JPH11227789A - 補給容易な袋体 - Google Patents

補給容易な袋体

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Publication number
JPH11227789A
JPH11227789A JP4293498A JP4293498A JPH11227789A JP H11227789 A JPH11227789 A JP H11227789A JP 4293498 A JP4293498 A JP 4293498A JP 4293498 A JP4293498 A JP 4293498A JP H11227789 A JPH11227789 A JP H11227789A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lower wall
tongue
opening
piece
bag
Prior art date
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Pending
Application number
JP4293498A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihiro Iketani
嘉裕 池谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP4293498A priority Critical patent/JPH11227789A/ja
Publication of JPH11227789A publication Critical patent/JPH11227789A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 内容物である粉粒体を目で確かめながら補給
するのに有用な袋体を提供する。 【解決手段】 凸レンズ状の開口部(2)となる箇所に
舌状片(13)を下壁(12)に連続して設け、下壁
(12)と舌状部材(3)との境目に塑性変形部材(1
4)をとりつけるとともに、この部分に段付けを形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、微粒子状ないし顆
粒状物の取り出しがスムーズに行えるとともに、容易に
製造できる補給容易な袋体に関する。
【0002】
【従来の技術】電子写真複写機、ファクシミリ、プリン
タなどの現像装置には、トナーが随時補給される。その
ためのトナー容器には(1)大量のトナーが充填できる
筒状容器であって、現像装置にセットしてそこから少し
ずつトナーを現像部に供給できるようにしたもの、
(2)図4に示したような袋体であって、トナーを現像
部に供給する際には、袋体に設けられた密封シール8を
剥がし、そこからトナーを排出するようにしたもの、等
がある。図4中、9は密封シール8を剥がすための切れ
目(開封スタート用カット線)である。後者(2)の袋
体は前者(1)の筒状容器に比べて製造費が廉いという
利点がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、前記の袋体は
開口部が袋体の全巾にカットされているため開口部が大
きくなっており、不用意に袋体を傾けると一度に多くの
トナーが現像部に供給され、往々にして多すぎて供給さ
れたトナーが現像部からあふれてしまうことがある。ま
た開口部をカットした形状が袋体の表面と裏面とで同一
線状にくるため、袋体から補給されるトナーが開口部近
くにどのくらいたまっているか把握しにくく、これが感
覚にたよっているトナー補給をむずかしいものにしてい
る。
【0004】本発明の目的は、開口部にどのくらいの量
の微粉砕物、顆粒状物があるか目視でき、目で確かめな
がら補給あるいは取り出すことができる袋体を提供する
ものである。本発明の他の目的は、例えば内容物である
現像剤を中心部分に集中させてユニットへ提供できる袋
体を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、第一
に、上壁と下壁とが開口部を除いて縁辺で貼着又は溶着
され、該下壁には該開口部から連続して該下壁の厚みよ
り薄い厚みの舌状片が折り返し可能に設けられており、
その舌状片と該下壁の境目にそって塑性変形する部材が
設けられていることを特徴とする補給容易な袋体が提供
される。
【0006】また本発明によれば、第二に、前記舌状片
の周縁近傍に離型剤が塗工され、その舌状片が折り返さ
れて離型剤の塗工部があたるところの上壁に接着剤が塗
工されていることを特徴とする上記第一の補給容易な袋
体が提供される。第三に、舌状片が三角形状であること
を特徴とする上記第一、第二の補給容易な袋体が提供さ
れる。第四に、三角形状の舌状片はその縁辺にそって帯
状凸起が形成されていることを特徴とする上記第三の補
給容易な袋体が提供される。
【0007】本発明の袋体は開口部からとび出した舌状
片が下壁との関連で段付き形状(図1(b))になって
おり、この舌状片と、開口部の開き加減を調節できる塑
性変形部材との働きにより、内容物である粉粒物を目で
確めながら容易にとり出すことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】図1(a)は、本発明の基本的な
袋体であって、内容物を補給するため開口した状態を表
している。上壁11と下壁12とは開口部2側を除き三
方で塞がれており、下壁12には舌状片13が連続して
一体的に設けられている。また、舌状片13の下壁12
との境目には塑性変形部材14が設けられている。この
袋体において、塑性変形部材14の両側から内方に向け
て力を加えれば、開口部は凸レンズ状に開口する。
【0009】下壁12の厚さは、図1(b)に示したよ
うに、塑性変形部材4の位置より高くなるように厚く設
定される。舌状片13の縁辺には、離型剤3が塗工され
ているのが望ましい。そして、舌状片13が折りまげら
れて上壁11に接するその上壁11の部分には接着剤4
が塗工されているのが望ましい。従って、舌状片13の
縁辺を上壁11に押しつけるだけで袋体の密封が行なわ
れ、また、舌状片13を上壁11から剥がすことで、袋
体の開封が行われる。舌状片13に接着剤を塗工し、上
壁11に離型剤を塗工するようにしてもよいがその逆の
方が内容物の補給を考えた場合有利である。
【0010】図2は舌状片13を三角形状にした例であ
る。この場合、三角形状舌状片13aは袋体の密封を兼
ねることから、開口部2寄りの箇所は、上壁11と同じ
幅を有しているのが好ましい。これによって袋体の密封
が完全に行なわれるとともに、供給部が小さく狭くても
舌状片13aからの粉粒体の補給がより容易になる。
【0011】図3は、舌状片13aの縁辺に帯状凸起5
が形成された状態を表している。これによって、粉粒体
は帯状凸起5に導かれて排出されるため、より補給がし
やすくなる。帯状凸起5の高さは厳密に決められる必要
はなく、袋体製造時のプレスによって形成することがで
きる。
【0012】本発明の袋体は、例えばポリエチレン、ナ
イロン、アルミニウム箔、PETなどを貼り合わせた包
装材料を打ち抜き、折リたたまれた際、下壁12の内側
になる箇所に樹脂シートを貼りあわせ、開口部2を除い
て上壁11、下壁12のそれぞれの縁辺を貼りあわせ
る。この貼りあわせは溶着、接着剤など適宜な手段がと
られてもよい。下壁12と舌状片13(13a)の境目
で舌状片13(13a)側には塑性変形部14がとりつ
けられているが、この取付けは接着剤などによるのが望
ましい。
【0013】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、粉粒体を容易
に補給することができる。請求項2の発明によれば、一
定量補給し残りの粉粒体をしまっておくのに有利であ
る。請求項3の発明によれば、供給部が小さかったり狭
かったりしても粉粒体の補給が簡単に行なえるようにな
る。請求項4の発明によれば、案内となる帯状凸起の存
在により粉粒体の補給がより確実に行なえるようにな
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(a)は本発明の開口状態の袋体の斜視
図、図1(b)は袋体開口部近傍の舌状片、塑性変形部
材、下壁の位置関係を説明するための図である。
【図2】本発明の袋体の他の例の図である。
【図3】本発明の袋体のさらに他の例の図である。
【図4】従来の袋体の一例の図である。
【符号の説明】
2 開口部 3 離型剤 4 接着剤 5 帯状凸起 8 密封シール 9 開封スタート用カット線 11 上壁 12 下壁 13、13a 舌状片 14 塑性変形部材

