JP4047525B2 - 車両用指針式表示装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、車両用指針式表示装置に関し、より詳細には、車両の状態に伴って変化する状態情報により規定される目標指示位置を所定時間毎に更新し、当該更新した目標指示位置に指針を移動させることにより、前記状態情報を表示するように構成した車両用指針式表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、車両の速度やエンジンの回転数を表示する車両用指針式表示装置が知られている。この車両用指針式表示装置においては、指針の目標指示位置情報、より詳細には、その時点において取得された車両の速度情報やエンジンの回転数情報に基づく指針の目標指示位置情報をデータ更新周期毎に与え、このデータ更新周期より短周期の制御位置算出周期毎に、指針の現在指示位置と上述した目標指示位置との差に応じて次の制御位置算出周期時点における指針の指示位置となる制御位置を与え、次の制御位置算出周期までの期間内にこの制御位置まで指針を移動させる。
【0003】
すなわち、その時点における車両の走行速度あるいはエンジン回転数に相当する指針の目標指示位置情報をデータ更新周期毎に与え、そして、このデータ更新周期より短周期の制御位置算出周期毎に指針を移動させる制御量を算出し、この制御量にて指針を移動させている。この構成により、指針には制御位置算出周期毎の移動量が与えられるので、指針を現指示位置から目標指示位置まで移動させる際に、指針の動きを円滑にすることができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の車両用指針式表示装置において、指針の応答性を速くしたいなどのメーカやユーザの要望があると、データ更新周期は固定値であったため、そのデータ更新周期を記憶している記憶媒体の変更を行わなければならなかった。これらに対応するにはソフトウェアの変更を行わなければならないため、即時に対応することができず、かつ、その変更を依頼しなければならないためにコストを要してしまうというという不具合を、従来の車両用指針式表示装置は有していた。
【0005】
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、ユーザが簡単に指針の応答性を変更することができる車両用指針式表示装置を提供することを課題としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載の車両用指針式表示装置は、図1の基本構成図に示すように、車両の状態に伴って変化する状態情報により規定される目標指示位置を所定時間毎に更新し、当該更新した目標指示位置に指針を移動させることにより、前記状態情報を表示するように構成した車両用指針式表示装置において、前記所定時間として設定することが可能な更新時間情報を複数記憶する更新時間情報記憶手段3と、表示器41に表示する前記車両の総走行距離や区間走行距離などを切り替えるための切替操作手段19と、前記切替操作手段19の所定操作に応じて前記所定時間を前記表示器41に表示させ、その後の前記切替操作手段19の操作に応じて前記更新時間情報記憶手段3に記憶している前記更新時間情報を前記表示器41に順次表示させて、前記更新時間情報記憶手段3に記憶している前記更新時間情報の中から、前記所定時間とする前記更新時間情報を選択させるための選択手段21aと、前記選択手段21aの選択に対応する前記更新時間情報を、前記所定時間として設定する更新時間情報設定手段21bと、を備えることを特徴とする。
【0007】
上記請求項1に記載した本発明の車両用指針式表示装置によれば、総走行距離や区間走行距離などが表示器41に表示された状態で、切替操作手段19にて所定操作が行われると、表示器41の表示内容は選択手段21aによって所定時間に切り替えられる。この表示状態で切替操作手段19が操作される毎に、更新時間情報記憶手段3に記憶している更新時間情報が表示器1に選択手段21aによって順次表示される。そして、更新時間情報記憶手段3に記憶している更新時間情報の中から、所定時間とする更新時間情報が選択手段21aによって選択されると、その更新時間情報が所定時間として更新時間情報設定手段21bによって設定される。そして、選択した所定時間毎に目標指示位置が更新される。よって、目標指示位置を更新する周期である所定時間は、更新時間情報記憶手段3に記憶している更新時間情報の中から選択することができるため、車両用指針式表示装置における応答性を調整することができる。そして、車両用指針式表示装置が表示器41を備えている場合、切替操作手段19の所定操作に応じて表示器41に所定時間を表示するようにしているので、設定変更用に表示装置等を構成に追加する必要がない。また、切替操作手段19の操作に応じて表示器41に更新時間情報を順次表示するようにしているので、運転者等に更新時間情報を容易に選択させることができる。従って、既存の車両用指針式表示装置の構成を変更することなく、指針の応答性を運転者等に容易に調整させることができる。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る車両用指針式表示装置の一実施の形態を、図2〜図6の図面を参照して説明する。
