JP5573615B2 - 指針式電子時計 - Google Patents
指針式電子時計 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5573615B2 JP5573615B2 JP2010253360A JP2010253360A JP5573615B2 JP 5573615 B2 JP5573615 B2 JP 5573615B2 JP 2010253360 A JP2010253360 A JP 2010253360A JP 2010253360 A JP2010253360 A JP 2010253360A JP 5573615 B2 JP5573615 B2 JP 5573615B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- fast
- speed
- drive
- driving
- power supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Description
請求項1記載の発明は、
指針と、
前記指針を駆動するステッピングモータと、
前記ステッピングモータに電力を供給する電源と、
前記電源のレベルを検出するレベル検出手段と、
前記ステッピングモータの駆動にかかる前記電源のレベル降下特性と前記電源のレベル復帰特性を表わす特性データを記憶した特性データ記憶手段と、
前記ステッピングモータに駆動信号を出力して前記指針の早送り駆動を実行させる早送り制御手段と、
前記レベル検出手段により検出された前記電源のレベルおよび前記特性データに基づき、前記早送り駆動による前記電源のレベル変化を計算して、前記早送り駆動の終了時における前記電源のレベルが所定条件を満たすように、当該早送り駆動の速度を求める速度決定手段と、
を備えていることを特徴とする指針式電子時計である。
前記速度決定手段は、
前記ステッピングモータを1ステップ駆動してから次の駆動直前までに前記電源のレベルが前記特性データに従って降下および復帰するものとして、残りステップ数の早送り駆動を終了したときの前記電源のレベルが、所定のしきい値を下回らないように前記早送り駆動の速度を求めることを特徴としている。
前記速度決定手段は、
前記早送り制御手段による早送り駆動の途中にも残りの早送り駆動についての速度を再度求め、
前記早送り制御手段は、
前記速度決定手段により、早送り駆動の途中に直前までの速度と別の速度が求められた場合に、当該別の速度に変更して続く早送り駆動を実行することを特徴としている。
前記速度決定手段は、予め設定された複数の指定速度の中から、条件を満たす前記早送り駆動の速度を求めるように構成され、
前記特性データには、前記複数の指定速度にそれぞれ対応する複数のレベル復帰特性のデータが含まれていることを特徴としている。
前記速度決定手段は、
前記複数の指定速度のうち、早送り駆動を終了したときの前記電源のレベルが所定のしきい値を下回らない範囲で、最も速い指定速度を前記早送り駆動の速度として決定することを特徴としている。
前記指針および前記ステッピングモータをそれぞれ複数備え、
前記速度決定手段は、
前記複数のステッピングモータを共に同一速度で早送り駆動したときに条件を満たす早送り駆動の速度が求められない場合に、共に早送り駆動するステッピングモータの数を減らして条件を満たす早送り駆動の速度を求め、
前記早送り制御手段は、
前記速度決定手段により、共に早送り駆動するステッピングモータの数を減らして早送り駆動の速度が求められた場合に、当該求められた速度で、減数された1個又は複数のステッピングモータの早送り駆動を実行することを特徴としている。
前記電源のレベルとは当該電源の電圧であることを特徴としている。
早送り駆動処理は、早送り駆動するモータと、早送り駆動するステップ数とが、他の制御処理により指定されて開始される。先ず、早送り駆動するモータが1つの場合の単独駆動処理について説明する。
A:レベル検出部23により測定された電源電圧
P:早送り駆動の終了時点での推定電源電圧
a:電子時計1の各機能の動作が保証される電源22の動作保証電圧
M:実際の早送り駆動の速度
n:複数の指定速度の何れかを表わす「0〜3」のインデックス番号
Mn:n番目の指定速度
M0=90pps、M1=64pps、M1=32pps、M1=16pps
Bn:n番目の電圧復帰率
B0=0.94、B1=0.96、B2=0.98、B3=0.99
単独駆動処理が開始されると、先ず、CPU10は、その時点における電源22の電圧を測定する。そして、この電源電圧の測定値“A”、電源特性データ36bの電圧降下量“b1”および電圧復帰率“B0〜B3”、ならびに、早送り駆動する残りのステップ数“r”に基づいて、指定速度の速い方から、早送り駆動の終了時点における推定電源電圧“P”を算出する。この推定電源電圧“P”は、電源22の電圧が電源特性データ36bに従って変化するものとして算出する。
P =
(((A−b1)+b1×Bn)−b1+b1×Bn)−b1+b1×Bn…r回繰り返し
= A−r ×b1 ×(1−Bn) ・・・ (1)
この実施形態の早送り駆動処理では、さらに、上記決定された速度で処理中を通して早送り駆動を行うのではなく、早送り駆動の途中にも、最適な駆動速度(終了時点の推定電源電圧“P”が動作保証電圧“a”を下回ることのない指定速度のうち一番速い速度)が変化していないか確認を行い、変化していれば速度を変化させて残りの早送り駆動を継続する。このような処理は、電源22の出力電圧が、他の機能構成の電力消費や、ソーラーセル21の発電によって変化することを考慮して行うものである。
