JP2004322909A - 車両用指針計器 - Google Patents

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Takashi Mizutani
隆志 水谷
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Abstract

【課題】1回の割り込み処理毎の処理時間を短くする。
【解決手段】駆動電圧が印加されて作動するステッパモータM1〜4により指針を回動させる複数の指針計と、指針計の作動を制御する制御手段2、3、4とを備え、制御手段2、3、4は、ステッパモータM1〜4を駆動するモータ駆動処理を割り込み処理により実行するとともに、1回の割り込み処理毎に、複数の指針計のうちの1つの指針計に関するモータ駆動処理を実行する。
【選択図】 図2

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、ステッパモータで指針を回動させることにより指示表示する、車速計、燃料計等の車両用指針計器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
近年、車両用指針計器においては、指示の高精度化等を目的として、指針駆動用のムーブメントにステッパモータを用いるケースが増えている。そして、リアルタイムかつ、短時間で変化する入力信号をもとに、車両用指針計器として要求される性能であるスムーズな動作と応答性に優れた指針動作を実現するためには、マイコンのタイマ割込み機能を使用し、短周期かつ正確な一定周期で発生するタイマ割込み処理で指針計のモータ駆動処理を行う必要がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来は、図7に示すように、1回のタイマ割込み処理毎に複数の指針計(例えば、車速計、エンジン回転計、燃料計、エンジン冷却水温計)のモータ駆動処理を連続して行うようにしているため、1回のタイマ割込み処理時間(すなわち、最初の指針計のモータ駆動処理を開始してから最後の指針計のモータ駆動処理を完了するまでの時間)が長くなり、処理時間を占有してしまう。その結果、下位タスクの処理が待たされ、場合によっては機能として成立しないという問題が生じている。
【0004】
本発明は上記の点に鑑みてなされたもので、1回の割り込み処理毎の処理時間を短くすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、請求項1に記載の発明では、駆動電圧が印加されて作動するステッパモータ(M1〜4)により指針(11、21、31、41)を回動させて物理量を指示表示する複数の指針計(10、20、30、40)と、指針計の作動を制御する制御手段(2、3、4)とを備え、制御手段が、物理量に関する入力信号に基づいて指針の指示角度を算出する指示角度算出処理と、算出された指示角度に基づいて駆動電圧を制御するモータ駆動処理とを実行する車両用指針計器において、制御手段は、割り込み処理によりモータ駆動処理を実行するとともに、1回の割り込み処理毎に、複数の指針計のうちの1つの指針計に関するモータ駆動処理を実行することを特徴とする。
【0006】
これによると、1回のタイマ割り込み処理毎の処理時間を短くすることができる。その結果、下位タスクの処理が待たされ、場合によっては機能として成立しないという問題が回避される。
【0007】
請求項2に記載の発明のように、割り込み処理の時間間隔を一定にすることができる。
【0008】
請求項3に記載の発明では、制御手段(2、3、4)は、ある指針計に関するモータ駆動処理を終了する際に、次にモータ駆動処理を行う指針計を指定することを特徴とする。これによると、複数の指針計のモータ駆動処理を、順次行うことができる。
【0009】
なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示す一例である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の一実施形態を図に基づいて説明する。図1は本実施形態に係る車両用指針計器1のレイアウト図、図2は図1に示す車両用指針計器1の回路構成図である。
【0011】
図1および図2において、この計器1は、車室内前方に位置する計器盤に配置され、指針11の回動により車速を指示表示する車速計10と、指針21の回動によりエンジン回転数を指示表示する回転計20と、指針31の回動により燃料残量を指示表示する燃料計30と、指針41の回動によりエンジン冷却水温度を指示表示する水温計40とを備えている。なお、車速計10、回転計20、燃料計30、および水温計40は、本発明の指針計に相当する。
【0012】
計器1は、CPU等から構成されて車載バッテリBの給電のもとに作動するマイクロコンピュータ2を備えている。マイクロコンピュータ2には、各種センサ等S1〜S4からの入力信号がインタフェイス回路3を介して入力されるようになっている。因みに、S1は車速計10に係る車速センサ、S2は回転計20に係るイグニッションコイルの一次側パルス信号源、S3は燃料計30に係るフューエルセンダゲージ、S4は水温計40に係る水温センサである。
