JPH03108759A - 強誘電体素子 - Google Patents

強誘電体素子

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JPH03108759A
JPH03108759A JP1245258A JP24525889A JPH03108759A JP H03108759 A JPH03108759 A JP H03108759A JP 1245258 A JP1245258 A JP 1245258A JP 24525889 A JP24525889 A JP 24525889A JP H03108759 A JPH03108759 A JP H03108759A
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純 船崎
Atsushi Yusa
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、強誘電体の特性を利用した電子素子に関する
。特に、不揮発性かつ非破壊性のメモリーとして、或い
は安定な動作をするセンサー トランスデユーサ及びア
クチュエータ等としての応用か可能な強誘電体素子に係
る。
〔従来の技術〕
周知のように、強誘電体は極性の異なる二つの残留分極
状態をとり得る。この性質を利用して、大容量、不揮発
、且つ高速の強誘電体メモリを実現させる試みが従来か
ら行われている。
例えば、第10図に示す様な単純マトリックス電極構造
を用いた強誘電体メモリーが比較的古くから提案されて
いる。同図において、1・・・はX方向アドレス線であ
る。これらのアドレス線1・・・はX方向アドレス回路
2に接続されている。また、3・・・はY方向アドレス
線で、Y方向アドレス回路4に接続されている。X方向
アドレス線1・・・とX方向アドレス線3・・・とて囲
まれた個々の領域はメモリーセルである。夫々のメモリ
ーセルには、図示のように強誘電体メモリー素子が形成
されている。このような強誘電体メモリーは大容量化、
不揮発化および高速化を実現することができるが、次の
ような問題がある。
■記憶の保持状態が不安定である(耐久性が悪い)。
■読み出し時に、目的とするセル以外のセルまで破壊さ
れる(クロストークの問題)。
■読み出されたセルは非書き込み状態に遷移するため(
メモリーの破壊)、読み出し後に再書き込みが必要とな
る。
以下、上記三つの問題について説明する。
く耐久性〉 ■の問題は強誘電体メモリに特徴的な現象で、未だに充
分解決しきれていない。その1つの理由は、原電界によ
る減極である。即ち、分極で強誘電体薄膜内部に発生し
た電荷分布(空間電荷分極電界)は、分極とは逆方向の
原電界を生じる。この原電界の影響により、残留分極P
、及び抗電圧■cの両者共に劣化する。第11図は、こ
の減極を説明するための図である。図示のように、分極
初期のヒステリシス曲線5は、減極によって曲線6に変
化してしまう。
別の理由としては、空間電荷分極電界か外部印加電界に
バイアスされるため、印加電界の極性に対する対称性が
悪くなることが考えられる。その結果、第12図に示し
たように、Ov印加時の残留分極Prが実質的に変化す
ることになる。同図において、7は変化前のヒステリシ
ス曲線、8は変化後のヒステリシス曲線である。
更に他の1つの理由としては、分域壁移動時の内部歪み
により、内部の構造欠陥が増加すること等が考えられて
いる。
但し、現在のところ、記憶保持状態の不安定性が上記の
何れの理由によるものが、或いは更に別の理由によるも
のかについての立証は得られていない。しかし、反電界
を小さくすること、分域壁移動時に内部構造欠陥が発生
しにくい理想的な結晶とすることと、成る閣内部電界(
空間電荷分極電界)程度では減極しないような硬い強誘
電体材料を用いることを同時に実施すれば、改善の道が
開かれることは容易に推測しうる。しかし、今迄この具
体的手段の実現は困難とされていた。
くクロストーク〉 ■の問題について、本出願人等はダイアック等のスイッ
チ素子を併用することにより、クロスト−りの問題を回
避できる構造を提案した(特願昭63−170471号
)。この構造により疑似的な方形ヒステリシスカーブが
得られ、l/2Vc程度の電圧で、目的以外のセルを破
壊することなく読み出しが可能となる。しかし、構造か
極めて複雑になるという製造上の問題点が新たに発生す
る。
■のクロストークの問題のもう一つの改善方法は、第1
3図に示す様なSRAM構造を取ることである。この構
造におけるメモリーセルは、フリップフロップ回路つと
、二つの強誘電体素子10゜1]と、二つのトランジス
タ12.13で構成されている。強誘電体素子1.0.
