JPS6334966B2 - - Google Patents

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JPS6334966B2
JPS6334966B2 JP54141802A JP14180279A JPS6334966B2 JP S6334966 B2 JPS6334966 B2 JP S6334966B2 JP 54141802 A JP54141802 A JP 54141802A JP 14180279 A JP14180279 A JP 14180279A JP S6334966 B2 JPS6334966 B2 JP S6334966B2
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JP
Japan
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distance
information
mode
driving
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Application number
JP54141802A
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English (en)
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Inventor
Shiro Kawakatsu
Toshikazu Yamamoto
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Daihatsu Motor Co Ltd
Original Assignee
Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication date
Application filed by Daihatsu Motor Co Ltd filed Critical Daihatsu Motor Co Ltd
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Publication of JPS5667644A publication Critical patent/JPS5667644A/ja
Publication of JPS6334966B2 publication Critical patent/JPS6334966B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】
この発明は自動車用情報表示装置に関し、特に
自動車の走行に関連する距離情報および速度情報
に関する情報がそれぞれ複数種類ある場合におい
て距離に関する表示器と速度に関する表示器とに
それぞれモード別に切換えて表示するようにした
自動車用情報表示装置に関する。 周知のように、自動車においては、指示針の位
置によつてアナログ的に走行速度を表示する速度
メータや、当該自動車が走行した累積的距離を複
数の表示リングのそれぞれの外周に描かれた数字
を組合せて表示する距離メータ(ADDメータ)
等が運転席前面の運転パネルに設けられている。
ところで、運転者からは、単に速度メータおよび
距離メータのみならず、速度に関する各種の情報
(例えば走行速度、平均速度、必要平均速度等)
や、距離に関する各種の情報(例えば自動車の累
計走行距離、トリツプ距離、残り距離等)も表示
できることが望まれる。このように、速度に関す
る各種の情報や距離に関する各種の情報を表示で
きれば、運転者は自動車の運転に際して、単位時
間あたりの平均速度、或るいは走行距離や目的地
までの残り距離とその残り距離を走行するのに必
要な平均速度等を知ることができ、安全運転およ
び低燃費運転に有利に利用できる。そこで、これ
らの各種の情報を個別に表示する表示器を設ける
ことが考えられるが、表示すべき情報毎に個別の
表示器を設けると、表示器の個数が増加し高価に
なると共に、表示器を配設する運転パネルの取り
付けスペースが大きくなるという問題点がある。
また、各種の表示器を個別に設けていると、運転
者が知りたい表示器を見る場合に隣接する表示器
