算し、起点よりのトリツプ距離を表示してい
る。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このトリツプメータは機械式カウンタを用いて
いるので、複数の起点よりのトリツプ距離を求め
る場合には他のトリツプメータを増設しなければ
ならず、全体の構成が大型になつてしまい、スペ
ースの問題も大きく実用化が困難であつた。
本発明は上記の問題に鑑みたもので、異なる起
点からの複数のトリツプ距離の中からあるものを
選択して1つのトリツプ距離表示部に切換表示す
ることにより、トリツプ距離の表示スペースを小
さくすると共に、車両運転者が車両の運転操作に
支障をきたすことなく、上記トリツプ距離のいず
れかを自由に選択できるようにし、さらにどのト
リツプ距離を選択したのかが容易に認識できるよ
うにすることを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そこで本発明では、上記目的を達成するために
第7図に示すごとく車両の走行距離を検出して、
該走行距離を示す電気信号を出力する距離検出手
段と、 前記車両の走行に伴い増加する、少なくとも第
1および第2のトリツプ距離の起点を、それぞれ
独立して設定するための設定信号を発生する起点
スイツチ手段と、 前記車両の乗員に対して操作可能に設けられ、
前記乗員の操作により、前記第1のトリツプ距離
の表示を選択する第1の選択信号を発生する第1
のスイツチ手段と、 前記車両の乗員に対して操作可能であつて、前
記第1のスイツチ手段とは別に設けられ、前記乗
員の操作により、前記第2のトリツプ距離の表示
を選択する第2の選択信号を発生する第2のスイ
ツチ手段と、 前記距離検出手段から出力された前記走行距離
を示す電気信号、および前記起点スイツチ手段に
て発生された設定信号に基づいて前記第1および
第2のトリツプ距離をそれぞれ独立して電子式に
計算し、計算結果をそれぞれ電気信号として出力
する計算手段と、 前記第1および第2のスイツチ手段からの前記
第1および第2の選択信号のうち、いずれが発生
したかを検出し、この検出結果に基づいて、前記
計算手段にて計算された電気信号のうち、前記第
1および第2のトリツプ距離のうちいずれか一方
に相当する表示信号を出力する表示選択手段と、 この表示選択手段からの前記表示信号に応じ
て、前記計算手段にて計算された前記第1および
第2のトリツプ距離を切換表示すると共に、この
切換表示に同期して、選択表示されたトリツプ距
離の種別を表示する表示器とを備えるという技術
手段を採用し、 上記発明の実施態様として、前記計算手段は時
分割的に、それぞれ独立して前記第1および第2
のトリツプ距離を求めるマイクロコンピユータよ
りなるという技術手段を採用する。
〔作用〕
上記技術手段を採用することにより、計算手段
は起点スイツチ手段にてそれぞれ独立して発生さ
れた複数の設定信号S0および距離検出手段からの
車両の走行距離データに基づいて、少なくとも第
1のトリツプ距離および第2のトリツプ距離をそ
れぞれ独立して電子的に計算する。
ここで第1のスイツチ手段から、第1のトリツ
プ距離を選択する第1の選択信号が出力される
と、表示選択手段はこれを検出し、前記計算手段
にて計算された第1のトリツプ距離に相当する表
示信号を出力する。そして、表示器にこの表示信
号に基づいて、第1のトリツプ距離を表示すると
共に、表示されているトリツプ距離の種別、すな
わち第1のトリツプ距離であることを示す種別を
表示する。
また、第2のスイツチ手段から第2の選択信号
が出力されると、表示選択手段からは上記と同様
に第2のトリツプ距離に相当する表示信号が出力
され、表示器はこの表示信号に基づいて第2のト
リツプ距離をその種別と共に表示する。
以上のように計算手段にて各々独立して計算さ
れた第1および第2のトリツプ距離は、第1およ
び第2の選択スイツチ手段によるいずれかの選択
信号が出力された時に、表示選択手段にて自動的
に選択され、表示器はこの選択結果に応じて、ト
リツプ距離およびその種別を1つの表示器に切換
