JPH03104510A - 歯車の歯形整形装置 - Google Patents

歯車の歯形整形装置

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JPH03104510A
JPH03104510A JP24176089A JP24176089A JPH03104510A JP H03104510 A JPH03104510 A JP H03104510A JP 24176089 A JP24176089 A JP 24176089A JP 24176089 A JP24176089 A JP 24176089A JP H03104510 A JPH03104510 A JP H03104510A
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cutter
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秀記 野口
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松栄 真二
Ryoichi Matsubara
松原 良一
Senzaburou Morimoto
森本 選三郎
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    • B23F23/12Other devices, e.g. tool holders; Checking devices for controlling workpieces in machines for manufacturing gear teeth
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23FMAKING GEARS OR TOOTHED RACKS
    • B23F19/00Finishing gear teeth by other tools than those used for manufacturing gear teeth
    • B23F19/10Chamfering the end edges of gear teeth
    • B23F19/12Chamfering the end edges of gear teeth by grinding

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  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Gear Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は歯車製造装置に関し、特に、歯切加工終了後に
、該歯車の縁部の面取・パリ取を実施するために用いら
れる歯車の歯形整形装置に関する。
従来の技術 一般に、平歯歯車の製造においては、歯車用ホブにより
インボリュート歯形を創戊切削した後に、歯形側縁部の
面取加工、パリ取加工等を実施して歯車の歯形を整形す
るようにしている。そして、歯切加工はかなりの部分が
自動化されているのに対し、この歯形整形の自動化は遅
れており、作業者がその先端に円形砥石を取り付けたハ
ンドグラインダ等で面取、パリ取加工を手作業により実
施しているのが現状である。
発明が解決しようとする課題 このように従来は歯形整形を手作業で実施していたため
、面取幅が一定にならないなど、精度の良い加工ができ
ないという問題があった。特に、軸付歯車(ビニオンシ
ャフト)の歯形整形作業においては、歯底部とシャフト
部が近接しているため、シャフト部に砥石が干渉し、そ
の作業性が悪いとともに、シャフト部等の加工すべきで
ない部分に砥石を接触させてしまい、品質を劣化させて
しまうなどの問題があった。
また、超硬カッター等により作業を実施した場合には切
削粉等が飛散し、作業者の健康を害するという問題もあ
った。
本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的とするところは、歯車側縁部の面取、パリ取等の
歯形整形を自動で実施することができる歯車の歯形整形
装置を提供することである。
課題を解決するための手段 上述した技術的課題を解決するため、以下に示す歯車の
歯形整形装置を提供する。
本発明に係る歯車の歯形整形装置は、その軸方向両端に
基準穴を有する被整形歯車(歯切加工が終了した状態の
もの)を、被整形歯車の中心軸が基準軸近傍に位置する
ように載置する手段と、該基準軸上に載置手段を挟んで
対向配置された一対の円錐状センタを、該基準軸方向に
移動可能に構威してなる芯出手段と、被整形歯車を位置
決め可能に回転する歯車回転手段を具備している。前記