の表示データと見誤り易く、運転中は前方を注視
しなければならないにも拘わらず各種表示器に目
を奪われて、安全運転ができないという問題点も
ある。 それゆえに、この発明の主たる目的は、比較的
少ない表示器を表示パネルに配設しておき、表示
モードの切換えによつて運転者が必要とする関連
のある情報を対応する表示器に表示させることに
より、構成を簡略化しかつ小形化し、さらに低価
格となり、しかも運転者が各種の表示器に目を奪
われることなく安全運転を図れるような、新規な
自動車用情報表示装置を提供することである。 ところで、運転者によつては、速度関連情報や
距離関連情報のみならず、その他の情報、例えば
時間に関連する情報(現在時刻、或る地点の走行
開始時からの経過時間、或る地点までに到達すべ
き設定時間から実際に走行するのに要する時間を
差し引いた残り時間等)や燃費に関連する情報
(例えば単位燃料あたりの走行距離、単位燃料あ
たりの平均走行距離、燃料の残存量等)を表示で
きるような装置が望まれる。また、自動車が電気
自動車である場合は、1回の充電につき走行可能
な距離が制限されているため、1回の充電後走行
可能な距離の残存量や残存電力等を表示できるこ
とが望まれる。 この発明の他の目的は、走行速度や距離以外の
各種の情報も表示モード別に切換えて表示できる
ような、自動車用情報表示装置を提供するもので
ある。 この発明を要約すれば、運転席の近傍の位置に
設けられる表示パネルに、速度に関する情報を表
示する第1の数字表示器と距離に関連する情報を
表示する第2の数字表示器と燃料に関する情報を
表示する第3の数字表示器とを配設し、運転席に
関連する位置に少なくとも3つの表示モードを選
択する表示モード選択手段を設ける。そして、各
表示モードでの表示に必要な複数種類の情報を演
算するとともに、任意の表示モードが選択された
場合は、対応の演算結果を対応の数字表示器に表
示させるように制御するものである。 以下に、図面を参照してこの発明の具体的な実
施例について説明する。 表はこの発明の一実施例の各種表示器別に動作
モード別の情報を切換えて表示させる場合の表示
態様を示すものである。
【表】 次に、表を参照してこの実施例の概要を説明す
る。この実施例では、数字表示器として、距離に
関する情報を表示する距離情報表示器と、速度に
関連する情報を表示する速度情報表示器と、燃費
に関連する情報を表示する燃費情報表示器と、時
間に関連する情報を表示する時間情報表示器の4
つの数字表示器を設ける。なお、燃費に関連する
情報を表示する燃費情報表示器は、以下の説明で
はこの発明の技術思想を電気自動車に適用した場
合において電気自動車の燃費すなわち蓄電池に充
電された電力に関連する情報を表示するものとし
て説明する。この各種の表示器で表示される情報
を表示モード別に切換えるために、以下の7つの
モードを含む。そこで、モード別に各表示器で表
示される情報を詳細に説明する。 (1) アクチユアルモードにおいては、基本となる
走行中の車両情報を表示するものであつて、距
離情報表示器は自動車の走行した累積距離を表
示し、速度情報表示器は走行速度を表示し、燃
費情報表示器は瞬時燃費(自動車が電気自動車
の場合であればAHあたりの走行距離)を表示
し、時間情報表示器は現在時刻を表示するもの
とする。 (2) トリツプモードにおいては、自動車の運転開
始時から経過情報を表わすものであつて、距離
情報表示器は運転開始からの走行距離を表示
し、速度情報表示器はその平均運行速度を表示
し、燃費情報表示器はその平均燃費(平均m/
AH)を表示し、時刻情報表示器はその経過時
間を表示する。 (3) プログラムモードにおいては、運転開始時に
セツトした目的地までの距離と到着目標時間に
対する残存情報を表示するものであつて、距離
情報表示器は目的地までの残存距離を表示し、
速度情報表示器は目的地までの必要平均速度を
表示し、燃費情報表示器は燃料の残存容量(電
気自動車の場合は蓄電池の残存電力)を表示
し、時間情報表示器は目的地までの到着目標時
間の残り時間を表示する。このようなプログラ
ムモードは、自動車ラリー等で必要なナビゲー
トメータとして有効に利用される。 (4) 演算モードにおいては、電子式卓上計算機と
しての機能を有し、四則演算を行なうことがで
きる。この場合は、4つの表示器のうちの2つ