表示するようにしている。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明す
る。第1図はその第1実施例を示す全体構成図で
あり、予め定めた距離表示制御プログラムに従つ
てソフトウエアによるデイジタル演算処理を実行
して走行距離を制御するマイクロコンピユータを
用いたものである。
この第1図において、1は自動車の走行距離を
検出する距離センサで、車輪の回転に同期して距
離パルスを発生する電磁ビツクアツプを備えたも
のである。2は計数回路で、距離センサ1よりの
距離パルスを計数して走行距離が単位距離の50m
に達する毎に単位パルスを発生するものである。
3はトリツプスイツチで、複数の起点よりの各ト
リツプ距離を表示するための起点プリセツト操作
および表示要求操作を行つて第1、第2プリセツ
ト信号或いは第1、第2表示要求信号を発生する
操作手段を構成している。そして、第1起点のプ
リセツト操作時に起点スイツチ3aおよび第1ス
イツチ3bを同時にプツシユ操作し、第2起点の
プリセツト操作時に起点スイツチ3aおよび第2
スイツチ3cを同時にプツシユ操作し、第1起点
或いは第2起点からのトリツプ距離を表示要求す
る場合に第1スイツチ3b或いは第2スイツチ3
cのみをプツシユ操作するものである。
4は予め定めた距離表示制御プログラムに従つ
て延べ走行距離およびマルチトリツプ距離の各表
示のためのソフトウエアのデイジタル演算処理を
実行するマイクロコンピユータで、計数回路2よ
りの単位パルスを積算して延べ設行距離を示す距
離積算データを不揮発的に保持するとともに、ト
リツプスイツチ3よりの第1、第2プリセツト信
号にそれぞれ対応して各時点の距離積算データを
第1、第2起点データとして不揮発記憶し、第
1、第2表示要求信号にそれぞれ対応してその時
点の距離積算データから第1或いは第2起点デー
タを引算し、その引算値による距離表示信号を発
生するものである。この表示信号を受ける駆動回
路5はその信号を増幅して表示器6にその各距離
を数字表示している。この表示器6はマイクロコ
ンピユータ4よりの表示信号に基づいてトリツプ
スイツチ3の表示要求操作がなされていないとき
延べ走行距離を1/10Km単位まで表示し、またト
リツプスイツチ3の表示要求操作がなされている
間はその操作に対応するトリツプ距離を1/10Km
単位まで表示するものであり、第1、第2トリツ
プ距離表示を区別するための区別表示素子による
第1、第2種別マーク、を表示する種別表示
部および6桁の数字表示素子による距離表示部を
有している。この表示器6において第1図には第
1トリツプ距離が123.5Kmになつたことを図示し
ている。
そして、計数回路2、マイクロコンピユータ
4、および駆動回路5により演算処理手段を構成
している。
次に、第2図は前記マイクロコンピユータ4の
詳細構成を示すブロツク図、4aはマイクロコン
ピユータの中央処理部(Central Processing
Uuit;CPU)で、水晶振動子4bを接続して数
メガヘルツ(MHz)の基準クロツクを得、それに
同期してソフトウエアのデイジタル演算処理を実
行するものであり、アドレスバス4c、コントロ
ールバス4d、データバス4eを介して各種情報
の授受を行なうための読出専用メモリ(Read
Only Memory;ROM)4f、読み書き可能な
メモリ(Random Access Memory;RAM)4
g、電源供給停止時にも記憶データを記憶保持し
ている不揮発性RAM4h、および入出力(I/
O)回路4iに接続している。その各構成要素は
いずれも半導体集積回路製のものである。
そして、ROM4fには延べ走行距離、トリツ
プ距離の計算表示を制御するための演算手順をス
テツプ単位にて順次記憶した距離表示制御プログ
ラムを有しており、その演算手順をCPU4aが
順次読出すことによつてその演算処理を実行し、
その演算途中の各種データをRAM4g、不揮発
性RAM4hに書込記憶し、また必要時にそのデ
ータを読出している。この不揮発性RAM4hは