【0013】
マイクロコンピュータ2は、イグニッションスイッチIGがオンされている状態において、各種センサ等S1〜S4の各種入力信号に基づいて駆動回路4に駆動信号を出力し、この駆動信号に基づいて駆動回路4は各ステッパモータM1〜M4の駆動を制御するようになっている。各指針11〜41は、各ステッパモータM1〜M4に支持されており、各ステッパモータM1〜M4により回動されるようになっている。なお、マイクロコンピュータ2、インタフェイス回路3、および駆動回路4は、本発明の制御手段を構成している。
【0014】
次に、マイクロコンピュータ2の動作を、図3〜図6に示すフローチャートにて説明する。
【0015】
マイクロコンピュータ2、インタフェイス回路3、および駆動回路4は、各種センサ等S1〜S4からの物理量に関する入力信号を処理する信号処理、その入力された信号のデータに基づいて各指針11〜41の指示角度を算出する指示角度算出処理、算出された指示角度の信号に基づいて各ステッパモータM1〜M4の駆動電圧を制御するモータ駆動処理等を実行する。
【0016】
ここでは、車速計10の車速信号を処理する車速計信号処理、車速計10の指針11の指示角度を算出する車速計指示角度算出処理、および車速計10のステッパモータM1の作動を制御する車速計モータ駆動処理について、図3〜図5に基づいて説明する。
【0017】
図3に示す車速計信号処理は、車速センサS1からの車速パルス信号のエッジ毎に割り込みが発生し処理される。具体的には、ステップS11にて前回の車速パルス信号の入力エッジから今回の車速パルス信号の入力エッジまでのパルス時間を算出し、ステップS12にてパルス時間をバッファに格納する。バッファサイズは例えば8個とする。また、8個のデータが埋まった場合は一番古いデータを破棄し、今回算出した最新パルス時間を格納する。
【0018】
図4に示す車速計指示角度算出処理は、例えばメインタスクの20ms毎に処理される。具体的には、ステップS21にて、バッファに格納された8個のパルス時間の単純平均値を算出する。ステップS22にてパルス時間の単純平均値を車速値(単位km/hまたはMPH)へ変換する。ステップS23にて、車速値を、計器1の文字盤上の角度である要求指示角度へ変換する。
【0019】
図5に示す車速計モータ駆動処理は、2ms毎のタイマ割込み処理(詳細後述、図6参照)内から起動される。まず、ステップS31では、ステップS23にて算出した要求指示角度に基づいて目標指示角度を算出する。目標指示角度を算出する際には、指針11のスムーズな動作を実現するために、例えば加重平均などのフィルタ処理を行う。
【0020】
続いて、ステップS32にて、指針11を目標指示角度まで回動させるために必要なステッパモータM1の移動量を算出する。但し、ステッパモータM1の移動量は、ステッパモータM1が脱調しない範囲に制限される。
【0021】
続いて、ステップS33にて、ステッパモータM1の移動量に基づいてPWM(パルス幅変調)信号に出力値を設定し、出力する。そして、PWM信号に応じてステッパモータM1が作動し、指針11を目標指示角度まで回動させる。
【0022】
図6は、前述したタイマ割込み処理のフローチャートである。このタイマ割込み処理は、一定の時間間隔で、例えばメインタスクの500μs毎に処理される。
【0023】
まず、タイマ割込み処理が開始されると、ステップS41では、今回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として、車速計10のステッパモータM1の作動を制御する車速計モータ駆動処理が指定されているか否かを判定する。車速計モータ駆動処理が指定されている場合には、ステップS42にて図5に示す車速計モータ駆動処理を実行する。
【0024】
続いて、ステップS43では、次回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として、回転計20のステッパモータM2の作動を制御する回転計モータ駆動処理を指定し、これにより、今回のタイマ割込み処理を終了する。
【0025】
次にタイマ割込み処理が開始されると、今回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として回転計モータ駆動処理が指定されているため、ステップS41はNOとなり、ステップS44に進む。ステップS44では、今回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として回転計モータ駆動処理が指定されているか否かを判定する。そして、ステップS44はYESとなり、ステップS45にて、回転計モータ駆動処理を実行する。
【0026】