を使用して、置数情報と演算結果を表示する。 (5) メモモードにおいては、電話番号等のメモを
しておきたい数値情報をキー入力することによ
り、そのキー入力情報をいつでも取り出して表
示することができる。 (6) オフモードにおいては、すべての表示器の表
示が停止される。 なお、前述のアクチユアルモード、トリツプモ
ード、プログラムモードの各モードにおいては、
好ましくは、予め設定した値を超えた場合、アラ
ーム音を発生し、そのモード名と当該モードにお
ける設定値を超えた種類の情報に対応する数字表
示器を点滅させる。 また、上記各種の数字表示器で表示される単位
とその表示が表の中欄に示され、その表示桁数が
表の下欄に示される。 第1図はこの発明の一実施例のブロツク図であ
る。構成において、CPUユニツト10は、演算
処理手段として働くCPU11と、処理データを
記憶しかつプログラムを記憶するメモリ12と、
インターフエイス(I/F)13と、クロツク発
振器14と、電源15とを含んで構成される。こ
のインターフエイス13には、後述の第2図に示
すキーボード20と、後述の第3図に示す表示ユ
ニツト30とが接続される。また、インターフエ
イス13には、距離検出手段の一例の距離センサ
16と、この実施例を電気自動車に適用した場合
における燃費情報を算出するのに要する電流を検
出するための放電電流センサ17の出力が入力さ
れる。この距離センサ16は、例えば自動車が60
Km/hで走行時において、1分間に637個のパル
スを発生するものであつて、そのパルス出力が走
行距離に関する情報として利用される。放電電流
センサ17は、蓄電池からの放電電流を分流回路
によつて分流し、例えば300Aで50mVを出力す
るものが用いられる。 次に、前記距離センサ16および放電電流セン
サ17の出力に基づいて各種の計算を行う場合を
説明する。まず、距離センサ16の入力に基づい
て走行距離を計算する場合は、入力条件として自
動車が60Km/hで走行時における距離センサの出
力は毎分637回のパルスである。この条件によれ
ば、自動車が1Km走行すると、637個のパルス入
力があるので、1パルスあたりの走行距離を求め
ると、 1000÷637=1.569858712=1.57(m) 走行することになる。そこで、自動車が走行した
距離は、距離センサ16の出力パルス数に1.57を
乗算した値を1000で除算(すなわちパルス数×
1.57÷1000)することにより求められる。この走
行距離の計算は、割り込み処理により、パルス入
力を計数しかつ演算を行うことによつて達成され
る。なお、1パルスが発生される毎の走行距離を
1.57mに四捨五入しているため、実際の走行距離
に対して生じる誤差は、走行距離(m)×9×
10-5となり、例えば100Kmあたりに直すと9mの
誤差となる。 前記距離センサ16の出力に基づいて速度を算
出する場合は、次の2通りの算出方法が考えられ
る。すなわち、第1は単位時間(例えば1秒)に
入力される距離センサの出力パルスの数を計数し
て算出する方法、第2は入力されるパルスの周期
を測定することにより算出する方法である。第1
の方法によれば、走行速度が非常に遅くなつた場
合(例えば5Km/h)、距離センサから発生され
るパルス周期は約1.13秒(1Km/hではこの5
倍)になるので、1秒単位ではこのパルスを計数
することが不可能となる。また、計数周期を遅く
(例えば5秒に)すると、高速走行時における速
度も5秒毎に変化することになり、加速時におけ
る速度変化がわかり難いという問題点を含む。そ
こで、この実施例では、第2の方法を用いて速度
を算出するものとする。 距離センサ16の出力パルス周期を測定するこ
とにより速度を算出する場合において、自動車が
60Km/hで走行時に毎分637個のパルスが発生さ
れるとすれば、このパルスの周波数は637/60Hz
(約10.6Hz)である。従つて、1Hzあたりの速度
は、次式で表わされる。 60÷637/60=5.651491365(Km/h) 距離センサの出力パルスの周期tは走行速度に比
例して可変であるので、距離センサの出力パルス
周期tの期間において比較的高い一定周波数
(10KHz)のクロツクパルスを計数し、その計数
値によつて周期tが求められる。すなわち、距離