CPU4aの演算処理にて各種データの読み書き
が可能でかつ電源遮断時にその書込んだデータを
そのまま記憶している不揮発性機能を有し、距離
積算データ、第1、第2起点データを書込記憶し
ている。さらに、CPU4aとマイクロコンピユ
ータ4の外部の機器との各種信号の入出力をI/
O回路4iにて調整し、また計数回路2よりの単
位パルスがCPU4aの割込(INT)端子に加わ
つたときその割込演算処理にて延べ走行距離の積
算を行つてその距離積算データを不揮発性RAM
4hに書込記憶している。
次に、上記構成においてその作動を第3図、第
4図の演算流れ図とともに説明する。第3図は距
離表示制御プログラムによる延べ走行距離積算の
割込ルーチンの演算処理を示す演算流れ図、第4
図は距離表示制御プログラムによるメインルーチ
ンの演算処理を示す演算流れ図である。
まず、マイクロコンピユータ4の演算処理につ
いて説明する。このマイクロコンピユータ4の作
動中において、計数回路2より50m走行する毎の
単位パルスが割込(INT)端子に加わると、メ
インルーチンの演算を一時中断して第3図に示す
割込ルーチンにおける割込スタートステツプ101
に到来して割込演算を開始する。そして、積算保
持ステツプ102に進んで計数回路2の計数による
50m単位の単位パルスに対応する単位距離データ
R0を、その時点まで記憶保持していた距離積算
データR(t)に積算(加算)して延べ走行距離
を示す新たな距離積算データR(t)を求め、こ
のデータR(t)にて不揮発性RAM4hの所定
番地のデータを更新して記憶保持し、リターンス
テツプ103に進み、割込ルーチンの割込演算を終
了し、一時中断していたメインルーチンの演算処
理を再開する。
このメインルーチンの数ミリ秒(msec)程度
の演算処理を100msec程度の周期にて繰返してお
り、この演算処理によつて各起点データの不揮発
記憶および距離表示制御を行つている。
すなわち、安定化電源回路(図示せず)よりの
安定化電圧の供給による作動時において、100m
sec程度の周期にて距離表示制御プログラムのメ
インルーチンの演算処理を実行し、まず第4図の
インステツプより起点判定ステツプ201に到来す
る。この起点判定ステツプ201ではトリツプスイ
ツチ3における起点スイツチ3aが押されている
か否かを判定し、この起点スイツチ3aが押され
ていないときにその判定がノー(NO)になる
が、起点プリセツト操作のために起点スイツチ3
aが押されたときにその判定がイエス(YES)
になり、第1スイツチ判定ステツプ202に進む。
この第1スイツチ判定ステツプ202ではトリツプ
スイツチ3における第1スイツチ3bが押されて
いるか否かを判定し、第1スイツチ3bが押され
てその判定がYESのときに記憶ステツプ203に進
んでその時点t1の不揮発性RAM4hの所定番地
に記憶保持されている距離積算データR(t1)を
第1図起点データR1(=R(t1))として不揮発性
RAM4hの第1起点番地に記憶する。他方、前
記第1スイツチ判定ステツプ202の判定がNOの
ときに第2スイツチ判定ステツプ204に進む。こ
の第2スイツチ判定ステツプ204ではトリツプス
イツチ3における第2スイツチ3cが押されてい
るか否かを判定し、第2スイツチ3cが押されて
その判定がYESのときに記憶ステツプ205に進ん
でその時点t2の不揮発性RAM4hの所定番地に
記憶保持されている距離積算データR(t2)を第
2起点データR2(=R(t2))として不揮発性RAM
4hの第2起点番地に記憶する。これら一連の演
算処理にて起点プリセツト操作に対応する各起点
データの不揮発記憶を行ない、以後の自動車走行
による各起点からのトリツプ距離を求めるための
基準データを準備するまた、第2スイツチ判定ス
テツプ204の判定がNOになつたときには記憶ス
テツプ205に進まずアウトステツプに至る。
他方、起点プリセツト操作後にて前記起点判定
ステツプ201の判定がNOになつたときには表示
要求操作を判定するための第1トリツプ判定ステ
ツプ206に進む。この第1トリツプ判定ステツプ
