JP5705555B2 - エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法 - Google Patents

エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法 Download PDF

Info

Publication number
JP5705555B2
JP5705555B2 JP2011002743A JP2011002743A JP5705555B2 JP 5705555 B2 JP5705555 B2 JP 5705555B2 JP 2011002743 A JP2011002743 A JP 2011002743A JP 2011002743 A JP2011002743 A JP 2011002743A JP 5705555 B2 JP5705555 B2 JP 5705555B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
eco
driver
drive
learning
vehicle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2011002743A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012145671A (ja
Inventor
博康 高木
博康 高木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Yazaki Corp
Original Assignee
Yazaki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Yazaki Corp filed Critical Yazaki Corp
Priority to JP2011002743A priority Critical patent/JP5705555B2/ja
Publication of JP2012145671A publication Critical patent/JP2012145671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5705555B2 publication Critical patent/JP5705555B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02TCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO TRANSPORTATION
    • Y02T10/00Road transport of goods or passengers
    • Y02T10/80Technologies aiming to reduce greenhouse gasses emissions common to all road transportation technologies
    • Y02T10/84Data processing systems or methods, management, administration

Landscapes

  • Instrument Panels (AREA)

Description

本発明は、車両に乗車した運転手に対してエコドライブの学習を支援するエコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法に関するものである。
車両に対する運転者のエコドライブを評価するエコドライブ判定装置や、運転を支援する運転支援装置が従来から知られている。特許文献1のエコドライブ評価装置は、走行待機時間が長くなるような場合でも、エンジンの停止がアイドリングストップによるものであるかを判定して、アイドリングストップの情報に基づいてエコドライブの評価を正確に行う。また、特許文献2の運転支援装置は、燃料を過剰に消費したか否かを診断し、該診断結果に基づいて運転者の運転技術の習得度を判定し、習得度に応じて運転者の運転操作に対してアドバイスを出力する。
特開2009−167814号公報 特開2010−3126号公報
上述したように従来からエコドライブを普及、浸透させるために各種装置が提案されてきたが、現実的には普及、浸透には至っていない。そして、エコドライブをしない(できない)理由を探究した結果、その多くがエコドライブの仕方がわからないというものであった。この原因としては、エコドライブの仕方を学ぶ場所や機会が少ない点が挙げられる。また、現在のエコドライブの支援方法では、エコドライブの仕方や評価結果を表示するのみであったため、運転者にとっては理解し難いものであった。また、エコドライブを学ぶために講習会等に出向くのは煩わしく、自分のペースでエコドライブを学習できないという問題があった。さらに、実際に車両を運転している運転者に対してエコドライブを支援する場合、運転者によってはエコドライブに意識が集中してしまい、危険な状況が発生する可能性があった。
よって本発明は、上述した問題点に鑑み、実際の車両でエコドライブの学習を支援するエコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法を提供することを課題としている。
上記課題を解決するためになされた請求項1に記載の発明は、上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項1記載のエコドライブ学習支援装置は、図1の基本構成図に示すように、車両に搭載されて前記車両の運転者にエコドライブの学習を支援するエコドライブ学習支援装置であって、前記車両が移動不能状態であるか否かを判定する移動不能状態判定手段P1と、前記移動不能状態判定手段P1が移動不能状態であると判定した場合に、前記車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対する前記エコドライブを学習するための操作を前記運転者に指示する操作指示手段P2と、前記操作指示手段P2による指示に対応した前記加速器に対する前記運転者の第1操作量及び前記制動機に対する前記運転者の第2操作量の少なくとも一方を取得する操作量取得手段P3と、前記取得した第1操作量及び第2操作量の少なくとも一方と前記操作指示手段P2の操作指示に対応して予め定められたエコドライブ判定条件とに基づいて、前記運転者のエコドライブを判定する判定手段P4と、前記判定手段P4が判定した判定結果に基づいて前記エコドライブの学習を支援する支援情報を生成する支援情報生成手段P5と、前記生成した支援情報を前記運転者に対して出力する支援情報出力手段P6と、を有することを特徴とする。