上述した処理について、図3のフローチャートに従って詳細に説明する。単独駆動処理が開始されると、先ず、CPU10は、指定速度を決めるインデックス番号“n”を最も速い指定速度の番号“0”に初期化する(ステップS1)。次に、残りステップ数“r”がゼロになったか確認し(ステップS2)、残りステップ数“r”がゼロでなければ、レベル検出部23により電源22の電圧を測定させる(ステップS3)。
次に、早送り駆動するモータが複数の場合の複数同時駆動処理について説明する。
P = A− r2×b2×(1−Bn) − r1×b1×(1−Bn) ・・・ (2)
2〜4 指針
10 CPU
16 第1モータ
17 第2モータ
18 輪列機構
21 ソーラーセル
22 電源
23 レベル検出部
36 ROM
36b 電源特性データ
37 RAM
38 発振回路
39 分周回路
43 照明部
44 照明駆動回路
45 スピーカ
46 ブザー回路
Claims (7)
- 指針と、
前記指針を駆動するステッピングモータと、
前記ステッピングモータに電力を供給する電源と、
前記電源のレベルを検出するレベル検出手段と、
前記ステッピングモータの駆動にかかる前記電源のレベル降下特性と前記電源のレベル復帰特性を表わす特性データを記憶した特性データ記憶手段と、
前記ステッピングモータに駆動信号を出力して前記指針の早送り駆動を実行させる早送り制御手段と、
前記レベル検出手段により検出された前記電源のレベルおよび前記特性データに基づき、前記早送り駆動による前記電源のレベル変化を計算して、前記早送り駆動の終了時における前記電源のレベルが所定条件を満たすように、当該早送り駆動の速度を求める速度決定手段と、
を備えていることを特徴とする指針式電子時計。 - 前記速度決定手段は、
前記ステッピングモータを1ステップ駆動してから次の駆動直前までに前記電源のレベルが前記特性データに従って降下および復帰するものとして、残りステップ数の早送り駆動を終了したときの前記電源のレベルが、所定のしきい値を下回らないように前記早送り駆動の速度を求めることを特徴とする請求項1記載の指針式電子時計。 - 前記速度決定手段は、
前記早送り制御手段による早送り駆動の途中にも残りの早送り駆動についての速度を再度求め、
前記早送り制御手段は、
前記速度決定手段により、早送り駆動の途中に直前までの速度と別の速度が求められた場合に、当該別の速度に変更して続く早送り駆動を実行することを特徴とする請求項1又は2に記載の指針式電子時計。 - 前記速度決定手段は、予め設定された複数の指定速度の中から、条件を満たす前記早送り駆動の速度を求めるように構成され、
前記特性データには、前記複数の指定速度にそれぞれ対応する複数のレベル復帰特性のデータが含まれていることを特徴とする請求項1〜3の何れか一項に記載の指針式電子時計。 - 前記速度決定手段は、
前記複数の指定速度のうち、早送り駆動を終了したときの前記電源のレベルが所定のしきい値を下回らない範囲で、最も速い指定速度を前記早送り駆動の速度として決定することを特徴とする請求項4記載の指針式電子時計。 - 前記指針および前記ステッピングモータをそれぞれ複数備え、
前記速度決定手段は、
前記複数のステッピングモータを共に同一速度で早送り駆動したときに条件を満たす早送り駆動の速度が求められない場合に、共に早送り駆動するステッピングモータの数を減らして条件を満たす早送り駆動の速度を求め、
前記早送り制御手段は、
前記速度決定手段により、共に早送り駆動するステッピングモータの数を減らして早送り駆動の速度が求められた場合に、当該求められた速度で、減数された1個又は複数のステッピングモータの早送り駆動を実行することを特徴とする請求項1〜5の何れか一項に記載の指針式電子時計。 - 前記電源のレベルとは当該電源の電圧であることを特徴とする請求項1〜6の何れか一項に記載の指針式電子時計。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010253360A JP5573615B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 指針式電子時計 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2010253360A JP5573615B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 指針式電子時計 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2012103178A JP2012103178A (ja) | 2012-05-31 |
JP5573615B2 true JP5573615B2 (ja) | 2014-08-20 |
Family