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上壁と下壁とが開口部を除いて縁辺で貼
    着又は溶着され、該下壁には該開口部から連続して該下
    壁の厚みより薄い厚みの舌状片が折り返し可能に設けら
    れており、その舌状片と該下壁の境目にそって塑性変形
    する部材が設けられていることを特徴とする補給容易な
    袋体。
  2. 【請求項2】 前記舌状片の周縁近傍に離型剤が塗工さ
    れ、その舌状片が折り返されて離型剤の塗工部があたる
    ところの上壁に接着剤が塗工されていることを特徴とす
    る請求項1記載の補給容易な袋体。
  3. 【請求項3】 前記舌状片が三角形状であることを特徴
    とする請求項1又は2記載の補給容易な袋体。
  4. 【請求項4】 前記三角形状の舌状片はその縁辺にそっ
    て帯状凸起が形成されていることを特徴とする請求項3
    記載の補給容易な袋体。
JP4293498A 1998-02-09 1998-02-09 補給容易な袋体 Pending JPH11227789A (ja)

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JP4293498A JPH11227789A (ja) 1998-02-09 1998-02-09 補給容易な袋体

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013075668A (ja) * 2011-09-29 2013-04-25 Sharp Corp 梱包用内袋および梱包方法
JP7245482B1 (ja) * 2022-10-07 2023-03-24 牧野 郁美 チャック付き保存袋

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