上記請求項1に記載した本発明のエコドライブ学習支援装置によれば、移動不能状態判定手段P1は車両のシフトポジション、イグニッションスイッチ、サイドブレーキ、等に基づいて車両が移動不能状態であるか否かを判定する。なお、移動不能状態とは、車両が移動しない且つアクセルペダルやブレーキペダルを操作しても安全性で問題がない状態を意味している。そして、操作指示手段P2は、車両が移動不能状態であると判定されると、エコドライブを学習するための操作を運転者に対して指示する。この指示により、運転者が車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対して操作すると、操作量取得手段P3はその運転者の第1,2操作量を取得する。そして、判定手段P4が当該取得した第1,2操作量とエコドライブ判定条件とに基づいて運転者のエコドライブを判定すると、支援情報生成手段P5がその判定結果に基づいてエコドライブの学習を支援する支援情報を生成し、支援情報出力手段P6が支援情報を運転者に対して例えば表示器、スピーカー、等から出力する。
請求項2記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1に記載のエコドライブ学習支援装置において、前記車両の運転席に着席した前記運転者が目視可能なように車内に設けられた表示器30を有し、前記操作指示手段P2は、前記エコドライブを学習するための操作指示情報を前記表示器30に表示させる手段であることを特徴とする。
上記請求項2に記載した本発明のエコドライブ学習支援装置によれば、操作指示手段P2は、前記エコドライブを学習するための操作指示情報を、運転席に着席した運転者が目視可能に設けられた表示器30に表示させることができる。
請求項3記載の発明は、図1の基本構成図に示すように、請求項1又は2に記載のエコドライブ学習支援装置において、前記取得した第1操作量及び第2操作量の少なくとも一方に基づいて、前記運転者の操作に応じた前記加速器及び前記制動機の少なくとも一方の動作状態を算出する算出手段P7と、前記算出した動作状態を前記運転者に対して出力する動作状態出力手段P8と、を有することを特徴とする。
上記請求項3に記載した本発明のエコドライブ学習支援装置によれば、算出手段P7は第1操作量及び第2操作量の少なくとも一方の動作状態を算出すると、動作状態出力手段P8は当該動作状態を運転者に対して出力する。
上記課題を解決するため本発明によりなされた請求項4記載のエコドライブ学習支援方法は、車両に乗車した運転者にエコドライブの学習を支援するエコドライブ学習支援方法であって、前記車両が移動不能状態であるか否かを判定する移動不能状態判定工程と、前記移動不能状態判定工程が移動不能状態であると判定した場合に、前記車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対する前記エコドライブを学習するための操作を前記運転者に指示する操作指示工程と、前記操作指示工程による指示に対応した前記加速器に対する前記運転者の第1操作量及び前記制動機に対する前記運転者の第2操作量の少なくとも一方を取得する操作量取得工程と、前記取得した第1操作量及び第2操作量の少なくとも一方と前記操作指示工程の操作指示に対応して予め定められたエコドライブ判定条件とに基づいて、前記運転者のエコドライブを判定する判定工程と、前記判定工程で判定した判定結果に基づいて前記エコドライブの学習を支援する支援情報を生成する支援情報生成工程と、前記生成した支援情報を前記運転者に対して出力する支援情報出力工程と、を有することを特徴とする。
上記請求項4に記載した本発明のエコドライブ学習支援方法によれば、車両が移動不能状態であると判定した場合に、エコドライブを学習するための操作を運転者に対して指示すると、運転者が車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対して操作した第1,2操作量を取得する。そして、該取得した第1,2操作量とエコドライブ判定条件とに基づいて運転者のエコドライブを判定すると、該判定結果に基づいた支援情報を生成し、該支援情報を運転者に対して例えば表示器、スピーカー、等から出力する。
以上説明したように請求項1,4に記載した本発明によれば、運転者が車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対して操作した第1,2操作量を取得して運転者のエコドライブを判定し、該判定結果に基づいた支援情報を生成して運転者に出力するようにしたことから、運転者は操作指示に対応して操作することで、エコドライブの仕方を学習することができ、その操作結果に対応した支援情報を参照することで、運転者に適した対処等を学習することができる。従って、運転者は講習会等に行ってエコドライブを学習する必用がないことから、運転者のペースで学習することができるため、運転者は理解しやすくなり且つエコドライブの普及、浸透に貢献することができる。また、エコドライブを公道等で実際に練習すると危険な運転になってしまう可能性があるが、車両が移動不能状態で学習可能としたため、実際の車両で学習しても安全を保障することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の発明の効果に加え、エコドライブを学習するための操作指示情報を表示器に表示するようにしたことから、運転席に着席した運転者がその操作指示を目視しながら、操作してエコドライブを学習することができるため、例えば操作タイミング、操作方法、等を操作指示することで、運転者にエコドライブを容易に学習させることができる。
請求項3に記載の発明によれば、請求項1又は2に記載の発明の効果に加え、取得した第1,2操作量から車両の動作状態を算出して運転者に対して出力するようにしたことから、運転者が操作した車両の動作状態を運転者に認識させることができるため、エコドライブを理解し易くすることができる。
本発明に係るエコドライブ学習支援装置の基本構成を示す構成図である。 車両用表示システムの概略構成を示す構成図である。 図2中のエコドライブ学習支援装置の一例を示す正面図である。 図2中のエコドライブ学習支援装置の概略構成の一例を示すシステム構成図である。 図4中のCPUが実行する本発明に係る処理概要の一例を示すフローチャートである。 図4中のCPUが実行するシミュレーション処理の一例を示すフローチャートである。 燃料カットにかかる説明画面の一例を示す図である。 燃料カットにかかる操作指示画面のその1を示す図である。 燃料カットにかかる操作指示画面のその2を示す図である。 燃料カットにかかる操作指示画面のその3を示す図である。 燃料カットにかかる支援情報のその1を示す図である。 燃料カットにかかる支援情報のその2を示す図である。 燃料カットにかかる支援情報のその3を示す図である。 ブレーキのタイミングにかかる各種画面の一例示す図であり、(a)は説明画面、(b)は支援情報をそれぞれ示している。