11はトランジスタ12.13を介してX、Yアドレス
線に接続されるので、クロスト−りの問題は発生せず、
安定に動作させ易い。しかしこの方法も大容量メモリ化
しにくいし、又製造工程も複雑になるという欠点を有し
ている。
く読み出しによるメモリー破壊〉 従来の読み出しにおいては、完全に残留分極の極性を反
転させ、この時流れる電流値で記録状態を読み出す方法
が用いられている。この読み出し方法では、読み出され
たメモリーセルは必然的に破壊メモリとり、■の問題を
回避できない。なお、電流値の大きい時には再書き込み
をするという方法が一般的であるが、その分読み出し時
間が長くなるという欠点を有している。
以上、従来の強誘電体メモリーの問題点について述べた
が、このうち■の問題はメモリーに限らず、強誘電体を
用いた圧電センサ、トランスデユーサ、焦電センサ等の
デバイスにおいて共通の問題点である。即ち、これらメ
モリー以外のデバイスについても、■の問題は特性の経
時変化につながる要因であるため改善が望まれている。
〔発明が解決しよデとする課題〕
本発明は上記事情に鑑みてなされたもので、その課題は
、従来例の有していた問題点■、■、■を同時に改善し
得る強誘電体素子を提供することである。
〔課題を解決するための手段および作用〕本発明による
強誘電体素子は、基板上に下部型極、強誘電体薄膜、上
部電極を順次積層した強誘電体素子において、 前記強誘電体薄膜の分極軸が前記両型極面に垂直な方向
に対して傾斜していること特徴する。
以下、本発明の詳細な説明する。
本発明者は前記問題点を解決するために、強誘電体の分
極現象について次のような考察を行ない、この考察に基
づいて上記の発明に到達した。
第1図(A)のヒステリシス曲線に示されるように、強
誘電体には正負の残留分極値(±Pr)が存在する。こ
の二つの残留分極値は、第1図(B)のポテンシャル図
に示すように、二つの安定な分極状態(結晶の変位状態
)TI、T2に対応する。この二つの分極状態T、、T
2間の遷移は、外部電界によって誘起される。
分極量Pは、単位格子内に存在する永久双極子の電界方
向における余弦値の体積積分である。この値は単結晶で
あるか又は多結晶であるかに依存して決まり、また結晶
の対称性配向方向および分極軸方向等によって決定され
る。分極量の変化の 0 しかたも、同様にこれらの状況によって変わってく る
そこで、一つの永久双極子に電界が印加された場合につ
いて考察する。第2図(A)は、印加された電界22の
方向が分極(永久双極子)21の方向に一致している場
合である。図示のように、分極は+Z力方向、印加電界
22の方向は−Z力方向ある。このように印加電界22
が双極子21の方向と逆向きであれば、双極子は180
°逆向きに反転して電界方向に揃う(21’)。
これに対して第2図(B)は、分極21の方向と印加電
界22の方向とが一致せず、傾きθを有している場合を
示している。この場合、双極子はθ=0に近づく様に他
の安定な方向をさがし、その方向になる様に回転する(
21’)。この図では90°回転する場合を示している
が、結晶の対称性や配向性によっては、90°以外の回
転もありうることは容易に推察される。このように、印
加電界22の方向にいかなる分極軸をも持たない場合に
は、遷移後の分極21′の方向が電界方向に揃1 っていることがない。
上記のように、双極子の複数の安定状態間の遷移は、反
転によるが、回転によるかの二通りあることがわかる。
この二通りの遷移のしかたを比較すると、反転による場
合は遷移の前後で対称性が保持されるから、周囲に生じ
る歪は小さい。これに対して回転の場合は、遷移によっ
て対称性が破壊されるから、周囲に大きな歪を誘起する
という大きな差がある。また、反転による分極は急に起
るのに対して、回転による分極は比較的ゆるやかに起る
と言える。これを別の観点から見ると、振幅およびパル
ス幅が同一である電界印加においては、反転遷移よりも
回転遷移の方が復元性が大きいという考え方につながる
。本発明者等はこの点に着眼した。
即ち、分極状態間の遷移が回転のみによって起るように
すれば、一定の振幅EAとパルス幅T 。
を有する電界を印加することにより僅かに分極回転を生
じさせ、且つ該電界パルスを除去することにより再び元
の安定点に戻るはずである。そして、2 分極軸が電界方向に一致せず、電界方向に対しである角
度を持って配向していれば、分極回転のみを利用するこ
とが出来ると考えた。より具体的にいえば、上部電極と
下部電極との間に、電極面と垂直な方向に対して分極軸
が一定の角度を持つように配向した強誘電体層を設ける
。そして、両電極間にある値以上の電圧V、2を印加す
れば、そのの極性に応じて+Pr又は−Prの何れかの
分極状態に設定できる。また、Vapよりかなり小さい
1、/2VC程度の電圧を印加すれば、分極回転に伴な
って変位電流が流れて読み出しができ、その後に電圧を
解除すれば再び元の状態に戻る。即ち、非破壊読み出し
が可能になる。これによってクロストークの問題は解決
され、また耐久性を向上させることにもつながるから、
既述した従来の問題点は全て解決されることになる。
なお、上記のように分極軸が電界方向に一致せず、電界
方向に対して一定の角度をもつように分極軸を配向させ
るためには二つの手段が可能である。
 3 1つの方法は、分極軸が結晶軸(100)。
(01,0)、(001)に合致している結晶において
、結晶軸(100)、(010)、(001)が電極面
に垂直な方向に対して一定の角度を有するように、例え
ば(1,10)或いは(1−11,)結晶配向させる方
法である。他の1つの方法は、分極軸が結晶軸とズして
いる結晶を、結晶軸に沿って配向させる方法である。
これらの何れの方法においても、+Pr、−Prに対応
した2つ分極安定状態だけか存在し、その中間的な安定
状態が無い方が、読出し電圧を解除した後に元の状態に
戻り易い。中間的な安定状態は分極軸の数が多かったり
、結晶の配向性がランダム(多結晶)であるときに惹起
され易い。従って、分極軸の少なく、少くとも一定の方
向に対しては配向性が良好な単結晶を用いるのが望まし
い。
このような条件を満足し得るのは、A、 B O3型ペ
ロブスカイト構造を有する( P b ++−x Ax
 )(Z r+−y−z T !y Bz ) 03+
βM e O系の化合物を正方品で用いる場合と、 ]4 (B i 2O2 ) ” (Am−+ Bff103
m+1) 2−で表わされる化合物をC軸配向させて用
いる場合とに相当する。
253図(A)は、ABO3ペロブスカイト構造の単位
格子を示している。図中のX軸、Y軸、Z軸は、夫々の
(100)、(010)、(001)方向に対応する。
キュリー点(Tc )以上の温度では、B4“イオンは
6個の02−イオンの重心位置(図ではX印で示す)に
在る。しかしTc未満の温度では、B44イオンは重心
かられずかにズした6箇所の安定点の何れかに位置する
ようになる。
第3図(A)は、B4+イオンが+Z力方向安定点に位
置している場合を示しており、このB4+イオンは×位
置に在るマイナスの仮想イオンとの間でで永久双極子を
形成している。第3図(B)に示したように、この状態
に−ZZnO電界22を加えると、B4+イオンは−Z
