JPS61209317A - 電子式複合トリツプメ−タ - Google Patents

電子式複合トリツプメ−タ

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JPS61209317A
JPS61209317A JP1724286A JP1724286A JPS61209317A JP S61209317 A JPS61209317 A JP S61209317A JP 1724286 A JP1724286 A JP 1724286A JP 1724286 A JP1724286 A JP 1724286A JP S61209317 A JPS61209317 A JP S61209317A
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Kazuo Oda
和夫 織田
Yozo Inoue
井上 洋三
Toshiichi Otake
大竹 敏一
Akio Sugiura
杉浦 秋男
Suzuo Yasuda
安田 鈴夫
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NipponDenso Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は自動車などの車両の走行による複数のトリップ
距離を電子式に計算表示する電子式複合トリップメータ
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来のトリップメータは、起点におけるプリセット操作
にて機械式カウンタを「0」にプリセットし、その時点
から車輪の回転を機械式カウンタに積算し、起点よりの
トリップ距離を表示している。
〔発明が解決しようとする問題点〕
このトリップメータは機械式カウンタを用いているので
、複数の起点よりのトリップ距離を求める場合には他の
トリップメータを増設しなければならず、全体の構成が
大型になってしまい、スペースの問題も大きく実用化が
困難であった。
本発明は上記の問題に鑑みたもので、異なる起点よりの
複数のトリップ距離を1つの距離表示部に切換表示し、
その表示スペースを小さくしつつ、そのトリップ表示を
複合化することを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
そのために、本発明では、車両の走行に伴い、異なる起
点よりの少なくとも第1、第2トリップの距離を電子式
に求め、その第1、第2トリップ距離を切換表示する距
離表示部と、起点の異なる第1、第2トリップを区別す
る第1、第2種別マークを表示する種別表示部と、前記
第1トリップの選択指令信号を発して前記種別表示部を
第1種別マークの表示に切換えるとともに、前記距離表
示部を前記第1トリップ距離の表示に切換える第1スイ
ッチ手段と、前記第2トリップの選択指令信号を発して
前記種別表示部を第2種別マークの表示に切換えるとと
もに、前記距離表示部を前記第2トリップ距離の表示に
切換える第2スイッチ手段と、前記第1、第2トリップ
距離を選択的にリセットしてそれぞれの起点をプリセッ
トする起点スイッチ手段とを備える構成にしている。
〔作用〕
上記構成によれば、前記第1、第2スイッチ手段および
起点スイッチ手段の選択的操作により、前記距離表示部
への第1、第2トリップ距離の切換表示を行うとともに
、そのとき表示されたトリップ距離の区別を種別表示部
による第1、第2種別マークの切換表示にて明確化し、
その種別マークと前記トリップ距離の画情報の組合せに
より起点の異なる第1、第2トリップの距離を示すよう
にしている。
〔実施例〕
以下本発明を図に示す実施例について説明する。
第1図はその第1実施例を示す全体構成図であり、予め
定めた距離表示制御プログラムに従ってソフトウェアに
よるディジタル演算処理を実行して走行距離表示を制御
するマイクロコンピュータを用いたものである。
この第1図において、1は自動車の走行距離を検出する
距離センサで、車輪の回転に同期して距離パルスを発生
する電磁ピックアップを備えたものである。2は計数回
路で、距離センサlよりの距離パルスを計数して走行距
離が単位距離の50mに達する毎に単位パルスを発生す
るものである。
3はトリップスイッチで、複数の起点よりの各トリップ
距離を表示するための起点プリセント操作および表示要