【0011】
ここで、図2は本発明に係る車両用指針式表示装置の概略構成の一例を示す構成図であり、図3は図2のEEPROMのメモリマップの一例を示す図であり、図4は図2のCPUが行う本発明に係るタコメータ駆動処理の一例を示すフローチャートであり、図5は図4の応答性調整処理の一例を示すフローチャートであり、図6は車両用指針式表示装置における表示例を説明するための図である。
【0012】
車両用指針式表示装置は、図2に示すように、各種情報等を入力する入力部1と、装置の各種制御を行う制御部2と、制御部2が参照する情報が格納されるEEPROM3と、車両に関する各種情報を表示する表示部4と、を有して構成している。
【0013】
入力部1は、上述したように各種情報等を入力するための機構として設けられており、電源関係の端子群、各種センサ関係の端子群及び操作スイッチとから概略構成されている。上述した電源関係の端子群としては、不図示のバッテリからの電源電圧が供給される電源端子(BATT+)11と、接地電位とされるGND端子12とが設けられている。そして、この電源端子11を介して供給された電源電圧はレギュレータ11aを介して所定の電圧に調整され制御部2に供給される。
【0014】
また、各種センサ関係の端子群としては、エンジンの始動・停止を制御するイグニッションスイッチ(不図示)からのイグニッション信号が入力されるイグニッション端子13と、車両が単位距離走行する毎に走行パルスを出力する走行センサ(不図示)からの走行パルス信号が入力されるSP端子14と、エンジン点火系の一構成要素として構成されるイグニッションコイル(不図示)からのエンジン回転数に比例したパルス信号(エンジン回転信号)が入力されるTA端子15と、燃料タンクに設けられガソリンなどの燃料の残量を検出するフューエルセンサ(不図示)からの燃料検出信号が入力されるFUEL端子16と、エンジンを冷却する不図示のラジエータ内を循環する冷却水の温度を検出する水温センサ(不図示)からの水温信号が入力されるTEMP端子17とが設けられている。
【0015】
そして、イグニッション端子13、SP端子14及びTA端子15にはそれぞれ対応するインタフェイス(I/F)回路13a、回路14a、及び回路15aがそれぞれ付設され、これらのI/F回路13a乃至15aを介してイグニッション信号、走行パルス信号及びエンジン回転信号が制御部2に入力される。また、FUEL端子16及びTEMP端子17からの燃料検出信号及び水温信号は分圧回路18を介して制御部2に入力される。
【0016】
また、切替操作手段としては、車両の走行距離情報を総走行距離(ODD)と区間走行距離(TRIP)に切り換える際に操作する切換スイッチ19が設けられている。
【0017】
制御部2は、CPU21、ROM22及びRAM23から構成されている。CPU21は、動作プログラムに従って所定の処理動作を実行するいわゆる中央制御装置として機能するもので、上述した入力部1からの各種信号、電源電圧などが入力される。このCPU21には、表示部4の後述する各表示機構に対応して設けられた複数のドライバ24乃至28が付設されている。
【0018】
ROM22は、CPU21の動作プログラムや予め与えられる規定値などが保持された記憶手段として構成されており、装置の動作時において、その保持内容がCPU21により参照される。RAM23は、CPU21の動作時において必要な情報を一時保持する読み書き可能な記憶手段として構成されている。
【0019】
EEPROM3は、種々のテーブル情報などを格納する記憶手段として構成されている。そして、このEEPROM3は、図3に示すように、表示を更新するまでの時間を示す所定時間情報3a、この所定時間情報3aとして設定することが可能な複数の更新時間情報3b等を格納する各種格納エリアをさらに有している。
【0020】