ZnO他の安定点に遷移し、双極子23は180°反転
する。また、第3図(C)に示したように+Y力方向電
界22を印加すると、B4+イオンは+Y力方向他の安
定点に5 移り、双極子23は90°回転する。
一方、第3図(A)の(111)方向に電界をかけると
、永久双極子はα0<90°だけ回転する。
第4図(A)(B)を参照してこの事情を説明する。同
図(A)において、24は上部電極、25は下部電極で
ある。図示のように両電極の間には、(11,1)軸が
電極面に垂直になるように配向したペロブスカイト構造
の強誘電体が設けられている。両電極24.25により
 −(111)方向の電界を印加すると、第4図(B)
に示したように、十Z方向に向いていた双極子23は+
Y力方向回転する。この回転は、双極子回転面内では9
0°の回転である。しかし、(111)に投影した回転
角度α°は90°よりも小さい。このように、電界方向
と分極軸方向との関係を第3図のように設定することに
より、α°<90°の双極子回転のみを起こし得ること
がわかる。
なお、上記では双極子について説明したが、分極はこれ
ら双極子をひとまとめにした表現であり、考え方に本質
的な差は無い。一方、(110)方6 向に電界をかけた場合には、(110)軸に投影した双
極子の安定方向が3ケ所存在することになる。このため
、(1,00)方向に電界印加するよりは良いものの、
(11,1)方向に電界を印加する場合に比べて復帰性
が小さくなることは否めない。
次に、第5図(A)(B)及び第6図を参照し、(B 
12O2 ) 2+(Am−+ Bm 03m+1) 
2−で表わされる化合物をC軸配向させて用いる場合に
ついて説明する。この化合物は、第5図(A)(B)に
示したような結晶構造を有している。その分極軸は、a
軸およびa軸を含む面内において、a軸から士数度傾向
いた方向にある。従って、第6図に示したように、C軸
配向させた結晶に対してC軸方向に電界を印加すること
により、分極回転を促すことができる。
以上が本発明の根拠となる考え方である。要約すると、
本発明では書き込み及び読み出しの何れにおいても、分
極の反転を利用するのでなく回転を利用する。しかも、
電界印加方向に投影したと7 きに、回転による安定方向の数が少いほど望ましく、よ
り好ましくは、この安定方向が2つのみというのが良い
。これを実現する為には、正方晶ペロブスカイト型結晶
を(11,1)配向させ、この方向に電界を印加する。
或いは、分極方向が結晶軸からズした結晶を、結晶軸方
向に配向させる方法を取る。これらの分極状態を検出す
るには、抗電界よりも小さい電圧を印加した時の電流の
大きさを見れば良い。この検出電界が抗電界よりかなり
小さい場合は、強誘電体を小信号で利用する他の場合に
似ている。従って、本発明は微小信号で用いるセンサー
 トランスデューザ、通信用部品等の安定性を改善する
のにも役立つと言える。本発明においては、非破壊読出
しが可能なこと、安定性が良いこと、クリスト−りを回
避できることの何れの特徴も、上記のように分極回転の
復帰性が強いことに起因している 〔実施例〕 実施例1 第7図を参照し、本発明による第1実施例を] 8 説明する。
例えば石英ガラス、NA−40(ノンアルカリ高耐熱性
ガラス: HOYA製)、酸化マグネシウム(MgO)
、サファイア、チタン酸ストロンチウム(S r T 
iO3) 、シリコン(Si)、ガリウム砒素(G a
 A s ) 、ガリウムアルミニウム砒素(GaAl
As)等からなる基板31を用いる。
該基板31が導電性である場合(St、GaAsGaA
 IAs)は、例えば酸化硅素(Si03)、窒化硅素
(Si3N4)等からなる絶縁層32をスパッタ、CV
D等の手段でコートシた後、その」二に下部電極3Bを
スパッタ、CVD、真空蒸着、イオンブレーティング等
の手段でイN1着させる。
方、基板3]が導電性を有さない場合(石英ガラス、N
 A−40、MgO,サファイア、5rTiO3)には
、該基板上に下部電極65を直接付着させる。
この実施例では、基板31に[1,00]面Stを用い
、これを表面酸化してSiO2膜32膜形2し、更に 
300°Cに加熱しながら白金(Pt)をスパッタする
ことにより(111)配向したPt9 下部電極33を形成した。この」二に、金属アルコキシ
ド溶液をスピンコートシた。この溶液は、コティング後
の熱処理により、(P b +、−x Ax )(Z 
r +−y−z T i y Bz ) 03+βMe
Oの化学式で表されるものになるように、これらの元素
を含んだ組成を有している。但し、上記の化学式におい
て、 α = 0〜0.2 、 A:Ca、Sr、Baの何れが、 x=0〜043 、 y ≧0.58、 B:Hf、Snの何れが、 z=0 〜0.3 、 Me  :La、  Y、  Sm、  Dy、  C
e、  B1Sb、  Nb、  Ta、  W、  
Mo、  Cr。
Co、  Ni、  Fe、  Cu、  Th、  
U。
Sc、Si、Ge、A、Qのうちの何れが、又は複数の
組合わせ、 β−=0〜0.05 である。
0 上記の金属アルコキシド溶液をスピンコードした後、2
50℃で乾燥した。更に、250℃で加熱しながら10
秒間隔で赤外線照射することにより、空気中または酸素
ガス中において、450°C〜800℃で10分〜12
O分熱処理した。これを1サイクルとし、該サイクルを
5〜10回繰り返すことにより、厚さ約1μmの強誘電
薄膜34を得た。得られた強誘電体薄膜34はペロブス
カイト構造を有し、且つ第4図(A)に示したように、
(]−11)軸が下部電極面に対して垂直な結晶配向を
有していた。
なお、上記の化学式に於いて、α−0でも良いが、αを
0〜0.2になる様な組成にすると、熱処理時に液相焼
結が起り易くなり、ピンホールのない緻密な膜を比較的
低い熱処理温度で得られるようにになる。α〉0.2で
は遊離した酸化鉛が析出し、良好な特性が得られなくな
る。
Aとして用いるCa、Sr、Baは誘電率を大きくし、
pbの蒸発を問題にしなくても済むようになる。更に、
Z r / T i比が比較的大きくても、1 Aで置換することにより正方品にすることができ、特性
(特に誘電率や、残留分極値、及びこれらの温度特性)
を広い範囲で変化させることが可能である。
x>0.3以上では、キュリー点Tcが100℃以下と
なる。このため、かえって温度特性が悪くなり、又減極
しやすくなる。
y≧0.58の条件は、Xとの兼ね合いにより異なる。
即ち、x−0ではy≧0.5 、x−0,15〜0.3
ではy≧0.58となる。
B (Sn  Hf)は、Aと同じ<Zr、Tiサイト
を置換することによって、より大きな特性のバリエーシ
ョンを得ることを目的としている。
2の値はX、yとの兼ね合いで決める。特に、x + 
z < 0.3となる様にし、Tcが低くなりすぎない
様にする。
Meは添加物で、ソフト化(Pr増大、Vc減少)を目
的とする場合にはLa、Y、Srn、Dy。
Ce、B i、Sb、Nb、Ta、W、Mo、Thを用
いる。また、ハード化(Pr減少、Vc増加)2 を目的とする場合にはCr、Ca、Ni、C。
Fe、U  Cu、Scを用いる。面方向の結晶粒径を
制御することを目的として、またpbと共に液相焼結を
加速し、緻密な膜を得ることを目的として、Si、Ag
、Geを添加する場合もある。
ソフト化添加物とハード化添加物を適当に混合すると、
分極回転時の分域発生過程を制御でき易くなる。
β≧0.05では、分離相の発生で好ましい特性が得ら
れなくなる。
この実施例ではスピンコード用出発液として金属アルコ
キシドを用いたが、アセチルアセトン金属塩や、ナフテ
ン酸またはオクチル酸金属石鹸を出発液としてスピンコ
ードしても、同様に強誘電体薄膜34を成膜することが
できる。
上記のように、こうして得た強誘電体薄膜34はスピン
コード、乾燥、熱処理の全工程を工夫することにより、
Pt電極と同じ<(111)方向に配向させることがで
きる。但し、面方向には多結晶である。
 3 この配向した強誘電体薄膜34の上に、密着性を良くす
る為にTi、Mo、Cr、Wの何れかを真空蒸着、スパ
ッタ等で下地コー!−した後、その上にAu、Pt、A
g、Ni、A、Qの何れかを真空蒸着スパッタ等でイ」
着させ上部電極35とする。
尚ここで、上部電極35の密着性を問題にしないのであ
れば、下地コートは省略してもよい。
以上の様にして得られた強誘電体セル領域36には、下
部電極33及び上部電極35の間に印加する電圧によっ
て、分極軸37.38に対して一定の角度で電界を及ぼ
すことができる。例えば、上部電極35から下部電極3
3へ向かう抗電圧以上の電圧をかけると、37(破線)
の向きに向いた残留分極が得られる。また、下部電極3
Bから上部電極35に向かう抗電圧以上の電圧を印加す
ると、70(実線)の向きに向いた残留分極が得られる
。この2つの状態を夫々“1”、“○“の状態に対応さ
せることにより、メモリーの書き込みかできることにな
る。一方、抗電圧VCよりかなり小さい電圧を印加して
残留分極を回転させ、4 回転によって生ずる変位電流の大きさを検出することに
より、01″の状態か“0”の状態かの検出、即ち読み
出しを行なうことができる。
実施例2 第8図を参照し、本発明の第2実施例を説明する。
例えば石英ガラス、NA−40(ノンアルカリ高耐熱性
ガラス:H’OYA製)、酸化マグネシウム(MgO)
、サファイア、チタン酸ストロンチウム(S r T 
iO3) 、シリコン(Si)、ガリウム砒素(G a
 A s ) 、ガリウムアルミニウム砒素(GaAl
As)等からなる基板41を用いる。
該基板41が導電性である場合(S i、GaAs。
QaAIAS)は、例えば酸化硅素(SiO3)、窒化
硅素(Si3N4)等からなる絶縁層42をスパッタ、
CVD等の手段でコートした後、その上に下部電極43
をスパッタ、CVD、真空蒸着、イオンブレーティング
等の手段で付着させる。
方、基板41か導電性をもたない場合(石英ガラス、N
 A−40、MgO,サファイア、5rTiO,)5 には、該基板上に下部電極43を直接付着させる。
この実施例では、基板に[]、 001面Siを用い、
これを表面酸化して5i02膜42を形成し、更に70
0°Cに加熱しながら白金(Pt)をスパッタすること
により(100)配向したPt下部電極43を形成した
。この上に、金属アルコキシド溶液をスピンコードした
。この溶液は、コーテイング後に熱処理を施すことによ
って、下記化学式で表されるものになる組成を有してい
る。
(Bi2O□)” (A−+ 8□03ff、+1)2
但し、上記の化学式において、 A:Bi、Pb、Ba、Sr、Ca、Na。
Kの何れが、 B :T i、Nb、Ta、W、Mo、Fe、Co。
Crの何れが、 m+A、Bの価数によってm = 1..2,3.4.