センサの周波数は、 f=1/t=1/(カウント数×10-4) であり、これに1Hzあたりの速度(5.651491365)
を乗算すれば、現在の速度が算出できる。なお、
第2の計算方法により算出した誤差は、100Km/
hで0.026Km/h、200Km/hで0.4Km/hである。
従つて、速度を検出できる周期は、自動車の走行
速度によつて変化し、高速走行時程周期が短くな
り、誤差の増大することがわかる。しかしなが
ら、自動車で200Km/hを超える速度で走行する
のはごく稀であるため、通常の運転走行時におい
ては何ら支障はない。 前記放電電流センサ17の出力電圧に基づいて
蓄電池の放電電流を測定する方法を説明すると、
電流波形として最大振幅が50mVで鋸歯状波の電
流波形が前記インターフエイス13へ入力され
る。インターフエイス13は該入力を100倍に増
幅した後、電圧を積分してA−D変換を行うこと
により、デイジタル値で検出する。 第2図は前記キーボード20の具体的な図解図
である。このキーボード20は、表示モードを切
換える表示モード選択手段21と、数字0、1〜
9の数字情報を入力しかつ演算処理のために必要
な各種の情報を入力するのに兼用される演算情報
入力手段22を含む。この表示モード選択手段2
1は、アクチユアルモードを選択するキー(図示
ではACTと略記する)211と、トリツプモー
ドを選択するキー(TRIP)212と、プログラ
ムモードを選択するキー(PROG)213と、演
算モードを選択するキー(CALC)214と、メ
モモードを選択するキー(MEMO)215と、
オフモードを選択するキー(OFF)216とを
含む。演算情報入力手段22に含まれるキー22
0,221,224,227のそれぞれは、数値
以外の情報として時間情報、燃費情報、速度情
報、距離情報を入力し、小数点キー22cまたは
キー222,225,228のそれぞれは演算記
号−、+、÷、×を表わす情報を入力し、イコール
キー22sまたはキー223,226,229の
それぞれは設定指令、時計停止指令、時計遅送り
指令、時計早送り指令を入力するものとして用い
られる。なお、必要に応じて設定値をリセツト指
令するためのリセツトキー(RESET)23やエ
ントリーキー(ENT)24を含む。 第3図は前記表示ユニツト30の具体的な図解
図である。図において、表示ユニツト30のパネ
ル上には、前記距離情報表示器31と、速度情報
表示器32と、燃費情報表示器33と、時間情報
表示器34とが配設されると共に、各表示器31
〜34で表示されている情報が前記表示モード選
択手段21によつて選択されたどのモードである
かを表示するためのモード別表示器351〜35
6とが配設される。なお、速度情報表示器32に
対応して速度情報(SPEED)であることおよび
その単位(Km/n)を表示し、距離情報表示器3
1に対応して距離情報(DISTANCE)であるこ
とおよびその単位(Km)を表示し、燃費情報表示
器33に対応して燃費情報(FUEL)であること
およびその単位(AH)を表示し、時間情報表示
器34に対応して時間情報(TIME)であること
を表示される。これらの各表示器31〜34の種
類と単位を表わす表示は、アクチユアルモード、
トリツプモード、プログラムモードの各モードが
選択されたときに表示される。 第4図は前記CPU11によつて各種表示用情
報を演算する場合の動作を理解し易くするために
ハード回路で表わした回路図である。次に第1図
〜第4図を参照して、各種表示用の情報を求める
ための演算処理を行う場合を説明する。 距離関連情報の計算 前記アクチユアルモードにおいて自動車の走
行距離(加算距離)を表示させるための計算
は、次の如く行われる。すなわち、前記距離セ
ンサ16は自動車が1パルス発生に相関する距
離(1.57m)を走行する毎に1個のパルスを発
生してカウンタ411を与える。カウンタ41
1は1パルス入力のある毎に距離センサの1パ
ルス出力に相当する距離(1.57m)を加算す
る。通常、加算距離はKmを単位として表示する
ため、カウンタ411はその計数値が1000単位
(最小単位距離△d)を超える毎に最小単位距
離を表わす出力を走行距離加算回路412に与
える。この加算回路412はカウンタ411が
最小単位距離を計数する毎にその計数値を累算
して走行距離を求め、アクチユアルモードにお
いて距離情報表示器31に該走行距離を表示器
させることにより、該距離情報表示器31をオ
ドメータとして利用する。なお、図示では、各
表示器31〜34に表示される情報の種類を理
解し易くするために、各表示器の参照番号の末
尾に動作モードを表わす記号A,T,Pを付し
て示すものとする。 トリツプモードにおいて表示するトリツプ距
離を計算する場合は、運転開始入力(例えば
TRIPキー212と数値「0」キー220と設
定キー22sの押圧または専用の運転開始ボタ
ンを設けてそれを押圧)すると、トリツプ距離
加算回路413はそれまでの計数値をイニシヤ
ルリセツトする。その後、トリツプ距離加算回
路413はカウンタ411の出力(1Km走行毎
の出力)が与えられる毎にその計数値を加算し
てトリツプ距離を計数する。このトリツプ距離
加算回路413で加算されているトリツプ距離
をトリツプモードにおいて距離情報表示器31
に表示することによつて、当該表示器をトリツ
プメータとして使用する。 プログラムモードにおける残り距離を計算す
る場合は、前記演算情報入力手段22の操作に
よつて目的地までの目標距離を入力する。そし
て、残存距離計算回路414はキー入力された
目標距離からトリツプ距離加算回路413で計
数されているトリツプ距離を減算することによ
り残り距離を算出する。残存距離計算回路41
4で算出された残り距離は、表示モードとして
プログラムモードを選択したとき前記距離情報
表示器31に表示される。 速度関連情報の計算 アクチユアルモードにおいて走行速度(すな
わち走行瞬時速度)の計算は、前述の距離セン
サ入力による速度計算方法によつて算出できる
が、ここでは次のような計算処理を行う。すな
わち、前記カウンタ411が距離センサ16の
出力に基づいて走行距離を計数しているとき、
最小単位距離を△dとし、クロツク発生器42
1から与えられるクロツクの時間を△dとすれ
ば、瞬時速度演算回路422は △d/△t の計算を行うことにより走行速度を算出する。 トリツプモードにおける平均速度の算出は、
平均速度演算回路423によつて行われる。す
なわち、平均速度演算回路423は、トリツプ
距離加算回路413で計算されているトリツプ
距離(Σ△d)と後述のトリツプ時間計時回路
443で計時されている経過時間Σ△tとに基
づいてトリツプ距離を経過時間で除算 (Σ△d/Σ△t) することにより平均速度を算出する。 プログラムモードにおける必要平均速度を計
算する場合は、前記残存距離計算回路414で
算出された残り距離を後述の残り時間計算回路
444で算出された残り時間(T−Σ△t=
T′)で除算 (D′/T′) することによつて算出し、それを単位時間(1
分或るいは0.5秒)間隔で繰り返し行うものと
する。 燃費関連情報の計算 アクチユアルモードにおける1AHあたりの
走行距離(1分間単位)を計算する場合は、前
記放電電流センサ17の検出電流(I)とクロ
ツク発生器421出力の1パルス周期に相当す
る時間(△t)とに基づいて、瞬時電流量演算
回路431が検出電流Iと時間△tととを乗算
し、その乗算値(△AH)を瞬時燃費演算回路
432におよび電流量加算回路433に与え
る。この瞬時燃費演算回路432は、カウンタ
411で計数されている距離△dを瞬時電流量
(△tI=△AH)で除算することにより算出す
る。 トリツプモードにおいて燃費情報表示器33
に表示される平均燃費の演算は、次の如く行わ
れる。すなわち、電流加算回路433は運転開
始入力時から以後瞬時電流量演算回路431出
力の電流量△AHを加算することにより使用電
流量(ΣAH)を求め、その電流量を平均燃費
演算回路434に与える。この平均燃費演算回
路434は、トリツプ距離加算回路413で加
算されているトリツプ距離(Σ△d)を電流量
(ΣAH)で除算することにより平均燃費を算出
する。 プログラムモードにおいて燃費情報表示器3
3に表示される残り電力(AH)の計算は、演
算情報入力手段22の操作によつて電池の充電
容量をキー入力する。そして、残存容量演算回
路435は、キー入力された充電容量(CA)
と使用された平均電流(ΣAH)とに基づいて、
次式の計算を行うことにより残り電力を算出す
る。 残り電力=(蓄電池の充電容量)
×60−1分間の平均電流/60 時間関連情報の計算 アクチユアルモードにおいて表示される現在