所定時間情報3aには、車両の状態に伴って変化する状態情報により規定される目標指示位置を更新させる所定時間が格納され、例えば、所定時間情報3aの初期値として8[msec]が格納される。更新時間情報3bは、選択を可能とする所定時間の個数に対応して設けられる。例えば、表示を更新する所定時間が1〜32[msec]の範囲を4段階で選択可能な場合、更新時間情報3bは4エリア分設けられ、各エリアには1、8、16、32[msec]が格納される。そうすることで、運転者に4段階の所定時間の中から好みの所定時間を選択させることができる。なお、本発明はこれに限定するものではなく、更新時間情報3bを細かく設けることで、応答性の微調整を可能とすることができる。
【0021】
表示部4は、主に車両の総走行距離(ODD)あるいは区間走行距離(TRIP)といった車両の走行距離に関する情報を表示し、表示器に相当する液晶ディスプレイ(LCD)41と、車両の走行速度情報を表示するスピードメータ42と、エンジンの回転数を表示するタコメータ43と、燃料の残量を表示するフューエルゲージ44、ラジエータの冷却水の温度を表示する水温計45とを備えている。
【0022】
そして、この表示部4の各表示機構の内、スピードメータ42、タコメータ43、フューエルゲージ44及び水温計45は、その表示機構が有する指針42a乃至45aをクロスコイル42b乃至45bからの磁界により回転させることにより表示を行うクロスコイル式の指針式表示装置として構成されている。また、これらの各表示機構(LCD41乃至水温計45)は、対応する制御部2のドライバ24乃至28を介して入力された駆動信号により、走行距離情報、速度情報、エンジン回転数情報などを表示する。
【0023】
次に、上述した構成においてCPU21が行う本発明に係る処理概要の一例を、図4及び図5のフローチャートを参照して説明する。なお、説明を簡単化するために、車両用指針式表示装置としてタコメータに関する動作について説明することとする。
【0024】
BATT+11を介してバッテリ(不図示)から電力が供給されてCPU21が起動されると、図4に示すタコメータ駆動処理が上位モジュールから呼び出される。そして、ステップS10において、タイマスタート処理が実行されることで、指定された時間が経過するとタイムアウトするタイマが、EEPROM3の所定時間情報3aが指定されて起動され、その後ステップS20に進む。
【0025】
ステップS20において、切替スイッチ19にて所定操作が行われたか否かが判定される。詳細には、一定時間(例えば、10秒以上)押下され続けたか否かが判定される。所定操作が行われたと判定された場合は(ステップS20でY)、ステップS30に進む。
【0026】
ステップS30において、応答性調整処理が実行されると、図5のフローチャートに示すように、表示を更新する所定時間を運転者等に変更させる一連の処理が実行される。
【0027】
詳細には、ステップS31において、所定時間表示処理が実行されることで、EEPROM3に格納している所定時間情報3aがドライバ24に出力され、その後ステップS32に進む。この処理によって、LCD41に表示されていたODO/TRIP表示が、現在設定されている表示の更新周期(所定時間)を設定するための応答性切替モード表示に切り替えられる。そうすることで、装置が運転者に応答性切替モードに切り替わったことを認識させることができる。
【0028】
ステップS32において、切替スイッチ19が操作されたか否かが判定される。切替スイッチ19が操作されていないと判定された場合は(ステップS32でN)、この判定処理を繰り返すことで、切替スイッチ19が操作されるのを待つ。一方、切替スイッチ19が操作されたと判定された場合は(ステップS32でY)、ステップS33に進む。
【0029】
ステップS33において、操作スイッチ19がT秒(例えば、1秒)以上押下されていたか否かが判定される。T秒以上押下されていないと判定された場合は(ステップS33でN)、ステップS34に進む。
【0030】
ステップS34において、更新時間情報表示処理が実行されることで、LCD41に表示している所定時間若しくは更新時間に対応する更新時間情報3bが検索され、その更新時間情報3bが格納されている次のエリアの更新時間情報3bがEEPROM3から抽出され、この更新時間情報3bがドライバ24に出力され、その後ステップS32に戻る。そうすることで、LCD41に表示している数値が切り替えられるので、この処理を繰り返すことで、EEPROM3の更新時間情報3bが順次切り替えられてLCD41に表示される。
【0031】
また、ステップS33で切替スイッチ19がT秒以上押下されている、つまり、確定操作が行われたと判定された場合は(ステップS33でY)、ステップS35に進む。そして、ステップS35において、所定時間設定処理が実行されることで、LCD41に表示している所定時間若しくは更新時間をLCD41に光輝させるとともに、LCD41に表示している所定時間若しくは更新時間に対応する更新時間情報3bが、EEPROM3の所定時間情報3aに格納され、その後ステップS36に進む。
