JPH0310795A

JPH0310795A - 紙切断装置

Info

Publication number: JPH0310795A
Application number: JP1147487A
Authority: JP
Inventors: Hideo Ariga; 有賀　英雄; Yuji Itano; 板野　裕次
Original assignee: Toshiba Corp; Toshiba Software Engineering Corp
Current assignee: Toshiba Corp; Toshiba Software Engineering Corp
Priority date: 1989-06-08
Filing date: 1989-06-08
Publication date: 1991-01-18

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】［発明の目的］（産業上の利用分野）本発明は、紙切断装置に関する。

（従来の技術）一般に印刷装置においては、印刷する前に所定サイズ（
例えばＡ３、Ａ４、Ｂ４サイズ等）の紙を、サイズ別に
所定のトレーに入れ、装置本体にセットしている。そし
て、印刷時に、所定のサイズの紙をトレーから装置本体
へ送出して印刷している。

（発明が解決しようとする３題）しかしながら、従来は印刷する紙のサイズが例えば規格
サイズにあらかじめ限定されているので、その他の任意
のサイズの紙に印刷したい場合は、規格サイズの紙に印
刷した後で所望のサイズに切断しなければならなかった
。

本発明はこのような問題を解決すべくなされたもので、
その目的とするところは、任意のサイズの紙を例えば印
刷装置等へそのまま供給可能な紙切断装置を提供するこ
とにある。

〔発明の構成］（課題を解決するための手段）前記目的を達成するために本発明は、所望のサイズの紙
の横幅と縦幅を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記
憶された横幅に合わせて所定の紙の横幅を切断する横幅
切断手段と、前記記憶手段に記憶された縦幅に合わせて
前記所定の紙の縦幅を切断する縦幅切断手段とを具備す
ることを特徴とする。

（作　用）本発明では、記憶手段は、所望のサイズの紙の横幅と縦
幅を記憶し、横幅記憶手段は、前記記憶手段に記憶され
た（黄幅に合わせて所定の紙の横幅を切断する。そして
、縦幅記憶手段は、前記記憶手段に記憶された縦幅に合
わせて前記所定の紙の縦幅を切断する。

（実施例）以下本発明の一実施例に係る紙切断装置について図面を
参照しつつ説明する。

第１図に示すように、パネル等からの入力を制御する入
力制御部１は、所定条件下で記憶テーブル部２に紙サイ
ズのデータ例えば横幅および縦幅を書込む。横幅用モー
タ制御部３は、記憶テーブル部２に格納されている横幅
のデータに基づいて横幅用モータ４の動作を制御する。

縦幅用モータ制御部５は、縦幅検知部６が実際に検知し
た縦幅のデータと記憶テーブル部２に格納されている縦
幅のデータとが、チエツク部７によって一致したと検出
された場合に、縦幅用モータ８の動作を制御する。縦幅
用モータ８の動力は、後述する縦幅用モータや残紙除去
部９等に伝えられる。

上記横幅用モータ４と縦幅用モータ８は紙切断部１０の
動力源となる。紙切断部１０は第２図および第３図に示
すように構成される。すなわち、図示しないトレーから
送られてくる紙１１の横幅の中心位置にて縦幅方向に回
転軸を有する横幅用モータ４が、所定方向に所定量回転
することにより、回転軸に接続された歯車１２を介して
横幅調節器１３が連動して横幅方向に伸張または縮小す
る。横幅調節器１３の両端には紙の横幅を切断するため
の横幅用カッター１４が設けられている。

横幅用カッター１４の近傍の紙の通路上には、送られて
くる紙の縦幅を随時検知可能な縦幅検知機６が配置され
る。

また、縦幅用モータ８が、所定方向に所定量回転するこ
とにより、回転軸に接続された歯車１５を介してチェー
ン１６が連動し、このチェーン１６に固設された縦幅用
カッター１７が紙の横幅方向に移動可能である。縦幅用
カッター１７の移動方向に沿って縦幅用カッターガイド
レール１８が配置される。また、縦幅用カッター１７の
側面には、残紙を除去するための残紙除去棒１９が固設
され、この残紙除去棒１９は、残紙除去調節レール２０
に摺動して移動可能である。この残紙除去棒１９と残紙
除去調節レール２０とから残紙除去部９がなる。

さらにまた、上下−組の紙誘導板２１から形成される紙
進入口２２は、図示しないトレーから送出されてくる紙
１１を、横幅用カッター１４の方向へ誘導する。

次に、この紙切断装置の動作について説明する。

まず、入力制御部１が、紙の任意のサイズが入力設定さ
れているかどうかを判断する。（ステップ３０１）。

紙のサイズが入力設定されていない場合、図示しない紙
出内部が、あらかじめセットされている規格サイズの紙
を出力し、そのまま図示しない印刷装置へ搬送する（ス
テップ３０２）。