時刻を算出する場合は、カウンタ441がクロ
ツク発生器421の出力パルス毎にクロツク周
期に相当する時間(△t)を加算し、その加算
時間が単位時間(例えば1分)になる毎に出力
を導出して現在時刻計時回路442に与える。
この現在時刻計時回路442はカウンタ441
の計数値に基づいて時、分を計時する。なお現
在時刻の修正は後述する。 トリツプモードにおいて時間情報表示器34
で表示される経過時間の算出は、次の如く行わ
れる。トリツプ時間計時回路443は、運転開
始入力に応じて現在時刻計時回路442で計時
されているそのときの現在時刻を読込んで記憶
保持し、その後現在時刻計時回路442で計時
されている時刻から先に記憶保持していた時刻
を減算して経過時間(トリツプ時間)を求め
る。 プログラムモードにおいて時間情報表示器3
4に表示される残り時間の計算は、次の如く行
われる。前記演算情報入力手段22を操作して
目的地へ到着すべき目標時刻を入力する。そし
て、残り時間演算回路444がキー入力された
目標時刻から現在時刻計時回路442で算出さ
れている現在時刻(Σ△t)を減算(T−Σ△
t)することにより残り時間を算出する。 前述の如くして算出された各モード別の距離情
報、速度情報、燃費情報、時間情報のそれぞれは
前記表示モード選択手段の操作によつて適宜切換
えて表示される。例えば、前記ACTキー211
が押圧されると、CPU11は走行距離加算回路
412で算出されている加算距離を前記距離情報
表示器31に表示させ、瞬間速度演算回路421
で算出されている瞬間速度を速度情報表示器32
に表示させ、瞬時燃費演算回路432で算出され
ている瞬時燃費を燃費情報表示器33に表示さ
せ、現在時刻計時回路442で計時されている現
在時刻を時刻情報表示器34に表示させる。 また、前記TRIP212を押圧してトリツプモ
ードを選択すると、CPU11はトリツプ距離加
算回路413で加算されているトリツプ距離を距
離情報表示器31に表示させ、平均速度演算回路
422で算出されている平均速度を速度情報表示
器32に表示させ、平均燃費演算回路435で算
出されている平均燃費を燃費情報表示器33に表
示させ、トリツプ時間計時回路443で計事され
ている経過時間を時間情報表示器34に表示させ
る。 前記PROGキー213を押圧してプログラムモ
ードを選択すると、CPU11は残存距離演算回
路414で算出されている残存距離を距離情報表
示器31に表示させ、必要速度演算回路424で
算出されている目的地までの必要速度を速度情報
表示器32に表示させ、残存容量演算回路435
で算出されている残り電力を燃費情報表示器33
に表示させ、残り時間計算回路444で算出され
ている残り時間を時刻情報表示器34に表示させ
る。 なお、演算モードやメモモードやアラームモー
ドにおける表示は後述する。 上述の如く、この実施例によれば、表示モード
に切換えに基づいて比較的少ない数の表示器に関
連する情報を切換え表示でき、表示器の個数を低
減でき、表示パネルの小形化が図れ、極めて安価
にして多種類の情報を表示できる利点がある。 ところで、この実施例のようにCPUを用いて
演算処理する場合は、プログラムの設定によつて
単に自動車の距離関連情報、速度関連情報、燃費
関連情報、時間関連情報を表示制御するのみなら
ず、その他各種の用途に適用しうる。そこで、以
下に表示モードの切換え以外に使用する場合を説
明する。 第5図はこの実施例のCPUを用いて各種の機
能を行わせる場合におけるキーボードの操作例を
図解的に示した図であり、特にaは時刻修正する
場合の操作例を示し、bはトリツプメータをリセ
ツト(すなわち0)する場合のキーボードの操作
例を示し、cは各種アラーム値の設定操作例を示
し、dはプログラムモードにおける目標値等の設
定操作例を示し、eは演算モードのキー操作例を
示し、fはメモモードにおけるキーボードの操作
例を示す。 まず、第5図aを参照して現在時刻情報を修正
する場合の操作例を説明すると、時間情報表示器
34で現在時刻を表示するモード(アクチユアル
モード)を選択するためにACTキー211を押
圧し、当該モードにおける時刻修正情報の入力で
あることを表わす時間キー(数字0を兼ねる)2
20を押圧した後、時間早送りキー(数字9に兼
用される)229または時計遅送りキー(数字6
に兼用される)を押圧するか、または停止キー
(数字3に兼用される)223を押圧する。この
ように、修正する時刻によつて、修正すべき時情
報と分情報別に早送り、遅送りあるいは停止等の
操作を行う。その後、時刻修正情報の設定終了を
表わす設定キー22s(イコールキーに兼用され
る)を押圧することによつて行う。 第5図bを参照して、トリツプメータのリセツ
ト(すなわち0を設定入力)する場合のキー操作
例を説明すると、前記TRIPキー212を押圧し
てトリツプモードを選択し、数値0を表わすキー
220を押圧した後、設定キー22sを押圧する
ことによつて、トリツプ距離、平均速度、平均燃
費、トリツプ時間をそれぞれ初期リセツトする。 第5図cを参照して、各種アラーム値を設定す
る場合を説明すると、ACTキー211または
TRIPキー212を押圧すると、当該キーに対応
するモードの各種表示情報が各表示器31〜34
に表示される。その後、エントリーキー24を押
圧する。これに応じて、当該モードにおける各表
示器別の全アラーム設定値が表示される。そし
て、キー220,221,224,227のいず
れかを押圧してアラーム値を設定すべき情報の種
類(距離情報、速度距離、燃費情報、時間情報の
いずれか)を選択すると、当該項目に対応する表
示器で表示されている数値情報が点滅表示され
る。その後、数値キー220〜229を操作して
所望の桁数のアラーム値を入力すると、点滅表示
が停止し、新たに入力された数値(すなわちアラ
ーム値)が表示される。このとき、指定された情
報表示器に対応するこれまでのアラーム値がクリ
アされることになる。最後に、設定キー22sを
押圧すると、数値入力されたアラーム値が設定さ
れて対応するメモリに更新記憶され、表示モード
の選択に基づくモードに復帰し、アラーム動作を
開始する。その後、選択されたモードにおける各
表示器で表示されている情報が対応する情報の種
類別に設定されているアラーム値を超えると、警
報が発せられ、運転者に注意を促す。例えば、ア
クチユアルモードにおいて、瞬間速度を自動車の
走行している道路の制限速度に設定しておけば、
制限速度を超える速度で走行しているときに警報
が発せられ、運転者に注意を促すことになる。 第5図dを参照してプログラムモードにおける
目標値の設定操作を説明すると、前記PROGキー
213を押圧してプログラムモードを選択する
と、プログラムモードであることが表示される。
そして、ENTキー24を押圧すると、プログラ
ムモードにおける各設定値が各情報別の表示器に
表示される。続いて、キー220,221,22
7のいずれかを押圧して設定すべき目標値の種類
を指定すると、指定された情報の種類に対応する
表示器のこれまでの設定値が点滅表示される。続
いて、演算情報入力キー22を操作して設定入力
すべき目標値の数値を入力し、その後設定キー2
2sを押圧する。これによつて、設定された目標
値が各情報の種類別表示器に表示されることにな
る。 第5図eを参照して演算モードのキー操作を説
明すると、CALCキー214を押圧して演算モー
ドを選択した後、数字0〜9のいずれかのキー2
20〜229を押圧して8桁以下の数値情報を入
力し、その後SHIFTキー24を押圧し、演算処
理すべき演算記号(×、÷、+、−)キーのいずれ
かを押圧し、さらに0〜9の数値情報を入力した
後、イコールキー22sを押圧することによつ
て、所望の演算処理すべき入力が行われる。この
ようにして入力された演算モードにおける入力情
報は距離情報表示器31と速度情報表示器32の
2つの表示器を組合せて利用することによつて表
示される。 第5図fを参照してメモモードにおけるキー入
力操作を説明すると、MEMOキー215を押圧
することによつてメモモードを選択し、その後0
〜9のいずれかのキー220〜229を順次押圧
して12桁までの覚えておきたい数値情報(例えば
自動車の場合であれば給油した日やオイル交換し
た日等)を入力し、さらに設定キー22sを押圧
することによつて先に入力した数値情報をメモと
して設定記憶させる。なお、数値入力時に誤操作
した場合は、リセツトキー23を押圧することに
より訂正する。また、一旦メモモードで記憶すべ
き所望の数値情報(例えば電話番号等)を入力し
ていれば、メモモードを選択したとき当該数値が