ID=46393745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2010253360A Active JP5573615B2 (ja) | 2010-11-12 | 2010-11-12 | 指針式電子時計 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5573615B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6869731B2 (ja) * | 2017-01-24 | 2021-05-12 | セイコーインスツル株式会社 | 時計、および時計の制御方法 |
JP2019219427A (ja) * | 2019-10-02 | 2019-12-26 | カシオ計算機株式会社 | アナログ電子時計及び指針運針制御方法 |
Family Cites Families (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3617460B2 (ja) * | 2000-08-11 | 2005-02-02 | セイコーエプソン株式会社 | 電子機器および電子機器の制御方法 |
DE602005013452D1 (de) * | 2004-02-26 | 2009-05-07 | Seiko Epson Corp | Steuerungseinrichtung, elektronischer apparat, ste steuerungsprogramm für eine elektronischen apparat, aufzeichnungsmedium |
EP2048550B1 (en) * | 2006-07-27 | 2020-12-09 | Citizen Watch Co., Ltd. | Electronic device |
-
2010
- 2010-11-12 JP JP2010253360A patent/JP5573615B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2012103178A (ja) | 2012-05-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4978677B2 (ja) | アナログ電子時計 | |
JP5098382B2 (ja) | 発電機能付き電子時計 | |
JP5211534B2 (ja) | 発電機能付き電子時計 | |
JP3674466B2 (ja) | 電圧検出装置、電池残量検出装置、電圧検出方法、電池残量検出方法、電子時計および電子機器 | |
US10372084B2 (en) | Analog electronic watch | |
EP1978422B1 (en) | Electronic timepiece with generator function | |
JP5482181B2 (ja) | アナログ電子時計 | |
JP5025070B2 (ja) | 電子時計 | |
JP5906727B2 (ja) | アナログ電子時計 | |
JP5573615B2 (ja) | 指針式電子時計 | |
JP5845920B2 (ja) | アナログ電子時計 | |
JPH0277679A (ja) | アナログ電子時計用ic及びアナログ電子時計 | |
JP2004085580A (ja) | 電圧検出装置 | |
JP2011191220A (ja) | アナログ電子時計 | |
JP5212326B2 (ja) | アナログ電子時計 | |
JP6278016B2 (ja) | アナログ電子時計及び指針駆動制御装置 | |
JP6593467B2 (ja) | アナログ電子時計 | |
JPH09101380A (ja) | 電子時計 | |
JP3041351B2 (ja) | クロノグラフ機能付アナログ電子時計 | |
JP2000356690A (ja) | 電子時計及び電子時計の制御方法 | |
US11906934B2 (en) | Watch motor control circuit, electronic watch, and watch motor control method | |
JP6852767B2 (ja) | 時計及びプログラム | |
CN111338201B (zh) | 电子钟表、机芯以及电机控制电路 | |
TWI746663B (zh) | 時計及時計的控制方法 | |
JP2012198156A (ja) | 電子時計 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20131015 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20140528 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Effective date: 20140603 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Effective date: 20140616 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 |
|
R150 | Certificate of patent (=grant) or registration of utility model |
Ref document number: 5573615 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |