JPH03107880A - トナーカートリッジ - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （ａ業上の利用分野） 本発明は、トナーカートリッジに関するもので、より詳
細には、トナー補給のためのカートリッジの装着に連動
してカートリッジ封入シールの剥離が行われるタイプの
カートリッジの改良に関する。

（従来の技術） 電子写真複写機等における現像用トナーの補給は、トナ
ーを収容する容器と、該容器のトナー補給口、補給口を
覆うシール部材とから成るトナー−カートリッジを使用
し、該カートリッジを現像装置のトナー補給部に装着し
、この装着に先立って或いは装着後にシール部材を引き
剥すことにより行っていた。

トナーカートリッジの装着と同時に或いはこれに同期し
てシール部材の引き剥しが行われるものも既に知られて
おり、例えば実開昭５５−９９５４８号及び実開昭５５
−９０９７９号公報には、トナー容器の底面に開口部を
設け、この開口面を一端から他端へ向けてシール部材で
ふさぎ、このシール部材を他端で折り返すと共にその端
部に爪部を設け、この爪部がカートリッジの装着時に機
械本体側の突起と係合してシール部材の引き剥しが行わ
れるようにしたものが開示されている。

（発明が解決しようとする問題点） しかしながら、このタイプのトナーカートリッジにおい
ては、開口部にシール部材が折り返されて設けられてい
るため、シール部材の引き剥しのストロークとして、開
口部の幅の２倍の長さが必要であり、従ってカートリッ
ジの装着部の寸法が大きくなるという欠点がある。また
、カートリッジの装着に際して、カートリッジが十分に
挿入されないうちにシール部材の引き剥しが開始される
ため、トナー飛散が発生し易く、更に引き剥しのためカ
ートリッジが傾いて装着しにくいという不便もある。

また、トナーカートリッジの保存や取扱い時には、爪部
はカートリッジに固定されていて、しかも装着時にはカ
ートリッジから離脱することが必要となるが、このよう
な離脱自在の爪部の固定が困難であるという問題がある
。

更に、トナーカートリッジをトナー補給部から引き出し
たとき、シール部材のトナー付着面が外側にくるため、
この付着トナーにより操作者が手を汚したり、或いは周
囲を汚したりするおそれがあり、これを防ぐには格別の
クリーニング部材が必要となる。

従って、本発明の目的は、従来のトナーカートリッジに
おける上記欠点を解消し、装着操作及びシール部材の引
き剥し操作が簡単でしかも簡単な構造を有するトナーカ
ートリッジを提供するにある。

本発明の他の目的は、カートリッジのトナー補給部の装
着ストローク及びシール部材の引き剥しストロークが従
来のものに比して短かくてすみ、しかも引き剥しに際し
てトナー飛散を一切生じないトナーカートリッジを提供
するにある。

本発明の更に他の目的は、引き剥されたシール部材を外
部に露出することなしに、トナー補給部からの引き出し
を行い得るトナーカートリッジを提供するにある。

本発明の別の目的は、シール部材が最後引き剥されたこ
とを確認することができ、しかもカートリッジが機械の
トナー補給部に着実に装着された状態でトナーの補給を
可能にするトナーカートリッジを提供するにある。

（問題点を解決するための手段） 本発明によれば、トナーを収容する容器と、該容器のト
ナー補給口と、補給口を覆うシール部材とから成り、現
像装置のトナー補給部に装着してトナーを補給するため
のトナーカートリッジにおいて、 該容器はトナーが充填される第一の領域と、トナーが充
填されない第二の領域とを備え、第一の領域にはカート
リッジ装着時にトナーが流出する第一の開口が設けられ
、第二の領域には第一の開口と直接或いは間隙をおいて
隣り合うように第二の開口が設けられ、且つシール部材
は、その一端部が第一の開口の第二の開口側一端縁に位
置し、その一部が第一の関口の全周縁に！ＩＪＩ！ｉ可
能にシールされ、残りの部分が第一の開口の他端縁で折
り返されて第一の開口及び第二の開口をまたぎ、且つそ
の他端部が第二の開口の対向端縁で固着されるように設
けられ、カートリッジの装着に連動して、剥離されるシ
ール部材の少なくとも一部は第二の領域内に押し込まれ
、収納されるように構成されていることを特徴とするト
ナーカートリッジが提供される。

本発明において、現像装置のトナー補給部は第二の領域
に挿入される突起部を備えており、トナーカートリッジ
のトナー補給部への装着に際してシール部材が突起部に
より０字型に第二の領域内に押し込まれることにより、
シール部材が第一の開口から剥離されるようにするのが
よい。

第一の開口及び第二の開口はカートリッジの装着方向を
横切る面に設けられるようにするのが構造を単純化する
ために一般的であるが、第一の開口面をカートリッジの
装着方向と平行な面に、第二の開口面をカートリッジの
装着方向を横切る面に設ければ、装着方向とシールの剥
離面とが同方向（平行な面）となフて剥離が容易となり
、更に次の作用が得られる。

本発明において、第二の領域における装着方向の寸法は
第一の開口の幅と同寸法乃至はこれより若干大きい寸法
でよい。

（作用） 本発明のトナーカートリッジは、トナーを収容する容器
と、該容器のトナー補給口と、補給口を覆うシール部材
とから成る点では公知のカートリッジと構造を−にして
いるが、この容器がトナーが充填される第一の領域とト
ナーが充填されない第二の領域とを備えていること、及
び第一の領域にはカートリッジ装着時にトナーが流出す
る第一の開口が設けられ、第二の領域には第一の開口と
直接或いは間隔をおいて隣り合う第二の開口が設けられ
ていることが第一の特徴である。

また、シール部材は、■その一端部が第一の開口の第二
の開口側一端縁に位置し、■その一部が第一の開口の全
周縁に剥離可能にシールされ、■残りの部分が第一の開
口の他端縁で折り返されて第一の開口及び第二の開口を
またぎ、且つ■その他端部が第二の開口の対向端縁で固
着されて設けられていることが第二の特徴である。

本発明のトナーカートリッジにおいて、第二の領域は、
カートリッジの装着に連動して、剥離されるシール部材
の少なくとも一部がその中に押し込まれ収納されるよう
になっていることが第三の特徴である。

先ず、第一の開口と第二の開口とが隣接関係で設けられ
、シール部材の一端縁を、第一の開口の第二の開口側一
端縁に位置させ、一方その他端縁を第二の開口の対向端
縁に固着し、しかもシール部材が第二の開口を通して第
二の領域内に押し込まれてシール部材の引き剥しが行わ
れるようにしたため、密封状態では第一の開口に折り返
されて二重の状態で存在するシール部材が、開封状態で
は第二の領域内にやはり折り返された二重の状態で存在
することになり、かくして、シール部材の引き剥しスト
ロークを、第一の開口の幅とほぼ等しくして、カートリ
ッジの装着寸法を短縮し、装着操作及びシール部材の引
き剥し操作を簡単化することができる。

更に、本発明によれば、引き剥されたシール部材は第二
の領域内に収納されているので、トナー補給を終えたカ
ートリッジをシール部材に手を触れることなしに現像装
置のトナー補給部からワンタッチで引き出し得ると共に
、シール部材にトナーが付着している場合にも、操作者
の手や周囲をトナーで汚すことがないという利点も得ら
れるものである。

（実施例） 本発明のトナーカートリッジの一例について、その装着
操作を説明するための第１−Ａ、１−８，１−Ｃ及び１
−Ｄ図において、１はトナーカートリッジであり、２は
現像装置のトナー補給部である。

カートリッジ１は、容器側壁３と頂壁４とで形成される
第一の領域（トナー収容部）５を有しておリ、この第一
の領域５にはトナー６が充填される。この第一の領域５
は下向きの第一の開ロアを有し、この第一の開ロアには
、全体として８で示すシール部材が設けられている。容
器側壁３の一方の側には、該側壁３から小間隔をおいて
はみ出している。はみ出し壁９が設けられており、この
はみ出し壁９と容器側壁３との間にトナーが充填されて
いない第二の領域１０が形成されている。

第二の領域１０も下向きの第二の開口１１を有し、第二
の開口１１は第一の開ロアと隣り合って設けられている
ことが了解されよう、シール部材８は、その一端部１２
が第一の開ロアの第二の開口側端縁１３上に位置し、そ
の第一の部分１４が第一の開ロアを覆い且つその全周縁
に剥離可能にシールされ、残りの部分１５が第一の開口
の他端縁１６で折り返されしかも第一の開ロア及び第二
の開口１１をまたいだ後、シール部材の他端部１７が第
二の開口１１の対向端縁１８で固着されている。

現像装置のトナー補給部２はカートリッジ１の側壁３を
案内する入口２０を有しており、この入口には、カート
リッジ１の第二の領域１０内に挿入される突起部２１が
設けられている。この人口２ｏの下方には現像装置（図
示せず）に対するトナー補給口２２がある。

第１−Ａ図に示す通り、第一の開ロア及び第二の開口１
１が下向きの状態でカートリッジ１をトナー補給部２の
入口２０へ嵌挿する。これにより、突起部２１が第二の
開口１１を覆っているシール部材の部分１９と当接する
（第１−Ｂ図）。

カートリッジ１を入口２０内に更に押込むと、シール部
材１９は第二の領域１０内にＵ字状に押込まれ、これに
伴なってシール部材の第一の部分１４が第一の開ロアか
ら引き剥され、トナー６が第一の開ロア及び補給口２２
を通して現像装置に供給される（第１−Ｃ図）。突起部
２１が第二の領域１０内に完全に挿入された時点では、
シール部材は第一の開ロアから完全に剥離された状態で
あり（第１−Ｄ図）、カートリッジ内のトナーは全量ト
ナー補給部内に供給されることになる。この状態で、カ
ートリッジ１をトナー補給部２から引上げると、シール
部材８は、それらの両端部１２．１７がカートリッジに
固定され且つそれらの少なくとも一部が第二の領域１０
内に収納された状態で、外部に取出されることになる。

かくして、本発明のカートリッジによるトナー補給では
、その装着、トナー補給及び引出しに際して、シール部
材８に手を触れる操作が一切不要であり、しかも装着操
作と連動して、シール部材８の引剥しが行われることが
了解される。また、第一の間ロアのシール巾Ｗと突起部
２１のストローク長Ｓとがほぼ同じであり、装着部の寸
法が短かくてすみ、操作も容易である。

第１−Ａ乃至１−Ｄ図に示した具体例では、第一の開ロ
アと第二の開口１１との間に装着方向に段差（間１１１
！’）が形成されているが、第２−Ａ図に示す通り、第
一の開ロアと第二の開口１１とを共通の水平面に設ける
ことができる。この場合には、第２−Ｂ図に示す通り、
引き剥されたシール部材８の殆んど全部が第二の領域１
０内に収納され、シール部材に対するトナー付着面２３
も第二の領域１０内に収納される結果として、カートリ
ッジ１の引き出しに際して、周囲へのトナー飛散が一層
少ないものとなる。

また、第１−Ａ乃至！−Ｄ図に示した具体例では、突起
部２１のストローク長Ｓがシール巾Ｗとほぼ同じになっ
たとき、突起部２１がはみ出し壁９の頂部と当接してカ
ートリッジ１の嵌挿が終わる構成となっている。これに
対して第３−Ａ図に示す通り、はみ出し壁９をより長く
設け、従って第二の領域１０の長さ（高さ）を十分に大
きくして、シール部材８の一端部１２も完全に剥離する
ようにすることができる。この場合には、第３−Ｂ図に
示す通り、シール部材８はその一端部１２も第一の開ロ
アの端縁１３から完全に剥離され、シール部材８の殆ん
ど全てが第二の領域１０内に収納されていることが了解
される。

第４図は、刀−トリックの装着ストロークの変位を横軸
にとり、装着に必要な荷重を縦軸として両者の関係をプ
ロットしたものであり、上のグラフは第１−Ａ乃至１−
Ｄ図に示した構造のもの、下のグラフは第３−Ａ乃至３
−Ｂ図に示した構造のものである。これらのグラフにお
いて、荷重Ａはカートリッジ１と入口２０との摩擦によ
るものであり、ピーク荷重Ｂは、突起部２１とシール部
材８とが当接して、第一の開口の他端縁１６でシール長
の長いシール部の引き剥しが行われる力である。この部
分の引き剥しが終わると、シール長の短いシール部が引
き剥されるため、荷重Ｃは弱くなり、次いでシール部材
の一端部１２と開口一端縁１３との間のシール長の長い
シール部で引き剥しが行われるためピーク荷１ｉＤに示
す通り荷重は再び大きくなる。第１−Ａ乃至１−Ｄ図に
示す態様では、このピーク荷重りの位置でカートリッジ
の嵌挿及び引き剥しが終るが、第３−Ａ及び３−Ｂ図に
示す態様では、このピーク荷重りを通り過ぎ、嵌挿のた
めの荷重が低下したことを確認できるので、シールが完
全に引き剥され、トナーの払出しが完全に終了したこと
を容易に確認できる。

更に、今迄説明した態様では、第一の開ロア及び第二の
開口１１が共にカートリッジ１の装着方向を横切る面に
平行になるように設けられているが、第５−Ａ及び５−
Ｂ図に示す通り、第一の開ロアがカートリッジの装着方
向と平行な面上に位置し、第二の開口１１がカートリッ
ジの装着方向を横切る面上に位置するように設けること
ができる。この態様によれば、突起部２１による嵌挿力
が直接１８０°の剥離力としてシール部に伝達されるた
め、嵌挿に際してカートリッジの傾きや、ブレを生じる
ことがなく、操作が至って容易に行われるという利点が
得られる。

本発明のカートリッジは、プラスチックの射出成形、ブ
ロー成形、押出成形、圧縮成形等のそれ自体公知の手段
で容器全体或いは容器用部材を製造し、必要により超音
波溶接等の手段で複数の部材を一体化することに製造さ
れる。プラスチックは、トナーに対する湿気を防ぐとい
う見地からは、耐湿性の樹脂、特にポリエチレン、ポリ
プロピレン、エチレン−プロピレン共重合体等のオレフ
ィン樹脂やスチレン系樹脂、ＡＢＳ樹脂等で形成されて
いることが好ましい。

シール部材は、少なくとも容器側の面が剥離性接着可能
な材料、特にヒートシール可能な材料で形成されている
べきである。剥離性接着乃至は剥離性ヒートシールとし
ては、密封保存が可能な範囲では接着（ヒートシール）
が行われているが、手による剥離が可能な接着状態を言
い、一般にシール強度（剥離強度）がｉｏｏ乃至１５０
０ｇ／ｌ、５　ｃｍ巾の範囲内にあるものを言う０例え
ば、ポリエチレン同士或いはポリプロピレン同士の間で
は剥離性接着は不可能であるが、ポリエチレン（ポリプ
ロピレン）に異種の樹脂ポリプロピレン（ポリエチレン
）やゴム類の少量を配合したものをシール層として用い
ることにより剥離性シールが可能となる。

第６図は、本発明に好適に使用し得るシール部材の断面
構造の一例を示すものであり、基材フィルム３０の両方
の面に、前述したブレンド物からなる剥離性ヒートシー
ル層３１が設けられている。尚、シール部材８と第一の
開ロフ全周縁とのシール、及びシール部材８と第二の開
口１１の対向端縁１８との固着は共にヒートシールによ
り行われるが、前者には１８０°剥離力が作用し、後者
にはズレ応力のみが作用することから、後者のヒートシ
ール部がカートリッジの嵌挿に際し、破壊するおそれは
全くない。

本発明のカートリッジに用いる容器の他の例を示す第７
図において、この容器３２はプラスチックの射出により
一体に成形された容器側壁部３３、傾斜部３４、受板３
５及びはみ出し側壁部３５を備えており、受板３５と傾
斜部３４との接続部よりも内側には開ロアが設けられて
いる。はみ出し側壁部３５と側壁部３３との間に形成さ
れる第二の領域１０は上下両端が開口しており、芳容器
側壁部３３の上端には、頂板３６が超音波溶接等の手段
で閉じるように設けられていて、トナーを収容する第一
の領域５となっている。受板３５は、シール部材８に対
するシール面を提供すると共に、カートリッジを引き出
すとき、内部辷トナーが残留してもこれが外にこぼれ落
ちないようにするために施こすＭ（図示せず）の受けと
もなっている。