206では第1起点からのトリツプ距離を表示する
ために第1スイツチ3bのみが押されているか否
かを判定し、この第1スイツチ3bが押されてそ
の判定がYESのときには計算ステツプ207に進
む。この計算ステツプ207では不揮発性RAM4
hにより延べ走行距離を示す距離積算データR
(t)および第1起点データR1を読出し、第1起
点から現時点までの第1トリツプ距離r1をr1=R
(t)−R1なる計算式に従つて計算し、次のr1表示
ステツプ208に進んでその第1トリツプ距離r1
表示器6に表示するための表示信号を振動回路5
に加え、アウトステツプに進む。
また、前記第1トリツプ判定ステツプ206の判
定がNOになつたときに第2トリツプ判定ステツ
プ209に進み、第2起点からのトリツプ距離を表
示するために第2スイツチ3cのみが押されてい
るか否かを判定し、この第2スイツチ3cが押さ
れてその判定がYESのときには計算ステツプ210
に進む。この計算ステツプ210では不揮発性
RAM4hより延べ走行距離を示す距離積算デー
タR(t)および第2起点データR2を読出し、第
2起点から現時点までの第2トリツプ距離r2をr2
=R(t)−R2なる計算式に従つて計算し、次のr2
表示ステツプ211に進んでその第2トリツプ距離
r2を表示器6に表示するための表示信号を駆動回
路5に加え、アウトステツプに進む。
また、前記第2トリツプ判定ステツプ209の判
定がNOになつたときにR(t)表示ステツプ212
に進み、不揮発性RAM4hより距離積算データ
R(t)を読出し、このデータによる表示信号を
駆動回路5に加えて表示器6に延べ走行距離を表
示し、アウトステツプに進む。
以上の一連の演算処理を繰返すことによつて延
べ走行距離、第1起点からの第1トリツプ距離、
および第2起点からの第2トリツプ距離を選択的
に表示器6に切替表示する。
次に、この自動車の走行、起点プリセツト操
作、表示要求操作に対応する全体作動について順
次説明する。
まず、通常走行時において、起点プリセツト操
作、表示要求操作をしないときには、距離センサ
1よりの距離パルスを計数する計数回路2にて走
行距離が50mに達する毎に単位パルスが発生し、
この単位パルスがマイクロコンピユータ4の
INT端子に加わる。これにより、このマイクロ
コンピユータ4はメインルーチンの演算処理を中
断し、第3図の割込ルーチンにおける割込スター
トステツプ101より割込演算処理を開始する。そ
して、次の積算保持ステツプ102に進み、単位走
行距離の50mに相当する単位距離データR0を不
揮発性RAM4hの所定番地より読出したそれま
での延べ走行距離を示す距離積算データR(t)
に積算(R(t)=R(t)+R0)し、その積算値
となる新たな延べ走行距離を示す距離積算データ
R(t)を不揮発性RAM4hの所定番地へ更新
して記憶保持し、リターンステツプ103に進んで
1回の割込演算処理を終え、一時中断していたメ
インルーチンの演算処理を再開する。
これにより、第4図のメインルーチンの演算処
理はインステツプから各種演算のステツプを経て
アウトステツプに至る演算を繰返す。すなわち、
インステツプより起点判定ステツプ201に進んだ
ときトリツプスイツチ3より起点プリセツト信号
が発生していないためその判定がNOになり、ま
た表示要求信号も発生していないため第1トリツ
プ判定ステツプ206の判定もNOとなり、さらに
第2トリツプ判定ステツプ209の判定もNOにな
り、R(t)表示ステツプ212に進み、不揮発性
RAM4hの所定番地に保持されている距離積算
データR(t)を読出し、このデータに基づいて
その表示信号を駆動回路5に加え、表示器6に延
べ走行距離を数字表示する。そして、インステツ
プから起点判定ステツプ201、第1トリツプ判定
ステツプ206、第2トリツプ判定ステツプ209、R
(t)表示ステツプ212を通つてアウトステツプに
至る演算を繰返し、延べ走行距離を表示器6に表
示し続ける。さらに、走行距離が50mに達する毎
に単位パルスによる割込演算処理によつて距離積