以下、本発明に係るエコドライブ学習支援装置を車両用表示システムに適用する場合の実施形態の一例を、図2〜図14の図面を参照して以下に説明する。
図2において、車両用表示システム100は、例えば、乗用車、トラック、等の車両に搭載されている。車両用表示システム100は、エコドライブ学習支援装置1と、エンジンECU(Electronic Control Unit)2と、を有して構成している。そして、エコドライブ学習支援装置1とエンジンECU2は、車両ネットワーク3に通信可能に接続されている。なお、本実施形態では車両ネットワーク3における通信プロトコルを、公知であるCAN(Controller Area Network)とする場合について説明するが、例えばLIN(Local Interconnect Network)等の各種通信プロトコルを採用することができる。また、エコドライブ学習支援装置1とエンジンECU2とを直接通信可能に接続してもよい。
エンジンECU2は、公知であるように、車両のエンジン出力・燃費・排気ガスの清浄度を向上させるためにエンジンや車両の状態を示す各種のセンサからの入力信号をもとに、燃料噴射量・点火時期・スロットル開度を総合的に高精度に制御する。そして、エンジンECU2には、車両のアクセルセンサが電気的に接続されており、当該アクセルセンサから加速器(アクセル)の開閉度合いを示すデータが入力される。エンジンECU2には、運転者がフットブレーキを操作した踏み込み量を示すブレーキ信号が入力される。
本実施形態では、車両でエコドライブ学習支援を行うに当たり、車両の安全性を考慮して、エンジンECU2は車両のパーキングブレーキがオフのときのみ(移動不能状態)、エコドライブ学習支援装置1からの要求に応じて、加速器に対する第1操作量、減速機に対する第2操作量をエコドライブ学習支援装置1に車両用ネットワーク3を介して送信する。
また、本発明のエコドライブの学習で車両のギアシフトやステアリングを実際に動かす場合、車両の停車中であってもステアリングやギアシフトを動かすと車両は動いてしまう、又は、ステアリングを重くて動かすことができないという問題が生じてしまう。そこで、本実施形態のエコドライブ学習支援装置1は、パーキングブレークなどで確実に車両が止まった状態(移動不能状態)で、エコドライブの学習を支援することを前提とし、エコドライブ学習中の車両が不用意に移動することを防止している。
次に、エコドライブ学習支援装置1は、周知であるコンビネーションメータであり、図3及び図4に示すように、車両速度、エンジン回転、燃料残量、温度等の計測値を表示する複数の計器20と、本発明にかかる表示器に相当する液晶ディスプレイ(LCD)30と、複数のウォーニング40と、を有して構成している。そして、エコドライブ学習支援装置1は、周知であるように、複数の計器20とLCD30との間は見返し10aが配置されており、それらを表ガラス10bで覆った状態で車両の運転席の前方に配置されている。
複数の計器20の各々は、周知であるように、表面に目盛及び数字、文字または記号等の指標が設けられた文字板と、該文字板の前面に配置される指針と、計測量に応じて指針を駆動する内機と、を有して構成している。本実施形態の複数の計器20は、図3に示すように、速度計(SPEED)20aと回転計(REV)20bとを有している。
エコドライブ学習支援装置1は、車両のバッテリBからの電力によって動作する構成となっている。エコドライブ学習支援装置1は、前記バッテリBに対して予め定められた電圧低下を検出する電圧低下検出手段を有している。エコドライブ学習支援装置1は、該電圧低下の検出に応じて前記エコドライブの学習を中止することで、車両のバッテリ上がりを防止している。また、エコドライブ学習支援装置1は、エコドライブの学習を中止した旨を運転者に対して通知しても良い。なお、エコドライブ学習支援装置1は、車両のバッテリB以外の電力で動作させる実施形態とすることもできる。
エコドライブ学習支援装置1は、図4に示すように、CPU(central processing unit)11と、ROM(read only memory)12と、RAM(random access memory)13と、フラッシュメモリ(フラッシュROM)14と、通信部15と、を有している。
CPU11は、エコドライブ学習支援装置1全体の制御を司り、ROM12に記憶されているプログラムに従った制御を行う。CPU11は、電源回路11bを介して車両のバッテリーから供給される電力によって動作する。CPU11は、インタフェース(I/F)11iを介して車両のイグニッションスイッチ(IGN+)のアクセサリOFF状態からアクセサリON状態への変化に応じて起動し、IGN+のアクセサリON状態からアクセサリOFF状態への変化に応じて動作を終了する。
CPU11は、I/F11iを介して車両のステアリングセンサ5と電気的に接続されている。ステアリングセンサ5は、車両のステアリング機構に取り付けられ、ステアリングの操舵に応じた舵角信号を出力している。そして、CPU11は、ステアリングセンサ5から舵角信号が入力されると、その信号が示す操作舵角を取得して記憶する。
なお、本実施形態では、上述したエンジンECU2から加速器、制動機にに対する運転者の操作量を取得する場合について説明するが、これに代えて、アクセルセンサ、ブレーキセンサをI/F11iに接続して取得する構成とすることもできる。
ROM12は、エコドライブ学習支援装置1のCPU11をコンビネーションメータとして機能させるためのプログラムを記憶している。ROM12は、図1に示す請求項中の移動不能状態判定手段P1、操作指示手段P2、操作量取得手段P3、判定手段P4、支援情報生成手段P5、支援情報出力手段P6、算出手段P7、動作状態出力手段P8、等の各種手段としてCPU11を機能させるためのエコドライブ学習支援プログラムを記憶している。そして、CPU11はエコドライブ学習支援プログラムを実行することで、上記移動不能状態判定手段P1、操作指示手段P2、操作量取得手段P3、判定手段P4、支援情報生成手段P5、支援情報出力手段P6、算出手段P7、動作状態出力手段P8、等の各種手段として機能することになる。
なお、本実施形態では、エコドライブ学習支援プログラムをROM12に予め記憶しておく場合について説明するが、これに代えて、例えばエコドライブ学習支援プログラムをフラッシュメモリ14に記憶したり、外部の記憶媒体に記憶したエコドライブ学習支援プログラムを学習時等にロードする、等の種々異なる実施形態とすることができる。