5上記の金属アルコキシド溶液をスピンコードした後、
250℃で乾燥した。更に、空気中又は酸素ガス中にお
いて、450℃〜800℃で10分〜12O分熱処理を
行なった。これを1サイクルとし、該処6 理サイクルを5〜10回繰り返すことにより、厚さ約1
μmの強誘電薄膜を得た。
なお、この実施例ではスピンコード用出発液として金属
アルコキシドを用いたが、アセチルアセトン金属塩や、
ナフテン酸またはオクチル酸金属石鹸を出発液としてス
ピンコードしても、同様に強誘電体薄膜44を成膜する
ことができる。
このようにして得られた強誘電体薄膜44は、スピンコ
ード、乾燥、熱処理の全工程を工夫することによって、
Pt電極と同方向にC軸配向させることができる。しか
し、面方向には多結晶である。
この配向した強誘電体薄膜44の上に、密着性を良くす
る為にT i、Mo、Cr、Wの何れかを真空蒸着、ス
パッタ等で下地コートした後、その」二にAu、Pt、
Ag、Ni、Agの何れかを真空蒸着またはスパッタ等
で付着させることにより、上部電極45を形成する。上
部電極45の密着性を問題にしないのであれば、下地コ
ートは省略してもよい。
 7 以上のようにして得られた強誘電体セル46は、下部電
極43及び上部電極45の間に印加する電圧によって、
分極軸47.48に対して一定の角度で電界を及ぼすこ
とができる。上部電極45から下部電極43へ向かう抗
電圧以上の電圧をかけると、47(破線)の向きに向い
た残留分極が得られる。また、下部電極43から上部電
極45に向かう抗電圧以上の電圧を印加すると、70(
実線)の向きに向いた残留分極が得られる。この2つの
状態をそれぞれ“1″、00″の状態に対応させること
により、メモリーの書き込みができる。
一方、抗電圧■。よりかなり小さい電圧を印加して残留
分極を回転させ、回転によって生ずる変位電流の大きさ
を検出することにより、“1”の状態か“O”の状態か
の検出、即ち読み出しを行なうことかできる。
実施例3 第9図を参照し、本発明による第3実施例を説明する。
この実施例では、実施例1又は実施例2の単一8 セルが2次元に配列する様に、下部ストライプ状電極5
3..532・・・と、上部ストライプ状電極551 
552・・・を直交する様に配置したものである。51
は基板、52は絶縁膜、54は強誘電体層である。強誘
電体層54の分極回転を書き込み及び読み出しに利用す
るために、強誘電体薄膜層は実施例1または実施例2て
説明したように配向している。
なお、上記第9図に示した強誘電体メモリのための制御
回路としては、本出願人が先に出願済みの発明(特願昭
63−321639号)に記載したもの(第23図〜第
28図)を利用する。
基本的には、アクセス回路を用いて下部ストライプ状電
極群531,532・・・のうちの1本と、上部ストラ
イプ状電極群55..552・・・のうちの1本とを選
択することにより、強誘電体2次元配列素子のうちの1
つのセルを選択する。この選択されたセルに対し、該セ
ルが正負何れかの残留分極状態になるような極性と大き
さを有する電圧■1を印加する。即ち、選択された一組
のストラ2つ イブ状電極の夫々に、+V 、、/ 2 、 −V 、
p/ 2、或いは−V 、、/ 2 、  +V 、p
/ 2を印加することにより、2値のいずれかの状態に
なる様に設定(書込み)する。また、何れの状態にある
かを検出するために、書込み時と同様にアクセス回路を
用い、l」的としたセルを選択し、該セルに抗電圧VC
以下の電圧を印加する。即ち、選択された一組のストラ
イプ状電極の夫々に対して、+ V c / 2以下。
−V。/2以下の電圧を印加する。そのときに両ストラ
イプ電極間に流れる電流の大きさをモニターすることに
より、読出しを行なう。
〔発明の効果〕
以上詳述したように、本発明の強誘電体素子は、強誘電
体薄膜の分極軸を上下の両電極面に垂直な方向に対して
傾斜させ、且つ分極軸に対して一定の角度で電界を印加
し、分極の回転によって書込み及び読み出しを行なう。
これにより、■記憶保持状態が不安定(耐久性が悪い)
■クロストークの問題 ■破壊メモリとなる。
0 といった強誘電体メモリの実用化を妨げてきた問題を解
決でき、耐久性が良好で、非破壊、不揮発性、大容量、
且つ高速スイッチング性の強誘電体メモリを実現できる
加えて、上記■についての改善は単にメモリー素子にと
どまらず、通常の小信号を利用するセンサー トランス
デユーサ、通信部品における耐久性(経時変化)の改善
にもつながる。