算データR(t)に更新するため、この自動車の
走行に追従して表示器6の表示も順次切替わり、
常に正確な延べ走行距離を表示する。
続いて、燃料供給時から次の燃料供給時までの
トリツプ距離を求めるための第1起点プリセツト
操作による作動を説明する。すなわち、燃料供給
時に第1起点データを更新するために、乗員がト
リツプスイツチ3における起点スイツチ3aおよ
び第1スイツチ3bの両方のスイツチを同時に押
す。これにより、このトリツプスイツチ3より第
1起点のプリセツト信号がマイクロコンピユータ
4に加わる。従つて、このマイクロコンピユータ
4の演算は第4図のメインルーチンにおける起点
判定ステツプ201に到来したときその判定がNO
からYESに反転し、第1スイツチ判定ステツプ
202に進んでその判定がYESになり、記憶ステツ
プ203に進み、不揮発性RAM4hより読出した
その時点t1の距離積算データR(t1)を第1起点
データR1として不揮発性RAM4hの第1起点番
地に記憶する。そして、アウトステツプに進んで
1回の演算を終え、トリツプスイツチ3の起点ス
イツチ3aおよび第1スイツチ3bが同時に押さ
れている間上記と同様の第1起点プリセツト演算
を繰返す。そして、トリツプスイツチ3の操作を
開放すると起点判定ステツプ201の判定がYESか
らNOに反転し、第1トリツプ判定ステツプ206、
第2トリツプ判定ステツプ209、R(t)表示ステ
ツプ212を通つてアウトステツプに至る演算を実
行し、表示器6に延べ走行距離の表示を再開する
とともに、更新した第1起点データR1を記憶し
続ける。
また、ドライブ旅行の出発点からのトリツプ距
離を求めるための第2起点プリセツト操作を行な
う場合には、その出発点にて乗員がトリツプスイ
ツチ3における起点スイツチ3aおよび第2スイ
ツチ3cの両スイツチを同時に押す。これによ
り、このトリツプスイツチ3より第2起点のプリ
セツト信号がマイクロコンピユータ4に加わるた
め、その演算は第4図のメインルーチンにおける
起点判定ステツプ201の判定がYESになり、第1
判定ステツプ202の判定がNOになり、その後に
到来する第2判定ステツプ204の判定がYESにな
り、記憶ステツプ205に進み、不揮発性RAM4
hより読出したその時点t2の距離積算データR
(t2)を第2起点データR2として不揮発性RAM4
hの第2起点番地に記憶する。その後にアウトス
テツプに進む一連の第2起点プリセツト演算を繰
返す。そして、トリツプスイツチ3の操作を開放
することにより起点判定ステツプ201の判定が
YESからNOに反転し、第1トリツプ判定ステツ
プ206、第2トリツプ判定ステツプ209、R(t)
表示ステツプ212を通つてアウトステツプに至る
演算を実行し、表示器6に延べ走行距離の表示を
再開するとともに、更新した第2起点データR2
を記憶し続ける。
その後、この自動車の走行により延べ走行距離
が増加するのに応じて上記の演算処理を繰返し、
常に正確な延べ走行距離を表示器6に数字表示す
る。
その後、乗員が燃料供給時点からのトリツプ距
離を知るために、第1トリツプ表示要求操作とし
てトリツプスイツチ3における第1スイツチ3b
のみを押す。これにより、このトリツプスイツチ
3よりその要求信号がマイクロコンピユータ4に
加わるため、その演算は第4図のメインルーチン
における第1トリツプ判定ステツプ206に到来し
たときその判定がNOからYESに反転し、第2ト
リツプ判定ステツプ209に進まず、計算ステツプ
207に進んで第1トリツプ距離r1をr1=R(t)−
R1の計算式による引算にて求め、r1表示ステツプ
208に進んでその第1トリツプ距離r1による表示
信号を駆動回路5に加え、表示器6にトリツプ区
分および第1トリツプ距離r1を数字表示し、ア
ウトステツプに進む。以後、第1スイツチ3bが
押されている間上記と同様の第1トリツプ距離表
演算を繰返し、その第1トリツプ距離r1を表示
し、第1トリツプ距離r1が123.5Kmになつたとき
を第1図に例示している。
そして、第1スイツチ3bを開放すると要求信