本実施形態のエコドライブ学習支援プログラムは、複数種類の学習項目の各々に対するエコドライブ学習を支援するためのシミュレーションプログラムを有している。そして、学習項目の一例としては、「ふんわりアクセル」、「ブレーキのタイミング」、「エンジンブレーキ」、「燃料カットとは」、等が挙げられる。
「ふんわりアクセル」は、エコドライブをするための車両のアクセルペダルの踏み方等を運転者に学習させるための学習項目である。「ブレーキのタイミング」は、エコドライブをするための車両のブレーキペダルの踏み方等を運転者に学習させるための学習項目である。「エンジンブレーキ」は、エコドライブに有効なエンジンブレーキのこつを運転者に学習させるための学習項目である。「燃料カットとは」は、燃料カットをするための運転方法を運転者に学習させるための学習項目である。
RAM13は、各種のデータを格納するとともにCPU11の処理作業に必要なエリアを有している。そして、フラッシュメモリ14は、データの消去・書き込みを自由に行なうことができ、電源を切っても内容が消えない半導体メモリとなっている。フラッシュメモリ14は、CPU11が読み出し/書き込み自由に、CPU11に電気的に接続されている。フラッシュメモリ14は、エコドライブの学習に用いる評価用動画、車両の種類等に対応したエコドライブ判定条件、等の各種データを記憶している。
通信部15は、車両に構築されているCAN等の車載ネットワーク3にI/F11iを介して通信可能に接続され、CAN等の通信プロトコルで車載ネットワーク3に接続された他の電子機器と通信を行う。通信部15は、CPU11から入力される情報を送信先に送信すると共に、他の電子機器から受信した情報をCPU11に出力する。そして、通信部15は、上記エンジンECU2から第1操作量、第2操作量を受信すると、該第1操作量、第2操作量をCPU11に対して出力する。
また、CPU11にはモータドライバ16とLCDドライバ17と出力部18が電気的に接続されている。そして、モータドライバ16には、速度計20a、回転計20bの2つの計器20が電気的に接続されている。モータドライバ16は、CPU11の制御により各計器20の内機(モータ)を駆動させる。これにより、各計器20は指針を計測量に応じた指示位置まで回動させ、文字板の指標と協働して計測量を表示する。
LCDドライバ17には、LCD30が電気的に接続されており、CPU11の制御によりLCD30を駆動させる。LCD30は、CPU11からの要求に応じた情報を表示することが可能な構成となっている。そして、CPU11から要求された各種情報等を、LCDドライバ17がLCD30に表示させる場合について説明する。
出力部18は、図示しないが、CPU11と電気的に接続されたドライバと、該ドライバと電気的に接続されたスピーカと、を有して構成している。出力部18は、運転者に対して、CPU11から要求された情報を音声で出力したり、要求された警報信号を警報音で出力する。
次に、上述した操作指示情報は、エコドライブの操作を指示して運転者に学習させるための情報であり、LCD30に表示される。そして、操作指示情報の一例としては、上記「ふんわりアクセル」、「ブレーキのタイミング」、「エンジンブレーキ」、「燃料カットとは」、等に対応して運転者に操作、目標操作量などを指示するための表示画面、動画、等の各種データを有して構成している。
次に、上述したCPU11が実行するエコドライブの学習を支援する場合の処理概要の一例を、図5のフローチャートを参照して以下に説明する。
車両のアクセサリースイッチのON等に応じてCPU11が起動されると、CPU11は、図5に示すステップS1(移動不能状態判定手段に相当)において、車両のギアシフトがパーキングであるか否かを判定する。CPU11は、パーキングではないと判定した場合(S1でN)、車両が移動可能状態であると判定し、この判定処理を繰り返してパーキングになるのを待つ。一方、CPU11は、パーキングであると判定した場合(S1でY)、ステップS2の処理に進む。
CPU11は、ステップS2において、運転者が予め定められた操作を行ったか等に基づいてエコドライブ学習モードであるか否かを判定する。CPU11は、エコドライブ学習モードではないと判定した場合(S2でN)、ステップS1に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、CPU11は、エコドライブ学習モードであると判定した場合(S2でY)、ステップS3の処理に進む。
CPU11は、ステップS3において、上記エコドライブ学習支援プログラムを読み込んで実行し、ステップS4において、学習項目選択画面を表示するための選択画面情報の表示をLCDドライバ17に要求することで、LCD30に学習項目選択画面を表示させ、その後ステップS5の処理に進む。なお、学習項目選択画面は、上記「ふんわりアクセル」、「ブレーキのタイミング」、「エンジンブレーキ」、「燃料カットとは」等を運転者に選択させるための画面となっている。
CPU11は、ステップS5において、LCD30による学習項目選択画面の表示に応じた、第1操作スイッチ6a、第2操作スイッチ6b等に対する運転者の操作結果に基づいて、学習項目が選択されたか否かを判定する。CPU11は、選択されていないと判定した場合(S5でN)、ステップS7の処理に進む。一方、CPU11は、選択されたと判定した場合(S5でY)、その選択結果をRAM13等に記憶し、その後ステップS6の処理に進む。
CPU11は、ステップS6において、運転者によって選択された学習項目に対応するシミュレーションプログラムを実行し、該実行したシミュレーションの終了に応じてステップS7の処理に進む。なお、シミュレーションの処理の詳細については後述する。
CPU11は、ステップS7において、車両のアクセサリースイッチのOFF、運転者からの終了要求の発生、等に基づいて、エコドライブ学習モードを終了するか否かを判定する。CPU11は、終了しないと判定した場合(S7でN)、ステップS5の処理に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、CPU11は、終了すると判定した場合(S7でY)、図5に示すフローチャートの処理を終了する。
次に、CPU11が実行する上述したシミュレーションの処理概要の一例を、図6のフローチャートを参照して以下に説明する。
CPU11は、図6に示すシミュレーション処理プログラムを実行すると、ステップS101において、運転者が選択した学習項目を説明する説明画面を表示するための説明画面情報の表示をLCDドライバ17に要求することで、LCD30に説明画面を表示させ、その後ステップS102の処理に進む。なお、学習の説明が不要の場合は、説明画面の表示処理を削除することもできる。