芯出手段の一方のセンタは他方のセンタ側に抑圧・移動
する手段に取り付けられ、該他方のセンタは該一方のセ
ンタ側に付勢する付勢手役に取付けられている。前記歯
車回転手段は、芯出手役の他方のセンタ近傍に前記基準
軸を中心として回転自在に設けられた支持部材上に複数
の先端が鋭利な突起状クランブ爪を配設し、この支持部
材を位置決め可能に回転するモータを設けて構成してい
る。
そして、本歯車の歯形整形装置はさらに、第1面取手段
、第2面取手段、センサ手段、及び制御手段を具備して
いる。第1面取手段は被整形歯車の縁部に接触して該縁
部を研削するカッター手段のカッターを棒状に形成し、
該カッター手段を3軸直交座標系の少なくとも1軸方向
に位置決め可能に移動せしめるカッター移動手段に、可
撓性を有するサポートアームを介して取り付けて構成し
ている。第2面取手段はモータにより回転される砥石を
有する砥石手段を、該砥石の回転中心が被整形歯車の軸
に直交する面内で回転するように回転自在に支持手段に
軸支し、該砥石手段の該支軸から離間した位置に下から
当接し、該砥石手段を回転せしめるシリンダ手段を設け
て構成している。
センサ手段は前記基準軸と平行な方向に移動可能に構威
したセンサ移動手段に、被整形歯車の歯先を検出するセ
ンサを取付けて構成したものであり、制御手段は前記歯
車回転手段、及び第1面取手段をセンサ手段からの信号
と被整形歯車の歯形データに基づいて所定のタイミング
で制御するとともに、芯出手段、第2面取手段、センサ
手段等の動作時期を制御するものである。
作   用 以下、本発明の作用を実際の歯車の歯形整形を実施した
際の動作に従って説明する。
作業者により被整形歯車が載置手股上にセットされ、本
歯形整形装置の運転が開始されると、芯出手段の円錐状
に形或されたセンタの一方が被整形歯車側に移動して被
整形歯車の一方の基準穴に挿入され、さらに、該一方の
センタにより被整形歯車は押圧・移動されて、被整形歯
車の他方の基準穴に他方のセンタが挿入され、被整形歯
車の中心軸が基準軸に一致される。被整形歯車はさらに
、該一方のセンタにより押圧されると、他方のセンタが
付勢手段の付勢力に抗して移動し、被整形歯車の端面が
該他方のセンタ近傍に配置された複数の先端が鋭利なク
ランプ爪に当接し、このクランプ爪の先端が被整形歯車
の端面に若干食い込んだ状態で、該一方のセンタの移動
が停止する。
次いで、被整形歯車の歯先検出用のセンサが移動して被
整形歯車の側方に位置し、制御手段により歯車回転手段
が駆動され、クランブ爪が配設された支持手段が回転す
ることにより、該クランブ爪を介して被整形歯車に回転
力が伝達されて、被整形歯車が回転する。前記センサに
より被整形歯車の歯先の1つが検出されると、制御手段
は歯車回転手段の駆動を停止し、この位置を基準位置と
する。
制御手段により第1面取手段のカッターの回転が開始さ
れ、被整形歯車の歯形データに従って、歯車回転手段、
カッター移動手段が適宜、制御・駆動されて被整形歯車
の側縁部の面取が自動でなされるようになっている。前
記歯形データは、例えばティーチングにより1歯につい
て8点の座標値として制御手段にインプットされており
、この8点間をカッターが直線補間移動するように制御
される。一方、第2面取手段については、被整形歯車を
載置手股上にセットするときには、シリンダ手段により
砥石が被整形歯車と離間する方向に押し上げられた状態
となっており、シリンダ手段による押し上げが解放され
ることにより、砥石は自重により被整形歯車の第1面取
手段により面取されている以外の歯車縁部に接触し、面
取が行われるようになっている。
実  施  例 以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図は軸付歯車(ピニオンシャフト〉の歯形整形を行
うために構成した本発明一実施例の全体構成を示す斜視
図である。
本実施例における歯形整形装置は被整形歯車を載置する
載置台110、歯車回転手段l20、押圧手段130、
面取手1i140、パリ取手段150、センサ手段16
0が基台1上に配置され、図示はしていないが、これら
の手段を制御する手段とで構成されている。本歯形整形
装置が対象とする被整形歯車は、図中中央部に示されて
いるように軸部100aの両端に平歯B100b.10
0Cが形或された軸付歯車100である。載置台110
は2本のレールl10a.110aを有しており、レー
ル110a,110aの一端部近傍には凹部が形成され
、軸付歯車100の軸部100aがこれら凹部に支承さ
れる形で軸付歯車100が載置され、軸付歯車100の
概略の位置決めがなされるようになっている。尚、第1
図において、パリ取手段130の近傍には切削粉を吸引
するための吸引器170が設けられている。