号が消えるため、第4図のインステツプにより起
点判定ステツプ201、第1トリツプ判定ステツプ
206、第2トリツプ判定ステツプ209、R(t)表
示ステツプ212を通りアウトステツプに至る繰返
演算による延べ走行距離の表示にもどる。
また、乗員がドライブ旅行の出発点からのトリ
ツプ距離を確認するために、第2トリツプ表示要
求操作としてトリツプスイツチ3における第2ス
イツチ3cのみを押す。これにより、このトリツ
プスイツチ3よりその要求信号がマイクロコンピ
ユータ4に加わるため、第4図のメインルーチン
における第2トリツプ判定ステツプ209に到来し
たときその判定がNOからYESに反転し、R(t)
表示ステツプ212に進まず計算ステツプ210に進ん
で第2トリツプ距離r2をr2=R(t)−R2の計算式
による引算にて求め、r2表示ステツプ211に進ん
でその第2トリツプ距離r2による表示信号を駆動
回路5に加え、表示器6にトリツプ区分および
第2トリツプ距離r2を数字表示し、アウトステツ
プに進む。以後、第2スイツチ3cが押されてい
る間上記と同様の第2トリツプ距離表示演算を繰
返し、その第2トリツプ距離r2を表示し、第2ス
イツチ3cを開放すると第2トリツプ距離r2の表
示が消え、延べ走行距離の表示にもどる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
第5図はその全体構成図、第6図は第5図中のマ
イクロコンピユータ4の演算処理を示す演算流れ
図であり、曲路走行或いはタイヤ空気圧低下など
による左右従動輪の回転偏差による走行距離の誤
差を減少させるものである。
すなわち、第5図において、7は右側の従動車
輪の回転を検出して右距離パルスを発生する右車
輪センサ、8は左側の従動車輪の回転を検出して
左距離パルスを発生する左車輪センサ、9は右車
輪センサ7よりの右距離パルスを計数する右カウ
ンタ、10は左車輪センサ8よりの左距離パルス
を計数する左カウンタであり、数百msec程度の
一定周期にてマイクロコンピユータ4が右、左カ
ウンタ9,10の各計数値を入力するとともにそ
の直後にカウンタ9,10を同時にリセツトして
いる。11はステアリングセンサで、自動車のス
テアリングが曲路走行などにて回動操作している
ときにステアリング信号を発生し、直進走行時に
ステアリング信号が発生しないものである。12
は空気圧警報器で、直進走行時に右、左カウンタ
9,10の計数値の偏差が所定レベルより大にな
つたとき片方車輪のタイヤ空気圧が低下している
ことを判定してマイクロコンピユータ4より発生
する警報信号を受けて空気圧低下を警報するもの
である。
さらに、トリツプスイツチ3、マイクロコンピ
ユータ4、駆動回路5、および表示器6は第1実
施例と同一もしくは均等のものである。そして、
マイクロコンピユータ4内には第6図の演算流れ
図に対応する距離表示制御プログラムを備えてい
る。
上記構成においてその作動を第6図の演算流れ
図とともに説明する。
まず、通常走行時には、タイマ機能による数百
msec程度の周期にて第6図のインステツプより
距離表示制御の演算を開始し、データ入力ステツ
プ301に進んで右、左カウンタ9,10の計数値
X、Yを入力するとともにカウンタリセツト信号
を各カウンタ9,10に加え、偏差計算ステツプ
302に進んでA=|X−Y|の計算式にて各計算
値の偏差Aを絶対値にて求め、偏差判定ステツプ
303に進んでその偏差が所定レベルα以下か否か
を判定し、警報解除ステツプ304に進んで警報リ
セツト信号を警報器12に加え、平均値計算ステ
ツプ305にて両計数値X,Yの平均値ZをZ=(X
+Y)/2の計算式にて求め、乗算ステツプ306
に進んで平均値Zを走行距離に換算するための係
数Kを乗算して単位距離データR0(=K・Z)を
得、次の積算保持ステツプ307に進んでその時点
まで記憶保持している距離積算データR(t)に
単位距離データR0を積算(加算)して延べ走行
距離を示す新たな距離積算データR(t)を求め、
このデータR(t)にて不揮発性RAMの所定番