CPU11は、ステップS102(操作指示手段に相当)において、前記選択された学習項目に対応した操作を運転者に指示する操作指示画面を表示するための操作指示画面情報の表示をLCDドライバ17に要求することで、LCD30に操作指示画面を表示させ、その後ステップS103の処理に進む。そして、運転者はその操作指示画面を参照して車両のアクセルペダル、ブレーキペダル等に対する操作を行うことになる。
CPU11は、ステップS103(操作量取得手段に相当)において、通信部15を介して第1操作量、第2操作量をエンジンECU2から取得すると、それらの各操作量を時系列的にフラッシュメモリ14等に記憶し、その後ステップS104の処理に進む。そして、CPU11は、ステップS104(算出手段に相当)において、前記取得した各操作量に基づいて車両の動作状態を算出し、該算出した動作状態をフラッシュメモリ14に時系列的に記憶し、その後ステップS105の処理に進む。
ここで、「燃料カット」を学習する場合に、動作状態の算出方法の一例を説明する。まず、車両のエンジン回転数を算出する場合、第1操作量が示すアクセル量と車両に対応して予め定められた算出係数との掛け算を行ってエンジン回転数を求める。そして、車両の走行距離を算出する場合、前記算出したエンジン回転数と車両に対応して予め定められた算出係数との掛け算を行って走行距離を求める。そして、車両の燃費を算出する場合、前記算出した走行距離を車両に対応して予め定められた燃料消費量で割り算して燃費を求める。なお、他の学習項目についても、予め定めた算出方法と第1,2操作量とに基づいて算出を行う。
CPU11は、ステップS105において、複数の学習項目の各々に対応した更新タイミングであるか否かを判定する。なお、更新タイミングの一例としては、アクセルペダルのOFF、ブレーキペダルに対する操作発生、予め定められた間隔、等が挙げられる。そして、CPU11は、更新タイミングではないと判定した場合(S105でN)、ステップS107の処理に進む。一方、CPU11は、更新タイミングであると判定した場合(S105でY)、ステップS106の処理に進む。
CPU11は、ステップS106(操作指示手段、動作状態出力手段に相当)において、LCD30に表示している操作指示画面の更新をLCDドライバ17に要求し、その後ステップS107の処理に進む。なお、更新の一例としては、算出した動作状態を操作指示画面に反映する、操作指示下面における操作指示を更新する、等が挙げられる。
CPU11は、ステップS107において、例えば、操作終了、予め定められた経過時間等の判定タイミングであるか否かを判定する。CPU11は、判定タイミングではないと判定した場合(S107でN)、ステップS103の処理に戻り、一連の処理を繰り返す。一方、CPU11は、判定タイミングであると判定した場合(S107でY)、ステップS108の処理に進む。
CPU11は、ステップS108(判定手段に相当)において、フラッシュメモリ18に記憶している第1,2操作量、各種算出結果、等と予め定められたエコドライブ判定条件とを比較し、該比較結果に基づいて運転者が実際に操作した操作結果に対応するエコドライブを判定し、該判定結果をフラッシュメモリ14等に記憶し、その後ステップS109の処理に進む。なお、エコドライブ判定条件は、上述した複数の学習項目の各々に対応して予め定められた判定条件であり、上述したエンジン回転数、走行距離、燃費、等からエコドライブを判定することを可能としている。
CPU11は、ステップS109(支援情報生成手段に相当)において、エコドライブの判定結果に基づいて、エコドライブの学習を支援する支援情報を生成してフラッシュメモリ14等に記憶し、その後ステップS110の処理に進む。なお、支援情報の一例としては、運転者の判定結果データと該判定結果に対応したアドバイスデータとを有する、前記判定結果データと前記アドバイスデータの何れか一方を有する、等が挙げられる。
CPU11は、ステップS110(支援情報出力手段に相当)において、前記生成した支援情報の出力をLCDドライバ17に要求することで、LCD30に支援情報を表示させ、その後図5に示すフローチャート中のステップS6の処理に復帰する。
なお、上述した複数の学習項目に応じて図6に示すフローチャートの詳細部分は異なるが、操作指示に対応した操作量を取得してエコドライブを判定するという基本部分は共通となる。
次に、上述したエコドライブ学習支援装置1が「燃料カット」の学習を支援する場合の動作(作用)の一例を以下に説明する。
エコドライブ学習支援装置1は、車両のアクセサリスイッチのON等によって起動され、車両が移動不能状態であると、図示しない学習項目選択画面をLCD30に表示する。そして、エコドライブ学習支援装置1は、運転者が第1,2操作スイッチ6a,6bの操作によって「燃料カット」を選択すると、図7に示す説明画面G1をLCD30に表示する。この説明画面G1は、「エンジンは2000回転以上の時アクセルを離すと、回転を保つ必要がない場合、燃料カットをしてくれます。」という燃料カットの説明を運転者に対して行う。
エコドライブ学習支援装置1は、所定時間の経過、又は、運転者による要求に応じて、図8に示す操作指示画面G2をLCD30に表示する。この操作指示画面G2、「燃料カットを体験してみましょう。エンジン回転数を2000rpmまで上げてから、アクセルから足を外して下さい。」というエコドライブを学習するための操作指示を運転者に対して行う。
エコドライブ学習支援装置1は、所定時間の経過に応じて、図9に示す操作指示画面G3をLCD30に表示する。操作指示画面G3は、「アクセルを踏み込んで、そのまま維持して下さい。燃費:○○km/L、回転数:△△△△rpm」という操作指示を運転者に対して行う。なお、画面中の○○km/L、△△△△rpmは学習中に発生した第1,2操作量に基づいて算出された値が随時更新される。なお、燃費、回転数はアナログ式の速度計20a、回転計20b等で表示するようにすれば、リアリティがあり、より一層分かり易くすることができる。
エコドライブ学習支援装置1は、第1,2操作量に基づいて回転数、燃費を算出し、予め定められた更新タイミングに応じて、図10に示す操作指示画面G4をLCD30に表示する。操作指示画面G4は、「アクセルから足を外して下さい。燃費:10km/L、回転数:3000rpm」という操作指示を運転者に対して行うと共に、現在の燃費とエンジン回転数を表示する。
エコドライブ学習支援装置1は、第1,2操作量に基づいて回転数、燃費を算出し、アクセルから足が外されると、図11に示す支援情報画面G5をLCD30に表示する。支援情報画面G5は、「下記の燃費から分かるように、今、燃費を消費していません。燃費:99km/L、回転数:2700rpm」というエコドライブの学習結果を運転者に表示する。
