JP3205547B2 - 粉体又は液体の収納容器及び画像形成装置 - Google Patents

粉体又は液体の収納容器及び画像形成装置

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JP3205547B2 JP20697499A JP20697499A JP3205547B2 JP 3205547 B2 JP3205547 B2 JP 3205547B2 JP 20697499 A JP20697499 A JP 20697499A JP 20697499 A JP20697499 A JP 20697499A JP 3205547 B2 JP3205547 B2 JP 3205547B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子写真方式の
複写機やプリンタ,ファクシミリ等に使用する乾式トナ
ーや湿式トナー等の粉体や液体を収納する容器、特に簡
単な構成で口部を容易に開閉することができる容器に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】電子写真方式を利用した複写機等の画像
形成装置においては、感光体に形成された静電潜像に現
像装置でトナーを付着させて可視化している。この現像
装置に供給するトナー等の粉体や各種液体を収納するた
めに種々の容器が使用されている。この粉体や液体を貯
蔵した容器を保管中や運搬中には容器から粉体や液体が
外部に漏れることを防止するために容器の口部は密閉さ
れ、粉体や液体を供給ときに口部を開口するようにして
いる。この容器の口部を密閉したり開口するために、一
般的には口部に嵌め込んだり、口部を覆う栓を使用して
いる。このような栓を使用した場合には、容器の口部か
ら栓を取り外すときに、容器の内容物が栓に付着してい
たりすると、手や衣服等が汚れる可能性がある。また、
使用後の容器を回収したりする場合は、残存した内容物
による汚染を防止するため、取り外した栓をどこかに保
管し、容器の内容物を使用後に再び口部を密閉するが、
取りは持した栓を紛失することが多い。
【0003】このような栓の取り外しや保管のわずらわ
しさを解消するために、例えば特開平7−5759号公
報に示されたトナー容器は、口部に嵌め込む栓の外部に
摘み部を設け、トナー容器を現像装置に到着したときに
栓の摘み部を現像装置に設けたコレットチャックで掴ん
で一定距離だけ移動してトナー容器の口部を開口し、ト
ナー容器内のトナーを現像装置に供給するようにしてい
る。また、国際公開WO95/24972号公報に示さ
れた液体容器は、口部に設けたコネクタと嵌合するノズ
ルを容器内部に設け、このノズルを移動してコネクタの
開口部を開閉するようにしている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のようにトナー容
器の口部をコレットチャックを使用して開閉するために
は、現像装置に複雑な機構のコレットチャックを設ける
必要があり、現像装置がの構成が容易でないとともに高
価になってしまう。
【0005】また、容器内部に設けたノズルを移動して
コネクタの開口部を開閉する開閉機構は口部に連結する
コネクタとノズルの形状が複雑になり、高度な加工技術
を必要とする。さらに、容器内部に設けたノズルを移動
する移動機構を設ける必要があり、口部の構造が複雑に
なってしまう。
【0006】この発明はかかる短所を改善し、簡単な構
成で口部を容易に開閉することができる粉体又は液体の
収納容器及び画像形成装置を提供することを目的とする
ものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る粉体又は
液体の収納容器は、可撓性を有しベルト状の連結部材の
両端部を容器本体の内壁に連結し、連結部材の中央部に
取り付けた栓を容器本体の口部の容器本体内に設け、容
器本体を押さえると連結部材が変位して栓が容器本体の
口部に挿入されて容器本体の口部が密閉されることを特
徴とする容器本体の内壁と可撓性を有する連結部材で連
結された栓を容器本体の口部の容器本体内に設けたこと
を特徴とする。
【0008】上記容器本体を柔軟性を有する材料で形成
すると良い。また、栓を取り付けた連結部材を容器本体
の内壁に熱溶着すると良い。さらに、上記連結部材の栓
と反対側の容器本体内に柔軟性と弾力性を有し、空気圧
で膨脹して栓の閉塞動作をさせるエアー溜りを設けても
良い。
【0009】この発明に係る他の粉体又は液体の収納容
器は、容器本体の内壁と柔軟性と弾力性を有し、空気圧