以下、各構戒手段について説明する。
第2図及び第3図は面取手段140の構成を示す図であ
り、第2図は断面図、第3図は一部破断斜視図である。
基台1の上面にはベアリングヶース2がボルトにより固
着されており、ベアリングケース2に形或された縦設穴
にはベアリング3がその外輪が固着される形で取り付け
られ、このベアリング3の内輪にはシャフト4が挿入固
定されている。6は基台1の下側に設けられたステンビ
ングモータであり、ステッピングモータ6はフランジ7
を介してベアリングケース2に固定されており、その出
力回転軸はカブリング5を介してシャフト4の下端に連
結されている。ステッピングモータ6の下側にはさらに
7ランジ10を介してエンコーダ9が取り付けられてお
り、ステツビングモータ6の出力回転軸とエンコーダ9
の人力回転軸がカブリング8を介して連結されている。
シャフト4の上側端部には横設穴11aを有するアーム
固定部材11が一体的に固着されており、このアーム固
定部材1lの横設穴11aにアーム12が挿入されネジ
12aにより固定されている。
14は弾性を有する部材により略コの字状に形或されて
なるサポートアームであり、サポートアーム14の壁部
にはそれぞれ横設穴が形成され、方の横設穴にアーム1
2の先端が挿入されてネジ固定されている。他方の横設
穴にはサポート15の一端が挿入され、ネジ固定されて
いる。サポート15の他端側は凸状に形成され、この凸
部にジョイント16の凹状に形或された一端側が嵌合さ
れ、ネジにより固定されている。ジョイント16の他端
側にはスリ割り虜を有する穴17が形或され、この穴1
7に超硬ロータリカッター19が取り付けられたエアモ
ータ18が挿入されてネジにより固定されている。この
ロークリカッター19は小径(φ5mm)の棒状カッタ
ーである。
ベアリングケース2にはサポートプレート20が螺合さ
れており、このサポートプレート20上には3個のリミ
ットスイッチ21が配設され、アームl2の回転による
位置が検出されるようになっている。検出値は制御手段
に送られ、アーム12の回転角度が制限されるようにな
っている。
第4図及び第5図は歯車回転手段120の構成を示す図
であり、第4図は断面図、第5図は一部破断斜視図であ
る。基台1の上面にはケーシング24が固着され、ケー
シング24に形戊された横設穴にはベアリング25がそ
の外輪が固着される形で取り付けられ、ベアリング25
の内輪にはシャフト26が挿入固定されている。このシ
ャフト26の一端部には穴26aが形或され、この穴2
6a内には圧縮コイルバネ27を介してその先端が円錐
状に形成されたローリングセンタ28が摺動自在に設け
られている。シャフト26の穴26aが形或された側の
端面にはその先端が鋭利に形或された3個のクランプ爪
30が配設されている。
シャフト26の他端側にはブーり31が固着され、この
ブーIJ 3 1と基台1の下部に取り付けられたステ
ッピングモータ33の回転軸に固着されたブーり34と
の間に無端状のタイミングベルト32が巻回されている
。さらにブーり31の後方にはフランジ37を介してエ
ンコーダ36が設けられ、ブーり31の回転がカブリン
グ35を介してエンコーダ36の人力回転軸に伝達され
るようになっている。
歯車回転手段120の近傍には、第5図に示されている
ように、センサ手段160が設けられている。歯車回転
手段120のケーシング24の横端面には、シリンダ受
けプレート38がボルトにより固着され、このシリンダ
受けプレート38にピストン40をスライドせしめるシ
リンダ39が固着されている。ケーシング24の横端面
にはさらに、2本のガイドシャフト41.41をスライ
ド可能に嵌合したサポート42がボルトにより固着され
、ガイドシャフ}41.41の両端部にはそれぞれプレ
ー}43.43が固着されている。
このプレート43の一方の中央部にはピストン40の先
端が固着されており、他方のプレート43には被整形歯
車の歯先検出用のセンサ44が取り付けられている。こ
のセンサ44は被整形歯車の歯形を検出することができ
る。
第7図は歯車回転手段120に対して載置台llOを挟
んで対向する位置に設けられた押圧手段130の構戒を
示す斜視図である。基台l上には横設穴が形成されたシ
リンダ受けサポート45がボルトにより固着され、この
シリンダ受けサポート45の後方にエアシリンダ46が
取り付けられている。47はシリンダ受けサポート45
の横設穴にスライド自在に設けられたピストンであり、
このピストン47の一端側はエアシリンダ46に連結さ
れ、他端にはその先端部が円錐状に形或されたローリン
グセンタ48が固着されている。
パリ取手段150の構成を第1図及び第6図を参照して
説明する。第6図はパリ取手段150の一部を示す斜視