エコドライブ学習支援装置1は、第1,2操作量に基づいて回転数、燃費を算出し、エンジン回転数がさらに下がってくると、図12に示す支援情報画面G6をLCD30に表示する。支援情報画面G6は、「回転数が下がってくると、エンジンの回転を保つ為に燃料が消費されます。燃費:7km/L、回転数:700rpm」というエコドライブを支援する為の情報を運転者に表示する。
エコドライブ学習支援装置1は、運転者による操作結果とエコドライブ判定条件とを比較してエコドライブを判定すると、該判定結果とエコドライブの学習を支援する図13に示す支援情報画面G7をLCD30に表示する。支援情報画面G7は、「その為、燃料カットの使い時は、坂道や信号で停車する前にエンジンブレーキなどを用いるとよいです。」というエコドライブを支援する為の情報を運転者に表示する。運転者はその画面を参照することで、燃料カットのこつを学習することができる。
なお、上述した実施形態の操作指示画面中の車両を、運転者の操作に応じて変化する動画として表示するようにすれば、エコドライブの学習のリアリティを向上することができる為、利用者の興味をひいてエコドライブの学習の普及に貢献することができる。
また、上述した実施形態では、「燃料カット」を学習する場合のエコドライブ学習支援装置1の動作の一例を説明したが、その他の学習項目については、その学習に適した操作指示画面や支援情報画面をLCD30に表示することになる。
例えば、上述した学習事項の「ブレーキのタイミング」の場合は、図14(a)に示す説明画面G11を表示し、図14(b)に示す操作指示画面G12を表示して操作を指示する。そして、エコドライブ学習支援装置1は、運転者がアクセルを操作すると、該操作に応じた速度で操作指示画面G12中の車両をアニメーションで走行させる。そして、エコドライブ学習支援装置1は、ブレーキを操作させる場合に、操作指示画面G12中に信号機を青から赤に変化させ、運転者にエンジンブレーキやブレーキを操作させる。エコドライブ学習支援装置1は、運転者の第1,2操作量から算出した燃費に基づいてエコドライブを判定し、該判定結果に対応した支援情報を表示して、エンジンブレーキやブレーキのこつを運転者に伝授する。なお、タイミング等を伝授する場合は、支援情報をアニメーションとすることで、運転者は理解し易い為、理解度を向上させることができる。
以上説明したエコドライブ学習支援装置1によれば、運転者が車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対して操作した第1,2操作量を取得して運転者のエコドライブを判定し、該判定結果に基づいた支援情報を生成して運転者に出力するようにしたことから、運転者は操作指示に対応して操作することで、エコドライブの仕方を学習することができ、その操作結果に対応した支援情報を参照することで、運転者に適した対処等を学習することができる。従って、運転者は講習会等に行ってエコドライブを学習する必用がないことから、運転者のペースで学習することができるため、運転者は理解しやすくなり且つエコドライブの普及、浸透に貢献することができる。また、エコドライブを公道等で実際に練習すると危険な運転になってしまう可能性があるが、車両が移動不能状態でのみ学習可能としたため、実際の車両で学習しても安全を保障することができる。
上述したエコドライブ学習支援装置1によれば、エコドライブを学習するための操作指示情報をLCD(表示器)30に表示するようにしたことから、運転席に着席した運転者がその操作指示を目視しながら、操作してエコドライブを学習することができるため、例えば操作タイミング、操作方法、等を操作指示することで、運転者にエコドライブを容易に学習させることができる。
上述したエコドライブ学習支援装置1によれば、エンジンECU2から取得した第1,2操作量から車両の動作状態を算出して運転者に対して出力するようにしたことから、運転者が操作した車両の動作状態を運転者に認識させることができるため、エコドライブを理解し易くすることができる。
なお、上述したエコドライブ学習支援装置1は、エンジンECU2から第1,2操作量を取得する場合について説明した。これに代えて、エコドライブ学習支援装置1が、車両のアクセルペダルとは別体に車両に設けられた第1操作スイッチ(手段)6aから第1操作量を取得するようにすれば、車両の構造上、アクセルを動作させることができない車両であっても、運転者は第1操作スイッチ6aを操作してエコドライブを実際の車両で学習することができる。
また、上述したエコドライブ学習支援装置1が、車両のブレーキペダルとは別体に車両に設けられた第2操作スイッチ(手段)6bから第2操作量を取得するようにすれば、車両が油圧式のブレーキであっても、運転者は第2操作手段を操作してエコドライブを実際の車両で学習することができる。
さらに、エコドライブ学習支援装置1が第1操作スイッチ6a及び第2操作スイッチ6bを有していない場合は、通信部15を介して外部の機器、装置、等のスイッチの操作量を取得する構成とすれば対応することができる。また、表示器がない装置でエコドライブ学習支援装置1を実現する場合は、操作指示情報や支援情報を音声等で出力する実施形態として実現する。
なお、上述した実施形態では、車両のコンビネーションメータでエコドライブ学習支援装置1を実現する場合について説明した。これに代えて、例えば、車両のヘッドアップディスプレイ装置、カーナビゲーション装置、等の運転者が目視可能なように車内に設けられた各種装置で実現することもできる。
また、上述したエコドライブ学習支援装置1は、電気自動車(Electric Vehicle)やハイブリッド車(Hybrid electric vehicle)にも搭載することができる。その場合、エコドライブ学習支援装置1は、回生ブレーキの有効な聞かせ利かせ方(例えば、アクセルから早めに脚を離す、フットブレーキを踏む、等)や、燃費に対してだけではなく、電気自動車の電費の向上の仕方を、エコドライブの学習を支援するためのコンテンツとして対応することができる。
このように上述した実施例は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 エコドライブ学習支援装置
2 エンジンECU
6a 第1操作手段
6b 第2操作手段
30 表示器(LCD)
100 車両用表示システム
P1 移動不能状態判定手段(CPU)
P2 操作指示手段(CPU)
P3 操作量取得手段(CPU)
P4 判定手段(CPU)
P5 支援情報生成手段(CPU)
P6 支援情報出力手段(CPU)
P7 算出手段
P8 動作状態出力手段