（発明の効果） 本発明によれば、トナーを収容する第一の領域の他に第
二の領域を設け、夫々に第一の開口と第二の開口とを隣
接関係で設け、シール部材の一端縁を、第一の開口の第
二の開口側一端縁に位置させ、一方その他端縁を第二の
開口の対向端縁に固着し、しかもシール部材が第二の開
口を通して第二の領域内に押し込まれてシール部材の引
き剥しが行われるようにしたため、密封状態では第一の
開口に折り返されて二重の状態で存在するシール部材が
、開封状態では第二の領域内にやはり折り返された二重
の状態で存在することになり、かくして、カートリッジ
のトナー補給部への装着ストローク及びシール部材の引
き剥しストロークを、第一の開口の幅とほぼ等しくして
、カートリッジの装着寸法を短縮し、装着操作及びシー
ル部材の引き剥し操作を簡単化することができる。

また、本発明によれば、引き剥されたシール部材は第二
の領域内に収納されているので、トナー補給を終えたカ
ートリッジを、シール部材に手を触れることなしに現像
装置のトナー補給部からワンタッチで引き出し得ると共
に、シール部材にトナーが付着している場合にも、操作
者の手や周囲をトナーで汚すことがないという利点も得
られるものである。

【図面の簡単な説明】

第１−Ａ図、第１−Ｂ図、第ｉ−ｃ図、第１−Ｄ図は本
発明のトナーカートリッジの第１の実施例を示す断面図
、第２−Ａ図、第２−Ｂ図は本発明のトナーカートリッ
ジの第２の実施例を示す断面図、第３−Ａ図、第３−Ｂ
図は本発明のトナーカートリッジの第３の実施例を示す
断面図、第４図は、本発明のトナーカートリッジの装着
ストロークと装着荷重の関係図、第５−Ａ図、第５−Ｂ
図は本発明のトナーカートリッジの第４の実施例を示す
断面図、第６図は本発明のトナーカートリッジのシール
部材の一実施例を示す断面図、第７図は本発明のトナー
カートリッジの第５の実施例を示す斜視図である。 １・・・トナーカートリッジ、２・・・現像装置のトナ
ー補給部、５・・・第一の領域、６−）ナー　７・・・
第二の開口、８・・・シール部材、１０・・・第二の領
域、１１・・・第二の開口、１２・・・シール部材の一
端部、１７・・・シール部材の他端部、２１・・・突起
部。

Claims (5)

【特許請求の範囲】
1. （１）トナーを収容する容器と、該容器のトナー補給口
   と、補給口を覆うシール部材とから成り、現像装置のト
   ナー補給部に装着してトナーを補給するためのトナーカ
   ートリッジにおいて、 該容器はトナーが充填される第一の領域と、トナーが充
   填されない第二の領域とを備え、第一の領域にはカート
   リッジ装着時にトナーが流出する第一の開口が設けられ
   、第二の領域には第一の開口と直接或いは間隙をおいて
   隣り合うように第二の開口が設けられ、且つシール部材
   は、その一端部が第一の開口の第二の開口側一端縁に位
   置し、その一部が第一の開口の全周縁に剥離可能にシー
   ルされ残りの部分が第一の開口の他端縁で折り返されて
   第一の開口及び第二の開口をまたぎ、且つその他端部が
   第二の開口の対向端縁乃至はその周辺で固着されるよう
   に設けられ、カートリッジの装着に連動して、剥離され
   るシール部材の少なくとも一部は第二の領域内に押し込
   まれ収納されるように構成されていることを特徴とする
   トナーカートリッジ。
2. （２）現像装置のトナー補給部が第二の領域に挿入され
   る突起部を備えており、トナーカートリッジのトナー補
   給部への装着に際して、シール部材が突起部によりＵ字
   型に第二の領域内に押し込まれることにより、シール部
   材が第一の開口から剥離されることを特徴とする請求項
   １記載のトナーカートリッジ。
3. （３）第一の開口及び第二の開口がカートリッジの装着
   方向を横切る面に設けられている請求項１記載のトナー
   カートリッジ。
4. （４）第一の開口面がカートリッジの装着方向と平行な
   面に、第二の開口面がカートリッジの装着方向を横切る
   面に設けられている請求項１記載のトナーカートリッジ
   。
5. （５）第二の領域における装着方向の寸法は第一の開口
   の幅と同寸法乃至はこれより若干大きい寸法であること
   を特徴とする請求項１記載のトナーカートリッジ。