続いて、ステップS46では、次回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として、燃料計30のステッパモータM3の作動を制御する燃料計モータ駆動処理を指定し、これにより、今回のタイマ割込み処理を終了する。
【0027】
次にタイマ割込み処理が開始されると、今回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として燃料計モータ駆動処理が指定されているため、ステップS41およびステップS44はNOとなり、ステップS47に進む。ステップS47では、今回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として燃料計モータ駆動処理が指定されているか否かを判定する。そして、ステップS47はYESとなり、ステップS48にて、燃料計モータ駆動処理を実行する。
【0028】
続いて、ステップS49では、次回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として、水温計40のステッパモータM4の作動を制御する水温計モータ駆動処理を指定し、これにより、今回のタイマ割込み処理を終了する。
【0029】
次にタイマ割込み処理が開始されると、今回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として水温計モータ駆動処理が指定されているため、ステップS41、ステップS44、およびステップS47はNOとなり、ステップS50に進む。そして、ステップS50にて、水温計モータ駆動処理を実行する。
【0030】
続いて、ステップS51では、次回のタイマ割込み処理において実行するモータ駆動処理として、車速計10のステッパモータM1の作動を制御する車速計モータ駆動処理を指定し、これにより、今回のタイマ割込み処理を終了する。
【0031】
上記した本実施形態では、1回のタイマ割込み処理毎に1つの指針計のモータ駆動処理を行うようにしているため、1回のタイマ割り込み処理毎の処理時間を短くすることができる。その結果、下位タスクの処理が待たされ、場合によっては機能として成立しないという問題が回避される。
【0032】
また、ある指針計に関するモータ駆動処理の終了時に、次回のタイマ割込み処理においてモータ駆動処理を行う指針計を指定することにより、複数の指針計のモータ駆動処理を、順次行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る車両用指針計器のレイアウト図である。
【図2】図1に示す計器の回路構成図である。
【図3】図2のマイクロコンピュータの車速計信号処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図4】図2のマイクロコンピュータの車速計指示角度算出処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図5】図2のマイクロコンピュータの車速計モータ駆動処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図6】図2のマイクロコンピュータのタイマ割込み処理ルーチンを示すフローチャートである。
【図7】従来の車両用指針計器におけるマイクロコンピュータのタイマ割込み処理ルーチンを示すフローチャートである。
【符号の説明】
2…制御手段を構成するマイクロコンピュータ、3…制御手段を構成するインタフェイス回路、4…制御手段を構成する駆動回路、10…車速計(指針計)、20…回転計(指針計)、30…燃料計(指針計)、40…水温計(指針計)、11、21、31、41…指針、M1〜4…ステッパモータ。

Claims (3)

  1. 駆動電圧が印加されて作動するステッパモータ(M1〜4)により指針(11、21、31、41)を回動させて物理量を指示表示する複数の指針計(10、20、30、40)と、前記指針計の作動を制御する制御手段(2、3、4)とを備え、
    前記制御手段が、物理量に関する入力信号に基づいて前記指針の指示角度を算出する指示角度算出処理と、前記算出された指示角度に基づいて前記駆動電圧を制御するモータ駆動処理とを実行する車両用指針計器において、
    前記制御手段は、割り込み処理により前記モータ駆動処理を実行するとともに、1回の割り込み処理毎に、前記複数の指針計のうちの1つの指針計に関する前記モータ駆動処理を実行することを特徴とする車両用指針計器。
  2. 前記割り込み処理の時間間隔が一定であることを特徴とする請求項1に記載の車両用指針計器。
  3. 前記制御手段(2、3、4)は、ある指針計に関するモータ駆動処理を終了する際に、次にモータ駆動処理を行う指針計を指定することを特徴とする請求項1または2に記載の車両用指針計器。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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