求操作を行って第1、第2プリセット信号或いは第1、
第2表示要求信号を発生する操作手段を構成している。
そして、第1起点のプリセント操作時に起点スイッチ3
aおよび第1スイツチ3bを同時にブツシュ操作し、第
2起点のプリセット操作時に起点スイッチ3aおよび第
2スイツチ3Cを同時にブツシュ操作し、第1起点或い
は第2起点からのトリップ距離を表示要求する場合に第
1スイッチ3b或いは第2スイツチ3Cのみをブツシュ
操作するものである。
4は予め定めた距離表示制御プログラムに従って延べ走
行距離およびマルチトリップ距離の各表示のためのソフ
トウェアのディジタル演算処理を実行スるマイクロコン
ビエータで、計数回路2よりの単位パルスを積算して延
べ走行距離を示す距離積算データを不揮発的に保持する
とともに、トリップスイッチ3よりの第1、第2プリセ
ツト信号にそれぞれ対応して各時点の距離積算データを
第1、第2起点データとして不揮発記憶し、第1、第2
表示要求信号にそれぞれ対応してその時点の距離積算デ
ータから第1或いは第2起点データを引算し、その引算
値による距離表示信号を発生するものである。この表示
信号を受ける駆動回路5はその信号を増幅して表示器6
にその各距離を数字表示している。この表示器6はマイ
クロコンビュータ4よりの表示信号に基づいてトリップ
スイッチ3の表示要求操作がなされていないとき延べ走
行距離をI/I Okm単位まで表示し、またトリップ
スイッチ3の表示要求操作がなされている間はその操作
に対応するトリップ距離を1/10起m単位まで表示す
るものであり、第1、第2トリップ距離表示を区別する
ための区別表示素子による第1、第2種別マーク■、■
を表示する種別表示部および6桁の数字表示素子による
距離表示部を有している。この表示器6において第1図
には第1トリップ距離が123.5kmになったことを
図示している。
そして、計数回路2、マイクロコンピュータ4、および
駆動回路5により演算処理手段を構成している。
次に、第2図は前記マイクロコンピュータ4の詳細構成
を示すブロック図で、4aはマイクロコンピュータの中
央処理部(Central  ProcessingU
nitHCP U)で、水晶振動子4bを接続して数メ
カヘルツ(MH2)の基準クロックを得、それに同期し
てソフトウェアのディジタル演算処理を実行するもので
あり、アドレスバス4c、コントロールバス4d、デー
タバス4eを介して各種情報の授受を行なうための読出
専用メモリ (ReadOnly Memory ; 
ROM> 4 f 、読み書き可能なメモリ (Ran
don+ Access Memory ; RAM)
 4g、電源供給停止時にも記憶データを記憶保持して
いる不揮発性RAM4h、および入出力(rlo)回路
41に接続している。その各構成要素はいずれも半導体
集積回路製のものである。
そして、ROM4fには延べ走行距離、トリップ距離の
計算表示を制御するための演算手順をステップ単位にて
順次記憶した距離表示制御プログラムを有しており、そ
の演算手順をCPU4aが順次読出すことによってその
演算処理を実行し、その演算途中の各種データをRAM
4g、不揮発性RAM4hに書込記憶し、また必要時に
そのデータを読出している。この不揮発性RAM4hは
CPU4aの演算処理にて各種データの読み書きが可能
でかつ電源遮断時にその書込んだデータをそのまま記憶
している不揮発性機能を有し、距離積算データ、第1、
第2起点データを書込記憶している。さらに、CPU4
aとマイクロコンピュータ4の外部の機器との各種信号
の入出力を■10回路41にて調整し、また計数回路2
よりの単位パルスがCPU4aの割込(INT)端子に
加わったときその割込演算処理にて延べ走行距離の積算
を行ってその距離積算データを不揮発性RAM4hに書
込記憶している。
次に、上記構成においてその作動を第3図、第4図の演
算流れ図とともに説明する。第3図は距離表示制御プロ
グラムによる延べ走行距離積算の割込ルーチンの演算処
理を示す演算流れ図、第4図は距離表示制御プログラム
によるメインルーチンの演算処理を示す演算流れ図であ
る。
まず、マイクロコンピュータ4の演算処理について説明
する。このマイクロコンピュータ4の作動中において、
計数回路2より50m走行する毎の単位パルスが割込(
INT>端子に加わると、メインルーチンの演算を一時
中断して第3図に示す割込ルーチンにおける割込スター