図である。まず、第1図を参照すると、基台1上には突
起部49aを有する第l支持部材49がネジにより固着
されており、この突起849aには第2支持部材50の
一端部側がスライド可能に嵌合され、ネジにより固定さ
れている。第2支持部材50の先端部には、第3支持部
材51が連結部材52を介することによって位置調整可
能に取り付けられている。
第6図を参照すると、第3支持部材51の連結部材52
の反対側にはモータサポート51aが一体固着され、モ
ータサポート51a上にはトラ二オンサポート53が取
り付けられており、このトラニオンサポート53にトラ
二オン54が回転自在に軸支されている。トラ二オン5
4には貫通穴55が形或されており、この貫通穴55に
パリ取モータ56の胴体部分が挿入され、ネジ56a,
56aにより固定されている。パリ取モータ56の先端
部には砥石60が取り付けられている。モータサポート
51aには、その先端にボス59が取り付けられたピス
トンロッド58を有する駆動シリンダ57が取り付けら
れ、このボス59はパリ取モータ56の胴体の下側に当
接しており、駆動シリンダ57が作動されることにより
、パリ取モータ56が回転されるようになっている。
第8図は制御手段の概略構戒を示すブロック図テアる。
ベースユニット200上には、3Kb ]tのEPRO
Mを有するCPU2 0 1が搭載され、このCPU2
 0 1には位置決めユニット202、高速カウンタユ
ニット203、位置決めユニット204、高速カウンタ
ユニッ} 2 0 5、及び人力ユニット206、出力
ユニット207が接続されている。位置決めユニット2
02には位置決めティーチングユニット208が接続さ
れている。
ステッピングモータユニット209は、歯車回転手段1
20のステッピングモータ33と、これを駆動するステ
ッピングモータドライブユニット210からなり、位置
決めユニット202は、ステッピングモータドライブユ
ニット210に正転バルス及び逆転パルスを送出し、ス
テッピングモータ33の回転が制御される。ステッピン
グモータ33の駆動軸に連動されるエンコーダ36から
の帰還パルスは高速カウンタユニット203に入力され
、この信号がCPU2 0 1に渡されて、ステッピン
グモータ33がループ制御される。また、ステッピング
モータドライブユニット210にはCPU2 0 1か
ら非常停止等の信号211が直接送出されるようになっ
ている。
ステッピングモータユニッ}212は、面取手段140
のステッピングモータ6と、これを駆動するステッピン
グモータドライブユニット213からなり、位置決めユ
ニット204は、ステッピングモータドライブユニット
213に正転パルス及び逆転パルスを送出し、ステッピ
ングモータ6の回転を制御する。ステッピングモータ6
の駆動軸に連動されるエンコーダ9からの帰還パルスは
高速カウンタユニット205に入力され、この信号がC
PU2 0 1に渡されて、ステッピングモータ6がル
ープ制御される。また、ステッピングモータドライブユ
ニット213にはCPU2 0 1から非常停止等の信
号214が直接送出されるようになっている。
センサ手段160の歯先検出用センサ44からの信号、
リミットスイッチ21、その他のrJミットスイッチか
らの信号、及び操作ボタン等からの信号は入力ユニット
206を介してCPU2 0 1に入力され、押圧手段
130のエアシンダ46の駆動、センサ手段160のシ
リンダ39の駆動、パリ取手段150の駆動シリンダ5
7の駆動等は出力ユニット207を介して制御される。
パイロットランプの点燈や各種のリレー等もこの出力ユ
ニット207を介して制御される。尚、同図において、
LSはリミットスイッチ、FBはプッシュボタン、SO
Lはソレノイド、PLはパイロットランプ、Rはリレー
を意味している。
然して、作業者により軸付歯車100が載置台110上
にセットされ、運転開始ボタンが押されると、まず、押
圧手段130のエアシリンダ46の電磁弁が開かれ、ロ
ーリングセンタ48が軸付歯車100側に移動して軸付
歯車100の基準穴に挿入され、さらに、ローリングセ
ンタ48により軸付歯車100は押圧・移動されて、軸
付歯車100の他方の基準穴に、歯車回転手段120側
に設けられたローリングセンタ28が挿入され、軸付歯
車100の中心軸が基準軸に一致される。
軸付歯車100はさらに、押圧手段130側のローリン
グセンタ48により押圧されると、歯車回転手段120
側のローリングセンタ28が圧縮バネ27の付勢力に抗
してシャフト26の穴26a内に入り込み、軸付歯車1
00の端面がローリングセンタ28近傍に配置された複
数の先端が鋭利なクランブ爪30に当接し、このクラン
ブ爪30の先端が軸付歯車l00の端面に若干食い込ん
だ状態で、エアシンダ46の電磁弁が閉じられ、ローリ