【0032】
ステップS36において、ODO/TRIP表示再開処理が実行されることで、表示対象となっているODO情報若しくはTRIP情報がドライバ24に出力され、その後呼び出し元である図4のタコメータ駆動処理に復帰し、図4に示すステップS50に進む。そうすることで、LCD41の表示されていた応答性切替モード表示が、通常のODO/TRIP表示に切り替えられる。
【0033】
以上の説明したように、応答性調整処理のステップS32〜S34によって運転者等に所定時間を選択させるために、LCD41に更新時間情報3bを表示させ、かつ、選択結果に対応する更新時間情報3bを所定時間情報3aとして設定指定していることから、ステップS32〜S34が選択手段、ステップS35が更新時間情報設定手段に相当する。よって、CPU21が特許請求の範囲に記載の選択手段、更新時間情報設定手段としてそれぞれ機能している。
【0034】
また、図4に示すステップS20で所定操作が行われていないと判定された場合は(ステップS20でN)、ステップS40に進む。そして、ステップS40において、タイマがタイムアウトしているか否かが判定されることで、所定時間が経過したか否かが判定される。所定時間が経過していないと判定された場合は(ステップS40でN)、ステップS20に戻り、一連の処理を繰り返すこととなる。一方、所定時間が経過していると判定された場合は(ステップS40でY)、ステップS50に進む。
【0035】
ステップS50において、指針駆動処理が実行されることで、センサ1回転分の周期データが計測され、この計測結果に基づいて1周期データが算出される。そして、この算出した1周期データが振れ角データに変換され、スムージング処理が施された振れ角データに対応するPWMデータが算出される。そして、このPWMデータに基づいたPWM駆動信号(COS+、COS−、SIN+、SIN−)がドライバ26に出力され、その後ステップS60に進む。この指針駆動処理によって、エンジン回転数に関する情報がタコメータ43に表示される。
【0036】
ステップS60において、タイマ再スタート処理が実行されることで、指定された時間が経過するとタイムアウトするタイマが、EEPROM3の所定時間情報3aが指定されて起動され、その後ステップS20に戻り、一連の処理を繰り返すこととなる。そうすることで、タコメータ43の表示は所定時間情報3aに設定されている所定時間毎に更新されることとなる。
【0037】
次に、上述した構成による実施の形態の動作(作用)の一例を、図面を参照して説明する。なお、タコメータ43の表示の切り替え時間(所定時間)は、初期値が8[msec]であり、1〜32[msec]の範囲で4段階に変更できる場合について説明する。
【0038】
車両用指針式表示装置の切替スイッチ19にて運転者等によって所定操作が行われると(ステップS20でY)、LCD41の表示対象は、図6(a)に示すODO/TRIP表示から前記所定時間の初期値である”8”の表示に切り替えられる(ステップS31)。そして、切替スイッチ19がT秒より短い時間押下されると(ステップS33でN)、表示されている”8”が格納されている次のエリアの更新時間情報3bである”16”が、図6(c)に示すようにLCD41に表示される(ステップS34)。
【0039】
その後、切替スイッチ19がT秒より短い時間押下される毎に、LCD41の表示内容が図6(d)→(e)→(b)→(c)・・・というように順次切り替えられる。そして、例えば、LCD41に図6(b)が表示されている状態で、T秒以上の切替スイッチ19の押下が検出されると(ステップS33でY)、図6(f)に示すようにLCD41が光輝され、EEPROM3の所定時間情報3aに選択された時間情報が設定される(ステップS35)。そして、LCD41の表示内容は、図6(a)に示すODO/TRIP表示に切り替えられ(ステップS36)、EEPROM3の所定時間情報3aが変更された後は、その変更された所定時間毎にタコメータ43の表示が更新される(ステップS40〜S60)。
【0040】
以上説明したように本発明の車両用指針式表示装置によれば、表示を更新するまでの時間を示す所定時間情報3aは、EEPROM(更新時間情報記憶手段)3に記憶している複数の更新時間情報3bの中から選択することができるため、車両用指針式表示装置における応答性を調整することができる。従って、車両用指針式表示装置における応答性を容易に変更することができる。
【0041】