また、紙のサイズが入力設定されている場合、記憶テー
ブル部２が、設定されているサイズのデータ、例えば紙
の横幅および縦幅のデータを格納する（ステップ３０３
）。

ここで、横幅用モータ制御部３が、記憶テーブル部２に
格納されている横幅のデータに基づいて、横幅用モータ
４の動作量を制御する。この横幅用モータ４が所定方向
に所定量回転することにより横幅調節器１３が連動し、
その結果横幅用カッター１４の位置がセットされる（ス
テップ３ｏ４）。

次に、図示しない紙出内部により、印刷するための紙１
１を図示しないトレーから紙進入口２２の方（図中矢印
Ａ方向）へ送り出す（ステップ３０５）。

横幅用カッター１４は、送られてくる紙１１の横幅を切
断し続ける（ステップ３０６）。また、縦幅検知部６は
、縦幅用モータ制御部５による制御のもとで、送られて
くる紙１１の縦幅方向の長さを検知する（ステップ３０
７）。

チエツク部７は、縦幅検知部６が実際に検知した縦幅の
データと、記憶テーブル部２に格納されている縦幅のデ
ータとを比較しくステップ３０８）両者が一致した時点
で、紙送りを一時的に停止させる信号を紙出内部（図示
せず）に送って紙送りを停止せしめ（ステップ３０９）
、また、縦幅用モータ制御部５による制御のもとて縦幅
用モータ８に制御信号を送り所定量の動作をせしめる。

縦幅用モータ８の回転動力は、歯車１５を介してチェー
ン１６に伝わる。その結果、縦幅用カッター１７が縦幅
用カッターガイドレール１８に沿って直線的に安定して
移動し、紙１１の縦幅全体を切断する。（ステップ３１
０）。

このようにして所望のサイズに切断された紙１１は、図
示しない印刷装置本体へ搬送され印刷される。

一方、残紙除去調節レール２０の端部の下方に反った反
り部分２０ａに、残紙除去棒１９が当接することにより
、残紙除去調節レール２０が上昇し、これに連動して横
幅を切断する部分すなわち横幅用モータ４、横幅調節器
１１および横幅用カッター１４等も上昇する。この状態
で、切断後の残紙部分について紙送りを再開する（ステ
ップ３１１）。横幅を切断した切れ端は、そのまま下に
落ちて除去される。縦幅が切断された後の残紙は残紙除
去調節レール２０の下方に落ちて除去される。

その後、縦幅用カッター１７をもとの位置まで戻す。（
ステップ３１２）。なお、この際、上昇していた横幅を
切断する部分は下降してもとの位置へ戻る。

以上の一連の動作を繰り返すことにより、多数枚の紙を
順次所望のサイズに切断することができ、例えばそのま
ま印刷装置に搬送することにより所望のサイズの紙に印
刷できる。

かくして本実施例の紙切断装置によれば、利用者が設定
した任意のサイズに紙を切断できるので、切断した紙を
例えば印刷装置に搬送して印刷すれば、従来のように印
刷した後で紙のサイズを調整するような手間を省ける。

［発明の効果］以上詳細に説明したように本発明の紙切断装置によれば
、任意のサイズに紙を切断し、切断した紙を例えば印刷
装置等へそのまま供給可能な紙切断装置を提供すること
ができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例に係る紙切断装置の主要部の
構成を示すブロック図、第２図は本実施例の紙切断装置
の切断部を示す斜視図、第３図は第２図に示す切断部の
側面図、第４図は本実施例の紙切断装置の動作を示すフ
ローチャートである。１・・・入力制御部、２・・・記憶テーブル部、３・・
・横幅用モータ制御部、４・・・横幅用モータ、５・・
・縦幅用モータ制御部、６・・・縦幅検知部、７・・・
チエツク部、８・・・縦幅用モータ、９・・・残紙除、
去部、１０・・・紙切断部、１３・・・横幅調節器、１
４・・・横幅用カッター　１７・・・縦幅用カッター

Claims

【特許請求の範囲】

（１）所望のサイズの紙の横幅と縦幅を記憶する記憶手
段と、前記記憶手段に記憶された横幅に合わせて所定の紙の横
幅を切断する横幅切断手段と、前記記憶手段に記憶された縦幅に合わせて前記所定の紙
の縦幅を切断する縦幅切断手段とを具備することを特徴
とする紙切断装置。