で膨脹,収縮するエアー溜りで連結された栓を容器本体
の口部の容器本体内に設けたことを特徴とする。
【0010】また、この発明に係る画像形成装置は現像
剤又は現像液を充填した収納容器を装着したことを特徴
とする
【0011】
【発明の実施の形態】この発明のトナー容器は、合成樹
脂で形成された柔軟な容器本体と、容器本体の口部と、
円錐台状に形成され、容器本体の内部に設けられた栓及
び連結部材を有する。連結部材は合成樹脂でベルト状に
形成され、両端部を容器本体の口部との連結部の内壁に
熱溶着されている。栓は円錐台状に形成され、大径部に
は取手を有し、取手を連結部材の中央部に設けた取付穴
に挿入して栓を位置決めして取り付けたれている。
【0012】このトナー容器に充填装置でトナーを充填
したり、充填したトナーを現像装置に供給するときは、
充填装置又は現像装置に設けた供給ノズルにトナー容器
の口部を嵌合させて押し込みトナー容器を充填装置又は
現像装置に装着すると、供給ノズルの中心部に設けた突
出部で栓を押す。突出部で栓を押すと、柔軟性を有する
連結部材が撓み、栓が口部から押し出されて開口する。
この開口した口部から容器本体にトナーを充填したり、
容器本体内のトナーを現像装置に供給する。このトナー
を充填したトナー容器を充填装置から取り外したり、現
像装置にトナーを供給して内部のトナーを使いきったト
ナー容器を現像装置から取り外したら、柔軟性を有する
容器本体の口部近傍を手で押えて内部の栓を口部に挿入
して口部を密閉する。このようにしてトナー容器の口部
を簡単に開閉することができる。
【0013】
【実施例】図1はこの発明の一実施例の構成を示す断面
図である。例えば電子写真方式を利用した複写機等に使
用するトナー容器1は、図に示すように、合成樹脂で形
成された柔軟な容器本体2と、容器本体2の口部3と、
円錐台状に形成され、容器本体2の内部に設けられた栓
4及び連結部材5を有する。連結部材5は合成樹脂でベ
ルト状に形成され、両端部を容器本体2の口部3との連
結部の内壁に熱溶着されている。栓4は円錐台状に形成
され、大径部には、図2に示すように、取手6を有し、
図2(a)に示すように、取手6を連結部材5の中央部
に設けた取付穴7に挿入して栓4を位置決めして接着し
て連結部材5に取り付けたり、図2(b)に示すよう
に、取手6にフック8を設け、連結部材5の取付穴7に
フックを係止させて栓4を連結部材5に取り付けてい
る。
【0014】上記のように構成されたトナー容器1に充
填装置でトナーを充填したり、充填したトナーを現像装
置に供給するときは、図3に示すように、充填装置又は
現像装置に設けた供給ノズル9にトナー容器1の口部3
を嵌合させて押し込みトナー容器1を充填装置又は現像
装置に装着すると、供給ノズル9の中心部に設けた突出
部10で栓4を押す。突出部10で栓4を押すと、柔軟
性を有する連結部材5が撓み、栓4が口部3から押し出
されて口部3を開口する。この開口した口部3から容器
本体2にトナーを充填したり、容器本体2内のトナーを
現像装置に供給する。このようにトナーを充填したトナ
ー容器1を充填装置から取り外したり、現像装置にトナ
ーを供給して内部のトナーを使いきったトナー容器1を
現像装置から取り外したら、柔軟性を有する容器本体2
の口部3近傍を手で押えて内部の栓4を口部3に挿入し
て口部3を密閉する。このようにしてトナー容器1の口
部3を簡単に開閉することができる。また、充填装置と
現像装置にはトナー容器1の口部3を開口するために中
心部に突出部10を有する供給ノズル9を設ければ良い
から、充填装置と現像装置のトナー供給機構部を簡単な
構成にすることができる。
【0015】上記実施例はトナー容器1の口部3を密閉
するときに容器本体2の口部3近傍を手で押えて内部か
ら栓4を口部3に挿入する場合について説明したが、図
4の断面図に示すように、容器本体2を貫通したエアー
注入口11を有するゴムや柔軟性と弾力性を有する合成
樹脂で形成したエアー溜り12を連結部材5の栓4と反
対側の容器本体2内部に設け、口部3を開口した栓4を
密閉するときに、エアー注入口11から空気を供給して
エアー溜り12を膨脹させ、この膨脹したエアー溜り1
1の圧力により栓4を直接押したり、連結部材5を押し
て栓4を口部3側に移動して口部3を閉じるようにして
も良い。
【0016】このようにエアー溜り12に供給する空気
の圧力により栓4を口部3に挿入して口部を密閉するよ
うにすると、硬質の合成樹脂で形成して剛性を持たせた
容器本体2にも適用することができる。
【0017】また、図5に示すように、エアー溜り12
と栓4を直接連結し、エアー溜り12に供給する空気の