また、既存の車両用指針式表示装置がLCD(表示器)41を備えている場合、切替スイッチ(切替切替操作手段)19の所定操作に応じてLCD41に所定時間を表示するようにしているので、設定変更用に新たに表示装置等を構成に追加する必要がない。また、切替スイッチ19の操作に応じてLCD41に更新時間情報3bを順次表示するようにしているので、運転者等に更新時間情報3bを容易に選択させることができる。従って、既存の車両用指針式表示装置の構成を変更することなく、指針の応答性を運転者等に容易に調整させることができる。
【0042】
なお、上述した本実施の形態では、更新時間情報3bを表示器であるLCD41に順次表示する場合について説明したが、本発明はこれに限定するものではなく、所定時間を所定範囲内で入力させる、大型の表示器に更新時間情報3bを全て表示させて選択させる、車両用指針式表示装置に接続される表示器に更新時間情報3bを表示させて選択させる等の種々異なる実施の形態とすることができる。
【0043】
【発明の効果】
以上説明したように請求項1に記載した本発明の車両用指針式表示装置によれば、目標指示位置を更新する周期である所定時間は、更新時間情報記憶手段に記憶している更新時間情報の中から選択することができるため、車両用指針式表示装置における応答性を調整することができる。そして、車両用指針式表示装置が表示器を備えている場合、切替操作手段の所定操作に応じて表示器に所定時間を表示するようにしているので、設定変更用に表示装置等を構成に追加する必要がない。また、切替操作手段の操作に応じて表示器に更新時間情報を順次表示するようにしているので、運転者等に更新時間情報を容易に選択させることができる。従って、既存の車両用指針式表示装置の構成を変更することなく、指針の応答性を運転者等に容易に調整させることができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の車両用指針式表示装置の基本構成を示す図である。
【図2】本発明に係る車両用指針式表示装置の概略構成の一例を示す構成図である。
【図3】図2のEEPROMのメモリマップの一例を示す図である。
【図4】図2のCPUが行う本発明に係るタコメータ駆動処理の一例を示すフローチャートである。
【図5】図4の応答性調整処理の一例を示すフローチャートである。
【図6】車両用指針式表示装置における表示例を説明するための図である。
【符号の説明】
3 更新時間情報記憶手段(EEPROM)
19 切替操作手段(切替スイッチ)
21a 選択手段(CPU)
21b 更新時間情報設定手段(CPU)
41 表示器(LCD)
Claims (1)
- 車両の状態に伴って変化する状態情報により規定される目標指示位置を所定時間毎に更新し、当該更新した目標指示位置に指針を移動させることにより、前記状態情報を表示するように構成した車両用指針式表示装置において、
前記所定時間として設定することが可能な更新時間情報を複数記憶する更新時間情報記憶手段と、
表示器に表示する前記車両の総走行距離や区間走行距離などを切り替えるための切替操作手段と、
前記切替操作手段の所定操作に応じて前記所定時間を前記表示器に表示させ、その後の前記切替操作手段の操作に応じて前記更新時間情報記憶手段に記憶している前記更新時間情報を前記表示器に順次表示させて、前記更新時間情報記憶手段に記憶している前記更新時間情報の中から、前記所定時間とする前記更新時間情報を選択させるための選択手段と、
前記選択手段の選択に対応する前記更新時間情報を、前記所定時間として設定する更新時間情報設定手段と、
を備えることを特徴とする車両用指針式表示装置。
Priority Applications (1)
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JP2000238229A JP4047525B2 (ja) | 2000-08-07 | 2000-08-07 | 車両用指針式表示装置 |
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JP2002048606A JP2002048606A (ja) | 2002-02-15 |
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Family Applications (1)
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Country Status (1)
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- 2000-08-07 JP JP2000238229A patent/JP4047525B2/ja not_active Expired - Lifetime
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