21.21’・・・分極、22・・・外部電界、23・
・・永久双極子、24・・・上部電極、25・・・下部
電極、31.41.51・・・基板、32,42.52
・・・絶縁膜、33.43.53・・・下部電極、34
,44゜54・・・強誘電体薄膜、35,45.55・
・・上部電極、36.46・・・強誘電体メモリーセル
、37゜38.47.48・・・分極軸
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図は本発明における技術思想を説明するた
めの図、第7図は本発明の一実施例になる強誘電体メモ
リーを示す断面図、第8図は本発明の他の実施例になる
強誘電体メモリーを示す断面図、第9図は本発明の更に
別の実施例になる強誘電体2次元配列メモリーを一部断
面で示す斜視図、第10図は従来の強誘電体メモリーを
示す回路図であり、第11図および第12図はその問題
点を説明するための図、第13図は従来の他の強誘電体
メモリーを示す回路図である。 3]

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)基板上に下部電極、強誘電体薄膜、上部電極を順
    次積層した強誘電体素子において、 前記強誘電体薄膜を、その分極軸が前記両電極面に垂直
    な方向に対して傾斜するように結晶配向させたこと特徴
    する強誘電体素子。
  2. (2)前記下部電極が、前記強誘電体薄膜の結晶配向方
    向と同一の結晶配向方向を有していることを特徴とする
    請求項1に記載の強誘電体素子。
  3. (3)前記基板が、ガラス、酸化マグネシウム単結晶(
    MgO)、チタン酸ストロンチウム単結晶(SrTiO
    _3)、シリコン単結晶(Si)、ガリウム砒素単結晶
    (GaAs)ガリウムアルミ砒素単結晶(GaAlAs
    )及び表面酸化したシリコン(SiO_2/Si)から
    なる群から選択されることと、 前記下部電極が、(111)方向に配向した白金(Pt
    )からなることと、 前記強誘電体薄膜が、(Pb_1_+_α_−_XA_
    X)(Zr_1_−_Y_−_ZTi_YB_Z)O_
    3+βMeOα=0〜0.2、 y≧0.58、 A:Ca,Sr,Baの何れか、 x=0〜0.3、 B:Hf,Snの何れか、 z=0〜0.3、 Me:La,Y,Sm,Dy,Ce,Bi,Sb,Nb
    ,Ta,W,Mo,Cr, Co,Ni,Fe,U,Sc,Th, Cu,Si,Ge,Alのうちの何 れか、又は、複数の組合わせ、 β=0〜0.05 という化学式を有し、かつ結晶構造が正方晶系で(11
    1)配向していることと、 前記上部電極が、Pt,Au,Al,Niの何れかから
    なる単層構造、又はCr,Ti,Mo,Wの何れかから
    なる下地層及びPt,Au,Al,Niの何れかからな
    る上層の2層構造を有していることとを特徴とする請求
    項1に記載の強誘電体素子。
  4. (4)前記基板が、ガラス、酸化マグネシウム単結晶(
    MgO)、チタン酸ストロンチウム単結晶(SrTiO
    _3)、シリコン単結晶(Si)、ガリウム砒素単結晶
    (GaAs)ガリウムアルミ砒素単結晶(GaAlAs
    )及び表面酸化したシリコン(SiO_2/Si)から
    なる群から選択されることと、 前記下部電極が、(100)配向したPtからなること
    と 前記強誘電体薄膜が、 (Bi_2O_2)^2^+(A_m_−_1B_mO
    _3_m_+_1)^2^−A=Bi,Pb,Ba,S
    r,Ca,Na,K,希土類元素 B=Ti,Nb,Ta,W,Mo,Fe, Co,Cr m=1,2,3,4,5 なる化学構造式を有し、かつc軸配向していることと 前記上部電極が、Pt,Au,Al,Niの何れかから
    なる単層構造、又はCr,Ti,Mo,Wの何れかから
    なる下地層及びPt,Au,Al,Niの何れかからな
    る上層の2層構造を有していることとを特徴とする請求
    項1に記載の強誘電体素子。
  5. (5)前記下部電極および上部電極の両者が複数のスト
    ライプ状電極からなり、且つ下部電極および上部電極が
    互いに直交して配列された構造を有することを特徴とす
    る請求項1に記載の強誘電体2次元配列素子。
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