Claims (4)

  1. 車両に搭載されて前記車両の運転者にエコドライブの学習を支援するエコドライブ学習支援装置であって、
    前記車両が移動不能状態であるか否かを判定する移動不能状態判定手段と、
    前記移動不能状態判定手段が移動不能状態であると判定した場合に、前記車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対する前記エコドライブを学習するための操作を前記運転者に指示する操作指示手段と、
    前記操作指示手段による指示に対応した前記加速器に対する前記運転者の第1操作量及び前記制動機に対する前記運転者の第2操作量の少なくとも一方を取得する操作量取得手段と、
    前記取得した第1操作量及び第2操作量の少なくとも一方と前記操作指示手段の操作指示に対応して予め定められたエコドライブ判定条件とに基づいて、前記運転者のエコドライブを判定する判定手段と、
    前記判定手段が判定した判定結果に基づいて前記エコドライブの学習を支援する支援情報を生成する支援情報生成手段と、
    前記生成した支援情報を前記運転者に対して出力する支援情報出力手段と、
    を有することを特徴とするエコドライブ学習支援装置。
  2. 前記車両の運転席に着席した前記運転者が目視可能なように車内に設けられた表示器を有し、
    前記操作指示手段は、前記エコドライブを学習するための操作指示情報を前記表示器に表示させる手段であることを特徴とする請求項1に記載のエコドライブ学習支援装置。
  3. 前記取得した第1操作量及び第2操作量の少なくとも一方に基づいて、前記運転者の操作に応じた前記加速器及び前記制動機の少なくとも一方の動作状態を算出する算出手段と、
    前記算出した動作状態を前記運転者に対して出力する動作状態出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項1又は2に記載のエコドライブ学習支援装置。
  4. 車両に乗車した運転者にエコドライブの学習を支援するエコドライブ学習支援方法であって、
    前記車両が移動不能状態であるか否かを判定する移動不能状態判定工程と、
    前記移動不能状態判定工程が移動不能状態であると判定した場合に、前記車両の加速器及び制動機の少なくとも一方に対する前記エコドライブを学習するための操作を前記運転者に指示する操作指示工程と、
    前記操作指示工程による指示に対応した前記加速器に対する前記運転者の第1操作量及び前記制動機に対する前記運転者の第2操作量の少なくとも一方を取得する操作量取得工程と、
    前記取得した第1操作量及び第2操作量の少なくとも一方と前記操作指示工程の操作指示に対応して予め定められたエコドライブ判定条件とに基づいて、前記運転者のエコドライブを判定する判定工程と、
    前記判定工程で判定した判定結果に基づいて前記エコドライブの学習を支援する支援情報を生成する支援情報生成工程と、
    前記生成した支援情報を前記運転者に対して出力する支援情報出力工程と、
    を有することを特徴とするエコドライブ学習支援方法。
JP2011002743A 2011-01-11 2011-01-11 エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法 Active JP5705555B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011002743A JP5705555B2 (ja) 2011-01-11 2011-01-11 エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011002743A JP5705555B2 (ja) 2011-01-11 2011-01-11 エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012145671A JP2012145671A (ja) 2012-08-02
JP5705555B2 true JP5705555B2 (ja) 2015-04-22

