JPH03108588A - 平版印刷用版材及び平版印刷版の製造方法 - Google Patents

平版印刷用版材及び平版印刷版の製造方法

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JPH03108588A
JPH03108588A JP1247605A JP24760589A JPH03108588A JP H03108588 A JPH03108588 A JP H03108588A JP 1247605 A JP1247605 A JP 1247605A JP 24760589 A JP24760589 A JP 24760589A JP H03108588 A JPH03108588 A JP H03108588A
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JP
Japan
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resin
heat
inorganic pigment
substance
binding
Prior art date
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Pending
Application number
JP1247605A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinori Morimitsu
守満 美紀
Takao Taguchi
貴雄 田口
Yoshiko Ugajin
宇賀神 美子
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Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Printing Co Ltd
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Publication date
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  • Manufacture Or Reproduction Of Printing Formes (AREA)
  • Printing Plates And Materials Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、露光、現像処理等複雑な工程を必要とせず、
熱印字装置により簡易に刷版できる平版印刷版に関する
もので、特にコンピューターから直接製版できる、いわ
ゆるダイレクト製版印刷版に関する。
〈従来の技術〉 従来、コンピューターのデジタル信号から直接製版を行
うシステムとしては、 (1)電子写真法上レーザースキャニング露光を組み合
わせたもの。
(2)COt等の大出力レーザーのスキャニングにより
樹脂等を変化させるもの。
(3)感光性樹脂と銀塩感材を積層させ、Arレーザー
でスキャニング露光させるもの。
(4)11塩感材を半導体あるいはHe−Neレーザー
で露光させるもの。
等がある。
これらの方法では、レーザーn光を行うため、装置が複
雑で大かがりとなりコストが高いという欠点がある。さ
らに(1)、(3)、(4)においては、続いて現像処
理を行わねばならず、工程も複雑であるうえ、湿式現像
法は労働衛生、危険性上好ましくない。
これらの問題点を解決した方法としては、(5)親水性
表面を有する支持体上にインキジェットを適用する方法
(6)放電破壊により親水層をとばして製版する方法。
(7)親水性表面を有する支持体上に熱転写により製版
する方法。
がある。
これらの方法は乾式で処理でき、工程が簡単であるため
装置も小型となる。
しかしながら、(5)、(7)の方法には、特殊なイン
キや転写リボンを用いねばならず、また(6)では電極
針の摩耗が著しく完全に有利な方法とは言い切れない。
ところで最近、以上のような従来の平版印刷版の欠点を
解消する方法として、熱印字装置を用いる方法が提案さ
れている。(特開昭63−64747号公報、特開昭6
3−116892号公報)これらの方法は、耐水性支持
体上に無機顔料、バインダー樹脂及び熱溶融性物質を含
む層を設け、この面をサーマルヘッドで熱印字すること
により刷版を行うというものであり、乾式で、露光現像
装置や複雑な工程を必要とせず、特殊な転写リボン等も
必要としない。
しかしながら、この方法に用いる印刷版では、熱溶融性
物質と無機顔料、結着剤樹脂をそのまま分散混合し、耐
水性支持体上に塗布、乾燥したものを感熱記録層として
いるため、版表面に存在する熱溶融性物質が熱をかける
までもなくインキを受容し、非画像部の汚れを生じさせ
る。さらに、感度のよいものでは、サーマルヘッド等の
残熱で熱溶融性物質が溶融してしまい、非画像部に汚れ
を生じさせる場合もあるという問題があった。
〈発明が解決しようとする課題〉 本発明が解決しようとする課題は、乾式で、露光、現像
等の複雑な工程や、特殊なインキや転写リボンを必要と
しない、かつ非画像部に汚れのない良好な印刷物を与え
る平版印刷版を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 本発明は、耐水性支持体上に、芯物質が熱溶融性物質で
壁材が無機顔料である参〇マイクロカプセルと結着剤樹
脂とから成る感熱記録層を設け、この面を熱印字して刷
版することを特徴とする平版印刷版に関するものである
本発明で用いられる無機顔料としては、クレーシリカ、
酸化亜鉛、酸化チタン、酸化アルミニウム、炭酸バリウ
ム、硫酸バリウム等が挙げられるが、特に、印刷を行っ
た時の画質からみて酸化亜鉛が好ましい。
結着剤樹脂としては、熱印字時の感度や、印刷版の強度
、印刷物の画質等の点からみて、ガラス転移点が50℃
〜110°Cであるものが好ましく、ポリエステル系樹
脂、アクリル系樹脂、スチレン系樹脂、塩ビ系樹脂、ブ
チラール系樹脂、エポキシ系樹脂等を単独または組み合
わせて用いることができる。
熱熔融性物質としては、40°C〜150°Cで溶融す
るものが好ましく、例えば、カルナバワックス、ポリエ
チレンワックス、パラフィンワックス、マイクロクロス
タリンワックス、エステルワックス、キャンデリラワッ
クス、炭化水素系合成ワックス等の天然または合成ワッ
クス類や、各種の樹脂が挙げられる。
耐水性支持体としては、−Mに感熱記録に用いられてい
る10〜100μmの厚みをもつポリエチレンテレフタ
レートフィルム(PETフィルム)や耐水処理された紙
等が用いられる。
芯物質が熱溶融性物質、壁材が無機顔料である胎≠参マ
イクロカプセルの製法としては、粉床法、トポケミカル
反応またはメカノケミカル反応等の単なる付着を利用す
る方法と、表面沈積法、含浸法、懸濁法等の沈澱反応を
利用する方法があり、そのどちらでも利用できる。
それぞれの製法によりカプセル内に含まれる熱溶融性物
質の量に違いがでるが、熱溶融性物質が無機顔料に対し
て、5〜25重量%となるように添加する無機顔料の量
を調節する。熱溶融性物質が5重量%以下であると、熱
印字した場合のインキ受容性が充分でなく、25重量%
以上であると、無機顔料で覆いきれず、非画像部に汚れ
を生じさせるので好ましくない。
本発明で用いられる結着剤樹脂は、マイクロカプセル(
無機顔料プラス熱溶融性物質)に対して、lθ〜50f
fi量%が適する0割合が10重四%以下であると、結
着性が弱いため耐剛性が悪くなり、50重量%以上であ
ると、印刷版の表面全体を樹脂が覆うことになり、親水
性が不足し、印刷物の非画像部の汚れを引き起こすため
画質が低下するので好ましくない。
本発明の印刷版を作成するには、無機顔料と熱溶融性物
質から作成したマイクロカプセルと結着剤樹脂をトルエ
ンの様な有機溶媒中に溶解または分散した塗液を、耐水
性支持体上に塗布厚が20〜50μmになるように塗布
し、乾燥すればよい。
こうして得られた平版印刷用版材を、感熱プリンターあ
るいは感熱ファクシミリ等の熱印字装置により熱印字す
る。熱印字した部分ではカプセル内の熱溶融性物質が溶
融し、版表面にしみだしてくるため、インキ受容性の印
刷画像部を形成する。
〈作用〉 本発明の平版印刷版では、熱溶融性物質を無機顔料カプ
セル中に入れたため、単純に分散混合した印刷版の様に
、版表面に直接熱溶融性物質が現れることがなく、その
部分の親水性不十分が原因でおこる非画像部の汚れやサ
ーマルヘッド等の残熱によって生じる非画像部の汚れ(
がぶり)等も防止できる。
〈実施例1〉 4mof/I  (S i O□含有量として)水ガラ
ス水溶液IO容量部と、非イオン系界面活性剤(ソルビ
タンモノステアレート:ポリオキシエチレンソルビタン
モノオレート−1:2重量比の混合物)20g/lベン
ゼン溶液)30容量部とをホモジナイサーヲ用いて乳化
させ、W / O型エマルジョンヲ調整する。このエマ
ルジョンを、硫゛酸アンモニウムl 、 5 +*ol
/I水溶液100重量部を撹はんしている中へ注入した
。沈澱物を分離、洗浄、乾燥して、球形、多孔、中空の
シリカカプセルを得た。
これを、1時間真空中に置いた後、カルナバワックスの
20重量%トルエン溶液を含浸させる。常圧にしてろ過
、洗浄、乾燥すると、芯がカルナバワックス、壁材がシ
リカのマイクロカプセルが得られた。このマイクロカプ
セル70重量部、アクリル樹脂30重量部、トルエン1
50重量部をペイントシェーカーにて1時間分散後、1
00μmのPETフィルム上に塗布厚が30μmとなる
ようにバーコーターにて塗布、乾燥し、平版印刷用版材
を得た。これを感熱プリンターにより熱印字して刷版を
行い、表面エツチング処理を行った後、リョービイマジ
クス社製オフセット印刷機AD80にて印刷を行ったと
ころ、非画像部に汚れのない良好な印刷画像が得られた
。また、2000枚目においても、初期の画像と同等良
好であった。
〈実施例2〉 パラフィンワックス(固体)と酸化亜鉛(堺化学社製5
AZEX)とを超微粉砕機(ホソカワミクロン社製オン
グミル)中に入れ、1000r、p。
−160℃の条件で運転した。メカノフユージッン作用
により、パラフィンワックスのまわりを酸化亜鉛が包み
込む形のマイクロカプセルを得た。
(このマイクロカプセルのパラフィンワックス二酸化亜
鉛=約3:2重量比であった。)このマイクロカプセル
20重量部と酸化亜鉛(堺化学社製5AZEX)80重
量部、アクリル樹脂20重量部、トルエン150重量部
で実施例1と同様の操作により、平版印刷用版材を作成
し、刷版、印刷を行ったところ、実施例1と同様、良好
な印刷画像が得られた。
く比較例〉 酸化亜鉛(堺化学社製5AZEX)70重量部、アクリ
ル樹脂15重量部、カルナバワックス15重量部、トル
エン150重量部をペイントシェーカーにて1時間分散
後、50μmのPETフィルム上に塗布厚が30tIm
となるようにバーコーターにて塗布、乾燥し、平版印刷
用版材を得た。これを感熱プリンターにより熱印字して
刷版を行し、)、表面エツチング処理を行った後、リゴ
ービイマジクス社製オフセット印刷機AD80にて印刷
を行ったところ、画像部分は良好な濃度を持つが、非画
像部に汚れが目だつ印刷画像が得られた。
く効果〉 本発明によると、乾式で、露光、現像等の複雑な工程や
特殊なインキや転写リボンを必要としない、ダイレクト
製版用の平版印刷版が得られた。
またこの印刷版を用いて、非画像部に汚れのない良好な
印刷画像が得られた。かつ、2000枚目の印刷物にお
いても初期の画像と同等に良好な印刷画像が得られ、耐
剛性も優れている。
特  許  出  願  人 凸版印刷株式会社 代表者 鈴木和夫

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)耐水性支持体上に、芯物質が熱溶融性物質で壁材が
    無機顔料であるマイクロカプセルと 結着剤樹脂とから成る感熱記録層を設けてなることを特
    徴とする平版印刷用版材。 2)請求項1記載の平版印刷用版材の感熱記録層の表面
    を熱印字して刷版を行うことを特徴とする平版印刷版の
    製造方法。
JP1247605A 1989-09-22 1989-09-22 平版印刷用版材及び平版印刷版の製造方法 Pending JPH03108588A (ja)

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