トステップ101に到来して割込演算を開始する。そし
て、積算保持ステップ102に進んで計数回路2の計数
によ!50m単位の単位パルスに対応する単位距離デー
タR0を、その時点まで記憶保持していた距離積算デー
タR(t)に積算(加算)して延べ走行距離を示す新た
な距離積算データR(t’tを求め、このデータR(t
)にて不揮発性RAM4hの所定番地のデータを更新し
て記憶保持し、リターンステップ103に進み、割込ル
ーチンの割込演算を終了し、一時中断していたメインル
ーチンの演算処理を再開する。
このメインルーチンの数ミリ秒(msec)程度の演算
処理を100ms e c程度の周期にて繰波しており
、この演算処理によって各起点データの不揮発記憶およ
び距離表示、制御を行っている。
すなわち、安定化電源回路(図示せず)よりの安定化電
圧の供給による作動時において、100m s e c
程度の周期にて距離表示制御プログラムのメインルーチ
ンの演算処理を実行し、まず第4図のインステップより
起点判定ステップ201に到来する。この起点判定ステ
ップ201ではトリップスイッチ3における起点スイッ
チ3aが押されているか否かを判定し、この起点スイッ
チ3aが押されていないときにその判定がノー(No)
になるが、起点プリセット操作のために起点スイッチ3
aが押されたときにその判定がイエス(YES)になり
、第1スイッチ判定ステップ202に進む。この第1ス
イッチ判定ステップ202ではトリップスイッチ3にお
ける第1スイツチ3bが押されているか否かを判定し、
第1スイツチ3bが押されてその判定がYESのときに
記憶ステップ203に進んでその時点t、の不揮発性R
AM4hの所定番地に記憶保持されている距離積算デー
タR(tl )を第1図起点データR1(−R(1,)
)として不揮発性RAM4hの第1起点番地に記憶する
。他方、前記第1スイッチ判定ステップ2°02の判定
がNOのときに第2スイッチ判定ステップ204に進む
、この第2スイッチ判定ステップ204ではトリップス
イッチ3における第2スイツチ3cが押されているか否
かを判定し、第2スイツチ3Cが押されてその判定がY
ESのときに記憶ステップ205に進んでその時点t2
の不揮発性RAM4hの所定番地に記憶保持されている
距離積算データrztz)を第2起点データRz  (
=R(t、 ) )として不揮発性RAM4hの第2起
点番地に記憶する。これら一連の演算処理にて起点プリ
セット操作に対応する各起点データの不揮発記憶を行な
い、以後の自動車走行による各起点からのトリップ距離
を求めるための基準データを準備するまた、第2スイッ
チ判定ステップ204の判定がNoになったときには記
憶ステップ205に進まずアウトステップに至る。
他方、起点プリセット操作後にて前記起点判定ステップ
201の判定がNoになったときには表示要求操作を判
定するための第1トリップ判定ステップ206に進む、
この第1トリップ判定ステップ206では第1起点から
のトリップ距離を表示するために第1スイツチ3bのみ
が押されているか否かを判定し、この第1スイツチ3b
が押されてその判定がYESのときには計算ステップ2
07に進む、この計算ステップ207では不揮発性RA
M4hにより延べ走行距離を示す距離積算データR(t
)および第1起点データRtを読出し、第1起点から現
時点までの第1トリップ距離r、をr+ −R(t)−
R(なる計算式に従って計算し、次のr1表表示ステッ
プ208進んでその第1トリップ距離r、を表示器6に
表示するための表示信号を振動回路5に加え、アウトス
テップに進む。
また、前記第1トリップ判定ステップ206の判定がN
Oになったときに第2トリップ判定ステップ209に進
み、第2起点からのトリップ距離を表示するために第2
スイツチ3cのみが押されているか否かを判定し、この
第2スイツチ3cが押されてその判定がYESのときに
は計算ステップ210に進む。この計算ステップ210
では不揮発性RAM4hより延べ走行距離を示す距離積
算データR(t)および第2起点データRtを読出し、
第2起点から現時点までの第2トリップ距離r!をrt
 =R(t)−R,なる計算式に従って計算し、次のr
g表表示ステップ211進んでその第2トリップ距離r
2を表示器6に表示するための表示信号を駆動回路5に
加え、アウトステップに進む。
また、前記第2トリップ判定ステップ209の判定がN
OになったときにR(t)表示ステップ21−2に進み