ングセンタ48の移動が停止されて、この状態で保持さ
れる。
次いで、センサ手段160のシリンダ39によりピスト
ン40が突出し、これに連動してセンサ44が移動し、
軸付歯車の平歯部100bの側方に位置して検出を開始
する。制御手段により歯車回転手段120のステッピン
グモータ33の回転が開始され、これに連動してクラン
ブ爪30が配設されたシャフト26が回転することによ
り、このクランブ爪30を介して軸付歯車100に回転
力が伝達されて軸付歯車100が回転する。前記センサ
44により軸付歯車100の平歯部100bの歯先の1
つが検出されると、制御手段はステッピングモータ33
の回転を停止し、この位置をステッピングモータ33及
びエンコーダ36の基準位置とする。
そして、制御手段により面取手段140のエアモータl
8の回転が開始され、ステッピングモータ6と、歯車回
転手段120のステッピングモータ33が歯形データに
基づいて適宜、制御・駆動され、軸付歯車100の平歯
部ioobの軸部l00a側側縁部の面取が実施される
この制御に使用される歯形データは第9図に示されてい
るように、一歯について8点(PL〜P8)分のデータ
であり、この8点間をカッターl9が直線補間移動する
ように、ステッピングモーク6及び33の回転が制御さ
れる。カッターl9が取り付けられたエアモータ18は
サポートアーム14を介してアーム12に取り付けられ
ているから、上記8点間を直線補間移動しても、サポー
トアーム14が弾性変形することにより実際の歯形に沿
った適度な面取が行われる。
一方、上記面取手段140による面取と同時にパリ取手
段150のパリ取モータ56の回転が開始され、駆動シ
リンダ57によりピストンロッド58が引込まれること
により、パリ取モータ56が自重で回転し、先端の砥石
60が軸付歯車100の平歯部100Cの軸部100a
側でない方の縁邪に接触し、この部分の面取が行われる
。このパリ取手段150が駆動シリンダ57により回転
しうるように構成されているのは、軸付歯車100を載
置台110に載置する際に障害とならないようにするた
めである。また、上記のセンサ手段160がシリンダ3
9により移動しうるように構成されているのも同様の理
由による。
制御手段において歯車回転手段120及び面取手段14
0の制御のために使用される被整形歯車の歯形データは
、手入力によりインプットすることができるようになっ
ているとともに、ティーチング方式によりインプットす
ることもできる。即ち、センサ手段160は被整形歯車
の歯先のみならず歯形をも検出することができるもので
あるとともに、この制御手段は位置決めティーチングユ
ニット208を有しており、整形を実施する前に被整形
歯車を歯車回転手段120により回転せしめて、センサ
手段160により歯形を検出することにより、概略の歯
形データを自動入力することができるようになっている
。歯形データは例えば、第9図に示されているように、
1歯について8点(Pi〜P8)の座標データであり、
第10図(a)及び(b)に示されているような手順で
新規に作戊し、または、自在に修正することができる。
第10図(a)及び山)は上記歯形データの変更時の操
作手順を示す図であり、(a)は第9図のカッター移動
軸(横軸X)の回転角度データの入力又は修正を、(b
)は第9図の歯車回転軸(縦軸y)の回転角度データの
入力又は修正を示している。カッター移動軸についての
データの変更は第10図(a)に示されているように、
まず、手動モードであることを確認し、例えば、F2キ
ー(ファンクションキー)を押す。
修正したいデータ番号(Pi〜P8)を入力し、読出し
キーを押す。対応するデータが表示され、変更する場合
には新しいデータをインプットし、書き込みキーを押す
。データ表示後、データを変更しない場合には次に処理
したいデータ番号を押し、以下これらを必要回数繰り返
すことにより、データの変更を行う。歯車回転軸につい
てのデータの変更手順は、同図(b)に示される通りで
あり、(a)の場合と同様なのでその説明は省略する。
本実施例によれば、面取手段140のカッター19を棒
状の小径カッターとすることにより、軸付歯車100の
平歯部100bの軸部100a側の縁部を該軸部100
aに干渉することなく、面取加工ができ、このカッター
19は弾性を有するサポートアーム14を介して設けら
れているから、軸付歯車100の面取時に、はじかれて
破損することが少なくなるとともに、実際の歯車の歯形
と、制御に用いられる歯形データとの誤差等を吸収でき
、適宜な面取を行うことができる。また、第10図を参
照して説明したように、歯形データの変更等が容易に実
施できるので、形状が異なる種々の歯車の面取を行うこ
とができその汎用性が高い。
さらに、本実施例の構成では、面取手段140とパリ取