Family

ID=46789308

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011002743A Active JP5705555B2 (ja) 2011-01-11 2011-01-11 エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5705555B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017173419A (ja) * 2016-03-22 2017-09-28 三菱自動車工業株式会社 運転操作評価装置
JP2018037002A (ja) * 2016-09-02 2018-03-08 株式会社デンソー 車両用運転支援装置
WO2023084985A1 (ja) * 2021-11-12 2023-05-19 株式会社デンソー 車載システム及び機能学習提示プログラム

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001092343A (ja) * 1999-09-27 2001-04-06 Toyota Motor Corp 車両運転シミュレータ装置
JP5306719B2 (ja) * 2008-06-20 2013-10-02 日立オートモティブシステムズ株式会社 運転支援装置および方法
JP4689725B2 (ja) * 2008-08-29 2011-05-25 株式会社ユピテル 車載電子機器及びプログラム
JP5390251B2 (ja) * 2009-04-27 2014-01-15 本田技研工業株式会社 運転訓練装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2012145671A (ja) 2012-08-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN102358189B (zh) 加速器开度显示装置
JP4648681B2 (ja) 車両用表示装置
BRPI0709308B1 (pt) aparelho de fornecimento de retorno de treinamento e método de fornecimento de um retorno de treinamento
JP5306719B2 (ja) 運転支援装置および方法
JP5081042B2 (ja) 車両用表示装置
JP2010223607A (ja) 運転操作を診断するための方法及び装置
EP2320052A1 (en) Fuel saving driving diagnostic equipment, in-vehicle system, drive control apparatus, and fuel saving driving diagnostic program
JP2011063268A (ja) 車載電子機器及びプログラム
JP4670978B2 (ja) 省燃費運転支援装置、プログラム
JP2011039621A (ja) 車両操作診断装置、車両操作診断方法及びコンピュータプログラム
JP5368025B2 (ja) エコ運転支援装置及び方法
JP2014058300A (ja) 車両乗務員室の表示システムとその制御方法
EP3165397B1 (en) Method and system for driver assistance in a vehicle
JP2007078699A (ja) 燃費表示装置
JP5185642B2 (ja) 車両用表示装置
JP5705555B2 (ja) エコドライブ学習支援装置及びエコドライブ学習支援方法
JP4259378B2 (ja) 車両用表示装置
KR20120020745A (ko) 자동차용 클러스터의 정보 표시 방법
JP2007283838A (ja) 車両用運転支援装置
JP2012040965A (ja) 車両用表示装置
JP2011017723A (ja) 車両用表示装置
JP5487828B2 (ja) 車両用指示装置
JP4055904B2 (ja) ハイブリッド車両のアナログ表示装置
JP2005239127A (ja) 車両用表示装置
JP4001522B2 (ja) 車両用燃費表示装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20131218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141031

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20141104

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20141203

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150217

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150225

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5705555

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250