、不揮発性RAM4hより距離積算データR(t)を読
出し、このデータによる表示信号を駆動回路5に加えて
表示器6に延べ走行距離を表示し、アウトステップに進
む。
以上の一連の演算処理を繰返すことによって延べ走行距
離、第1起点からの第1トリップ距離、および第2起点
からの第2トリップ距離を選択的に表示器6に切替表示
する。
次に、この自動車の走行、起点プリセット操作、表示要
求操作に対応する全体作動について順次説明する。
まず、通常走行時において、起点プリセット操作、表示
要求操作をしないときには、距離センサ1よりの距離パ
ルスを計数する計数回路2にて走行距離が50mに達す
る毎に単位パルスが発生し、この単位パルスがマイクロ
コンピュータ4のINT端子に加わる。これにより、こ
のマイクロコンピュータ4はメインルーチンの演算処理
を中断し、第3図の割込ルーチンにおける割込スタート
ステップ101より割込演算処理を開始する。そして、
次の積算保持ステップ102に進み、単位走行距離の5
0mに相当する単位距離データR0を不揮発性RAM4
hの所定番地より読出したそれまでの延べ走行距離を示
す距離積算データR(t)に積算(R(t) =R(t
) +R11) L、その積算値となる新たな延べ走行
距離を示す距離積算データR(t)を不揮発性RAM4
hの所定番地へ更新して記憶保持し、リターンステップ
103に進んで1回の割込演算処理を終え、一時中断し
ていたメインルーチンの演算処理を再開する。
これにより、第4図のメインルーチンの演算処理はイン
ステップから各種演算のステップを経てアウトステップ
に至る演算を繰返す。すなわち、インステップより起点
判定ステップ201に進んだときトリップスイッチ3よ
り起点プリセット信号が発生していないためその判定が
Noになり、また表示要求信号も発生していないため第
1トリップ判定ステップ206の判定もNOとなり、さ
らに第2トリップ判定ステップ209の判定もNOにな
り、R(t)表示ステップ212に進み、不揮発性RA
M4hの所定番地に保持されている距離積算データR(
t)を読出し、このデータに基づいてその表示信号を駆
動回路5に加え、表示器6に延べ走行距離を数字表示す
る。そして、インステップから起点判定ステップ201
、第1トリップ判定ステップ206、第2トリップ判定
ステップ209、R(t)表示ステップ212を通って
アウトステップに至る演算を繰返し、延べ走行距離を表
示器6に表示し続ける。さらに、走行距離が50mに達
する毎に単位パルスによる割込演算処理によって距離積
算データR(t)を更新するため、この自動車の走行に
追従して表示器6の表示も順次切替わり、常に正確な延
べ走行距離を表示する。
続いて、燃料供給時から次の燃料供給時までのトリップ
距離を求めるための第1起点プリセット操作による作動
を説明する。すなわち、燃料供給時に第1起点データを
更新するために、乗員がトリップスイッチ3における起
点スイッチ3aおよび第1スイツチ3bの両方のスイッ
チを同時に押す、これにより、このトリップスイッチ3
より第1起点のプリセット信号がマイクロコンピュータ
4に加わる。従って、このマイクロコンピュータ4の演
算は第4図のメインルーチンにおける起点判定ステップ
201に到来したときその判定がNOからYESに反転
し、第1スイッチ判定ステップ202に進んでその判定
がYESになり、記憶ステップ203に進み、不揮発性
RAM4hより読出したその時点1.の距離積算データ
R(tl )を第1起点データR8として不揮発性RA
M4hの第1起点番地に記憶する。そして、アウトステ
ップに進んで1回の演算を終え、トリップスイッチ3の
起点スイッチ3aおよび第1スイツチ3bが同時に押さ
れている間上記と同様の第1起点プリセット演算を繰返
す。そして、トリップスイッチ3の操作を開放すると起
点判定ステップ201の判定がYESからNOに反転し
、第1トリップ判定ステップ206、第2トリップ判定
ステップ209、R(t・)表示ステップ212を通っ
てアウトステップに至る演算を実行し、表示器6に延べ
走行距離の表示を再開するとともに、更新した第1起点
データR1を記憶し続ける。
また、ドライブ旅行の出発点からのトリップ距離を求め
るための第2起点プリセット操作を行なう場合には、そ
の出発点にて乗員がトリップスイッチ3における起点ス
イッチ3aおよび第2スイツチ3cの両スイッチを同時
に押す。これにより、このトリップスイッチ3より第2