手段150を設けているから、1度に2箇所の面取を実
施することができ、その効率が高いとともに、ティーチ
ング方式により被整形歯車の歯形データを容易に入力す
ることができ、その操作性が良い。
発明の効果 本発明は以上詳述したように、歯切加工終了後の歯車の
歯形側縁部の面取、パリ取等の歯形整形を自動で実施す
ることができるから、ロッド間でバラツキが少なく、精
度の良い加工をなすことができるようになるとともに、
作業者を悪環境から解放することができるという効果を
奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明一実施例の全体構成を示す斜視図、 第2図は本発明一実施例の面取手段の構成を示す断面図
、 第3図は本発明一実施例の面取手段の構成を示す一部破
断斜視図、 第4図は本発明一実施例の歯車回転手段の構成を示す断
面図、 第5図は本発明一実施例の歯車回転手段の構成を示す一
部破断斜視図、 第6図は本発明一実施例のパリ取手段の構成を示す一部
破断斜視図、 第7図は本発明一実施例の抑圧手段の構成を示す一部破
断斜視図、 第8図は本発明一実施例の制御手段の構成を示すブロッ
ク図、 第9図は本発明一実施例の歯形データを説明するための
図、 第10図(a)及び6)は本発明一実施例の歯形データ
の作戊及び変更の手順を示す図である。 1・・・基台、 6・・・ステッピングモー夕、 2・・・アーム、 4・・・サポートアーム、 9・・・カッター 6・・・シャフト、 7・・・圧縮コイルバネ、 8・・・ローリングセンタ、 0・・・クランブ爪、 3・・・ステッピングモー夕、 9・・・シリンダ、 4・・・センサ、 6・・・エアシリンダ、 8・・・ローリングセンタ、 7・・・駆動シリンダ、 6・・・パリ取モータ、 0・・・砥石、 0・・・軸付歯車、 0・・・載置台、 0・・・歯車回転手段、 0・・・押圧手段、 0・・・面取手段、 0・・・パリ取手段、 0・・・センサ手段。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)その軸方向両端に基準穴を有する被整形歯車を、
    該被整形歯車の中心軸が基準軸近傍に位置するように載
    置する手段と、 該基準軸上に該載置手段を挟んで対向配置された一対の
    円錐状センタを、該基準軸方向に移動可能に構成してな
    る芯出手段と、 該被整形歯車を位置決め可能に回転する歯車回転手段と
    、 該被整形歯車の縁部に接触して該縁部を研削するカッタ
    ーと該カッターを回転駆動するモータを有するカッター
    手段を、3軸直交座標系の少なくとも1軸方向に位置決
    め可能に移動せしめるカッター移動手段に取り付けてな
    る第1面取手段と、該被整形歯車の歯先を検出するセン
    サ手段と、該センサ手段からの信号と被整形歯車の歯形
    データに基づいて、前記各手段を所定のタイミングで制
    御する手段を具備してなることを特徴とする歯車の歯形
    整形装置。
  2. (2)前記第1面取手段のカッターは棒状に形成されて
    おり、該カッター手段は可撓性を有するサポートアーム
    を介して、前記カッター移動手段に取り付けられている
    ことを特徴とする請求項1記載の歯車の歯形整形装置。
  3. (3)前記芯出手段の一方のセンタを他方のセンタ側に
    押圧・移動する手段に取り付け、該他方のセンタを該一
    方のセンタ側に付勢する付勢手段に取り付けて構成した
    ことを特徴とする請求項1記載の歯車の歯形整形装置。
  4. (4)前記芯出手段の他方のセンタ近傍に前記基準軸を
    中心として回転自在に設けられた支持部材上に複数の先
    端が鋭利な突起状クランプ爪を配設し、該支持部材を位
    置決め可能に回転するモータを設けて、前記歯車回転手
    段を構成したことを特徴とする請求項3記載の歯車の歯
    形整形装置。
  5. (5)前記センサ手段は、前記基準軸と平行な方向に移
    動可能に構成したセンサ移動手段に、該被整形歯車の歯
    先を検出するセンサを取り付けて構成していることを特
    徴とする請求項1記載の歯車の歯形整形装置。
  6. (6)モータにより回転される砥石を有する砥石手段を
    、該砥石の回転中心が被整形歯車の軸に直交する面内で
    回転するように回転自在に支持手段に軸支し、該砥石手
    段の該支軸から離間した位置に下から当接し、該砥石手
    段を回転せしめるシリンダ手段を設けてなる第2面取手
    段を具備したことを特徴とする請求項1記載の歯車の歯
    形整形装置。
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