表示される。 上述の如くして、この実施例では、モード別に
情報の種類を切換え表示するのみならず、各種の
演算処理やモード別のアラーム値の設定や記憶し
ておきたい数値情報を記憶させることができる利
点もある。 以上のように、この発明によれば、比較的少な
い数字表示器で関連する情報のグループ毎に切換
えて表示でき、多数の表示情報を表示するのに多
くの表示器を必要とすることなく、簡単な構成か
つ安価となり、しかも表示パネルの形状が小形化
される等の効果が奏される。また、運転者にとつ
ても、必要な情報のみを選択して切換え表示でき
るため、所望の表示情報を見るときに見誤りを生
じることなく、各種の表示を見るときに運転が疎
かとなることもなく、安全運転を図れる等の利点
もある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例の概略を表わすブ
ロツク図である。第2図はキーボードの詳細な図
解図である。第3図は表示ユニツトの詳細な図解
図である。第4図は各種表示情報を演算処理する
ための動作を表わすCPUの各演算動作部分をブ
ロツク図で示した図である。第5図はキーボード
の操作例を図解的に示した図である。 図において、10はCPUユニツト、16は距
離センサ、17は放電電流センサ、20はキーボ
ード、30は表示ユニツトを示す。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 少なくとも、速度に関する情報を表示する第
    1の数字表示器と、距離に関する情報を表示する
    第2の数字表示器と、燃料に関する情報を表示す
    る第3の数字表示器とを配設して成る表示ユニツ
    ト、 自動車に関連して設けられかつ該自動車の走行
    距離に関する情報を検出する距離検出手段、 自動車に関連して設けられかつ該自動車の消費
    燃料に関する情報を検出する消費燃料検出手段、 前記表示ユニツトに配設された第1の数字表示
    器、第2の数字表示器および第3の数字表示器に
    表示すべき情報の種類を切換えるために、少なく
    とも瞬時値情報を表示するためのアクチユアルモ
    ードと自動車の運転開始時からの経過情報を表示
    するためのトリツプモードと目的地までの残行程
    情報を表示するためのプログラムモードとの何れ
    かを選択する表示モード選択手段、 自動車の運転開始時点、目的地までの距離およ
    び到着目標時刻を設定するための設定手段、 前記距離検出手段の出力と前記消費燃料検出手
    段の出力と前記設定手段の出力とを入力して、現
    在までの累積走行距離、現在の瞬時走行速度、現
    在の瞬時燃費、運転開始時点から現在までの走行
    距離、運転開始時点から現在までの平均走行速
    度、運転開始時点から現在までの平均燃費、目的
    地までの残存距離、目的地へ目標時刻に到着する
    のに必要な平均走行速度、現在の残存燃料を演算
    する演算手段、 前記表示モード選択手段によつて前記アクチユ
    アルモードが選択されているときは前記演算手段
    によつて演算された現在までの累積走行距離、現
    在の瞬時走行速度、現在の瞬時燃費をそれぞれ前
    記第1の数字表示器、前記第2の数字表示器、前
    記第3の数字表示器に表示させ、前記表示モード
    選択手段によつて前記トリツプモードが選択され
    ているときは前記演算手段によつて演算された運
    転開始時点から現在までの走行距離、運転開始時
    点から現在までの平均走行速度、運転開始時点か
    ら現在までの平均燃費をそれぞれ前記第1の数字
    表示器、前記第2の数字表示器、前記第3の数字
    表示器に表示させ、前記表示モード選択手段によ
    つて前記プログラムモードが選択されているとき
    は前記演算手段によつて演算された目的地までの
    残存距離、目的地へ目標時刻に到着するのに必要
    な平均走行速度、現在の残存燃料をそれぞれ前記
    第1の数字表示器、前記第2の数字表示器、前記
    第3の数字表示器に表示させる表示制御手段を備
    える、自動車用情報表示装置。
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