起点のプリセット信号がマイクロコンピュータ4に加わ
るため、その演算は第4図のメインルーチンにおける起
点判定ステップ201の判定がYESになり、第1判定
ステップ202の判定がNoになり、その後に到来する
第2判定ステップ204の判定がYESになり、記憶ス
テップ205に進み、不揮発性RAM4hより読出した
その時点t2の距離積算データR(t、)を第2起点デ
ータR2として不揮発性RAM4hの第2起点番地に記
憶する。その後にアウトステップに進む一連の第2起点
プリセット演算を繰返す。そして、トリップスイッチ3
の操作を開放することにより起点判定ステップ201の
判定がYESからNoに反転し、第1トリップ判定ステ
ップ206、第2トリップ判定ステップ209、R(t
)表示ステップ212を通ってアウトステップに至る演
算を実行し、表示器6に延べ走行距離の表示を再開する
とともに、更新した第2起点データR2を記憶し続ける
その後、この自動車の走行により延べ走行距離が増加す
るのに応じて上記の演算処理を繰返し、常に正確な延べ
走行距離を表示器6に数字表示する。
その後、乗員が燃料供給時点からのトリップ距離を知る
ために、第1トリップ表示要求操作としてトリップスイ
ッチ3における第1スイツチ3bのみを押す。これによ
り、このトリップスイッチ3よりその要求信号がマイク
ロコンピュータ4に加わるため、その演算は第4図のメ
インルーチンにおける第1トリップ判定ステップ206
に到来したときその判定がNOからYESに反転し、第
2トリップ判定ステップ209に進まず、計算ステップ
207に進んで第1トリップ距離r1をr。
=R(t)−R,の計算式による引算にて求め、r1表
表示ステップ208進んでその第1トリップ距離r、に
よる表示信号を駆動回路5に加え、表示器6にトリップ
区分■および第1トリップ距離r、を数字表示し、アウ
トステップに進む。以後、第1スイツチ3bが押されて
いる間上記と同様の第1トリップ距離表演算を繰返し、
その第1トリップ距離r1を表示し、第1トリップ距離
r。
が123.5k1mになったときを第1図に例示してい
る。
そして、第1スイツチ3bを開放すると要求信号が消え
るため、第4図のインステップにより起点判定ステップ
201、第1トリップ判定ステンブ206、第2トリッ
プ判定ステップ209、R(1)表示ステップ212を
通りアウトステップに至る繰返演算による延べ走行距離
の表示にもどる。
また、乗員がドライブ旅行の出発点からのトリップ距離
を確認するために、第2トリップ表示要求操作としてト
リップスイッチ3における第2スイツチ3cのみを押す
。これにより、このトリップスイッチ3よりその要求信
号がマイクロコンピュータ4に加わるため、第4図のメ
インルーチンにおける第2トリップ判定ステップ209
に到来したときその判定がNOからYESに反転し、R
(1)表示ステップ212に進まず計算ステップ210
に進んで第2トリップ距離r2をrz=R(t)−Rt
の計算式による引算にて求め、r2表表示ステップ21
1進んでその第2トリップ距離r8による表示信号を駆
動回路5に加え、表示器6にトリップ区分■および第2
トリップ距離r!を数字表示し、アウトステップに進む
。以後、第2スイツチ3cが押されている間上記と同様
の第2トリップ距離表示演算を繰返し、その第2トリッ
プ距離rtを表示し、第2スイツチ3Cを開放すると第
2トリップ距離r2の表示が消え、延べ走行距離の表示
にもどる。
次に、本発明の第2実施例について説明する。
第5図はその全体構成図、第6図は第5図中のマイクロ
コンピュータ4の演算処理を示す演算流れ図であり、血
路走行或いはタイヤ空気圧低下などによる左右従動輪の
回転偏差による走行距離の誤差を減少させるものである
すなわち、第5図において、7は右側の従動車輪の回転
を検出して右距離パルスを発生する右車輪センサ、8は
左側の従動車輪の回転を検出して左距離パルスを発生す
る左車輪センサ、9は右車輪センサ7よりの右距離パル
スを計数する右カウンタ、10は左車輪センサ8よりの
左距離パルスを計数する左カウンタであり、数百m s
 e c程度の一定周期にてマイクロコンピュータ4が
右、左カウンタ9,10の各計数値を入力するとともに
その直後にカウンタ9,10を同時にリセットしている
。11はステアリングセンサで、自動車のステアリング
が油路走行などにて回動操作しているときにステアリン
グ信号を発生し、直進走行時にステアリング信号が発生
しないものである。I2は空気圧警報器で、直進走行時
に右、左カウンタ9,10の計数値の偏差が所定レベル
より大になったとき片方車輪のタイヤ空気圧が低下して
いることを判定してマイクロコンピュータ4より発生す
る警報信号を受けて空気圧低下を警報するものである。
さらに、トリップスイッチ3、マイクロコンピュータ4
、駆動回路5、および表示器6は第1実施例と同一もし
くは均等のものである。そして、マイクロコンピュータ
4内には第6図の演算流れ図に対応する距離表示制御プ
ログラムを備えている。
上記構成においてその作動を第6図の演算流れ図ととも
に説明する。
まず、通常走行時には、タイマ機能による数百m5ec
程度の周期にて第6図のインステップより距離表示制御
の演算を開始し、データ入力ステップ301に進んで右
、左カウンタ9,10の計数値X、Yを入力するととも
にカウンタリセット信号を各カウンタ9,10に加え、
偏差計算ステップ302に進んでA= l X−Y l
の計算式にて各計算値の偏差Aを絶対値にて求め、偏差
判定ステップ303に進んでその偏差が所定レベルα以
下か否かを判定し、警報解除ステップ304に進んで警
報リセット信号を警報器12に加え、平均値計算ステッ
プ305にて再計数値X、 Yの平均(+lEZをZ=
 (X+Y)/2の計算式にて求め、乗算ステップ30
6に進んで平均値Zを走行距離に換算するための係数K
を乗算して単位距離データR,(=に−Z)を得、次の
積算保持ステップ307に進んでその時点まで記憶保持
している距離積算データR(t)に単位距離データR0
を積算(加算)して延べ走行距離を示す新たな距離積算
データR(t)を求め、このデータR(t)にて不揮発
性RAMの所定番地のデータを更新して記憶保持し、距
離表示ルーチン200を経てアウトステップに進む演算
を実行する。このとき、前記距離表示ルーチン200の
演算は第4図の演算流れ図における起点ステップ201
乃至R(t)表示ステップ212よりなる全ステップと
同じプログラムに従ったものであり、この距離表示ルー
チン200にて延べ走行距離を表示器6に表示する。
また、油路走行時には左、右輪の走行距離が異なり、偏
差計算ステップ302の偏差Aが大きくなって所定レベ
ルαより大になるため、次の偏差判定ステップ303の
判定がNOになり、油路判定ステンプ308に進み、ス
テアリングセンサ11よりの回動操作を示すステアリン
グ信号に基づいてその判定がYESになり、平均値計算
ステップ305、乗算ステップ306、積算ステップ3
07に進んで左、右輪の走行距離の平均値による単位距
離データR0を積算して延べ走行距離を求め、距離表示
ルーチン200を経てアウトステップに至る演算を行な
う。
また、右車輪のタイヤ空気圧が低下した場合には、直進
時に右車輪の回転が多くなり、偏差判定ステップ303
の判定がNoになり、油路判定ステシブ308の判定が
NOになり、警報ステップ309に進んで警報セット信
号を発生し、これにより空気圧警報器12よりタイヤ異
常の警報を発する。そして、大小判定ステップ310に
進んで両カウンタ9.lOの係数値X、YがX>Yの不
等式の関係になっているか否かを判定し、右カウンタ9
の係数値Xの方が大きくなるためその判定がYESにな
り、選択ステップ311に進んで正常タイヤ側の左カウ
ンタ10の係数値Yを選択して平均値の代わりにZ=Y
とし、乗算ステップ306、積算ステップ307、距離
表示ルーチン2001アウトステツプに至る演算を行い
、正常な左車輪により延べ走行距離を積算する。
他方、左車輪のタイヤ空気圧が低下した場合には、直進
時に左車輪の回転が多(なり、偏差判定ステップ303
の判定がNOになり、油路判定ステップ308、警報ス
テップ309、大小判定ステップ310から選択ステッ
プ312に進み、右カウンタ9の係数値Xを選択して平
均値の代わりにZ=Xとし、乗算ステップ306、積算
ステップ307、距離表示ルーチン200.アウトステ
ップに至る演算を行い、正常な右車輪により延べ走行距
離を積算する。
さらに、延べ走行距離、第1、第2トリップ距離の表示
作動は第1実施例と同様の演算処理により駆動回路5を
通して表示器6に表示し、第5図中には第2トリップ距
離が456.8 kmになっていることを例示している
なお、上述の実施例ではトリップスイッチ3の第1、或
いは第2スイッチ3b、3cを押している間のみ第1ト