地のデータを更新して記憶保持し、距離表示ルー
チン200を経てアウトステツプに進む積算を実
行する。このとき、前記距離表示ルーチン200
の演算は第4図の演算流れ図における起点ステツ
プ201乃至R(t)表示ステツプ212よりなる全ス
テツプと同じプログラムに従つたものであり、こ
の距離表示ルーチン200にて延べ走行距離を表
示器6に表示する。
また、曲路走行時には左、右輪の走行距離が異
なり、偏差計算ステツプ302の偏差Aが大きくな
つて所定レベルαより大になるため、次の偏差判
定ステツプ303の判定がNOになり、曲路判定ス
テツプ308に進み、ステアリングセンサ11より
の回動操作を示すステアリング信号に基づいてそ
の判定がYESになり、平均値計算ステツプ305、
乗算ステツプ306、積算ステツプ307に進んで左、
右輪の走行距離の平均値による単位距離データ
R0を積算して延べ走行距離を求め、距離表示ル
ーチン200を経てアウトステツプに至る演算を
行なう。
また、右車輪のタイヤ空気圧が低下した場合に
は、直進時に右車輪の回転が多くなり、偏差判定
ステツプ303の判定がNOになり、曲路判定ステ
ツプ308の判定がNOになり、警報ステツプ309に
進んで警報セツト信号を発生し、これにより空気
圧警報器12よりタイヤ異常の警報を発する。そ
して、大小判定ステツプ310に進んで両カウンタ
9,10の係数値X,YがX>Yの不等式の関数
になつているか否かを判定し、右カウンタ9の係
数値Xの方が大きくなるためその判定がYESに
なり、選択ステツプ311に進んで正常タイヤ側の
左カウンタ10の係数値Yを選択して平均値の代
わりにZ=Yとし、乗算ステツプ306、積算ステ
ツプ307、距離表示ルーチン200、アウトステ
ツプに至る演算を行い、正常な左車輪により延べ
走行距離を積算する。
他方、左車輪のタイヤ空気圧が低下した場合に
は、直進時に左車輪の回転が多くなり、偏差判定
ステツプ303の判定がNOになり、曲路判定ステ
ツプ308、警報ステツプ309、大小判定ステツプ
310から選択ステツプ312に進み、右カウンタ9の
係数値Xを選択して平均値の代わりにZ=Xと
し、乗算ステツプ306、積算ステツプ307、距離表
示ルーチン200、アウトステツプに至る演算を
行い、正常な右車輪により延べ走行距離を積算す
る。
さらに、延べ走行距離、第1、第2トリツプ距
離の表示作動は第1実施例と同様の演算処理によ
り駆動回路5を通して表示器6に表示し、第5図
中には第2トリツプ距離が456.8Kmになつている
ことを例示している。
なお、上述の実施例ではトリツプスイツチ3の
第1、或いは第2スイツチ3b,3cを押してい
る間のみ第1トリツプ距離、或いは第2トリツプ
距離を表示器6に表示するものを示したが、例え
ば第1、第2スイツチ3b,3cを押したとき一
定時間対応するトリツプ距離を表示するタイマ機
能を備えてもよい。
また、操作手段として起点スイツチ3aおよび
第1、第2スイツチ3b,3cの3つのスイツチ
を有するトリツプスイツチ3の代わりに、起点ス
イツチおよび歩進用スイツチの2つのスイツチを
有するものにし、歩進用スイツチを1回押す毎に
延べ走行距離、第1トリツプ距離、第2トリツプ
距離の各表示を順次切替えるようにしてもよい。
また、演算処理手段に距離表示制御プログラム
に従つたソフトウエアのデイジタル演算処理を実
行するマイクロコンピユータ4を使用するものを
示したが、ハードウエアの電子回路により同様の
距離表示を制御してもよい。
さらに、距離積算データを不揮発的に保持する
ために不揮発性RAM4hを用いるものを示した
が、常時電源供給用電池を一体化したRAMを用
いてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、複数のトリ
ツプ距離を表示するにあたつて、一つの表示器に
複数のトリツプ距離のうち選択されたものを切換
表示するため、上記複数のトリツプ距離の全てを
同時に表示するものに比べ、表示スペースを小さ
くすることができるという効果が得られる。
しかも、この場合、乗員がある特定種類のトリ
ツプ距離を必要とする時に、その必要なトリツプ
距離だけを表示するようにしているため、表示部
がすつきりし、表示内容が見やすくなる。
また、この表示の際、選択されたトリツプ距離
とともに、そのトリツプ距離の種別表示が同時に
なされるため、選択表示されたトリツプ距離の種
別を乗員に容易に認識させることができる。
また、本発明では、第1および第2のスイツチ
手段が各々独立して設けられているため、乗員は
複数のトリツプ距離のいずれを表示するかを自由
に選択でき、車両運転中でも容易に操作できると
いう効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す全体構成
図、第2図は第1図中のマイクロコンピユータの
詳細構成を示すブロツク線図、第3図は第1図中
のマイクロコンピユータの割込ルーチンの演算処
理を示す演算流れ図、第4図は第1図中のマイク
ロコンピユータのメインルーチンの演算処理を示
す演算流れ図、第5図は本発明の第2実施例を示
す全体構成図、第6図は第5図中のマイクロコン
ピユータの演算処理を示す演算流れ図、第7図は
本発明の構成を示すブロツク図である。 1……距離センサ、2,4,5……計数回路と
マイクロコンピユータと駆動回路、3……トリツ
プスイツチ、3a……起点スイツチ手段の起点ス
イツチ、3b……第1スイツチ手段の第1スイツ
チ、3c……第2スイツチ手段の第2スイツチ、
6……距離表示部と種別表示部を有する表示器。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 車両の走行距離を検出して、該走行距離を示
    す電気信号を出力する距離検出手段と、 前記車両の走行に伴い増加する、少なくとも第
    1および第2のトリツプ距離の起点を、それぞれ
    独立して設定するための設定信号を発生する起点
    スイツチ手段と、 前記車両の乗員に対して操作可能に設けられ、
    前記乗員の操作により、前記第1のトリツプ距離
    の表示を選択する第1の選択信号を発生する第1
    のスイツチ手段と、 前記車両の乗員に対して操作可能であつて、前
    記第1のスイツチ手段とは別に設けられ、前記乗
    員の操作により、前記第2のトリツプ距離の表示
    を選択する第2の選択信号を発生する第2のスイ
    ツチ手段と、 前記距離検出手段から出力された前記走行距離
    を示す電気信号、および前記起点スイツチ手段に
    て発生された設定信号に基づいて前記第1および
    第2のトリツプ距離をそれぞれ独立して電子式に
    計算し、計算結果をそれぞれ電気信号として出力
    する計算手段と、 前記第1および第2のスイツチ手段からの前記
    第1および第2の選択信号のうち、いずれが発生
    したかを検出し、この検出結果に基づいて、前記
    計算手段にて計算された電気信号のうち、前記第
    1および第2のトリツプ距離のうちいずれか一方
    に相当する表示信号を出力する表示選択手段と、 この表示選択手段からの前記表示信号に応じ
    て、前記計算手段にて計算された前記第1および
    第2のトリツプ距離を切換表示すると共に、この
    切換表示に同期して、選択表示されたトリツプ距
    離の種別を表示する表示器と を備えることを特徴とする車両用電子式複合トリ
    ツプメータ。 2 前記計算手段は時分割的に、それぞれ独立し
    て前記第1および第2のトリツプ距離を求めるマ
    イクロコンピユータよりなることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の車両用電子式複合トリ
    ツプメータ。
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JPS502982A (ja) * 1973-05-09 1975-01-13

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