圧力により栓4を口部3に挿入したり、エアー溜り12
に供給したときに収縮するエアー溜り12の弾性力によ
り口部3から栓を引き抜くようにしても良い。このよう
にエアー溜り12に送気したり排気することにより栓を
閉じたり開くことにより、トナー容器1を装着する充填
装置や現像装置で栓4を自動的に開閉することができ
る。
【0018】上記実施例はトナー容器について説明した
が他の粉体や液体を充填する収納用にの口部にも同様に
して適用することができる。
【0019】
【発明の効果】この発明は以上説明したように、容器本
体の内壁と可撓性を有する連結部材で連結された栓を容
器本体の口部の容器本体内に設けたから、口部を密封し
た栓を簡単な機構で取り外すことができる。また、取り
外した栓は容器本体に連結されているから、栓の保管場
所を考えたり紛失することを防ぐことができる。さら
に、容器本体の口部を簡単に開閉することができるか
ら、粉体等の充填装置と複写機等の画像形成装置の現像
装置には容器の口部を開口するために中心部に突出部を
有する供給ノズルを設ければ良く、充填装置と現像装置
の供給機構部を簡単な構成にすることができる。
【0020】また、容器本体を柔軟性を有する材料で形
成することにより、容器本体を外部から掴んで栓を口部
に挿入して密閉することができ、栓の開閉を容易に行う
ことができる。
【0021】さらに、栓を取り付けた連結部材を容器本
体の内壁に熱溶着することにより、容器本体を製造する
時に同時に組み立てることができ、安価に製造すること
ができる。
【0022】また、連結部材の栓と反対側の容器本体内
に柔軟性と弾力性を有し、空気圧で膨脹して栓の閉塞動
作をさせるエアー溜りを設けることにより、栓の閉塞動
作を自動的にできるとともに、剛性を持たせた容器本体
にも適用することができる。
【0023】また、栓を柔軟性と弾力性を有し、空気圧
で膨脹,収縮するエアー溜りで容器本体の内壁と連結す
ることにより、栓を自動的に開閉することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例の構成を示す断面図である。
【図2】連結部材に対する栓の取付けた状態を示す斜視
図である。
【図3】口部を開口した状態を示す断面図である。
【図4】第2の実施例の構成を示す断面図である。
【図5】第3の実施例の構成を示す断面図である。
【符号の説明】 1;トナー容器、2;容器本体、3;口部3、4;栓、
5;連結部材、6;取手、7;取付穴、8;フック、
9;供給ノズル、10;突出部、11;エアー注入口、
12;エアー溜り。

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粉体又は液体を充填し、充填した粉体又
    は液体を供給する収納容器において、可撓性を有しベルト状の連結部材の両端部を容器本体の
    内壁に連結し、連結部材の中央部に取り付けた栓を容器
    本体の口部の容器本体内に設け、容器本体を押さえると
    連結部材が変位して栓が容器本体の口部に挿入されて容
    器本体の口部が密閉される ことを特徴とする粉体又は液
    体の収納容器。
  2. 【請求項2】 上記容器本体は柔軟性を有する材料で形
    成された請求項1の範囲の粉体又は液体の収納容器。
  3. 【請求項3】 上記栓を取り付けた連結部材を容器本体
    の内壁に熱溶着した請求項1又は2記載の粉体又は液体
    の収納容器。
  4. 【請求項4】 上記連結部材の栓と反対側の容器本体内
    に柔軟性と弾力性を有し、空気圧で膨脹して栓の閉塞動
    作をさせるエアー溜りを有する請求項3記載の粉体又は
    液体の収納容器。
  5. 【請求項5】 粉体又は液体を充填し、充填した粉体又
    は液体を供給する収納容器において、 容器本体の内壁と柔軟性と弾力性を有し、空気圧で膨
    脹,収縮するエアー溜りで連結された栓を容器本体の口
    部の容器本体内に設けたことを特徴とする粉体又は液体
    の収納容器。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至5のいずれかに記載の粉体
    又は液体の収納容器において、現像剤又は現像液を充填
    したことを特徴とする粉体又は液体の収納容器
  7. 【請求項7】 請求項6記載の現像剤又は現像液を充填
    した収納容器を装着したことを特徴とする画像形成装
    置。
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