リップ距離、或いは第2トリップ距離を表示器6に表示
するものを示したが、例えば第1、第2スイッチ3b、
3cを押したとき一定時間対応するトリップ距離を表示
するタイマ機能を備えてもよい。
また、操作手段として起点スイッチ3aおよび第1、第
2スイッチ3b、3cの3つのスイッチを有するトリッ
プスイッチ3の代わりに、起点スイッチおよび歩進用ス
イッチの2つのスイッチを有するものにし、歩進用スイ
ッチを1回押す毎に延べ走行距離、第1トリップ距離、
第2トリップ距離の各表示を順次切替えるようにしても
よい。
また、演算処理手段に距離表示制御プログラムに従った
ソフトウェアのディジタル演算処理を実行するマイクロ
コンピュータ4を使用するものを示したが、ハードウェ
アの電子回路により同様の距離表示を制御してもよい。
さらに、距離積算データを不揮発的に保持するために不
揮発性RAM4hを用いるものを示したが、常時電源供
給用電池を一体化したRAMを用いてもよい。
〔発明の効果〕
以上述べたように本発明によれば、距離表示部に切換表
示されるトリップ距離と、種別表示部に切換表示される
種別マークの画情報の組合せにより異なる起点よりの複
数のトリップ距離を示すことができ、前記距離表示部を
複数のトリップ表示に兼用することができ、その表示ス
ペースを小さくしつつそのトリップ表示を複合化するこ
とができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例を示す全体構成図、第2図
は第1図中のマイクロコンピュータの詳細構成を示すブ
ロック線図、第3図は第1図7中のマイクロコンピュー
タの割込ルーチンの演算処理を示す演算流れ図、第4図
は第1図中のマイクロコンピュータのメインルーチンの
演算処理を示す演算流れ図、第5図は本発明の第2実施
例を示す全体構成図、第6図は第5図中のマイクロコン
ピュータの演算処理を示す演算流れ図である。 1・・・距離センサ、2,4.5・・・計数回路とマイ
クロコンピュータと駆動回路、3・・・トリップスイッ
チ+3a・・・起点スイッチ手段の起点スイッチ。 3b・・・第1スイッチ手段の第1スイツチ、3c・・
・第2スイッチ手段の第2スイツチ、6・・・距離表示
部と種別表示部を有する表示器。 第1図 第2図 第5因

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 車両の走行に伴い、異なる起点よりの少なくとも第1、
    第2トリップの距離を電子式に求め、その第1、第2ト
    リップ距離を切換表示する距離表示部と、 起点の異なる前記第1、第2トリップを区別する第1、
    第2種別マークを表示する種別表示部と、前記第1トリ
    ップの選択指令信号を発して前記種別表示部を第1種別
    マークの表示に切換えるとともに、前記距離表示部を前
    記第1トリップ距離の表示に切換える第1スイッチ手段
    と、 前記第2トリップの選択指令信号を発して前記種別表示
    部を第2種別マークの表示に切換えるとともに、前記距
    離表示部を前記第2トリップ距離の表示に切換える第2
    スイッチ手段と、 前記第1、第2トリップ距離を選択的にリセットしてそ
    れぞれの起点をプリセットする起点スイッチ手段と を備えることを特徴とする電子式複合トリップメータ。
JP1724286A 1986-01-29 1986-01-29 電子式複合トリツプメ−タ Granted JPS61209317A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS63191913A (ja) * 1987-02-05 1988-08-09 Nippon Denso Co Ltd 電子式走行距離計
JP2010169641A (ja) * 2009-01-26 2010-08-05 Calsonic Kansei Corp 補助トリップメータのカウント装置
CN102564448A (zh) * 2010-12-10 2012-07-11 硅谷微E股份有限公司 具有鞋装传感器和发射机的计步器

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JPS502982A (ja) * 1973-05-09 1975-01-13

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